- 860 名前:名も無きAAのようです 投稿日:2012/08/19(日) 01:40:39 ID:WcsMxKzg0
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人違いだったようです
- 861 名前:名も無きAAのようです 投稿日:2012/08/19(日) 01:41:35 ID:WcsMxKzg0
- ('A`)「あれ?お前さっき、VIP町で誰かと歩いてなかったか?」
( ´_ゝ`)「?いや、俺はずっと此処でブーンとだべってたけど?」
('A`)「嘘だろ。さっきVIPの本屋から出てくるの確かに見たぞ」
( ^ω^)「兄者はずっと此処にいたお?かれこれ一時間くらい」
('A`;)「マジで?……でも、あれは確かに兄者だったぜ」
( ´_ゝ`)「まだ言うか。単なる人違いだろ」
('A`;)「そんな筈無ぇよ。……ひょっとすると……」
( ^ω^)「なんだお?」
('A`;)「俺がさっき見たのって、ドッペルゲンガーってやつじゃないか?
ほら、本人が会うと死ぬってやつ!」
( ´_ゝ`)「ねーーーよwwwww」
( ^ω^)「オカルト大好き厨二男子脳乙wwwww」
- 862 名前:名も無きAAのようです 投稿日:2012/08/19(日) 01:42:27 ID:WcsMxKzg0
- ('A`#)「マジだって!確かに見たんだよ!」
( ´_ゝ`)「だーから見間違いだって。
お前最近ネトゲのしすぎでまた視力落ちたんじゃないの?」
('A`#)「レンズはめてるっつの!現在視力1.5!」
( ^ω^)「あ……わかった!
もしかしてドクオが見たのって、弟者だったんじゃないのかお?」
('A`)「おとじゃ?」
( ^ω^)「兄者の双子の弟だお。
ブーンも最初見た時、兄者と見間違えたお」
('A`;)「は?双子の弟?お前そんなのいたのかよ。初耳だぞ」
( ´_ゝ`)「名前の由来少し考えたら想像つく件www」
('A`;)「……そういえば……。服装とかいつもより洒落乙だったような……」
( ^ω^)「判断基準そこwww」
( ´_ゝ`)「暗喩にダサいって言われた俺涙目」
- 863 名前:名も無きAAのようです 投稿日:2012/08/19(日) 01:43:19 ID:WcsMxKzg0
- ( ´_ゝ`)「ま、これで決まりだな。
ドクオが見たのは俺じゃなくて弟者。これでこの話は終了。おk?」
('A`;)「で、でもよ……」
( ^ω^)「なんだ、まだ納得出来ないのかお?
そうだ、なんなら今弟者に電話して確かめてみるお!」
( ´_ゝ`)「えー、そこまでしなくても……」
( ^ω^)「ぽちぽちっとな」
- 864 名前:名も無きAAのようです 投稿日:2012/08/19(日) 01:44:25 ID:WcsMxKzg0
- 『もしもし?』
【( ^ω^)「あ、もしもし弟者?いきなりだけど、今何処にいるお?」
『VIP町からソーサク通りに出たとこだけど』
【( ^ω^)「そうかお。VIPの本屋寄らなかったかお?」
『本屋?……ああ、本買ったよ。なんで知ってるんだ?』
【( ^ω^)「やっぱりwww
いやね、ドクオっていう僕の友達が……」
『……なぁブーン、それよりさ。
お前今ソーサク喫茶の外の、扉手前のテーブルに座ってるよな?隣にポトスの木が置いてある』
【( ^ω^)「お!見えるのかお?じゃあ近くにいるんだおね。せっかくだから弟者もおいでお」
『お前今、誰といるんだ?』
【( ^ω^)「ああ、弟者は会った事無いと思うお。ドクオって名前の、僕の友達だお」
『……じゃあ、お前の向かいのイスに座ってるの誰だ?』
【( ^ω^)「あれ、そこから見えないかお?兄者だお兄者。
駅から出たとこで偶然会って、かれこれ一時間近く話し込んじゃって」
- 865 名前:名も無きAAのようです 投稿日:2012/08/19(日) 01:45:50 ID:WcsMxKzg0
『いや……
兄者は今、俺の隣にいるんだけど』
【( ^ω^)「え?」
(;´_ゝ`)(´<_`;)】
困惑した顔でこちらを見る、そっくりな2つの顔を遠目に発見した僕は
携帯電話を耳に当てたまま、後ろを振り向くことが出来なくなった。
人違いだったようです <了>
- 866 名前:名も無きAAのようです 投稿日:2012/08/19(日) 01:46:52 ID:WcsMxKzg0
(
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i フッ
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