ノパ⊿゚)ヒート・アイランドのようです2
- 2 名前:名無しさん[sage] 投稿日:2016/10/14(金) 22:21:54 ID:af/Lgzzc0
ノパ⊿゚)「まだ寒いね」
そんな事を言いながらヒートは右手をドクオの左の手の甲にこんこんとぶつけた。
それはヒートの手を繋ぎたいという意思表示だった。ドクオは既にそれを覚えていた。
ドクオが手を繋ぐとヒートが嬉しそうにふうっと息を漏らすのが分かる。
長い冬が終わりを迎えようとしていた。新しい春が顔を覗かせようとしていた。
まだ朝や夜には寒さが残りコートが必要だったが暑がりのヒートはもう脱いで脇に抱えている。
丸ノ内線茗荷谷駅からの道のりはヒートと同じく女子高生が多く見られた。
その道のりを制服姿のヒートと手を繋いで歩く。
ノハ-⊿-)「すっごい緊張してる」
('A`)「大丈夫だって、A判定だろお前」
ノハ-⊿゚)「そうだけどさぁ」
ヒートは小柄で童顔と子供っぽい見た目だが中身もまだ幼い部分がある。
今日も目に見えてそわそわしていた。落ち着かない様子だった。
ノパ⊿゚)「自分の時は緊張した?」
('A`)「そりゃあさすがにな」
今日はヒートの第一志望である大学の前期合格発表の日だ。
正午きっかりに大学校門に合格した受験番号が貼り出される。
ヒートはそれに合わせて今朝静岡から東海道新幹線で上京してきていた。
ノパ⊿゚)「受かってるといいなぁ」
- 3 名前:名無しさん[sage] 投稿日:2016/10/14(金) 22:22:52 ID:af/Lgzzc0
- それでもヒートが緊張する場面でも自分の力を十分に発揮出来る事をドクオは知っている。
高校で所属していた女子ソフトボール部の選抜大会でも最終七回裏に起死回生の同点タイムリーを放っている。
小柄ながら打撃センスは光っていたし驚異的身体能力による鉄壁そのものの内野の守備は静岡の井端と持て囃されていた。
その選抜大会におけるチームのピンチを救った値千金の一打はヒートの引退後も部内で伝説となっているのだそうだ。
それでもヒートは部活を引退して受験勉強に専念するようになりさほど日焼けする事もなくなった。
しかし後ろで一つに結ぶ髪型は変わらない。ヒートが歩くたびに結んだ髪がぴょこぴょこ揺れる。
幼稚園に通い始めた頃から高校三年生の現在に至るまでずっとその髪型を続けている。
同級生と比べてどうしても身長が低いのがコンプレックスであるらしく高い位置で結んだ髪で少しだけ水増ししているのだ。
('A`)「受かってるって」
ノパ⊿゚)「受かってたら回らないお寿司だからね」
('A`)「覚えてたかぁそれ」
大学校門の前には既に合格発表の瞬間を待つ人だかりが出来ていた。
この大学は女子校なので殆どがヒートと同じような女子高生で占められている。
付き添いは同性の友達か母親ばかりだ。父親は探しても見つからないしとにかく女性ばかりだった。
ドクオとヒートのように若い男女で訪れる者は少なかった。
- 4 名前:名無しさん[sage] 投稿日:2016/10/14(金) 22:24:20 ID:af/Lgzzc0
- 二人でヒートの受験番号を何度も確認した。
あまりに見過ぎたために何も見ずにすらすらとその受験番号を唱える事も出来た。
そうして正午きっかりに発表の瞬間が訪れる。
一斉に紙が貼り出された。
ヒートがぎゅ、と強く手を繋ぐ。
歓声や落胆の声が周囲を支配する。
ドクオも受験番号を探したがどのブロックに属しているかですら見つけられずにいた。
そしてようやく付近の番号が先頭にある列を発見した時に、
ノパ⊿゚)「あ、あった」
ヒートがいち早く自分の受験番号を見つけた。
自分の受験番号がある。それは当然ながら合格を意味する。
程なくしてドクオもヒートの受験番号を見つけた。
ノハ^⊿^)「受かってたね」
あれだけ緊張していたのに合格したとなるとけろっとした表情で笑った。
様々な歓声や落胆の声が飛び交う中でヒートはまた一際強く手を握った。
ノパ⊿゚)「春から二人暮らしだね、お兄ちゃん」
ヒートはドクオの妹だ。
- 5 名前:名無しさん[sage] 投稿日:2016/10/14(金) 22:25:54 ID:af/Lgzzc0
ノパ⊿゚)ヒート・アイランドのようです2
- 7 名前:名無しさん[sage] 投稿日:2016/10/14(金) 22:28:58 ID:af/Lgzzc0
- ノパ⊿゚)「今日で制服も最後だよ」
北千住駅から徒歩十三分に位置するドクオのアパートの部屋で、ヒートはテレビを見ながら呟いた。
七帖ほどのフローリングの部屋にニトリで買ったベッドを置いていて、それをソファー代わりにもしている。
反対側の壁側に置かれた液晶テレビをドクオとヒートはソファー代わりのベッドに座って見ているところだった。
('A`)「あぁ、そうか…最後か」
ノパ⊿゚)「うん、だってもう卒業してるし」
ドクオもかつて通っていたヒートの高校は毎年三月一日に卒業式が行われる。
既に一週間以上前にヒートは卒業式を終えていた。
('A`)「じゃあなんで」
ノパ⊿゚)「なんでって、お兄ちゃんに見せるためじゃん。 もうこれで着るのも最後だし」
('A`)「マジか」
ノパ⊿゚)「ほら、また高校三年間で触れなかった女子の制服を好きなだけ触っていいんだよ」
('A`)「嫌な言い方するなよな」
あまり対人関係が得意とは言えないドクオは高校三年間の間に一度も女子と付き合う事が出来なかった。
ヒートの着る女子の制服はドクオが高校三年間の間羨望の眼差しで眺めていた欲求の象徴そのものだ。
('A`)「欲を言えばなんだけど」
- 8 名前:名無しさん[sage] 投稿日:2016/10/14(金) 22:31:20 ID:af/Lgzzc0
- ノパ⊿゚)「んー、なんとなく分かった。 また制服したままがいい?」
('A`)「うん」
ノパ⊿゚)「ヘンタイだなぁ。 でもいいよ、もう着る事もないしちょっと汚れても大丈夫」
('A`)「でも卒業後に制服着たりする女子大生の事テレビでやってたぞ」
ノパ⊿゚)「あぁ、卒業後に制服着てディズニー行くみたいなやつでしょ。 私はやんないもん」
('A`)「そうなの」
ノパ⊿゚)「だって私からしたら制服って子供っぽく見られる主な原因な訳だし」
('A`)「まぁ子供っぽく見られる一番の原因は身長だけどな」
ノハ-⊿-)「うるさいなぁ、触らせてあげないよ」
('A`)「いや、触りたい」
ノパ⊿゚)「電気消してよ」
('A`)「うん」
ノパ⊿゚)「テレビも」
テレビの電源を落とし照明も常夜灯のみにする。
ヒートの着る制服に触れた。この高校の制服デザインは夏服もそうだが冬服も華がない。
地域トップクラスの進学校であるため制服の可愛さ目当てで目指す者はいないだろう。それでも制服が可愛くないというのはいつも言われる事だ。
冬服は校章入りのシャツに袖なしのブレザーを重ねる。ブレザーもグレーという可愛らしさに欠けるとにかく地味な色だ。
更にリボンなどもない。それが夏服冬服を通じて可愛らしさがないという点の大きな要因だった。
- 9 名前:名無しさん[sage] 投稿日:2016/10/14(金) 22:32:36 ID:af/Lgzzc0
- 確かめるように制服に触れる。手で撫でる。胸のところに手を持って行くと僅かな膨らみが感じられる。
小柄なヒートは胸も控えめだ。下着を取ってしまえば膨らみはもっと少なくなる。
ノパ⊿゚)「あんまり胸ばっかり触らないでよ」
('A`)「子供っぽく見られる原因の一つだなぁって」
ノパ⊿゚)「うるさいなぁ」
('A`)「中学の頃あんなに毎日牛乳飲んでたのにな」
ノハ-⊿-)「別に身長伸びて欲しかったからだし、胸のためじゃないし」
拗ねた様子でヒートはドクオの頬をつねる。
ノパ⊿゚)「胸あった方が良かった?」
('A`)「まぁ」
ノパ⊿゚)「あっそ」
知ーらないと言ってヒートはベッドにうつ伏せに寝転がった。ドクオもその横に座り直す。
ヒートはドクオの枕に顔を埋めて思い切り息を吸った。布越しにヒートのだらしない声が漏れる。
ヒートの性癖は男性のにおいが好きというものだ。それも汗のにおいだとか体臭だとかそういう本来好まれる類ではないものだ。
その性癖をドクオの前で初めて露出させたのが去年の夏だった。今では時折上京してドクオのアパートを訪れてはにおいを嗅いでいく。
ヒート曰くもう隠す必要もないと開き直っていた。ドクオから見ると高校生にしては完成された特殊性癖だと思う。
- 10 名前:名無しさん[sage] 投稿日:2016/10/14(金) 22:34:16 ID:af/Lgzzc0
- ノハ- -)「落ち着く」
('A`)「そう…」
ノパ⊿゚)「ファブリーズとかしないでね」
('A`)「分かったよ…」
もう今更何を言っても仕方がないとドクオも諦めている。
枕に頭を埋めながら足をばたつかせる妹を見ても、おかしいとは思わなくなってきていた。ヒートの性癖にも慣れてきていた。
ヒートの中途半端にめくれたスカートを指でつまむ。
('A`)「お、かわいいやつ」
ノパ⊿゚)「そう?」
('A`)「うん」
スカートをめくってショーツに触れる。ナイロンの感触を確かめてから指でなぞる。
ん、とヒートが小さく声を漏らす。指を上下させると身体が少し強張る。
ノパ⊿゚)「…脱がすなら脱がしてよ」
('A`)「うん」
制服のスカートはそのままでショーツにだけ手をかける。
ヒートが腰を浮かしたところで、あれ、と声がした。
ノパ⊿゚)「なんだろこれ?」
('A`)「あ」
- 11 名前:名無しさん[sage] 投稿日:2016/10/14(金) 22:35:47 ID:af/Lgzzc0
- ヒートがベッドの脇の隙間に手を突っ込んだ。
気づいたドクオが制止しようとするも間に合わずそれはベッドの脇の隙間という定位置から取り出される。
滑らかに曲線を描く瓢箪型の筒。常夜灯のみでは形状だけしか分からず色まで見えない。
しかしすぐにヒートは思い当たったようで
ノパ⊿゚)「なにこれ」
ドクオを追求し始めた。
('A`)「いや…」
ノパ⊿゚)「これはなに」
('A`)「えーっと…」
口ごもるドクオをよそにヒートが天井からぶら下がる蛍光灯の紐を二回引っ張った。
たちまち部屋は明るく照らされヒートが手に持ったものが晒される。
抜群の存在感を誇る赤い筒。
ノパ⊿゚)「これオナホールでしょ」
('A`)「う、うん…」
もはや弁明にしようがないドクオは素直に頷く。ふーん、とだけヒートは言った。
しげしげとオナホールを眺める。何と言えばいいものか、ドクオは考えたが答えは見つかりそうもなかった。
ノパ⊿゚)「普段こういうのでしてるんだ」
('A`)「まぁ」
- 12 名前:名無しさん[sage] 投稿日:2016/10/14(金) 22:36:38 ID:af/Lgzzc0
- ノパ⊿゚)「へー、気持ちいいんだ」
('A`)「まぁ…」
ノパ⊿゚)「ふーん」
ヒートはベッドに寝てふとんをかぶった。ドクオの方に背を向けるように壁に向かって身体を丸める。
ノパ⊿゚)「もう寝る」
('A`)「え、でも」
ノパ⊿゚)「知らない」
おやすみ、と言ったきりヒートは黙った。
ドクオはどうしようか、弁明するか、謝るか考えたが、ヒートの丸まった背中を見て難しいだろうと諦めた。
せめて制服から着替えて寝るべきではとも思ったが今はそっとしておいた方が良いのではと思った。
紐を引っ張って再び常夜灯のみにして、ドクオも余ったふとんに潜り込んだ。
頬に衝撃が走った。ドクオは目が覚めた。
しかし何も見えなかった。何かが目のまわりを覆っている。
うっすらと明るく感じられる。きっと蛍光灯が照らしているのだ。
目を覆っているものを外そうとするが腕も動かなかった。何かで腕を一つに拘束されている。
- 13 名前:名無しさん[sage] 投稿日:2016/10/14(金) 22:37:58 ID:af/Lgzzc0
- ( A )「ヒート?」
頬のあたりがじんじんと傷んだ。軽く叩かれたのだろう。
ノパ⊿゚)「起きた?」
( A )「そりゃあビンタされればな」
ノパ⊿゚)「おはよう」
( A )「おはよう、というかこれなんだ?」
ノパ⊿゚)「なにって目隠しだけど。 手も縛っておいたよ」
目隠しで見えないがヒートの声は近い。きっとベッドに寝かされているドクオを見下ろしながら腰掛けているのだろう。
( A )「えっと、なんで?」
ノパ⊿゚)「なんでって、お兄ちゃんがばかだから」
ぎしっとベッドが軋む。ヒートの声が近くなる。
ノパ⊿゚)「なんで本当に寝ちゃうの? びっくりしたんだけど」
( A )「え、ヒート怒ってるしなって」
ノパ⊿゚)「だからって本当に寝ちゃう事ないじゃん」
はあああ、とヒートは大きなため息をついた。
ノハ-⊿-)「別に怒ってないし。 ちょっとからかっただけ」
- 14 名前:名無しさん[sage] 投稿日:2016/10/14(金) 22:40:42 ID:af/Lgzzc0
- ( A )「そうなのか」
ノパ⊿゚)「別にお兄ちゃんがオナホール持ってたって仕方ないじゃん。 いつも一人なんだし、溜まるだろうし」
( A )「まぁ、うん」
ノパ⊿゚)「そんな事でいちいち言わないよ。 それよりもちょっと怒ったからって寝るのはどうなのかな」
( A )「そっとしておいた方がいいのかなと」
ノハ-⊿-)「だからお兄ちゃんはいつまでも童貞なんだよ…」
( A )「いや、童貞ではなくなったんじゃない?」
ノパ⊿゚)「妹なんて本来カウントしちゃだめでしょ」
( A )「そういうものか」
ノパ⊿゚)「だーからいつまで経っても彼女も出来ないんだよ…お兄ちゃん二十歳なんだよ? 二十歳で彼女いた事ないって結構パンチ効いてるよ」
なかなか痛い事を言うものだとドクオは悲しくなるが事実には変わりない。
年齢イコール彼女いない歴というありがちなステータスを更新し続けている。
もっともドクオはヒートとこういう関係になってから欲する事はなくなってしまった。
ヒートも彼女出来ないの、といつも訊くくせに本当に出来たらどうするのだろう、と時折思う。
確かにヒートは妹だ。でももうただの兄と妹の関係はとっくに越えてしまっている。
- 16 名前:名無しさん[sage] 投稿日:2016/10/14(金) 22:42:27 ID:af/Lgzzc0
- ( A )「それは反省する…それで、なんで目隠しされて手も縛られてるわけ?」
ノパ⊿゚)「ん、ばかなお兄ちゃんにはそれぐらいした方がいいかなって」
ぎし、とまたベッドが軋んだ。ヒートが動いている事だけが分かる。
ノパ⊿゚)「その目のやつお兄ちゃんの洗濯カゴにあったハンカチなんだけど見えないでしょ?」
( A )「うん、うまい具合に何も見えない」
ノパ⊿゚)「でしょう」
いきなりヒートが唇を重ねた。いつの間にかすぐ近くに迫ってきていた。
唇を離し、
ノパ⊿゚)「ね、見えないでしょ?」
悪戯っぽい笑みを浮かべる。
( A )「マジで見えな
ドクオの口をヒートが塞ぐ。今度は舌をねじ込んで舐め回した。
ヒートがドクオの上に乗り、両肩を掴んで唇を重ねる。
合わせては離す、それを繰り返す。タイミングも長さもヒート次第で繰り返される。
何度か小さく唇を合わせたかと思うと一気に口の中深くまで舌を入れてくる。
ノパ⊿゚)「ね、自分のタイミングで出来ないってどう?」
( A )「いや…」
ノパ⊿゚)「ねえってば」
- 17 名前:名無しさん[sage] 投稿日:2016/10/14(金) 22:43:45 ID:af/Lgzzc0
- ( A )「その…キスしてるっていうより、キスされてるって感じ」
ノパ⊿゚)「ふふん、今日はこうやって私の好きなようにしちゃうからね」
今度はドクオの耳元近くで囁く。
ノパ⊿゚)「ばかお兄ちゃんにはそれで充分だよね」
( A )「いや…謝るから手とか解いてもらえないかな…」
ノパ⊿゚)「胸とかお尻とか触りたいんだよね? でもだめだよ」
またヒートが唇を重ねた。手の動かせないドクオはそれに応じるしかなかった。
ヒートの足が服越しに膨張を訴えるドクオの肉棒に触れる。
それはもうすっかり勃起した事を強く主張していた。
ノパ⊿゚)「キスしただけでこんなに大きくなるんだね」
( A )「いや…久しぶりだし…」
ノパ⊿゚)「私だって受験で長い事してなかったから、やばいかも」
ヒートが身体を起こした。ドクオの履いていたチノパンに手をかける。
ノパ⊿゚)「腰あげて」
( A )「うん」
するするとチノパンを脱がした。畳んでベッドの脇に置いておく。
( A )「普通こういうの逆だよな」
ノパ⊿゚)「恥ずかしい?」
- 18 名前:名無しさん[sage] 投稿日:2016/10/14(金) 22:45:57 ID:af/Lgzzc0
- ( A )「微妙に…」
ヒートが下着の上から肉棒をつん、と指でつつく。肉棒はびくっと反応して下着を押し上げる。
ノパ⊿゚)「すっごい勃起してるね…」
( A )「そりゃあ…」
ノパ⊿゚)「ね、今日一日で結構歩いたよね」
( A )「あぁ」
午前遅くに東京駅で待ち合わせ、丸ノ内線で茗荷谷駅まで行って大学の合格発表を見た。
丸ノ内線で大手町駅まで戻ってから行幸通りを歩きJPビルや丸の内ビルディングなどの散策。
千代田線で北千住駅に出てルミネの回らない寿司屋で約束通り大学合格お祝い寿司を食べた。
確かにそれなりに歩いた一日だった。
ノパ⊿゚)「汗かいた?」
( A )「まぁ暖房効いてたし」
ノパー゚)「そっかそっか」
顔は見えなくともその声は心底嬉しそうだった。
( A )「今だって暑いし」
この部屋も間もなく春だというのに少し暖房を効かせている。
一人暮らしとなってから家計を逼迫する電気代の主役でもあるエアコンについては極力起動させないようにしている。
エアコンをつけっぱなしにしていると電気代がかさむと怒った母親の心情が今では痛いぐらいに分かるほどだ。
それでもこうして暖房を効かせているのは部屋をサウナのようにするためだった。
- 19 名前:名無しさん[sage] 投稿日:2016/10/14(金) 22:47:14 ID:af/Lgzzc0
- ノパ⊿゚)「ほんとだ、ちょっと汗かいてる」
ヒートがドクオの着ているシャツのボタンを外していく。
宝箱を開けるように、一つ一つ外していく間に、ヒートの鼻からふんふん息が漏れる。
シャツを脱がせてしまってから、中に着ていたインナーをめくりあげる。
露になったドクオの身体に顔を近づける。
ノハ-⊿-)「あ、やば」
胸に鼻をくっつけてすうっと鼻で息をする。
鎖骨へ、首筋へ、腋へ、ヒートが鼻をくっつける。
鼻から大きく吸い込んだぶん口から大きく吐き出されてドクオの身体をくすぐった。
ノハ*゚⊿゚)「いいにおい」
暖房はドクオが汗をかくためだけに起動させられていた。
ヒートが男の体臭が好きだと性癖を暴露したのは去年の夏の蒸し暑い夜だった。
極端な人口集中によるヒート・アイランド現象で東京の夏の夜は二人の地元静岡よりも暑いものだった。
それから季節が変わっても、ヒートがドクオのもとを訪れる時にはそのにおいを求めた。
久しぶりなんだから、をいい事に二日ぐらいお風呂に入らないで、だとかヒートの要求はエスカレートしていった。
そのたびにドクオはあぁ、妹は本当に変態なのだと再認識させられた。
男のにおいが好き。体臭が好き。どう美化したって特殊性癖だ。
( A )「くすぐったい」
ノパ⊿゚)「ばかお兄ちゃんは縛られているんだから大人しくするしかないんだよ。 私が好き勝手にするんだから」
- 20 名前:名無しさん[sage] 投稿日:2016/10/14(金) 22:48:05 ID:af/Lgzzc0
- ヒートの鼻が徐々に下に向かう。
下着の上から、それを押し上げる肉棒の形に沿って移動する。
少しずつ下に移動しながらすんすんとにおいをかぐ。
ノハ-⊿-)「あー、蒸れてる、においすごい」
( A )「嬉しくない」
本当に嬉しくはない。
でもヒートが喜ぶのなら、とドクオも思うし冬でも暖房をこれでもかと効かせて部屋を暑くする。
妹の特殊性癖に付き合うのも楽ではないのだ。
ノパ⊿゚)「じゃあ、脱がしちゃおっかな」
そう言ってヒートは下着に手をかける。ほら、と促されてドクオは腰を浮かした。
妹に下着を脱がされる兄なんてまるで威厳がない。
それでも肉棒は立派に勃起しているし兄の挟持などあったものではない。
ノハ^⊿^)「えへへ」
嬉しそうにヒートは笑った。
ヒートもいつも下着越しににおいを堪能してから今度は直ににおいをかぐという手順を守っている。
二段階でそれを楽しむあたりよほど好きなのだ。それこそ変態だとドクオは思う。
- 21 名前:名無しさん[sage] 投稿日:2016/10/14(金) 22:50:17 ID:af/Lgzzc0
- ヒートがドクオの剥き出しになった肉棒に顔を近づける。
亀頭に鼻をつけ、それからすんすんと鼻を動かして、更に下へ移動する。
ノハ^⊿^)「えへへへへ」
ふう、と落ち着くためにヒートは一息つく。
これをいつもヒートはやる。それほど神聖な儀式なのだろうかとドクオはさせるがまま思う。
ヒートが手でドクオの玉袋を持ち上げる。そしてそこに鼻をくっつけて、すーっとにおいをかいだ。
ノハ*-⊿-)「あー♥」
だらしない声を出しながらヒートは何度もにおいをかぐ。口からため息まじりに声が漏れる。
ノハ*-⊿-)「はあああ~」
( A )「いつまでそうする気だ」
ノハ*゚⊿゚)「やっぱお兄ちゃんのここが一番やばい」
( A )「嬉しくない」
ノパ⊿゚)「もう、ばかお兄ちゃんは自分の立場を分かってるの?」
( A )「立場って」
ノパ⊿゚)「分かってないね」
ヒートが身体を起こし、ドクオの顔の近くに手を置く。ぎし、とまたベッドが軋む。
ノパ⊿゚)「お兄ちゃんをどうしちゃおうと私の勝手なんだよ」
- 22 名前:名無しさん[sage] 投稿日:2016/10/14(金) 22:51:49 ID:af/Lgzzc0
- ( A )「どうするって」
ヒートは答えず暫く黙る。静かに動いている。
( A )「ヒート?」
急に肉棒に衝撃が走る。ヒートの舌の感覚。ヒートの舌が亀頭を這っている。
ノパ⊿゚)「目隠しされてるから次にどうされるか分からないでしょ」
( A )「み、見えない」
今度は耳にヒートの舌が入ってきた。耳ごと咥えて耳の穴に舌をねじ込んでくる。
ドクオは声が出てびくんと身体が震えた。ベッドのパイプに縛られているらしい手がそれを抑える。
ノパ⊿゚)「ねぇ、どうされるか分からないよね。 私の自由なんだよ? ばかお兄ちゃんは好き放題されるだけなの」
唾液にまみれた耳元でヒートが囁く。肉棒を指でそっと触れてラインをなぞる。
先端からたっぷり溢れた先走りの汁を亀頭に滑らせ円を描くように塗る。
ノパー゚)「おちんちんびくびくしてる」
ドクオが応える前にまた耳の穴に舌をねじ込みながら肉棒を手でしごく。
くちゃくちゃと音が反響する。ドクオの口から言葉にならない情けない声が出た。
- 23 名前:名無しさん[sage] 投稿日:2016/10/14(金) 22:53:09 ID:af/Lgzzc0
- ノパ⊿゚)「これやばい?」
舌を出しながらヒートが訊く。
( A )「や、ヤバい」
ノパー゚)「ふふ」
ようやくヒートの舌が耳を離れる。唾液がたっぷり流し込まされたせいで舐められた右耳だけ少し聞こえなかった。
よいしょ、とまたヒートが体勢を変える。ふうっとドクオの乳首に息が吹きかけられてまたドクオは身悶えする。
ノパ⊿゚)「お兄ちゃん反応かわいいね」
( A )「やめろって」
ノパ⊿゚)「え、なに?」
乳首にヒートの舌が触れる。舌で弾いただけでまた身体がびくんと跳ねた。
ノパ⊿゚)「なに?」
( A )「いや…やめろって」
ノパ⊿゚)「なんで?」
今度は唇で乳首をなぞる。舌で弾く。
円を描くように舌を這わせる。時折音をたてながら強く吸った。
そうしながら手で肉棒をしごく。次第にドクオの腰が浮いてきた事に気づいてヒートは舌を離して笑った。
- 24 名前:名無しさん[sage] 投稿日:2016/10/14(金) 22:54:24 ID:af/Lgzzc0
- ノパ⊿゚)「ね、どうしたの」
訊ねながらもしごく手は止めない。
( A )「いや、ちょっと待って」
ノパ⊿゚)「なんで?」
( A )「いや、だって」
ノパ⊿゚)「イキそうなの?」
( A )「いや…イキそう…」
ノパ⊿゚)「だめだよ、まだ入れてないじゃん。 久しぶりなんだよ? お兄ちゃんだってしたいでしょ?」
( A )「そうだけど」
ノパ⊿゚)「じゃあだめだよ、我慢してよ。 出しちゃだめだよ」
( A )「でも」
ノパ⊿゚)「だめ」
( A )「でも、マジでヤバい」
- 25 名前:名無しさん[sage] 投稿日:2016/10/14(金) 22:55:47 ID:af/Lgzzc0
- ノパ⊿゚)「だーめ」
( A )「いやヤバいって、ヤバい…!」
ノパ⊿゚)「もー」
ぱっとヒートが手を離した。
ドクオは呻いてから深く息を吐く。ヒートはそれを見てけたけたと笑った。
ノパー゚)「はは、お兄ちゃんマジでイキそうだった?」
( A )「…イキそうだった」
ノパ⊿゚)「ばーか。 ばかお兄ちゃん。 早漏」
( A )「うるせーな」
ヒートがそっと肉棒を手にとって顔を近づける。
また玉袋に鼻を押し当ててすんすん、とにおいをかいだ。
ノハ-⊿-)「はぁー落ち着く。 暫くこうしててもいい?」
( A )「そう言われてもこっちは身動き出来ないからな」
- 26 名前:名無しさん[sage] 投稿日:2016/10/14(金) 22:58:27 ID:af/Lgzzc0
- ノハ-⊿-)「お兄ちゃんのおちんちんのここにこうしてる時が一番落ち着くかも。 なんならこのまま寝れたら幸せ…」
( A )「勘弁してくれよ、手を縛られて目隠しされて玉に顔載せられて寝られたら俺はどうすればいいんだ」
今の自分は随分と滑稽な姿をしているだろうなとドクオは自嘲的に思う。
( A )「なぁヒート」
ノハ-⊿-)「んー…?」
( A )「え、お前なんで急にマジで眠そうなの」
ノハ-⊿-)「だってこれ落ち着くんだもん…」
( A )「いやでも起きろ、この状態で寝るな」
ノハ-⊿-)「んー…」
( A )「おい」
ノハ-⊿-)「…」
返事が途切れた。暫くすると小さく寝息が聞こえた。
( A )「マジかお前」
- 27 名前:名無しさん[sage] 投稿日:2016/10/14(金) 22:59:14 ID:af/Lgzzc0
- 今日は大学の合格発表で、朝から緊張していたのだろう。
いや、ヒートの性格を考えると昨日から緊張していたに違いない。
昨晩もあまり十分に眠れなかったのではないだろうか。今朝乗った新幹線でも落ち着かなかったのではないだろうか。
ようやく緊張が解けて、一気に眠気がやって来たのだろう。
( A )「いやでも、嘘だろ…」
縛られたまま。目隠しされたまま。肉棒に顔を載せられたまま。
無理に動いて起こしても良かったがどうせ腕は縛られているし、もうドクオはそのままにしようと思った。
( A )「はぁ…」
ヒートの寝息を聞いているうちに、意外とドクオの方にも睡魔がやって来た。
それに委ねてドクオは二度目の眠りに落ちた。
ドクオは身体の痛みで目が覚めた。
身体を動かそうとしても手だけが動かなかった。そして目を開けているのに何も見えなかった。
そのままの状態で少ししてからようやく自分が置かれている状況を理解した。
下半身にはヒートの重みがある。ヒートは呑気にすうすうと寝息をたてていた。
まだヒートは眠っているのだ。一体何時間この状態が続いていたのだろう。
起きれば解放されているだろうと踏んでいたドクオは自分の予想の甘さを思い知った。
- 28 名前:名無しさん[sage] 投稿日:2016/10/14(金) 22:59:47 ID:af/Lgzzc0
- さすがにそろそろ解放してほしい。そう思って足を乱暴に動かしてみたがヒートが起きる気配はなかった。
どうしたものか。困り果てながら手の拘束を外せないか考えてみる。
指で拘束している紐のようなものをなぞる。ある程度固く、雑誌を縛るビニール紐などではない。
自分の部屋で手を縛るようなある程度固い紐状のものを思い出す。
( A )「あ、これ充電器か」
ベッド脇のコンセント・プラグに差したままの携帯電話の充電器ケーブルだ。
すぐ目につく場所にあるのできっとヒートは使えそうだと選んだのだろう。
指でたどるとマイクロUSBのコネクタに当たる。それを指で強く押すと拘束が緩んだ。
ケーブルを蝶々結びにしていたのだ。しかしケーブルをビニール紐のようにきつく縛り上げる事は出来ない。
視界を奪われたなかで蝶々結びの緩みを大きくしていく。暫くそれと格闘すると筋肉質でもないドクオの腕がするりと抜けた。
( A )「よし」
目を覆うように巻かれていたハンカチを取る。久しぶりに視界を取り戻す。
窓の外を見るとカーテンの向こうは少し白んでいた。ドクオもわりと長い時間眠っていたようだった。
ヒートはベッドの上で制服姿のままで相変わらずすうすうと寝息をたてて眠っていた。
これだけ物音をたてても目覚めないあたり、やはり朝から緊張して疲れていたのだ。
- 29 名前:名無しさん[sage] 投稿日:2016/10/14(金) 23:01:25 ID:af/Lgzzc0
- ドクオはベッドに座ってヒートの寝顔を眺めた。
身長百五十センチにも満たない小さい身体。ずっと変わらない一つに結んだ髪型。
ドクオが大学進学で家を出るまでずっと一緒に過ごしてきた。
仲が悪いと感じた事は一度もなかったし、特に仲が良いと思った事もなかった。
ごく普通のありがちな兄妹だと思っていた。二歳差で保育園から高校まで同じという点も。
ただ平凡たるドクオと比べてヒートが様々な面で優秀だった。
ヒートは運動が得意だったし勉強も出来た。明るい性格で男女問わず友達が多く人気があった。
少し勉強が出来るだけのドクオは何事においても平凡だったのでよく比較された。
ドクオにとってヒートは自慢の妹だった。ヒートの方もドクオを煩わしく思うような事はなかった。
ヒートが思春期を迎えて身体つきがゆっくりと女性らしくなっていって、ドクオは意識せざるを得なかった。
あまり身長は伸びず胸の膨らみもそれほど成長しなかったがドクオにとってヒートは女性らしくなった。
それでもあくまでもヒートはドクオの中で妹の領域を越える事はなかった。
ヒートをいくら性的な目で見てしまうとしても、妹は妹だった。
ずっと一緒にいるのだし、妹に本気になって恋をする事など考えられなかった。
ヒートが同学年の何人かの男子に告白されても、そのうちの一人と付き合い始めても嫉妬する事もなかった。
- 30 名前:名無しさん[sage] 投稿日:2016/10/14(金) 23:02:17 ID:af/Lgzzc0
- いつから変わってしまったのだろう。
去年の夏、ヒートが部屋を訪れた蒸し暑いあの夜、確かにその日を境に二人の関係性は兄妹というものを飛び越えてしまった。
ヒートがドクオの下着のにおいをかいでいるところを目撃してしまい、ヒートの性癖の告白、暴走と共に関係を持ってしまった。
あの時のドクオは性欲に負けたのも同然だった。妹であるヒートに肉棒のにおいをかがれて手で触れられて勃起してしまった。
ひとたび勃起してしまえばもはや兄の挟持など維持する事は出来ない。欲望の赴くままにヒートと関係を持った。
あの夏の夜から変わってしまった。
今ではヒートの事を好きだと感じている。数ヶ月に一回訪れるのを楽しみにしている。
講義の途中でふと思い出す事がある。華奢な身体を抱きたいと考える事がある。
高い位置で一つに髪を結んで身長を水増ししている頭を撫でてやりたいと思っている。
性的欲求の暴走から始まった二人の新しい関係性も、今や立派に恋愛感情を含んでいる。
順番をひっくり返した恋愛だ。その恋愛感情は性欲から生まれたものなのでは、とすら思う。
妹と関係を持って、そこから恋愛感情が生まれたのではないか。
しかしセックスどころか異性を付き合った経験もないドクオにはそれが良い事なのか、悪い事なのかは分からなかった。
ただ一つ明確なのは実の兄妹で関係を持つどころか恋人関係でいる事すら許されるものではない。
自分達以外には当然両親を含め二人の関係を公言してはいない。
それでもこのまま何年も関係を維持していく事は不可能なはずだ。
そんな簡単な事などドクオは分かっていたし、ヒートも分かっているはずだ。
- 31 名前:名無しさん[sage] 投稿日:2016/10/14(金) 23:03:57 ID:af/Lgzzc0
- ('A`)「ヒート」
肩を揺らしてみたがヒートはやはり起きる気配はない。制服姿のヒートはふとんも被らず丸まって眠っている。
めくれたスカートからは可愛らしいデザインのショーツが見えた。
ドクオは下半身の疼きを感じた。眠りに落ちる前に射精寸前まで追いやられてそのままなので当然だ。
朝まで寝かせてやろうとも思ったがそれよりも性欲が勝った。
先程外したハンカチをヒートの顔に巻いた。充電器のコードでヒートの両腕を縛った。
('A`)「どこまですれば起きるかな」
制服のスカートをめくり上げてショーツの隙間に人差し指をねじ込んだ。
秘部に指を這わせてヒートの様子を伺う。数回指を出し入れするとヒートが眠ったまま小さく唸った。
更に早くかき混ぜるように動かすとヒートが、んん、と呻く。
やがて不機嫌そうな声がしてから、
ノハ ⊿ )「え?」
と間抜けた声を出した。
ノハ ⊿ )「え、なにこれ」
('A`)「起きた?」
ノハ ⊿ )「え、お兄ちゃん? 起きたけど」
- 32 名前:名無しさん[sage] 投稿日:2016/10/14(金) 23:05:04 ID:af/Lgzzc0
- ('A`)「おはよう」
ノハ ⊿ )「おはよう、というかこれなに?」
('A`)「なにって目隠しだけど。 手も縛っておいたよ。 さっきのお返し」
ノハ ⊿ )「あ」
ようやくヒートが状況を理解する。
充電器ケーブルで縛られた手を動かすものの拘束が解ける様子はない。
ノハ ⊿ )「ちょっとお兄ちゃん」
自力でどうにか出来ないと分かったヒートは怒ったように抗議の声をあげた。
('A`)「なんだよ」
ノハ ⊿ )「やめてよ、これ取ってよ」
('A`)「ダメだね。 俺はさっきまで数時間この状態だったんだから。 おかげで身体バキバキ」
ノハ ⊿ )「それはごめんってば」
('A`)「反省の色が見えないな」
ノハ ⊿ )「反省してるってば。 早く取ってよ」
- 33 名前:名無しさん[sage] 投稿日:2016/10/14(金) 23:07:43 ID:af/Lgzzc0
- ('A`)「自分の立場が分かってるのかな」
ヒートに近づいて耳元で話した。
ノハ ⊿ )「ちょっと、やだ」
ヒートが顔をそむける。それを追いかけるように耳元で喋る。
('A`)「ダメだ。 さっきは好き放題やってくれたから、今度はこっちの番」
ノハ ⊿ )「えぇ…」
ベッドに乗り、ヒートの上に覆いかぶさる。
ヒートの頭の近くに大げさにどすんと手を置くと不安そうにそちらに顔を向けた。
不意打ちでその反対側から耳元に息を吹きかけるとヒートが悲鳴と共に身体を跳ねさせた。
('A`)「見えないだろ? どこから来るか分からないだろ?」
ノハ ⊿ )「や、やだ…」
('A`)「ダメ」
そのままヒートの耳の穴に舌をねじ込んだ。
ヒートが声を漏らして身体をよじる。耳を吸いながら舌を這わせて唾液をたっぷり流し込んだ。
舌が耳の穴を出入りするたびにヒートは喘いだ。だらしない声ばかりが出る。
ノハ ⊿ )「や…お兄ちゃんだめだって…だめ…あっ」
('A`)「何がダメだって?」
- 34 名前:名無しさん[sage] 投稿日:2016/10/14(金) 23:08:46 ID:af/Lgzzc0
- ノハ ⊿ )「や、やだ、やなんだってば…」
唾液を流し込まれるたびにヒートは甘い声を漏らした。
ノハ ⊿ )「お、お兄ちゃ…」
ドクオは答えずに今度は制服を脱がし始めた。
袖なしのブレザーを脱がしてシャツのボタンを外す。ブラジャーをずらしてヒートの乳首にふっと息を吹きかけた。
またヒートの身体がびくんと跳ねた。そうやって何度か息を吹きかけて反応を楽しんでから唐突に乳首を舌で弾く。
ヒートは悶える。手を拘束する充電器ケーブルを繋いだベッドのパイプがぎしぎしと軋んだ。
乳首を舌で転がしながら再びショーツに指を滑り込ませた。指を折り曲げながら出し入れさせる。
ショーツの向こうで膣がぎゅ、ぎゅ、と指を締めつける。堪えきれずにヒートが喘ぐ。
('A`)「なぁ」
顔をヒートの耳元に持っていって話しかけた。またヒートの身体がびくっと震える。
ノハ ⊿ )「な、なに…」
('A`)「お前いつもより感じてないか?」
ノハ ⊿ )「え、え? そんなわけないじゃん、意味わかんない」
('A`)「でもいつもより濡れてるんだけど」
ノハ ⊿ )「あ…お兄ちゃん童貞のくせに分かんないでしょ」
('A`)「そうかなー」
- 35 名前:名無しさん[sage] 投稿日:2016/10/14(金) 23:10:44 ID:af/Lgzzc0
- 指を早くわざと音をたてて出し入れする。くちゃくちゃと膣をかき混ぜる音とヒートの喘ぎ声が混ざる。
そうして指でかき混ぜながら話しかける。
('A`)「ほら、すっごい濡れてる。 お前もしかして興奮してるんじゃないの?」
ノハ ⊿ )「そ、そんなわけ…」
('A`)「ヒートってMなの?」
ノハ ⊿ )「っ…」
('A`)「こうして縛られてされるのが好きなの? 目隠しされて見えない状態で色々触られるのが好きなの?」
ノハ ⊿ )「そ、そんなの…」
('A`)「じゃあなんでこんなに濡れてるの? パンツべたべただよ。 感じてるの?」
ノハ ⊿ )「ね、待って、ちょっと」
('A`)「なに?」
ノハ ⊿ )「あ、待って、だめ」
('A`)「なに?」
- 36 名前:名無しさん[sage] 投稿日:2016/10/14(金) 23:12:32 ID:af/Lgzzc0
- ノハ ⊿ )「だめ、やだやだ、やめて、やだ…!」
('A`)「もしかしてイキそう?」
ノハ ⊿ )「い…っ!」
ヒートが声にならない悲鳴をあげながら仰け反る。身体ががくがくと震えた。
力なく枕に頭を沈み込ませて荒い息を吐いた。
これまでヒートが指だけで達した事はなかった。ドクオは指を引き抜いて確信する。
('A`)「お前本当にこうやってされるのが好きなんだな」
ノハ ⊿ )「ばか…さいあく、お兄ちゃんのばか…」
('A`)「ヒートはマゾなんだなー」
ノハ ⊿ )「やだ…やだってば」
('A`)「じゃあ脱がすから」
ノハ ⊿ )「え、やだ」
湿ったショーツに手をかけるとヒートがじたばたと暴れた。
ノハ ⊿ )「いま明るいよね? やだ、電気消してよ」
('A`)「ダメだよ」
ノハ ⊿ )「やだ、恥ずかしいってば、ねえ」
('A`)「ダメ」
- 37 名前:名無しさん[sage] 投稿日:2016/10/14(金) 23:13:34 ID:af/Lgzzc0
- 有無を言わさずショーツを降ろす。愛液が糸を引いて伸びた。
指で秘部を押し広げると明るい蛍光灯に照らされてよく見えた。
いつも必ず部屋を暗くするのでこれほど明るい時にまじまじと見るのは初めてだった。
ノハ ⊿ )「やだ…やめてよ、恥ずかしいってば」
('A`)「ひくひくしてる」
ノハ ⊿ )「やだ…もう」
ドクオはじれったくなって服も下着も全て脱いでしまう。
ヒートの上に乗りすっかり大きくなった肉棒をヒートの頬に押し付けた。
視界を奪われているヒートが突然押し付けられたそれに小さく悲鳴をあげる。
('A`)「これ何か分かる?」
ノハ ⊿ )「…知らない」
('A`)「本当に?」
ぐに、とヒートの柔らかい頬にまた押し付ける。
ノハ ⊿ )「いじわる…」
('A`)「これは何?」
ノハ ⊿ )「んん…」
ぐにぐにと頬に押し付けられてヒートは本当に困った声を出した。
ヒートが認めようとしないのでヒートの鼻に玉袋を載せた。
はじめ何か分からなかったヒートがすん、とにおいをかいで途端に惚ける。
ノハ* ⊿ )「あ…」
- 38 名前:名無しさん[sage] 投稿日:2016/10/14(金) 23:14:48 ID:af/Lgzzc0
- 風呂にも入っていないし昨夜からずっと暖房も効かせたままで当然のごとく蒸れている。
すん、すんすんとヒートが確かめるように鼻を鳴らす。
('A`)「これは?」
ノハ* ⊿ )「おちんちん…」
ヒートはすーっと思い切りにおいをかぐ。
ノハ* ⊿ )「ああー♥」
('A`)「ヤバい?」
ノハ* ⊿ )「やばい、すっごい蒸れてる」
ふんふんとヒートは鼻に押し付けられた玉袋のにおいをかぐ。
('A`)「お前本当に変態だな」
ノハ ⊿ )「んん…」
ドクオはコンドームを一つ取り出して封を切り肉棒に装着した。
これまでの人生で知識はありつつも無縁だったコンドームをするすると装着する事も可能になった。
知識はあっても実際に取り付ける事は難しく、また表と裏を見極めるのも簡単ではなかった。
妹の指導のもとコンドームのスムーズな装着方法を学ぶのはこれまた兄の挟持を失う経験だった。
('A`)「入れるぞ」
ノハ ⊿ )「うん…」
- 39 名前:名無しさん[sage] 投稿日:2016/10/14(金) 23:16:03 ID:af/Lgzzc0
- ヒートは抵抗をすっかり諦めていた。受け入れたという方が正しいかもしれない。
何も見えないのでいつもより緊張した様子で挿入を待つ。
仰向けの状態で待っていると指で秘部を押し広げられる。
ノハ ⊿ )「ん」
ゆっくりと肉棒が秘部を押し開いていく。
きちんと入っている事を確かめるように小刻みに出入りを繰り返しながら奥へと進む。
ドクオの肉棒がすっかり収まってしまうとヒートは深々と息を吐いた。
('A`)「全部入った」
ノハ ⊿ )「うん」
('A`)「動くよ」
少し動いただけで快感が駆け巡る。ドクオも自然と声が漏れた。
初めての時のようにペース配分を間違ってしまわないよう速度を抑えて動く。
また意地悪がしたくなって動きながらヒートの乳首を口に含んだ。
一際大きい声をヒートがあげる。
ノハ ⊿ )「ちょ、ちょっと」
口でちゅうちゅう吸ってから舌で弾く。
ぐるぐる舌で円を描いてから連続して集中的に舐め回した。
手を拘束されているヒートは口を手で覆う事も出来ずただどうしようもなく喘ぐ。
歯を食いしばって耐えようとするもドクオが強く突くとたまらず声を上げた。
- 40 名前:名無しさん[sage] 投稿日:2016/10/14(金) 23:17:09 ID:af/Lgzzc0
- ('A`)「これ、そんなにいいの?」
ノハ ⊿ )「や、そんなの訊かないでよ」
('A`)「でもヒートすごく喘いでるし」
ノハ ⊿ )「言わなくていいってば」
('A`)「入れられてる状態でそういう事されるのがいいんだ」
ノハ ⊿ )「いや…違う…」
('A`)「何が違うの? こんなに感じてるのに?」
ノハ ⊿ )「いじわる…ほんといじわる…」
腰を動かしたまま今度はヒートの耳を口に含む。
まだ舌を出さず舐める事もなく口に含んだ状態で焦らす。
時間をかけてから舌を忍び込ませる。舌先でなぞってから耳の穴に唾液を流し込む。
ヒートの顔を押さえつけて耳を犯しながら腰を振り続けた。ヒートが悶え塞ぐ事の出来ない口から喘ぐ声がただ漏れる。
ノハ ⊿ )「あ、やば」
耳を舐め回されながらヒートが訴える。
ノハ ⊿ )「や、やばいかも」
- 41 名前:名無しさん[sage] 投稿日:2016/10/14(金) 23:19:55 ID:af/Lgzzc0
- ('A`)「何?」
ノハ ⊿ )「ま、待って、やば、あ」
('A`)「何、イキそう?」
ノハ ⊿ )「い、いきそ」
('A`)「こうやって耳舐められながらイクの?」
ノハ ⊿ )「だめ、いっちゃう」
('A`)「いいよ」
ノハ ⊿ )「いっ…あー…っ!」
ぎゅ、と膣が締め上げてヒートが震える。
ドクオがヒートの顔を離すとだらしなく枕に沈み込んだ。
ゆっくりと肉棒を引き抜くとまだ小刻みにヒートの身体が震える。
('A`)「イッちゃったね」
ノハ ⊿ )「ん…」
('A`)「耳舐められながらイッちゃった」
ノハ ⊿ )「やーだ…」
- 42 名前:名無しさん[sage] 投稿日:2016/10/14(金) 23:21:28 ID:af/Lgzzc0
- ドクオはヒートの手を拘束していた充電器ケーブルを緩めた。
ヒートの拘束が解かれる。
ノハ ⊿ )「え? いいの?」
('A`)「後ろ向いて」
ノハ ⊿ )「うん…」
まだ息の荒いヒートをうつ伏せにさせる。
('A`)「選ばせてあげる」
ノハ ⊿ )「え、何を?」
('A`)「もう一回縛る? それともやめる?」
ノハ ⊿ )「え…」
('A`)「どっちがいい?」
ノハ ⊿ )「う…」
('A`)「ねぇ」
ノハ ⊿ )「お兄ちゃんほんといじわる…」
('A`)「縛られてしたい?」
ノハ ⊿ )「ん…」
ヒートが観念したように小さく頷く。
ドクオはまたヒートの手とベッドのパイプを繋いでくくりつけた。
- 44 名前:名無しさん[sage] 投稿日:2016/10/14(金) 23:22:58 ID:af/Lgzzc0
- ('A`)「変態だなぁ、ヒートは」
ノハ ⊿ )「言わなくていい…」
('A`)「こういう風にされたいんだ…」
ノハ ⊿ )「んー…もう好きにしてよ…」
ヒートの尻を持ち上げ四つん這いの状態にさせてから秘部を指で広げる。
肉棒を押し当ててヒートの中へ押し進んだ。
ノハ ⊿ )「ん…」
('A`)「後ろからこうやってされてると動物の交尾みたいだな」
ノハ ⊿ )「し、知らない」
('A`)「こうやって」
ノハ ⊿ )「ひっ!」
('A`)「後ろから突かれるとな」
ノハ ⊿ )「や…」
('A`)「まるで犯されてるみたいだな」
ぱんっとヒートの尻を叩くと身体をよじらせる。
('A`)「いつもみたいに枕のにおいかぎながらしてもいいぞ」
- 45 名前:名無しさん[sage] 投稿日:2016/10/14(金) 23:24:07 ID:af/Lgzzc0
- ノハ ⊿ )「あ、うん…」
ヒートは四つん這いの状態で後ろから突かれながら顔を落とした。
ノハ* ⊿ )「あー…」
枕に顔を埋めたヒートが恍惚の声を漏らす。
('A`)「そんなにいいか?」
ノハ* ⊿ )「うん、いいっ、いい」
('A`)「変態」
ノハ* ⊿ )「お兄ちゃんのにおい好き、好き」
またヒートが達する。びくん、と震えて力が抜けた。
ずるずるとベッドに崩れ落ちる。
('A`)「お前何回イクんだよ」
ノハ ⊿ )「…だって」
息を荒げながらヒートが反論する。
ノハ ⊿ )「お兄ちゃんがむちゃくちゃするんだもん…」
- 46 名前:名無しさん[sage] 投稿日:2016/10/14(金) 23:25:33 ID:af/Lgzzc0
- ('A`)「あんまり嫌じゃないんだろ?」
ノハ ⊿ )「んー…」
ヒートの尻を手に収めながらまた腰を動かし始める。
ノハ ⊿ )「お兄ちゃんちょっと休ませてよ…」
('A`)「ダメ」
ノハ ⊿ )「もうむり…へん…おかしくなる…」
('A`)「なっちゃえば?」
ノハ ⊿ )「や…」
ドクオは後ろから抱きかかえるようにヒートの上に重なった。
腰を動かしながらヒートの耳を口に含む。
弱く耳を噛んでから舌を這わせて奥へねじ込む。
後ろから突かれながら耳を責められてヒートはいっそう甘い声を上げた。
ノハ ⊿ )「お、おかしっ、おかしくなっちゃう…っ!」
('A`)「なっちゃえよ、ほら」
ノハ ⊿ )「あっ、だめ、おにいちゃ、やだ」
('A`)「出すよ」
ノハ ⊿ )「あ…っ!」
一際強く突いて一番奥でドクオは達する。
ヒートの耳の穴に舌を突っ込んだまま長い射精をした。
肉棒はどくどくと脈打ちながらコンドーム越しにヒートの中へ放ち続ける。
- 47 名前:名無しさん[sage] 投稿日:2016/10/14(金) 23:28:03 ID:af/Lgzzc0
- ノハ ⊿ )「すっごい出てる…」
('A`)「分かる?」
ノハ ⊿ )「あったかいもん」
出し切ってから肉棒を引き抜いた。
結んでティッシュ・ペーパーにくるんでからゴミ箱にそっと捨てる。
またティッシュ・ペーパーを何枚か取ったところでヒートが不満そうに声を上げた。
ノハ ⊿ )「ねぇ、もう外してよ」
('A`)「あぁ、ごめん」
充電器ケーブルの拘束を解き、目隠しのハンカチも取った。
解放されるやヒートはドクオの胸を殴る。
('A`)「いって」
どんどんと数回ドクオの胸を殴った。
('A`)「あれ、もしかして怒ってる?」
- 48 名前:名無しさん[sage] 投稿日:2016/10/14(金) 23:30:54 ID:af/Lgzzc0
- ノパ⊿゚)「怒ってるに決まってるでしょ、あんだけ乱暴にされて」
もう一回胸を殴ってからヒートはドクオに抱きついた。
ノハ-⊿-)「ん~~~…」
('A`)「ごめんって」
ノパ⊿゚)「………ひいた?」
('A`)「男のくさいにおいが好きって時点でもうこれ以上ひく事はないなぁって思ってたから大丈夫」
ノハ-⊿-)「お兄ちゃんのバカ。 最低。 包茎」
('A`)「包茎は関係ねーだろやめろ」
ノハ-⊿-)「んー…」
ドクオは黙ってヒートの頭を撫でる。
ヒートはドクオにしがみついたまま、胸に顔を埋める。
ノハ-⊿-)「お兄ちゃん…」
('A`)「お前においかいでるだろ」
ノハ*-⊿-)「お兄ちゃんまた汗かいたね、いいにおい」
('A`)「もう勝手にしろよな…」
- 49 名前:名無しさん[sage] 投稿日:2016/10/14(金) 23:32:25 ID:af/Lgzzc0
- 春になればこのアパートで二人暮らしだ。
いくら兄妹とはいえワンケーの部屋に二人で暮らすにはやや無理がある。
母親もそう不審に思ったがヒートに少しでも親の負担を減らしたいのだと力説されて納得した。
ヒートは実の兄と関係を持った事、恋人関係にある事をひたすらに隠してきたしこれからも隠し通せる自信があった。
ノハ*-⊿-)「お兄ちゃんの本当に落ち着く…」
しかし、この関係はいつまでも続くものではない。
お互いいつかは結婚するよう言われる年齢になる。恋人がいない事を問われる時が来る。
いくら二人の関係が深まってもそれを公言出来る日は未来永劫訪れないのだ。
近親相姦など許されるものではないし、子供をもうける事すら叶わない。
二人が互いを愛し合っていても、認められる日は来ない。
('A`)「全く」
ドクオはヒートの頭を撫でながら、未来の事を考えていた。
一週間後。一ヶ月後。一年後。十年後。
一週間後、普通にいつも通り大学へ向かっているはずだ。
一ヶ月後、ヒートがこの部屋に引っ越してきて二人暮らしを始めている。
一年後、ヒートとの共同生活にもすっかり慣れてきている事だろう。
十年後、果たしてどうなっているだろうか。
ヒートとの関係は続いているだろうか。
お互い就職していても一緒に住んでいるだろうか。
両親にはそろそろ結婚しろと急かされているのだろうか。
誰にもこの関係を公言せずにこのまま進んでいけるだろうか。
- 50 名前:名無しさん[sage] 投稿日:2016/10/14(金) 23:34:29 ID:af/Lgzzc0
- ふいにヒートが顔を上げて、ん、と口を尖らせた。
ヒートはいつもそうやって言葉にせずキスをせがむ。
唇を重ねて、またヒートはドクオの胸に顔を埋めた。
ノハ*-⊿-)「お兄ちゃん」
('A`)「うん」
ノハ*-⊿-)「ここで、二人で暮らせるんだよね」
('A`)「あぁ」
ノハ*-⊿-)「受かって良かった」
('A`)「そうだな」
ノハ*-⊿-)「これからずっと一緒だね」
('A`)「ずっと一緒だ」
永遠なんてものは存在しない、そんな事はお互い分かっているはずだ。
それでも、今はこうしていたいとドクオは思った。
ノハ*゚⊿゚)「春になったら、毎日しようね」
間もなく春になる。そして、またあの夏がやって来る。
ノパ⊿゚)ヒート・アイランドのようです2
戻る