今のブーン系にはエロが足りないようです
- 374 名前:名無しさん[sage] 投稿日:2016/10/15(土) 21:11:07 ID:8.zmUFOU0
- o川*゚ー゚)o
僕と彼女は仲のいい友達だ。
家が近いこともあって、よく帰りにお互いの家に寄ったりして遊んでいる。
( ´∀`)
しかし小学校からの仲だといって僕なんかと一緒に居てどうかと思う。
彼女にはもっとピッタリな友達が居るはずだ。それにクラスには僕よりもかっこいい男子が居るのに
そんな事を話すと彼女はニコリと笑って
o川*^ー^)o
『だってモナー君は一番の友達だもん』
『それに、顔も女の子っぽくて可愛いし!』
(;´∀`)
それを聞くと僕はがくり、とうなだれてしまった。女の子っぽい、と来たか。
確かに僕は他の男子に比べて肌も白いし背も平均より低め、おまけに体型も中性的というか、なんというか
- 375 名前:名無しさん[sage] 投稿日:2016/10/15(土) 21:12:16 ID:8.zmUFOU0
- ( ´∀`)「………」
まぁ彼女が"一番の友達"と言ってくれたので良しとしよう。そんな何気ない言葉が嬉しかった。
帰り際に掛けられた『ずっと友達だよ』と言う彼女
だけどその言葉を真っ先に崩した彼女の行動は一生忘れられないと僕は思ったのだ。
- 376 名前:名無しさん[sage] 投稿日:2016/10/15(土) 21:14:00 ID:8.zmUFOU0
好奇心のようです
- 377 名前:名無しさん[sage] 投稿日:2016/10/15(土) 21:14:56 ID:8.zmUFOU0
- じりじりじり、とセミの鳴き声がけたたましく聞こえる。
もう夕方だと言うのに非常にやかましい。その鳴き声相まって更に暑苦しさを感じさせる
絶対地球温暖化の原因はコイツだ。とぼやく僕の声が聞こえたのか彼女は呆れながら僕にこう言った。
o川*゚ー゚)o「そんなに暑いの?」
(;´∀`)「暑いモナ……アスファルトとセミの鳴き声がダブルパンチで僕を襲ってくるモナ……」
o川*゚ー゚)o「よく分からないけど、暑い気持ちは伝わった!だって今日の最高気温これだよ!」
胸ポケットからスマートフォンを取り出し僕の目の前に突き出す。近いわ
目と鼻の先にある位置から少し離れ、僕は目を凝らしながら画面を見た。
そこに映し出されたのはでかでかと書かれたお日様マーク、その下には35℃と表示されている
なるほど、通りで暑いわけだ。
- 378 名前:名無しさん[sage] 投稿日:2016/10/15(土) 21:20:40 ID:8.zmUFOU0
- (;´∀`)「さ、さんじゅうごど……クソあちぃモナ……」
o川*゚ー゚)o「夕方なのにねぇ。て言うかモナー君口悪い」
(;´∀`)「こんな気温なら暑さでストレスたーまーるーモーナー!!」
駄々を捏ねる子供みたいに両手を上げて叫べばそれを馬鹿にしたようにカラスが一声鳴いた。それと同時に笑いだす隣の彼女
ああ、高校二年にもなって恥ずかしい、そう思うと次第に汗が噴き出してくる。手に貯まる汗がとても不快だ
暑さなのか恥ずかしさなのか、それとも両方なのか。この場から離れたくなる程恥ずかしくなった。
(;*´∀`)「………」
o川*゚ー゚)o「ふふ、面白いなぁもう。」
o川*゚ー゚)o「そんなに暑いなら、私の家に寄って行く?」
―――
―――――
- 379 名前:名無しさん[sage] 投稿日:2016/10/15(土) 21:21:50 ID:8.zmUFOU0
o川*゚ー゚)o「さ、上がって。今日お姉ちゃん達もお母さんも遅いし」
( ´∀`)「お邪魔しますモナ」
o川*゚ー゚)o「先に二階行ってといてもいいからねー」
そう言うと彼女はリビングの方へ入って行く。
ずっとここに立ちっぱなしと言うわけにもいかないだろう。
僕は靴を脱いで、彼女の言われた通りに二階に上がっていった
- 380 名前:名無しさん[sage] 投稿日:2016/10/15(土) 21:24:03 ID:8.zmUFOU0
- ( ´∀`)「お邪魔しますモナー……二回目だけど」
がちゃ、とドアを開けるとぶわりと蒸し暑い空気が流れ込んだ。半日放置しただけでこんなに暑いものか。
しかし勝手に窓開けたり冷房を付けたら失礼だろう。暑さに耐えながら部屋の端へ縮こまる様に座った
( ´∀`)「早く来いモナ……」
何度も部屋には入ったが女の子の部屋、と言うのはなかなか慣れないものだ。
ピンクチェックのカーテン、うさぎのぬいぐるみ、白いレースの付いたクッション、大きな全身鏡
男の僕にとっては未知の世界だ。ずっとこんな所に居たら目が回ってしまう
そんな空気を打ち破るかの様に彼女が部屋に入ってきた。
- 381 名前:名無しさん[sage] 投稿日:2016/10/15(土) 21:25:05 ID:8.zmUFOU0
- o川;゚ー゚)o「お茶菓子探したけどクッキーぐらいしか……ってあっつ!」
o川;゚ー゚)o「冷房ぐらい付けといてよねー!あ、お茶!」
やや乱暴にお茶を差し出すと冷房のスイッチを入れ扇風機も回した。
それを遠目で眺めながら僕は差し出されたお茶を一口飲んだ。氷も大量に入れてありよく冷えている。美味しい
(*´∀`)
o川*゚ー゚)o「間抜け面」
( ´∀`)「あいてっ」
やっと涼しい所と冷たい飲み物にありつけて顔がほろこんだか、右頬を指で突っつかれた
つつかれた頬を摩りながらもう一口お茶を飲もうとした時、不意に彼女が話し始めた
o川*゚ー゚)o「あのさ」
( ´∀`)「何?」
適当に返答をしたが彼女の雰囲気はいつもと違う。
もじもじと指をいじり、天井を見たかと思えばタンスの方に目をやったりと忙しい
- 382 名前:名無しさん[sage] 投稿日:2016/10/15(土) 21:26:49 ID:8.zmUFOU0
- それらの動作を数分繰り返した後、やっと決心が付いたのか正面を向いた。
o川*゚ー゚)o「一回しか言わないからよく聞いてね」
( ´∀`)「う、うん」
o川*゚ー゚)o「モナー君のオナニーしてる姿が見たいんだけど」
( ´∀`)
( ´∀`)「は?」
彼女から発せられた言葉でその場の空気が凍ったような気がした。冷房とかじゃなくて
いや、問題はそこではない。待て待て待て、今何といった?
あーうんオナニーねはいはいはいオナニーつったら自慰行為ねはいはい
自慰行為と言えばおちんちんしゅっしゅねはいはいはい……
- 383 名前:名無しさん[sage] 投稿日:2016/10/15(土) 21:27:41 ID:8.zmUFOU0
- (;´∀`)「見せれるかぁ!!」
ふと我に返り、机を叩いた。その音と怒鳴り声にびっくりしたのか彼女は「ひゃん!」と言って後ずさりをする
何故年頃の女の子が下品な事を言うのか、そもそも何でそんな発想を思いつくのか、言いたい事は山々あったが落ち着いて深呼吸をし、僕は彼女を叱る方針に決めた。
(;´∀`)「ああもう……何を言い出すのかと思えば……」
o川*゚ー゚)o「え、えへへぇ」
(;´∀`)「えへへじゃない!」
o川;゚ー゚)o「ひ、ひぃ!とりあえず私の話を聞いてよ!」
( ´∀`)「戯言に耳を貸す必要はないモナ」
o川;゚ー゚)o「違う!好奇心だよ好奇心!」
(;´∀`)「はぁ!?」
- 384 名前:名無しさん[sage] 投稿日:2016/10/15(土) 21:28:49 ID:8.zmUFOU0
- o川*゚ー゚)o「ほら、女の人と男の人って違うじゃん」
( ´∀`)「君がそんなバカだとは思ってもなかったモナ」
o川*゚ー゚)o「その違いをこの目で見たいと言いますか……」
( ´∀`)「それなら検索すれば腐るほど出てくると思うモナ」
o川;゚ー゚)o「や、やだよ!恥ずかしいじゃん!」
(;´∀`)「恥ずかしいって君ねぇ……」
彼女の言う恥ずかしいの基準が分からない。
同級生どころか友達の、しかも異性の自慰を見て動画で見るのは恥ずかしいとは何だ。どういった違いがあるのか
確かに検索した所で履歴は残るが消してしまえば問題はない。むしろこの場でやらされる僕の立場はどうなんだ。
そもそも自慰なんて人前でやるものじゃないし、人の目を避けてこっそりとやるものだ
それなのに、彼女ときたら……
(;´∀`)「大体女の子がそんな事言うんじゃありません!」
o川;゚ー゚)o「ほ、保険の授業で散々習ったし色々勉強するじゃん!」
(;´∀`)「実践ってか!やかましいわ!」
o川;゚ー゚)o「何だよ!モナー君のバカ!」
(;´∀`)「バカはお前だ!!」
- 385 名前:名無しさん[sage] 投稿日:2016/10/15(土) 21:31:01 ID:8.zmUFOU0
- o川;゚ー゚)o「……仕方ない、じゃあこうしよう」
数分いがみ合った後、彼女はため息混じりに一つの提案を出した。
o川*゚ー゚)o「一つ、モナー君がここでオナニーするか」
o川*゚ー゚)o「今ここで私に抜いてもらうか」
o川*゚ー゚)o「どうする!?」
ちょっと待て。
(;´∀`)「さっきと変わんないし悪化してるモナ!」
o川*゚ー゚)o「私は見たいと思ったら最後まで執念深く追い詰めるタイプなんだよ!」
o川*゚ー゚)o「さぁ、どうする?制限時間は1分でーす」
(;´∀`)「……否定の言葉は」
o川*゚ー゚)o「無し」
きっぱりと断れてしまった。どっちにしろ逃げ場は無しと言う事か。
- 386 名前:名無しさん[sage] 投稿日:2016/10/15(土) 21:31:54 ID:8.zmUFOU0
- (;´∀`)
「残り30秒」と時間を告げる彼女に僕は逃げる様に後ろに逃げた。
負けじと彼女も迫ってくる
o川*゚ー゚)o「10、9、8……」
(;´∀`)「ちょっと待て早くない!?」
o川*゚ー゚)o「7、6、5、4、3、2、1……」
僕がそう言った途端数える言葉が早くなる。チクショウ早く答えろってか。逃げ場がない
(;´∀`)「ぼ、僕は―――……」
o川*゚ー゚)o
o川*^ー^)o「じゃ、決まりだね」
―――
―――――…………
- 387 名前:名無しさん[sage] 投稿日:2016/10/15(土) 21:33:19 ID:8.zmUFOU0
- (;* ∀ )ハァ…ハァ…
o川*゚ー゚)o「モナー君凄い興奮してる」
(;* ∀`)「う、うるさ……」
結果的に言うと、僕は彼女にしごかれる事になった。
決して僕が望んだわけではない。結局僕は何も言えず、時間切れとなったのだ。
初めからこれを狙っていたのか僕は分からないけど、彼女はニヤリと笑った。
性懲りもなく動けなくなった僕は目をギュッと瞑ってこの場を覚悟した。何もしてこない
そう思い薄目を開けると彼女は僕の目の前で「あはーん」だとか「うふーん」だとか言いながらくねくね体を動かしてきた。これからいやらしい事をされると思い期待混じりの恐怖感を抱えた僕には理解出来なかった。
そしてそれを何度か繰り返した後、僕の股間を凝視した。当たり前だが目の前でよくわからない踊りをされても勃つものは勃たない。
そうして彼女は何も反応がない僕を悔しそうな目で見て「私が壇蜜だったら良かったのに……」と蚊の鳴く様に呟いた。
いくら何でも同級生の女子に壇蜜の様な女の人が居たらそれはそれで嫌だ。
- 388 名前:名無しさん[sage] 投稿日:2016/10/15(土) 21:36:55 ID:8.zmUFOU0
- もうこれで諦めたのだろう、そう思った瞬間彼女が抱きついてきた。
僕の胸の下の位置に小ぶりながらも柔らかい感触がふにふにと当たってきて仰け反ろうとしたが、そうはさせまいと力いっぱいに抱きしめてくる。それと同時にぐりぐりと、膝を股間に擦りつける
この時点で力が抜けて動けないと言うのに、彼女は僕の耳に息を吹き当てた。
生温かくて甘ったる彼女の息が僕の耳に突き抜ける。ぞわり、と背中が身震いして思わず声が漏れた
僕の反応が面白いのか、続けて彼女はくすぐったい箇所にゆっくりと指を滑らせる
o川*゚ー゚)o「モナー君耳と背中、弱いよね」
(;* ∀`)「……く、くすぐったいモナ……やめて……」
o川*゚ー゚)o「いやでーす」
(;* ∀ )「っぁ!」
o川*゚ー゚)o「そろそろかなぁ」
そう言って彼女はズボンのチャックに手を伸ばす。
嫌なのに、こんな事しちゃいけないのに
ズボンとパンツを下ろされて、完全に勃起をしたそれを見て僕は泣きたくなった
- 389 名前:名無しさん[sage] 投稿日:2016/10/15(土) 21:42:57 ID:8.zmUFOU0
- o川*゚ー゚)o「凄いなぁこんなガッチガチになるなんて」
o川*゚ー゚)o「あ、私初めてだから下手くそだからごめんね」
(;* ∀ )ハァ…ハァ…
答える余地もない。
僕が何も答えないでいると彼女はおずおずと先っぽに触れた。
o川*゚ー゚)o「わ、なんか溢れてる。ガマン汁って言うんだっけ」
先走りを指で掬いながら親指でいじり倒す。
量が多いのかぐち、ぐちと湿っぽい音が僕の耳を犯していく
(;* ∀ )「うぁ……う……」
そこから彼女はすーっと下へ指を動かし握った後上下に動かす
ぎこちない動きなのに、いつも自分でする時とは違う快感が迫ってくる。
はたまた罪悪感と興奮がぐちゃ混ぜになって快感に変化し自分の理性もプライドも粉々に砕けていった
o川*゚ー゚)o~♪
(;* ∀ )「んぁ……くぅ……」
この短時間で手馴れたのか、彼女は鼻歌混じりに僕のペニスを弄りまわす
またその鼻歌も僕の耳をくすぐり更なる興奮へと繋がる。ああ、気持ちいい
- 390 名前:名無しさん[sage] 投稿日:2016/10/15(土) 21:43:58 ID:8.zmUFOU0
- (;* ∀`)"
その時ふと、鏡の中の自身と目が合った。
自分でも信じられない程顔が蕩けきっており、その口からだらしなくよだれが垂れている
こんないやらしい顔するなんて、僕はとんだケダモノだ
(;* ∀`)「!?」
o川*゚ー゚)o「わ、硬くなった」
それと同時に興奮が高まり、せり上がる何かを感じた
(;* ∀ )「――――っあ!」
o川*゚ー゚)o「そうかそうかイキそうなのか」
満足そうに彼女が呟くと、今までのペースをやめ激しく上下に擦る
(;* ∀ )「だめ、出ちゃう……でひゃうもなぁ……!」
o川*゚ー゚)o「呂律も回らないぐらい気持いいんだね、いいよ出して」
(;* ∀ )「いや、だめ、だめモナ!あっ、」
(;* ∀`)「キューちゃん……!」
―――
―――――…………
- 391 名前:名無しさん[sage] 投稿日:2016/10/15(土) 21:44:57 ID:8.zmUFOU0
- o川;゚ー゚)o
( ´∀`)
あれから何時間経ったのであろうか、空は赤みを帯び徐々に暗くなっていった。
いや、今の僕にそんな事関係ない。プライドも理性もズタズタにされた僕は彼女のベットに潜り込みダンゴムシみたいに丸まっている。
o川;゚ー゚)o「ほんっとうにごめんってー」
( ´∀`)「嫌モナ」
o川;゚ー゚)o「まさかあの後泣き出すなんて思ってもなくて……」
( ´∀`)「キューちゃんなんか嫌いモナ」
o川;゚ー゚)o「お願いだから出てきてよぉ……それ私のベッドだし……」
( ´∀`)「嫌モナ」
o川*゚ー゚)o「あ、そう言えばイク時に私の名前呼んだよね」
( ´∀`)
( ´∀`)「死ね」
o川;゚ー゚)oそ「そんなぁ!!」
暴言を吐き捨て、すっぽりとシーツに潜った。
彼女が何故ああいった行動に出たか、発想を思いつたのかは全て"好奇心"で片付けられるのだろう
出来ることなら早く忘れてしまいたい、そう願いながら僕は一眠りする事にした。
- 392 名前:名無しさん[sage] 投稿日:2016/10/15(土) 21:45:47 ID:8.zmUFOU0
- o川;゚ー゚)o「それ私のベッドだってばぁ!!」
おしまい
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