- 376 名前:名も無きAAのようです 投稿日:2011/12/17(土) 00:54:35 ID:DVIyqDX20
- 【バロー W.P−W.ロジャー空港 ロビー】
( ●_ゝ●)「今日も今日とて暇だな」
( ●_ゝ●)「……ああ。そういえば」
( ●_ゝ●)ガサゴソ
パンパカパッパッパパパパー!!!!!!!!( ●_ゝ●)つ□「オトジャから手紙が届いてたんだ」 ジャジャジャジャーン!!!!!!!!!!!
( ●_ゝ●)?
( ●_ゝ●)??
( ●_ゝ●)「どっかから華々しいファンファーレが……」
<うるさいよっ! アンタ! ここは空港だよ! 楽器なんて鳴らすもんじゃないよまったく……
(;●_ゝ●)「え、俺なの? 俺のせい?」
(;●_ゝ●)「怒られる道理は無いけど、少しヘコむぜ……」
(;●_ゝ●)つ□「気を取り直して読むか。話が進まないからな」ガサッ
- 377 名前:名も無きAAのようです 投稿日:2011/12/17(土) 00:55:46 ID:DVIyqDX20
- ..___________________________
|l ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄l|
|| おげんきですか? . .. ||
|| わたしはぷるどーべいで ||
|| どれいのようにはたらいています . . ||
|| . ||
|| たからものを ひとつおくります . .. .||
|| なにかのおやくにたててください .. ||
|| . ||
|| . ||
|| (´<_` ) . おとじゃ θ .. ||
|l___________________________l|
 ̄
( ●_ゝ●)「うわ。まるで内容の無い手紙。まるで バローのようです みたいだな」
( ●_ゝ●)つθ「で、この宝物とやらはなんだ? 薬?」
( ●_ゝ●)つθ「臭いは無いな」クンクン
( ●_ゝ●)つθ「一体これを送りつけて俺にどうして欲しいんだオトジャよ……」
( ●_ゝ●)「あー、オトジャの手紙はつまらないし、アラスカは暇だし、良い事無いな」
( ●_ゝ●)「そもそも、物価が高すぎるんだ。税金は安いのと住んでるだけでフリーの金が貰えるのは認めよう」
( ●_ゝ●)「それ以外、何がある? ムースはマズイし、アザラシはマズイし、泣けてくるぜ!」
( ●_ゝ●)「俺だってサブウェイのサンドウィッチ食いてえよ……。マックダーナルのハンベァガァ食いてぇよ……」
- 378 名前:名も無きAAのようです 投稿日:2011/12/17(土) 00:56:44 ID:DVIyqDX20
- ミ,,・仝・彡「ガオ!」ノッシノッシ
( ●_ゝ●)「なんだ、オルガちゃん……。慰めてくれるのか?」
ミ,,・仝・彡「ガオガオ」
( ●_ゝ●)「……うんうん。そうだな。アラスカには自然がある」
ミ,,・仝・彡「ガガオ」
( ●_ゝ●)「そうだな。うん。自然こそが全て。それを味わっている俺は幸せ者なんだ……」
ミ,,・仝・彡「ガオ!」
( ●_ゝ●)「ありがとうありがとう。君は大切な事を気づかせてくれたよ」
( ●_ゝ●)つθ「お礼にオトジャの宝物をあげよう。邪魔なんだ。受け取ってくれ」
ミ,,・仝・彡「ガオ??」
( ●_ゝ●)つθ「な? ほら」
ミ,,・仝・彡つθ「ガオ」スッ
- 379 名前:名も無きAAのようです 投稿日:2011/12/17(土) 00:58:32 ID:DVIyqDX20
- ミ,,・仝・彡 ムシャムシャムシャ
( ●_ゝ●)「どうだ、美味いか?」
ミ,,・仝・彡「ガオ!」
(*●_ゝ●)つ「そうかー、うまいかー! 良かったなー」ナデナデ
ミ,,・仝・彡「ガオガオ!」
(*●_ゝ●)「うんうん。満足したら帰りなさい。暗くなると家の人が心配するぞ」
ミ,,・仝・彡 ブルッ
((ミ,,・仝・彡))「ガガガ……」ブルブルブル
(*●_ゝ●)「もうそろそろ極夜の季節だからな。意外とすぐに暗くなって……」
(;●_ゝ●)「ん? どうしたオルガちゃん」
((ミ,,・仝・彡))「ガ、ガ、ガガーオオ!!」ブルブルブル
(((((((()))))))))) ボワワワワワーーン!!
(;●_ゝ●)「何だ何だ! 薬の効果か?!」
((((((ζ(゚ー゚*ζ)))))) モクモクモク
( ●_ゝ●)「オーノー、ファンタスティック」
- 380 名前:名も無きAAのようです 投稿日:2011/12/17(土) 00:59:17 ID:DVIyqDX20
( ^ω^)バローのようです
.
- 381 名前:名も無きAAのようです 投稿日:2011/12/17(土) 01:00:16 ID:DVIyqDX20
- /⌒⌒ヽ
( 、 ヽ \ζ(゚ー゚*ζ パッパカパーン!!
⌒\ \ ./´ 〈
し´\__,丿、 / / ゚ ) ゚)二つ
( 二二つ
ζ(゚ー゚*ζ「?」
( ●_ゝ●)「なんてこった……。俺はこんなに素敵な薬だったと聞いていないぞ」
<アンタッ! また楽器吹いたのかい! うるさいよ!
(;●_ゝ●)「違う! 違うんだオバちゃん! オルガちゃんが裸になって……」
ζ(゚ー゚*ζ「……あ」
(;●_ゝ●)「……こいつ、喋れるのか?」
ζ(゚ー゚*ζ
ζ(゚ー゚*ζ「オナニーしたい」
( ●_ゝ●).....,,,::;;:;;;;;+ ブー!!
(;●_ゝ●)「信じられないッ!! こんなに勢い良く鼻血が出るなんて?!」ドクドク
- 382 名前:名も無きAAのようです 投稿日:2011/12/17(土) 01:01:31 ID:DVIyqDX20
- (;●_ゝ●)「待て待て。そういう時は落ち着いて素数を数えるんだ」ドクドク
ζ(゚ー゚*ζ
ζ(゚ー゚*ζ「お尻いじって」
( ●_ゝ●).....,,,::;;:;;;;;+ ブー!!
( ●_ゝ●)「ダメだぞ、アニジャ。これはエロいSSじゃないんだぞ」ドクドクドクドク
( ●_ゝ●)「これはガチホモとその仲間達が織り成す愉快で痛快なメタフィクションギャグなんだ。手を出したらダメだぞ」ドクドクドクドク
ζ(゚ー゚*ζ
ζ(^ー^*ζ「お尻にぶち込んで欲しいな」フリフリフリ
( ●_ゝ●).....,,,::;;:;;;;;+ ブー!!
( ●_ゝ●).....,,,::;;:;;;;;「あ……。意識が遠のく……」ブー!!
( ●_ゝ●)バタッ
ζ(^ー^*ζ「?」
- 384 名前:名も無きAAのようです 投稿日:2011/12/17(土) 01:02:51 ID:DVIyqDX20
- 【数時間後 W.P−W.ロジャー空港 ロビー】
( ^ω^)「おっ! やっぱり空港は暖かいお!……ってオルガちゃん探さないと」
( ^ω^)「オルガちゃーん!」
( ^ω^)「早く家に帰らないと暗くなっちゃうおー!」
( ^ω^)「……いないお」
( ´ω`)「また外に出るのかお? 今日は冷え込んでるから嫌だお……」-30℃ナンダヨ
( ´ω`)「……おっ?」
( ●_ゝ●)ドクドク
(;^ω^)「ア、アニジャが倒れてるお!」
(;^ω^)タッタッタッタ!
(;^ω^)「……!! 血が、大量の血が流れ出てるお!!」
( ●_ゝ●)「……オー ……イッツ ファンタスティック」ボソボソ
(;^ω^)「大変だお……。意識もはっきりしてないし……。きっと脳に血が通ってないんだお」
( ●_ゝ●)ビンビン!
( ^ω^)「でもちんちんには血が滾ってるみたいだお!」
- 386 名前:名も無きAAのようです 投稿日:2011/12/17(土) 01:03:51 ID:DVIyqDX20
- ( ^ω^)「でもどうして……」
( ゚ω゚)「……ハッ!」
【ミ#・仝・彡「ガルルルルルル」】
【(;●_ゝ●)「お、おい! よせっ! やめろ!」】
【ミ#・仝・彡「アイムハングリー!!」】
【(;●_ゝ●)「NOOOOOOOOOOOOOOOO」】
【ミ#・仝・彡つ))●_ゝ●).....,,,::;;:;;;;;+ ブー!!】
【ミ*^仝^彡「ハッハー!! ディナータイム!!」】
( ゚ω゚)ワナワナワナワナ
( ゚ω゚)「そうだお。もうすぐ冬。オルガちゃんは食料を蓄え始めてるんだお!!」
(; ゚ω゚)「そりゃそうだお。海に出て危険の伴うトドなんかを獲物にするより人間を仕留めた方が楽だお!!」
(; ゚ω゚)「バローのみんなが……危ない……!」
(; ゚ω゚)「……ハッ!」
- 387 名前:名も無きAAのようです 投稿日:2011/12/17(土) 01:04:44 ID:DVIyqDX20
- 【ミ#・仝・彡「ガルルルルルル」】
【ξ'A`)ξ<オルガチャン、オルガチャン、アソビマショ】
【ミ#・仝・彡「アイムハングリー!!」】
【ξ'A`)ξ<ヒィィイィイイィイィイィイイイ】
【ミ*^仝^彡つζA`)ξ モグモグモグモグ】
【ミ*^仝^彡「干物みたいでうんめ〜」】
(; ゚ω゚)
(; ゚ω゚)「ツン……」
(; ゚ω゚)「ツーーーーーーーーーーーーーーーーーーーン!!」
ΞΞΞΞΞΞΞΞΞΞΞΞ(; ゚ω゚)ダダダダダダダダダダダダダ!!!
( ●_ゝ●)ビンビン!
( ●_ゝ●)ビンビン!
( ●_ゝ●)ドピュリ
( ●_ゝ●)「……オー ソーリー マイ マザー」 ボソボソ
- 388 名前:名も無きAAのようです 投稿日:2011/12/17(土) 01:06:05 ID:DVIyqDX20
- 【バロー 市内】
(,,゚Д゚)「いや〜、寒くなったなあ」
(*゚ー゚)「しばらく外出たく無いね」
(,,゚Д゚)「そうだなあ。もう一回くらいアンカレッジに買い物に行きたかったな」
(*゚ー゚)「しぃはシアトルに行きたい!」
(,,^Д^)「ギコハハハハ。そうだな、じゃあ春になったら行こうかい」
(*^ー^)「行く〜」
(,,^Д^)「そしたら俺も新しいクロサワ映画を買ってよぉ……。そうだなあ、乱とか赤ひげとか見てえなあ」
(,,゚Д゚)「……ん?」
(*^ー^)「どうしたの?」
(,,゚Д゚)「あれは……」
/⌒⌒ヽ
( 、 ヽ \ζ(゚ー゚*ζ パッパカパーン!!
⌒\ \ ./´ 〈
し´\__,丿、 / / ゚ ) ゚)二つ
( 二二つ
- 389 名前:名も無きAAのようです 投稿日:2011/12/17(土) 01:07:00 ID:DVIyqDX20
- (,,゚Д゚).....,,,::;;:;;;;;+ ブー!!
(*゚ー゚)「お父さん?」
(,,-Д-) クラクラ
(,,-Д-) 「しぃ」
(*゚ー゚)「なあに?」
(,,-Д-) 「下向いてなさい」
(*^ー^)「? ……あっ。お父さん、ちんちんテントさんになってる」
(,,-Д-)b 「お母さんにはナイショだ!」グッ
(*^ー^)「はあい」
ζ(゚ー゚*ζ
ζ(゚ー゚*ζ「オナニーしたい」
(,,-Д-)b.....,,,::;;:;;;;;+ ブー!!
(*^ー^)「お父さん?」
- 390 名前:名も無きAAのようです 投稿日:2011/12/17(土) 01:08:10 ID:DVIyqDX20
- (;,゚Д゚)「待て待て! 色々おかしいぞゴルァ!!」
(;,゚Д゚)「何で、裸なんだよ! 死ぬぞ! 死んでしまうぞゴルァ!!」
ζ(゚ー゚*ζ「?」
(;,-Д-)「あ、ダメだ。見るとまた鼻血吹いちゃう」
(*^ー^)「お父さん、しぃね、質問があるの」
(;,-Д-)「お父さんはそれ所じゃねえ。すまん」
(*^ー^)「オナニーってなあに?」
(;,-Д-)「それはな……」
ζ(゚ー゚*ζ
ζ(゚ー゚*ζ「性器をいじる事」
(;,゚Д゚)「NOOOOOOOOOOOOOOOOOOOO!!!」
ζ(^ー^*ζ「こんな風に」スッ……
(;,゚Д゚)「やめろおおおおおおおおおおおおおお!!」
(*^ー^)「わあ! しぃもやr……」
「見てはいけない!!」(;,゚Д゚).....,,,::;;:;;;;;;::ー^*):::;;;;;+ ブー!! ベチャベチャ!
- 391 名前:名も無きAAのようです 投稿日:2011/12/17(土) 01:09:29 ID:DVIyqDX20
- (*;;:ー;;;)「前が見えないよ〜」
(;,-Д゚) ドクドク
(;,-Д゚)(お、俺はやった……)ドクドク
(;,-Д゚)(娘の……、教育は守った……)ドクドク
(;,-Д-)(もう、思い残す事は何も無い……)ドクドク
(;,-Д-)(じゃあな、しぃ。お前の父で……幸せだった)
ζ(゚ー゚*ζ
ζ(^ー^*ζ「お尻が寂しいな」
(,,-Д-).....,,,::;;:;;;;;+ ブー!!
<バタッ
ζ(゚ー゚*ζ「?」
(*;;:ー;;;)「お父さん? どうしたの……?」
(*;;:ー;;;)「……前が見えないよ〜」
- 393 名前:名も無きAAのようです 投稿日:2011/12/17(土) 01:10:32 ID:DVIyqDX20
- 【数分後 バロー 市内】
(;^ω^)「オルガちゃ〜ん……どこにいるんだお〜……」
(;^ω^)「オルガ……」
(,,-Д-) ドクドク
(; ゚ω゚)
(; ゚ω゚)「ギコ……さん……?」
(,,-Д-) ドクドク
(; ゚ω゚)「ああ……、あああ……!!」
(*;;:ー;;;)「お父さん、どこ〜?」
(; ゚ω゚)「し、しぃちゃん!
(*;;:ー;;;)「あ、お兄さんの声」
(; ゚ω゚)「何があったんだお?!」
(*;;:ー;;;)「なんかね〜……、お父さんの血がビューってかかったの」
(; ゚ω゚)「……ハッ!」
- 394 名前:名も無きAAのようです 投稿日:2011/12/17(土) 01:11:23 ID:DVIyqDX20
- 【ミ#・仝・彡「ガルルルルルル」】
【(*;゚ー゚)「や、やだ……。怖いよ、お父さん!」】
【ミ#・仝・彡「アイムハングリー!!」】
【(;,゚Д゚)「し、しぃ! う、うおー!!」】
【ミ#・仝・彡つ)),゚Д゚).....,,,::;;:;;;;;ー゚;*);;;;+ ブー!!】
【ミ*^仝^彡「ハッハー!! ベリベリハッピー!!」】
【(*;;:ー;;;)「おとーさーん!!」】
(; ゚ω゚)「ま、まずいお……。このままじゃ……」
(; ゚ω゚)「……一匹の熊が村中の人を殺して回るなんて北海道じゃ良くある話だお!」
(; ゚ω゚)ゾクッ!
(; ゚ω゚)「三毛別……、ヒグマ事件……」
(; ゚ω゚)「あんな事になる前に、早く……何とかしないと……」
- 395 名前:名も無きAAのようです 投稿日:2011/12/17(土) 01:12:28 ID:DVIyqDX20
- 【バロー郊外】
_
( ゚∀゚)「寒いな、トソン」
(゚、゚トソン「いえ、私は寒くありません」
_
(;゚∀゚)「随分勝手のいい体だな」
(゚、゚トソン「まあ、不自由しなくていいですよ。割と気に入ってます」
_
( ゚∀゚)「ほお。だったら俺もフエかなんかで死ねば良かったかな。割りと瀕死だったし」
(゚、゚トソン「ダメです。……アナタがフエで死んだら私と出会えなかったじゃないですか」
_
( ゚∀゚)「トソン……」
(^、^トソン「何ですか。そんな顔して。似合わないですよ」ニコッ
_
( -∀゚)「意地悪なヤツだ……、ん? あんな所に人影が……」
/⌒⌒ヽ
( 、 ヽ \ζ(゚ー゚*ζ パッパカパーン!!
⌒\ \ ./´ 〈
し´\__,丿、 / / ゚ ) ゚)二つ
( 二二つ
_
( ゚∀゚)「大変な事になった」
- 396 名前:名も無きAAのようです 投稿日:2011/12/17(土) 01:13:15 ID:DVIyqDX20
- (゚、゚トソン「どうしました?」
_
( ゚∀゚)「……トソン。そろそろ墓に戻る時間だぞっ」
(゚、゚トソン「え?」
_
(;゚∀゚)「さ、さあさあ。寒い日は寝るに限るって。な?」
(゚、゚トソン「?? 変なジョージ……」
(゚、゚トソン
(゚、゚トソン「あれ? 人影が……」
_
(;゚∀゚)「わ! わー!!」
ζ(゚ー゚*ζ
ζ(゚ー゚*ζ「オナニーしたい」
_
( ゚∀゚).....,,,::;;:;;;;;+ ブー!!
(゚、゚トソン
_
(;゚∀゚)「ト、トソン……?」ドクドク
( 、 トソン ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ!!
_
(;゚∀゚)「STOOOOOOOOOOOOOOOOOP!!」ドクドクドクドク
- 397 名前:名も無きAAのようです 投稿日:2011/12/17(土) 01:14:08 ID:DVIyqDX20
- ( 、 トソン「あら、ジョージ。知らない内に素敵なお妾さんが出来ていたのですね」ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ!!
_
(;゚∀゚)「ち、違う! 違うんだトソン! 俺はこんな女知らんぞ!!」
ζ(゚ー゚*ζ
ζ(゚ー゚*ζ「お尻がいじって欲しいな」
_
( ゚∀゚).....,,,::;;:;;:;;;+ ブー!!
( 、 トソン「……まあ! 体は正直なんですね!」
_
(;゚∀゚)「お、おい! 待ってくれ! 知らん! こんな女知らんよ!!」
( 、 トソン「ああ。アナタもウエストモーランドの様な嘘をつくのですね」
_
(;゚∀゚)「嘘じゃない! 信じてくれ!」
( 、 トソン「そうですね。トンキン湾事件も嘘で固められた物でしたね。ああ、嘘は嫌いです」
_
(;゚∀゚)「き、聞いて……」
ζ(゚ー゚*ζ
ζ(゚ー゚*ζ「どうしたらお尻いじってくれるかな?」
_
( ゚∀゚).....,,,::;;:;;:;;;+ ブー!!
( 、 トソン ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ!!
- 398 名前:名も無きAAのようです 投稿日:2011/12/17(土) 01:14:53 ID:DVIyqDX20
- _
(;-∀-) クラクラ
*〜〜〜〜⊂( 、 トソン「ふん!!」ムンムンムンムンムン
_
(;-∀-)*〜〜〜 ムンムンムンムンムン
_
从(;゚∀゚)从「むおっ! 火が!!」バチバチバチ
( 、 トソン「アナタも所詮はアメリカ人」
_
从(;゚∀゚)从「熱い! 熱い!!」バチバチバチ
( 、 トソン「ティック・クアン・ドックの様な逞しさを身に着けなさい」
_
从(;゚∀゚)从「俺は仏教徒じゃねえ! バーベキューになっちまう!」バチバチバチ
( 、 トソン「では……」
( 、 ;;;;:::,,... フッ…
_
从(;゚∀゚)从「俺が何をしたというんだ……」バチバチバチ
ζ(゚ー゚*ζ
ζ(゚ー゚*ζ「お尻がうずいて仕方が無いの」
_
从( ∀ ).....,,,::;;:;;:;;;+ ブー!!
- 399 名前:名も無きAAのようです 投稿日:2011/12/17(土) 01:15:38 ID:DVIyqDX20
- 【数分後 バロー郊外】
(;^ω^)「お〜い……、オルガちゃ〜ん……」
(;^ω^)「どこだお〜……」
(;^ω^)「はぁ……」
(;´ω`)「三時……。もう真っ暗だお……」
(;´ω`)「……てんで見つからないお」
(;´ω`)「……ん? あれは……」
_
( ∀ ) プスプス
(;^ω^)
(;^ω^)「ジョ、ジョルジュさん……」
_
( ∀ )
(;^ω^)「な、なんで黒こげに……」
(; ゚ω゚)「……ハッ!」
- 400 名前:名も無きAAのようです 投稿日:2011/12/17(土) 01:16:23 ID:DVIyqDX20
- 【ミ#・仝・彡「ガルルルルルル」】
_
【(;゚∀゚)「な、なんだお前は!!」】
【ミ#・仝・彡「アイムハングリー!!」】
_
【(;゚∀゚)「近寄るな! うわあああああああ!!」】
【ミ#・仝・彡从从从从从从从 ゴオオオオオオオオオオオオオオ!!】
_
【(;゚∀゚)「火を噴いた!! ジャパニーズゴジラッ!!」】
_
【从(;゚∀゚)从「のわあ! こんがり焼けてしまううう!!」】
【ミ*^仝^彡「ハッハー!! アイライクミディアム!!」】
(; ゚ω゚)「ヤバイお。もれなくヤバイお!」
(; ゚ω゚)「このままでは……、僕も危ないお……」
(;‐ω‐)
(;‐ω‐)「……ショボンに相談だお」
(;‐ω‐)「ショボンなら……それでもショボンなら何とかしてくれるはずだお」
- 401 名前:名も無きAAのようです 投稿日:2011/12/17(土) 01:18:05 ID:DVIyqDX20
- 【バロー ショボン宅前】
(; ゚ω゚)「かくかくしかじかなんだお!!」
(´・ω・`)「ほうほう」
(; ゚ω゚)「でもってかくかくしかじかなんだお!!!」
(´・ω・`)「ふむふむ」
ξ'A`)ξ<シンジラレナイ
(; ゚ω゚)「本当なんだお! 屈強な男三人が血を噴出して倒れてたんだお!」
(;´^ω^)「屈強な男……ッ! 三人も……ッ!」ゴクリッ
( ^ω^)「うん。そうなんだお」
(´・ω・`)「えっ、何で急に表情変えたんだい?」
( ^ω^)「いや、なんでもないお」
(´・ω・`)「そう……」
( ^ω^)「……ん?」
( ^ω^)「なんかあそこに人影が……」
- 402 名前:名も無きAAのようです 投稿日:2011/12/17(土) 01:19:06 ID:DVIyqDX20
- /⌒⌒ヽ
( 、 ヽ \ζ(゚ー゚*ζ パッパカパーン!!
⌒\ \ ./´ 〈
し´\__,丿、 / / ゚ ) ゚)二つ
( 二二つ
( ^ω^).....,,,::;;:;;:;;;+ ブー!!
(´^ω^`)「ん?」
( ^ω^)「なん……だと……」ドクドク
(´^ω^`)「やあ、オルガちゃん! ずいぶんとご機嫌なバディを手に入れたじゃないか!」
(;^ω^)「へ? どこにオルガちゃんがいるんだお?」
(´・ω・`)「目の前さ。四つんばいの彼女だよ。見て分からないのかい?」
ζ(゚ー゚*ζ
(;^ω^)σ「これ?」
(´・ω・`)「そう、これ」
ζ(゚ー゚*ζ
ζ(゚ー゚*ζ「オナニーしたい」
( ^ω^).....,,,::;;:;;:;;;+ ブー!!
( ^ω^)「オルガちゃんは僕が想像していたより危険なモンスターだったお……ッ!」ドクドク
- 403 名前:名も無きAAのようです 投稿日:2011/12/17(土) 01:19:53 ID:DVIyqDX20
- (´・ω・`)「しかし……」
ζ(゚ー゚*ζ
(´・ω・`)「どうしてこんな姿に……」
(;´ω`)「知らないお……。って何でショボンは無事なんだお?」
(´^ω^`)「ゲイだからね」
(;´ω`)「答えなんて分かりきってたお……。何で聞いたんだろう」
(´^ω^`)「まあいいじゃないか。彼女もご機嫌みたいだし、これから賑やかになるよ」
ζ(^ー^*ζ
ζ(^ー^*ζ「はやくお尻にぶちこんで!」
( ^ω^).....,,,::;;:;;:;;;+ ブー!!
(;´ω`)「良くないお! 早く元の姿に戻ってくれないと、僕の寿命がマッハだお!」ドクドク
(´・ω・`)「でも、元に戻すって言ったってどうやって……」
川 ゚ -゚)「私の出番か」ヌッ
(;´ω`)「うーわ、めんどくさいヤツ出てきた」
- 404 名前:名も無きAAのようです 投稿日:2011/12/17(土) 01:20:44 ID:DVIyqDX20
- (´・ω・`)「で、なんか秘策があるのかい?」
川 ゚ -゚)「そういう時にする事と言ったら一つしかなかろう」
(;´ω`)「思いつかないお」
川 ゚ -゚)「ある日を境に乙女は姿を変えてしまった……。それを元に戻す方法といえば一つ」
(´゚ω゚`)「ま、まさか……」
(´゚ω゚`)
(´゚ω゚`)「KISS」
川 ゚ -゚)b「左様」
(;´ω`)「じゃあさっさとしてくれお」
川 ゚ -゚)「私じゃ無理だ。すり抜けてしまって触れることすらできん」
川 ゚ -゚)「それに、そんな百合行為をしてしまうと画面の前のキモ豚が興奮して薄い本を出しかねん」
(;´ω`)「その心配はねーよ。……ってか薄い本なんて良く知ってるお」
川 ゚ -゚)「妹がゴッドマーズの薄い本持ってたからな」
(;´ω`)「それネタ分かるヤツいんのか」
- 405 名前:名も無きAAのようです 投稿日:2011/12/17(土) 01:21:40 ID:DVIyqDX20
- ζ(^ー^*ζ「お尻舐めて〜」
( ´ω`).....,,,::;;:;;:;;;+ ブー!!
(;´ω`)「だ、誰でもいいから、はやく……」ボタボタ
川 ゚ -゚)「ツン、やってやれ。お前の百合なら誰も勃起はしない」
ξ'A`)ξ
ξ'A`)ξ<ユリ…
〜〜〜〜〜
ξ'A`)ξ ハ(ロ- ロハハ
ハハ ロ -ロ)ハ ξ'A`)ξ ハ(ロ- ロハハ
ハハ ロ -ロ)ハハハ ロ -ロ)ハ ξ'A`)ξ ハ(ロ- ロハハハ(ロ- ロハハ
ハハ ロ -ロ)ハハハ ロ -ロ)ハハハ ロ -ロ)ハハハ ロ -ロ)ハハハ ロ -ロ)ハ ξ'A`)ξ ハ(ロ- ロハハハ(ロ- ロハハハ(ロ- ロハハハ(ロ- ロハハハ(ロ- ロハハ
「「「「ツンサーン」」」」
〜〜〜〜〜
ξ'A`)ξ
(;´・ω・)「ツンちゃん息してない……ッ」
(; ゚ω゚)「ツーーーーーーーーーーーーーーーーーーーン!!!」
- 406 名前:名も無きAAのようです 投稿日:2011/12/17(土) 01:22:55 ID:DVIyqDX20
- (;´ω`)「ショ、ショボン。頼むお、オルガちゃんにキスしてやってお」
(´・ω・`)「それは叶えられないね。なぜなら僕は」
(´・ω・`)
(´^ω^`)b「ゲイだからさ」グッ
( ^ω^)「死ね」
(´^ω^`)「わお、ストレート」ムクムク
( ^ω^)「いや、お前はストレートじゃねーよ。ゲイだろ」
(´^ω^`)「うまい! 座布団一枚!」ビンビン!
(;^ω^)「いいから早くオルガちゃんを元に戻してお! 出血多量で死んでしまうお!」
川 ゚ -゚)「そんなに言うならお前がやるといい」
(;^ω^)「へ?」
川 ゚ -゚)「全身から血を噴出す程度で済むかも知れんぞ。死ぬよりマシだ」
(;´ω`)「それは即ち死だお」
(´・ω・`)「僕なら死なないね」
( ^ω^)「そうだね」
- 407 名前:名も無きAAのようです 投稿日:2011/12/17(土) 01:24:00 ID:DVIyqDX20
- 川 ゚ -゚)「ほーら、キース、キース!!」
(´^ω^`)「キース、キース!!」
(;^ω^)チラッ
ζ(゚ー゚*ζ
ζ(^ー^*ζ「入れてくれるの? お尻に」
( ^ω^).....,,,::;;:;;:;;;+ ブー!!
(;´ω`)クラクラ
(;´ω`)「も、もう……ダメだお」フラッ
<ばたんきゅ〜
(;´・ω・)「ああっ、……」
川 ゚ -゚)「彼もダメだったか」
ζ(^ー^*ζ ニコニコ
(;´・ω・)「オルガちゃん……。君は魅力的すぎる。調教師としては嬉しいけど……」
(;´-ω-)「君がこの女の姿のままでは、君のお尻をいじる事は出来ないんだ」
ζ( ー *ζ ガーン!!!
(;´-ω-)「……ゲイって言うのはね、潮風に触れる油絵並みに繊細でアンタッチャブルなのさ」
- 408 名前:名も無きAAのようです 投稿日:2011/12/17(土) 01:25:10 ID:DVIyqDX20
- ((ζ( ー *ζ)) ブルブル
(((((((()))))))))) ボワワワワワーーン!!
(;´・ω・)「オ、オルガちゃん?」
川 ゚ -゚)「お尻をいじって貰えない寂しさが彼女を元に戻したんだ…」
(;´-ω-)「……くっ! ごめん、オルガちゃん」
川 ゚ -゚)「見守ってやれ。人間の姿の最後だ。好評じゃない限り、もう姿を現すことは無いだろう」
(;´・ω・)「ああ……。見守るさ。僕は彼女の親だからね」
川 ゚ー゚)「ふっ、男の鏡だな」
(;´・ω・)「……伊達に男は喰ってないさ」
(((((((ミ,,・仝・彡)))))))) モワモワ
(´・ω・`)「オルガちゃん……」
ミ,,・仝・彡「ガオガオ!」
(´^ω^`)「オルガちゃん!!」
川 ゚ー゚)「……ここから先は二人だけにしておいた方がいい。……きっと読者も見たくない」
…………
- 409 名前:名も無きAAのようです 投稿日:2011/12/17(土) 01:25:53 ID:DVIyqDX20
- 【ショボン宅】
( ‐ω‐)ムニャムニャ
( ^ω^)パチリ
( ^ω^)「……僕は一体」
(;^ω^)「ハッ! オルガちゃん……、オルガちゃんは?!」
ミ,,・仝・彡「ガオー」
(;^ω^)「オルガちゃん……。元の姿に……」
ミ,,・仝・彡「ガオガオ!」
(;´ω`)「良かったお……。ショボンが戻してくれたのかお?」
(´^ω^`)「……まあね」
(;´ω`)「ありがとうお……。で、ツンは?」
(´・ω・`)
( ^ω^)「どうしたお? クー、ツンは?」
川 ゚ -゚)
( ^ω^)「?」
- 411 名前:名も無きAAのようです 投稿日:2011/12/17(土) 01:26:39 ID:DVIyqDX20
- ( ^ω^)「ツーン、ツーン。何処だお?」
( ^ω^)「??」
(´・ω・`)「重大な話があるんだ」
( ^ω^)「なんだお?」
(´-ω-`)「ツンちゃんは……、あのまま……」
( ^ω^)「え?」
川 ゚ -゚)「すまない。私もいつものギャグ展開だと思って放っておいたら……」
( ^ω^)「ツン? 嘘だお?」
(´-ω-`)「ツンちゃん。……本当に彼女はいい女だった」
川 ゚ -゚)「……悔やまれるな。惜しいキャラを失くした」
( ^ω^)「ツン……」
(; ゚ω゚)「ツーーーーーーーーーーーーーーーーーーーン!!!」
( ^ω^)バローのようです つづく
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