( ・∀・)っ】コールアウターのようです!

2 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2011/01/23(日) 19:56:07.35 ID:dVdf04aG0

〜オープニング代わりのキャラ紹介〜


(#゚;;-゚)「こんばんは。でぃです」

(#゚;;-゚)「お鍋が美味しい季節ですね。あれは特にそうですが……食事というのは“何を”食べるかじゃなく“誰と”食べるかが重要だそうです」

(#^;;-^)「では、本日はこの方です」



【お兄ちゃんのことなんか好きで好きで仕方ないんだからねっ!!・冰刃&雪吹】

(ノリ*^ー^ノリゝ「冰刃だぜ!」

li イ*゚ー゚ノl|「雪吹だよー。私達の季節だねー」


(#゚;;-゚)「……そうなんですか?」

li イ*^ー^ノl|「冬だしねー」

3 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2011/01/23(日) 20:00:25.76 ID:dVdf04aG0

(#゚;;-゚)「十話で出番は一応終わりということですが」

(ノリ*゚ -゚ノリゝ「うん。ちっこいお兄ちゃんは心配だけど……あんまり学校サボるのもね」

li イ*゚ー゚ノl|「ねー」

(#゚;;-゚)「……プギャーさんのこと、好きなんですね」

(ノリ*^ -^ノリゝ「あはは、当たり前じゃん。家族なんだから」

(#゚;;-゚)「(家族……)」

(ノリ*゚ー゚ノリゝ「…………雪吹ちゃんは違うみたいだけど……」

li イ*//-/ノl|「うぅぅ……。やめてよー……」

(#゚;;-゚)「……?」

4 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2011/01/23(日) 20:04:08.36 ID:dVdf04aG0

(#゚;;-゚)「雪吹さんは、プギャーさんのことが好きなんですか?」

li イ*゚ー゚ノl|「……うん」


li イ*-ー-ノl|「――好きだよ」

li イ*゚ー゚ノl|「雪吹は、お兄ちゃんのことが誰よりも大切だよ」


(ノリ*^ -^ノリゝ「“ラブ”か“ライク”で訊かれると、“ラブ”なんだよねー」

li イ*゚−゚ノl|「その言葉は有名だけど、私は明確な違いはないように思うんだけどなー」

(#゚;;-゚)「……有名な言葉なんですか?」

(ノリ*゚ -゚ノリゝ「うーん、あのペッタンコなお姉さんは知らないかもだけど……結構、有名な言葉だよ」

li イ*゚ー゚ノl|「意外とあのクーお姉ちゃんは知ってるかも?」

(ノリ*^ー^ノリゝ「ロマンチストっぽいもんねー、クールお姉さんは」

5 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2011/01/23(日) 20:07:33.89 ID:dVdf04aG0

(#^;;-^)「お兄様について教えて下さい」

li イ*゚ー゚ノl|「おっきいお兄ちゃんはねー、道化と英雄を演じるのに忙しい人だったよ」

(ノリ*-ー-ノリゝ「……うん。呆れたドン・キホーテだった」

(#゚;;-゚)「威織様は、どうでしたか?」

(ノリ*゚ -゚ノリゝ「――怖い人。遠い世界に何かを置いてきちゃった人、みたいな……」

li イ*-−-ノl|「何年も前からずっと足掻き続けてる感じ……」

(#゚;;-゚)「…………」

li イ*゚−゚ノl|「こんなこと言うと怒られちゃうけど……でも。お兄ちゃんだって本当は、誰も傷つけたくなかったんだと思う」

(ノリ*^ー^ノリゝ「なのに、なんでだろうなー……。……イオお兄ちゃんが、不器用だけど優しい人ってことは、でぃちゃんも分かったでしょ?」

(#^;;-^)「……そうですね。とても、優しい目をした人でした」

6 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2011/01/23(日) 20:11:10.88 ID:dVdf04aG0

(ノリ*゚ -゚ノリゝ「――そしてちっこいお兄ちゃんは、駄目駄目だっ!」

(#゚;;-゚)「駄目駄目ですか」

li イ*^ー^ノl|「あははー。昔から皮肉屋ぶっててねー、それがカッコいいと思ってたのかなー?」

(ノリ*-ー-ノリゝ「そのくせ困ってる人とか泣いてる人は放っておけないんだから……締まらないよね」

(#゚;;-゚)「……不器用なんですね」

(ノリ*゚ -゚ノリゝ「自己評価が低いんだよ。『僕は生きてていいのかな……』みたいな鬱々としたことばっか考えてるから」

(;#゚;;-゚)「そ、そうなんですか?」

(ノリ*^ -^ノリゝ「“フツウの人”って言うのは――特にお兄ちゃんみたいな年頃は皆そうだよ。お兄ちゃんは『本物』を知ってるから、特にそうなだけ」

li イ*-ー-ノl|「兄妹の中で自分だけ出来が悪いみたいに思っちゃったのかなー……」

(#゚;;-゚)「…………」

7 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2011/01/23(日) 20:13:49.91 ID:dVdf04aG0

li イ*゚ー゚ノl|「誰だって劣等感に苦しんでるものなんだよ。他にも、二律背反とか二重拘束とか……色々ね」

(#゚;;-゚)「誰だって……」

(ノリ*^ー^ノリゝ「でも、そういうのを背負ってオトコノコは強くなるし、カッコ良くなるのだっ!!」

li イ*゚ー゚ノl|「なるのだー」

(#゚;;-゚)「…………」

li イ*^ー^ノl|「女の子も同じだよ?」

(ノリ*-ー-ノリゝ「うん。男の子と違って、女の子は生まれた時から女の子らしいけど……でも相応しい女の子になるには、やっぱり努力しなきゃね」

li イ*゚ー゚ノl|「どうしようもなく自分のこと。どうしようもなく、自分で決めなきゃいけないこと」

li イ*-−-ノl|「おっきいお兄ちゃんも、イオお兄ちゃんも……自分で決めたんだから。私達だって自分で決めないと」

(#゚;;-゚)「……はい」

9 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2011/01/23(日) 20:17:37.74 ID:dVdf04aG0

(#゚;;-゚)「最後に一言、お願いします」

(ノリ*^ -^ノリゝ「よしっ!」


li イ*゚ー゚ノl|「――お兄ちゃんが大好きな妹も、妹が大好きなお兄ちゃんも、自分の気持ちに自信を持とう!」

(ノリ*-ー-ノリゝ「好きなんだから仕方ないよね? そんなの……自分じゃ止められないじゃん! どうしようもないから“恋”なんだ!」

(ノリ*^ -^ノリゝ『――お兄ちゃんだけど愛さえあれば関係ないよねっ!!』li イ*^ー^ノl|


(#^;;-^)「冰刃さん、雪吹さん、ありがとうございました」

(ノリ*゚ -゚ノリゝ「……実際のところ、兄妹で結婚ってどうなのかな……」

li イ*-−-ノl|「難しいね、恋愛は――ううん。人生が、かな……」

(#^;;-^)「……はい」

(#゚;;-゚)「――本編スタート、です」

10 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2011/01/23(日) 20:20:08.38 ID:dVdf04aG0


10‐Call Wanna hold ?

( ・∀・)「遠くて近きは友の仲、近くて遠きは田舎道。莫逆知音は言わないことまで聞くんだぜ?」




……すたーとっ



11 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2011/01/23(日) 20:24:07.42 ID:dVdf04aG0


【――雨霧荘11号室】


(;^Д^)「――えっ、いやいやいやいや…………え?」

川 ゚ -゚)「立地条件いいしな」

(゚、゚トソン「部屋も普通に広いですしね」

(;^Д^)「えっ……え?」




li イ*-ー-ノl|「んんぅ……。お兄ちゃん、揺れないでよぉ……眠れない……」

(;^Д^)「あっ、悪い――っていやいや」

li イ* -ノl|「んっ……んん……」

12 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2011/01/23(日) 20:27:32.50 ID:dVdf04aG0

li イ* -ノl|「……お兄ちゃん。頭、撫でて?」

(;^Д^)っ「いや今そんなことしてる場合じゃないんだけど――もう。ほら、」ナデナデ

li イ* ーノl|「んにゃ、きもちいい……」

(;^Д^)「ああ、もうお前寝巻き肌蹴てんぞ……中に何も付けてないんだから、気をつけろっての」

川;゚ -゚)Σ「!!?」

川;゚ -゚)「おっ、おまっ……お前っ、ノーブラの女子中学生と添い寝したのか!!?」

(゚、゚;トソン「ノーパンの美少女とシエスタですか!!」

(;^Д^)「そういう誤解を招きそうな言い方は止めて下さい!!」

14 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2011/01/23(日) 20:30:59.95 ID:dVdf04aG0

川;゚ -゚)「誤解を招くも何も……ノーブラとか、おっぱいの柔らかさがモロに伝わるじゃないか!!」

(゚、゚;トソン「おっぱいがいっぱいですよ!?」

(;^Д^)「はぁ? 妹とちょっと眠っただけじゃないですか……あとトソさん。意味が分かりません」

川*゚ -゚)「ふざけろよ後輩! 美少女の敏感な部分がお前の肘とか太腿とかに当たってんだぞ!! 布一枚隔てただけで!」

(#^Д^)「俺の妹でそんな穢れた妄想をするのは止めて下さい!!」

(-、-;トソン「というか、そんな凄い状況にいながら勃起もしなかったんですね……。お兄ちゃん、恐るべし」

(; Д)「そもそも雪吹みたいな小さい胸は俺の好みじゃ――ぐふぅぅ!!?」ガスッ

(っ、;トソン「――貧乳を馬鹿にしましたね! 殴りますよ!!」

(; Д)「殴った後に言わないで……。くそっ、いてぇ……親父にもぶたれたことないのに……」

15 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2011/01/23(日) 20:34:48.31 ID:dVdf04aG0

(;、;トソン「貧乳の何が悪いんですか!!」

(;^Д^)「別になんも悪くないですよ……ただ俺の好みじゃないんです」

川*-ー-)「そうか! なら仕方ない、私の胸を揉ませてやろう!」

( ^Д^)「何がどう仕方ないのかさっぱり分かりませんが、仕方なくはないので遠慮します」

川 ゚ー゚)「なんだ、怖気づいたのか?」

( ^Д^)「いやそうじゃないですが……まあ、それでいいです」

(;^Д^)「(どうせホントに揉もうとすれば嫌がるんだろうし……メンドクサいなぁ、この先輩)」




li イ* -ノl|「――お兄ちゃんは、小さい子は嫌い? 雪吹は、ダメ?」

( ^Д^)っ「大丈夫だぞ。冰刃と比べると小さいけど……でも、お前もちゃんと成長してるから」ナデナデ

li イ* ーノl|「えへへ……」

17 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2011/01/23(日) 20:39:43.93 ID:dVdf04aG0

川;゚ -゚)「成長してる、って……お前は常習的に妹の胸を揉んでるのか!?」

(;、;トソン「っ……。お兄ちゃん妹のおっぱい触り過ぎー、ですか……っ!」

(;^Д^)「違う!――ってトソさんまだ泣いてたの!? アンタもアンタで面倒だなぁ、まったく!!」

(っ、;トソン「め、面倒って……うぅ……。もららっ、に……言いつけるから……っ!」

(;^Д^)「子供かアンタは!」

:(;、;トソン:「う……ひっぐ……。でれさんとかっ、ゆう人にも……言うんだからっ……!!」

(;^Д^)「それはもっと止めて!! あの人怒ると普通に怖いんだから!」

18 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2011/01/23(日) 20:44:14.00 ID:dVdf04aG0

(;-Д-)「……あーもう、分かりましたよ。俺が悪かったです、すいません」

(っ、;トソン「わ、悪いと思ってるなら……私にも、妹ちゃんを膝枕させて下さい……っ!」

(#^Д^)「それが目的か、ふざけんな馬鹿!誰が渡すか!!」

li イ*//-/ノl|「(わ、わ……『誰が渡すか』ってなんか……恋人みたいだ……)」

li イ*//-/ノl|「えへ、へへへ……」




川 ゚ -゚)「(――しかし、)」

川;゚ -゚)「(何かキッカケさえあれば、あっさり一線踏み越えそうな兄妹だな……)」

川;゚ -゚)「(そもそも、“関係を持っていない”というのがちょっと怪しい感じだぞ……?)」

li イ*゚ー゚ノl|「?」

19 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2011/01/23(日) 20:48:06.93 ID:dVdf04aG0


【――数分後】


( ^Д^)「――あのですね。こう、たとえば着物を着せる時とかに、『ああ大人っぽくなってきたなー』とか思うんですよ」

川 ゚ -゚)「それで、胸か」

( ^Д^)「まあ……はい。やらしい意味じゃないですけど、風呂上りとかもそうですね。この年頃の女子って成長早いじゃないですか」

( ^Д^)「俺に懐いてくれるのも後少しかなー、って考えて悲しくなったり。それこそ仕方ないんですけどね」

(-、-トソン「変態……というか、もはやお父さんみたいです」

( ^Д^)「そうですかね?」

(゚ー゚トソン「そうですよ!」

(゚、゚トソン「(シスコンでロリコンという私達の認識は間違ってたかもしれません)」

(-、-*トソン「(妹想いの、優しいお兄ちゃんじゃないですか……)」

20 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2011/01/23(日) 20:52:24.72 ID:dVdf04aG0

( ^Д^)「――それでまあ、『この先俺の妹を泣かせたり俺の妹にいやらしい真似をする奴が出てくるのか、ブチ殺したいなー』と……」


(゚、゚;トソン「え、アレ?」

( ^Д^)「もう今でもマセたガキが手を出そうとしてるのかもしれなくて……気が気じゃないですよ。まったく」

川;゚ -゚)「(え、なんかズレたぞ)」

( ^Д^)「学校の階段とか、コイツのパンチラとか見てる奴絶対いるでしょうし。そう考えると、なんか腹立って」

( ^Д^)っ「まあ……将来は仕方ないとしても、とりあえず彼氏は一発殴らないと気が済まないな……うん」ナデナデ

li イ* ーノl|「んっ……、大丈夫だよー。雪吹は、お兄ちゃんだけが大好きなんだから……」




(-、-;トソン「…やっぱりシスコンでロリコンですね」ボソボソ

川 ゚ -゚)「…もうこれは駄目かも分からんね」ブツブツ

22 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2011/01/23(日) 20:56:52.34 ID:dVdf04aG0


【――閑話休題】


( ^Д^)「――何処で話が逸れ始めたのか分かりませんが、とりあえず戻しましょう」

川*゚ -゚)「わかった。その美少女は、下に何もつけてないという中々にそそるシチュであるわけだが――」

(;^Д^)「それはもういいですから」

川*-ー-)「私も自分のことを中々に痴女だと思っているが……流石に下着ぐらいはつけるからな。いやぁ、まだまだ甘かった」

(;^Д^)「ちげーっつってんだろ。そもそも下着はつけないものなの。分かってるでしょ?」

川 ゚ -゚)「巫女さんはつけないって本当なんだな」

( ^Д^)「聖職なんですからやらしい想像止めて下さいね。まったく」

23 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2011/01/23(日) 21:00:10.76 ID:dVdf04aG0

(-、-*トソン「ふっふっふ……。甘いですよ、クーさん!」


(-、-*トソン「――私は外出の際、身体の中……穴とかに、これぐらいの、“モノ”を入れt(;^Д^)っ「――ストォォォプッ!!」


(゚、゚トソン「……なんですか」

(;^Д^)「“なんですか”はこっちの台詞です!! 何いきなり猥談始めようとしてるんですかッ!」

(;*^Д^)「そういうのは、その……雪吹がいない時にして下さい!」

li イ*゚ー゚ノl|「?」

川 ゚ -゚)「お前、実は聞きたくてたまらないだろ」

(;*^Д^)「はいっ!」

川;゚ -゚)「いい返事だな……“オチ”が読めた私は楽しめないんだが……」

24 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2011/01/23(日) 21:04:36.51 ID:dVdf04aG0

(-、-トソン「それでプギャーさん」


(゚、゚トソン「――私が、飴を舐めながら車を運転するのが好きって話に、何熱くなってるんですか?」


(;^Д^)「…………え?」

(゚ー゚トソン「私、甘い物大好きなんです。飴とか。チョコとか」

(;^Д^)「え、え? え、何これ」

(-、-*トソン「『お前の口の中はいつも甘いな』って言われちゃったりしてるんですけど……ね、」

(゚ー゚トソン「“口”という身体の内部、言わば“穴”に、入れちゃってるわけですよ! 飴とか! チョコとかをっ!」

(; Д)「あー……」

川 ゚ -゚)「(見事に嵌められたな……)」

26 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2011/01/23(日) 21:08:06.49 ID:dVdf04aG0

(-、-*トソン「そんなただの雑談のつもりだったのに…………あなた、何を想像したんですか?」

(;^Д^)「ぐっ……」

(-、-*トソン「――ねぇ、プギャーさん」


(^ー^*トソン「私の身体の“何処に”・“何が”入っているのを想像したんですか? ……ねぇ、教えてくれませんか?」


(; Д)「…………」




( ^Д^)「――雪吹。ちょっと両耳塞いでろ。ついでに目も閉じてろ」

li イ*゚ー゚ノl|「どうしたの?」

( ^Д^)「お兄ちゃん、男を見せてくる」

li イ*-−-ノl|「ふーん……。お兄ちゃんが言うんなら、そうするけどー……」

27 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2011/01/23(日) 21:12:48.19 ID:dVdf04aG0

スッ…

(; Д)「……すいませんでした」

(゚、゚*トソン「おやおや? 土下座とか……口に出せないようなことを想像してたんですか?」

:(; Д):「ッ……。はい……してました。SMプレイ想像してました……」

(゚、゚*トソン「私達に『人の妹でエロい想像するなー』と言っておきながら、あなたは私の身体でやらしいことを想像してた、と……そういうわけですか?」

(-、-*トソン「私の、口では言えないような部分に、口では言えないようなモノが入ってる想像をしてた……と?」

(; Д)「仔細違いありません……」




川 ゚ -゚)「トソンさんの真骨頂、その@。『ドSモード』」

川 ゚ -゚)「普段は“天然キャラ”な彼女だが、スイッチが入ると私以上の“女王様キャラ”に変貌する」

28 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2011/01/23(日) 21:16:19.10 ID:dVdf04aG0

(; Д)「だって……変態なモラ先輩ならやりかねないかなー、みたいな……」

(-、-*トソン「黙りなさい。変態はあなたです。……どうせ、いつも私でそーゆう想像してるんでしょ?」

川;゚ -゚)「(生き生きしてるなー……)」

(゚、゚*トソン「バイブなのかローターなのか知りませんが……そんなもの、私が入れるわけないでしょう」

(-、-*トソン「リモコン式のやつですか? 買い物中とかに操作されて、私が『やだっ、許して……っ』とか喘ぐんですか?」

(-、-*トソン「もう……普通に考えて下さい。違うに決まってるじゃないですか。常識的に考えて分かるでしょ?」

(; Д)「おっしゃる通りです……」


(゚、゚*トソン「――そういうの入れられて『あぁッ、ダメだよぉ』とか言うのは……どう考えてもモララーの方じゃないですかッ!!」


(;^Д^)Σ『――って違うのそっちぃぃぃいいいい!!?』川;゚ -゚)Σ

(゚、゚トソン「…………え?」

30 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2011/01/23(日) 21:21:00.85 ID:dVdf04aG0


【――クールダウン後】


(; Д)「チックショー……。話、全然進まねぇー……」

(-、-;トソン「私も……ちょっと調子乗り過ぎてました。ごめんなさい」

(; Д)「いや、別にいいですよ……」

川;゚ -゚)「(まあ代償として、またもモララーが変態認定されたわけだがな。アイツもアイツで可哀想な奴だ……)」




li イ*゚ー゚ノl|「お兄ちゃん? ぐったりして、どうしたの?」

(;^Д^)「別に……大人の世界は大変なんだよ」

li イ*^ー^ノl|「そっか」

31 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2011/01/23(日) 21:25:11.19 ID:dVdf04aG0

( ^Д^)「それよりお前、ちゃんと耳塞いでたか?」

li イ*゚ー゚ノl|「お兄ちゃんと約束したから」

( ^Д^)っ「……そっか。何も聞こえてないんなら良かった」ナデナデ

li イ*^ー^ノl|「えへへ……。“入れる”とか“入れない”とかは聞こえちゃったけど……」

( ^Д^)「別にそれぐらいだったら構わないぞ」


li イ*゚ー゚ノl|「――あと、“バイブ”とか“ローター”とか」


(;^Д^)「一番聞き取っちゃいけない単語をキッチリ聞き取ってるじゃねぇか!!」

(-、-;トソン「うう、ああ……。えと……あの、ごめんなさい……」

(;^Д^)「これで何か悪影響出たら、トソさんッ!本気で怒りますからね! 君が泣くまで殴るのを止めない――だっ!!」

(っ、;トソン「私が全面的に悪いので受けて立ちますが、最初に言っておきますけど私割と簡単に泣きますよ!」

(;^Д^)「そうでした――ってもう泣いてるじゃん!!」

33 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2011/01/23(日) 21:29:06.72 ID:dVdf04aG0

川 ゚ -゚)「ところで美少女。今ちょうど現物あるけど、見るか?」

(;^Д^)「なんであるんですか!!」

川 ゚ -゚)「…………乙女の嗜み?」

(;^Д^)「ざけんな馬鹿! そんな乙女が何処にいるんだよッ!!」

li イ;゚ー゚ノl|っ「お兄ちゃん、怒っちゃダメだよー」アワアワ

(;^Д^)「いや、だってな……」


li イ*//-/ノl|「――わ、私も……それぐらいはっ、知ってるから……っ。ね……?」


(;^Д^)「!!?」

(゚、゚;トソン「今時の中学生は進んでますねー……」

川* -)「ヤッベ、鼻血止まんね」ダラダラ

34 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2011/01/23(日) 21:33:05.46 ID:dVdf04aG0

(:^Д^)っ「何故知った!? 何処で知った!!」

li イ*//-/ノl|「そ、その……ちゅうくらいのお兄ちゃんが、さ……。前にね、ちょっと……」

(#^Д^)「あの馬鹿兄貴!! 俺の可愛い妹に、なんてことを教えやがr――」


li イ*//-/ノl|「――ちっこいお兄ちゃんはそういうの使って女の子を苛めるのが好きだ、って……」


(#^Д^)「クソ野朗がぁぁぁあああっ!!!」

川* -)「このシチュ……『無垢な妹が兄の為に身体差し出す』みたいなシチュ、堪んね」ダラダラ

(#^Д^)「ちくしょうッ! 嘘じゃないから弁解ができねぇ!!」

(゚、゚;トソン「あっ、嘘じゃないんですね……」

(#^Д^)「俺が“妹にだけは絶対嘘を吐かない”という戒律を持っていると知りながらの――知っているからこその最低な策だぜ!!」

(゚、゚;トソン「最低なのはあなたの性癖ではないですか……?」

36 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2011/01/23(日) 21:37:05.01 ID:dVdf04aG0


【――更に閑話休題】


( ^Д^)「――このまま行くと日が暮れる。閑話休題です」

(;^Д^)「いや、日が暮れるのは構わないんだけど、“明日からここに住む”という発言は今日のうちにどうにかしないと……」

(゚、゚トソン「時系列的にマズいですよね」

(;^Д^)「マズいのはってか心配なのはモラ先輩の状態です。トソさん、俺はあなたを早く家に帰したい。だからさっさと話を進めたいんです」

(-、-;トソン「別に大丈夫ですよ。私の夫は丈夫……ハッ!!」


(゚、゚*トソン「――私の愛馬は、凶暴です!」


(;^Д^)「思い出したからって適当にパロディ使わないで! カッコ良い台詞言いたいだけかアンタ!」

川*゚ -゚)「ほら、アレだ。トソンさんが上で、モララーが下で凶暴で……」

(;^Д^)「だから下ネタ止めろ! アンタ等の所為で今度からシャ●ア見る度に変な気分になっちまいますよ!どうしてくれる!!」

38 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2011/01/23(日) 21:41:26.94 ID:dVdf04aG0

(;^Д^)「――ん、で? どういうことか掻い摘んで説明して下さい」

川 ゚ -゚)「私、ここ住む。許可取った。明日から住む」

(;^Д^)「なんでカタコトなんですか……っつーか、クー先輩はシュー先輩と一緒に住んでたんじゃ?」

川 -)「それがな……」


(゚、゚トソン「――シューさんとフサさんが脱衣ポーカーやキスババ抜きをやるので、気まずいらしいです」


(;^Д^)「あの二人は美術準備室を無断使用してエロいカードゲームばっかしてる素敵に無敵な変態カップルかなんかですか!!」

川 ゚ -゚)「別作品に出て二人でエロ本選んでたりしたら面白いよな」

(;^Д^)「面白くねぇよ! ――ってか、普通に可哀想だなクー先輩!」

川 ゚ー゚)「なーんて、嘘だけどー」

(;^Д^)「アンタはその言葉が口癖な凄惨過ぎる過去を持つ嘘吐き高校生かなんかですか! 実際に言われると腹立つな、その台詞!!」

40 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2011/01/23(日) 21:45:25.58 ID:dVdf04aG0

川 ゚ -゚)「――まあ。二人に配慮したい、というのは本当だ」

川 ゚ー゚)「姉を奪られた感じがして少し寂しいが……それぐらいは我慢しないとな?」

li イ*゚ー゚ノl|「……優しいんだね」

( ^Д^)「ああ、クー先輩は本当にアレだ。素直じゃないけど、実は家族想――」


川*゚ -゚)「――それにほら、いざ“行為”に及ぼうと思った時に私がいると邪魔だろう? シュー姉が乱れる姿は見たいが……仕方ないな」


(; Д)「…………なんでいつも俺の好感度が上がった直後に下げるような発言をするんですか……」

川 ゚ー゚)「うーん、“私”と言う人間のバランス的に?」




li イ*゚ー゚ノl|「(……あ、なるほど。クーお姉ちゃんはそーゆうタイプなんだ)」

li イ*^ー^ノl|「(ちっこいお兄ちゃんと仲良しなわけだ)」

42 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2011/01/23(日) 21:49:06.19 ID:dVdf04aG0

( ^Д^)「――というか、それにしたって、先輩金持ちなんだからもっと良いトコ住めるでしょ」

川 ゚ -゚)「第一話冒頭からヘリチャーターしてタワー見ながら友達とお茶できるぐらいには金持ちだな」

(;^Д^)「アンタは某大財閥が作った某学園都市の某学園の初等部学生会会長で学園探偵団の結成者かなんかですか!! ってかネタこれであってます!?」

川 ゚ー゚)「私はこの世の全ての女性の味方だぞ?」

(;^Д^)「あってたみたいですね!」

川 ゚ -゚)「……ふむ。まあそういうことだよ」

(;^Д^)「どういうことなんですか……」

43 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2011/01/23(日) 21:53:13.15 ID:dVdf04aG0

(゚、゚トソン「――プギャーさん。たとえば、どんな男の子がモテると思いますか?」

( ^Д^)「え? なんスか、唐突に……」

(゚、゚トソン「じゃあ――雪吹ちゃん。……あなたは、どんな男の子に好意を抱きますか?」

li イ*^ー^ノl|「うー……。色々あるけど……私の誕生日を覚えててくれたら嬉しいかなー」

(-、-トソン「はい。そういうことです」

(;^Д^)「…………はぁ?」

川;゚ -゚)「そんなに大層なものじゃないんだが……言い得て妙ではある」

(゚ー゚トソン「でしょ?」

45 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2011/01/23(日) 21:57:06.98 ID:dVdf04aG0

(-、-トソン「――プギャーさん」

(;^Д^)「え、はい」


(゚、゚トソン「人間は、幾ら心を砕いても他の誰かを理解することなんてできません。『人は生きている限り独り』――なんです」

(-、-トソン「でも――“誰かを理解しようとすること”はできます」

(^ー^*トソン「そして、他人が理解できない私達も……他の誰かが、“理解しようとしてくれた・心配してくれた”ってことは、分かるんですよ」


( ^Д^)「…………」

(-、-トソン「きっと――プギャーさん。あなただってそうでしょう?」

(゚ー゚トソン「あなたのお兄さんや妹さん達は、あなたのことを理解しようとした。結果的にはできなかったかもしれない――けど、“理解しようとした”」

(-、-トソン「あなたは、お兄さんや妹さん達のことを理解しようとした。それだって、できなかったのかもしれないけれど――」

( ^Д^)「俺が“理解しようとしていた”……ということは、伝わっていると?」

46 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2011/01/23(日) 22:01:05.38 ID:dVdf04aG0

川 -)「“結果”を求める“過程”自体が、一種の結果か……ふん。綺麗事だな」

(^ー^*トソン「綺麗なモノはお嫌いですか? 私は、クーさん長い髪や瞳、身体のライン……嫉妬してしまうほど綺麗だと思いますし、だから、好きですよ?」

川 //-/)「〜〜〜っ!!!」

(;^Д^)「(クー先輩をやり込めちまった……凄いな、トソさん)」




(゚、゚トソン「――プギャーさん。クーさんは人の上に立つ人です。立つべき人です」

川;//-/)っ「いやっ、あのトソンさん、その……」

(-、-トソン「私は、上司には部下のことを理解していて欲しい。それが良い上司……『良いトップ』だと私は思います」

( ^Д^)「だから、わざわざこんな場所を選んだ……と?」

(゚ー゚トソン「ええ。クーさんなりの試行錯誤――ですよ。最初から無理だと諦めるのではなく、やってみたんです」

( ^Д^)「…………」

48 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2011/01/23(日) 22:05:12.58 ID:dVdf04aG0

川 //-/)「――かっ、勘違いするなよ、後輩!」

( ^Д^)「え?」

川*//-/)「その……私は退屈凌ぎの暇潰しでここに越してきただけであってだな、彼女の言うようなことではないんであって、それで……」

( *^Д^)「あー……はいはい。分かりましたよー、っと」

li イ*^ー^ノl|「あははは。クーお姉ちゃんは素直じゃないんだねー」

川;//-/)「ちょっ――ちょっと待てっ! なんだか今私、凄く恥ずかしいキャラになってないか!!?」

(^ー^*トソン「ふふふ。私と二人きりの時は、ちゃんと正直に言ってくれるのに……」




(;*^Д^)「(“二人きりの時”? ……ええっと、まさか、それって……)」

(゚、゚*トソン「――また変態的な想像してますね」

(;^Д^)「!!?」

49 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2011/01/23(日) 22:09:08.06 ID:dVdf04aG0

川;//-/)「とっ、とにかく私はただっ、そのっ……そう! たまたまここを選んだだけで、別に他意とかはないんだぞ!!」

( *^Д^)「はいはい。別に、一般的な学生の生活を体感してみよう的思惑はないんですよねー」

川;//-/)「お、おう! まったくないぞぉ!!」ドキドキ…

(-、-*トソン「引越しをするのはいいけれど、周りが知らない人ばかりだと怖いから、わざわざ知り合いがいるトコを選んだわけじゃないんですよねー?」

川;//-/)「はっははは! そうだ、全然違うぞ!!」ビクビク…

li イ*^ー^ノl|「朝からここでご飯食べてたのは、昨日の夜不安とか期待とかでご飯が喉を通らなかったからじゃないんだよねー。ね、お姉ちゃん?」

:川;//-/):「はははははっ!! やだなぁ!違うに決まってるだろ!!」ガタガタガタ…

( ^Д^)「…………」




(;*^Д^)「(なんだ、この可愛い人……)」

( *^Д^)「(これが素なのか……? ヤバい、無茶苦茶可愛い……。いつももこんな感じならいいのに……)」

51 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2011/01/23(日) 22:13:05.96 ID:dVdf04aG0

( ^Д^)「――そういうわけじゃあ、仕方ないですね」

( ^Д^)「じゃ、他の部屋の人達に挨拶しに行かなきゃですね、クー先輩」

川; -)「あ、えと……あのな、その……」

( ^Д^)「あ。」


( ^Д^)「……そういや俺、デレさんの誤解解きに行くんだったなー。あとイヨウさんにもちゃんと謝らないとなー」

( ^Д^)「八号室の高岡さんは前に話があるって言ってたし、今日ついでに行くのもいいかもなー」

( ^Д^)「あと、えっと……ああ、そうだ。五号室の葉守さんは美人で前々から狙ってたわけだから、訪ねてみようかなー」


( ^Д^)「――クー先輩」

川;゚ -゚)「にゃっ、んだ?」

(;*^Д^)「(噛んだ? ヤバい、可愛い……)」

53 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2011/01/23(日) 22:17:08.32 ID:dVdf04aG0

(  Д)「(あー、じゃなかったじゃなかった)」

( ^Д^)「クー先輩、俺も各部屋の住人さんに用事あるんですけど……ついでだし、一緒に行きましょうか」

川; -)「! ……いやでも、私は……」

(っ、;トソン「プギャーさんは巨乳が好きなので、是非ともクーさんとっ、一緒にっ……行きた゛い゛っで……っ……!!」

(;^Д^)「(いや、泣くぐらいならそんなフォローいらねぇよ……)」

( ^Д^)「あー、そうなんスよねー。俺、巨乳で髪長い人とか大好きなんですよ。ぶっちゃけた話、クー先輩はスゲェ好みです」

川;゚ -゚)「そ、そうなのか……?」

li イ -ノl|「うん……。(私と違って)胸が大きいクーお姉ちゃんは(私と違って)お兄ちゃんの好みだから(私と違って)一緒にいたい、って……」

(;^Д^)っ「(なんでコイツはまたいじけて涙ぐんでんだ……? 噛み合ってるようで微妙に噛み合わないな、この面子……)」ナデナデ

54 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2011/01/23(日) 22:21:05.46 ID:dVdf04aG0

川; -)「いや――あの、私は……」

( ^Д^)「……クー先輩って美人ですからね、ダチにも羨ましがられるんですよ? 『あんな美人な先輩とどうやって知り合いになった?』とかね」

( ^Д^)「俺の鼻が高々なわけです。優越感浸りまくりです」

川 -)「私は、…………」

( ^Д^)「だから、今日も一緒に行けると嬉しいなー……みたいな」

( ^Д^)「俺の我が儘――聞いてくれませんか?」




川 -)「(くそ……。そんな風に言われたら……断れないじゃ、ないか)」

川 -)「(うぅ、くそ……くそっ……)」

川 -)「(…………くそ……。私はまだまだ、弱いんだな……。誰かに支えて欲しいんだな……)」

55 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2011/01/23(日) 22:25:34.69 ID:dVdf04aG0

川 -)「…対偶の癖に似過ぎだ、馬鹿」ボソッ

( ^Д^)「え?」




川*゚ー゚)「ふん。そうまで言われては仕方ないなっ!!」


川*-ー-)「――このクーお姉様が、仕方なしに後輩の頼みを聞いてやろう! 私は優しいからなぁ!!」


( ^Д^)「……はは。ありがとうございます、先輩」

(゚ー゚トソン「私もついて行っていいですか? ちょっと気になることがあります」

li イ*っー゚ノl|「あ、私もー」

川*゚ー゚)「ああ、いいぞ! 私が許可しよう!!」

川* ー)「…皆、ありがとう……」ボソリ

57 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2011/01/23(日) 22:30:45.37 ID:dVdf04aG0

( ^Д^)「…………ははっ」


――『クーも――素直には言わないだろうけど、きっと悪いと思ってるから……なんつーか……』


( ^Д^)「(“なんつーか”って、一体何が言いたかったですか? モラ先輩)」

( ^Д^)「(“優しくしてやれ”か? “甘やかすのは止めろ”かな? ……それとも、何か別の“それっぽい”言葉?)」

( -Д-)「(……まあ、後で聞くかな。兄貴と違って、まだ『答え』を聞くことができるんだから――)」




川*゚ー゚)「よしっ! じゃあ、行くとするか!」

( ^Д^)「……はいはい」


 ――延長戦に突入?




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