- 3 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2011/02/02(水) 20:35:20.81 ID:M8kMkz400
【オープニング代わりの「会話文だけでシチュエーションを想像し興奮したら負けゲーム」】
(#^;;-^)「今日からは、新コーナーです」
(#゚;;-゚)「主要キャラの紹介は終わってしまったので、新しくゲームを考えました。皆さん挑戦してみて下さい」
(;'A`)「え、俺の紹介、まだ……」
(#゚;;-゚)「これから、ちょっとえっちな会話文が流れます。それに興奮してしまったら負け、です」
(;'A`)「あの……」
(#゚;;-゚)「今日はモララーさんとトソンさん。頭の中で風景を思い描きながら読んで下さいね」
(;'A`)「俺の紹介……」
(#^;;-^)「――それでは、スタートです」
(;'A`)「えー…………」
- 5 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2011/02/02(水) 20:45:09.24 ID:M8kMkz400
【ゲームスタート】
( ・∀・)「――ほら、動けって」
(-、-*トソン「嫌です。この体勢がいいんです……」
( -∀-)「お前がいいなら、いいんだけどさ」
( ・∀・)「…………」
(/、//トソン「そっ、そんなにジロジロ見ないで下さい……ッ! 恥ずかしい、です……」
( ・∀・)「いや、中までよく見えるなー、と」
(/、//トソン「〜〜〜っ!!」
( -∀-)「そんなに恥ずかしがるなよな」
- 6 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2011/02/02(水) 20:48:40.07 ID:M8kMkz400
( *-∀-)「大丈夫――綺麗だよ」
(/、//トソン「そんなっ、殺し文句……優しい声で、耳元で言っちゃ……はぅッ……」
(/、//トソン「(息がかかって……ゾクゾクします……。うぅぅ……)」
( ・∀・)「よし。じゃあ――入れるぞ」
(/、//トソン「ちょっと待って下さい!! まだ、心の準備――――ひぁッ!?」
( *・∀・)「悪い……。お前の反応があんまりにも可愛いから、一気に入れちゃった」
(/、//トソン「んッ……もうっ、壊れたらどうするんですかぁ……」
( ・∀・)「そんなこと言って、」
(/、//トソン「ふぁッ! いきなり動かしちゃっ……やぁ……。そんなの、反則ですよぉ……っ」
( ∀)「――ほら、喜んでんじゃん」
- 8 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2011/02/02(水) 20:52:31.78 ID:M8kMkz400
( ∀)「ほら――ここがいいんだろ?」
(/、//トソン「あっ、うッ……。やッ……! ダメっ、ダメです……っ」
ゴリ…ッ!
(/、//トソン「――はぅぁッ!!?」
( *-∀-)「あー……ごめん。奥まで行き過ぎた。……続けるぞ?」
(/、//トソン「はっ、んっ……っぁ……。やっ!? らめれすよぉ、そこっ! らんぼうっ、にっ、しちゃ……っ!!」
( ∀)「トソン。気持ち良いなら、『気持ち良い』ってちゃんと言えよ……?」
(/、//トソン「うぁ……ぁ……。やっ……やぁん、やだぁ……っ!」
( ∀)「こんなことして貰ってておねだりもできないのか? お礼を言うこともできないのか? ――じゃあ、もう止めていいか?」
(/、//トソン「きっ、気持ちいいですっ! あっ、そこッ……きもちいいですっ!!」
(/、//トソン「んんっ……もっとっ……。もっと……シテ、下さい……っ! お願いします……。私のナカ……弄って下さいっ……!!」
- 9 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2011/02/02(水) 20:56:17.68 ID:M8kMkz400
( ・∀・)「――可愛い声で非常にいいんだけど……はい、右耳はもう終わり」
(゚、゚*トソン「えー。もっとして欲しいです……」
( -∀-)「だーめっ。耳掃除ってやり過ぎると良くないんだぜ? ほら、体勢変えて。次は左やるから」
【今回のシチュエーションは――『モララーがトソンを膝枕し、耳掃除をしている』でした】
(゚ー゚*トソン「私が挿入されて気持ち良くなってる姿を想像しちゃった変態さんは――腹筋十回ですっ!!」
( ・∀・)「勃起した奴は更に十回。抜いた奴はもう二十回なー」
(; Д)「(うわ、四十回……)」
(#^;;-^)「皆さんどうでしたか? 楽しめていただけたでしょうか」
(#゚;;-゚)「それでは――本編スタートです」
(;'A`)「え、マジで俺の紹介なし……?」
- 11 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2011/02/02(水) 21:00:09.43 ID:M8kMkz400
11‐Call Who's calling, please ?
川 ゚ -゚)「頬を染める妖精と朱に染まった死神は、きっと同じ顔をしている」
……すたーとっ
- 12 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2011/02/02(水) 21:04:12.58 ID:M8kMkz400
“好きなマンガの発売日に本屋に出かけ、目当ての新刊を手に入れ、帰り道にコンビニで雑誌を立ち読みをした。”
……と、それだけ。
変わり映えのしないただの日常。
- 13 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2011/02/02(水) 21:07:08.27 ID:M8kMkz400
きっと街を歩くほとんどの人間は――俺も含めて、何か勘違いしてしまっているのだ。
酷く滑稽なミステイク。
――たとえば、大体の人は自分と同程度の常識を持っているはずだ、とか。
――たとえば、『特別』と呼ばれる人間は自分と関係ない場所で暮らしている、とか。
――たとえば、人生が終わるのはもっと先で明日も今日と同じような日になるに違いない、とか。
今なら言える。
今だからこそ言える。
そんな諸々は――ただの勘違いに過ぎない。
普通の人間故の妄信で、普通の人間故の傲慢だ。
- 15 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2011/02/02(水) 21:10:23.88 ID:M8kMkz400
たとえば。
たとえば。
――たとえば。
(゚ー゚*トソン「――珍しい所で会いましたね」
深夜、道端でばったりと出会い、そうやって微笑みかけてくれた友達が――たとえば。
その友達の、包帯の巻かれた細い両腕が――たとえば。
“真っ赤に染まっていたとして”、
- 17 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2011/02/02(水) 21:13:11.92 ID:M8kMkz400
血に染まり、死臭を漂わせながらも微笑む彼女を見て――初めて俺達は理解するのだろう。
初めて“本物の彼女”を見て、理解したのだろう。
自分が今日終わる可能性は決して零ではないということを。
今すれ違った人間はもしかすると人殺者かもしれないという可能性を。
そして――自らが集めた偏見のコレクションである『常識』なんて幻想は、容易く壊され殺されうるものなのだということを。
今は言える。
今なら言える。
今だからこそ言える――――遅過ぎた感は否めないけれど。
- 18 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2011/02/02(水) 21:16:13.91 ID:M8kMkz400
彼女は口を開く。
言葉を紡ぐ。
前に言ったじゃないですか、と前置いて。
ワタシガ、アナタタチノコトヲ リカイデキテイナイヨウニ、
(-、-*トソン「――あなたは私のことを理解できてるようですこしも分かってないんだ、って」
- 21 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2011/02/02(水) 21:19:48.92 ID:M8kMkz400
コイツは誰だ
コイツは誰だ
(^ー^*トソン「……ね?」
今、俺の目の前で微笑むコイツは…………一体、誰だ……?
- 22 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2011/02/02(水) 21:23:01.43 ID:M8kMkz400
【――夕方・雨霧荘、11号室】
…ガバッ
(;^Д^)「………………………………………………………………夢か」
(#゚;;-゚)「魘されてましたが」
(;^Д^)「マンガみてぇな夢を見た…………気がする」
(#゚;;-゚)「良かったじゃないですか」
(;^Д^)「あのな……」
( ^Д^)「“非日常”ってのは“非日常”だからこそ楽しめるんであって、俺の“日常”に食い込んでくるとスゲェ迷惑なんだよ」
(;^Д^)「俺はミカド君じゃねーんだよ……」
- 24 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2011/02/02(水) 21:26:23.68 ID:M8kMkz400
(#゚;;-゚)「…………」
( ^Д^)「思えば、キョンの時代からなんかおかしいよなー……」
(#゚;;-゚)「…………」
( ^Д^)「世の中の青少年諸君はそんなに自分の日常に不満があるのか――って……え?」
(#゚;;-゚) ジーッ
(;^Д^)「……え、なに……?」
(#゚;;-゚)「…………」
(;^Д^)「…………?」
- 27 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2011/02/02(水) 21:31:10.42 ID:M8kMkz400
――『“非日常”ってのは“非日常”だからこそ楽しめるんであって、俺の“日常”に食い込んでくるとスゲェ迷惑なんだよ』
(#゚;;-゚)「(迷惑……)」
(# ;;-)「(迷惑…………)」
(;^Д^)「……でぃ?」
(#っ;;-) じわっ……
(;^Д^)「――えっ、お前ちょっと待てっなんで泣いてんの!? え? え、え!?」
:(#っ;;-):「泣いてねーよ、バーカ……」
(;^Д^)「誰に教えてもらったのか知らねぇけど俺そういう“泣いてるのに強がっちゃう不良少女系”の属性ねぇからな!?」
:(#っ;;-):「み、見ないで下さいまし……下々の者の分際で……」
(;^Д^)「いやその“普段は高飛車なお嬢様なんだけど実は打たれ弱い”みたいな属性は確かにあるが、それはクー先輩とモロ被りだ!!」
- 28 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2011/02/02(水) 21:37:25.18 ID:M8kMkz400
(; Д)「――ああ、もうっ!!」
手を引っ掴み、顔を無理矢理こちらに向けさせる。
乱暴な形になってしまったが仕方ない。
(#っ;;-)「んっ――やっ!」
でぃの抵抗にあい、体勢が崩れ押し倒した風になる――って、まずいまずい。
このパターンはまずい。
(# ;;-)「……?」
――振り返る。
下から不思議そうに見上げてくるでぃをそのままに、玄関を確認する。
- 29 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2011/02/02(水) 21:41:13.81 ID:M8kMkz400
( ^Д^)「…………よし。誰も来ないな」
同じ轍は二度踏まない。
こういう状況(俺が少女と密着している状況)の場合、大抵誰かが来たもんだが……よし、今日は大丈夫のようだ。
ちゃんと鍵もかかっている。
話を――続けよう。
( ^Д^)「――あのな、でぃ」
(# ;;-)「…………」
(;^Д^)「さっき俺が言ったことで泣いてるんなら……それは、違うんだぞ?」
“非日常”が“日常”を侵食するのは確かに迷惑だ。
それを聞いて、でぃは自分のことを「迷惑の元」だと思ったのかもしれない。
- 31 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2011/02/02(水) 21:45:17.68 ID:M8kMkz400
凍えたように身体を震わせる彼女の目元は濡れている。
口を開いて――また閉じて。
言葉を紡ごうとして、それに失敗しての繰り返し。
だから。
だから、俺は。
言葉を持てないお前の代わり――お前を安心させる言葉を紡ごう。
( ^Д^)「――――お前はもう、俺の“日常”の中にいる。だから、迷惑なんかじゃない」
(# ;;-)「……っ!」
( ^Д^)「大人見縊ってんじゃねぇよ。お前ぐらい、全然――楽勝だ」
- 33 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2011/02/02(水) 21:49:48.79 ID:M8kMkz400
俺に迷惑だと思われたらって怖がってたのか?
俺に嫌われたらどうしようって思ってやがったのか?
――ふざけんな。
こんな小さい身体で、そんなこと考えんな。そんな馬鹿なこと二度と考えんな。
ただの可愛い女の子の分際で。
( ^Д^)「舐めんな。お前を迷惑だと思ったことなんて、一度もねぇよ」
(# ;;-)「プギャーさん……」 川 ゚ -゚) ヒョコ
( ^Д^)「言い切ってやる。“一度もない”」
そして――これからも。
一回もないだろう。
- 35 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2011/02/02(水) 21:52:26.69 ID:M8kMkz400
(#// -/)「! あぅ、あ、の……」
( ^Д^)「お前はよくやってくれてる。家事も手伝ってくれるしな」
(#// -/)っ「そうじゃ……なくて……」
( ^Д^)「ぶっちゃけ、俺の方が謝りたいぐらいだ。俺は普通に大学行ってんのに、お前は……」
整った顔立ち。玄い両目は涙を溜めて。
顔に残る大きな傷。ん、頬が赤いな。なんだ、泣いた顔を見られて照れてるのか?
まったく――可愛いトコもあるじゃないか。
細い息に、小さな肩と薄い胸。
こう近くにすると本当に脆く儚く見える。抱き締めたら壊れてしまいそうだ。
これじゃ抱き寄せてキスするのも難しい――って。
( Д)「…………おいおい」
まったく、俺は。
何を考えてんだか、な……。
- 37 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2011/02/02(水) 21:56:38.11 ID:M8kMkz400
(#// -/)「あの――だからっ……その……」 川 ゚ -゚)ノシ
俺は――コイツを“そういう目”で見てるのか? 性的な対象、として?
冗談キツいぜ、止めてくれよ。
確かに可愛いとは思う。見たことないぐらいに。
小さな唇も、澄んだ瞳も。
俺の心を揺さ振って――グラつかせる。
――ただ、それは妹達を見るのと同じような感じであって、“女として見て”じゃない。
こんな薄い胸で欲情するかよ。
細い手足で首筋で。
小学生みたいな体躯しやがって。まったく。
( ^Д^)「これで…………アレは、無理だろう」
(#// -/)「あの、ですね……」
- 38 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2011/02/02(水) 22:00:34.33 ID:M8kMkz400
俺はこう……胸は大きくて、髪は長くて全体的に大人っぽくて。
でぃみたいな繊細さもあるんだけど、その中にちゃんと“芯”みたいなのが通ってる感じに綺麗で。
( -Д-)「見た目だけなら、クー先輩みたいなのがドストライクなんだよなぁ……」
(#// -/)「――その“クー先輩”がっ、」
( ^Д^)「え?」
(#// -/)「さっきから……ベランダに、います……」
バッ! ←ベランダ確認。
( ^Д^)「…………」 川 ゚ -゚)ノシ
川 ゚ -゚)っ『 あ け て 』←フリップ。
( ^Д^)「いや、開けてじゃねぇから」
- 39 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2011/02/02(水) 22:04:09.45 ID:M8kMkz400
【――移動中・マンション『Que sais-je』近く】
(; Д)「終わった……俺、かんっっっぜんに、終わった……」
川 ゚ー゚)「お前が終わってるのは周知の事実だろう?」
(; Д)「こっちからすりゃ“羞恥の事実”ですよ……。うわー、油断したー……」
(; Д)「モラ先輩が車椅子状態だからベランダはないだろう、って……。チクショウ、うわー……」
川* -)「私も吃驚したんだぞ? その、お前が美少女を押し倒して、何か熱心に……」
川 ゚ -゚)「――まあ、割といつものことだが」
( つД;)「ですよね! チックショォォォオオオオッ!!」
- 40 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2011/02/02(水) 22:08:22.31 ID:M8kMkz400
川*-ー-)「邪魔してしまって申し訳ないな。あの調子だと、今日は本番だったんだろう?」
(;^Д^)「違います!!」
(*゚;;-゚)「(本番……)」
(;^Д^)「お前もちょっと期待っつーか嬉しそうな顔してんじゃねぇ!! 俺がするとでも思ってんのか!?」
川 ゚ -゚)「……どうだか」
川 -ー-)「後輩は、中学生にしてセフレを作ってしまう性的に開放的な人間だからなー……」
(;^Д^)「うっぐぅ……。それは、その……」
川 ゚ー゚)「弁解は? あるなら聞くが」
- 42 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2011/02/02(水) 22:11:14.19 ID:M8kMkz400
(; Д)「……当時は俺もデレさんも悪ぶってたって言うか、だから『セフレ』ってのは照れ隠しで……」
(#゚;;-゚)「(付き合ってたんだ……)」
(;^Д^)「正直、自暴自棄気味だったって言うか…………ねぇ?」
川 ゚ -゚)「そこで“ねぇ?”と同意を求められても、私には賛同することはできないな」
川 -)「そして、お前等は……なんか、アレだな……」
(;^Д^)「…………」
川*゚ -゚)「――携帯小説とかの主人公みたいだな」
(;^Д^)「うるせぇ! 自分達でも薄々思ってましたよ!!」
川*゚ -゚)「“お互いの傷を癒す為身体を重ねる”とか……死ぬほどありがちだな」
(;*^Д^)「だぁぁぁあ!! 言わないで!恥ずかしさで死にそうになる!!」
- 44 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2011/02/02(水) 22:14:55.07 ID:M8kMkz400
川 ゚ -゚)「悪いと思っているのか?」
(;^Д^)「仕方なかった、とは思ってますよ……あン当時はね」
( ^Д^)「俺にしろ、デレさんにしろ……。本当に、アレだ……どうすりゃいいのか分からなかったから」
(#゚;;-゚)「そんなにも……デレさんのことを?」
( * Д)「あー……どうだろ、分からねぇよ。もう昔のことだから」
(# ;;-)「(好き合ってたんですね……)」
川 ゚ー゚)「“今でも十分過ぎるほど大切な人”――なんだろう?」
(;^Д^)「それはっ……あの、所謂言葉の綾でしてね……」
川 ゚ -゚)「嘘なのか?」
(;* Д)「いやっ、嘘じゃあ――ないですけど……」
- 45 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2011/02/02(水) 22:18:11.07 ID:M8kMkz400
川 -ー-)「……ふん。先輩が聞けば笑いそうな話だな」
( ^Д^)「“先輩”? あの、ハインさんと知り合いの……?」
川 ゚ -゚)「そうだ。先輩――はにゃ先輩が聞けば、笑い出しそうな関係だと思ってな」
(#゚;;-゚)「……どのような人だったんですか?」
川 ゚ -゚)「ふむ、美少女には分かりにくい喩えになるが――しいて言えば、」
川 ゚ -゚)「“自分の過負荷(マイナス)を全力でプラスにしようと努力を重ねている球磨川君”――だな」
(;^Д^)「嘘だっ!あんな奴現実にいるわけねぇ!!」
(;^Д^)「いたとすりゃ、それこそ“オール・フィクション”でしょ……怖過ぎる」
川 -ー-)「だから、本当に冗談みたいな人だったんだよ」
- 46 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2011/02/02(水) 22:22:09.47 ID:M8kMkz400
川 ゚ -゚)「モララーが『世界は優しくなんてない』と言うなら、はにゃ先輩は『世界は美しくなんてない』と言う人だった」
川 ゚ -゚)「京極堂と堂島静軒のような……そんな関係だ」
(#゚;;-゚)「……全然イメージが湧かないです」
川 -ー-)「そうか、今度トソンさんに貸して貰うといい。……ならばもっと分かりやすく、先輩の言葉でも引用しようか」
この世界では挫折した者のみが強くなる。打ちのめされたことのない人間など存在しない。
ただ、一流と呼ばれる人間はあらゆる努力を払い速やかに立ち上がろうとする。
並の者はそれよりも少しだけ遅く――そして敗者は、いつまでも横たわったままなのだ。
( ^Д^)「……?」
( ^Д^)「(別に、普通の熱血系の先輩なんじゃ……)」
川 -)「『――ただ。』」
- 47 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2011/02/02(水) 22:26:08.81 ID:M8kMkz400
『ただ――』
川;゚ -゚)「!!?」
『そもそも本来は、“挫折することのないように”不断の努力を重ねるべきであり――』
(;^Д^)「後ろ……っ!?」
『「人間が最善しか選べない」と言うのなら、その限界状況はその個人にとっての零であり唯の“必然”に過ぎず――』
(;# ;;-)「――っ!!?」
『そして、何より――』
- 49 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2011/02/02(水) 22:29:34.20 ID:M8kMkz400
クー先輩の声に重なった声は、とても軽く、心地の良いものだった。
振り返る。
そこにいたのは、
(,,^Д^)「『――それによって“倒れた事実”がなくなるわけではない』」
(,,^Д^)「んん〜。久しぶりだね、クーちゃん」
川;゚ -゚)「先輩……」
フード付きの黒いコート。身長は180ないぐらい。何かスポーツを嗜んでいたのか身体は引き締まっている。
眉目秀麗と言う言葉が誂えたように似合う容姿。
柔らかな笑みを湛えていて、その右目は黒く澄み左目は鈍い銀色――――いや、そんなことは問題じゃなかった。
- 51 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2011/02/02(水) 22:33:22.96 ID:M8kMkz400
――問題は。
:(;# ;;-):「ぁ……う、ぁ……」
でぃが――あの、でぃが。
恐怖に打ち震え俺の服の裾を縋り付くように掴んでいたこと――“でもなく”
(,,゚Д゚)「おや……君は?」
(;^Д^)「えっと俺は、クー先輩の後輩で、今からちょっと自宅飲み会に……」
(,,^Д^)「ギコハハ。そっか。楽しそうでいいね〜、若い人は」
“そんな明らかな異常事態でも俺が危機感を感じ取れない”という――その事実。
危険性を感じ取らせてくれない。
そういう類の――『異常』が、目の前にいる。
- 52 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2011/02/02(水) 22:37:00.05 ID:M8kMkz400
でぃだからこそ分かったのだろう――裏を返せば、“でぃのような奴にしか分からない”のだ。
あのクルウさんという人でも、なんとなく「危険」だと分かった。
ただ目の前のコイツにはそれがない。
少しも怖いと思えず、僅かも悪いと感じられない――そういう類の『異常』。
それは、最悪の『異常』。
(,,^Д^)「――んじゃあ、俺はこれで。また会おう」
俺がその人――モラ先輩の対極であるその人に出会ったのは。
奇しくも。
十三日の金曜日だった。
- 53 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2011/02/02(水) 22:41:10.99 ID:M8kMkz400
【――数分後】
( ・∀・)「――どうした?」
( ・∀・)「やたら遅いと思って、リハビリついでに来てみれば……こんな場所で」
(;^Д^)「あはは……なんか、でぃがね」
(# ;;-)「…………」
( ・∀・)「なんだ、後輩に押し倒されたりでもしたのか?」
(;^Д^)「っ――何で分かった!? クー先輩と一緒に見てたんですか!?」
( ・∀・)「え、お前、ホントに押し倒したの?」
(;^Д^)「…………あ、」
- 54 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2011/02/02(水) 22:45:11.21 ID:M8kMkz400
( ^Д^)「そんなことはどうでも良くてですね、」
(;・∀・)「いや、どうでも良くはねーだろ……」
( ^Д^)「今はそんなこと関係なくてですね、」
(;・∀・)「ありまくりだろ……当事者全員揃ってんじゃん。容疑者、被害者、目撃者と」
川 ゚ -゚)「――モララー」
川 ゚ -゚)「はにゃ先輩に――出会った」
( ・∀・)「!」
( -∀-)「そうか、先輩か……いつだ?」
川 ゚ -゚)「さっきだ」
- 55 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2011/02/02(水) 22:48:08.50 ID:M8kMkz400
( ∀)「――そうか、先輩がな……」
(;^Д^)「!!?」
その瞬間感じたモノを、俺はおそらく一生忘れることはないだろう。
あるいは一抹の懐かしささえ覚えるその感覚を。
――先ほどの男とは、まさに対極だ。
分かりやすく危険で――どこまでも暴力的に『強さ』を認識させる。
一応は“ただの大学生”であるはずの先輩。
それが――こんなにも。
これほどまでに濃厚な、傍にいるだけで身を焼かれそうな“殺意”を持ち合わせていたなんて――!!
(;^Д^)「…………」
- 57 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2011/02/02(水) 22:51:09.86 ID:M8kMkz400
( ・∀・)「……ん? どうした?」
(;^Д^)「いえ……」
次の瞬間には、先輩は“いつも通り”に戻っていた。
何処にでもいる前向きで調子の良い先輩に。
ただ――俺は。
俺は、でぃを震えさせ、クー先輩から一目置かれているらしいあの男よりも――むしろ。
(;^Д^)「…………」
“殺意”なんて言う、人間の感情の中でも特に激しく深いモノを。
操りようがないはずのその激情を。
まるでスイッチでも切り替えるかのように消してしまった――この、モラ先輩の方が、怖かった。
- 58 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2011/02/02(水) 22:54:36.11 ID:M8kMkz400
( ・∀・)「んだよ、なんかおかしいぜ。お前」
……先輩。
アンタは……一体……?
- 59 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2011/02/02(水) 22:57:11.62 ID:M8kMkz400
( -∀-)「――とりあえず、この可哀想な美少女は俺が背負うから、」
( ・∀・)「さっさと、俺ん家行こうぜ」
(;^Д^)「モラ先輩……あの。あの人って……」
( ・∀・)「はにゃ先輩。俺らの先輩で、クーの好きな人だ」
( ^Д^)「え? でもクー先輩は……」
川;゚ -゚)「――ちっ、違うぞ! 何を言ってるんだお前はっ!!」
川* -)「確かにっ、私ははにゃ先輩のことを尊敬しているし、恩人と思っているが……。それが『好き』かどうかと言われると、その……」
( ^Д^)「…あ、ホントですね」ブツブツ
( -∀・)「…満更でもねー感じだろ?」ボソボソ
( ^Д^)「(クー先輩は、てっきりモラ先輩が好きだと思ってたんだけどなぁ……)」
- 60 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2011/02/02(水) 23:00:11.53 ID:M8kMkz400
【――深夜・マンション『Que sais-je』五階、505号室】
(゚、゚トソン「――え? 何言ってるんですか?」
(-、-*トソン「クーさんが好きなのはモララーに決まってるじゃないですか……言わせんな、恥ずかしい」
(;*^Д^)「その台詞もトソさんが言うとなんか可愛いですね……」
(-、-*トソン「こういう、二人きりの時に『可愛い』なんて……照れます」
( *^Д^)「――すいません押し倒していいですか?」
(゚、゚トソン「殺しますよ?」
(;^Д^)「すいません調子乗りました……だからお願いですからその何処からともなく取り出した文化包丁をしまって下さい……」
- 62 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2011/02/02(水) 23:03:49.84 ID:M8kMkz400
(゚、゚トソン「クーさんがでぃちゃんと寝てしまって、モララーがシャワーを浴びている今だから言いますが、」
(;^Д^)「あの……包丁……」
(-、-*トソン「クーさん……モララーのこと、好きですよ。少なくとも女の子の部分は」
(;^Д^)「(あー……。手提げ鞄の中にしまっちゃうのか……)」
(゚、゚トソン「…………聞いてます?」
(;^Д^)「あっ、はい勿論聞いてるに決まってるじゃないですかぁ!!」
(;*^Д^)「何を隠そう、俺はトソさんとの会話が楽しみで、その為だけに大学に行っていると言っても過言じゃあないですからね!!」
(゚、゚;トソン「そんなカミンウガウトを本人の前でしますか? 普通……」
(/、//トソン「照れます……」
- 63 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2011/02/02(水) 23:06:08.57 ID:M8kMkz400
(-、-;トソン「こ、こほん。そ、その話は今日は止めておきましょう……」
( *^Д^)「(可愛いなぁ……)」
(゚、゚トソン「聞いた話によりますと、あの先輩に出会ってしまったようですし、」
( ^Д^)「ああ……はい」
(゚ー゚*トソン「――今からしばらくの間は、コメディパートにしましょう!」
(;^Д^)「え? ええぇ……」
(-、-*トソン「楽しい話をしましょう! もうすぐ、クーさんも起きてくるでしょうし……」
(;^Д^)「いや、でも……」
- 65 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2011/02/02(水) 23:09:14.59 ID:M8kMkz400
(゚、゚トソン「プギャーさん……私と楽しい話をするのは、嫌ですか?」
(;^Д^)「そりゃ嫌じゃないですけど……」
(-、-トソン「なるほど。ご褒美がなければ不満、というわけですか……」
(;^Д^)「(一言も言ってねぇよ……)」
(゚、゚トソン「……わかりました」
(/、//トソン「お、面白い話をしてくれたら……わっ、私のブラジャーをっ、見せてあげますよ……?」
(;^Д^)「え、トソさん……」
(/、//トソン「私は……本気、ですよ……?」
(;^Д^)「いや、本気なのはありがたいんですけど……トソさん、」
- 67 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2011/02/02(水) 23:12:22.13 ID:M8kMkz400
(;^Д^)「――ブラしてたんスか?」
(っ、;トソン「“するほどの大きさないでしょ”ってことですか!!」
(;、;トソン「その通りですよ!今の釣りでしたよ!! うわぁぁぁあんっ!!」
(;^Д^)「自爆されてもなぁ……」
(;、;トソン「なんですか、その目は! 残念なものを見る目はっ!!」
(;^Д^)「いやぁ、だからその……“ないんだなぁ”と」
(っ、;トソン「言っておきますけど、ちゃんと柔らかいんですからね! 小さいだけで……まっ平らじゃないんですよ!!」
( ^Д^)「…………そうですか」
(;、;トソン「信用してませんね!! なら、触ってみればいいじゃないですかぁ!!」
(;*^Д^)「さわっ――触れませんよ……。(後が怖過ぎて……)」
- 68 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2011/02/02(水) 23:15:09.46 ID:M8kMkz400
( ^Д^)「――つーかどうしたんですか、トソさん」
(っ、;トソン「……何がですか」
( ^Д^)「普段のアンタなら……その、そういうこと……言わないでしょ。変ですよ、今日」
(、トソン「ぐすっ……」
(、トソン「――モララーが、変ですから」
( ^Д^)「え……?」
(゚、゚トソン「モララーは……あの先輩に会うと、いつも変になりますから」
(゚、゚トソン「元に戻っちゃいますから」
(;^Д^)「(“元に”?)」
(-、-トソン「それにクーさんも、なんだか……」
- 69 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2011/02/02(水) 23:18:08.66 ID:M8kMkz400
(;^Д^)「それで……“楽しい話”をして、いつもみたいになって欲しかった……と?」
(゚、゚トソン「はい」
(;^Д^)「それで、ブラ見せるって言ったり……胸に触ってみろって言ったり?」
(゚ー゚*トソン「はい。……和んだでしょ?」
(;^Д^)「いや、身を削り過ぎでしょ……」
(゚、゚トソン「そうですか?」
(-、-トソン「――恋人と親友の為ですよ? ……私の身体では安過ぎるぐらいです」
( ^Д^)「……まったく、アンタは」
(゚、゚トソン「?」
( ^Д^)「あー、もうっ。つくづくモラ先輩は羨ましい……」
- 71 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2011/02/02(水) 23:24:44.19 ID:M8kMkz400
( ^Д^)「――分かりましたよ」
( *^Д^)「しましょう――その、“楽しい話”とやら」
(゚ー゚*トソン「はい!」
( ^Д^)「とりあえず、クー先輩やモラ先輩が来るまで雑談して楽しい雰囲気作ればいいんですよね?」
(-、-*トソン「そうです! いつもみたいな、緊張感のないトークを……」
(;^Д^)「いやまぁ確かに緊張感はないですけど……」
(゚、゚*トソン「そうすれば、きっといつも通りになるはずです! モララーも!クーさんも!」
( ^Д^)「はいはい」
( ^Д^)「……じゃ、その前に幾つかいいですか?」
(゚ー゚*トソン「なんでもどうぞ!」
- 72 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2011/02/02(水) 23:30:44.62 ID:M8kMkz400
(;*^Д^)「実際俺が胸に触ってたら……どうしました?」
(/、//;トソン「がっ、我慢しましたよぉ!? もちろん……ちゃんと、触らせてあげました……っ!」
(;*^Д^)「ッ!! どっ――どれくらいですか!!?」
(/、//;トソン「どれくらいって……。えっと…………五秒ぐらい?」
(;* Д)「(五秒も触れたのか、ちっくしょぉぉ……。良いカッコせず触りゃあ良かったぜ……!!)」
(;*^Д^)「――ちなみにそのまま勢いで押し倒しt(゚、゚トソン「刺し殺してました」
(; Д)「すいませんでした……」
(゚、゚トソン「? 別に謝らなくても……」
(;^Д^)「両手に刺身包丁構えながら言わないで!! っつーか、まだ持ってたんスか!!?」
- 74 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2011/02/02(水) 23:34:40.59 ID:M8kMkz400
(^ー^*トソン「――あははっ」
(;*^Д^)「……? なんスか、いきなり笑い出して……。(また笑顔が可愛いな……)」
(-、-*トソン「いえいえ」
(゚ー゚*トソン「やっぱり――私達は、こういう風なのが一番ですね」
(-、-*トソン「『強いって疲れるね、忍クン』です! 深刻な話をするより……やっぱりこういうのの方が私は好きです!」
( ^Д^)「…………トソさん、あの」
(゚、゚トソン「はい?」
(; Д)「……………………良い台詞なのは分かりましたから、お願いですから両手の包丁を俺の目の届かない所にしまって下さい……」
(-、-;トソン「……すみません。うっかりしてました」
(;^Д^)「よし……んじゃあ次です」
- 75 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2011/02/02(水) 23:37:12.30 ID:M8kMkz400
( ^Д^)「モラ先輩がなんか怒ってたみたいなんですけど……それって、あの先輩に関係ありますか?」
(゚、゚トソン「ありますよー。あの人、私を殺しに来たんですから」
(;^Д^)「……………………え?」
(^ー^*トソン「さぁ、楽しい話、何にしますか!? 私としては、是非バカテスの新刊について――」
(; Д)「ごめん、トソさんもっかい言って。……何をしに来たって?」
(゚、゚トソン「ですから――多分ですけど、私を殺しに来たんです」
( ^Д^)「…………」
(゚ー゚*トソン「私的にはですねー、九巻はお姉さんの出番が少なくてちょっと残念でしたねー」
( ^Д^)「……………………」
(-、-;トソン「あと、表紙の……。霧島さん、胸が……うぅぅ……」
- 76 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2011/02/02(水) 23:40:07.47 ID:M8kMkz400
( Д)「ごめん、トソさん。前言撤回」
(゚、゚トソン「え?」
(#^Д^)「――――そんな不穏なワード聞いた後に楽しくラノベについて雑談とかできるかぁっ!!!」
(゚、゚;トソン「……え。えぇー……」
(っ、;トソン「う、うそつき……。プギャーさんは、うそつきっ……です……っ」
(#^Д^)「嘘吐きでも何でも良いから詳しく話せ! 今すぐにっ!! い・ま・す・ぐ・にっ!!!」
――後半へ続く?
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