- 128 名前:名も無きAAのようです:2013/09/14(土) 01:32:06 ID:aN1EctU20
【オープニング代わりの「普段語られないキャラクターの設定」】
(゚ー゚*トソン「さあ皆さん、青春を謳歌しましょう!上げてこうぜ!! トソンです」
川 -)「未だにマ●ジン読むとつい絶●先生を探してしまうクールだ……。あーあ……」
(;^Д^)「トソさんの妙なテンション高さに反比例するようにクー先輩はローテンション!?」
( -∀-)「トソンのテンションが高いのは今期に宮野●守が出てるアニメがやってるからだな。あと十月にライブがあるし」
( ・∀・)「逆にクーのテンションが低いのは、好きだった漫画が色々終わったからだな。め●かとかキル●さんとか」
('A`)y━「……この作品もキャラが増えたし、人気投票やって下位のキャラは削るとかした方が良いかもな」
(;^Д^)「そんな世知辛い作品は嫌ですよ」
( ・∀・)「その人気至上主義の行き過ぎた先が陽電子砲を機体を盾にして防いでも搭乗者が生きているみたいな凄い話だよな」
('A`)y━・~「脱出ポッド誤作動して行方不明よりは良いだろ」
(#^;;-^)「奇跡とご都合主義の境界は空っぽです――それではスタートです!」
- 129 名前:名も無きAAのようです:2013/09/14(土) 01:33:08 ID:aN1EctU20
【コーナースタート】
(゚、゚トソン「基本的にこの作品はキャラありきなので、同じ裏話でもキャラの設定を掘り下げて話した方が良いだろう……」
(-、-*トソン「というわけで屈指の人気キャラである私の話から始めましょう!」
(゚、゚トソン「今の本名は病葉トソン。『病葉』は“わくらば”と読みます。青葉の中にある赤や黄色に色付いている葉、という意味ですね」
(-、-トソン「下の名前、『トソン』は私の両親の大学の先輩の名前からだそうです。珍しい名前だとよく言われます」
(゚、゚トソン「その先輩のトソンさんはどんな人だったんでしょうか。今となっては知りようがないですが、でもとても魅力的な人だったとは聞いています」
(-、-*トソン「誕生日は十二月、血液型はA型です」
(゚ー゚トソン「趣味は沢山あります! 一人の時は推理小説や探偵小説を読んだり、コスを作ったり、絵を描いたり……色々ですね」
(-、-トソン「手先が器用なので裁縫や料理は我ながらかなりのものだと思っています」
(゚、゚トソン「実はキーボードで弾き語りとかもできるんですよ?」
- 130 名前:名も無きAAのようです:2013/09/14(土) 01:34:06 ID:aN1EctU20
(゚、゚トソン「また甘いものが好きなので、飴を舐めていることが多いです。女の子なのでケーキも大好きです」
(-、-*トソン「先ほども言ったように料理は得意なので自分で作って食べることもありますが……やっぱり、こういうのって人が作ってくれたものの方が美味しく感じますよね?」
(゚ー゚*トソン「私も、どうせなら作ったものは恋人や友達に食べて欲しいです」
(-、-;トソン「食べ物の話ばかりしていると食いしん坊さんのように見えてしまいますね……。まあ実際結構食べる方なんですが」
(゚、゚トソン「それでも太って困ったことはありません。スポーツが好きなことに加えて、きっとダンスやカラオケをよくやっているからでしょうね」
(-、-*トソン「――つまり私はコスチュームを自分で作って、自分で着て、更に歌って踊ってしまえるハイレベルな女子力の持ち主なのです!」
(゚、゚トソン「ただ……モララーや他の人曰く歌は上手いそうなんですが、私自身は私の声はあまり好きではなかったりします」
(-、-*トソン「でもやっぱり歌ってチヤホヤされるのは嬉しいですね。コスプレしてチヤホヤされるのはもっと嬉しいですけど」
(゚ー゚*トソン「『可愛い!』って言われると、『知ってる!もっと言って!』と返したくなります。流石にそんな返答はたまにしかしませんが」
(-、-トソン「ええ、たまにはします。だって私は可愛いですから」
- 131 名前:名も無きAAのようです:2013/09/14(土) 01:35:06 ID:aN1EctU20
(゚、゚トソン「……あ、可愛いで思い出しました」
(゚、゚トソン「中学高校の時も私は可愛かったのですが、それはどちらかと言うとクールな敬語キャラとしての可愛さでした」
(-、-トソン「人によっては昔の私の方が好きかもしれません。はにゃ先輩なんかはクールな感じの子が好きですから昔の方が良いでしょう」
(゚、゚トソン「ですが、今でもたまに昔のような感じに戻ることがあります」
(-、-トソン「真面目な場面などがそうですね。変わったわけじゃなくてテンションの問題なんです」
(゚、゚トソン「例えば近くで人が死んだ時――そういう時にはクールなキャラに戻ります。他人の不幸でテンション上がるほど嫌な人間じゃないですから」
(-、-トソン「今は大学や、皆さんとの日常が楽しいので基本的にはテンションは上々のままです」
(゚、゚トソン「できればずっと明るいまま暮らしていければいいな、と思っています」
(゚ー゚トソン「さて、これくらいで私の番は終わりです」
(-、-トソン「ありがとうございました」
【コーナー終了】
- 132 名前:名も無きAAのようです:2013/09/14(土) 01:36:05 ID:aN1EctU20
(゚ー゚トソン「――というわけで、皆さん! 人気投票では私に投票してくださいねっ!」
(;^Д^)「えっ、人気投票すんの!?」
(゚、゚トソン「いえ言ってみただけです。この作品のことは嫌いになっても私のことは嫌いにならないでください、みたいな」
(;^Д^)っ「それだとただの自分が好きな奴でしょ!まったくっ!!」
( -∀-)「でも考えてもみろよ、ハヤ●のごとく的に言えば人気投票で上位だったキャラは水着で見開きだぜ?」
(;*^Д^)「それは……いいかもなあ」
川 ゚ -゚)「実際問題、誰が一番になるだろうな」
( ・∀・)「ちなみに人気投票があったとしたらお前は誰に入れるんだ?」
(;^Д^)「それ間接的に『誰の水着姿が見たいんだ?』って聞いてません?」
( ・∀・)「そうだけど」
(; Д)「いや、ええっと……それは……」
リパ -゚ノゝ「…………読者の皆さんは誰に投票しますか? 私に入れてくださると嬉しいですね、それではスタートです、」
- 133 名前:名も無きAAのようです:2013/09/14(土) 01:37:07 ID:aN1EctU20
14‐Call
川 ゚ 々゚)「智者も千慮に必ず一失あり、愚者も千慮に必ず一得あり、ここぞという時は決めたいよね」
……すたーとっ
- 134 名前:名も無きAAのようです:2013/09/14(土) 01:38:06 ID:aN1EctU20
【――某日】
(; ω)「いちち……」
ξ--)ξっ「本当にもう、どうしようもないくらい馬鹿ねえ。この年で喧嘩なんて」ペタペタ
(□^ω^)「おー。湿布気持ちいいおー」
ξ゚听)ξ「顔ボロボロにして帰って来た時はどうしたのかと思ったわよ。っていうか今まで喧嘩なんてしたことなかったじゃない、どうしたの?」
(;□^ω^)「まあ……色々とあったんだお。色々と」
ξ--)ξ「ふん」
ξ )ξ「……心配したんだから」
(□^ω^)「……うん、ごめんだお」
ξ--)ξ「分かってるなら良いんだけど」
- 135 名前:名も無きAAのようです:2013/09/14(土) 01:39:06 ID:aN1EctU20
ξ゚听)ξ「――で、なんなの? ナンパされてる女の子を庇って殴られたとか?」
(;□^ω^)「いやそんな漫画の主人公みたいなカッコいいことはしてないお。本当にちょっと、喧嘩しただけ」
ξ--)ξ「アンタねぇ、自分のキャラ考えなさいよ。不自然過ぎ。今までこんなこと一度もなかったのに」
(;□^ω^)「それは確かにそうだけど……」
ξ゚听)ξ「…………言いたくないの?」
(□^ω^)「……お」
ξ--)ξ「私にも、言えないようなことなの?」
(□^ω^)「……ごめん」
ξ--)ξ「はあ、もういいわよ。言いたくないなら言わなくても」
(□ ω)「ごめん……」
- 136 名前:名も無きAAのようです:2013/09/14(土) 01:40:08 ID:aN1EctU20
ξ゚听)ξ「でも今度こんな風な姿で帰ってきたら、アタシがぶん殴るから」
(;□^ω^)「既にボロボロなのにかお!?」
ξ--)ξ「そうよ、当たり前じゃない。アタシがどれだけ心配したと思ってるのよ」
ξ゚听)ξ「それが嫌ならモララーとかにでも守ってもらいなさいよ。昔からそんな感じだったじゃない。今更情けないとか言わないでしょ?」
(□ ω)「…………」
ξ;゚听)ξ「え……? ……もしかして、アンタが殴られたのって……」
(□ ω)「…………そうだお。ずっと前から、そんな感じだった気がするお」
(□ ω)「僕は守られてばっかでさ。僕を守ってくれてる人達は悩みなんて何もないんだと思ってた」
ξ;゚听)ξ「ブーン……」
(□ ω)「そんなわけ、なかったのに。誰だって“已むに已まれぬ事情”の一つや二つは抱えてるものだって――分かってたはずだったのに」
- 137 名前:名も無きAAのようです:2013/09/14(土) 01:41:05 ID:aN1EctU20
【――雨霧荘】
(;^Д^)「でぃ……?」
(# ;;-)
(;^Д^)「……でぃ。おい、どうした? そんなとこで寝て」
(# ;;-)「…………ぁ」
(;^Д^)「でぃ? 大丈夫か?」
(# ;;-)「はい……。少し、疲れてしまって……眠くて……」
( ^Д^)「そうか……。疲れが溜まってただけなら良かった。今日は早めに寝ろよ」
(# ;;-)「……はい」
- 138 名前:名も無きAAのようです:2013/09/14(土) 01:42:07 ID:aN1EctU20
(# ;;-)「…………」
(;^Д^)「ん? どうした、立てないのか?」
(# ;;-)「はい……。少し、身体が……」
( ^Д^)「どんだけ疲れてるんだよ。ほら、持ち上げてやる」
(# ;;-)「ありがとう……ございます……」
(;^Д^)「……え?」
(;^Д^)っ「ちょっと待て――ちょっとおでこ触るぞ」
(# ;;-)「っ……」
(;^Д^)「でぃ、お前。凄い熱じゃないか。疲れてるとかそういう話じゃないぞ、これ」
(# ;;-)「はい……」
- 139 名前:名も無きAAのようです:2013/09/14(土) 01:43:08 ID:aN1EctU20
ζ(゚ー゚*ζ「――プギャー君?」
(;^Д^)「……デレさん」
ζ(-、-*ζ「どうしたの? 何かあった?」
(;^Д^)「でぃが、熱があるみたいで、それで……!」
ζ(゚ー゚*ζ「落ち着いて。一先ず、ベッドに寝かせてあげましょう。それと体温計を」
(;^Д^)「はい……」
(# ;;-)
(;^Д^)「でぃ……なんで……」
- 140 名前:名も無きAAのようです:2013/09/14(土) 01:44:11 ID:aN1EctU20
【――暫くして、】
( -∀-)「喚ばれて飛び出てなんとやら……っと。来たぞ、後輩」
( ・∀・)「残念なことにどうやら何か冗談を言える状況じゃねーらしいな」
(;^Д^)「モラ先輩……」
( ・∀・)「そんな心配そうな顔をすんなよ。きっとただの風邪だよ。あんまり心配し過ぎるとこの美少女の方が疲れちまうっての」
(; Д)「それは……分かってるんですけど……」
( -∀-)「まあでも、こんな姿を見せられたんじゃ、そんな心配そうな顔にもなるか」
(# ;;-)「っ……ぁ……」
( ・∀・)っ゛「……よしよし」
- 141 名前:名も無きAAのようです:2013/09/14(土) 01:45:31 ID:aN1EctU20
( ・∀・)「とりあえず車は持って来たから、病院行くか」
(;^Д^)「はい……」
( ^Д^)「でも先輩、免許持ってるんですか?」
( ・∀・)「どういう意味だ、持ってるよ。今だって運転してここまで来たんだし」
(;^Д^)「いや無免許かなー、と。モラ先輩はそういうことあまり気にしなさそうですし」
( -∀-)「確かに気にしない方ではあるが普通免許は持ってるっての」
(;^Д^)「でも車は? バイクは持ってたと思いますが、車は持ってなかったですよね? トソさんも持ってなかったはずですし……」
( ・∀・)「待って、お前なんでちょっと心配してんの? アウトローなところもある俺だけど流石に車盗んだりはしないよ?」
(;^Д^)「いや先輩ならやりかねないかなーと」
( ・∀・)「やらねーよ。お前の中の俺のイメージどうなってんだよ」
(;^Д^)「いや、万が一途中で警察とかに捕まって時間取られたら嫌なんで一応先に確認しておこうかと……」
- 142 名前:名も無きAAのようです:2013/09/14(土) 01:46:18 ID:aN1EctU20
( -∀-)「車はさ、シューさん……いやフサ先輩になんのかな? まああの家から借りてきた」
( ・∀・)「タクシーで来ようかとも思ったんだけどな」
( Д)「……ありがとうございます、先輩」
( ・∀・)「なんだよ、改まって。気色ワリーな」
( ^Д^)「俺は先輩に迷惑掛けられることも多いですが、やっぱりいつもお世話になってばっかです」
( -∀-)「お前今サラッと『迷惑掛けられる』とか言ったな?」
( ・∀・)「まーいいわ、いつもみたいに漫才やってる場合じゃねーし。聞かなかったことにしてやるよ」
( ・∀・)「ただの風邪だと思うし、一刻を争うわけじゃないはずだが……」
(# ;;-)
( -∀・)+「――やっぱり、美少女が苦しんでる姿を見るのは忍びないからな」
- 143 名前:名も無きAAのようです:2013/09/14(土) 01:47:06 ID:aN1EctU20
【――同時刻、マンション『Que sais-je』付近】
...(,,-Д-)「――トーソンちゃん」
(゚、゚トソン「先輩。こんなところで出会うなんて奇遇ですね」
(,,^Д^)「ギコハハ。思ってもみないこと言っちゃって」
(,,-Д-)「あの子は送り終わったの?」
(-、-トソン「はい。しっかりとヒッキー先輩の元に送り届けました」
(゚、゚*トソン「きっと今日は二人でアツアツな夜を過ごすことでしょう……!」
(;,-Д-)「それはどうだろう……?」
(-、-*トソン「女の子にとっての大切な記念日になるはずですよ。初ちゅーは初めての後なんです」
(;,-Д-)「世間体的に色々と問題がある気がするし、色々と脈絡がなさ過ぎる気がするよ」
- 144 名前:名も無きAAのようです:2013/09/14(土) 01:48:07 ID:aN1EctU20
(゚、゚トソン「むぅ。でも、それは先輩のお陰でもあるんですよ?」
(-、-*トソン「先輩に傷付けられて傷心の少女が、傷を癒やす為に大人の男性に身を委ねるわけですよ……! 萌えるじゃないですか」
(;,-Д-)「萌えるかなぁ……?」
(-ー-*トソン「『今日だけは一緒にいて?』とか『辛いことなんて全部忘れさせてよ』とか言っちゃうわけですよ!」
(、 *トソン「そうして初めて与えられる快楽に少女は大人の階段を登り、女の声で喘ぐわけです……! いやぁ、萌えますねぇ……」
(;,-Д-)「俺、トソンちゃんのこと概ね好きだけど、そういうところは直した方が良いと思うよ」
(゚、゚トソン「そうですか?」
(,,゚Д゚)「うん、割と本気で」
(゚、゚トソン「具体的には何処を直せば良いと?」
(,,゚Д゚)「知り合いでそういう想像することとか、恥ずかしげもなく恥ずかしいこと言っちゃう辺りかな」
- 145 名前:名も無きAAのようです:2013/09/14(土) 01:49:13 ID:aN1EctU20
(-、-トソン「何を言っているんですか、先輩」
(゚、゚トソン「私だってまだ十代の乙女ですからね、人前で下ネタ言うなんて恥ずかしいに決まってますよ」
(;,-Д-)「(ならやめれば良いのに……)」
(-、-*トソン「――その恥ずかしい感じが良いんじゃないですか! 濡れるッ!」
(゚、゚*トソン「宛らサディスティックな性癖を受け入れてもらった後に向かい来る奴等を切り倒す時のように興奮しますね」
(,,゚Д゚)「…………うん、今分かったよ」
(゚、゚トソン「なんですか?」
(;,-Д-)「君はもう色々と手遅れ過ぎてどうしようもないってことが分かった。俺はいつだって正しいけど、トソンちゃんはいつだって脳内ピンクなんだね」
(,,^Д^)「もう君は、そのままの道を突っ走れば良いよ。うん」
(゚、゚;トソン「なんだか匙を投げられた気がします……。いやさ、賽は地上高く投げられた気がします」
(,,-Д-)「何も上手いこと言えてねーよ」
- 146 名前:名も無きAAのようです:2013/09/14(土) 01:50:06 ID:aN1EctU20
(-、-トソン「でも、そうですね……。どうせ私にはお淑やかで大人しいキャラなんて似合いませんから、私が選んだ私の道を最速で突っ走ります!」
(;,゚Д゚)「いや似合ってたよ? 少なくとも昔のトソンちゃんは正統派敬語キャラだったよ?」
(゚、゚*トソン「私は私ですから。このあざとく、そして可愛い、略して『あざと可愛い系ヒロイン』路線を突き進もうと思います!」
(;,-Д-)「なんなのそれ……」
(-、-*トソン「ほら先輩、絶対領域ですよー? ホットパンツから伸びる白い脚がムラムラするでしょう?」
(,,゚Д゚)「最早それ『あざと可愛い』とかじゃなくてただの痴女だよ」
(゚、゚トソン「むぅ、失礼ですね先輩。女子なんて皆こんなものですよ。男性始めとするチヤホヤしてくれる方々がいるからこそ可愛くしてるわけですよ」
(-、-トソン「先輩はイケメンなので知らないと思いますが、女子は女だけの場所だと全然可愛くないですからね」
(゚、゚トソン「嘆かわしいことに『女子会』とか『女子校』とかでは女子の女子力下がりっぱなしなんですよ。見た目に気を使わなくて良いから」
(;,-Д-)「ああ、うん……。そうなの……?」
(゚、゚*トソン「そうですよ! 良かったですね、イケメンで得してますよ。先輩の前では大抵の女子では可愛くあろうとしますから」
- 147 名前:名も無きAAのようです:2013/09/14(土) 01:51:24 ID:aN1EctU20
(-、-トソン「だから私は、個人的には女性専用車両には賛成しかねます。いえ在っても良いとは思いますが、もう少し上品であるべきです」
(゚、゚*トソン「むしろ男性専用車両が欲しいですね! 萌えます!」
(;, Д)「もう俺には君の暴走を止める術が分からないよ……」
(゚、゚*トソン「何を言ってるんですか先輩。前に言ってたでしょう? 『女の子がパニクってる時はとりあえずキスすれば良い』って」
(;,-Д-)「いや確かに状況によってはそういう手段もありだとは思ってるけどさ……」
(/、//トソン「舌を入れてくださっても良いんですよ……?」
(;,゚Д゚)「もう発言が完全に痴女だよ。もしくはエロ漫画だよ。どうしたの、モララーちゃんと上手く行ってないの?」
(゚、゚トソン「いえつい先日も上に乗って腰振りまくりましたが」
(;,-Д-)「そういうことストレートに言うのやめてくれない? 何が悲しくて後輩の情事の話聞かないといけないのさ」
- 148 名前:名も無きAAのようです:2013/09/14(土) 01:52:12 ID:aN1EctU20
(゚、゚トソン「興奮しませんか?」
(,,-Д-)「しません」
(-、-トソン「むぅ、先輩はカッコいいのに趣味は童貞っぽいですねぇ」
(;,゚Д゚)「どういうことなのさ……」
(゚、゚トソン「だって黒髪ロングとか好きでしょ?」
(,,-Д-)「好きだよ。短いのも好きだけど」
(-、-トソン「敬語キャラとか無口キャラ好きでしょ? 大人しめの女の子が好みでしょ?」
(;,゚Д゚)「いや……どうだろう」
(゚、゚トソン「あと処女好きでしょ?」
(,,-Д-)「いい加減にしないと本当に怒るよトソンちゃん」
- 149 名前:名も無きAAのようです:2013/09/14(土) 01:53:18 ID:aN1EctU20
(゚、゚トソン「先輩、頭にカルシウムが足りてないんですか?」
(,,-Д-)「君の頭には常識や配慮が足りてない気がするよ」
(-、-トソン「何を今更」
(゚ー゚*トソン「私に常識なんて――あるはずがないじゃないですか!」ドヤァァ
(;,-Д-)「なんでドヤ顔になるのさ……」
(-、-*トソン「先輩も私と同じく常識知らず仲間だと思っていたのですが、違いましたか?」
(;,゚Д゚)「それはまあ……違わないけどさ」
(゚、゚*トソン「では坂口安吾よろしくの淫靡で怠惰な堕落した日々を楽しみましょう!」
(;,-Д-)「さらっと文学少女っぽい一面見せるのやめようよ。誰に対してのアピールなの?」
(-、-*トソン「これでも文学●女シリーズは制覇してますからね、私の文化系レベルはかなりハイですよ」
(;,゚Д゚)「それはどうだろう……?」
- 150 名前:名も無きAAのようです:2013/09/14(土) 01:54:06 ID:aN1EctU20
(゚、゚*トソン「ビ●リア古書堂のシリーズも全部読んでますからね、バッチリです!」
(-、-*トソン「それに今はタレー●ンも読んでますからコーヒーについてもバッチリですよ!」
(,,-Д-)「トソンちゃんは本当にマンガや小説から知識を得ることが多いよね」
(゚、゚トソン「そうですね。日々勉強です」
(゚ー゚トソン「進研ゼミとかの漫画も全部読んでましたよ!」
(;,-Д-)「ああ、そう……」
(-、-トソン「ライトノベルを読んでても思いますが、やはり、小説や漫画といったものは勉強になると思います」
(゚、゚トソン「ラノベずっと読んでる生徒とそうでない生徒では前者の方が現国の成績は良いものですよ」
(,,゚Д゚)「まあね。そういう部分はあると思う」
(゚、゚トソン「今の中高生とか、西尾●新が一時期やたらに『豈図らんや』という言葉を使ってたお陰で意味を知ってるはずですよ。日常では絶対使わない言葉なのに」
- 151 名前:名も無きAAのようです:2013/09/14(土) 01:55:06 ID:aN1EctU20
(,,-Д-)「それは極端な例だとは思うけど、漫画のカッコいい台詞で難しい言葉を学ぶってことはあるだろうね」
(-、-トソン「『須く』なんて普段まず使わないのにボクシング漫画好きな方は皆ご存知でしょうね」
(,,^Д^)「ギコハハ。そうかもね」
(゚、゚トソン「そう言えば私、小学生の時分ははだしの●ンも読んでましたよ」
(,,゚Д゚)「へぇ。ちなみにトソンちゃんはあの漫画から何を学んだの?」
(-、-トソン「一言で言えば――『勝ったらいいなじゃない、人生は「勝たなきゃダメ」』『勝たなきゃゴミ』ですかね……」
(,,-Д-)「……なるほど。それも真理だと思うよ」
(;,゚Д゚)「言い方はともかくね」
(-、-トソン「Fuck You。ぶち殺すぞ……ゴミめら……!」
(;,-Д-)「噛み締めるように言うのやめて」
- 152 名前:名も無きAAのようです:2013/09/14(土) 01:56:09 ID:aN1EctU20
(,,^Д^)「まったく、君は僕の妹みたいなことを言うね。いや、アイツが君から学んだのかな」
(,,-Д-)「結局のところ、この世は弱肉強食だ。どんな正義だって勝たなきゃゴミなんだ。正義なき力は無力であり、力なき正義は暴力でしかない」
(-、-トソン「……世知辛いですね」
(,,^Д^)「ギコハハ。そうだねえ」
(,,゚Д゚)「何よりも世知辛いのは、この弱肉強食のルールが適応されるのが戦う人間だけではないという話だよね」
(,,-Д-)「決闘とか試合とかの形式を取ってる方が珍しくって、大抵の場合、生きているだけで一方的に暴力や略奪の対象になってしまう」
(,,^Д^)「尤も、トソンちゃんには言うまでもないことだろうけどね」
(゚、゚トソン「先輩も言われるまでもないことでしょう?」
(,,-Д-)「……そうだね。そして僕の周りはそんな人ばかりで、それが何よりも悲しい」
- 153 名前:名も無きAAのようです:2013/09/14(土) 01:57:13 ID:aN1EctU20
(,,-Д-)「……うん」
(,,^Д^)「あんまり悲しいことばかり言っててもアレだから、気分転換というか、お礼にご飯でも奢るよ」
(゚、゚トソン「お礼……ですか?」
(,,-Д-)「うん。ルカちゃんを手助けしてくれた、お礼に」
(-、-トソン「ヒッキー先輩から言われるならまだしも、傷付けた本人であるはにゃ先輩から言われると変な感じですね」
(゚、゚トソン「そんなことを言うなら最初から優しくしてあげれば良かったのに」
(,,^Д^)「ギコハハ。俺はそういうこと、できないんだよね。知ってるでしょ?」
(-、-トソン「……知ってますよ。多分、誰よりも」
(゚、゚トソン「――先輩は一言で言えば『面倒なツンデレ』ですから」
(;,-Д-)「いや、うん。それ知ってることになるのかな? 俺は他人から見るとそうなるのかな……」
- 154 名前:名も無きAAのようです:2013/09/14(土) 01:58:10 ID:aN1EctU20
(゚、゚トソン「それに申し訳ありませんが、少し用事ができてしまって」
(,,^Д^)「ああ、そうなの。なら仕方ないね〜」
(-、-トソン「残念です。でも美少女の一大事ですから」
(,,-Д゚)「“美少女”?」
(゚、゚トソン「はい。でぃちゃんが風邪を患ってしまったらしく……。お見舞いにでも行こうかと」
(,,^Д^)「ギコハハ。そうなんだ、でもあんまり大勢で長い間押し掛けると気疲れしちゃうだろうし、ほどほどにね」
(,,-Д-)「それにしても風邪、ね……」
(゚、゚トソン「何か気になることでも?」
(,,^Д^)「いやね、俺は彼女みたいな境遇の人間を何人か知ってるんだけどさ、その経験から考えるに……」
(゚、゚トソン「考えるに?」
(,,-Д-)「…………いや、大丈夫だろう。あの子は一人じゃないからね」
- 155 名前:名も無きAAのようです:2013/09/14(土) 01:59:06 ID:aN1EctU20
【――数分後、淳医科大学附属病院】
( ・∀・)「受付は問題なく済んだか?」
( ^Д^)「はい。こんな大きな病院来たことないんでちょっと戸惑いましたけど……」
( -∀-)「まーな」
( ・∀・)「『風邪くらいでどうしてこんな大きな病院に?』とか訊かないのか?」
(;^Д^)「訊きませんよ……。どうせ、クー先輩の関係施設なんでしょ?」
( ・∀・)「……なんかお前、いい加減慣れてきたな」
( ^Д^)「いい加減慣れましたよ、まったく」
- 156 名前:名も無きAAのようです:2013/09/14(土) 02:00:07 ID:aN1EctU20
( ・∀・)「そうだ。淳機関の出資する淳医科大学の附属の病院がここだ。だからクーやシューさんは優遇されるし、その友人もそうだ」
( ^Д^)「あの二人って、絶縁してるっていうか……あんまり実家と仲良くないんじゃ?」
( -∀-)「本当に無関係になってたなら許嫁なんていないだろーよ。色々あるんだよ、色々な」
(;^Д^)「はぁ……」
(# ;;-)「すみません……。私のせいで、ご迷惑を……」
(;^Д^)「でぃ……」
( -∀・)+「気にすんなよ。こんなの迷惑の内にも入らないっての」
( ^Д^)「いつもはウザいだけの先輩のウインクですけど、今日は本当に頼もしいし嬉しいです。ありがとうございます」
( ・∀・)「ちょっと待てどういうことだ」
- 157 名前:名も無きAAのようです:2013/09/14(土) 02:01:11 ID:aN1EctU20
( -∀-)「まーでも、良かったよ」
( ^Д^)「はい。本当にありがとうございます」
( ・∀・)「たかが風邪でそんなに感謝するなって。一事が万事なのはそうだがな」
( ・∀・)「……なあ、後輩」
( ^Д^)「なんですか?」
( ・∀・)「俺がわざわざこんな大きな病院に連れて来たの――理由があるって言ったらどうする?」
( ^Д^)「え?」
( -∀-)「実は風邪なんかじゃなくて、もっと深刻な病気で、それが分かったから総合病院に連れて来たって言ったら……どうする?」
( ^Д^)「…………」
- 158 名前:名も無きAAのようです:2013/09/14(土) 02:02:05 ID:aN1EctU20
( -Д-)「……別に、どうもしませんよ」
( ^Д^)「先輩がでぃのことを考えて、気を使ってくれたのなら――別に何も」
( ^Д^)「感謝こそすれ、恨みはしないです」
( -∀-)「……そうか」
( ^Д^)「ま、あんまり黙って色々やられると困りますけどね」
( ・∀・)「そりゃあな。そうだろうよ」
( ^Д^)「でも、さっきはあんなこと言いましたが……俺は先輩のこと信頼してるんですよ」
( ・∀・)「なんだホモルートか? ノーセンキューだぜ、それは」
(;^Д^)「茶化さないでくださいよ。そして俺だってノーセンキューですよ、まったく」
- 159 名前:名も無きAAのようです:2013/09/14(土) 02:03:06 ID:aN1EctU20
( ^Д^)「ま、感謝してるし、信頼してるって話です」
( ^Д^)「それに仮にその話が本当だったとしても、でぃの病気、治らないわけじゃないんでしょ?」
( ・∀・)「……どうしてそう思う?」
( ^Д^)「先輩はそこまで自分勝手じゃないと思うからです。そんな人生を左右するような事柄ならちゃんと俺等にも言うはずですから」
( -∀-)「…………そーだな。確かに、そうだ」
( ・∀・)「じゃあ、行くか」
( ^Д^)「はい」
( ^Д^)「ありがとうございます……先輩」
(# ;;-)「ありがとうございます……」
( -∀-)「おう」
- 160 名前:名も無きAAのようです:2013/09/14(土) 02:04:30 ID:aN1EctU20
【――その後】
結局でぃは、ただの流行り風邪だった。
薬を飲み暫く安静にしていれば治るような些細なものだった。
でも、どうしてだろうか。
( -∀-)「そうか……。良かったな」
どうしてなのだろう。
医師から診断を聞いたモラ先輩が心の底から安堵したような声を漏らしたのは。
俺やでぃの知らないところで、何かがあったのだろうか。
何か理由があったのかと問い掛けたところで彼は語らないだろう。
この人はそういう人なのだ。
それを俺は少しだけ傲慢で自分勝手だと思うし、これ以上なく頼りになると思っている。
- 161 名前:名も無きAAのようです:2013/09/14(土) 02:05:42 ID:aN1EctU20
だから、俺は。
ただ。
( ^Д^)「本当に今日は、ありがとうございました、先輩」
( -∀-)「気にすんなって。そういうホモルートはノーセンキューだって言っただろ、思い出なんていらないんだよ」
(;^Д^)「どういうことですか、まったく……」
ただ素直に先輩に感謝しておくことにした。
……その時はそう思っていた。
馬鹿みたいに何も疑わず、ただそう思っていたのだ。
あの人斬りの少女に出逢って先輩の抱える“已むに已まれぬ事情”を聞くまでは―――。
- 169 名前:名も無きAAのようです:2013/09/30(月) 17:59:34 ID:Ce2tz9zY0
Call back‐14
('A`)y━・~「大人って、いつなれるのかな……」
……すたーとっ
- 170 名前:名も無きAAのようです:2013/09/30(月) 18:00:14 ID:Ce2tz9zY0
【例えば、そんな正義の味方】
( ・∀・)「……クルウさん」
川 ^ 々^)「やあ。呼び出して悪いね」
( -∀-)「別にいいですよ。大学生なんて世界で一番暇な生物ですから。アニメとか見まくりですよ」
川 ゚ 々゚)「ふーん」
川 ゚ 々゚)「それはそうと、」
(;・∀・)「あの、普通に本題に入らないでくれません? 本題に入る前に多少、雑談とかそういう、ねえ」
川 - 々-)「さっきの『アニメとか見まくり』って発言は話題提示だったのか」
( -∀-)「一応ポップでキュートなノリを目指してますから、適度にコメディパートを入れないと困るっていうか……」
川 ゚ 々゚)「私にはどういうことがさっぱりだよ」
- 171 名前:名も無きAAのようです:2013/09/30(月) 18:01:06 ID:Ce2tz9zY0
川 - 々-)「……まあ。幸せなことは良いことだけど。特に子どもが楽しそうなのは良いことだ」
( -∀-)「あの美少女は……でぃは、大丈夫でしたよ。ただの風邪でした」
川 ゚ 々゚)「うん、聞いてる」
川 ^ 々^)「閉鎖的なコミュニティ出身の人間が外部に出ると身体、抗体や免疫の部分で問題が生じたりすることもあるから心配してたんだけど、大丈夫なら良かった」
( ・∀・)「そういう例を、知っていたり?」
川 - 々-)「……知ってるよ。沢山ね」
川 ゚ 々゚)「特殊な人間は閉じ込められがちだからね。精神障害者だって昔は座敷牢に幽閉されてることが多かった。知ってるでしょ」
( -∀-)「まあ、そうですね……」
川 ゚ 々゚)「今も地域によっては特殊な、言い換えると異常な人間を繋いでいたりしてるよ。誰かによって連れ出されることもあるらしいけれど」
- 172 名前:名も無きAAのようです:2013/09/30(月) 18:02:06 ID:Ce2tz9zY0
( ・∀・)「クルウさん……アイツのことを心配してるなら、素直にそう言ったら良いんじゃないですか」
川 ^ 々^)「何が?」
( -∀-)「でぃのこと。あと、俺の後輩のことです」
( ・∀・)「本当は心配な癖に悪役ぶって、傷付けて、遠ざけて……今更中二病ですか?」
川 ^ 々^)「ふふふ」
( ・∀・)「何笑ってるんですか気色悪い」
川 ゚ 々゚)「それはごめんね」
(;・∀・)「真顔で謝らないでくださいよ……俺が嫌な奴みたいじゃないですか。そこは『気色悪いって何さ!ギコーン!』とか言ってください」
川 - 々-)「私とハニャーンを同じように見ないでよ」
( ・∀・)「……俺からすれば、似たようなもんですよ」
- 173 名前:名も無きAAのようです:2013/09/30(月) 18:03:12 ID:Ce2tz9zY0
川 - 々-)「私は駄目なのよ。誰かを心配するとか、そういうことが」
川 ^ 々^)「勿論、あの子には幸せになって欲しいと思ってるけどね。子どもが子どもらしくあって、幸せで。良いことでしょう?」
( ・∀・)「……自分が子どもらしく育ってこなかったから、ですか?」
川 - 々-)「そう思ってればいいよ」
( -∀-)「そうっすか」
川 ゚ 々゚)「僕は昔、傷付いた人達が同じように傷付いた人を助けてあげれば良いと思ってた」
川 - 々-)「だけど……それだけじゃ駄目だよね。それはほら、ピアニストになれなかった親が子に英才教育を施すようなものだから」
川 ゚ 々゚)「不安を取り除く代わりに過剰に期待を押し付けたら、それが今度は不安になっちゃうから」
川 ^ 々^)「難しいね。人を助けるって」
( -∀-)「そーですね……」
- 174 名前:名も無きAAのようです:2013/09/30(月) 18:04:06 ID:Ce2tz9zY0
川 ゚ 々゚)「言い忘れてたけどね、少し、用事ができちゃったから。しばらく遠くへ行くかもしれない」
( ・∀・)「遠く?」
川 - 々-)「そう、凄く遠く。だから……私の妹達のこと、よろしくね」
( -∀-)「言った傍からまた心配してるじゃないですか……。でもまあ、請け負いましたよ」
川 ^ 々^)「ありがとう」
( ・∀・)「……クルウさん。仮面●イダーとか、知ってます?」
川 ゚ 々゚)「知ってるけど見たことはないよ。それがどうしたの?」
( -∀-)「いえ……。俺達は一人で生きてるようでいて、実は色んな人に守られてるんだなって。そんなことを思っただけです」
川 - 々-)「そんなことを思えるようになったなら大人に近付いたってことだと思うよ」
川 ^ 々^)「でも、いいな、そういうのは。気付けないくらいに当たり前に誰かを守ってる。そういう正義の味方に僕はなりたいよ。いつか、なりたい」
( ・∀・)「俺もなりたいですね、そういう正義の味方――いや、違うかな。そういう、『大人』になれるといいなって思います」
- 175 名前:名も無きAAのようです:2013/09/30(月) 18:05:04 ID:Ce2tz9zY0
川 ゚ 々゚)「そう言えば教職課程、取ってたっけ?」
( -∀-)「あー……迷ったんですけどね、取らなかったです」
川 - 々-)「そう。残念ね」
( ・∀・)「残念?」
川 ゚ 々゚)「そう残念。君みたいな教師がいても良いかなって思ってたんだけど、こっちの話」
川 ^ 々^)「じゃあ、そろそろ行くから」
( ・∀・)「…………はい。じゃあ、また」
川 ^ 々^)「うん、またね」
Call back‐14 END
戻る 次へ