- 4 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2010/12/03(金) 21:46:40.49 ID:uf2SLSeL0
( ・∀・)
モララー君。二十歳前後。
発達心理を専攻する大学生。物語の中心となる『アドバイス部』の部長。
とんでもない秘密を多く持つ爽やか系イケメン。
【他登場人物から】
(-、-*トソン「……私の彼です」
( ^Д^)「衒学家ぶった雑学家で、まぁ平たく言うところのオタクですかね」
川 ゚ -゚)「出来の悪い弟みたいなものだ。あと遊●王やデュ●マ、ゲーム全般の好敵手」
('A`)「友達想いの良いヤツ。……ちょくちょく人をないがしろにすることを除けば」
lw´‐ _‐ノv「実は頭良かったりする……。白鳥みたいな人」
(#゚;;-゚)「システマを主体とした変則的なバトルスタイルが特徴です。フリッカージャブを駆使し、アウトサイドから相手を封殺しましょう」
- 5 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2010/12/03(金) 21:49:16.63 ID:uf2SLSeL0
(゚、゚トソン
トソンさん。十八程度。
法学部所属のモララーの伴侶。彼のことが大好き。
所作の一つ一つが可愛らしい包帯少女。
【他登場人物から】
( *・∀・)「大好きっ!」
川* -)「トソンたん、はぁはぁ……。貧乳、はぁはぁ……」
( ^Д^)「所作が可愛いんだよな。天然なんスかね?」
('A`)「……こんな風になんやかんやで人気者。かなり器用で、よくプラモ作ってます」
ξ--)ξ「私の美少女ライバル、ね」
(;><)「恥ずかしげもなくこの人は……」
(#゚;;-゚)「基本武装は工具。タッグではモララーさんのライフが半分以下で攻撃力が三倍になるので攻略時は注意です」
- 6 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2010/12/03(金) 21:52:49.67 ID:uf2SLSeL0
( ^Д^)
プギャー君。十八程度。
神学部よりオカルトに詳しい文学部。状況に流されやすいツッコミ。
燃えるハートでシニカルに生きる端正な顔立ちの青年。
【他登場人物から】
( ・∀・)「頼りにならない後輩。……冗談。結構頼りになるよ」
川 ゚ -゚)「実は結構なイケメンだぞ」
('A`)「高校時代は美人な彼女がいてさぁ……ウラヤマシイ」
( ><)「どんなボケでも拾い上げるのは凄いですね。尊敬します」
(#゚;;-゚)「イベントで『白雨』を手に入れると強化されます。雨斎院流の剣術と、その深奥『御神渡り』の威力は絶大です」
- 7 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2010/12/03(金) 21:57:15.18 ID:uf2SLSeL0
川 ゚ -゚)
クールさん。二十歳前後。
社会学部心理専攻。美少女・美少年好きのオールラウンドプレイヤー。
lw´‐ _‐ノv
シュールさん。妹より一つ上。
工学専攻。黒魔術部の部長。
【他登場人物から】
( ・∀・)「気紛れで手の掛かる姉二人みたいなもんだ」
(-、-;トソン「思わず対抗意識が芽生えるほどの美人です。……胸も大きいし」
( ^Д^)「家も本人も、結構面倒な事情持ちっぽい」
(#゚;;-゚)「クーお姉様の『CQC(クール・クイック・コンビネーション)』は壮絶。ゼロレンジコンバットの連続技は隙がないので要注意です」
(#゚;;-゚)「シューさんはゲージが溜まると増援を呼べます。回し蹴りを決めて、時間を稼ぎましょう」
- 8 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2010/12/03(金) 22:00:09.48 ID:uf2SLSeL0
('A`)
ドクオ君。二十前後。
情報学科の学生。駄目な奴と見せかけて……?
【他登場人物から】
( ・∀・)川 ゚ー゚)「「弄ると楽しい!!」」
( ^Д^)「悪ガキ二人に弄られてる先輩。まー、楽しそうでいいですけど」
lw´‐ _‐ノv「オチ担当……?」
(#゚;;-゚)「直接的な戦闘力は皆無です。でも改造銃による射撃があります。遠距離で戦いましょう」
- 9 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2010/12/03(金) 22:03:57.47 ID:uf2SLSeL0
ξ゚听)ξ
ツンさん。二十前後。
空前絶後の馬鹿大学生。最大のボケ役。
( ^ω^)
ブーン君。同じ年。
ツンの幼馴染。ピザ屋で働く。
【他登場人物から】
( ・∀・)「ナイスコンビ……かな?」
川 ゚ -゚)「もう、ほんとどうしようもないぐらいにボケボケだぞ。二人共な」
( ><)「ツッコミの疲労度が半端ないですね」
(#゚;;-゚)「二人共まったくの一般人。かなり劣ります。熟練者向けのキャラです」
- 11 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2010/12/03(金) 22:06:59.21 ID:uf2SLSeL0
( ><)
ビロード君。二十前後。
メイドガイの大学生。何気に博学。
【他登場人物から】
( ・∀・)「中々のやり手。色々な意味でさ」
川* -)「コイツ責めるのも面白そう……。はぁはぁ……」
ξ゚听)ξ「(なんでメイド服なんだろう?)」
(;^ω^)「もしかすると……むぅぅ」
(#゚;;-゚)「新格闘を主軸に置いた堅実なキャラ。スキル『剛力』発動中はパワーがカウンターストップします。特務機関にも引けを取りません」
- 12 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2010/12/03(金) 22:09:15.47 ID:uf2SLSeL0
(#゚;;-゚)
でぃちゃん。十三歳。
美少女。メイド服を着ている元忍者、現メイド忍者。
【他登場人物から】
(#゚;;-゚)「私です。基本はナイフとフォークですが、コマンド入力で総合殺人術『東郊流』に移行します」
川* ー)「美少女万歳! オールハイル・美少女!! ふははははは!!!」
( ・∀・)「(ついに壊れたか……)」
( ><)「メイド仲間です」
('A`)「最近俺の作ったリアル格ゲー(キャラが友達)にはまってるらしい。データが正確で楽しいんだと」
(;^Д^)「この訳の分からない解説はその所為か」
(#゚;;-゚)「――以上、人物紹介でした」
- 13 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2010/12/03(金) 22:12:06.19 ID:uf2SLSeL0
5‐Call
(゚、゚*トソン「立てば芍薬座れば牡丹、歩く姿は百合の花。薔薇が大好き百合乙女!」
……すたーとっ
- 15 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2010/12/03(金) 22:15:07.21 ID:uf2SLSeL0
【――某日・帝都北ブロック、健康ランド、脱衣場】
川 ゚ -゚)「――唐突だが健康ランドだ。そして、温泉だ」
(#゚;;-゚)「唐突ですね」
川 ゚ -゚)「我々の女子力をアップさせる為にはこのイベント・フラグが必要不可欠だ」
川* -)「――美少女の裸見放題で触り放題……。はぁはぁ……」
(゚、゚トソン「通報します」
(#゚;;-゚)「同じくです」
川 ゚ -゚)「ちぇー、つまんないのー」
- 17 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2010/12/03(金) 22:18:13.30 ID:uf2SLSeL0
(# ;;-)「でも、私……温泉は……」
(゚、゚;トソン「あっ……」
ξ--)ξ「…………」
川 -ー-)「安心しろ、美少女」
川*゚ -゚)「――そう思ってこの健康ランド、私が買い取っておいた」
(;#゚;;-゚)「ええっ!?」
川 ゚ー゚)「本日、私達専用。貸切だ。これでタオルを巻けばオッケーだな」
ξ;゚听)ξ「相変わらず無茶苦茶するわね」
川 ゚ -゚)「なにを。美少女の為ならこれぐらい大したことではない」
- 18 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2010/12/03(金) 22:21:20.59 ID:uf2SLSeL0
川 ゚ー゚)っ「――というわけで早速温泉に入ろう。脱げ!」
(;#゚;;-゚)「脱ぎます、脱ぎますから……」
(゚、゚トソン「一応言っておきますが、お触り禁止ですよ」
川*゚ -゚)「うん。舐めるように撫で回すように見――視姦するだけにする」
ξ゚听)ξ「何故言い直したし」
ススス… 川* ー)っ「さて、そういうツンは少しは胸を成長させたのかな……?」
ξ;゚听)ξ「やめろ!近寄るな! 手の動きがキショい!!」
川* ー)「げっへっへっへ……」
(#゚;;-゚)「笑い方が悪代官です」
(-、-;トソン「女子力を高める為に来たのに、そもそものところで駄目駄目ですね……」
- 20 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2010/12/03(金) 22:24:10.90 ID:uf2SLSeL0
【――室内、温泉】
(#^;;-^)「肌がすべすべです」
川 ゚ -゚)「この温泉は美肌効果があるらしい。女子力アップ間違いなしだな」
川*゚ -゚)「――ところで、この白濁した温泉を見ていると、なんとなくいやらしい気分になるのだが……」
(゚、゚トソン「多分、『白濁』に反応してるだけだと思います」
ξ゚听)ξ「白濁…………?」
ξ///)ξ「――っ!」かぁっ
川 ゚ー゚)「おやツンさん、白濁で何を想像したのかな? むしろ、ナニを想像したのかな?」
ξ///)ξ「ああああああ! うるさいうるさいうるさーーーいっ!!」
- 21 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2010/12/03(金) 22:28:25.14 ID:uf2SLSeL0
(#゚;;-゚)「――先ほどから気になっていたのですが、」
(゚、゚トソン「なんでしょうか、でぃちゃん」
(#゚;;-゚)「“女子力”とは、なんですか?」
ξ;゚听)ξ「え、なに、と言われても……ねぇ?」
(-、-;トソン「……今まで流してましたが、休日の昼間に健康ランドを買い取ってまで何してるんでしょう?」
川 ゚ -゚)「確かに改めて訊ねられると答えるのに苦労するな」
- 23 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2010/12/03(金) 22:32:30.67 ID:uf2SLSeL0
川 ゚ -゚)「まぁ、ネトゲにおけるスキル的なもんだろ」
(゚、゚トソン「パッシブ……いえ、デフォルトの特性みたいなのが近いですかね」
ξ゚听)ξ「…………胸の大きさとか?」
(#゚;;-゚)「胸ですか?」
(#゚;;-゚) ジーッ
(、トソン「…………」←返事がない、ただの屍のようだ。(AA?)
ξ; )ξ「自分で言って、凹んだ……」←凹んでるのはあなたの胸です。(Bマイナー)
川*゚ー゚)「ふはははは!!」←この頃流行りの女の子。(D+) WIN!!
- 24 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2010/12/03(金) 22:36:25.68 ID:uf2SLSeL0
(、トソン「……うぅ」
:(;、;トソン:「うぅぅぅ……!」
ξ;゚听)ξ「あ、泣き出しちゃった」
(#゚;;-゚)「……えっと、大丈夫です。私とは、同じくらいです」
(う、;トソン「こう言っては申し訳ないですが、中学生と同じとか笑えません……」
(つ、;トソン「うぅっ……。私、来年にはお酒飲めるようになるんですよ? なのに、十三歳と……」
川 ゚ -゚)「しかも“同じ”ってか、ちょっと負けてるしな」
(;、;トソン「うぅぅ、うあぁぁぁぁ……!!」
- 26 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2010/12/03(金) 22:39:45.09 ID:uf2SLSeL0
川;゚ -゚)「(――ヤバイ。やり過ぎた。モララーに怒られる。最悪、殺される……)」
川;゚ -゚)「でも、でもですよトソンさん? 別にバストサイズはトップとアンダーの差なんだから、関係ないということも……」
ξ;゚听)ξ「それに今から成長する可能性だって、あるし? 大豆大豆!」
(、トソン「――サイズに合ったブラジャーを着けるのが、大事って言いますよね……」
川;゚ -゚)「え?」
(、トソン「無理して大きいのを着けるよりは、その方がいいって……でも、私…………」
(;、;トソン「――――そもそもブラつけなきゃいけないほどの大きさないんですよぉ!! うわぁぁぁああん!!」
川;゚ -゚)「…………」
川; -)「その……なんだ、あの――ごめん」
- 27 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2010/12/03(金) 22:44:49.71 ID:uf2SLSeL0
【――数分後】
(う、-トソン「ぐすっ……。見苦しいとこをお見せしました……」
川 ゚ -゚)「まぁ、誰しも悩みの一つや二つあるさ」
川 ゚ -゚)「――しかし、女子力か……」
ξ゚听)ξ「どうかしたの?」
川 ゚ -゚)「いや、モララーがな。昔、面白いことを言ってたな、と……」
(#゚;;-゚)「?」
川 ゚ -゚)「その時は、カラオケの話をしてたんだがな」
- 29 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2010/12/03(金) 22:48:15.35 ID:uf2SLSeL0
( ・∀・)『――カラオケって、訳分かんねぇよな』
川 ゚ -゚)『なにがだ?』
( ・∀・)『普通に歌の上手い下手ならいいんだけどさ、似てる・似てないの採点があるだろ』
( ・∀・)『意味が分からん』
( -∀-)『俺は、ソイツの歌が聞きたくて、一緒に歌いに来てんのによ……』
川 ゚ -゚)『…………』
( -∀-)『ほんっと――訳が分かんねぇなー……』
- 32 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2010/12/03(金) 22:52:01.22 ID:uf2SLSeL0
川 ゚ -゚)「――音楽ってのは、本来そうなんだろう」
川 -ー-)「作曲者の意図を汲み取って、自分の意思も入れる。単なるコピーじゃ駄目なんだろうなー……なんてな。知ったかぶりだ」
(#゚;;-゚)「……では、『女子力』とは」
川 ゚ -゚)「“女の子らしさ”と“自分らしさ”を同時に出せる――なんだろう」
ξ゚听)ξ「みんな違ってみんないい、ってこと?」
川 -)「いや……」
(-、-*トソン「そんなの決まってます――“あなたがいい”ってことですよ!」
(#^;;-^)「…………素敵、ですね」
(゚、゚;トソン「貧乳でも関係なく! 関係なくっ!!」
川;゚ -゚)「いい話だったのに一気に言い訳になったな……」
- 33 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2010/12/03(金) 22:56:36.20 ID:uf2SLSeL0
ξ*--)ξ「だから、自分の魅力って、ことね」
川 ゚ー゚)「ああ、そうだな。胸が大きいとか、肌が綺麗とか、料理ができるとか礼儀正しいとか」
川 ゚ -゚)「結局そんなのは一部分に過ぎないんだろう」
川 ゚ -゚)「――というわけで露天に行こう」
(#゚;;-゚)「え?」
川 -ー-)「ここの露天は男子風呂から覗けてな、」
ξ*゚听)ξ「つまり、女子力で覗くように仕向けようってことねっ!」
川*゚ー゚)「そうだっ! 我々の女子力ならば、奴等、必ず覗いてくるはずだ!!」
(-、-*トソン「ふふふ……。私達の女子力は53万です……」
(;#゚;;-゚)「(大丈夫でしょうか……?)」
- 34 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2010/12/03(金) 22:59:12.21 ID:uf2SLSeL0
【――少し前、男湯】
( *-∀-)「あ〜……溶けそうだ〜。はぐれメ●ルになる〜」
('A`)「お前が溶けたらメタル●イダーのトソンさんが困るぞー」
( *-∀-)「あー、そっか〜。じゃあ溶けるわけにはー……」
( ^Д^)「……何言ってんだ?」
( ><)「ええ。はぐ●メタルとはメタル●ライムが液状化したものではないの思います」
( ^Д^)「確かにはぐれ●タルはバ●ルスライムが湖の精霊の加護で天界に昇った姿だけど、とりあえずアンタのツッコミ所は違う」
( ^ω^)「うんうん。メタ●ライダーって、下のスライム含めてだお」
(;^Д^)「あの上に乗ってる騎士まんま『ライ●ー』って言うんだけど、そのツッコミも、違う……」
- 36 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2010/12/03(金) 23:02:09.55 ID:uf2SLSeL0
( ・∀・)「まー、今頃トソンは泣いてるかもなー」
('A`)「トソンさん?」
( ・∀・)「つるぺったんだから。シュー先輩いないだけマシだけど」
( *^ω^)「ふひひっ、そういやシューちゃんはロリ巨乳だったおー。身長小さいし」
( ^Д^)「クー先輩は……キューテ●ーハニー的ですよね」
( -∀-)「お尻がちっちゃくて胸が大きいっていうね。すげぇエロい……っつーか、綺麗な身体してるよ」
( ^ω^)「(…………)」
(;'A`)「(……見たのか?)」
( ^Д^)「(……これは生で見てるな)」
(;><)「(……トソンさんがいたら確実にアウトな発言でしたね……。剣呑剣呑)」
- 37 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2010/12/03(金) 23:06:09.77 ID:uf2SLSeL0
( ・∀・)「あー、不●子ちゃんはもう流行らないのかな〜」
( ><)「好きですけど……●二子ちゃん」
('A`)「俺だって好きさ、メイドガイ君よ。でも、ボン・キュッ・ボンは最近の流行じゃないっぽいし」
( ^Д^)「ドクオ先輩は巨乳派ですもんねー」
(*'A`)「谷間大好き。だから、不二●ちゃんも好きだー」
( ・∀・)「胸の谷間に物入れるって、あの人が初なんじゃないの? 違うかな? ドロ●ジョ様?」
( *^ω^)「胸の間に……とは、なんかエッチな響きだお」
(*'A`)「えー、俺は巨乳派だけど足だな。踏まれたい。ぐりぐりー、と」
(;^Д^)「おーい、まだ昼間ですよー」
- 39 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2010/12/03(金) 23:10:07.98 ID:uf2SLSeL0
('A`)「……トソンさん脚綺麗だよなー。土下座して頼んだら、やってくれないかなー」
(;><)「プライド持って下さい……。見てて切ないです」
( *・∀・)「でもトソンの脚が綺麗なのは認める。どころか賛同するってか参拝する」
(;^Д^)「参拝って」
( *-∀-)「太ももとか腰つきとか、それ以外に首筋や手……もう死ねるねっ!」
(*'A`)「死ねるか! 死ねるほど綺麗か!」
( *-∀-)「あー、死ねるねっ。マジで凄いしエロい」
( ・∀・)「――お前が見た場合俺が殺すが」
(;'A`)「あっ、『死ねる』ってそういう意味か……」
- 40 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2010/12/03(金) 23:13:17.56 ID:uf2SLSeL0
( ^ω^)「――そう言えば、女の子って胸開けて誘惑するのが多いけど、脚の方が効果的だおね」
( ^Д^)「あー……かもっスねー」
( *^ω^)「スカートから伸びる生足が……ぐふふ」
( ><)「……胸が大きい、ということは子沢山の象徴なんです」
( ^Д^)「埴輪とかも大きいですよね」
( ><)「はい。一番母性的な部分とも言えますからね」
( ><)「なので、中世のヨーロッパでは慎ましい方が良しとされてました」
( ・∀・)「日本でも和服が似合うのは貧乳だしなー。五十年前までは半数以上がAだったんだっけ?」
(*'A`)「きょぬーが無理して着てるのも乙だが……」
( ><)「なんにせよ、胸が大きいのはコンプレックス。無意味に扇情的と思われてたんです」
- 41 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2010/12/03(金) 23:16:17.69 ID:uf2SLSeL0
( ^ω^)「――そういう君は? 何処派だお?」
( ><)「肩甲骨ですね」
( ・∀・)「ああ。……お前も綺麗だよな。なんか、女みたいだ」
( -∀-)「体付きは筋肉質なんだけど、なんつーか、首筋とか腰とかタオルの巻き方とかが……」
( ><)「メイドですから」
(;^Д^)「関係あるんスか……?」
( ><)「慎みを忘れないのがメイドです。美少年です」
( ・∀・)「真面目に女装したらフツーにいけるレベルではあるな、うん」
- 43 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2010/12/03(金) 23:20:21.53 ID:uf2SLSeL0
('A`)「あっ、俺もいけるな」
(;^ω^)「僕は……うーん……」
(;^Д^)「いやアンタ等なんでリアル友達で男の娘談義やってるんですか」
( ・∀・)「違う違う。俺のは“女の子に見える”ってことで、そーゆーことじゃねぇよ」
(;><)「どっちにせよ複雑なんです……」
( -∀-)「――だからクーには注意するように。くれぐれも」
(;><)「自分の幼馴染をそんな熊か何か、危険生物か野生動物みたいに言わなくても……」
( -∀・)「襲われたって知らねぇからな?」
- 44 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2010/12/03(金) 23:24:15.30 ID:uf2SLSeL0
(;><)「――まぁ、とりあえず僕はアレなんです」
( ><)「ドレスの後ろ姿とか、メイド服を脱ぐ時とかに見えるのが大好きなんです」
( ^Д^)「どちらも現代じゃあんま見られないだろうけど」
( ・∀・)「そーでもない。クーとかシュー先輩は実家ではドレスだ。特にパーティーとかな」
( ^ω^)「ちょくちょく忘れそうになる超お嬢様設定来ましたー」
( -∀-)「絶縁されちゃってるがなー……」
('A`)「設定と言えば、プギャーの妹は巫女ルックだったよなぁ……。いいなぁ、妹二人」
(^Д^;)「アンタ俺の妹をそんな目で見てたのか……二度と会わせねぇ」
- 45 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2010/12/03(金) 23:28:56.45 ID:uf2SLSeL0
【――その頃、露天風呂】
ξ゚听)ξ「トソンちゃんって変なトコに傷あるよね。手首とか、太ももとか……。首筋……に、バンソーコー?」
(゚、゚;トソン「――ふえっ!?」
(゚ー゚;トソン「ここここ、これは……その、溢れ出るドジっ娘属性の所為でして……」
川 ゚ -゚)「…………」
(゚、゚;トソン「ははは……」
- 47 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2010/12/03(金) 23:31:46.90 ID:uf2SLSeL0
川 ゚ -゚)「ところで――おい、美少女。後で身体を洗ってやろう」
(#゚;;-゚)「何故ですか? 私は、むしろ洗う方が専門です」
川 ゚ -゚)「普通のスポンジでは傷に良くない。私が洗ってやる」
川 ゚ー゚)「――この胸でっ!!」
ξ///)ξ「っ、バカッ! そんな破廉恥なことを昼間から……」
川 ゚ -゚)「破廉恥? これぐらいで真っ赤になるお前が破廉恥だ」
川*゚ -゚)「美少女にも優しく、私も気持ち良い。一石二鳥だろうが!!」
(゚、゚;トソン「一石二鳥というか御為倒しでは……?」
- 48 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2010/12/03(金) 23:34:54.30 ID:uf2SLSeL0
川 ゚ー゚)「ほら、触ってみろ」
(#゚;;-゚)「え、あの……」
川*゚ー゚)「自慢の一品だ。中々に気持ち良いぞ…………私が」
ξ--)ξ「小声で本音が出たわね」
川 ゚ -゚)「――トソンさんも洗ってあげるからな。敏感肌だっただろう」
(゚、゚;トソン「私もですか!? というか、何故私が敏感肌だと!?」
ξ;゚听)ξ「クー……ストーカーとかしてないよね?」
川 ゚ -゚)「別にこんなのホームズ先生的な観察と推察だぞ。大したことじゃあない」
- 49 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2010/12/03(金) 23:38:07.98 ID:uf2SLSeL0
川 -ー-)「……っと」
ザパー
川*゚ -゚)「ふぅ……逆上せるところだった」
(#゚;;-゚)「ぁ……」
ξ゚听)ξ「でも……本当に……」
川*゚ -゚)「……ん?」
(-、-*トソン「クーさん……なんだか、凄く――キレイです。いつ見ても思うことなんですけど……」
ξ///)ξ「タオルが濡れて身体のラインがしっかり出ちゃってて……。うわ、エロ……」
川;゚ -゚)「え? ええ?」
- 50 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2010/12/03(金) 23:41:24.99 ID:uf2SLSeL0
(゚ー゚*トソン「……クーさん。ちょっと、タオル……取ってくれませんか?」
(-、-*トソン「生で見たい、です……」
川;゚ -゚)「え? ……トソン、さん? そういうノリは私の専売特許で……」
ξ///)ξ「私も見たい、かも……」
(^ー^*トソン ニコニコ
川;゚ー゚)っ「いっ、いやっ……二人共目つきがおかしいから、な……?」
川;゚ -゚)「(……アレ? なんだこのノリ? 今日は、私がサービスカットのパターン?)」
(-、-*トソン「……私もタオル外しますから」
川;゚ー゚)っ「――いいっ! それは、遠慮する!! ほら、男子勢が見に来てるかもしれないし……」
- 52 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2010/12/03(金) 23:45:07.31 ID:uf2SLSeL0
川; -)「(――ぁ、)」
川; -)「(ヤバいヤバいヤバい。駄目だ、おかしくなる……私、が……)」
川; -)「(私、ぁ……? ちが――“ぼく”?)」
:川; -):「(駄目だ考えるな忘れるな止めろ止めろ止めろ止めろ止めろ、これは、やば――――ッ!!)」
フラッ…
川 -)「っ……」
…ストン
- 53 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2010/12/03(金) 23:49:39.69 ID:uf2SLSeL0
(゚、゚;トソン「……クーさん?」
ξ;゚听)ξ「いきなり座り込んで……逆上せた、の? ……え? クー?」
川 -)「…………」
(#゚;;-゚)「…………」
(#゚;;-゚)「(……覗きに、来ないなぁ)」
- 55 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2010/12/03(金) 23:52:37.26 ID:uf2SLSeL0
【――同時刻、男湯】
('A`)「でもさ、貧乳を気にする子は萌えるよな」
( ・∀・)「逆に開き直ると駄目だよね。こ●たとか」
( ・∀・)「ステータスって、多分“特権階級”的な意味合いなんだろうけど、単なる設定だしさ。貧乳って」
( ><)「その話は随分昔にツンさんの家で御奉仕させて頂いてた時のことを思い出します」
( ^Д^)「ビロ先輩はハウスメイドだったんスか?」
( ><)「ええ、まぁ」
( ><)「――期末テスト用の家庭教師ハウスメイドガイでした」
(;^Д^)「なんだそれ」
- 56 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2010/12/03(金) 23:56:46.83 ID:uf2SLSeL0
( ><)「……確か、胸を大きくする方法の話をしたんです」
( ^ω^)「豆乳良く飲むようになったのはその所為かお」
( ><)「ええ。おそらくは」
('A`)「今でもOD(オーバードース)が心配になるぐらいに大豆食ってるし。みのさんだよ、毎朝」
( ・∀・)「ソ●ジョイなのな」
- 57 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2010/12/03(金) 23:59:24.63 ID:uf2SLSeL0
( ^Д^)「自分の妹なんかは、経穴使ってましたけどね」
( ^ω^)「“けいけつ”?」
(^Д^ )「気と血の通り道である『経絡』の穴……所謂ツボですね。マッサージとかの」
( ・∀・)「経絡って……経絡秘孔か。北斗の」
( ><)「一応、間違ってはいないんです。138箇所ほど少林寺拳法に実在しますし、いくつかは場所も被っているので」
('A`)「なんか科学的根拠とかあるのか、後輩?」
( ^Д^)「経絡自体がリンパや血管みたいなもので、臓器の類は内臓皮膚体表反射って反射なので……」
( ・∀・)「――流石に突いたら三秒後に死ぬやつとかないだろ?」
(;^Д^)「まぁ、多分……。単純な急所ならありますけど、それは武術家さんに訊いて下さい」
- 59 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2010/12/04(土) 00:04:30.03 ID:3Kdq4xcC0
( ^Д^)「――だから、現代で言うデトックスみたいなのをしてたわけですよ」
( ^Д^)「健康になればホルモンバランスが良くなって、結果的に胸も成長しますからね。よく二人でやってました」
( ^ω^)「「…………」」('A`)
(ノリ* ーノリゝ『ほら、ここがいいんでしょ?』
li イ*// -/ノl|『あっ……。お姉ちゃん、そこはちがっ……んんっ!!』
(; ω)「「ヤベェ超見たかった……」」(A ;)
( #^Д^)「お前等今何想像しやがった?」
( ・∀・)「まぁ、お前の妹のエロ画だろうな。エロゲの一枚絵みたいな」
( #^Д^)「よーし分かった。活殺点突いて殺す。今すぐ殺す必ず殺す」
- 60 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2010/12/04(土) 00:07:23.83 ID:3Kdq4xcC0
< ギャー! シスコンガオコッター! ッ, ブチコロシマスヨセンパイッ!! オコルッテコトハ,ツマリ…ギャー!
< アクハホロビタ… イヤアクッテイモウトニテヲダシテルオマ…ギャー!!
( -∀-)「…………」
( ><)「……ご心配事ですか?」
( ・∀・)「ばーか」
( -∀-)「――俺は、これでも“姉ちゃん”は、信用してんだよ……」
( ><)「お姉さん……?」
( -∀・)「……ふふっ。かくいう俺も、昔からシスコンでな」
- 61 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2010/12/04(土) 00:13:17.86 ID:3Kdq4xcC0
【――その頃、露天風呂】
川; -)「あー……キモチワル……」
(-、-;トソン「すいません……。私の所為ですよね……」
川;゚ー゚)「いや、ちょっと湯当たりしただけだ。大丈夫だよ」
(#゚;;-゚)「…………」
(#゚;;-゚)「――クーお姉様」
(#゚;;-゚)「クーお姉様は、良い人は、いらっしゃいませんか?」
川* -)「ぐぅぅ……」 ボタボタ
ξ゚听)ξ「一々鼻血出すんだったら呼ばれ方変えたら?」
- 63 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2010/12/04(土) 00:17:22.93 ID:3Kdq4xcC0
川 ゚ -゚)「――よし。もう大丈夫だぞ」
川 ゚ -゚)「それで……なんだって?」
(#゚;;-゚)「ですから良い人は、おられないのですか?」
ξ゚听)ξ「“良い人”って?」
(-、-トソン「睦まじい仲の方や、意中の人……。ちょっと古風な言い方ですね」
ξ;゚听)ξ「ムツマジイ? イチュウ?」
(゚、゚;トソン「説明責任放棄していいでしょうか……?」
川 ゚ -゚)「良い人、良い人なぁ……」
川 ゚ -゚)「好きな人ってことだろう?」
(#゚;;-゚)「はい」
川 -ー-)「結婚は引く手数多なんだがなぁ……」
- 64 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2010/12/04(土) 00:19:33.54 ID:3Kdq4xcC0
川 ゚ -゚)「美少女。お前も面倒な境遇なのだろうが、私だってそれなりだ」
川 ゚ -゚)「財力や権力、環境や家柄。いらない物ばかりが沢山で、本当に欲しいものは一つも手に入らない」
(#゚;;-゚)「…………」
川 ー)「きっと神様は、私のことが嫌いなんだろうな……」
――湯煙で、クーさんの横顔はよく見えなかった。
彼女がそれとなく顔を背けたのも関係していたのかもしれない。
(#゚;;-゚)「(……でも、)」
この人の涙は――とても綺麗だ。
頬を伝う一滴が心の欠片とするのなら、この人の心は、きっと誰よりも澄んでいる。
だから――。
- 66 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2010/12/04(土) 00:23:04.88 ID:3Kdq4xcC0
私は、言った。
分不相応なアドバイスを。
(#゚;;-゚)「……いいじゃ、ないですか」
(#゚;;-゚)「別に……いいじゃないですか。神様なんかに好かれなくても」
川 ゚ -゚)「え……?」
(#^;;-^)「――だって、皆、クーお姉様のことが大好きなんですよ?」
川;゚ -゚)「っ!!」
ξ*゚ー゚)ξ「…………ね?」
(-、-*トソン「……はい」
- 67 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2010/12/04(土) 00:26:29.88 ID:3Kdq4xcC0
(#゚;;-゚)「だから、神様一人に好かれなかったぐらいで、困りません。きっと、大丈夫です」
川 -)「…………ふん」
“六十億人から嫌われてるなら、六十億人分僕が好きになるから”――か。
……巫山戯た文句だ。
私の、あの言葉の意味は、そういうことじゃあない。
そういうことじゃ、なかった。
でも、私は――。
川 ゚ー゚)「昔も、同じようなことを言われたな……。思い出したよ。ありがとう、美少女」
(#^;;-^)「どう致しまして、です」
- 68 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2010/12/04(土) 00:29:23.20 ID:3Kdq4xcC0
【――同時間平面上、男湯】
( ^Д^)「モラ先輩は、トソさんとは一目惚れですか」
( -∀-)「まーねー」
( ・∀・)「隠れオタだったアイツの気を引く為に物凄い量アニメ観たね」
( ・∀・)「――まぁ妹萌えのお前には分からないだろうが」
( ^Д^)「怒りますよ、先輩」
('A`)「ル●ーシュや白●兄様などに並ぶイケメンシスコンと言っていい」
( ^Д^)「殺しますよ、先輩」
(;'A`)「あれ俺の方ツッコミ重くない?」
( ^Д^)「あと後者はどっちかと言えば愛妻家です」
- 69 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2010/12/04(土) 00:32:07.53 ID:3Kdq4xcC0
( ><)「――そう言えば、女性側からの一目惚れは科学的根拠があるみたいですよ」
( *^ω^)「おー?」
( ><)「女性の方が感覚(フェロモンを察知するもの)が優れており、一目惚れを起こす相手は、自分の持ってない遺伝的要素を持つんだとか」
( ><)「関連して、子守が母親に向くのは女性の観察能力が高いからだそうです」
('A`)「……なんか、アレだな。あの、昔の漫画……宇宙人のやつみたいだ」
( ・∀・)「『レベ●E』か?」
('A`)「それだ、それ。あっただろ、一目惚れ相手の種族滅ぼす話」
( ^Д^)「しょーじきな話、現実の男女もそういうの多いと思いますけどね……さて、」
( ^Д^)「――そろそろ出ましょうか」
( *×ω×)「のぼせたお……」
- 71 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2010/12/04(土) 00:35:30.18 ID:3Kdq4xcC0
【――後日談というか、今回のオチ】
川#゚ -゚)ξ#゚听)ξ「「「なんで覗きに来ない(んだ・の・ですか)!!」」」(゚、゚#トソン
(;・∀・)「ええええ、理不尽じゃね? 覗きに行って怒られることがあっても、覗きに行かないで怒られるってなんだよ……」
(゚、゚#トソン「理不尽じゃないです。正統です。正統な女心です」
(;'∀`)「いや、でもn川#゚ -゚)「勝手に喋るな虫けら。八つ裂きにするぞ」
バチコーン
(メ;'A`)「既に手出てますやん……(後輩のツッコミはまだ優しかった……)」
ξ#--)ξ「あと、お前。不快。笑うな馬鹿」
( ;ω;)「こういう顔なんだお!」
- 72 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2010/12/04(土) 00:38:59.37 ID:3Kdq4xcC0
< リフジンダー! ダマリナサイ コロシマスカラ. モハヤケイコクデスラネェ!! カクテイジコウナノカオ!?
(*゚;;-゚)「……ああ、プギャーさん。“睦まじい”って言葉の説明、何かありますか?」
( ^Д^)「睦まじい?」
(;><)「彼等みたいなの……と言いたいですが、この状況では“主人と奴隷”の意味にしかなりませんよね……」
( ^Д^)「んー、でもあえて言うなら――」
( ^Д^)「“迷惑かけられても笑って済ませる仲”なんだろうな――あんな風にな」
そんなこんなで。
お後は気になるところですが、本日も開店休業の『アドバイス部』活動終了!
- 93 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2010/12/04(土) 19:13:30.48 ID:3Kdq4xcC0
Call back‐5
('A`)「嚆矢濫觴って大抵どうでもいいことなんだよなぁ……」
……すたーとっ
- 94 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2010/12/04(土) 19:19:05.34 ID:3Kdq4xcC0
【二次萌え? 三次萌え?】
( ><)「――そう言えば皆さん、萌えポイントってありますか?」
( ・∀・)「萌えポイント?」
( ><)「所謂“○○萌え”や“○○フェチ”ってやつです」
(#゚;;-゚)「好物、ということでしょうか」
( ><)「まー、そういう認識でいいですかね」
( ><)「それで皆さん、ありますか?」
(-、-トソン「まぁ、一つぐらいは……」
- 95 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2010/12/04(土) 19:23:08.66 ID:3Kdq4xcC0
川 ゚ -゚)「私はご存知の通り、『少艾萌え』だ」
( ^Д^)「少艾……ヨモギですか」
川 ゚ -゚)「その少艾萌えだ」
ξ゚听)ξ「ねぇショーガイって?」
( ><)「美少女・美少年をカッコつけて言う単語ですよ。特に青田的な若い人を」
川 ゚ー゚)「三次でも二次でも一次でも、とにかく美少女・美少年大好きだ」
( ^Д^)「一次ってなんスか。一次って」
(゚、゚トソン「腰のラインとかじゃないですか?」
( ・∀・)「零次とか言い出さなくて良かったじゃん」
- 96 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2010/12/04(土) 19:27:38.45 ID:3Kdq4xcC0
川 ゚ -゚)「モララー、お前はどっち派だ? 二次か三次か」
( ・∀・)「俺? 俺は四次萌えだよ」
( ^Д^)「おっとまた訳の分からないこと言い出したぞこの人ー」
( ・∀・)「訳分かんなくねーよ。明快至極だ」
- 97 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2010/12/04(土) 19:31:33.85 ID:3Kdq4xcC0
( ・∀・)「まず、俺はトソンが好きだ」
(#゚;;-゚)「知ってます。知らない人はこの場にいません」
( ><)「では三次派じゃないですか?」
( ・∀・)「いや違う」
( ・∀・)「――俺はトソンの今も昔も愛してるからな。結論としては四次萌えになる」
( -∀-)「あるいは、ミンコフスキー時空だな」
( ^Д^)「…………ああ!」
(;^Д^)「四次ってそういうことですか! 分かりにくっ! いつものことだけど……分かりにくっ!!」
(#゚;;-゚)「全然分かりません」
( ><)「今から簡単に説明しますよ」
- 98 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2010/12/04(土) 19:35:14.60 ID:3Kdq4xcC0
( ><)「今の話題の『次元』は、まぁ、要素のようなものです」
( ><)「零次元は点、一次元は線、二次元は面、という風に。一つずつ増えていきます」
(#゚;;-゚)「それで“二次=アニメ”で“三次=現実”ですか……」
川 ゚ -゚)「そして間がフィギュアだな」
( ><)「……モララーさんの話は、物凄く分かりやすく喩えると、こうです」
Q.三階建てのデパートで待ち合わせをします。
相手と合流する為には、事前に何を伝えればいいでしょうか。
(゚、゚トソン「X軸、Y軸にZ軸の座標問題ですね。数学的に言うなら」
( ><)「ええ。高校程度の数学ならば」
( ><)「……でも、この場合は問題があるでしょ?」
- 99 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2010/12/04(土) 19:39:14.21 ID:3Kdq4xcC0
( ><)「“三階”“正面から見て一番奥”“真ん中”……の、カフェで待ち合わせするなら、明らかに要素が足りません」
(#゚;;-゚)「ああ。時間……」
( ><)「そうです。これには“時間”が足りません」
( ><)「だから『四次萌え』という意味は、“過去も未来も萌えている”ってことです」
川 ゚ -゚)「『ミンコフスキー時空』は三次元空間に時間という余剰次元を足したもの、宇宙のことだな」
( *・∀・)「――つまりお前がずっと好きってことだよ!」
(-、-*トソン「もー、頭良いのか悪いのか分からない口説き文句言って……」
ξ゚听)ξ「……全然分からなかったんだけど」
( ^Д^)「安心して下さい。分かってますから」
- 100 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2010/12/04(土) 19:44:14.64 ID:3Kdq4xcC0
【ネコミミ恐い?】
ξ゚听)ξ「『萌え』って聞くと、ネコミミってイメージがあるわ」
( ・∀・)「一昔前はバニー主流だったのに、今じゃすっかり取って代わられたな」
(;><)「バニーが主流って……いつの時代ですか」
川 ゚ -゚)「……そういや後輩。お前、相川●瀬好きだったな」
(;^Д^)「ぐっ!」
(゚、゚トソン「何気に『あそ●にいくヨ!』を全部録画してますし」
(;^Д^)「うぐぐっ! 何故、それを……」
- 101 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2010/12/04(土) 19:48:28.80 ID:3Kdq4xcC0
(#゚;;-゚)「?」
( ><)「相●七瀬さんはネコミミでライブしたことがあるんですよ。あと有名なのは……『サクラ●戦』の日高●り子さんとかです」
( ・∀・)「ちなみにバニーガールは『プレイボーイ』かららしいな」
( -∀-)「なんで兎かは……有名だし、言うまでもない」
川 ゚ -゚)「お前、もしかして……」
(;^Д^)「ちっ――違う! 違う、猫は魔除けで……やましいことはこれっぽっちもねぇ!!」
ξ--)ξ「……でも猫コスの女の子は好きなのよね?」
(;^Д^)「違う! そんなことはない! むしろ嫌いだねっ!! だいっきらいだ! 吐き気がする!」
( ^ω^)「ネコミミ●ードとか入れてそうだお」
(;^Д^)「入れてねぇ! ――ってブーン先輩いつ来たの!?」
- 102 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2010/12/04(土) 19:52:35.79 ID:3Kdq4xcC0
ξ--)ξ「よーし、いいこと考えた」
ξ*゚听)ξ「ネコミミ嫌いだって言うなら、今度皆でネコミミパーティーしようよ」
川 ゚ー゚)「ツンには珍しく名案だ。トソンさんは?」
(゚、゚トソン「私、猫好きですから。でぃちゃんもやりますよね?」
(#^;;-^)「……楽しそうです」
( ^ω^)「…………モララー。お前、落語分かる人だったかお?」
( ・∀・)「人並みにはな。だから言わんとすることも分かってるつもりだぜ?」
(;・∀・)「「(なんだこの出来レースチックな饅頭恐い……)」」(^ω^;)
※後日行われたネコミミパーティーでプギャーは出血多量により病院に運ばれました。
ちなみにその際の最後の言葉は、「本当は尻尾アリで語尾に『にゃ』とか付いてる奴が嫌い……」でした。
- 103 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2010/12/04(土) 19:55:19.49 ID:3Kdq4xcC0
【男がどんなに偉くても……】
( ^ω^)「……正直、手触っただけで相手が分かるわけないお」
( ・∀・)「ホンネの殿堂か。『女は手だけで旦那が分かる』って話だな」
( ^ω^)「……モララーだって、トソンちゃんの手とか分からないに決まってるお」
( -∀-)「生憎と手なら分かる。俺好みの手だからな」
(;^ω^)「女側の言うことが信用ならんお……。少なくとも、ツンは僕のは分からないと思うお」
( ><)「――それが、そうとも限りません」
( ^ω^)「お?」
- 105 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2010/12/04(土) 19:59:27.62 ID:3Kdq4xcC0
( ><)「以前話した一目惚れにも関連しますが、女性というのは感覚が鋭いのです」
( ><)「ちなみに触覚は十倍とも言われます」
(;^ω^)「おお、十倍かお」
( ><)「それを聞くと、性感が七倍――『小さな死』である――というのも、分からない話ではないでしょう?」
( -∀-)「女の子がピアノとかやるものそういうわけか。なーる」
( ><)「部屋の整頓や炊事洗濯、勉強。……元々、女性はそういう類のことが向いているのでしょうね」
ξ゚听)ξ「――おーい。アンタ達、何の話してるの?」
( ><)「……この人が向いているかは別問題ですが」
( ^ω^)「……うん」
ξ#゚听)ξ「なんか分かんないけど二人して遠い目をするなー!!」
- 106 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2010/12/04(土) 20:04:00.43 ID:3Kdq4xcC0
【オンナノコ? オトコノコ?】
川 ゚ -゚)「前々から訊きたかったんだが、」
( ><)「なんでしょう」
川 ゚ -゚)「――お前は、本当に男なのか?」
( ><)「…………質問の意図が掴めかねませんよ。クールさん」
川 -ー-)「分かった。訊き方を変えるとしよう」
川 ゚ -゚)「――お前は童貞か?」
(;><)「アレ? 今の質問の『男』ってそういう意味ですか?」
川 ゚ -゚)「……? 他にどんな意味があるというんだ?」
- 107 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2010/12/04(土) 20:09:01.80 ID:3Kdq4xcC0
( ><)「……童貞か、という質問には答えられませんね。メイドは慎みを忘れないものですから。申し訳ありません」
川 ゚ -゚)「じゃあ――処女か?」
(;><)「あの、質問ほぼ変わってないです……」
川 ゚ -゚)「どことなく陰間や慰み者の雰囲気がするんだよ。お前って」
(;><)「無茶苦茶言いますね……」
川 -ー-)「……ふん。違うならいいんだが。違うなら、な」
川*゚ -゚)「――心置きなく私の為のメイドになってくれるわけだからなっ!」
(;><)「そんなの一言も聞いてないんです!」
川*゚ー゚)「私のメイドを…… や ら な い か 」
(;><)「良い女は良い女ですけど、だが断る! その“メイド”という言葉には確実に“性奴隷”の意味が含まれてるんです!!」
- 108 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2010/12/04(土) 20:13:36.12 ID:3Kdq4xcC0
川*゚ -゚)「大丈夫だ……。優しくしてやるから、な……?」
(;><)「そんな色っぽく迫られても! というかそれは普通男側の台詞なんです!!」
川* -)「女の子みたいにキモチヨクしてやる……」
川* -)「女の子の格好にして、上も下も全部オカしてやる。やらしい身体にしてやる。私がいないと生きていけないようにしてやる……」
フラ〜 川* ー)「ふふふふふ……」
(;><)「こえぇぇぇえええ!! なんです? なんなんですか、この人!?」
(;><)「僕も裏社会長く生きてましたが、今日、今現在ほど危機感を覚えたことはないんです!!」
( ・∀・)「……だから言ったのに。注意しろってさぁ」
lw´‐ _‐ノv「良かったね。クーみたいな美少女に、フラグ立って。ハッピーエンド、まっしぐら」
(;^Д^)「よしんば“美少女”とか“ハッピーエンド”は否定できなくとも、“良かった”だけでも否定すべきですかね、この状況……?」
- 109 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2010/12/04(土) 20:17:17.68 ID:3Kdq4xcC0
【キッカケは……?】
('A`)「――お前って、ネタ的な意味じゃなくシスコンだよな」
( #^Д^)「はぁ?」
( #^Д^)「何言ってるんスか先輩。阿修羅稲綱落としやりますよ」
(;'A`)「お前俺に対するツッコミだけキツくないか? あと、キ●肉マンは分からない……」
( ^Д^)「今のをキン肉●ンの技と分かる時点で結構詳しい方だと思います」
(;'A`)「アシュ●マンぐらい知ってるよ、普通……」
( ^Д^)「普通の大学生はア●ュラマンは知りません」
- 110 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2010/12/04(土) 20:22:10.97 ID:3Kdq4xcC0
(゚、゚トソン「分かりやすく言うとプギャーさんの妹達さんへの愛はドギー・●ルーガーとス●ンさんみたいなものですよね」
(^Д^;)「トソさんいつからいたんですか――ってかその喩えも伝わりにくい!」
(;^Д^)「言っときますが、『ドギー・ク●ーガー』とか言われてパッと伝わる人ほとんどいませんからね!!」
(゚、゚;トソン「ええっ!? 私は署長に憧れて警察になろうと思って途中で銀河警察が実在しないことに気づき仕方ないから弁護士目指したんですよ!?」
(;^Д^)「アンタ仕方なしで弁護士目指してたの!?」
(-、-;トソン「なんてことです……。現代っ子は地獄の番犬の、あの勇姿を知らないなんて……」
(う、;トソン「そして、見れば女の子はきっと●ワンさん的ポジションに憧れるのに……」
あの勇姿→ ttp://www.youtube.com/watch?v=A7ojcCacnCA
(;、;トソン「平成特撮なら、拳法家の猫ちゃんと並んで私の中での大ヒット……」
(;^Д^)「犬の方を『署長』と呼ぶなら猫も『マスター・シャー●ー』と呼んであげましょうよ!!」
- 112 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2010/12/04(土) 20:27:56.69 ID:3Kdq4xcC0
( ・∀・)「まぁ? キッカケなんてそんなもんよ、皆」
(^Д^;)「――だからアンタ等なんでそう唐突に現れるの!?」
( -∀-)「俺が心理学ぼうと思ったキッカケって、●夜子さんだもん。……うん。多分、そうだ」
(;^Д^)「仮面●イダーのですか!? あんな序盤に死ぬキャラに憧れたんスか!?」
( #・∀・)「テメェ、自分の命で愛する人を前に進める凄さが分かんねぇのか? 恋愛者の鏡だよ、あれは」
(;^Д^)「いや、まぁ、そうでしょうけども……。(正直るろうにに憧れて剣道始めたのと同じくらい格好悪い……)」
- 113 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2010/12/04(土) 20:32:41.08 ID:3Kdq4xcC0
( -∀-)「――とにかく、お前が何に憧れて妹達に走ったのかは分からないが、」
( ^Д^)「待て先輩。俺は何に憧れたわけじゃないし、妹にも走ってない」
(゚、゚;トソン「ええっ、私てっきり『俺の妹がこ●なに可愛いわけがない』とかに憧れて行為に及んでしまったのかと思ってましたよ……」
(;^Д^)「発言の内容が一つも事実じゃねぇ!間違いだらけだ!! あのお話のお兄ちゃんは健全です!!」
('A`)「落ち着け後輩」
('∀`)「――近親相姦って、違法じゃないらしいぜ? お前は間違ってないさ」
(;^Д^)「俺は間違ってないしいやそう考えると間違ってて間違ってるのは先輩達の認識で――――ああ、もうっ!!」
( #^Д^)「間違ってるのは先輩達の認識でっ! 俺は妹に手を出したりしてませんっ!!」
( -∀-)「まあまあ。妹を愛しちゃうのなんて神話を紐解けば当たり前で、キッカケは人間としての性とも言える。そして心理学では……」
(;^Д^)「尤もらしいフォローいらない! 違うから!! 違うからな!!」
- 114 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2010/12/04(土) 20:36:11.12 ID:3Kdq4xcC0
【とある勇敢な恋の歌】
(#゚;;-゚)「私は、貧乳でしょうか?」
(;・∀・)「え?」
( ・∀・)「うーん……」ジーッ
( -∀-)「――未来に期待な感じだなー、正直言って」
(#゚;;-゚)「……そうですか」
- 115 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2010/12/04(土) 20:40:22.73 ID:3Kdq4xcC0
(#゚;;-゚)「では、トソンさんはどうでしょうか」
( ・∀・)+「――貧乳だな」キッパリ
( ・∀・)「つーか……無乳?」
( *-∀-)「どれくらい小さいかって言うとだなー、胸に待ち針刺すプレイってあるけど、アレやったら心臓まで届くぐらいだなー……」
( *・∀・)「手の平の厚さぐらいしかなくて、触れて撫でて辛うじて膨らみが分かるぐらい」
(#゚;;-゚)「それは深刻ですね」
( *-∀-)「恥ずかしがる仕草が最高で。それでだなー……」
※以下、ご本人が羞恥により真っ赤になり登場しスーパーイナズマキックを決めて強制終了させるまで貧乳の素晴らしさを説き続けるわけですが、
時間の都合上割愛させて頂きます。ご了承下さい。
- 116 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2010/12/04(土) 20:43:44.83 ID:3Kdq4xcC0
【あなたのお名前なんですか?】
( ^Д^)「モラ先輩の名前って、」
( ・∀・)「ああ。両親が研究してた歴史上の人物からだ」
( ・∀・)「変わってる、とよく言われる」
( ^Д^)「……トソさんは?」
(゚、゚トソン「確か……お母さんが昔お世話になった大学の先輩の名前が『トソン』だったから、とか」
(-、-トソン「その人の家は、子供には必ず『トソン』って付けるらしいですけど」
( ^Д^)「へぇ……」
- 119 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2010/12/04(土) 21:07:47.97 ID:3Kdq4xcC0
川 ゚ -゚)「親しい人から貰うのが一般的なんだな」
( ^Д^)「まー、名前って面倒ですしね」
(;#゚;;-゚)「――そんなことないです!!」
(^Д^;)「え?」
(# ;;-)「私は、その……この『でぃ』という名前、気に入ってて……」
( ^Д^)「…………そっか」
( ・∀・)「“名前を呼ぶ”って行為は、心理学方面から見ても大事なんだぜ。自我に関わるからな」
( -∀-)「自分が自分である。自分を認識する他人がいる」
( ・∀・)「……それって、結構な奇跡なのかもな」
- 120 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2010/12/04(土) 21:10:06.77 ID:3Kdq4xcC0
【世界は優しくなんてないから、】
( ^Д^)「――実際、モラ先輩はなんで心理を学んでるんですか?」
( ・∀・)「あ?」
( ^Д^)「俺は単に家への反発みたいのがありましたけど……先輩はそうじゃないでしょ?」
( ・∀・)「まぁ、そーだな」
( -∀-)「理由か……」
(;^Д^)「まさかホントに小夜●さんじゃねぇですよね?」
( ・∀・)「人間としての目標はそうだけどな」
- 122 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2010/12/04(土) 21:13:11.65 ID:3Kdq4xcC0
( ・∀・)「お姉ちゃんと、あの人と、先輩――かな」
( ^Д^)「?」
( -∀-)「俺がこんなことやってる理由だよ。クーなんかモロに先輩の影響受けてるしな」
( ^Д^)「あの唯我独尊っぽいクー先輩も他人の影響受けるんスね……」
( -∀-)「…………まぁ、な……」
( ^Д^)「…………?」
- 123 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2010/12/04(土) 21:16:52.01 ID:3Kdq4xcC0
( ・∀・)「――なぁ、プギャー。お前は『世界』をどう思う?」
( ^Д^)「またラノベトークっスか?」
( -∀-)「……いーや、違うよ。永遠に続く円舞曲の話さ。終わらない物語の話だよ」
( ・∀・)「――俺はな、後輩。世界は優しくないと思ってる。世界は俺達のことなんて考えてくれないと思ってる」
( ・∀・)「これからも何も悪くない奴が沢山犠牲になる。犠牲になり続けていく。……そう思ってる」
( -∀-)「俺は、ずっと昔から――そう思い続けてる」
( ^Д^)「……以外っスね。先輩がそんな厭世的なこと言うなんて」
( ・∀・)「いーや、それこそ違うな。“違うな、間違っているぞ”だ」
( -∀-)「まぁ……いつかきっとお前にも話してやるよ。俺の『強さ』と、お前の『優しさ』の違いを、さ……」
( ^Д^)「…………精々楽しみにさせてもらいますよ」
- 124 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2010/12/04(土) 21:20:16.30 ID:3Kdq4xcC0
【――そんなこんなで、】
( ・∀・)「てなことがあってさー」
('A`)「うんうん。楽しそうで結構だ……が、」
(;A;)「――そんな楽しそうなイベントに一度しか呼んでくれなかったのは、なぜに!!?」
( ・∀・)「いつも通り忘れてた」
(うA;)「ち゛ぎじょぉぉぉおおおお!!」
( ・∀・)「いいじゃん。今回は一回出番あったし」
Call back‐5 END
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