- 9 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2011/08/13(土) 09:57:19.26 ID:jse+JwO4O
- ( ^ω^)ピコピコ
('A`)ピコピコ
(´・ω・`)ピコピコ
('A`)「あっ、デビル派遣カードだ。使っとこ」
( ^ω^)イラッ
('A`)「あっ、刀狩りカードだ。ブーン確かリニア持ってたよね? 使っとこ」
( ^ω^)イライラッ
('A`)「あっ、陰陽師カードだ。ブーンを操作っと……」
( ^ω^)
('A`)「カード全部捨てて、カード売り場停まってと……。カードを所持枠一杯買います」
('A`)「売ります」
( ^ω^)
('A`)「また買います」
- 11 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2011/08/13(土) 10:00:26.13 ID:jse+JwO4O
- ('A`)「売ります。買います。売ります。買います(ry」
( ^ω^)イライライライライラッ
(´・ω・`)「あぁ……。ブーンの所持金が八十万に……」
( ^ω^)「特急使うお」
('A`)「あ、17だ。かなり進んだね」
( ^ω^)ピタッ
(´・ω・`)「赤マスだ。しかも一月」
('A`)「あーあ、独占崩れちゃったね」
( ^ω^)
( ^ω^)「……トイレ行ってくるお」
(´・ω・`)「行ってらっしゃい」
('A`)「ふぅ、僕が総資産250億でトップか……。ショボンが次点で50億、んでブーンが2億」
- 13 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[その騒ぎのときはvip見てなかった] 投稿日:2011/08/13(土) 10:03:37.95 ID:jse+JwO4O
- ('A`)「今日は僕の勝ちだね」
(´・ω・`)「…………」
ガチャン
('A`)「え? え?」
(´・ω・`)「ブレーカーが落ちたみたいだね」
パチッ
('A`)「あ、ついた」
('A`)「桃鉄消えてる……」
( ^ω^)「すまんお。僕んちアンペア低いから」
('A`)「う、うん……」
( ^ω^)「ドクオは総資産幾らだった?」
('A`)「250億だけど……」
- 16 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2011/08/13(土) 10:06:24.69 ID:jse+JwO4O
- ( ^ω^)「ショボンは幾らだった」
(´・ω・`)「確か300億」
( ^ω^)「僕は確か500億だったお。ドクオの負けだお」
('A`)「え、いや、僕──」
( ^ω^)「ドクオの負けだお」
('A`)「……うん」
(´・ω・`)「じゃあ罰ゲームはドクオだね」
('A`)「うん、皆にジュース一本ずつ奢る、でしょ? 二人とも何が良い?」
( ^ω^)「はあ? ホモスカトロAVレンタル屋からギってきてそれを他の店で売るだったお。そんで店員が商品名確認する時に『耳が悪いので大きい声で言って下さい』って言うオプション付き、勿論店員は女で」
('A`)「あふぅ」
- 21 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2011/08/13(土) 10:12:30.05 ID:jse+JwO4O
- ('A`)「ショボンくん何とか言ってよ。罰ゲームは確かにジュースだったよね?」
(´・ω・`)「うん。それで手に入ったお金で僕らにジュース奢る、だったよね」
('A`)「こんなの無理だよ。大体小学生が物を売るにはお父さんかお母さんの許可がいるんだよ?」
( ^ω^)「お前のカーチャンお前が幼稚園の時お前にレイプされたショックで(^q^)←こんなんなってんじゃねーかお。許可ぐらい余裕だお」
('A`)「うう、僕まだ精通もしてないのにそれくらい良いじゃないか。銭湯に行って女湯に入っても何も言わないって事はそれくらいされたって構わないって事でしょ?」
( ^ω^)「小学一年生の特権だおwwww」
(´・ω・`)「僕達の平均身長幾らだっけ?」
('A`)「168センチ」
- 24 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2011/08/13(土) 10:17:05.44 ID:jse+JwO4O
- (´・ω・`)「あ、そうだ。関係無いんだけどそう言えば僕こないだ剥けたんだよ」
( ^ω^)ピタッ
('A`)ピタッ
('A`)「今何と?」
('A`)「今何と?」
(´・ω・`)「剥けたんだ。マラが」
( ^ω^)「見せてみろお」
(´・ω・`)「うん、えい」デロン
('A`)「うわあ……」
( ^ω^)「うわあ……」
('A`)「もしかしてショボンくんこれで女湯に入ってるの?」
(´・ω・`)「いや、僕んちはほら、あれだからさ。性欲処理もメイドさんがしてくれるからそんな必要無いんだ」
- 27 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2011/08/13(土) 10:21:45.19 ID:jse+JwO4O
- ( ^ω^)「……さりげに金持ち自慢すんなお」
('A`)「羨ましいなあ、毎日セックスし放題かあ」
(´・ω・`)「でも滅多に頼まないよ。多分今までで十回も頼んでないし」
( ^ω^)←レイプ回数170回
('A`)←レイプ回数1121回内母親892回父親21回
(´・ω・`)「ねぇ僕そろそろしまっていいかな」
( ^ω^)「あ、うん」
(*'A`)「なんかショボンくんの見てたら催してきた。ちょっとお母さんのとこ行って来る」
( ^ω^)「うん、ばいばい──ってお前罰ゲームやってから帰れお!!」
- 30 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2011/08/13(土) 10:24:07.58 ID:jse+JwO4O
- (´・ω・`)「ふぅ、あれからブーンとKOFやってたら遅くなっちゃった」
(´・ω・`)「ただいまー」
ΩΩΩ「おかえりなさいませ、ショボン様」
J( 'ー`)し「ショボン様。ランドセルを」
(´・ω・`)「うん、ありがとうカーチャンさん。父さんと母さんは?」
J( 'ー`)し「旦那様は緊急会議の為ロスへ。奥様も同伴しております」
(´・ω・`)「そうか、じゃあお風呂に入りたいな」
J( 'ー`)し「はい、準備は出来ております。代えの下着はこれで良かったでしょうか?」
(*´・ω・`)「うわあゼクロムのプリントパンツだ。明日ブーン達に自慢しよっと」
- 33 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2011/08/13(土) 10:27:59.91 ID:jse+JwO4O
- 川д川オドオド
(´・ω・`)「ん? あの子は? 見慣れない顔だね」
J(;'ー`)し「これは失礼しました。今日からこの屋敷で働く事になった貞子といいます。ほら貞子、ショボン様に挨拶を」
川д川「は、はい……。紹介に預かりました貞子と申します。何かと到らない点もあるかと思いますが、その際は何卒ご教示を……」
(´・ω・`)「そんなに固くならなくていい。今日は父さんも母さんも居ないからね。皆も今日はゆっくりしてるといいよ」
J( 'ー`)し「御気遣い痛み入ります。さあショボン様、行きましょう」
(´・ω・`)「うん、今日は露天風呂が良いな。星を見ながら考え事でもしたい気分なんだ」
- 36 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2011/08/13(土) 10:30:10.62 ID:jse+JwO4O
- (´・ω・`)「ふぅ、気持ち良いなあ」
濡れた髪を掻き上げ、ショボンは夜空を仰ぐ。
露天風呂には下弦の月の光が差し込み、湯煙に反射して鮮やかに煌めいた。
(´・ω・`)「ブーン達の傷も治ったみたいだし、どうやらショックも少ないみたいだ。柄にもなく頑張った甲斐があったよ」
湯船につけた右手を宙に翳す。
雫がてらてらと輝いて、猛る龍の姿のようなどす黒い痣を伝った。
(´・ω・`)「なんて、今日来たばかりの君に言っても解らないかな」
川д川「い、いえその……。ごめんなさい」
メイド服を身に纏った貞子の姿が湯煙の向こうに在った。
- 38 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2011/08/13(土) 10:33:25.04 ID:jse+JwO4O
- (´ ω `)「何を謝る必要があるんだい? 無理を言って君を此所に呼んだのは僕さ。むしろ謝るべきなのは僕の方だよ」
すまなかったね、とショボンは深々と頭を下げた。
川д川 「そんなっ、頭を上げて下さいショボン様。私どもの仕事は掃除や給仕だけではございません。貴方や貴方のご両親にとって快適な環境を作る事が私の仕事なのですから」
貞子は狼狽する。
言われた通り頭を上げたショボンはくすりとニヒルな笑みを浮かべた。
(´ ω `)「ふふっ、可愛いな君は。僕は君に興味が湧いてきたよ。随分若く見えるけど何歳なんだい?」
川д川「じゅ、十六歳です……」
異性から可愛いなどと言われた事が無かった貞子は赤面する。
だが表情を覆う長い前髪のせいで彼女の表情の変化はショボンには分からない。
- 41 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2011/08/13(土) 10:36:55.10 ID:jse+JwO4O
- (´・ω・`)「十六? 随分若いんだね。高校には行かなかったのかい?」
川д川「……両親の借金のせいで行けませんでした。両親は蒸発して親戚も居なかったので、アテもなく彷徨っていたところを旦那様に拾っていただいたのです」
(´・ω・`)「すまない、悪い事を聞いたね」
川д川「良いんです。主に隠し事なんて、給仕係失格ですから」
貞子は強張った笑みを浮かべて気丈に振舞う。
前髪に覆われた表情はよく動き、そして可愛らしかった。
(´・ω・`)「君は今日初めて仕える身なのに立派なメイドの鑑だね。素晴らしいよ」
- 44 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2011/08/13(土) 10:39:13.12 ID:jse+JwO4O
- 川д川「ありがとうございますっ!」
貞子は一瞬肩を揺らし、深々と頭を下げる。
その声のトーンの変わり具合にショボンは苦笑いする。
(´ ω `)「ただし、十六歳の女の子としては褒められたものじゃないよ」
川д川「え?」
先程とは真逆の評価を受け、貞子はぽかんと口を開いていた。
ショボンは立ち上がり、何の恥じらいもなく一糸纏わぬ裸体をさらけ出す。
川д川「っ! ショボン様……」
(´ ω `)「構わない。見られて困るほど日頃の鍛練は怠ってないつもりだ」
- 48 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2011/08/13(土) 10:44:19.37 ID:jse+JwO4O
- (´ ω `)「苦労したんだね。だけど君がそこまで頑張る必要はあったのかい? 他にも道はあっただろう」
川д川「隣町の児童施設に妹が居るんです。まだ小学生なのにあの子は随分辛い思いをしてきました。だから一生懸命働いてお金を貯めて……。あの子には良い思いをして欲しいんです」
いつの間にか自分の底を吐露する事に迷いが無くなっている自分に貞子は驚いた。
もうショボンの身体を直視することは出来ない。
だがそれは彼が全裸だからではない。
川д川(ショボン様……)
自分の底を見透かした上で優しく包み込むようなショボンの声、言葉。
貞子は今、人生で初めて恋に落ちた。
- 51 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2011/08/13(土) 10:46:45.49 ID:jse+JwO4O
- (´ ω `)「……今君に頑張れとしか言えない僕は、とても無責任な男だね」
川д川「いえ、その気持ちだけでも──っ!?」
弁解しようとした貞子を、ショボンは強く抱き締めた。
川д川「ショボン様……」
(´ ω `)「君は強い。そして何よりも美しい」
とくん、とくん──。
二人の心臓は互いにその鼓動を相手に主張する。
彼等の唇が重なり合うのにそれ程時間はかからなかった。
- 57 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2011/08/13(土) 10:52:03.99 ID:jse+JwO4O
- (´ ω `)「脱げ」
川д川「え……」
(´ ω `)「脱げと言っている」
二度目は有無を言わせぬ圧力を込めて。
貞子は最初は躊躇した。だが主の命令に背くことは許されない。
怖々と服を脱ぎ、貞子は下着姿となった。
(´ ω `)「下着もだ」
川д川「は、はい……」
服を脱ぐ途中で予め覚悟は出来ていたようで、彼女の身体が生まれたままの姿になるのに時間は掛からなかった。
川д川「ショボン様……。一体何を……」
(´゚ω゚`)「僕は君とセックスをする」
大方予測はついていた。
だがやはり貞子は驚いたようで、彼女心臓が一度大きく跳ねる。
- 60 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2011/08/13(土) 10:55:15.27 ID:jse+JwO4O
- 川д川「そんな! いけませんショボン様……!」
(´ ω `)「反論など聞いてない。僕は君の身体を見て欲情した。だから君とセックスをする。どこに反論する余地があるんだい?」
両手を広げて貞子に歩み寄る。
先日剥けたばかりの彼の男根が一歩踏み出す毎に大きくなっていった。
(´ ω `)「すまないね。僕の愚息は少しせっかちなようだ」
ショボンの息遣いが荒くなる。
徐々に、徐々に、徐々に──。
(*´ ω `)「いひっ──」
剥がれ落ちてゆく仮面。
剥き出しの本能。
どう
にも
ならない
嗜虐
性向──。
- 64 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2011/08/13(土) 11:01:50.39 ID:jse+JwO4O
- 川д川「え──」
貞子の身体から鈍い音がした。
肉を貫き、抉り、痛みを与える音。
ぐちゅ──。
ぐちゅ──。
ぐちゅ──。
(*´゚ω゚`)「あぁはぁ。気持ち良いなあ……」
ショボンは貞子の肩口から顔を離す。
口の周りは真っ赤に染まっており、ずたずたに引き裂かれた肉が歯の隙間から見え隠れしている。
川д川「──っ! ひっ──」
叫びを上げられない程に貞子の脳は混乱していた。
セックスとはなんぞや?
愛のある行為。
好意ある快楽。
本能の宴。
今貞子の頭を過ぎるセックスという行為と今の状況はあまりにもかけ離れていた。
- 67 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2011/08/13(土) 11:08:16.50 ID:jse+JwO4O
- (´゚ω゚`)「いいいいいれるよ? るよ? 良い? 良い? イイよね!? 良いんだ!!」
川д川「あっ……がっ……!」
全身の毛穴から汗が吹き出る。
今まで経験したことのないその痛みは、挿入の痛みなど感じなくさせる程に鋭く、激しい。
(´゚ω゚`)「いぎぎぎぎぎっ!」
貞子を押し倒し、小振りな乳房に舌を這わせる。
蛇のようにちろちろと、ねっとりした舌が乳房全体を撫でたその時、ショボンの歯が触れる。
川;д川「ぎゃあああああああああっ!!」
貞子は、胸を食いちぎられた。
- 73 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2011/08/13(土) 11:15:03.35 ID:jse+JwO4O
- (*´゚ω゚`)「気持ちいいんだね? ここかい? ここがいいのかい?」
どす黒い脂肪の塊を吐き捨てる。
彼が貞子の肉を食いちぎっているのはカニバリズム嗜好から成る行動ではない。
ただ単純に、目的も、理想もなく──。
川;д川「ひぎっ──。いっ……! いっ……」
相手を痛めつけたいからだ。
乳房があった筈の出鱈目な断面から肉を直に掴み、爪を立てて引っ掻き回す。
(´゚ω゚`)「うっ……! 射精る! 射精る! 射精るうううぅぅっ!!」
空いた左手で貞子の首を絞めながらショボンは果てた。
- 74 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2011/08/13(土) 11:17:24.13 ID:jse+JwO4O
ぽきん──。
そんな音が
皮膚の奥からひびいた──。
- 77 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2011/08/13(土) 11:23:27.51 ID:jse+JwO4O
- ─VIP小学校空き教室─
川 ゚ -゚)「変死体?」
( )「はい。一昨日の朝方見つかったようです。空き缶を取り囲むように三つの死体が」
川 ゚ -゚)「死体の身元は」
( )「全員近隣の中学校の生徒のようです。ただその死体少し不自然な点がありまして……」
川 ゚ -゚)「言ってみろ」
( )「……まったく外傷が無いんです。掠り傷どころか虫に刺された後も……」
- 80 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2011/08/13(土) 11:28:42.72 ID:jse+JwO4O
- 川 ゚ -゚)「…………」
( )「クーさん?」
川 ゚ -゚)「いや、何でもない。ご苦労だった。下がって良いぞ」
( )「……失礼します」
闇に紛れて表情を隠した者は、結局一度も顔を出さないまま去って行った。
川 ゚ -゚)「聞いたか? 流石兄弟」
クーが窓を覆う厚手のカーテンを開くと月明りが差し込んだ。
( ´_ゝ`)
(´<_` )
光に照らされて現れるは同じ顔をした男二人。
- 83 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2011/08/13(土) 11:36:19.31 ID:jse+JwO4O
- ( ´_ゝ`)「ああ聞いたよ。多分あれだろなんつったっけ、イレイザー?」
(´<_` )「『イレギュラー』だ。微妙に間違えるのは止めろ。突っ込む俺自身もう飽きてきた」
( ´_ゝ`)「ちぇーつまんねーの」
顔も同じならば声も同じだった。
しかし大仰な仕種が多い男とどっしりと構えた男。
よく観察してみると二人の違いは見えてくる。
川 ゚ -゚)「今の時期に『イレギュラー』が動いているという事は今年の『大戦』に一枚噛んでくる可能性が高い」
クーは二人の掛け合いに割って入るようにぴしゃりと言った。
- 85 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2011/08/13(土) 11:45:37.16 ID:jse+JwO4O
- 川 ゚ -゚)「『魔剣』の運送をお前達に任せたのは私自身君達の能力を信頼しているからだ。きっとこの任務を無事遂行してくれると信じている」
( ´_ゝ`)「まぁそうだろな。逆に俺達以外に務まるのっつったら……」
(´<_` )「モララーとギコ。或いはクーさん自身が出張るか、それくらいだろう」
川 ゚ -゚)「ああ、君達はそれ程までに強い。だが決して傲慢に身を委ねるな。私とてイレギュラーを二人相手にすれば生き残る確率は一割に満たないだろう」
厳かに、染み入る言葉。それは脅しでもなんでもなかった。
(; ´_ゝ`)「へっ、上等さ。俺達は天下無敵の流石兄弟だかんな」
(´<_` ;)「スリルの中でしか見出だせないものもある。望むところさ」
- 87 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2011/08/13(土) 11:50:04.96 ID:jse+JwO4O
- 二人の頬に汗が伝い、身体は震える。
だがそれは恐怖から来るものではなく……。
( ´_ゝ`)(´<_` )
武者震いだった。
川 ゚ ー゚)「…………」
クーは二人を見て珍しく微笑んだ。
学校の帝王として君臨するクーが絶対の信頼を寄せる兄弟。
流石兄弟とは
彼等の事だ。
- 88 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2011/08/13(土) 11:54:25.40 ID:jse+JwO4O
- 第四話「ほのぼのしたっていいじゃない」
お
わろ う
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