（ ＾ω＾）「朝ごはん作って、今日は昨日のメールのことを考えるかお…」ガチャ
(=ﾟωﾟ)ﾉ「お、内藤おっはー」
（ ＾ω＾）「…………｣ｽｯ
(:=ﾟωﾟ)ﾉ「ちょっと！ただの新聞配達だよぅ、引き返さないでよぅ」
（ ＾ω＾）「いよう…うちの学校はアルバイト禁止だお…そもそもまだ中学生…」
(=ﾟωﾟ)ﾉ「それより、今日の新聞はすごいよ！一面にデカデカと【山奥から遺棄された死体発見！】」
（#＾ω＾）「気持ち悪い話題出さないで欲しいお、さっさとよこすお」
(=ﾟωﾟ)ﾉ「ほいよぅ！」
（ ＾ω＾）「投げるな」
（ ＾ω＾）「さて、朝ごはんも出来たし、新聞読むおー」
（ ＾ω＾）「死体遺棄なんてどうでもいいお、漫画とテレビ欄だお…ん？」
（ ＾ω＾）「お！これは…」
http://i.imgur.com/4emEx.jpg
（ ＾ω＾）「流石にニュースになるのかお…しかし連続放火やメールは書いてないお…」
('A`)「もしもし！」
（ ＾ω＾）｢ﾁｯ、あ、ドクオ？何かようかお」
('A`)「出るのおせーよ、それはそうとお前今朝の新聞見たか？」
（ ＾ω＾）「見たお！あんなにでっかく僕たちのことg…」
('A`)「15面の隅でデカイと言うな、これで気になったんだが、何故放火やメールのことは報道しないんだ？」
（ ＾ω＾）「それ僕も同意見だお」
（ ＾ω＾）「サッパリ分からないお、後でショボンさんに聞くお」
('A`)「ショボンさんと言えばさ、昨日のメールの意味分かったか？」
（ ＾ω＾）「全然だお！」
('A`)「威張るな、ギコは何か気づいた見たいだぜ」
('A`)「だから、今からショボンさんに連絡して、時間作ってもらうってよ」
('A`)「お、携帯から着信だ、ちょっと保留するぜ」
（ ＾ω＾）「(………でも、何故急にそんな暗号じみたことしてくるんだお…？)」
('A`)「もしもし」
（ ＾ω＾）「遅いお」
('A`)「遅くねーよ、ショボンさんが時間作ってくれるらしいから、1時から警察来てくれってさ」
（ ＾ω＾）「おっおっお」
(,,ﾟДﾟ)「よう」
(´･ω･｀)「やあ」
（ ＾ω＾）「こんにちは」
('A`)「どうも」
( ∮√∮)「……こうやって顔を合わせるのも何回目だろうね」
(´･ω･｀)「3回ぐらいじゃない？さて、いきなり本題に入るけど、あのメールの意味は分かったかい？」
(,,ﾟДﾟ)「ああ…なんとなくな、和訳すると【時間数字】だ、つまりこれは今までの犯行時間を表している」
( ∮√∮)「次は1時」
（ ＾ω＾）「そして4時だお」
(,,ﾟДﾟ)「それを合わせると…7時だ、そしてこれを置き換えだ」
(´･ω･｀)「7時…19時…セブン…」
(,,ﾟДﾟ)「なぜ英語で書いていたか…つまり英語に置き換える、アルファベットで19番目は…」
('A`)「Rか！」
（ ＾ω＾）「Tだお…」
(,,ﾟДﾟ)「馬鹿野郎、Sだ」
( ∮√∮)「でも…Sなんて建物無いよ？」
（ ＾ω＾）「Sと言うと、もしかして、キーボードの【と】じゃないのかお？」
('A`)「たしかに、キーボード配列だと【と】だが…」
( ∮√∮)「と…と…いや、携帯電話でのSは「め」だよ？」
（ ＾ω＾）「うーん…ラチがあかないお」
('A`)「そうだ、わざわざ合わせずに一度全ての数字を置き換えて見ようぜ」
2時→B
1時→A
4時→D
('A`)「……お！」
（ ＾ω＾）「ギコの推理は7割ハズレだったお…」
('A`)「アルファベット意外ほとんどハズレだな」
（ ＾ω＾）「あんなので時間使ったのが馬鹿らしいお、そもそも何故合わせる必要が」
(,,ﾟДﾟ)「うっ……」
( ∮√∮)「意外に簡単だね…あんなに唸ってたのに…」
(´･ω･｀)「よく分からないけど、ホテルが次の場所かい？しかしBADホテルなんて嫌な名前だなぁ…」
(,,ﾟДﾟ)「あんた居たのか」
( ∮√∮)「ダメです！」
(´･ω･｀)「あ？」
( ∮√∮)「あそこは他県です！管轄外なので警備出来ません！」
（ ＾ω＾）「……管轄ってなんだお」
(,,ﾟДﾟ)「管轄(かんかつ)ってのは、簡単に言うと陣地だ、この県はこの県の警察が、あっちの県はあっちの県の警察がやるんだよ」
('A`)「へぇ～へぇ～へぇ～」
(,,ﾟДﾟ)「舐めてんのか？」
（ ＾ω＾）「推理が外れたからってイライラしないで欲しいお」
（ ＾ω＾）「あ、そうそうショボンさん、今日の新聞にあの事件乗ってたお」
(:´･ω･｀)「えっ…？あの事件て？」
（ ＾ω＾）「サメジマビル爆破だお」
(´･ω･｀)「ああ…あの件は情報統制されてね、具体的な内容は掲示しないようにしたんだ」
（ ＾ω＾）「何故だお？」
(´･ω･｀)「あのビルの評判が悪くなるといけないし、何も知らない市民が不安になったり、色々とね」
(,,ﾟДﾟ)「で、ホテルの管轄はどこだ？」
( ∮√∮)「南区の警察だよ、一応連絡しておくから行ってみなさい」
('A`)「んじゃ行くか」
(´･ω･｀)つ「これを見せれば、協力させてもらえるよ」
（ ＾ω＾）「怪しい封筒だお、ありがとうお」
(,,ﾟДﾟ)「爆弾とか入ってねーだろうな」
('A`)「紙一枚しか入ってなさそうだ」
(´･ω･｀)「早く行きなさい
ξﾟ⊿ﾟ)ξ「ふーん、あんたが連絡のあった内藤、ドクオ、ギコ君ね」
（ ＾ω＾）「よろしくだお」
( ´_ゝ｀)「私は警部補の流石、こっちは警部のツンさんだ」
ξﾟ⊿ﾟ)ξ「言っとくけど、話聞いたら帰ってもらうわよ」
(,,ﾟДﾟ)「んなこと言わずにほら、これ見ろよ」
( ´_ゝ｀)「なんだ？これは」
ξﾟ⊿ﾟ)ξ「………なるほど、協力したいって訳ね」
( ´_ゝ｀)「ショボンさんがそう言うんじゃあ仕方ないな」
('A`)「態度が急変した…」
（；＾ω＾）「ショボンさん…一体何を持たせたんだお…」
ξﾟ⊿ﾟ)ξ「それじゃ話を聞かせて」
( ´_ゝ｀)「事情は分かった、そちらの子は探偵の息子らしいし、頼りになるね」
(,,ﾟДﾟ)「へっ、親父は中々の名探偵だぜ？」
（ ＾ω＾）「それじゃ親父さんに協力してもらうのは…」
(,,ﾟДﾟ)「あ、死んだの、癌でゴロッと」
（；＾ω＾）「………」
（ ＾ω＾）「忘れてたお」
(,,ﾟДﾟ)「まあ貯えは十分だから問題ないがな」
ξﾟ⊿ﾟ)ξ「あんた…軽過ぎ…」
( ´_ゝ｀)「とにかく大体分かった、明後日にホテルに来てくれ」
差出人
ndendendewwwwnya-nde@vip.2ch.jp
（ ＾ω＾）「あれ？誰だお？」
件名
インテグです( ∮√∮)
本文
ショボンさんからメールアドレス貰いました
早速ですが、こちらへ今すぐ戻って来てください
大切な事が分かりました
（ ＾ω＾）「まあいいお、さっさと行くお」
( ´_ゝ｀)「あ、私も…」
ξﾟ⊿ﾟ)ξ「ダーメ、私とあんたは仕事が残ってるでしょ」
( ´_ゝ｀)「無念」
(,,ﾟДﾟ)「ほら、行くぞ」
第三話
終