- 2 名前: ◆Iu0alg2vgI 投稿日:2009/10/04(日) 21:15:17.34 ID:DJFn2HUh0
放課後の部室。
窓から外を見ると、外は雨が降り続いています。
梅雨です。
私は、雨はそれほど嫌いではありません。
雨の音って、何故かちょっと落ち着くんですよね。
〜 川д川 カラフル!のようです (-_-) 第三話 〜
- 3 名前: ◆Iu0alg2vgI 投稿日:2009/10/04(日) 21:19:15.55 ID:DJFn2HUh0
(;^ω^)「ハァ……」
('A`)「どうした、ブーン?」
(;^ω^)「中間テストの成績が思ってたより悪かったんだお……ママに叱られるお……」
('A`)「お前、勉強しないで漫画やアニメばっかり見てるんだから当然だろ」
( ^ω^)「ドクオはゲームばっかりやってる割に、理数系の成績いいおね」
('A`)「あんなの、授業だけ聞いてれば楽勝だろ」
lw´‐ _‐ノv「へー、ドクオは意外と頭いいんだね」
( ^ω^)「理数系だけだお。英語の点数は僕より下だお!」
('A`)「ケッ……英語なんて必要ないだろ!」
- 5 名前: ◆Iu0alg2vgI 投稿日:2009/10/04(日) 21:22:55.34 ID:DJFn2HUh0
('A`)「世界中の人間が日本語を話せばいいんだ! アメリカンなんか、ファックだ! キルユーだ!」
(;^ω^)「そこ、英語使うのかお……」
('A`)「ところで、アンタらの成績はどうなんだ?」
川;д川「え、私ですか……?」
('A`)「……へぇ、貞子ちゃんは文系科目の成績がいいんだな」
川д川「ええ、でも理数系が苦手で……」
( ^ω^)「典型的な文学少女って感じだおね」
('A`)「シュー、お前はどうなんだ?」
lw´‐ _‐ノv「おっと、その質問はマネージャーを通してもらわないと困るよ」
(#'A`)「マネージャーって何のだよ!」
- 7 名前: ◆Iu0alg2vgI 投稿日:2009/10/04(日) 21:25:40.19 ID:DJFn2HUh0
川д川「ヒッキーさんはどうでしたか?」
(-_-)「……」
川д川「……すごい! 全科目、学年トップクラスじゃないですか!」
(;'A`)「なんだと……」
(-_-)「……別に。勉強以外、することもないからね」
川д川「……」
あの『カラー』を消滅させるためには、ヒッキーさんが豊かな感情を持つ必要があります。
そのため、できる限り彼に話しかけるようにしているのですが……
いつも今のように冷たくあしらわれてしまいます。
到底、感情を読み取ることはできません。
そもそも、私自身、もともと話すのが苦手なので、会話が続かないのです。
- 8 名前: ◆Iu0alg2vgI 投稿日:2009/10/04(日) 21:29:42.68 ID:DJFn2HUh0
部室を後にし、帰ろうとすると、モララー先輩に呼び止められました。
( ・∀・)「貞子ちゃん、ちょっと帰り付き合ってくれないかな」
川д川「は、はい」
雨の中、二人で傘を差して、並んで歩きます。
( ・∀・)「……」
川д川「……」
( ・∀・)「……」
川д川「……」
気まずい沈黙が続きます。
その沈黙を破ったのは、モララー先輩でした。
( ・∀・)「あ、あのさ……」
川;д川「は、はい!」
- 9 名前: ◆Iu0alg2vgI 投稿日:2009/10/04(日) 21:32:27.08 ID:DJFn2HUh0
( ・∀・)「貞子ちゃんって、もしかしてヒッキーのことが、その……」
( ・∀・)「好き、なのかな……?」
川;д川「えっ!? ど、どうして……」
( ・∀・)「いや……よくヒッキーに話しかけてる気がしたからさ……」
川;д川「えっと……別に好きというわけでは……」
( ・∀・)「そうか……」
( ・∀・)「……」
川д川「……」
( ・∀・)「……」
川д川「……」
再び、二人の間に沈黙が流れます。
- 10 名前: ◆Iu0alg2vgI 投稿日:2009/10/04(日) 21:35:41.47 ID:DJFn2HUh0
( ・∀・)「……実は僕、貞子ちゃんのこと、好きになっちゃったみたいなんだ……」
川;д川「えっ!?」
( ・∀・)「いつも貞子ちゃんのこと見てて、その細やかな気配りとか、奥ゆかしさとか……」
( ・∀・)「そういうところが、すごく素敵だなって思ってね……」
私は耳を疑いました。
もちろん、そんなことを言われたのは初めてですし、私も密かにモララー先輩に憧れてたので、
こんな夢のような展開は信じられなかったのです。
モララー先輩は素敵な人ですし、きっとモテるでしょうから、私なんかとは釣り合わないだろう
という思いもありました。
( ・∀・)「だから……もしよかったら、僕と付き合ってくれないかな……」
川;д川「え……えっと……」
すぐに返事をすればよかったのですが、あまりの急な展開に動揺してしまい、言葉が出てきませんでした。
- 11 名前: ◆Iu0alg2vgI 投稿日:2009/10/04(日) 21:38:30.07 ID:DJFn2HUh0
( ・∀・)「いや、すぐに返事はもらえなくてもいい」
( ・∀・)「貞子ちゃんの都合さえよければ、今度の日曜日にデートに付き合ってもらえないかな」
( ・∀・)「そして、そこで返事を聞かせてほしい」
川;д川「は、はい……」
その後、私は先輩と別れ、家に帰るバスに乗りました。
川*д川「ハァ……」
(・∀ ・)「おい姉ちゃん! 鍋、吹きこぼれてるぞ!」
川;д川「あっ……」
弟のまたんきに言われて、私はお夕飯の準備中だったことを思い出しました。
- 12 名前: ◆Iu0alg2vgI 投稿日:2009/10/04(日) 21:41:34.53 ID:DJFn2HUh0
(・∀ ・)「どうしたんだよ姉ちゃん、ボーッとしてさ……」
川;д川「ちょ、ちょっと考え事をしてただけよ……」
夕食の準備が整った頃、玄関が開いてお父さんが帰ってきました。
川д川「お父さん、お帰りなさい」
(・∀ ・)「父ちゃん、おかえり!」
( ゚д゚ )「さっちゃん、またんき、ただいま」
川д川「お夕飯、できてるよ」
( ゚д゚ )「ああ……いつもすまないな、さっちゃん」
川д川「ううん、お料理は好きだし……お父さんこそ、いつもお仕事お疲れさま」
- 13 名前: ◆Iu0alg2vgI 投稿日:2009/10/04(日) 21:44:24.28 ID:DJFn2HUh0
お夕飯を食べながら、お父さんが言いました。
( ゚д゚ )「母さんが死んでから、もう3年になるのか……」
川д川「……」
私のお母さんは、3年前に病気で亡くなりました。
それ以来、家族の食事を作るのは私の仕事です。
( ゚д゚ )「それよりさっちゃん、学校ではみんなとうまくやってるのか?」
川;д川「う、うん……」
( ゚д゚ )「さっちゃんは引っ込み思案なところがあるからな……父さんちょっと心配だ」
(・∀ ・)「だってさー」
( ゚д゚ )「またんきはちょっとお調子者すぎるけどな」
(・∀ ・)「へへへ……」
川д川「高校のお友達はみんないい人だし、心配いらないよ」
- 16 名前: ◆Iu0alg2vgI 投稿日:2009/10/04(日) 21:48:01.05 ID:DJFn2HUh0
(・∀ ・)「でも父ちゃん、今日姉ちゃんの様子がちょっと変なんだ」
( ゚д゚ )「なんだと……まさか、イジメにでも遭ってるんじゃないだろうな!?」
川;д川「え? そ、そんなことはないよ……」
(・∀ ・)「うーん、そういう感じじゃないな……」
(・∀ ・)「なんか……好きな人でもできたって感じ?」
( ゚д゚ )「なん……だと……」
川;д川「ち、ちがうよっ!」
( ゚д゚ )「そ、そうか……」
( ゚д゚ )「万が一、そういう場合は、必ず父さんに報告するんだぞ!」
川;д川「う、うん……」
- 17 名前: ◆Iu0alg2vgI 投稿日:2009/10/04(日) 21:51:24.01 ID:DJFn2HUh0
そして、日曜日のお昼過ぎ。
幸い雨は上がり、きれいな虹がかかっています。
先輩との待ち合わせ場所は、駅前の広場です。
( ・∀・)「貞子ちゃん、おはよう。待ったかい?」
川*д川「い、いえ、今来たところです」
( ・∀・)「そうか、よかった。貞子ちゃん、どこか行きたいところある?」
川д川「え、えーっと……」
( ・∀・)「特になければ、映画でいいかな?」
川*д川「は、はい!」
電車に乗って、映画館に向かいます。
映画館に着くと、いくつかの映画が上映しているようでした。
- 19 名前: ◆Iu0alg2vgI 投稿日:2009/10/04(日) 21:56:07.54 ID:DJFn2HUh0
( ・∀・)「貞子ちゃん、どれ見ようか?」
川д川「うーん……」
上映しているのは、コメディ映画と、アクション映画と、ホラー映画です。
川д川「じゃあ、これかな……」
( ・∀・)「コメディ映画だね、こういうの好きなの?」
川д川「というか、他の二つがどうも苦手で……」
( ・∀・)「はは、なるほどね! じゃあ、入ろうか」
川*д川「はい」
そう言ってから、やっぱりホラー映画にすればよかったと、ちょっとだけ後悔しました。
いつもは怖いのは苦手ですが、先輩と一緒なら大丈夫かも、と思ったからです。
- 20 名前: ◆Iu0alg2vgI 投稿日:2009/10/04(日) 22:00:27.56 ID:DJFn2HUh0
コメディ映画はとても面白く、テンポがよくて最初から最後まで笑えました。
( ・∀・)「いやー、面白かったね」
川*ヮ川「は、はい! 面白かったです」
( ・∀・)「あ、貞子ちゃん。その笑顔、すごくかわいいよ」
川*ヮ川「え……」
( ・∀・)「貞子ちゃんはやっぱり、笑顔のほうが似合うと思うなぁ……」
川*д川「そ、そうですか……?」
( ・∀・)「ああ、いつもの顔に戻っちゃった。まあ、その顔もかわいいけどね」
( ・∀・)「次は、遊園地でいいかな?」
川*ヮ川「は、はい!」
- 21 名前: ◆Iu0alg2vgI 投稿日:2009/10/04(日) 22:04:22.35 ID:DJFn2HUh0
私と先輩は、また電車に乗って遊園地に向かいました。
( ・∀・)「いろいろあるねぇ、どれに乗ろうか……」
川;д川「わ、私、ジェットコースターとかはちょっと苦手で……」
( ・∀・)「そっか、じゃあ他のにしようか」
( ・∀・)「これなんかどう?」
先輩が指差したのはコーヒーカップでした。
川д川「は、はい」
そんな感じで私たちは、おとなしめの乗り物に3つほど乗りました。
( ・∀・)「それじゃあ……時間的に、次で最後かな」
川д川「じゃあ……観覧車に乗りませんか?」
( ・∀・)「そうだね、そうしよう」
- 23 名前: ◆Iu0alg2vgI 投稿日:2009/10/04(日) 22:07:26.82 ID:DJFn2HUh0
観覧車から見る景色は、ちょうど沈みかけていた夕日と相まって、とても綺麗でした。
( ・∀・)「綺麗な景色だね」
川*д川「本当、綺麗……」
( ・∀・)「あ、ウチの学校が見えるよ」
川д川「あ、本当ですね……」
( ・∀・)「本当に綺麗だ」
川д川「綺麗な景色ですね……」
( ・∀・)「いや、君のことだよ」
川*д川「えっ……」
川*д川「じょ、冗談はやめてください……」
( ・∀・)「冗談じゃないんだけどな……」
- 24 名前: ◆Iu0alg2vgI 投稿日:2009/10/04(日) 22:10:37.41 ID:DJFn2HUh0
( ・∀・)「最後に、夕食にしようか。レストランを予約してあるんだ」
川д川「えっ、でも高いんじゃ……」
( ・∀・)「いや、気にしなくていいよ。前も言ったけど、僕はバイトしてるからね」
川д川「す、すみません……」
先輩に連れられて着いたレストランは、なかなかお洒落な雰囲気のイタリアンレストランでした。
とはいっても高校生なので、お酒も飲みませんし、それほど大人っぽい雰囲気というわけではありません。
席についてウェイターさんが注文を取りに来たとき、恐れていたことが起こりました。
川;д川「あ……」
そのウェイターさんに、青い『カラー』が取り付いていたのです。
- 25 名前: ◆Iu0alg2vgI 投稿日:2009/10/04(日) 22:13:34.09 ID:DJFn2HUh0
( ・∀・)「貞子ちゃん、どうかしたの?」
川;д川「あ……すみません、ちょっと電話してきます……」
( ・∀・)「うん、行っておいで」
私は、お店の隅で、クーさんに電話をかけました。
川д川】「クーさんですか……実は……」
川 ゚ -゚)】「ああ、『カラー』だな。何色だった?」
川д川】「青です……」
川 ゚ -゚)】「そうか……ところで、君は今何をしてるんだ?」
川;д川】「あ……え、えっと……」
川 ゚ -゚)】「ふふ、すまない。組織の情報班から聞いて、大体は察している」
川;д川】「えっ……」
私のプライバシーは筒抜けだったんですか……
- 26 名前: ◆Iu0alg2vgI 投稿日:2009/10/04(日) 22:19:37.86 ID:DJFn2HUh0
川 ゚ -゚)】「とりあえず私は、ヒッキーを連れてそちらに向かう」
川 ゚ -゚)】「君は、君の予定を続けてくれればいい」
川;д川】「わかりました……」
川д川「すみません、戻りました」
( ・∀・)「ああ、気にしなくていいよ」
『カラー』のことは気がかりでしたが、今は待つことしかできないので、
とりあえず忘れることにします。
しばらくして、お料理が運ばれてきました。
川д川「美味しい……」
( ・∀・)「だろう? ここの料理の味は、結構評判がいいんだ」
- 27 名前: ◆Iu0alg2vgI 投稿日:2009/10/04(日) 22:22:59.39 ID:DJFn2HUh0
そして、お料理を食べ終わって、先ほどのウェイターさんが食器を下げに来たときのことです。
川д川(あれ……?)
確かに、さっきのウェイターさんですが、『カラー』は消えていました。
川д川(どういうこと……)
そのとき、私の携帯電話が鳴りました。
川;д川「あ……す、すみません」
( ・∀・)「いや、気にしなくていいよ」
電話はクーさんからでした。
川д川】「あ、クーさん……実は『カラー』が……」
川 ゚ -゚)】「ああ、消えたんだろう? こちらでも反応の消滅を確認している」
川д川】「どういうことでしょう……」
川 ゚ -゚)】「それが、ヒッキーと話をした後に反応が消えたんだ」
- 28 名前: ◆Iu0alg2vgI 投稿日:2009/10/04(日) 22:25:50.47 ID:DJFn2HUh0
川 ゚ -゚)】「このことから、一つわかったことがある」
川 ゚ -゚)】「ヒッキーはどこにいても、感情さえ生じれば、対応する『カラー』を消せるということだ」
川д川】「なるほど……それじゃあ、私がいなくても感情が……?」
川 ゚ -゚)】「いや、その話の内容なんだがな……」
川 ゚ -゚)】「すまない、君とモララー先輩のことをヒッキーに話した」
川;д川】「えぇっ?」
川 ゚ -゚)】「話の成り行き上でな……だが、それがヒッキーの感情を動かしたのは確かだろう」
川;д川】「はぁ……」
まあ別に悪いことをしているわけではありませんし、それで『カラー』が消えたなら
喜ぶべきことでしょう。
でも、そのことでヒッキーさんが感じた感情って……
- 30 名前: ◆Iu0alg2vgI 投稿日:2009/10/04(日) 22:28:33.43 ID:DJFn2HUh0
川 ゚ -゚)】「これは私の推測だが……恐らく、今回の感情は『悲しみ』または『嫉妬』だな」
川;д川】「え、それって……」
川 ゚ -゚)】「ああ。彼が、君に想いを寄せているということだ」
川;д川】「ま、まさか……」
川 ゚ -゚)】「まあ、これは私の推測にすぎない。気にしないでくれ」
そう言って、クーさんは電話を切ってしまいました。
気にするなと言われましたが、気になります……
席に戻ると、デザートが運ばれていました。
( ・∀・)「貞子ちゃん、デザートもおいしそうだよ」
川д川「……」
( ・∀・)「貞子ちゃん?」
川;д川「は、はい!」
( ・∀・)「……」
- 31 名前: ◆Iu0alg2vgI 投稿日:2009/10/04(日) 22:31:15.42 ID:DJFn2HUh0
( ・∀・)「……貞子ちゃん、君、もしかして何か大きな悩みを抱えてるんじゃないか……?」
川;д川「えぇっ!? そ、そんなことは……」
( ・∀・)「わかりやすいな、貞子ちゃんは……」
( ・∀・)「もし、僕に力になれることがあるなら、是非話してほしい」
川д川「……」
( ・∀・)「……僕は、信用できないかな?」
川;д川「い、いえ! 違うんです!」
確かに、クーさんから学校関係者に事情を話すことは止められていましたが、
モララー先輩は悪い人とは思えないので、それが理由ではありません。
私は、このことでモララー先輩を巻き込みたくないと感じていました。
もし先輩をこの件に巻き込んでしまえば、今の関係が崩れてしまいそうで……
- 32 名前: ◆Iu0alg2vgI 投稿日:2009/10/04(日) 22:34:35.10 ID:DJFn2HUh0
( ・∀・)「……そうか、まあ、話す気になったら話してくれればいい」
( ・∀・)「ただ、これだけは聞いてほしい」
( ・∀・)「何を信じるか、誰を信じるか。それは、君自身が決めることだ」
( ・∀・)「自分でじっくり考えて、答えを出すんだ」
川д川「……」
川ヮ川「はい!」
( ・∀・)「うん、いい笑顔だ」
( ・∀・)「交際の件も、君の悩みが片付くまで保留にしておこう」
川д川「……すみません……」
( ・∀・)「僕のことはいいよ、でもいつでも相談には乗るからね」
話を終え、デザートを食べ終えて、私たちはお店を出ました。
- 34 名前: ◆Iu0alg2vgI 投稿日:2009/10/04(日) 22:37:17.83 ID:DJFn2HUh0
川д川「今日は、ありがとうございました」
( ・∀・)「いや、こちらこそ付き合ってくれてありがとうね」
私は、先輩のことが好きですし、先輩は私に付き合って欲しいと言ってくれています。
本当なら、保留などにせずにお付き合いしたいところですが……
やはり、『カラー』の件が解決しないと、先輩にも迷惑をかけてしまうと思います。
それに、今回のヒッキーさんの感情の件も気になります……
私の中のモヤモヤは、しばらくは晴れることはなさそうです。
第三話完、続く
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