( ^ω^)炎の紋章のようです

232 名前:名も無きAAのようです 投稿日:2012/02/08(水) 00:26:46 ID:G8qT/xFM0
第7章

初任務


ここは騎士団の修練所。
国を守るため、騎士たちの訓練が日々行われているこの部屋の床には、朝日に照らされ輝く汗まみれの
顔を拭うこともせず、息も絶え絶えな様子で座り込んでいる四人の若者の姿があった。
 _
(;゚∀゚)ー3「あー……しんど……」

(;'A`)「こりゃあ朝から厳しいわ……」

从; ∀从「…ハァ……ハァ…俺、女の子なのに……」

(;^ω^)「……じいちゃんより厳しいかも分からんね」

ブーン達が騎士団に無事入ることが認められた日から2週間ほどが過ぎた。
ニューソク騎士団では、新規の団員に歓迎の代わりとして厳しい訓練が課されることになっており
彼らはたった今、朝の分のノルマをこなし終わった所であった。
ちなみにハインリッヒは女、そして腕が立つといっても普通の村人であったことを考慮されてはいたが
それでも相対的な辛さではブーン達と遜色ない。

233 名前:名も無きAAのようです 投稿日:2012/02/08(水) 00:27:51 ID:G8qT/xFM0
( ´∀`)「モナモナ、お疲れ様モナ」

(;^ω^)「モナーさん……お疲れ様ですお」

( ´∀`)「懐かしいモナ……僕らもひいひい言ったもんだモナ」

(;'A`)「相当辛いですよ、これ……」

( ´∀`)「そうモナ、アニジャ君なんかいつもサボっては将軍に怒られて……
      まぁ、鎧を着たまま倒れるまで走らさせられた日には流石にオトジャ君も逃げたモナ」
 _
(;゚∀゚)「はぁ!?そんなことまで・……」

从; ∀从「やっぱ、狩人続けてればよかった……」

( ´∀`)「君らなら大丈夫、ファイトモナ」

その言葉に四人はそのまま腕が取れてしまうのではないか、というぐらいに肩を落とす。
実際にはアニジャと対比されて酷く真面目に見えたオトジャが逃げた(それもアニジャに唆されたからなのだが)ため
将軍も軽く反省したのか、それ以降倒れるものが出るような訓練は無くなった。
しかしモナーはこうして脅かしておくのも伝統である、と考えてこう言ったのだった。

234 名前:名も無きAAのようです 投稿日:2012/02/08(水) 00:28:56 ID:G8qT/xFM0
(´<_` )「……ん、俺の話か?」

( ´∀`)「お、どうしたモナ?」

そんな話をしていると、当のオトジャがやって来た。
部隊長としての事務仕事のものだろう、手には書類を持っている。

(´<_` )「ちょうどいいな。モナー、とあとお前達四人……あとは、モララーも呼んで来て貰おうか」

(;^ω^)「おー、何か……」
 _
(;゚∀゚)「訓練の追加とかじゃないよな……?」

その言葉に、オトジャが顔に笑みを浮かべる。

(´<_` )「喜んでいいぞ、初任務だ」

235 名前:名も無きAAのようです 投稿日:2012/02/08(水) 00:30:17 ID:G8qT/xFM0


(‘_L’)「お前達には、モナーを代表として近隣の町まで行ってもらう」

( ´∀`)「はっ」

フィレンクト将軍から任務の内容が言い渡される。
ここからほど近い町で、傭兵の一団が山賊まがいの横暴な振る舞いをしているらしい。
王都近隣の町や村には、強大な騎士団という戦力が王都にあるため、それを頼って警備が少ないことが多いのだ。
常駐の警備では対抗できなかったため、応援としてそれを何とかして来い、ということだ。

(‘_L’)「何か質問はあるか?」

('A`)「あの……俺らでいいんでしょうか」

モナーとモララーはともかく、残りの彼らはまだ入って間もない。
それなのになぜ、こんなにも早く任務を任されるのかと思うのも当然だろう。

236 名前:名も無きAAのようです 投稿日:2012/02/08(水) 00:31:01 ID:G8qT/xFM0
(‘_L’)「……滅多に無いことだが……ふん、お前たちなら問題ないだろう」

(´<_` )「俺もそう思う。……あと、実は兄者が強く推していてな」
 _
( ゚∀゚)「おお、アニジャさん分かってるな」

从 ゚∀从「調子のんな負けたくせに」ボソッ
 _
(;゚∀゚)「いつまで引っ張んだよ!!」

(‘_L’)「五月蝿い」
 _
( ゚∀゚)「すいませんでした!!」

(´<_` )「……それでは、準備を行い、すぐに出発するように」

237 名前:名も無きAAのようです 投稿日:2012/02/08(水) 00:31:55 ID:G8qT/xFM0


フィレンクトから任務を言い渡され部屋を出た一行は、各々の装備の確認を行うために戻っていく。
道中ジョルジュなどは明らかに気が逸っており、ブーンは既に緊張してしまっているようで表情が硬い。
 _
( ゚∀゚)「うっし、さっさと準備しに行こーぜ!!」

('A`)「任務かぁ……」

( ´∀`)「心配することは無いモナよ。君らの力は僕が保障するモナ」

(;^ω^)「……ありがたいですけど、緊張がヤバイお……」

从 ゚∀从「俺はサボれるのが嬉しいけどなー」

( ・∀・)「あーわかるわ、俺ももうあんなのやりたくねーもん」

(;´∀`)「君達は……ん?」

( ´∀`)「……皆、廊下の端に寄って大人しくしてるモナ。騒がれたら面倒になるモナよ」

238 名前:名も無きAAのようです 投稿日:2012/02/08(水) 00:32:45 ID:G8qT/xFM0
廊下の向こうから、見慣れない三人の男がやってきた。
先頭にいる者は貴族なのだろう、豪奢なマントを羽織っているが、何故か顔には上下が逆になった奇妙なマスクを着けている。
後ろに付き従う二人の男は護衛だろう。中々高い実力がありそうな、歴戦の雰囲気が感じられた。

( ∴)「ご苦労」

('(゚∀゚∩「お疲れだよ!!あれ、知らない顔もいるよ!!
      はじめまして!!よろしく!!ばいばい!!」

( ・−・ )「……ナオルヨ……騒がしいぞ……」

彼らは声はかけたものの、ブーンたちに一つの興味も無いようで、瞬く間に通り過ぎていった。
彼らが廊下を曲がり見えなくなった後、やっとモナーが口を開いた。

( ´∀`)「……はぁ、めんどくさいお方が来たモナ」

('A`)「誰ですか?」

( ´∀`)「貴族のゼアフォー様モナよ。ちょっと変な人で、イチャモンつけられたらたまったもんじゃないモナ」

239 名前:名も無きAAのようです 投稿日:2012/02/08(水) 00:33:50 ID:G8qT/xFM0
 _
( ゚∀゚)「あの二人も貴族なんすか?」

( ´∀`)「貴族の子弟で騎士モナね。サスガ兄弟と一緒モナ。ゼアフォー様直属の騎士で、
      中々に武勇で鳴らしているモナよ」

( ・∀・)「しっかし趣味わりぃよな、あの仮面、センス疑うぜ」

(;^ω^)「あんまそういうこと言わないほうがいいんじゃないかお」

(;´∀`)「あの仮面を着けだしたのは最近モナよ。たしかちょっと姫とイザコザ…いや何でもないモナ。
      そういえば、会食に来るって話もあったモナね、今日だったモナか」

从 ゚∀从「なーんか、変な感じ……」

( ^ω^)「ハインさん、どうかしたかお?」

从 ゚∀从「さぁ、わからんね。いつもの勘だし」

(;^ω^)「?」

241 名前:名も無きAAのようです 投稿日:2012/02/08(水) 00:36:05 ID:G8qT/xFM0

〜ニップの町〜

王都を出たその日、太陽も沈むかといった頃、一行は問題の町ニップに到着していた。

( ^ω^)「ここがニップかお」

( ´∀`)「そうモナ。有名な宿があって、ここに泊まって王都まで来る人もいるくらいモナ」

(,,゚Д゚)「俺も昔泊まったことがあるな、あそこはいい所だった」

川 ゚ -゚)「ふむ、いつか私も泊まってみたいな」

ギコとクーも、共に任務に就いていた。
傭兵扱いである彼らが居た方が楽だろうと、アニジャに勝手に送られたのである。

( ・∀・)「じゃあ一晩泊まっていかね?もう遅いし、後処理もあるんだし」
 _
( ゚∀゚)「おお、いいじゃんいいじゃん。ねぇ、モナーさん」

(;´∀`)「うーん、結構するんだけど……ま、それぐらいならいいモナ」

('A`)「おい、その前に任務のほうだろ、お前ら」

( ^ω^)「気抜いたらだめだおー」

浮かれるジョルジュとモララーを諌めるようにドクオとブーンが言う。
同世代の彼らはこの2週間のうちにすっかり意気投合したようで、調子に乗ったり、それを抑えたりと、
それぞれの普段の役割などもすっかり出来上がっていた。

242 名前:名も無きAAのようです 投稿日:2012/02/08(水) 00:38:06 ID:G8qT/xFM0
川 ゚ -゚)「まぁ、私が泊まりたいと言い出したようなもんだ。いいじゃあないか」

从 ゚∀从「いやーん、ドクちゃんお風呂覗かないでね?」

(;*'A`)「ななななにいいい言ってんですかかか」

从 ゚∀从「ははは、冗談だっつーの」

(;^ω^)「ドクオをからかわないであげてくださいお……」
 _
( ゚∀゚)(覗かれるもんもねーだろーに……)
    _
从 ゚( ゚∀゚)

<キャー アンソコハダメェ マユゲヌケチャウ


(;´∀`)「と、とにかく町の中に入ってみるモナ」

話が脱線を続ける一行の先頭に立ち、皆を先導するモナー。
気を使う性格である彼は、早くも疲れてしまっているようだ。

243 名前:名も無きAAのようです 投稿日:2012/02/08(水) 00:39:13 ID:G8qT/xFM0
( ´∀`)「ふぅ……まずは、誰かに話でも……ん?」

聞いてみるモナ、と言い終わる前に、彼らの真正面に位置していた酒場のドアが勢いよく開いた。
走りながら地面の砂を巻き上げてそこから威勢良く出てきたのは、まだ年若い少女。

ミセ#゚ー゚)リ

彼女の着ている服は上半身のいたる所を露出し、装飾品もとても華美なものを身に着けている。
頭にはいくつもの髪留めを付けていたが、モララーのように遊牧民の出というわけではないだろう。
俗にいう”踊り子”という職業だ。別段酒場から出てきたこと自体は珍しくは無いように思われる。

ミセ#゚ー゚)リ「っざっけんな、バーカ!!!!」

(;^ω^)「・・・どうしたんだお?」

彼女は酒場のほうに顔を向けると、そこへ大声で罵声を投げかける。
しかし、周りにその声に驚く人はいない。恐らく皆、件の傭兵を恐れて家に閉じこもっているのだろう。
まだ息を荒げている彼女は、酒場の中を睨み付けたままだ。

244 名前:名も無きAAのようです 投稿日:2012/02/08(水) 00:41:29 ID:G8qT/xFM0
( ^^)「……何なんですか一体、急に飛び出してったりして」

すぐに、酒場から男が出てきた。この男が依頼にあった悪事を行っている傭兵だろう。
顔には気持ちの悪い笑みを貼り付けているが、体つきは戦が仕事であることを物語っているようだ。

ミセ#゚ー゚)リ「うっさいこのドスケベ!!い、いきなりお尻触ったりして!!お、お、おっぱいまで!!!!」

( ^^)「そのぐらいで怒っちゃったりして……まったくウブなんですからぁ。ウフフフフフ」
 
从;゚∀从(アイツ気持ち悪ぅ……)

( ^^)「まぁ逃げてもいいんですよぉ?代わりにこの子にお相手してもらうだけですから」

言葉と同時に酒場から別の男が現れる。その腕の中には僧侶の衣服を纏った少女が一人、
逃げられないように後ろ手に捕まえられていた。

(゚、゚;トソン「っ……」

ミセ;゚ー゚)リ「トソン……」

( ^^)「ウフフフフ、じゃああなた、このヤマザキをこれから宜しくお願いしますね」

ミセ#゚ー゚)リ「っ、待って!!トソンを離してよ!!」

(゚、゚;トソン「っいいんですミセリ、早く逃げて!!」

245 名前:名も無きAAのようです 投稿日:2012/02/08(水) 00:42:44 ID:G8qT/xFM0
(#^ω^)「あいつらっ……!!」

( ´∀`)(待つモナ、ブーン君)

モナーは飛び出そうとするブーンを抑え、家の陰へ引きずり込んだ。
騒いでいる傭兵や少女はこちらに気がついていなかったようだ。

( ´∀`)「相手が人質を取っている以上、今出て行くのはまずいモナ。
      幸い、こっちのことは気付かれていないモナ」

(;^ω^)「でもっ……」

( ´∀`)「んー……どうするモナか……」

('A`)「……いいですかモナーさん」

( ´∀`)「?」

('A`)「ちょっと思いつきました、いけると思うんですが」

考え込んでいたモナーの横で、自信があるような表情のドクオ。
それを見て、モナーは何か感じ取ったようだ。

( ´∀`)「いいモナ、任せるモナよ」

246 名前:名も無きAAのようです 投稿日:2012/02/08(水) 00:44:05 ID:G8qT/xFM0
 _
( ゚∀゚)「さっすがー、ヴィップの作戦参謀さま」

('A`)「うっせ……ところでクーさん、こんなことってできません?……」

そういって地面に絵を書きながら説明したところ、クーは理解したようだが若干考えている。

川 ゚ -゚)「……出来ないことは無いな」

('A`)「そこまで正確じゃあなくても大丈夫ですから、お願いします」

从 ゚∀从「気付かれてないなら俺が射れば大丈夫じゃあないの?」

(,,゚Д゚)「とっさに人質を盾にされたら敵わんぞ」

('A`)「……よし、大丈夫そうだ。じゃあちょっと行ってきますんで、タイミングみて出てきてください」

247 名前:名も無きAAのようです 投稿日:2012/02/08(水) 00:45:06 ID:G8qT/xFM0


( ^^)「ウフフフ、意地張らないでこちらに戻ったらどうです?そしたらこの子、開放してあげてもいんですよ」

ミセ;゚ー゚)リ「……」

(゚、゚;トソン「駄目ですミセリ!!」

未だ酒場の前では言い合いを続けており、騎士たちの動きには気付いていない。
踊り子の少女は逃げたい思い、そして僧侶の少女を助けたい思いの間で葛藤しているようだ。

('A`)(……お願いします)

川 ゚ -゚)(任せろ)

ドクオは気取られないよう、しかしできるだけ彼女らに近い位置まで近づいていた。
一方クーは物陰に、事態を把握できるような位置に待機している。
二人は顔を見て頷きあい、それを作戦を決行する合図とした。

249 名前:名も無きAAのようです 投稿日:2012/02/08(水) 00:46:54 ID:G8qT/xFM0

川 ゚ -゚)「……”ウィンド”」

片手に魔道書を持ち小声で呪文を呟くと、クーの手の中で淡い光が発生する。
それと同時に、傭兵達の足元で風が発生し始めた。

(;^^)「なーに、これからが楽しい時間帯なんですか……うぁっぷ!?」

「うぉっ!?目に……!!」

(>、<;トソン「きゃあっ!?」

ミセ;゚ー゚)リ 「えっ、何?」

その勢いを急激に強めた風は、彼らの足元の砂埃を盛大に巻き上げる。
空中に舞い上がった大量のそれは、男達の視界を奪うためのもの。
運良く目には入らずとも、彼らはそれを防ぐために目を覆ってしまった。

250 名前:>>248 これで正常だと思ってた 直していきます 投稿日:2012/02/08(水) 00:49:30 ID:G8qT/xFM0
('A`)「さっすがおねぇさん」

それを確認したドクオは、即座に駆け出す。
数瞬で近づき、少女を捕まえているほうの男に向かって、思い切り体当たりした。

(#'A`)「だらっ!!!!」

「がっ!?」

(>、<;トソン「えっ!?」

体重の軽いドクオだが、急に視界を喪失し混乱した男に拘束を解かせるのには十分だった。
いきなり切り付けなかったのは、万が一にも少女に傷を付けないため。
自由になった少女を抱きかかえ、ドクオは素早く離脱した。

(;^^)「くっ、何が……」

( ^ω^)「そこまでだお!!」

(;^^)「誰です!?」

( ´∀`)「ニューソク騎士団だモナ。大人しくしたほうがいいモナよ」

(;^^)「騎士っ……」

作戦の成功を見て、全員が傭兵達の前に姿を現す。
踊り子の少女の前に立ち、彼女とドクオを守る様に布陣した。

251 名前:名も無きAAのようです 投稿日:2012/02/08(水) 00:51:26 ID:G8qT/xFM0
川 ゚ -゚)「うまくいったな」

(,,゚Д゚)「よくやったな、ドクオ」

('A`)「ふぅ……ケガは無いか?」

(゚、゚*;トソン「あ、あの……」

('A`)「どこかぶつけたか?それぐらい許して……」

(゚、゚*;トソン「いえ、あの、降ろしてもらっても……えっと、その……手……」

('A`)「手?」

('A`)

(‘A‘)「あばばばっばばばあばっばばばばばばばばば」

(゚、゚;トソン「!?」

弾けるように彼女を離し、ドクオは奇声を挙げて放心してしまった。
僧侶の少女は顔を若干赤らめ、どうしていいか分からずおろおろしている。
 _
(;゚∀゚)「あーあ、カッコわる」

( ・∀・)「だっせー」

从*゚∀从「ひゃひゃひゃ!!!それ面白いよドクオ君!!!!」

(;^ω^)「ちょっと真面目にやろうお」

252 名前:名も無きAAのようです 投稿日:2012/02/08(水) 00:52:43 ID:G8qT/xFM0
ミセ;゚ー゚)リ「……助けに来てくれたの?」

( ^ω^)「おっ、そうだお!!君たちはちょっと下がっててお」

ミセ*゚ー゚)リ「……はい!!」


( ´∀`)「抵抗しないほうがいいモナよ。それだけ罪も増えるモナ」

(;^^)「ふん、平和ボケの騎士たちめ……甘いんですよ」

男が指笛を鳴らすと、それを合図に酒場の中から屈強な男達が現れた。
それだけではなく、町の中に散らばっていただろう数人が集まってくる。
総勢三十数人といったところだろうか。大規模な傭兵団とは言えないが、人数差は三倍以上。圧倒的ではある。

( ^^)「こっちは全団挙げて来てますからね、その人数でなんとかなると思ったのが間違いですね」

( ´∀`)「……モナ」

( ^^)「さぁ、分からせてやりましょう!!僕達ヤマザキ傭兵団の怖さを!!」

( ^^)「やってしまいなさい!!!!」

傭兵達が一斉に騎士たちに襲い掛かる。
相手には援護は居らず、全員が前衛で構成されているようだ。

254 名前:名も無きAAのようです 投稿日:2012/02/08(水) 00:55:05 ID:G8qT/xFM0
( ´∀`)「さ、モララーと新入り三人、頼むモナよ」

( ・∀・)「んじゃぱっぱと片付けますか」
 _
(;゚∀゚)「おら、やるみたいだぞ、しゃんとしろ」

('q`)「はっ!!」

( ^ω^)「ほら、行くお!!」

彼らの役割はここに来るまでに予め決めてあった。
今前に出た四人が遊撃として戦闘、その後ろでギコとモナーが後衛を守り、クーとハインリッヒが援護を行う。
さらにその後ろでは、人質となっていた二人の少女が守られていた。

255 名前:名も無きAAのようです 投稿日:2012/02/08(水) 00:56:43 ID:G8qT/xFM0
( ^ω^)「おっ!!!」


戦闘に入った瞬間からブーンは駆け、その動きを止めることなく正面きって渦中に飛び込み斧を振るう。
相手は一度はその一撃を受け止めるも、その重さの前に体勢を保つことは難しい。

 _
( ゚∀゚)「しゃらぁっ!!」

ジョルジュの槍は確実に相対した者を貫き、無力化していく。
間合いを詰められたとしても、曲芸のように動き回り敵に狙いを掴ませない。


( ・∀・)「よっと」

モララーは傭兵の攻撃の隙間を縫うようにすり抜けていき、それと同時に切りつけていく。
流麗に、川のように流れる彼の体に、傭兵達が傷を付けることは叶わない。


('A`)「ふんっ!!」

ドクオは他の三人とは違いあくまで堅実に、冷静に一人ずつ戦っていく。
ぶつけ合う一合一合を着実に処理し、隙が出来た次の瞬間、敵の体は地に伏している。

256 名前:名も無きAAのようです 投稿日:2012/02/08(水) 00:57:43 ID:G8qT/xFM0
ドクオは他の三人とは違いあくまで堅実に、冷静に一人ずつ戦っていく。
ぶつけ合う一合一合を着実に処理し、隙が見つかった次の瞬間、敵の体は地に伏している。

( ´∀`)「こっちは楽モナね、みんなよく頑張るモナ」

从 ゚∀从「全く・・・だよっと」

川 ゚ -゚)「むぅ、暇だな」

モナーらの後ろからハインリッヒは矢を射る。集団の中で動き回るブーンらへの誤射が危ぶまれるため積極的ではないが
集団から離れているもの、こちらへと意識を移しているものを正確に狙っていく。
クーも同じく風の魔法を使って敵の体制を崩して支援したり、時には風が鋭いカマイタチの姿をもって体に傷を付けることもあった。


(;^^)「な、なんなんですか……こいつら……あれだけいたのに……」

みるみるうちに集団の密度は減っていく。
人数が減ればそれだけ仲間を視認しやすくなる。それ故支援も捗るというものだ。
後ろのほうでは傭兵団の頭と思われたヤマザキという男が、驚きに青くなっている。

257 名前:>>255なおってねぇや 投稿日:2012/02/08(水) 00:59:37 ID:G8qT/xFM0
モララーはともかく、ブーン、ジョルジュ、ドクオの三人は師匠であったシラヒーゲが死んでしまってから
教えを請う相手が居らず、まともな武芸者がいなかった自警団では皆の訓練に時間を割き、生活のための仕事もあった。
自分の鍛錬という面では、かなり不自由していたのだ。
しかし、騎士団に入団してからは毎日自己の鍛錬ができ、彼らより実力の高い者が幾人もいる。
彼らの実力は、以前にも増して高められていた。

(,,゚Д゚)(っかー、アニジャもよくあんなやつら見つけてきたもんだ……うちにも欲しかったぜ)

(,,゚Д゚)「けどな……ゴルァお前ら!!動きがトロくなってきてんぞ!!」

 _
(;゚∀゚)「……んなこと言ったってなぁ……」

(;^ω^)「さっすがに疲れが……」

(;・∀・)「おい!!さぼんじゃねーぞ!」

(;'A`)「わかってるって……いって!!」

しかし新人である三人はシゴキともいえる厳しい訓練のあと、まともな休みもなく出発し、ここに着いた直後の戦闘である。
疲労の蓄積によって動きに支障が出てきたとしても不思議では無いだろう。
決定打ではないが、体に受けた傷もいくつかあるようだ。

258 名前:>>255なおってねぇや 投稿日:2012/02/08(水) 01:00:40 ID:G8qT/xFM0
(;^^)「ま……まだです!!相手は疲れている!!今が勝機です!!」

そして相手も腐っても戦場で日銭を稼ぐ者達だった。
チャンスを見逃すはずもなく、これ見よがしと士気が高まり、抵抗が強まった。
戦況はほんの少しではあるが、硬直し始めた。

(゚、゚;トソン「ああ、大丈夫でしょうか……」

それを後ろで見ていた少女達。
すぐに遠くへと逃げなかったのは足が竦んだためか、それとも初めて見る戦闘への興味からか。
トソンと呼ばれていた少女は祈るように手を組み合わせている。

ミセ*゚ー゚)リ「むむむむむ……」

(゚、゚ トソン「……どうしました、ミセリ?」

そして隣の踊り子の少女、ミセリは何事なのか唸っていた。
それに気付いたトソンが声を掛けると、彼女はただの少女には信じられない発言をした。

ミセ*゚ー゚)リ「……トソン、あの人たちと一緒に戦おう!!」

259 名前:名も無きAAのようです 投稿日:2012/02/08(水) 01:02:10 ID:G8qT/xFM0
(゚、゚;トソン「……む、無理でしょう!!私達は戦うなんてこと出来ませんし……」

ミセ*゚ー゚)リ「だって私たち助けられたんだよ、ただ下がってのうのうとしてろっての?」

(゚、゚;トソン「でも、どうやって」

ミセ*゚ー゚)リ「あれ、預けてたよね?」

(゚、゚;トソン「……【リタポの石】ですか?でもあれは村の……」

ミセ*゚ー゚)リ「いいって、こんなところまで来て気にすることじゃないよ」

(゚、゚;トソン「……」

ミセ*゚ー゚)リ「はい、いいからちょうだい!!」

(゚、゚;トソン「あっ」

ミセ*゚Д゚)リ「よっしゃー!!ミセリちゃん、行っきまーす!!」

(゚、゚;トソン「ま、待ってくださいミセリ!!」

ミセリはトソンが手渡していいものか迷っていた黒い宝石、【リタポの石】を彼女の懐から奪い取り、一目散に走っていった。
トソンもあわててその後を追っていく。

260 名前:名も無きAAのようです 投稿日:2012/02/08(水) 01:03:35 ID:G8qT/xFM0
ミセ*゚Д゚)リ「うおおーーーー!!」

从;゚∀从「え、何!?」

(;´∀`)「こら、危ないモナ!!」

ミセ*゚ー゚)リ「とう!!!!」

ミセリはモナーらの前に叫びながら躍り出ると、仁王立ち。
手に宝石【リタポの石】を掲げ、いきなりその場で踊り始めた。

ミセ*゚ー゚)リ〜♪

右に左に、地に伏せ空に飛び、緩やかに、激しく。
全身を使って元気よく踊るその姿に、見るものは皆活力が沸いてくるだろう。

(゚、゚;トソン「ミセリ!!……ああ、もう」

ミセ*゚ー゚)リ「さぁお兄さん達!!ガンバっちゃってよー!!!!」

(;^ω^)「出てきちゃ危ないお!!」

彼らも一時はその華麗な舞に注意を傾けるも、それほどの余裕は無い。
着実に相手の数は減らしているのだが、疲労は色濃いのだ。
気を抜くことは出来なかった。

261 名前:名も無きAAのようです 投稿日:2012/02/08(水) 01:05:48 ID:G8qT/xFM0
( ^ω^)「……あれ?」

「……っ、こいつら急に動きが……!!」
  _
( ゚∀゚)「おろ?体が軽い?」

(;'A`)「……あの子が踊り始めてから……?」

ミセ*゚ー゚)リ〜♪

しかし彼女が踊り始めてから、ブーン達の疲労は明らかに軽くなり、動きも良くなった。
美しく、華麗に踊る少女は、場違いな戦場にあってとても楽しそうだ。
彼女は踊ることが好きなのだろう、と思うが、それはこの現象の理由にはならない。

( ^ω^)「……とにかく、これならいけるお!!」

( ・∀・)「あれ、なんか動き良くなってね?……まぁいいか、さっさと片付けんぞ」

当然、疲労が軽く感じるようになった彼らは、再び傭兵達を圧倒し始める。
こうなるともう、なんとか抵抗できるような取っ掛かりは消えてしまったし、傭兵達の気持ちも折れてしまった。
中には早くも武器を捨て投降しようとする者までいっる。

(;^^)「ここ、こらぁ!!なに降参してるんですか!!……あぁ、逃げるんじゃな……」

(;^^)「……あ」

('A`)「とか言ってる内に残りはあんたぐらいな訳ですけども」

262 名前:名も無きAAのようです 投稿日:2012/02/08(水) 01:07:49 ID:G8qT/xFM0
ヤマザキの目前には、ドクオが立って剣を向けていた。
周囲にいた彼の三十人程の仲間は大多数がもう武器を持てるような状態ではなく、残りも戦意は残っていない。
剣を突きつけられたヤマザキは、顔を青くして座り込み、冷や汗を流すばかりだ。

(;^^)「あ……ひゃ……た、助けて!!」

(,,゚Д゚)「うし、粗方片付けたか……ん、嬢ちゃんどうした?」

ミセ*゚ー゚)リ

(;^^)「この町では大したことはしてません!!まだ誰も殺してはいませんし……
    食事をさせてもらって……あとはそうです!!  あの子達にお酌してもらったぐらいです!!」

('A`)「殺しはしね……ぇ?」

いつの間にか、ドクオの傍らにはミセリが黙って立っていた。
もう形振り構っていられないのか、ヤマザキはその彼女にまですがり付こうとしていた。

ミセ*゚ー゚)リ「……」

(;^^)「あ、あなたからも!!私達と楽しく食事するだけだっt」

263 名前:名も無きAAのようです 投稿日:2012/02/08(水) 01:09:16 ID:G8qT/xFM0


ミセ#゚ー゚)リ「うっさいこの変態っ!!!!!!!」


(; ゚゚)「ぷぎっ!!!???」

(;'A`)「ゃんっ!?」

ヤマザキが立ち上がって彼女に向かった瞬間、ミセリはその健康的な足で、ヤマザキの股間を蹴り上げた。
ヤマザキはその場にへたれ込み、泡を吹いている。
隣ではなぜかドクオも股間を押さえていた。

ミセ#゚ー゚)リ「何が大したことしてないよっ!!!乙女の純潔を弄びやがって!!!!
       あんたなんか死んじまえ!!!!」

(゚、゚;トソン「ああミセリ、そんな汚い言葉を……神よ……」


( ^ω^)「……終わったおね」
  _
( ゚∀゚)「ああ……初任務、なんとかこなしたな」

( ・∀・)「なかなかよくやったんじゃね?俺ほどじゃないけどな」

( ´∀`)「皆、見事だったモナ。凄いモナよ」

(,,゚Д゚)「ああ、いい動きだったぞ、」

从;゚∀从「……なんでお前ら皆チ○コ押さえてんの」

川 ゚ -゚)「男は弱いな……」

264 名前:名も無きAAのようです 投稿日:2012/02/08(水) 01:10:29 ID:G8qT/xFM0


生き残り投降した傭兵達は捕らえられ、この町の警備と協力して身動きを取れないようにした。
現在、モナーとモララーが彼らを尋問して情報を引き出していた。

ミセ*゚ー゚)リ「あー、すっきりした!!!!」

(゚、゚;トソン「ミセリ、もうあんなことは……」

(;^ω^)「……君たち、怪我は無かったかお?」

ミセ*゚ー゚)リ「ミセリちゃんは大丈夫でーすっ」
  _
( ゚∀゚)「おお、元気っ娘はいいことだ!!」

(゚、゚;トソン「ええ、私も……あ、えっと、あなた方のそれは……」

トソンが指差したのは、彼らの腕などについた、幾つかの小さな切り傷や打撲の痕。
しばらくすれば血は止まる程度のものだったが、少々痛々しい。

('A`)「ん、あぁ、こんぐらいな。俺らはいーの」

(゚、゚トソン「そんな事……ちょっと待っててください……」

トソンはドクオに近づくと、先程事態を収拾しているときに持ってきたのだろうか、杖を取り出し呪文を唱えた。
みるみるうちに傷は塞がり、切れた服以外は元通りになった。以前にツン姫が使っていたものと同じ、【ライブ】である。
トソンはその後ジョルジュ、ブーンにも同じようにして傷を治した。

265 名前:名も無きAAのようです 投稿日:2012/02/08(水) 01:12:05 ID:G8qT/xFM0
( ^ω^)「おお、ありがとうお」

('A`)「凄いな、完全に元通りじゃん」

(゚、゚*トソン「いえ、そんな……」
  _
( ゚∀゚)「そーいやさ、戦ってる最中に急に体が軽くなったよな?」

ミセ*゚ー゚)リ「あ、はいはーい!!それ私のおかげ!!」

( ^ω^)「あの踊りかお?」

ミセ*゚ー゚)リ「そうです!!何かね、私の踊りって凄いみたい」
 _
(;゚∀゚)「よくわかんないな」

ミセ*゚ー゚)リ「なんかー、こうしたらこーなって、んでー……」

(゚、゚トソン「あの……ミセリは私たちの村の巫女で……一応あれは大事な舞踊なんですけど」

踊りながら説明するミセリだったが、いまいち要領を得ない。
トソンが横から助け舟を出し、出身地の名称を言うが名は知らない。
しかし隣国、ラウンジから旅をしてきたという。なかなか遠い道のりだった。

266 名前:名も無きAAのようです 投稿日:2012/02/08(水) 01:14:22 ID:G8qT/xFM0
('A`)「巫女って?」

(゚、゚トソン「何か不思議な力があるらしいんですけど……詳しいことは分からなくて」

ミセ*゚ー゚)リ「そう!この【リタポの石】っていうのを使って踊ったら、皆の疲れが取れるみたいなんだよね」

(;^ω^)「……そんな大事な職業が、どうしてこんなところに?」

(゚、゚;トソン「実は家dミセ;゚ー゚)リ「村の決まりでね!!旅に出なきゃなんなかったんだよ!!」 

('A`)「そっか……大変だな……」
 _
( ;∀;)「親元離れて……女の子だけで……そっかぁ……」

从;゚∀从「なに泣いてんの?」

川 ゚ -゚)「大体終わったようだぞ」

クーとハインリッヒがやってくると、彼らの注意はそちらに向かう。
その後ろで、ミセリは密かに胸をなでおろしていた。

ミセ;゚ー゚)リ(……トソン!!何言ってんの、連れ戻されちゃうじゃん!!)

(゚、゚;トソン(……そっちの方が……)

ミセ;゚ー゚)リ(駄目だよ!!トソンは巡礼があるからいいけど……あたしだけあの馬鹿父さんの所に戻るなんて!!)

(‐、‐;トソン(はぁ……)

267 名前:名も無きAAのようです 投稿日:2012/02/08(水) 01:16:12 ID:G8qT/xFM0
(,,゚Д゚)「宿にも話つけてきたぞ、えらく歓迎されてなぁ。代金は要らんそうだ」

川*゚ -゚)「おお、楽しみだな」

やるべき事が一段落したようで、それぞれが集まってきた。
ギコは人々への説明を行った後、宿の予約に行っていた。
モララーとモナーも尋問を終え、後を町の警備に任せたようだ。

( ・∀・)「こっちも聞き出したぞー」

('A`)「なんかありました?」

( ´∀`)「はっきりした理由はなさそうだモナ、稼げないからかモナね。
      まぁそうなるってことはニューソクが平和な証モナ」

( ・∀・)「なんか噂だとかもいってたな、近々こっちに仕事がありそうとか聞いたって」

(,,゚Д゚)「……」

( ´∀`)「ここらで一段落だモナ。今日は存分に休むモナよ」
 _
( ゚∀゚)「もうね、疲れた……」

('A`)「俺も眠たい……」

从*゚∀从「ドクちゃん、おれ達お風呂入るけど?」

(;^ω^)「だからやめてあげてくださいお」

268 名前:名も無きAAのようです 投稿日:2012/02/08(水) 01:17:44 ID:G8qT/xFM0
ミセ*゚ー゚)リ「……あの!!」

( ^ω^)「ん?」

ミセ*゚ー゚)リ「私達、王都に行きたくて……今日のこともあって怖いし、着いていっても良いですか?」

( ^ω^)「ああ、かまわないとおもうお。モナーさん?」

( ´∀`)「それぐらい大丈夫モナよ。人々を守るのが騎士の務めモナ」

ミセ*゚ー゚)リ「ありがとうございます!!ほら、トソンも!!」

(゚、゚;トソン「あ、ありがとうございます……」

( ^ω^)「いえいえだお。宿はどこだお?」

(゚、゚;トソン「き、教会に今は泊まらせていただいてるので……」

( ^ω^)「じゃあ、明日出発だと思うから迎えに行くおね、また明日だおー」

ミセ*゚ー゚)リ「お願いしまーす!!!!」

269 名前:名も無きAAのようです 投稿日:2012/02/08(水) 01:19:48 ID:G8qT/xFM0
ミセ*゚ー゚)リ「ふふふ、これで王都までいって、なし崩し的にだれか護衛をつけてもらって……」

(゚、゚;トソン「あぁ、善意に付け込んで謀りごとをするなんて……」

ミセ*゚ー゚)リ「いいの!!か弱い女の子なんだから!!それに、あのブーンって人、そこそこかっこよかったし!!
      ジョルジュって人も……あ、やっぱでもモララーって人が一番かなぁ……」

(゚、゚;トソン「浮気は駄目ですよ、神にお叱りを受けます」

ミセ*゚听)リ「まだ浮気じゃないもん!!……でもあのドクオって人は無かったなー、ぱっとしないし」

(゚、゚トソン「ドクオさん……」

(゚、゚*トソン

(‐、‐*トソン「……だ、駄目です!!私は神に仕える身……いけません……」

ミセ*゚−゚)リ「? なしたの?」

(゚、゚;トソン「なんでもありません!!……ああ神よ……」

ミセ*゚ー゚)リ「んー?……とにかく、ミセリちゃんはこれから頑張っちゃうぞー!!!!」


第7章 終

270 名前:名も無きAAのようです 投稿日:2012/02/08(水) 01:22:28 ID:G8qT/xFM0
ユニット
       
ミセリ    ミセ*゚ー゚)リ   移動 5 
踊り子              重量 6
LV 4  EXP 10
HP 16/16
 Personal Date  速さ   10
   力    2      幸運   8
  魔力   3      守備   3
   技    6     魔防   3

持ち物   リタポの石

山奥の村から出てきた 元気の良い少女
不思議な力を持つ 踊り子

トソン   (゚、゚トソン     移動 5 
僧侶              重量 5
LV 4  EXP 33
HP 18/18
 Personal Date  速さ   7
   力    1      幸運   9
  魔力   6      守備   3
   技   6     魔防   5

持ち物   ライブ
       傷薬

山奥の村から 巡礼の旅に出た少女
信仰の厚い 敬虔な信者である

271 名前:名も無きAAのようです 投稿日:2012/02/08(水) 01:24:01 ID:G8qT/xFM0
ヤマザキ    ( ^^)   移動 5 
傭兵           重量 10
LV 12  EXP 00
HP 29/29
 Personal Date  速さ   10
   力    9      幸運   2
  魔力   0      守備   6
   技   11    魔防   4

持ち物   E はがねの剣

傭兵団を束ねていた男
平和なため 仕事がなかったらしい


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