( ・∀・)七把一絡げのようです*(‘‘)*

4 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2011/12/04(日) 20:08:27.90 ID:l1FSQ+Od0


(;´ ω ) 爪…


よろめいたショボンはデスクに手をつき、額から流れる汗を手でぬぐった。
今まで感じたことのない焦燥を感じる。


|(●),  、(●)、| どうします?

(´・ω・`) もちろん…殺す。犯人も、犯人の家族も皆殺し…
      いや……待て、その前にヘリカルを助けないと

滅裂になりそうな思考を落ち着けようと、何度も深呼吸をした。

とにかく、今すべきことは。


(´・ω・`) 電話番号が書かれた紙…とあったな。渡せ

|(●),  、(●)、| はっ


親としての最後の責務があるとすれば、それは死ぬことかもしれないと、ショボンは思った。

5 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2011/12/04(日) 20:09:24.28 ID:l1FSQ+Od0





 ( ・∀・)七把一絡げのようです*(‘‘)*




Femme fatale:ファムファタール
 赤い糸で結ばれた相手。または男を破滅させる魔女

8 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2011/12/04(日) 20:13:54.68 ID:l1FSQ+Od0

 ( ・∀・)七把一絡げのようです*(‘‘)*


第十二話


 『……』

(´・ω・`) …もしもし?

 『お前の携帯電話から二十秒以内にかけ直せ』

 プツッ


一方的に電話を切られる。
電話先の声は酷く歪んでいて、変成器を使っていることがわかった。

慌てて携帯からかけ直そうとするが、指が震え約束の二十秒より数秒遅れる。


(;´・ω・) すまない、私だ

 『遅い。約束を守れないやつは嫌いだ。また今日の夜にでもかけ直す』

(;´・ω・) ま、待ってくれ!

11 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2011/12/04(日) 20:18:06.20 ID:l1FSQ+Od0

ショボンの頼みなど聞いてくれるはずもなく、また一方的に切られてしまう。
こちらからかけることは可能だが、今は相手の機嫌を損ねたくなかった。


(´・ω・`) くそ…こんなことなら会社の電話など使わなければ…

|(●),  、(●)、| 相手はあなたの携帯番号が知りたいだけだったのでしょう
おそらくこちらがどうしようが、勝手な理由をつけて電話を切っていたはずです
お気を落とさず…

(´・ω・`) そんなことはわかっている!だが今は…少しでも多くの情報を引き出しておくべきだった…

|(●),  、(●)、| …


(´・ω・`) どうすればいい…私はどうすれば…


困ったときに爪を噛む仕草をするのはショボンの癖だった。


(´・ω・`) モララーは…どうしてる?

|(●),  、(●)、| 今はアパートに籠もりっきりで、部下がたまに弁当を届けています

(´・ω・`) ……コンビニ弁当じゃなくて、ちゃんと弁当屋の弁当にしろよ

|(●),  、(●)、| え…?あ、はい。部下に任せてあるので、申しつけておきます

14 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2011/12/04(日) 20:21:15.04 ID:l1FSQ+Od0

(´・ω・`) 弁当か…本当ならもっと栄養の考えられた食事を…

|(●),  、(●)、|(今更いい父親ぶるなんて、よほど焦っているのだな)


|(●),  、(●)、| 犯人について、心当たりを漁っておきます
もちろん第一候補の兄者については、早急に調査を進めます

(´・ω・`) お前は私の傍にいろ。いつでも出かけられるようにな

|(●),  、(●)、| ええ…そうします


(´・ω・`) 犯人が積極的に仕掛けてくるとすれば…時間はかけないだろうからな



おそらく今夜、全てが終わる。


ショボンにはそんな予感がしていた。

18 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2011/12/04(日) 20:24:45.38 ID:l1FSQ+Od0


どのような形で決着が着いても、必ずヘリカルは守る。
彼は覚悟を決めた。







 「てことだ。だからちゃんと弁当屋の弁当にしてやれよ」

<_プー゚)フ ああ、はい。それは別にまー、いいんすけど

ダディから連絡を受けたエクストは、車の中で姿勢を崩しながら通話していた。

 「何か問題でもあるのか?」

<_プー゚)フ 問題っていうか、昨日からずっと部屋から出てないし
         集音マイクで音声拾っても、変なうなり声しか聞こえないし…
         大丈夫なんすかね。モララーってやつ

 「さあな。お前は言われたことだけしておけ」

<_プー゚)フ はーい了解

20 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2011/12/04(日) 20:29:37.78 ID:l1FSQ+Od0

<_プー゚)フ えーっと、今ダディさんから連絡があって、弁当は弁当屋のやつにしろって

( "ゞ) だからコンビニ弁当はやめとけって言ったんだよ

( `ー´) 別にばれなきゃいいんじゃねーの?


アパートの前に止めている車の中で、モララーの監視のために
待機していたダディの部下たちが、口々に愚痴を言い合う。



( ゚∋゚)

<_プー゚)フ 面倒っすよねークックルさんも
         どうせなら誘拐犯の方追わせて欲しいっつーか
         俺たちってさ、やっぱ前線?ていうか喧嘩自慢じゃん?
         こういう張り込みみたいなのって合わないんだよなー

( `ー´) こんなんで金が出るから楽でいいだろ

( "ゞ) おい、俺のポテチ食ったの誰だよ

( `ー´) お前が一人で食ったんじゃねーの?

( "ゞ) ちげぇよ!ちゃんと昨日の夜と今日の分で二袋買ったんだよ!

22 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2011/12/04(日) 20:33:19.88 ID:l1FSQ+Od0

<_プー゚)フ どうでもいいよ、ポテチとか…小学生か?

( "ゞ) どうでもよくねええよおおお!!俺のもの勝手に食ったやつ誰だよ!
    ぶっ殺すぞコラ!

( `ー´) せめえんだから女みてーにギャーギャー騒ぐんじゃねえ!


( ゚∋゚) 今夜が…一番危ない


<_プー゚)フ はい?

( ゚∋゚)

( `ー´) 何か言った?

<_プー゚)フ いや…クックルさんが、今夜危ないって…

( ゚∋゚)ポリポリ…

( ;"ゞ) あっ…クックルさん、それ俺の…


クックルがひと睨みすると、デルタは閉口し下を向いた。

三人は声を小さくしたが、結局言い合っているのはまた愚痴だけだった。

25 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2011/12/04(日) 20:36:58.10 ID:l1FSQ+Od0




ξ゚听)ξ ……



取り壊しが決定したアパートが並ぶ廃墟のような一角がある。
そのアパート群の一つに、ツンの姿があった。

焦げたようなサビがそこら中についている螺旋階段を上り、
アパートの八階に行くと、ある部屋の前で立ち止まる。


ξ゚听)ξ …兄者さん?

扉の前で声をかけたが、反応は無い。

はっと思いだし、ノックを四回やってから、あらかじめ決めていた合い言葉を言った。



ξ゚听)ξ なっぱひとからげ



 「……入れ」

29 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2011/12/04(日) 20:39:51.41 ID:l1FSQ+Od0

ξ゚听)ξ あっ


( ´_ゝ`) 早く

ξ;゚听)ξ は、はい


扉を開けた兄者は、素早く辺りに目を走らせてからツンを中に押し込み、
素早く扉を閉めた。

水道も電気も通っていない部屋で、長い間使われていなかったため、ほこりの臭いがした。



ξ゚听)ξ 食料、買ってきました

( ´_ゝ`) 随分と多いな。二、三日で十分だったのに

ξ゚听)ξ あの、ヘリカルちゃんの分も買ってきたので

( ´_ゝ`) ものが食べられるような状態じゃあないけどな

ξ;゚听)ξ え?どういうことですか…?

39 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2011/12/04(日) 20:45:22.57 ID:l1FSQ+Od0


奥の居間にいくと、古い椅子と、その上に縛られた状態のヘリカルがいた。



ξ;゚听)ξ ………っ……っ!!!



*(  )*


俯いたままで表情はわからない。

衣服は全てはぎ取られ、全身の所々に青あざが出来ていた。
あごから滴る血が膝の上で跳ね、血の水紋で膝が赤く濡れている。
椅子の周りが濡れているのは、小便が漏れた跡だった。

ツンが目の前に来ても、彼女は全く反応しなかった。



( ´_ゝ`) 昨日は大変だった。ずっと泣きわめいていてな
      泣き止ませようと色々と努力したら、最終的にはこうなった
      騒がなくなったのはいいんだが、こっちの質問にも答えてくれなくてな

ξ;゚听)ξ なんて…なんてことを!彼女には何の罪も無いのに!

52 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2011/12/04(日) 20:50:42.18 ID:l1FSQ+Od0

ξ; )ξ ぐっ!?

横にいた兄者から顔をわしづかみにされ、壁に押しつけられる。
骨ごと潰されるかと思うほどの力だった。


( ´_ゝ`) 弟者にも罪は無かった

ξ; )ξ や…やめっ…!

( ´_ゝ`) 法で罰せられない悪を裁くってのは、自分も悪になるってことだ。覚えとけ


兄者の手をふりほどく。

ξ;゚听)ξ …狂ってる

( ´_ゝ`) まあとりあえずご飯にしようか。お!唐揚げ弁当買ったのか。俺好きなんだよなー
      いいセンスしてんじゃん。お前は何食う?

ξ;゚听)ξ いりませんっ

( ´_ゝ`) じゃあ外で見張りでもしといてくれ。人の目に付く場所で見張るなよ

ξ; )ξ ……わかりました

59 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2011/12/04(日) 20:54:54.88 ID:l1FSQ+Od0

足腰に力が入らず、部屋の外に出るまで足下がおぼつかなかった。

外に出て太陽の光を浴びるまで、これが現実なのかと疑ってしまっていた。
それほどまでに感覚が希薄だった。


ξ゚听)ξ …

太陽が下がり始めている。

ξ゚听)ξ(今日の夜…彼はショボンを殺す…そしたら、ヘリカルは…)


廊下の壁にもたれかかり、膝と頭を抱える。

何が悪で、何が正義か、もう判断のつかない修羅の道にいる。
ようやく自覚してきた。


兄者は狂ってしまった。
最初から狂っていた?

自分が何とかしなくてはいけないと感じた。

しかしもう、ツンには頼れる者がいなかった。

63 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2011/12/04(日) 20:57:47.34 ID:l1FSQ+Od0

いないはずであった。

ξ;゚听)ξ ……っ




彼女の脳裏に一人の人物が思い浮かぶ。
会ったことなどないし、正確に言えばその存在すら確かなものではない。

しかしヘリカルの命が危ない今、彼なら助けてくれるのではないかと思った。


彼女を守るためにこの世に生まれた人格であれば――――。







( ・∀・)

67 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2011/12/04(日) 21:00:54.01 ID:l1FSQ+Od0


( ・∀・) みんな、聞いているかい?



日は既に沈んだ。年の瀬も迫ったこの時期、辺りは暗闇となっていた。



( ・∀・) うん、聞いてるわ……

( ・∀・) ヘリカルが何者かに連れ去られ、ショボンコーポレーションは
      僕らに対し今まで以上の警戒…いや、警護を固めている
      つまりヘリカルに対して迫っている危機はかなり大きいものだということだ

( ・∀・) そんなこたぁ、俺でもわかるってんだよ


( ・∀・) ……回りくどくてすまなかった

( ・∀・) ううん…いいの。続けて?

71 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2011/12/04(日) 21:05:37.60 ID:l1FSQ+Od0

( ・∀・) 狙いはショボンだと思う。そして僕の考えではこれは営利誘拐ではない
      ショボンに恨みのある者が犯行に及んだのだと考える

( ・∀・) まあ…そうだろうな。差し違える覚悟で、あいつに喧嘩売ってんだろうからな

( ・∀・) 差し違えるなんて言葉、よく知ってたわねえ

( ・∀・) っるせえ!


( ・∀・) ……僕らに何か出来ることがあるとすれば、それは何だと思う?


( ・∀・) ヘリカルを助けるんだモナ!

( ・∀・) …うん!あたしもそうしたい!

( ・∀・) いまさら訊くことかよ?


( ・∀・) ああ。よかった。議論をしている時間はなかったんだ
      それで…その方法なんだが、色々と考えた。色々と
      でもどうしても、彼に頼るのが最もヘリカルを助け出せる確率が高いと思うんだ


部屋の中にはモララーしかいないが、数人がいる場でしかあり得ない思惑の交差と
思考による沈黙が漂っていた。

73 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2011/12/04(日) 21:09:22.48 ID:l1FSQ+Od0

( ・∀・) …大丈夫なのかよ

( ・∀・) わからない

( ・∀・) でも…あたしも…それが一番だと思う
      だって彼はたぶん、誰よりもヘリカルを大事に思ってるから

( ・∀・) なんでわかんだよそんなこと?

( ・∀・) 女の勘よ、勘

( ・∀・) チッ



( ・∀・) もう、戻れないかもしれない
      僕たちが僕たちであること、それが終わってしまうかもしれない
      それでも…いいかい?

( ・∀・) だぁーから、いちいち回りくどいんだよテメーは!

( ・∀・) あたしはぜんっぜん平気!

( ・∀・) ヘリカルに会えなくなるモナ…?

( ・∀・) そうだ。そういうことになる 

74 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2011/12/04(日) 21:13:04.97 ID:l1FSQ+Od0

( ;・∀・) ……

( ・∀・) モナー?

( ;・∀・) わ…わかったモナ!モナは闘うモナ!


( ・∀・) 闘うとすれば僕らではないんだが…

( ・∀・) いーやこれは喧嘩だね!俺たち七把一絡げ団に喧嘩を売ったんだからな!

( ・∀・) なんだいそれ?

( ・∀・) 十把一絡げってあんじゃん?俺たちは七人だからよ。それの七ヴァージョンだ


( ・∀・) 十把一絡げなんてよく知って…

( ・∀・) だぁーからっせーなこのアマ!俺がもの知ってちゃわりぃーのかよ!


( ・∀・)(…まさか、記憶の混在。人格が一つに統合されようとしている…?)

( ・∀・) 何考えてんだよ

( ・∀・) いや、何でもない

80 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2011/12/04(日) 21:17:26.82 ID:l1FSQ+Od0

( ・∀・) じゃあ、始めるよ。これから先、何が起ころうと、僕らはただ任せるしかない…
      もしも彼が目覚めなければ、この肉体は完全に眠り、そのまま死ぬ
      彼に賭けるしかない。さあ…眠ろう



あさぴーはそれぞれの人格が眠りについたのを感じると、
自身も眠りの状態に移行した。



(  ∀ )(そういえば……)

あさぴーの意識が無くなる直前、彼は重大なことを忘れているのに気がついた。


視線の端、昨晩届いたサバイバルナイフが収められている箱がある。

あれを発注したのは結局誰なのかわからなかった。


一体あれは―――――誰―――――――――――――――――――――。


―――――――――――――――――――――――――――――――――――――。


―――――――――――――――――――――――――――――――――――。
――――――――――――――――――――――――――――――――――。

83 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2011/12/04(日) 21:19:34.84 ID:l1FSQ+Od0

―――――――――――――――――。

――――――――――――――――――――――――――――――――――。



―――――――――――――――。

―――――――――――――――――――――――――――。
―――――――――――――――――――――。



――――――――――――――――――――――――――――――。

―――――――――――――――――――――。
―――――――――――――――――――――――――――――――――。
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――。



―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――。

――――――――――――――――――――――――――――――度胸あるじゃん、おまえら。

死ぬかもしれないのに、やってくれるわねえ。

89 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2011/12/04(日) 21:26:04.27 ID:l1FSQ+Od0



(  ∀ ) あー…


( ・∀・) よく……寝たわ。んー…爽快。凄く…自由だわあ
      手…動く。足…動く。目玉も!触れちゃう…ぷにぷに
      私の鼻ってこんなだったっけ…


鏡|(・∀・ ) んー…?


( ・∀・) なんか…違うわねえ…。もっとこう、上品な顔立ちだったはずよ
      ちょっとひげ生えちゃってるし、肌もかさかさ…あー、冬なんだぁ、今
      それにしてもこれはちょっと…センスがないわねえ


眼下に置かれたサバイバルナイフを手に取り、切れ味を指先で確かめた。
なぞるだけで指の肉が切り開き、血がなめからに手を伝う。

( ・∀・) これが邪魔なのよね


サバイバルナイフを片目に押し当て、力任せに刃先を眼球に突き刺した。
眼球の上を刃先が滑り、肉と眼球の隙間を縫って奥に入る。
ナイフの取っ手をねじり回し、眼球に繋がっている視神経を刃先のぎざついた部分で
ごりごりと切り始めた。

99 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2011/12/04(日) 21:30:57.22 ID:l1FSQ+Od0

片目が浮き上がり、そこから赤黒い血が流れ始める。

( ・∀ ) んー…もうちょっと!

メロンの果肉をスプーンでほじくり出すのと同じ要領だった。
てこの原理で刃先を持ち上げ、赤く染まった眼球をくりぬく。

畳の床にころころと転がる自分の眼球を見て、彼女は満足そうに微笑んだ。


( ・∀メ) これでいっかなー?

鏡|(・∀メ ) んー…なんか違うな。もういっこも取ろうかな


眼窩から泡の交じった血がどろどろと流れ、頬を一直線に伝う。
ピエロの化粧に似ていた。


( ・∀メ) まあ…あとでいっか。とりあえず、ショボンね…あいつを探さないと
       ふふふふふ


( ・∀メ) 自由って……最悪に最高……



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