- 14 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2009/04/08(水) 22:40:17.79 ID:s0uh/qGD0
( ・∀・)群雄割拠の天下のようです
第一話「大将の誓い」
- 16 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2009/04/08(水) 22:41:47.36 ID:s0uh/qGD0
- ν速国は二人の人物が大将と言う変わった国であった。
一人は内藤ホライゾン( ^ω^) 通称ブーン。
もう一人は欝田ドクオ('A`) 通称ドクオ。
この二人はどちらも大将と言う座にありながらも、その座を独占しようとはしなかった。
それほどまでに二人は仲が良かったのだ。
ν速の国王はツン=デ=レイξ゚听)ξ 通称ツン。
彼女は2代目の国王である。
初代国王のシエル=ラ=レイは建国時からしばくして流行り病にかかりあっという間に亡くなったのだ。
2代目の彼女は政治力もあれば人を引き付ける魅力があった。
それに頭も切れる。頭の良さは先代の血を引き継いだ、まさに魔性の国王である。
ツンはある日、大将が2人いるのはやはりおかしいと考えた。
そこで二人に同様の数の兵を与え、どちらが優れているかを競おうとした。
東方の大将をホライゾンに。西方の大将をドクオに。
二人には軍事訓練だと言う旨で、優劣に関する事や大将決定戦と言うことは伝えなかった。
- 18 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2009/04/08(水) 22:43:13.39 ID:s0uh/qGD0
- 〜ν速領内 ビジネス川〜
両軍が川を挟む形での軍事訓練。
どちらかが相手方の大将旗を取れば勝ち。配下はそれぞれが選んだ部下。
兵士にはそれぞれ東と西と書かれた布を兜に付けて貰った。
これを失えばその兵士は戦死扱いとなる。
東方 兵力5000 歩兵2000 騎馬2000 弓1000
大将:内藤ホライゾン 歩兵1000
武将:トラギコ 騎馬1000
武将:ネーノ 騎馬1000
武将:シラヒーゲ 歩兵1000
武将:アヒャ 弓1000
VS
西方 兵力5000 歩兵2000 騎馬2000 弓1000
大将:欝田ドクオ 歩兵1000
武将:宗男 歩兵1000
武将:ガナー 騎馬1000
武将:デルタ関ヶ原 騎馬1000
武将:ノーネ 弓1000
太陽が天高く昇る正午。
ドドォーン!ドドォーン!
開戦を知らせる太鼓が両陣営へと響き割った。
- 19 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2009/04/08(水) 22:44:44.92 ID:s0uh/qGD0
- ツンはあらかじめ両大将にこう伝えている。
相手方の大将旗を取った方が先に私の所へ来なさい、と。
戦いの期間は長くて1週間。
日数を超えた場合は残存兵の数が多い方が勝ち。
〜ν速城 ツンの部屋〜
ξ゚听)ξ「引き分けになる可能性はこれで消えた…」
ξ゚听)ξ「………」
ツンは部屋に篭り、どちらが勝つかを予想する。
ξ゚听)ξ「守りの面ではドクオが有利…川を使っての地の利を活かさない手は無い…」
ξ゚听)ξ「だけど相手はブーン。ドクオがどんな手を使うかは容易に予想が出来る…」
ξ゚听)ξ「真っ向勝負だとブーンが有利ね…」
部屋に篭って半日が経とうとする。
まだ、決着もついていないだろう。
ξ゚听)ξ「果たしてどちらが大将になるのやら…」
ξ--)ξ「……zzzZZZ」
あれこれと考えているうちに気づけば眠ってしまった。
- 20 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2009/04/08(水) 22:46:12.27 ID:s0uh/qGD0
- 朝から始まった軍事訓練だが外はもう夜となっていた。
しばらくして、コンコンコンとドアを叩く音が聞こえ、それで意識が覚醒した。
ξ゚听)ξ「入りなさい」
( 兵∀士)「失礼いたします」
ξ゚听)ξ「もう夜なのね…それで何のようなの?」
( 兵∀士)「軍事訓練の決着がつき、大将旗を持ってご挨拶に来られました」
ξ;゚听)ξ「もう決着が着いたの!?」
今日は決着が着かないだろうと思っていたツンは驚いた。
長くて1週間と言ったのは少なくとも3日4日は掛かると思っていたからだ。
( 兵∀士)「はい、左様でございます」
ξ;゚听)ξ「信じられないわ…」
ξ;゚听)ξ「それでどっちが来たの?」
( ;兵∀士)「それが…その…何と言いますか…」
( ;兵∀士)「えーとですね、あの、その…」
ξ#゚听)ξ「まどろっこしいわね!早く言いなさい!」
- 21 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2009/04/08(水) 22:47:35.49 ID:s0uh/qGD0
- その時、ドアを開けて入ってくる人物がいた。
( ^ω^)「失礼しますお」
その姿を確認して、ツンはブーンが勝ったのだと認識をした。
ξ;゚听)ξ「ブーンが勝ったの?それにしては決着が着くのが──」
( ^ω^)「ブーンだけでは無いですお。もう一人いるんですお」
ツンの言葉を遮りながらそう言うと、ブーンの後ろから一人小柄な人物が出てきた。
紛れも無く、それはドクオ自身だった。
('A`)「失礼します…」
ξ;゚听)ξ「え?どうして…二人?勝った方が先に来るって伝えたじゃない…」
困惑するツンをよそ目にそそくさと兵士は退出した。
それを見届けてブーンは言葉を発した。
( ^ω^)「国王は確かに相手の大将旗を取った方が先に会いに来るようにと言いましたお」
( ^ω^)「ですから、こうして二人で会いに来てるんですお」
ξ;゚听)ξ「意味が分からないわ…結局勝ったのはブーンなんでしょ?」
- 23 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2009/04/08(水) 22:49:43.36 ID:s0uh/qGD0
- ( ^ω^)「国王様、良く見てくださいお。大将旗を持ってるのはブーンだけじゃないですお?」
('A`)「………」
ドクオは無言で自身が持ってる大将旗を掲げた。
ξ;゚听)ξ「え?え?…それじゃあ勝ったのは?」
その言葉を聞いて、ドクオとブーンはニヤリとした。
開いた口が塞がらないツン。
まるで鳩が豆鉄砲を受けたかのような顔をしている。
ニヤケ面から一転、ドクオが真剣な表情で話しをする。
('A`)「国王様、国王様は我々二人を仲違いさせようとしましたね?」
ξ;゚听)ξ「……何を言ってるのか理解できないわ」
('A`)「嘘をつかれては困りますな」
一つ、間をおいて話を続ける
('A`)「優劣をつけ、大将を一人に絞ろうと今回の軍事訓練を考えられたでしょう」
- 24 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2009/04/08(水) 22:50:32.51 ID:s0uh/qGD0
- ξ;゚听)ξ「………」
('A`)「ブーンは気づいていなかったようですが、私は騙せませんぞ」
確かに大将を一人に絞るための軍事訓練だった。
しかし、二人を仲たがいさせようなんて思った事は微塵も無かった。
ξ;゚听)ξ「ま、待ちなさい。ドクオは何か勘違いをしているわ!」
('A`)「………」
ξ;゚听)ξ「確かに大将を一人に絞る為の軍事訓練だった」
ξ;゚听)ξ「だけど、仲違いさせようなんて思った事は無いわ!」
('A`)「国王様は大将が二人いるのが不満なのですか?」
ξ;゚听)ξ「大将が二人なんて常識ハズレにもほどがあるからよ!」
ξ;゚听)ξ「二人も大将がいる国なんて聞いた事も無いわ!」
それ以上は何もいえなくなったツン。
3人のいる部屋に無言の時が流れる。
それをドクオが静かに打ち消す。
- 25 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2009/04/08(水) 22:51:13.35 ID:s0uh/qGD0
- ('A`)「我々二人は、他の将達からも支持を得て大将となった…」
( ^ω^)「最初はどちらも譲りましたお。ブーンもドクオも自分が大将になんておかしいと思ったからですお」
ξ;゚听)ξ「………」
('A`)「自分はブーンこそが大将に相応しいと思った。攻めでの戦略に敵う奴はこの国には少ないですからね」
( ^ω^)「ブーンはドクオこそが大将だと思いましたお。守りと謀略にかけてはν速一ですお」
('A`)「大将の座を譲り合うなんて周りから見れば呆れたことだったでしょうな」
( ^ω^)「最終的には先代が妥協案として二人とも大将に任命されたんですお」
ξ;゚听)ξ「………」
その話は確かに聞いたことがある。
まだν速が国として建国する前の頃、周辺の地域はこの二人が中心となり支配していったのだ。
その功を讃えた初代国王と将たちが二人のどちらかを大将にとしたが、どちらも大将の座を譲り合ったからだ。
ν速はドクオ派、ブーン派に分かれ一時騒然とした。
このままではと思った先代は二人を大将にする事で派閥争いを無くそうとしたのだ。
その判断は他の将たちにも容易に受け入れられ、今に至るまで二人が大将であり続けて来たのだ。
戦になれば二人が大将として出陣し、互いに知恵を授けあいながら成長してきた。
だからこそツンは、一人の大将の元、さらに一つになろうと考えて今回の軍事訓練を計画した。
それがまさかこんな結果を招くとは夢にも思わなかったのだ。
- 26 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2009/04/08(水) 22:52:12.61 ID:s0uh/qGD0
- ('A`)「我々二人は大将になったからにはと、協力して来たのですぞ」
('A`)「確かにどちらが大将になっても良いかも知れない」
('A`)「我々は良くても他の将兵がそれを認めますかな?」
('A`)「ここまで二人で協力して国を守り、二人で家臣団を一つにしてきた」
('A`)「それを、国王様は壊そうと言うのですか?」
その言葉に、ツンは返す言葉をなくした。
自分の考えの浅はかさに気づいたのだ。
確かに、どちらかを大将にするのは容易い。
しかし、その部下たちはどう思うか?
ドクオを慕い、ドクオの配下となった者いる。ブーンも然り。
片方が大将を降ろされては何か裏取引があったのではと思う輩もいるだろう。
それを是とせず、また争いが起こるかも知れない。
下手をすれば大将同士で互いを憎みあう事になる。
もはや二人が大将でなくてはこの国が成り立たなくなっていたのだ。
それに気づけなかった自分にツンは不甲斐なさを感じた。
- 28 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2009/04/08(水) 22:53:27.34 ID:s0uh/qGD0
- ξ;--)ξ「悪かったわ…この通りよ…」
深々と頭を下げるツン。
それを見てブーンは慌てた。
( ;^ω^)「頭をおあげください国王様。悪い夢でも見そうですお」
( ;^ω^)「ドクオも言いすぎだお!」
('A`)「…申し訳ございません…」
ξ;--)ξ「いえ、ドクオは悪くないわ。己の考えの浅はかさに気づいただけ」
ξ゚ー゚)ξ「良き配下、いえ、良き大将を二人も持って私も誇りに思うわ」
( ^ω^)「それは光栄ですお!」
('A`)「お褒めに頂き、ありがとうございます…」
それから3人は夜が明けるまで、談話に華を咲かせたのだった。
- 29 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2009/04/08(水) 22:54:29.11 ID:s0uh/qGD0
- 〜後日 ブーンの部屋〜
( 兵∀士)「失礼いたします。ドクオ様が会いに来られました」
( ^ω^)「ドクオが?入れても良いお」
( 兵∀士)「はっ!」
兵士は一旦外へ出て、その旨をドクオへと伝える。
それからすぐ、ドクオが入ってきた。
('A`)「よぉ。元気してっか」
( ^ω^)「元々元気だお!」
('A`)「まぁ、軍事訓練から数日しか経ってねぇがよ…」
('A`)「お前に大事な話があってきたんだ」
( ^ω^)「大事な話?男に興味は無いお!」
(#'A`)「俺だってお前みたいになブサ男は好きにならんわ!」
- 30 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2009/04/08(水) 22:55:16.42 ID:s0uh/qGD0
- ( ^ω^)「………」
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ……!
( ω )「ブサ男だと…?!」
(;'A`)(やべぇ!地雷踏んだ!)
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ……!
( ω )「貴様…いくら友でも言って良い事と悪い事があるだろう…!?」
(;'A`)「あ、国王様」
( ;^ω^)「え!?」
(;'A`)「嘘だよ」
( ;^ω^)「なんだお、びっくりさせるなお。こんな姿見られたら死ぬお」
今のブーンは言わばパンツ一丁の状態だった。
大将ともあろう者がなんとも情けない姿だろうか。
(;'A`)「とりあえず服着ろ…」
- 31 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2009/04/08(水) 22:56:12.24 ID:s0uh/qGD0
ブーン着替え中………ブーン着替え中………
- 32 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2009/04/08(水) 22:57:38.44 ID:s0uh/qGD0
- ('A`)「さて、話は戻るがよ、大事な話なんだよ」
( ^ω^)「………」
('A`)「先日の軍事訓練の件だ。国王は俺らを改めて信頼して下さった」
( ^ω^)「あの時はドクオから聞くまでそんな深い話があるなんて思わなかったお…」
( ^ω^)「それに味方にドクオの兵が紛れてるなんて、本当に驚いたお!」
('A`)「そうでもしないとお前に伝えられそうに無かったんでな、あの時は結構必死だったんだよ」
('A`)「俺の苦労も知らずお前は開戦早々に川を渡って突撃してくるし…」
( ^ω^)「侵略すること火の如しだお!」
('A`)「速き事風の如くじゃねーのか?」
( ^ω^)「どっちでも良いお!兎に角早く終わらせようと思ったんだお!」
('A`)「お陰さまで俺の将は3人もやられちゃって…」
( ^ω^)「おっおっおっ!ドクオの策でブーンは2人やられたお!」
('A`)「んで、お前の軍に潜ませた兵がお前を見つけるまで時間のかかること…」
( ^ω^)「すっかり夜遅くだったお!」
('A`)「まぁ、1日で決着付けれたし、それもすんだ事だ。忘れようや」
- 34 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2009/04/08(水) 22:59:09.58 ID:s0uh/qGD0
- ふぅ、と一つ息を吐き出し、再び話を始める。
('A`)「話って言うのはな、一つ二人で誓いを立てようと思ってな」
( ^ω^)「誓い?」
('A`)「あぁ、二人での大きな誓いだ」
( ^ω^)「おっおっ」
('A`)「俺ら二人で大将を勤めてきてだいぶ経つ」
('A`)「二人そろって負ける事もあればあっさりと勝つ事もあった」
('A`)「ν速の為に俺らは粉骨砕身で頑張ってきた」
( ^ω^)「そうだおそうだお!」
('A`)「俺は考えた、今後ν速が万が一滅びる可能性があるのは何かってな」
( ;^ω^)「滅びるなんて…ブーン達がいればこの国は滅びないお!」
('A`)「俺が敵だったらそこを突くんだよ」
( ;^ω^)「おっおっ?言ってる事が分からないお?」
- 35 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2009/04/08(水) 23:00:22.84 ID:s0uh/qGD0
- ('A`)「簡単だよ。俺ら二人を仲違いさせれば、ν速は簡単に滅んで行くだろうな」
( ;^ω^)「もしかして、あの時ドクオが怒ったような口調はそう言う事を考えたからかお?」
('A`)「あの時はそこまでは考えてなかったんだが…」
ゴホンッと一つ咳払いをする。
('A`)「まぁ、国が大きくなれば敵は内部からの崩壊を狙う」
('A`)「家臣が互いに互いを信じあえばそう言うことはまず起きない」
( ;^ω^)「けど、それは理想論だお」
('A`)「だが、少なくとも俺ら二人は理想を叶えたい」
('A`)「そこで、考えた。国の為に尽くし、国の為に戦い、家族や友の為に死のうとな」
( ^ω^)「………」
('A`)「俺にも当然家族はいる、そして友と言うお前もな」
( ^ω^)「ブーンにもドクオと言う友がいるお!」
- 36 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2009/04/08(水) 23:02:19.50 ID:s0uh/qGD0
- そこで二人は無言となった。
しかし、お互いの気持ちを理解するにはその無言で十分だった。
そして、しばらく二人は何も言わず、考える。
友の為とは何か?国の為とは何か?
天下統一を果たす。そして友と天下を共にする。
民の笑顔を作り、争いのない世界を創る。
少しずつ、一人で考えながらも二人の考えが一つになっていく。
('A`)「我ら両名!国の為に尽力し!」
( ^ω^)「友と共に攻め!友と共に守り!友の為に尽くす!」
('A`)「「友と共に天下を統一し、天下を共(友)にせん!」」(^ω^ )
( ^ω^)「ふふふ…」
('∀`)「ははは…」
それからしばらく、二人は大きな声で笑い出した。
二人の誓いはここに立った。
ν速は、自分たちが中心となり、天下へと導くと。
その為に、何があろうと、二人は協力し、壁を乗り越えると。
- 37 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2009/04/08(水) 23:03:29.96 ID:s0uh/qGD0
- ( 兵∀士)「えぇ話や…(グスッ」
( 兵∀士)「皆にも話したろ!」
この話は盗み聞きをしていた一人の兵士により、他の将兵へと伝わった。
次いでは国王にまで伝わり、ν速の家臣団は二人の大将の元、さらに結束を強くしたのだった。
当然将兵たちから民へと話も伝わった。
二人の友情の誓いはν速中の話題となり、二人を慕い兵士へと志願する者も多かった。
この件以降、ν速は急速に勢力を拡大する。
そして、VIPと並び、周辺諸国の争いから一つリードした形となる。
ν速の二人の大将。
二人の大将の友情の思いが天下統一を成さんと国を引っ張っていくのであった───
第一話「大将の誓い」 fin
戻る 次へ