- 2 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2010/03/07(日) 19:01:53.32 ID:ce5ZmrHC0
- 【休日】
(゚、゚トソン「ご主人、朝ですよ」
( ´_ゝ`)「…あー…眠…もうちょっと寝かせてくれよ…」
ザー…
( ´_ゝ`)「…また雨か。ここんとこ降りっぱなしだな」
(゚、゚トソン「梅雨ですからねぇ。はい、どうぞ」
( ´_ゝ`)「さんきゅー」
( ´_ゝ`) モシャモシャ
( ´_ゝ`)「そういや今更だけど、トソンは防水大丈夫なんだよな?」
(゚、゚トソン「でなければ洗い物などこちらからお断りしていますが」
( ´_ゝ`)「ですよねー」
( ´_ゝ`) モシャモシャ
- 3 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2010/03/07(日) 19:03:57.51 ID:ce5ZmrHC0
- (゚、゚トソン... テコテコ
テコテコ ...(゚、゚トソン
( ´_ゝ`)「…なんでずっと左向いたまま動いてるんだ?」
(゚、゚トソン「そういうAAですから」
( ´_ゝ`)「メタな意味じゃなく」
(゚、゚トソン「なぜか朝から首が回らないのですよ。どうも関節部に異常があるようなのですが」
( ´_ゝ`)
( ´_ゝ`)「錆びたんじゃないのか、それ」
(゚、゚トソン
(゚、゚トソン「Oh…」
( ´_ゝ`)「Jesus…」
- 4 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2010/03/07(日) 19:05:35.30 ID:ce5ZmrHC0
未来の世界の人型ロボッ(゚、゚トソンのようです
- 6 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2010/03/07(日) 19:07:33.94 ID:ce5ZmrHC0
- ( ´_ゝ`)「防水には定評があるんじゃなかったのかよ」
(゚、゚トソン「首関節には防水加工が施されていなかったようです」
( ´_ゝ`)「どんだけ〜ご都合主義どんだけ〜」
(゚、゚トソン「メンテナンスが必要ですね…よっと」
⊃ ⊃ ポイッ
│ │ ミ
U U (゚、゚トソン
( ´_ゝ`)「捨てんなよ」
(゚、゚トソン「首が取れることにはツッコまないんですね」
( ´_ゝ`)「鳥山明世代なら常識だからな」
(゚、゚トソン「んちゃ」
( ´_ゝ`)「真顔で言われても困る」
- 7 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2010/03/07(日) 19:09:13.25 ID:ce5ZmrHC0
- (゚、゚トソン「まぁそれはともかく。首の辺りをちょっと見ていただけますか?」
( ´_ゝ`)「どれどれ」
( ´_ゝ`)
つ(゚、゚トソン「そういう古典的なのはいいですから」
( ´_ゝ`)「古典的とか言うな」
( ´_ゝ`)「…あー。完全に錆びてんな、これ」
つ│首│
(゚、゚トソン「そうですか…これは困りました」
( ´_ゝ`)「サンポールなら腐るほどあるぜ」
(゚、゚トソン「腐るほどあるのも問題なのでは…」
( ´_ゝ`)「ちょっと持ってくる」
...( ´_ゝ`) トコトコ
- 8 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2010/03/07(日) 19:11:06.48 ID:ce5ZmrHC0
- ( ´_ゝ`)... トコトコ
(゚、゚トソン「ご主人も首回ってませんが」
( ´_ゝ`)「俺はただ寝違えただけだ」
(゚、゚トソン「はぁ。…というか、サンポールはどうしたのですか?」
( ´_ゝ`)「うむ…すっかり忘れていたんだが」
(゚、゚トソン「はい」
( ´_ゝ`)「こないだ二十本全部須尚先輩に譲渡してしまった」
(゚、゚トソン
(゚、゚トソン「それは…しょうがないですね…」
( ´_ゝ`)「ああ…しょうがないんだ…」
- 9 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2010/03/07(日) 19:12:51.68 ID:ce5ZmrHC0
- ( ´_ゝ`)っ】「ちょっとドクオ辺りに電話して持ってきてもらおう」
(゚、゚トソン「自分で買いに行く選択肢はないんですか?」
( ´_ゝ`)】 プルルルル
( ´_ゝ`)】 ガチャ
( ´_ゝ`)】『おー、なんだ兄者。電話してくるなんて珍しいな』
( ´_ゝ`)】「唐突で悪いんだが、お前サンポール持ってないか?」
( ´_ゝ`)】『サンポール?そりゃあるけど』
( ´_ゝ`)】「一本持ってきてくれよ、トソンが錆びて困ってんだ」
( ´_ゝ`)】『え…あの人錆びんの…?未来のロボットなのに…?』
( ´_ゝ`)】「錆びんだよ、恐ろしいことにな」
( ´_ゝ`)】『でもこのサンポール、俺の自殺用だからなぁ…他を当t』
( ´_ゝ`)っ】 プツッ
- 10 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2010/03/07(日) 19:15:07.23 ID:ce5ZmrHC0
- (゚、゚トソン「どうでしたか?」
( ´_ゝ`)「うん、ダメ人間だった」
(゚、゚トソン「それは知ってます」
( ´_ゝ`)「でも買いに行くのもなぁ、雨だしなぁ」
(゚、゚トソン「ご主人も大概ダメ人間ですよね」
( ´_ゝ`)「…よし。ジョルジュに電話してデリバリーサービスしてもらおう」
(゚、゚トソン「なるほど。ジョルジュさんは専門家ですし、名案かもしれませんね」
( ´_ゝ`)っ】「そうと決まれば電話だ」
( ´_ゝ`)】 プルルルル
( ´_ゝ`)】 ガチャ
( ´_ゝ`)】「おっすジョルジュ。ちょっと頼みごとがあってな――」
- 11 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2010/03/07(日) 19:17:27.73 ID:ce5ZmrHC0
- ピンポーン
( ´_ゝ`)「お、来た来た」
ガチャ
_
( ゚∀゚)「うぃっす。長岡工務店の出張サービスですよーっと」
lw´‐ _‐ノv「助手1です」
川 ゚ -゚)「助手2だ」
('A`)「そして助手3がlw´‐ _‐ノv「アメーバだ」
川д川「おはようございます、流石先輩」
( ´_ゝ`)
( ´_ゝ`)「えっ」
- 12 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2010/03/07(日) 19:19:39.69 ID:ce5ZmrHC0
- _
( ゚∀゚)「お前の疑問はもっともだ、まずはそれに答えよう。
シューさんはバイクのメンテに来ていた。値引率が25%に上がっていた。
クーちゃんはその付き添い、ついでにロボ研で使えそうな鉄材の調達。
貞子ちゃんには既に自転車用ライトをお買い上げいただいている」
('A`)
_
( ゚∀゚)「というわけだ」
( ´_ゝ`)「なるほど、本日二度目のご都合主義だということがよくわかったぜ」
('A`)「いや俺は?ネジを買いに来た俺は?」
_
( ゚∀゚)「あれ、いたのかドクオ」
('A`)「俺たち最近知り合ったばかりだったと思うんだけどその扱いは酷くないかな?かな?」
lw´‐ _‐ノv「うるせぇな、いいから不法侵入すんぞ」
川 ゚ -゚)「不法侵入…か…。胸が熱くなるな」
川д川「お邪魔します」
- 13 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2010/03/07(日) 19:21:58.48 ID:ce5ZmrHC0
- _
( ´_ゝ`)( 'A`)( ゚∀゚)川 д川川 ゚ -゚)lw´‐ _‐ノv ゾロゾロ
(゚、゚トソン「うわ…なんですかこの百鬼夜行は」
川;д川「きゃあ!びっくりした!」
lw´‐ _‐ノv「いきなり失礼だぞ生首」
川*゚ -゚)「く…首…ハァハァ…」
( ´_ゝ`)「退避」
つ(゚、゚トソン「お気遣い痛み入ります」
('A`)「で、どこが錆びたんだって?」
( ´_ゝ`)「そこに体があるだろ」
_
( ゚∀゚)「これか。…あー、首のとこ完全に錆びてんな」
つ|首|
- 15 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2010/03/07(日) 19:23:55.07 ID:ce5ZmrHC0
- (゚、゚トソン「落とせそうですか?」
_
( ゚∀゚)「錆落としだけなら部品外してサンポールにでも漬けとけば問題ねぇけど…」
( ´_ゝ`)「何か問題が?」
_
( ゚∀゚)「一回外したら俺じゃ組み直せそうにないんだよな」
川д川「確かにこれ、すごいごちゃごちゃしてますね…ちんぷんかんぶんです」
('A`)「そういう時のためにこれがいるんじゃないの?」
川*゚ -゚)←これ
lw´‐ _‐ノv「うちのダメ妹をこれ呼ばわりするんじゃねぇよ」
('A`)「ダメは認めんだ」
バラ
川*゚ -゚)「くくく…じゃあまずは分解だな?分解しちゃっていいんだな?」
(゚、゚トソン「くっ…背に腹は代えられないですね…」
( ´_ゝ`)「やっちゃってください」
- 17 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2010/03/07(日) 19:27:17.04 ID:ce5ZmrHC0
- 川 ゚ -゚)「奥義!『弐式斬鉄大分解』!」
('A`)「何それ…うわ!」
凵@
ゝ ◇ ←トソンの首周辺のパーツ
∈ ○
(゚、゚トソン「見事に錆びてるパーツだけ…敵ながらお見事です」
( ´_ゝ`)「敵だったんだ…って、ん」
:::( A ):::「剥かれたでござる…裸に剥かれたでござる…」
( ´_ゝ`)
lw´‐ _‐ノv「よっしゃ、サンポールさんに漬けようぜ」
川д川「これってプラスチックとかに入れたほうがいいんですよね?」
_
( ゚∀゚)「うん。一応プラ製のたらい持ってきたからそれで」
- 19 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2010/03/07(日) 19:29:40.75 ID:ce5ZmrHC0
│~~~~~~~│ シュワシュワシュワシュワ
└───┘
川д川「おぉー…シュワシュワです」
_
( ゚∀゚)「後は放置しておけばいいってグーグル先生が言ってた」
( ´_ゝ`)「インターネットって便利ね」
(゚、゚トソン「この大所帯必要なかったんじゃ…」
lw´‐ _‐ノv「まぁまぁそう言うねぃ。で、これは通報していいんかな」
(;'A`)「やめてえええええ!!!一糸纏わぬ俺を見ないでえええええ!!」
川;д川「きゃあああああ!!どどどどどうしたんですか鬱田先輩は!?」
( ´_ゝ`)「だが既に通報済みである」
lw´‐ _‐ノv「流石だよな兄者」
ウー…ウー…
川;д川「いやいやいやいいんですかこれ!?」
- 25 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2010/03/07(日) 19:54:37.62 ID:ce5ZmrHC0
- ホ ゚д゚リス η('A`;) チガウンデスオレハヘンシツシャジャナインデスアイツラノトモダチナンデス
( ´_ゝ`)「サンポール終わった?」
川;д川「放置!?放置するんですか!?」
lw´‐ _‐ノv「冷静に見てみ、さだっち…あれに関わりたいか?」
...ホ ゚д゚リスC ...('A`;) ホントチガウンデスッテバナンデチカヅイテクルンデスカソレテジョウデスカ
川д川
(゚、゚トソン「えらいことになってますね」
三 ホ ゚д゚リスC 三 (;゚A゚) イヤアアアアアアアア!!!チカンイガイノゼンカモチハイヤアアアアアアアアア!!!
川д川
川д川「やりましょうか…錆落とし…」
川 ゚ -゚)「だな」
_
( ゚∀゚)「うん」
- 27 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2010/03/07(日) 19:58:21.09 ID:ce5ZmrHC0
- 〜数十分後〜
('A`)
( ´_ゝ`)「あ、戻ってきた」
lw´‐ _‐ノv「どこで装備したんだその腰みの」
('A`)「警察の情けで頂きました。逮捕もどうにかなりました」
_
( ゚∀゚)「しかし情けねぇ格好だな」
川 ゚ -゚)「情けをかけてもらったのに情けないとはこれいかに?」
('A`)「情け容赦なく殺すぞお前ら」
川;д川「すいませんすいませんすいません本当にすいません!!」
(゚、゚トソン「貞子さんが謝ることではないと思いますが」
( ´_ゝ`)「俺たちが謝ることでもない」
('A`)「うん、少なくともお前と須尚は謝れ?」
- 28 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2010/03/07(日) 20:01:55.53 ID:ce5ZmrHC0
- _
( ゚∀゚)「んじゃま、一段落ついたし。部品引き上げるか」
+ 凵@ +
+ ゝ ◇ +
+ ∈ ○ +
lw´‐ _‐ノv「おお、見違えたな」
(゚、゚トソン「錆が綺麗に落ちましたね」
_
( ゚∀゚)「あとはこれをクーちゃんに組んでもらえばオッケーだ」
川 ゚ -゚)「いいだろう、大船に乗ったつもりでいたまえ。あくまでつもりだが」
('A`)「微妙に不安になるなその台詞」
川д川「何かお手伝いできることって…?」
- 29 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2010/03/07(日) 20:03:51.17 ID:ce5ZmrHC0
- 川 ゚ -゚)「ないな。ここから先はエキスパートの領域だ」
川д川「あ、そうですよね…すいません」
川 ゚ -゚)「あえて言うなら、みんなには部屋から出ていてもらえるとありがたい」
(゚、゚トソン「ちょっと聞き捨てならないのですが」
('A`)「つーかなんでそんな必要があるんだ?」
川 ゚ -゚)「逆に聞きたいんだけど、お前ごときが組み立てという神聖な儀式に立ち会えると思っているの?バカなの?死ぬの?」
('A`)
('A`)「えっ」
( ´_ゝ`)「何この人怖い」
lw´‐ _‐ノv「ごめんな、姉ちゃんが代わりに謝るから許してな」
_
( ゚∀゚)「Bの数字に免じて許す」
川;д川「え、えっと…じゃあ一旦出ましょうか…」
ガチャッ バタン
- 30 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2010/03/07(日) 20:05:58.50 ID:ce5ZmrHC0
- (゚、゚トソン
川 ゚ -゚)
(゚、゚トソン
川 ゚ -゚)「…二人っきり、だね…」
(゚、゚トソン
川 ゚ -゚)
(゚、゚トソン
川 ゚ -゚)「ごめん」
(゚、゚トソン「いえ」
川 ゚ -゚)
(゚、゚トソン「つーか早く組み立てろ」
- 32 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2010/03/07(日) 20:07:54.57 ID:ce5ZmrHC0
- ( ´_ゝ`)「なーんかこの状況デジャヴだよなー」
('A`)「確かに」
lw´‐ _‐ノv「嫌な予感がしまくりんぐ」
( ´_ゝ`)「つーかドクオは腰みのだけでいいの?結果捕まるんじゃねえの?」
<ガチャガチャキューット
_
( ゚∀゚)「組み立ててる音でかっ」
('A`)「どこの電波ソングだっていう」
川д川「電波ソング…?」
lw´‐ _‐ノv「アタマおかしい歌のことだよ」
( ´_ゝ`)「そうだけどそう言わないでください」
- 33 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2010/03/07(日) 20:10:06.52 ID:ce5ZmrHC0
- <アノ、クーサン
<ン?ドウシタ?
( ´_ゝ`)
('A`)
<ミオボエノナイパーツガイッパイアルンデスガ
<HAHAHAHAHA…キノセイダロ…
_
( ゚∀゚)
川д川
<……
<ドガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガ
lw´‐ _‐ノv「うっわ〜なんかわかんねぇけど猛烈に帰りたくなってきた〜」
( ´_ゝ`)「俺も〜」
- 35 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2010/03/07(日) 20:13:40.05 ID:ce5ZmrHC0
- ガチャッ
川 ゚ -゚)「皆の衆大変だ」
つ(゚、゚トソンと
lw´‐ _‐ノv「うん、薄々そうなる気はしてた」
川 ゚ -゚)「実は首パーツの組み直しをしていたらうっかり失敗してしまってな」
_
(; ゚∀゚)「ま、マジで!?どんな!?」
川 ゚ -゚)「うっかり腕にドリルを付けてしまった」
川;д川「うっかりでドリルが!?」
('A`)「さすが須尚家の実妹、やることがミラクルだな」
(゚、゚トソン「本当意味わからないですこの人、気が付いたら両腕がドリルになってるとか」
( ´_ゝ`)「そこまで気が付かないお前もお前だと思う」
- 37 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2010/03/07(日) 20:15:54.00 ID:ce5ZmrHC0
- 川 ゚ -゚)「さらに私のうっかりは留まるところを知らなかった」
( ´_ゝ`)「身の程知らずなうっかりだなおい」
川 ゚ -゚)「腹にはメガソニック砲が」
川 ゚ -゚)「足には鉤爪が」
川 ゚ -゚)「更に頭に砲台が」
(゚、゚トソン「頭って頭のどこですかちょっと」
川 ゚ -゚)「こんな改造どうよ」
(゚、゚トソン「いや、ていうか砲台どこですかちょっと。いつの間にこの私の頭部に付けたんですか」
川;д川「なんかトソンさん大変なことになってませんか…?」
('A`)「なんか、っていうか大変なことになってると思うけど」
lw´‐ _‐ノv「我々SF研としてはこう言わざるを得ない」
- 39 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2010/03/07(日) 20:17:48.13 ID:ce5ZmrHC0
- ∩
( ⌒) ∩_ _グッジョブ !!
/,. ノ i .,,E)
./ / " / /"
_n グッジョブ!! ./ / / ノ'
( l / lw´‐ _‐ノv/ / グッジョブ!!
\ \ ( ´_ゝ`)( / ('A`) n
ヽ___ ̄ ̄ ノ ヽ |  ̄ \ ( E)
/ / \ ヽフ / ヽ ヽ_//
(゚、゚トソン「全員一回死ね」
川;д川「いやいやいやみなさんちょっと!?」
_
(; ゚∀゚)「無駄に息が合うなこの三人」
川 ゚ -゚)「ふっ…みんなならこのロマンを理解してくれると思っていた…」
( ´_ゝ`)「とりあえず早く見せてくれ」
('A`)「生きているうちにドリルロボットが見られるとは…ありがたやありがたや」
- 41 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2010/03/07(日) 20:20:24.69 ID:ce5ZmrHC0
- _
( ゚∀゚)「で、これがそれですか」
川д川「白い布がかけてありますね」
(゚、゚トソン「無駄にご丁寧な…」
川 ゚ -゚)「では早速お披露目といこうか」
( ´_ゝ`)('A`)lw´‐ _‐ノv「「「wktk」」」
_
(; ゚∀゚)「本当こういう時はこの三人めっちゃ息合うな」
川;д川「私が言うのもなんですけど…類は友を呼ぶっていう感じですね…」
('A`)「SF研たるもの、こういう時にテンション上げずにどうする」
lw´‐ _‐ノv「見た目は大人、頭脳は子供!それがうち唯一のルールなのだよ!」
( ´_ゝ`)「いやそれは初耳なんすけど」
- 42 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2010/03/07(日) 20:22:02.98 ID:ce5ZmrHC0
- 川 ゚ -゚)「それではとくとご覧あれ!じゃーん!」
砲台的な物
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\ ドリル
∧┌──┐ / ̄ ̄ ̄
目 |::━◎┥ V>
メガソニック砲 V | |/
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄`― .|:日 日:|
└┬┬┘ 鉤爪
≫≫ ―' ̄ ̄ ̄
( ´_ゝ`)
('A`)
lw´‐ _‐ノv
(゚、゚トソン「あ、頭部ってこっちの…」
川 ゚ -゚)「どうよ」
- 43 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2010/03/07(日) 20:23:35.84 ID:ce5ZmrHC0
ガッlll´_ゝ`カリ ガッlll'A`カリ ガッlll´‐ _‐カリ
_
(; ゚∀゚)「切実に感情にじみ出たな!」
川;д川「相当期待値高かったんですね…」
_
( ゚∀゚)「俺は意外とアリだと思うけどなぁ」
川д川「レトロな感じでかわいいですよね」
_
( ゚∀゚)「いや、かわいいかって聞かれるとちょっと…」
(゚、゚トソン「そして私はこれをどんな顔で見たらいいんですか?」
川 ゚ -゚)「イカすだろ?」
(゚、゚トソン「なんでそんな勝ち誇ってるのかちょっとわからないです」
- 45 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2010/03/07(日) 20:25:56.31 ID:ce5ZmrHC0
- ( ´_ゝ`)「あの、申し訳ないんですけど…早急に戻していただけますか…?」
川 ゚ -゚)「えー」
('A`)「メイドさんと大きなドリルを期待してたのに…」
lw´‐ _‐ノv「あれじゃただの歯車王じゃないか…」
川#゚ -゚)「なんだよ!歯車王いいじゃん!無骨でいいじゃん!」
( ´_ゝ`)「まぁそこは否定しないけど…需要と供給が噛みあってないっていうか…」
('A`)「メイドさんと大きなドリルを期待してたのに…」
lw´‐ _‐ノv「どうでもいいけどなんか卑猥だよね、メイドさんと大きなドリル。ぶち込む的な」
_
( ゚∀゚)「激しく同意」
川;д川「えと…女性が言うのはどうかと…」
(゚、゚トソン「私からも再構成を強く希望します」
川 ゚ -゚)「…しょうがないな。私としてもメイドさんを見られなくなるのは心苦しいし」
( ´_ゝ`)「じゃあなんでやったんだとは聞かないでおくわ」
- 47 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2010/03/07(日) 20:28:22.93 ID:ce5ZmrHC0
- 〜約一時間後〜
,,r'!^!^!^ィ,
,r''゙´ ̄ `゙'J゙゙i,
〈((( (,(,!、 i[》《]i
|| 0 0リ)| 、|、 「復☆活」
!\ ヽ !|ヽ//
/::E〔X〕:ヨ⌒ヽ、
(:::::E;::::::;ヨ::::::::::::i
/::∧ ~ヽ;ノヾ;::\_,
./:_/ )、_,,〈__`<´。,ゝ
_∠゚_/ ,;i'`〜〜j;:::: ̄´ゞ’\_
`つノ /j゙ 'j;:::\:::::::::;/´::|
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/;i' :j;:ヽ:::/ ;;r'´
/;i' ,j゙::ヽ/::;r'´
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ヽ、:::::::::::::::::::::::__;r'´;/
`├‐i〜ーヘ,-ヘ'´
i⌒i.~j fj⌒j
 ̄  ̄
- 50 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2010/03/07(日) 20:30:36.02 ID:ce5ZmrHC0
- lw´‐ _‐ノv「やっぱこっちのが見てて保養になるな」
('A`)「メイドさんと大きなドリル…」
_
(; ゚∀゚)「どんだけ未練あったんだよ…」
( ´_ゝ`)「肝心の首は回るのか?」
(゚、゚トソン
(、゚トソン
(゚ トソン
(゚ トソン
( ´_ゝ`)「?」
(゚、゚トソン「作者のAA技術上ここが限界ですがちゃんと360度回りますね」
( ´_ゝ`)「360度回るのもおかしいと思うけどね?」
- 56 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2010/03/07(日) 20:35:06.89 ID:ce5ZmrHC0
- 川 ゚ -゚)「ついでだから各部のメンテもしておいたぞ。と言っても油差し程度だが」
(゚、゚トソン「…言われてみれば肩が楽になったような」
川д川「肩こりレベルの話なんですか?」
(゚、゚トソン「その他もろもろ体の調子も異常に良いです、癪なことに」
( ´_ゝ`)「むしろそんなに調子悪かったんだ」
(゚、゚トソン「体育祭で頑張った影響が少々」
_
( ゚∀゚)「筋肉痛レベルの話なのか?」
('A`)「ていうかあの時ほとんど無双だったけどね」
m9(゚、゚トソン「あなたとは違うんです」
('A`)「もう古いしトソンさんの時代から見たら更に古いし凹むから止めてください」
- 57 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2010/03/07(日) 20:37:00.00 ID:ce5ZmrHC0
- (゚、゚トソン「ではせっかくですし、お茶でも淹れましょうか」
_
( ゚∀゚)「お、悪いね。いただきます」
川д川「すいません、無理やり押しかけたのに…」
( ´_ゝ`)「まぁなんだかんだ手伝ってもらったし」
川 ゚ -゚)「私ウーロン茶な」
('A`)「俺玉露で」
lw´‐ _‐ノv「ドクターペッパー」
( ´_ゝ`)「お前らは少し遠慮しろ」
(゚、゚トソン「あと玉露はないです」
( ´_ゝ`)「ドクターペッパーはあるのかよ」
- 59 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2010/03/07(日) 20:39:39.39 ID:ce5ZmrHC0
- (゚、゚トソン「ええと、お茶葉は…確かこの辺に…」
/つ゚トソン ゴソゴソ
日と(゚、゚トソン「ありました」
('A`)「ナチュラルに口から出すのってどうなの?」
川д川「…そういえば、ポットが見当たりませんけど…?」
_
( ゚∀゚)「言われてみれば…毎回やかんで沸かしてんのか?」
( ´_ゝ`)「ああ、それはな」
(゚皿゚トソン ダバダバダバダバ
つ[キュウス]と
_
( ゚∀゚)川д川lw´‐ _‐ノv('A`)
川 ゚ -゚)「あ、それでお腹がポットみたいな構造になってたのか。納得した」
( ´_ゝ`)「フィルターも入ってるから綺麗な水なんだぜ」
- 61 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2010/03/07(日) 20:42:27.60 ID:ce5ZmrHC0
- コポコポコポ
(゚、゚トソン「どうぞ」
つ旦と
_
( ゚∀゚)「え、ああ…うん…」
川д川「あ、ありがとうございます…」
('A`)「頂きます熱美味いいいいいいい!!!!!」
( ´_ゝ`)「お前怖いな」
(゚、゚トソン「シューさんはドクターペッパーをどうぞ」
lw´‐ _‐ノv「今日ほど緑茶を飲みたくなった日はない」
川 ゚ -゚)「私は最近姉さんのキャラクターがわからなくなってきたよ」
( ´_ゝ`) ズズズ
- 63 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2010/03/07(日) 20:44:06.26 ID:ce5ZmrHC0
- _
( ゚∀゚)「(これどうしよう…飲むには画的に厳しいものがあったよな…)」
川д川「(で、でも…せっかく淹れてもらったのを飲まないのも…)」
_
( ゚∀゚)「(…まぁロボットだし女の子だもんな…別にいい…のか…?)」
( ´_ゝ`) ズズズ
川;д川「(…普通に飲んでる流石先輩を変だと思うのは間違ってないよね…)」
( ´_ゝ`)←すっかりその辺の感覚が麻痺した人
( ´_ゝ`)「ん?どうした二人とも?」
_
( ゚∀゚)「あ、いや…」
川д川「お構いなく…」
( ´_ゝ`)「?」
- 65 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2010/03/07(日) 20:46:31.04 ID:ce5ZmrHC0
- (゚、゚トソン「ウーロン茶のパックは…足首だったかな…」
□と(゚、゚トソン「あ、あったあった」
(゚皿゚トソン ダバダバダバダバ
つ旦と
(゚、゚トソン「適当に抽出して飲んでください」
川 ゚ -゚)「把握した」
_
(; ゚∀゚)「(いやいやいや…色々おかしかったよ今…)」
川;д川「(ウーロン茶パック…足首から出てきたけど…いいんだ…)」
( ´_ゝ`) ズズズ
('A`) ズズズ
lw´‐ _‐ノv グビグビ
川 ゚ -゚) ゴクゴク
- 66 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2010/03/07(日) 20:48:28.21 ID:ce5ZmrHC0
- ('A`)「美味い!!もう一杯!!」
_
( ゚∀゚)「お前はお前で歪みねぇな」
川д川「ある意味羨ましいです…」
(゚皿゚トソン ダバダバダバダバ
つ旦と
('A`)「かもおおおおおおおおん」
(゚、゚トソン
つ旦と
( 'A`) そ ;∴. コ| ミ ヽ(゚、゚トソン セイッ
バチャーン
( Σ;∴. コ| ヽ(゚、゚トソン
- 67 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2010/03/07(日) 20:50:39.39 ID:ce5ZmrHC0
- (;゚A゚)「ほあっちゃあああああ!!!!!」
(゚、゚トソン「すいません、潜在的なドジメイド力が発揮されてしまいました」
( ´_ゝ`)「いいけどちゃんと床拭けよ」
(;゚A゚)「俺は!?」
( ´_ゝ`)「味噌でも塗っとけ」
川 ゚ -゚)「ああ、ヤケドにはそれが一番だな」
(;'A`)「顔全体味噌まみれかよ!!」
lw´‐ _‐ノv「今の顔も似たようなも…あ、いや…塗ったほうがマシかな…」
(;'A`)「酷ぇ!!」
_
( ゚∀゚)「あっははは塗っとけ塗っとけ」
川;д川「と、とりあえずタオルか何かで拭いたほうが…」
- 69 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2010/03/07(日) 20:52:30.79 ID:ce5ZmrHC0
- ( ´_ゝ`)「まぁ常識的に考えればそうだ。で、タオルあるかトソン?」
(゚、゚トソン「嫌です」
('A`)「質問の答えおかしいよ…もう自分で拭くからいいし」
川 ゚ -゚)「しかし諸々終わって暇になったな」
_
( ゚∀゚)「当初の予定は大分前に達成してるし」
lw´‐ _‐ノv「具体的に言うと10レスぐらい前にな」
(゚、゚トソン「それは言わなくていいのでは…」
( ´_ゝ`)「んー…じゃあなんかやるか」
川д川「トランプでもやりますか?」
('A`)「いいねぇ。神経衰弱でもやろうか」
(゚、゚トソン「正直私の一人勝ちだと思うんですが」
( ´_ゝ`)「加減する気はねぇのかよ」
- 71 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2010/03/07(日) 20:55:06.13 ID:ce5ZmrHC0
- 川 ゚ -゚)「ああ、いや…自分から振っておいてなんなんだが、私は帰るよ」
lw´‐ _‐ノv「ぬ?男か?」
川 ゚ -゚)「いねぇよそんなもん」
_
( ゚∀゚)「いないんだ、なるほど」
川;д川「…長岡さん、ちょっと目が怖いです…」
('A`)「これは止めといたほうがいいと思うけどな…」
( ´_ゝ`)「腰みの一丁で言われると妙な説得力がある」
('A`)
('A`)「おぅ…しっくり来すぎてて忘れてたわそれ」
( ´_ゝ`)「えぇ〜」
- 72 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2010/03/07(日) 20:56:54.46 ID:ce5ZmrHC0
- 川 ゚ -゚)「じゃ、そういうことで。また会おう」
ガチャ バタン
lw´‐ _‐ノv「いっちまいおった。我が妹ながら協調性のない」
('A`)「ここのメンバーが言っていいことじゃないと思う」
( ´_ゝ`)「ま、いいんじゃね?トランプやろうぜ」
[トランプ]と(゚、゚トソン「ここに」
_
( ゚∀゚)「口から出すのは相変わらずなのね」
川д川「だんだん抵抗がなくなってきたのがちょっと怖いです」
( ´_ゝ`)「じゃあやるか!」
_
ヽ('A`)ノヽ( ´_ゝ`)ノヽlw´‐ _‐ノvノヽ( ゚∀゚)ノヽ川д川ノヽ(゚、゚トソンノ ウワーイ
- 75 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2010/03/07(日) 21:00:01.73 ID:ce5ZmrHC0
- 川 ゚ -゚)「ただいまー」
ノパ听)「おー、お帰り姉さん!パーツはもらえたのかー?」
川 ゚ -゚)「ん、まぁまぁな。それはいいんだが」
ノパ听)「…?姉さん、その手に持ってる鋭角なのはなんだ?」
川 ゚ -゚)「これはドリルと言ってな…我々の心を熱くさせるスーパーアイテムだ」
ノハ;゚听)「スーパー!?すごいな!」
川 ゚ -゚)「…で、まぁ…これをだな…うふふ…」
ノハ;゚听)「え?あ、いや…ちょっと姉さん、顔が怖いんだが…」
川 ゚ -゚)「大丈夫大丈夫。痛みは一瞬だ」
ノハ;゚听)「痛いのはちょっと、うわ!姉さん引きずるのはやめてくれ!」
(゚- ゚ 川つノハ;゚听)ノ ウワワー…
- 76 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2010/03/07(日) 21:02:57.54 ID:ce5ZmrHC0
- 〜後日、須尚家〜
∧┌──┐
目ノハ━◎┥ V>
V| |/
|:日 日:|
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≫≫
川 ゚ -゚)「どうylw´゚ -゚ノv「一秒一瞬でも早く直したまえ、これは姉の命令である」
川 ゚ -゚)
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴ lw´゚ -゚ノv ゴゴゴゴゴゴゴゴゴ
川 ゚ -゚)「(やべぇ…ジョジョみたいなオーラ発してる…これはマジだ…)」
数日後、修繕されたヒートはドリル恐怖症になり、シューに手厚く看護された
今日の分終わり
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