- 2 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2010/05/06(木) 20:46:14.17 ID:wxde0c3D0
- 川д川「…あ」
(´<_` )
川д川「流石先輩、こんにちは」
(´<_` )「ん?ああ、こんにちは」
川д川「(あれ…?先輩、茶髪になってる…染めたのかな…?)」
(´<_` )「そんで、俺に何か用?」
川д川「あ、はい。これから部室行くんですけど、流石先輩も一緒に行きませんか?」
(´<_` )「部室…うん、オーケー。行こうか」
川д川「(なんか雰囲気違うなぁ…なんだろう…)」
(´<_` )「で、どっちだっけ部室」
川д川「向こうですけど…」
(´<_` )「あーそうだったそうだった。うん、行こう行こう」
川д川「(…やっぱりなんか違う…?)」
- 4 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2010/05/06(木) 20:48:08.86 ID:wxde0c3D0
- (´<_` )「着いた着いたーっと」
川;д川「(曲がり角の度に方向聞かれた…やっぱりおかしいよね…?)」
(´<_` )「しっつれいしまーっす」
ガチャ
('A`)「うぃーす…って…あれ?」
( ´_ゝ`)「げ」
川;д川「え?あの、あれ?」
(´<_` )「よう、久しぶりだな」
(゚、゚トソン「…顔の近似率、99.9999%。シックスナイン、ですね」
('A`)「エロ(゚、゚トソン「はい死ね」
( ´_ゝ`)「お久しブリーフ」(´<_` )
川;д川「流石先輩が…二人?」
- 5 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2010/05/06(木) 20:49:16.06 ID:wxde0c3D0
未来の世界の人型ロボッ(゚、゚トソンのようです
- 6 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2010/05/06(木) 20:50:34.05 ID:wxde0c3D0
- ( ´_ゝ`)「非常に面倒だが紹介しよう。先日話題にも上がった俺の双子の弟、弟者だ」
川д川「弟さんだったんですね…全然気が付きませんでした」
(´<_` )「どーも、流石弟者です。で、君とそこのメイドさんは?」
川д川「私は土井貞子です。一年生なので、流石先輩の後輩です」
(゚、゚トソン「トソンと申します。訳あって兄者さんの家でメイドをさせて頂いてます」
(´<_` )「…兄者、いつの間にかプレイボーイになったな」
( ´_ゝ`)「うん、話を聞けよな?後輩とメイドって言ったよな?」
('A`)「メイドはおかしいってことも自覚しろよ…で、俺は兄者の同級生の鬱田ドクオね」
(´<_` )「あ、男子には興味ないんで」
('A`)「久しぶりに人間扱いしてもらえたので十分です」
(´<_` )「どんな大学生活を送ってるんだあんたは」
- 8 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2010/05/06(木) 20:51:54.23 ID:wxde0c3D0
- ( ´_ゝ`)「つーか何しに来たんだよ」
(´<_` )「いや、ちょっと近くに来たんで様子でも見ようかと」
( ´_ゝ`)「大学まで来るこたねーだろ」
(´<_` )「アパート行ったら留守だったもんで」
川д川「…それにしても、本当によく似てますね…」
( ´_ゝ`)「中身は大分違うけどね」
(´<_` )「まぁそう言うなよ、俺とお前と大五郎の仲だろ」
川д川「(あんまり変わらないような…)」
(゚、゚トソン「あんまり変わらないような…と貞子さんが思っていますよ」
川;д川「い、いや…ちょっとだけですよ」
( ´_ゝ`)「別に隠さなくても」
- 9 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2010/05/06(木) 20:53:34.73 ID:wxde0c3D0
- ( ´_ゝ`)「伊藤さんとは仲良くやってんのか?」
(´<_` )「ぼちぼちな」
('A`)「イトゥーさんって?エスパー?」
(´<_` )「俺のラヴァーズだ。フルネームを伊藤ペニサスという」
( ´_ゝ`)「そしてたかり相手だ」
(゚、゚トソン「なんだヒモか」
川д川「ヒモなんですか?」
(´<_` )「否定はできないが俺はちゃんと家事はやってるぞ。自宅警備とか」
('A`)「それは家事ではない」
- 10 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2010/05/06(木) 20:55:11.74 ID:wxde0c3D0
- (´<_` )「んで、聞きそびれたけど。後輩ちゃんはともかく、このメイドちゃんは兄者のなんなんだ?」
( ´_ゝ`)「あーまぁ話せば長くなるんだが。手短に言うと」
(゚、゚トソン「行き倒れていた私がなんとなく転がり込んだのです」
(´<_` )「ふむ、それで夜毎にゃんにゃんしていると?」
( ´_ゝ`)「全身全霊込めて言うけど帰れよ」
('A`)「とか言ってしてんだろ?」
(゚、゚トソン「十回死ね」
川;д川「まぁまぁ…お二人とも抑えて…」
(´<_` )「おまけに後輩の子まで侍らせてるとは最低だな兄者」
川;д川「そ、そういうわけでは…」
( ´_ゝ`)「交通費俺が持つから帰れ」
- 12 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2010/05/06(木) 20:56:25.89 ID:wxde0c3D0
- (´<_` )「まぁまぁ。実はちょっかいついでに母者から言伝があってな」
( ´_ゝ`)「ちょっかいいらねぇよ…帰省しろってか?」
(´<_` )「おう、良く知ってたな」
('A`)「雑誌であんだけ堂々と言ってりゃあね」
(´<_` )「…雑誌?何の話だ?」
□と(゚、゚トソン「こちらです」
(´<_` )「今口から出したよね」
( ´_ゝ`)「気のせいだろ」
(´<_` )「なんだ気のせいか…どれどれ」
川;д川「(納得しちゃった!)」
- 13 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2010/05/06(木) 20:58:22.11 ID:wxde0c3D0
- ※前回からの転載
┌───────────────────────────────────────────┐
│今年はこれで決まり! -----‐=========´,. , == ......│
│70年代の定番 (⌒)(⌒)(⌒) ,./ !|l´. : .│
│おばちゃんパーマを ( ノ #`) ,.r'.::1 i l| マジで ..│
│大特集! ( 丿#_ヽ _ i ) ,.r'´:::::::;! i |l コロす │
│ ( @ l ` l)丿 .,r.'´:::::::::::::i l' l| 5秒前!? .│
│ゆるふわウェーブで ( ヽ ´ ,i ,...-'´:::::::::::::::;r'゙ ,' |l │
│あの子の心もイチコロ! __ソ ^ ,r' ,.r'´:::::::::::::::::::::::i / ll 「恋に大切なのは .....│
│ /´`i,:i / ,.-'´:::::::::::::::::::::::;:- '゙ / .ll 必殺技さね」 ....│
│男の子は皆 / .l:ヽ \ ,.-'´::::::::::::::::::::::::::::/ / l! ..│
│綺麗なお母さんに ./ / ー一` ヽ, ,.-'´::::::::::::::::::::::::::::;:- ' , ' l イマドキ女子の │
│アコガれてる!? / ./ ,:-'´::::::::::::::::::::::::::::::::;f´ , ' ! 肉食系戦術!? │
│ / /' ;-'´::::::::::::::::::::::::::::::::;;;;;ノ ,:' ..│
│ / ,i゙ .;:-'´::::::::::::::::::::::::::::::::::;f´ / 包丁を持って、家庭的な .│
│ / ! ;-'´:::::::::::::::::::::::::::::::::;:- '゙ / オンナノコを演出しちゃお♪ ......│
│ / ./. ;:-'´:::::::::::::::::::::::::::::::::;;;ノ ,. '´ ....│
│ ,/ ./-'´:::::::::::::::::::::::::::::::::::ノ´ , '´ 緊急ランキング! .│
│ ,ノ ,r:'´:::::::::::::::::::::::::::::::;ノ ̄ , -'´ 「オレの食べたい手料理」! .│
│ ,/ ,r'´|:::::::::::::::::::::::::r'⌒´ ,. ‐;´l │
│ / 、 ! |:::::::::::;rー- '´ , -'´ i ! 戦わなければ生き残れない! ......│
│ ,/ 、 i, ヽ__|rー- ' ,. -'´ ` ー:、.! .l!!! 強いオンナになる秘訣を聞いちゃいました! │
│ 入 、 ヽ l、 ,| ,. - '´ .l │
│ r'´ ヽヽ ヽ 'ーy-.' | ,. - '´ l l ......│
│ l , -ヽゝ-`i'´ '‐ '´ l , l .│
│ `'''´ l K,ノ モデル:流石母者 撮影:流石父者 ....│
│ ..│
└───────────────────────────────────────────┘
- 15 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2010/05/06(木) 21:00:20.08 ID:wxde0c3D0
- (´<_` )
( ´_ゝ`)「すげくね?」
(´<_` )
´ ` = ( <_ ) スポーン
('A`)「また古典的な」
((と( <_((と):::「目、目!」
(゚、゚トソン「メガネメガネみたいなテンションで言われても」
( ´_ゝ`)「ちゃんと替えの目持ってこいよ」
(゚、゚トソン「コンタクトみたいなテンションで言われても」
('A`)「お、目あったぞ」
( <_ )「あ、どうも」
川д川「(このノリに慣れてきた自分が怖い…)」
- 16 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2010/05/06(木) 21:02:04.70 ID:wxde0c3D0
- っ´っ` ) スチャ
(´<_` )「ふぅ…危ない危ない…」
( ´_ゝ`)「良かったな、踏まれなくて」
(゚、゚トソン「ちなみに、実際目は取れていません。あくまでブーン系小説的な表現ですのであしからず」
川;д川「どこに気を遣った注意文なんですか…?」
(´<_`;)「というか改めて見るとなんだこれは。エイプリルフール特別号か何かなのか」
( ´_ゝ`)「ところがぎっちょん現実です…これが現実…!」
(´<_` )「色々混ざってるぞ、兄者」
('A`)「兄者もショックだったんだよ…」
(´<_` )「まぁ…そりゃそうだわな…頭にアットマーク付けてファッション雑誌だもんな…」
- 17 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2010/05/06(木) 21:04:13.84 ID:wxde0c3D0
- (゚、゚トソン「しかしあなたたちの母親は何なんですか?ゴリラですか?」
( ´_ゝ`)「人類ですけど」
(´<_` )「一時期はこう呼ばれていた。『オーガを超えたオーガを超えたゴリラ』と」
(゚、゚トソン「いや、結果ゴリラですからそれ」
('A`)「戦闘力すごそうなゴリラだよね」
(´<_` )「おかげで俺も兄者も無駄に打たれ強くなったよ」
( ´_ゝ`)「想像してごらん。飯を残すと鉄骨が飛んでくる家庭を」
川;д川「DVってレベルじゃないですよ!」
( ´_ゝ`)「いつもにんじんを残すたびに鉄骨が飛んできてな」
(゚、゚トソン「むしろその環境下でもにんじんを残すご主人がすごいと思いますが…ん?」
- 20 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2010/05/06(木) 21:07:07.52 ID:wxde0c3D0
- ________
|: ̄\ \ おや? ゴミばこのようすが…
|: |: ̄ ̄ ̄ ̄:|
_____
/:\.____\
|: ̄\(∩lw´‐ _‐ノv おめでとう! ゴミばこから ダメにんげんがあらわれた!
|: |: ̄ ̄ ̄∪:|
- 21 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2010/05/06(木) 21:09:03.79 ID:wxde0c3D0
- lw´‐ _‐ノv「あー、肩凝った。やっぱゴミ箱は籠もるのに適さないな」
( ´_ゝ`)「そりゃそうだろ…jk…」
(゚、゚トソン「というかなんで籠もってたのかと」
lw´‐ _‐ノv「そこにゴミ箱があるからさ」
('A`)「かっこよくねぇ」
lw´‐ _‐ノv「うわぁ…アメーバに言われたらカタストロフだわ…もう…」
川;д川「ずっとそこにいたんですか?」
lw´‐ _‐ノv「ああ。朝からずっと」
川;д川「思ったより長い!授業はどうしたんですか!?」
(´<_` )「怒濤の掛け合い中申し訳ないけど…どちら様?」
- 22 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2010/05/06(木) 21:10:58.79 ID:wxde0c3D0
- lw´‐ _‐ノv「私はSF研会長の須尚シュー。噂はかねがね聞いているよ、醤油顔くん」
(´<_` )「なるほど。なかなかナイスバディですね」
( ´_ゝ`)「つーか醤油顔って俺にも喧嘩売ってませんか?」
(゚、゚トソン「貞子さんなんかはご主人の顔どうですか?」
川;д川「えぇ…そこで私に振らないでください…」
( ´_ゝ`)「なんだろうその反応、心が痛い」
('A`)「ちなみに俺は?」
lw´‐ _‐ノv「お前顔あったの?」
('A`)「じゃああなたが見てるここはなんなんですか?」
lw´‐ _‐ノv「ダンゴムシの裏側」
('A`)「ひどすぎる」
- 23 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2010/05/06(木) 21:13:14.86 ID:wxde0c3D0
- lw´‐ _‐ノv「しかし『オーガを超えたオーガを超えたゴリラ』が君らの母親だったとはね」
( ´_ゝ`)「知っているのか雷電」
lw´‐ _‐ノv「もろちん…じゃなくてもちろん。界隈では有名人だよ」
(´<_` )「モデルやってるみたいだしなぁ」
(゚、゚トソン「多分そっちの界隈ではないと思います」
lw´‐ _‐ノv「日本で唯一ローマ教皇と張り合える存在だ、とな」
('A`)「マジかよ…すげぇ…」
川д川「すごさがよくわからないです…」
lw´‐ _‐ノv「マジパネェってことだけ覚えとけばいいよ、どうせ日常生活じゃ役に立たないし」
(゚、゚トソン「役に立たない自覚はあるんですね」
- 26 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2010/05/06(木) 21:16:23.56 ID:wxde0c3D0
- (´<_` )「おっと、そういや忘れてた。オーガから手土産だ」
('A`)「どこの大将の首ですか?」
( ´_ゝ`)「そんなバイオレンスな手土産はいらん」
(´<_` )「母者がいつも作ってくれた料理だよ。家庭の味、ってやつだな」 ゴソゴソ
川д川「わぁ、それは楽しみですね。煮物とかですか?」
(゚、゚トソン「漬物なども家庭の味があると聞きますね」
lw´‐ _‐ノv「何だろう。ポップコーンかな」
川д川「(相変わらず謎のチョイス…)」
('A`)「いいねぇ。俺としては、大トロなんかだと嬉しいな」
( ´_ゝ`)「ナマモノとか家庭の味ねぇだろ」
(´<_` )「まぁ憶測はその辺で…よっと」
- 28 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2010/05/06(木) 21:19:00.31 ID:wxde0c3D0
- 〜以下、オーガの手土産を見た皆さんのコメント〜
懐かしいな…昔はよく食ったよ、これ 風邪に効くんだよな
―流石兄者
食べた後は鉛筆として使えるのが嬉しかったなぁ
―流石弟者
それは、およそ地球上のものとは思えない色をしていた
形状も恐ろしく奇妙だ やはり、地球上のものとは思えない
呆気に取られながら見ていると、それは俄かに蠕動を開始した
狭いタッパの中で、異色の、異形の生命体(と、断定することはできないが、それは生きているように見えた)
が蠢く姿は地獄絵図にも等しい 思わず一歩後退する
…そういえば、匂いもおかしい 何故か甘ったるい匂いがする
例えるなら、発情期に入った雌の体から発せられるような、本能を刺激する匂い
つまり、一言で言うと―――クソ不味そうだった
―鬱田ドクオ
おうちに かえり たい で す す すすす すこんぶ
―土井貞子
これは…めそ(手記はここで途切れている)
―トソン
『どうでもいいけど』って言うやつって絶対どうでもいいと思ってないよね
どうでもいいけど
―須尚シュー
次話に続く
- 30 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2010/05/06(木) 21:21:53.32 ID:wxde0c3D0
- ('A`)「…ダメだ。ツモ切り」
( ´_ゝ`)lw´‐ _‐ノv川д川「「「ロン」」」
('A`)
(゚、゚トソン「ご主人がチャンタ、シューさんがチンイツリャンペイ、貞子さんが国士…ドクオさん、ハコですね」
( ´_ゝ`)「っていうか土井さん役満かよ。恐ろしいな」
lw´‐ _‐ノv「しかもこれ十三面待ちじゃね?」
川д川「…すいません…負けられない戦いが私にもあるんです…」
(゚、゚トソン「負けた分血液採取でしたっけ?私は注射器とメスシリンダーも取り揃えてますが」
('A`)
コンコン
('A`)「あ、おきゃくさんだ!でなくちゃ!」
lw´‐ _‐ノv「逃げんな」
- 31 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2010/05/06(木) 21:22:53.81 ID:wxde0c3D0
未来の世界の人型ロボッ(゚、゚トソンのようです
- 32 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2010/05/06(木) 21:24:08.88 ID:wxde0c3D0
- ( <●><●>)「どうも」
( ´_ゝ`)「おう、那荷茂加茂じゃないか」
( <●><●>)「…できれば名字はやめてほしいのですがね。あと、私だけではありません」
(;><)「ど、どど、どどどうもなんです!」
lw´‐ _‐ノv「おう、誰だっけ」
(;><)「ほ、放送部の、若菜なんです…」
( <●><●>)「実は今日はSF研に頼み事がありまして」
川д川「頼み事ですか…?」
('A`)「こんな非生産的なところに何の用だよ」
(゚、゚トソン「自分で言いますか」
( <●><●>)「ええと…確か、トソンさん…でしたね?初めまして。放送部のワカッテマスとビロードです」
(゚、゚トソン「はい。よろしくお願いします」
- 33 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2010/05/06(木) 21:26:02.28 ID:wxde0c3D0
- ( <●><●>)「それで、本題ですが。私たち放送部は、月に数回のペースで校内ラジオを行っています」
川д川「あ、私聴いたことあります。すごく面白かったですよ」
( ><)「ええと…どうもなんです…」
(゚、゚トソン「…お二人とも、体育祭のときと大分イメージが違うような」
('A`)「こっちが素だからな。普段は若菜、噛み噛みだし」
(;><)「うう…耳が痛いんです…」
( <●><●>)「まぁあまりいじめないでやってください」
lw´‐ _‐ノv「わーってるわーってる。んで、ラジオのゲストでも募ってんのかな?」
( <●><●>)「ご名答です。特に、そちらのトソンさんをゲストに迎えたいと思っていまして」
(゚、゚トソン「私ですか?」
( ><)「は、はい…トソンさんは校内でもものすごい人気なんです…」
( ´_ゝ`)「良くも悪くも目立っちまったからなぁ」
- 35 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2010/05/06(木) 21:28:30.26 ID:wxde0c3D0
- lw´‐ _‐ノv「何言ってんの。トソっちが人気なのは可愛いからに決まっとろうが」
(゚、゚トソン「恐縮です」
( <●><●>)「理由はともかく、あのメイドは何者だ、という声が非常に多いのですよ」
( <●><●>)「新聞部や写真部、それからゴシップ部なども動き出しています」
川;д川「ゴシップ部って…本当、不思議な部活が多いですね…」
( <●><●>)「こんなのも張り出される予定です」
lw´‐ _‐ノv「どれどれ…突如現れた謎のメイド、正体は宇宙人か?だと」
つ□と
('A`)「まぁ、本当はロb( ´_ゝ`)「宇宙人はねーだろー!!」
( ´_ゝ`)「(黙っとけ。今の流れでバレたら死ぬほど面倒なことになりそうだ)」
('A`)「(すまんこ)」
- 36 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2010/05/06(木) 21:30:25.95 ID:wxde0c3D0
- ( <●><●>)「まぁゴシップ部の記事ですから。誰も信じませんよ」
(゚、゚トソン「傍迷惑な部ですね」
( ><)「それで、僕たちはですね…生のトソンさんの声をお届けしたいな、と…」
lw´‐ _‐ノv「なーるほど。面白そうじゃん。トソっち、行ってきタラバガニ?」
川д川「(ダジャレだ…)」
(゚、゚トソン「(…ご主人、どう思いますか?)」
( ´_ゝ`)「(死ぬほどつまんないダジャレだったな)」
(゚、゚トソン「(そっちじゃないです。もういいです)」
(゚、゚トソン「わかりました。ゲストの件、しかと承ります」
( <●><●>)「本当ですか?ありがとうございます」
( ><)「あ、ありがとうございます!」
- 37 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2010/05/06(木) 21:32:22.32 ID:wxde0c3D0
- ( <●><●>)「それから、出来れば流石くんにも出演願いたいのですが」
( ´_ゝ`)「え、俺?」
( <●><●>)「ええ。やはり、いつも近くにいる人の話も聞きたいですからね」
( ´_ゝ`)「いいけど…俺そういう場でたことないからな」
( ><)「大丈夫なんです。僕でもできるようなことなんですから」
('A`)「妙な説得力があるな」
( ´_ゝ`)「それはそれでどうかと思うが」
川д川「うわぁ…なんだか放送が楽しみですね!」
lw´‐ _‐ノv「うんうん。私も出たいね!」
( <●><●>)「須尚先輩は合計二十回ぐらい出てるじゃないですか…準レギュラーレベルですよ」
( ´_ゝ`)(゚、゚トソン川д川('A`)「(出すぎだ…)」
- 39 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2010/05/06(木) 21:34:05.15 ID:wxde0c3D0
- 〜放送当日〜
('A`)「…くそっ、これ切るしかねぇな」
lw´‐ _‐ノv川д川「「ロン」」
('A`)
lw´‐ _‐ノv「お前弱いな…そしてさだっち強すぎだろ…緑一色って…また役満かよ…」
川д川「…すいません…真剣勝負に手は抜けないので…」
('A`)
lw´‐ _‐ノv「おっと、もう時間か。いつもは切ってる放送スイッチオーン!」
カチッ
<ホウソウブノオールアフタヌーンニッポーン
('A`)
- 40 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2010/05/06(木) 21:36:02.26 ID:wxde0c3D0
- ( ><)「はい、というわけで今回も始まりました放送部のオールアフタヌーンニッポン!」
( <●><●>)「司会進行は私ワカッテマスと腐れ外道ビロードでお送りします」
(;><)「いきなりひどいな!」
( <●><●>)「さらに本日は特別ゲストとして、話題のメイドトソンさんとその他一名が来ています」
( <●><●>)「みなさん心の中だけで拍手をお願いします」
(゚、゚トソン「いや、ちゃんと拍手してくださいよ」
( ´_ゝ`)「どうも、その他一名こと流石兄者です」
( ><)「早速なんですけどトソンさん!是非自己紹介をお願いしたいんです!」
(゚、゚トソン「了解しました。…カメラはどれでしょう?」
( ><)「これラジオなんですけど」
- 42 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2010/05/06(木) 21:39:01.66 ID:wxde0c3D0
- (゚、゚トソン「では、僭越ながら自己紹介をさせていただきます」
(゚、゚トソン「ご主人…流石兄者さんのメイドをしております、トソンと申します」
( <●><●>)「好きな物や嫌いな物はありますか?」
(゚、゚トソン「好きな物はグリース、嫌いな物は二年生の鬱田ドクオさんですね。多分これ聴いてると思いますが、白骨化してほしいです」
(;><)「リスナー名指しで殺意剥き出しにしないでください!」
( ´_ゝ`)「グリースはいいのか」
(゚、゚トソン「それから、座右の銘は『科学を発達させてきたのはいつも戦争である』です」
(;><)「怖っ!座右の銘怖っ!」
( ´_ゝ`)「俺は『人に厳しく自分に甘く』ね」
(;><)「ダメ人間の発想だ!聞いてないし!」
( <●><●>)「私は『こいつうるせぇな、ちょっと黙れよ』です」
(#><)「僕に言ってんのかそれ!!」
- 44 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2010/05/06(木) 21:42:09.38 ID:wxde0c3D0
- ( <●><●>)「いい感じに場も暖まりましたので、最初のコーナーへ行きましょう」
( <●><●>)「誰が言ったか知らないが、言われてみれば確かに聞こえる」
(゚、゚トソン「空耳アワーのお時間です」
(;><)「いやいやいや違う!空耳アワーやらないんです!普通にお便り質問コーナーなんです!」
( <●><●>)「雪見オナ(;><)「昼間の放送だぞこれ!」
( <●><●>)「ちっ…では、トソンさん宛に届いた大量の質問矢文を消化していきたいと思います」
(;><)「矢文で来たの!?」
(゚、゚トソン「どんと来いです」
( ´_ゝ`)「えーじゃあ最初の質問は、と…『今何色のおパンティをお履きになっていらっしゃいますか?』」
(;><)「一発目からどんな質問選んでんだよ!主人いいのかそれで!」
- 45 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2010/05/06(木) 21:44:25.91 ID:wxde0c3D0
- ( <●><●>)「はい、トソンさんお答えをどうぞ」
(゚、゚トソン「死ね」
( <●><●>)「続いての質問です。『おっぱい触らせてください!っていうか揉ませてください!』」
(゚、゚トソン「死ね」
( ´_ゝ`)「『デリヘル嬢みたいな顔してますが、経験あるんですか?』」
(゚、゚トソン「ぶち殺すぞ」
(;><)「三段オチだ!殺意の三段オチだ!」
( ><)「っていうかまともな質問一つもないんです…みんな飢えすぎなんです…」
( <●><●>)「以上、RN.SF研会長からの質問でした」
(;><)「いや一人で送ってきてたのかよ!!ラジオネームおかしいし!!」
- 46 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2010/05/06(木) 21:46:07.67 ID:wxde0c3D0
- <ラジオネームノイミネェダロオオオオオオ
dlw´‐ _‐ノvb「やったー!!私の矢文が読まれたぞー!!」
川;д川「何やってるんですか…須尚先輩…」
lw´‐ _‐ノv「目立つように電飾をつけた甲斐があったな…」
('A`)「(…壁に立てかけてある弓はそれで持ってきたのか…)」
lw´‐ _‐ノv「よーし!もう何通か飛び入りで送っちゃるぜ!」 ギリギリ
川;д川「やめてください!」
- 47 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2010/05/06(木) 21:48:24.33 ID:wxde0c3D0
- ( ><)「まともな質問選んでくださいよ…」
( <●><●>)「反省してまーす」
(;><)「してない!確実にしてないよこの人!」
( ´_ゝ`)「じゃー次な。『何故人々は争い奪い合うのですか?』」
( ><)「何この質問の落差…」
(゚、゚トソン「なかなか難しい質問ですね。まず、人間には本能的な闘争欲求がありまして」
(゚、゚トソン
(゚、゚トソン「まぁ、そんな感じです」
(;><)「終わりかよ!見切り発進すぎるだろ!」
( <●><●>)「深いな」
- 48 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2010/05/06(木) 21:50:11.64 ID:wxde0c3D0
- ( ><)「もうこのままじゃ収拾つかないんです!手紙はくじで選んでもらうんです!」
( <●><●>)「マジかよ、DJの楽しみ70%減だぜ」
(;><)「どういうキャラなんだお前は!」
( <●><●>)「残り30%は昼飯の楽しみです」
(゚、゚トソン「割合がいろいろとおかしい」
( ><)「それじゃ流石くん、このくじBOXから一枚お手紙を引いてください!」
( ´_ゝ`)「なんか俺アシスタントみたいになってねぇ?」 ゴソゴソ
( <●><●>)「なってますね」
( ´_ゝ`)っ□「否定して〜」
( ><)「はい、ありがとうございます!早速内容を見てみるんです!」
- 49 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2010/05/06(木) 21:52:22.58 ID:wxde0c3D0
- ┌────────────┐
│ 風呂で中盤に洗うところ │
└────────────┘
(;><)「うっわすげぇどうでもいいの引いちゃった!これ気にならないだろ!」
( <●><●>)「あー、これ結構聞いちゃいますよね」
(;><)「聞かないよ!中盤聞いてどうすんの!?」
( ´_ゝ`)「俺膝の裏」
(;><)「部位分け細かいなおい!それ足でいいよ!」
(゚、゚トソン「まずそれ以前に入りませんね。錆びるので」
(;><)「入らないの!?錆びるの!?」
( <●><●>)「謎がミステリーを呼びますな」
( ´_ゝ`)「はい、次」 ゴソゴソ
- 51 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2010/05/06(木) 21:54:16.68 ID:wxde0c3D0
- ┌──────┐
│ ししゃも ....│
└──────┘
( ><)
( <●><●>)
( ´_ゝ`)
(゚、゚トソン
(;><)「え!?何!?ししゃもが何!?」
( <●><●>)「はい、RN.ししゃもからでした」
(;><)「何の意図でこれ送ってきたんだよししゃも!」
( ´_ゝ`)「次行きまーす」 ゴソゴソ
- 52 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2010/05/06(木) 21:56:41.25 ID:wxde0c3D0
- ┌───────────────────────┐
│ 家のトイレが臭いんですがどうしたらいいですか? .│
└───────────────────────┘
(#><)「知らねぇよ!!それゲストに聞かなくていいだろ!!」
( <●><●>)「こら、この人は本気で悩んでいるんですよ」
(#><)「いいから矢文送ってないで自分で処理しろ!!」
(゚、゚トソン「メイド知識としては、消臭剤を置くといいですよ」
( ´_ゝ`)「大体みんなそうすると思う」
( <●><●>)「以上、RN.うんこからでした」
(;><)「なんだそのラジオネーム!!臭いの完全にお前のせいだよ!!」
( ´_ゝ`)「次引くぞーっと」 ゴソゴソ
- 53 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2010/05/06(木) 21:58:41.91 ID:wxde0c3D0
- ┌──────────────────────────────┐
│ 好きな人がいるんですが告白できません…どうしたらいいですか? │
└──────────────────────────────┘
( ><)「お、いいですね、学生らしくて。答えはどうでしょう?」
( <●><●>)「甘酸っぱい学生生活送ってるやつは死ねばいいと思うよ」
(;><)「嫉妬深すぎるよ!」
(゚、゚トソン「…あ、すいません。聞いてませんでした」
(;><)「聞けよ!なんでトイレ聞いててこれ聞いてないんだよ!」
( ´_ゝ`)「やはり勇気を持つことが大事ですね。一度思い切って告白すれば、意外といけるかも!」
(;><)「でお前は真面目に回答すんだ!いいけど!」
( ´_ゝ`)「RN.俺、この矢文が読まれたら告白するんだ…さん!頑張ってね!」
(;><)「成功する気ねぇだろこいつ!!」
- 54 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2010/05/06(木) 22:01:45.74 ID:wxde0c3D0
- ( <●><●>)「あー、じゃあまぁいいですかね、質問は。うん。この辺で。ね」
( ><)「適当に締めないでほしいんです…」
(゚、゚トソン「続いてはこちらのコーナー」
( ´_ゝ`)「あいうえおかきくけこ作文ー」
( ><)「いえー…あれ?僕の役目取られてないですか?」
( <●><●>)「お前の役目なんか最初からないよ」
(;><)「あるよ!僕いなかったらこのラジオツッコミ不在だよ!」
( ´_ゝ`)「このコーナーはお題に対してさしすせそ作文を作ってもらうコーナーです」
(;><)「でなんでお前はそんな慣れてんの!?」
(゚、゚トソン「それでは本日のお題を発表します」
- 55 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2010/05/06(木) 22:05:49.76 ID:wxde0c3D0
- (゚、゚トソン
つ[トソン]と
( <●><●>)「はい、ゲストにちなんで『トソン』でお願いします
(;><)「『ん』入っちゃった!これしっくりくる回答ひとつも来ないぞ!」
( <●><●>)「思いついた方はどしどし矢文で送ってくださいね」
(;><)「やっぱ矢文なんですか…」
ヒュンヒュンヒュンヒュン!!
(:><)「うわめっちゃ飛んできた!思いつくの早っ!」
→(゚、゚トソン スコーン!!
(;><)「って刺さったあああああ!!」
- 57 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2010/05/06(木) 22:08:28.11 ID:wxde0c3D0
- →(゚、゚トソン「じゃあ一通目はこれにしましょうか」
(;><)「えええええ大丈夫なのかよ!!なんだこの人!!」
( ´_ゝ`)「はい、えっと…RN.足軽二等兵さんから」
( <●><●>)「まずはトソンのとー!」
( ´_ゝ`)「トロピカル」
(;><)「いやいいの!?刺さってるけど普通に進めていいの!?」
( <●><●>)「トソンのそー!」
( ´_ゝ`)「ソース」
( <●><●>)「トソンのんー!」
( ´_ゝ`)「んんんんん…仕立て」
(;><)「んんんんん仕立てってどういう仕立てだよ!!しっくり来ないなもう!!」
- 59 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2010/05/06(木) 22:10:20.80 ID:wxde0c3D0
- ( <●><●>)「それではトソンさん、点数をどうぞ。ちなみに一万点満点です」
(;><)「満点のハードル高いな!」
→(゚、゚トソン「7点ですね。トロピカル感が最後で一気に失われました」
(;><)「しかもめちゃくちゃ辛口だ!!ていうか矢抜け!!」
( ´_ゝ`)「7点の足軽二等兵さんには割り箸の片割れがプレゼントされます」
(;><)「嫌がらせか!」
( ´_ゝ`)「さぁどんどん読んでいきましょう」
( <●><●>)「RN.ボールペン組立歴五十年からです」
- 60 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2010/05/06(木) 22:12:39.16 ID:wxde0c3D0
- (゚、゚トソン「トソンのとー」
( <●><●>)「とうがらし」
(゚、゚トソン「トソンのそー」
( <●><●>)「そばめし」
(゚、゚トソン「トソンのんー」
( <●><●>)「んっじゃこりゃあああああ!!!」
(;><)「なんで最後ジーパンなんだよ!とうがらしとそばめしも意味わかんねぇし!」
(゚、゚トソン「7800点」
(;><)「無駄に高評価だ!」
( ´_ゝ`)「割り箸の片割れを差し上げまーす」
(;><)「点数関係なしかよ!!それ余ったからあげたんだろ!!」
- 61 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2010/05/06(木) 22:16:42.71 ID:wxde0c3D0
- ( ´_ゝ`)「はいそれでは次で最後にします」
(゚、゚トソン「RN.トムソンガゼルさんからです」
( ´_ゝ`)「トソンのとー」
(゚、゚トソン「とびきりの」
( ´_ゝ`)「トソンのそー」
(゚、゚トソン「ソープ嬢と」
( ´_ゝ`)「トソンのんー」
(゚、゚トソン「ンジャメナへ」
(;><)「出た!唯一のんから始まるワード出た!」
(゚、゚トソン「旅行の楽しさに溢れたあいうえお作文ですね、2点」
(;><)「評価と点数比例しないのかよ!」
( ´_ゝ`)「パンの袋を止めるやつを差し上げまーす」
- 62 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2010/05/06(木) 22:19:08.98 ID:wxde0c3D0
- ♪〜(なんかラジオのエンディングっぽい音楽)
( <●><●>)「さて、今日の『放送部の壊れかけRadio』はいかがでしたでしょうか」
(;><)「タイトル徳永英明みたいになっちゃったよ!!」
(;><)「っていうか本当にこれで終わりなんですか!?はっきり言って何もしてないですよ!?」
( <●><●>)「放送時間が10分じゃこれが限界でしょう」
(;><)「もっと時間を有意義に使うべきだったんです…」
( <●><●>)「ゲストのトソンさんとその他一名さん、いかがでしたか?」
(゚、゚トソン「はい、楽しかったですよ。ギャラはスイス銀行にお願いしますね」
(;><)「ギャラ取るんだ!!」
( ´_ゝ`)「俺はすごくつまらなかったです」
(;><)「お前はお前でノリノリだっただろ!!」
- 64 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2010/05/06(木) 22:21:58.53 ID:wxde0c3D0
- ( <●><●>)「それでは皆さん、またいつかお会いしましょう。お相手は私ワカッテマスと」
(゚、゚トソン「メイドのトソン」
( ´_ゝ`)「あとその他二名でした」
(;><)「その他側に入れられとる!!」
〜フェードアウト〜
lw´‐ _‐ノv「いやー…」
('A`)「うーん…」
川д川「終わっちゃいましたね…」
lw´‐ _‐ノv
('A`)
川д川
- 65 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2010/05/06(木) 22:24:45.75 ID:wxde0c3D0
lw´‐ _‐ノv('A`)川д川「(ひどいラジオだった…)」
次話に続く
- 67 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2010/05/06(木) 22:29:32.96 ID:wxde0c3D0
- 〜一日目 日曜日 担当:流石兄者〜
lw´‐ _‐ノv「そうだ、観察日記を付けよう」
という、先輩の身勝手かつ面倒にも程がある提案により、今日からトソンの観察日記を付けることになった。
あと何で先輩はジャポニカ学習帳を買ってきたのか小一時間ほど問い詰めたい。
一応一日目なので、各種ルールを記載しておこう。
・この『ロボメイド・トソン観察日記』は適当なシフトによる交代制である。
・もういいかな、と思ったらその日は終了にしてよい。
・終了時期は未定(会長が飽きたら終わりであるため)。
・誰が話したかわかるように、あとブーン系小説の体裁を崩さないために、喋りの前には顔文字をつけること。
・おやつは300円まで。
・バナナはおやつに入らない。 New!
まぁこんなところだろうか。
それでは一日目。休日のトソンさんについて、記していくとしよう。
- 68 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2010/05/06(木) 22:31:14.39 ID:wxde0c3D0
未来の世界の人型ロボッ(゚、゚トソンのようです
- 70 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2010/05/06(木) 22:33:56.62 ID:wxde0c3D0
- 八時、俺起床。何故か横でトソンが三つ指をついていた。
(゚、゚トソン「今日から観察日記が始まるということで、不束者ですがよろしくお願いします」
急にかしこまられてそれはもう気持ち悪かったので、そのように伝えた。チッと舌打ちをし、トソンは台所に向かった。何このロボ怖い。
トソンはいつものように口から包丁を取り出し、とんとんとリズム良く何かを刻み始めた。
機嫌がいいのか、鼻歌まで歌っている。ちょっと耳をすませてみよう。
(゚、゚トソン「ねーぎはーどーしてーやくみのいちぶなのー」
うちのトソンさんは歌唱センスが素晴らしいと思います。
やがて、いつものように白米と味噌汁が運ばれてきた。朝食の黄金パターン入りました。
いただきます、と手を合わせ、ゆっくりのびのびと飯を咀嚼する。美味い。
目の前でお茶を注ぐのを止めてくれたらもっと美味いに違いない。どうしてこいつは口から湯が出るんだ本当に。
(゚、゚トソン「私に言われても困ります」
ちなみに、月1ぐらいのペースでポット洗浄剤を飲むつもりらしい。
- 71 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2010/05/06(木) 22:37:33.03 ID:wxde0c3D0
- さて、飯を食い終わるともう暇だ。前は洗い物タイムだったが、今はトソンが全部やってしまうからだ。
今日は観察日記もあるので、家事の様子を見ていようと思う。考えてみれば、トソンの家事をじっくり見るのは初めてのことだな。
(゚、゚トソン「別に面白いものでもありませんが」
面白クイーンの謙遜を聞き流し、まずは洗濯物である。
平日は夜の間に済ませてもらう洗濯だが、休日は昼間に行っている。そして俺はそれを見つつ横になっている。
洗面所へ向かい、トソンは洗濯を開始し…おおおおお!!えええええ!!すげえええええ!!
え、何これ!!何!?どうなってんのこれ!?腕どこ!?ここ!?マジで!?
(゚、゚トソン「そんなにヒートアップしなくても…」
お前今までこんなエキサイティングな洗濯してたのかよ!!言えよ!!
俺のロボットスピリッツが燃えたぎるよ!!ファイヤーボンバー!!
(゚、゚トソン「…えぇ…」
…そんなドン引きしなくてもいいだろ…。
- 72 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2010/05/06(木) 22:39:06.48 ID:wxde0c3D0
- ドン引きの余韻を残しつつ次へ。炊事洗濯、と来たら次はあれだ。
ゲームだ。
(゚、゚トソン「…またやるんですか、ご主人」
うむ。止められません勝つまでは、と昔の人も言ったものだ。
某家庭用ゲーム機をテレビに繋ぎ、電源を入れる。程なくして、レトロなゲーム画面が現れた。
言わずと知れた、街路闘士Uだ。なんとなく和訳してみた。
(゚、゚トソン「いい加減諦めたらどうですか?私には勝てませんよ」
うるせぇ。つーかお前、その見た目で持ちキャラがブランカってどうなんだ。
もっと色々いるだろ、キャミィとか春麗とか。いや、ブランカを否定する気はさらさらないが。
(゚、゚トソン「そういうご主人もザンギエフしか使わないじゃないですか…」
俺はいいんだよ。投げキャラ最高。食らえ俺のスーパーウリアッ上!
(゚、゚トソン「そのネタ、わかる人いるんでしょうか」
で、勝負結果だが。結論から言おう。俺のザンギエフが電撃から逃れることはできなかった。
所詮人間ではロボットの反応速度に追い付けないのであろうか。人類の限界を垣間見た気分だ。
- 74 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2010/05/06(木) 22:42:17.06 ID:wxde0c3D0
- 涙を呑んで電源を切る。もう今日は止めた。
(゚、゚トソン「三百連勝はさすがにやりすぎましたかね」
そう思うなら途中で負けろ。接待という言葉はこいつのメモリに書き込まれていないのか?
ふと外を見ると、もう日が落ち始めていた。ストUしかやってないのに。
さすがは名作、恐るべしストU。ニートみたいな生活であることには目をつぶってもいいぐらいだ。
(゚、゚トソン「お昼も食べていませんが、どうしましょう」
夕飯の準備をしたほうがいいと思います。
(゚、゚トソン「では、買い物に行ってきますね」
トソンを見送り、俺はまたゲーム機の電源を入れた。
迷わずVSモードを選び、CPUにブランカを使わせる。
トソンが帰ってきたのは、俺が丁度二十連勝目を決めたところだった。
画面を見て一言。
(゚、゚トソン「歪んでやがる」
夕飯を食って、俺は不貞寝した。
- 75 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2010/05/06(木) 22:44:26.92 ID:wxde0c3D0
- 〜一日目 まとめ〜
・家事は結構エキサイティング
・ドン引きされるとやる気がなくなる
・ブランカ自重
…さて、こんなもんでいいか。明日は土井さんの担当だ。
トソンがまともな動きをしてくれればいいんだが、果たしてどうなることか。
〜トソンの一言〜
日記の内容について、一言だけ申し上げたいのですが。
私はダルシムも持ちキャラです。
- 76 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2010/05/06(木) 22:47:28.08 ID:wxde0c3D0
- 〜二日目 月曜日 担当:土井貞子〜
ええと…今日の担当、土井です。トソンさんの観察日記、一生懸命頑張りたいと思います。
今日は、部室でトソンさんとお会いしました。
先輩方は皆さん出かけていましたので、二人で部室をお掃除することにしました。
私もトソンさんも部室をしっかり把握していなかったので、いい機会だと思ったんです。
(゚、゚トソン「さて、それじゃやりますか」
てきぱきとお掃除を始めるトソンさん。さすがは現役のメイドさん、荷物の整理も手馴れたものです。
散らばった雑誌やおもちゃがどんどんまとめられていきます。私もお手伝いしないと。
…あれ?この、柔らかい棒はなんなんでしょう?穴が空いていて…ドクオ、と書いてありますけど。
(゚、゚トソン「めっ」
まじまじと眺めていたら、トソンさんに取り上げられてしまいました。
そのまま左右に引っ張って…って、壊したら鬱田先輩に怒られます!
(゚、゚トソン「いいんですこんなものは。全く、あいつ後で■す」
ぶつぶつ言いながら、トソンさんは壊したそれをゴミ袋に放り込みました。
※上の台詞で不穏な言葉が聞こえた気がしたのですが、気のせいだと思うので■にしておきます…。
- 77 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2010/05/06(木) 22:49:36.67 ID:wxde0c3D0
- それからも色んな物が出てきました。…ほとんど、トソンさんに処理されてしまいましたけど。
そういうわけなので、私物がなくなってしまったという先輩はごめんなさい…。
(゚、゚トソン「謝る必要はありませんよ。ああいうものを放置しているやつらが悪いんです」
貞子さんの教育に悪い…と呟きながら、トソンさんは一つ目のゴミ袋の口を縛りました。
それにしてもこうして見ていると、トソンさんはとてもロボットには見えません。
動きも自然で、会話も普通にできますし。ヒートちゃんもそうですよね。
(゚、゚トソン「未来の技術力の賜物…と言いたいところですが。よっと」
二つ目のゴミ袋をふくらはぎから取り出すトソンさん。…前言、撤回してもいいでしょうか。
(゚、゚トソン「ヒートに関しては私も感心せざるを得ません。CPUを流用しているとはいえ、大したものです」
須尚先輩はやっぱり天才みたいです。ちょっと、変わった人ですけど。
改めて感心しつつ、残りの荷物を整理します。うん、大分綺麗になりました。
後は、箒で床の埃を掃けば終わりです。
(゚、゚トソン「もっと楽な方法がありますよ」
- 79 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2010/05/06(木) 22:51:42.79 ID:wxde0c3D0
- そう言ってどこからともなくホースを取り出すトソンさん。もう慣れました。
…でも、ホースをどう使うんでしょうか?
(゚、゚トソン「吸いますよ、ええ」
……。
ホースを口につけて思いっきり吸引を始めたトソンさんは、正直見ていられなかったです。
視線をそむけつつ、現代の掃除機よりもずっと音が静かだなぁ、と私は思っていました。
(゚、゚トソン「…ひとまずこんなものでしょう」
ゴミを吸い終えたトソンさんはお腹を開け、ゴミパックを取り出しました。
便利な構造だとは思いますけど…もう少し、こう…見た目を…。
(゚、゚トソン「どうかしましたか?」
…いえ、なんでもありません。
こうして、部室のお掃除は終了しました。今日の観察日記はこの辺りで終わりにしようと思います。
- 80 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2010/05/06(木) 22:53:26.24 ID:wxde0c3D0
- 〜二日目 まとめ〜
・トソンさんはメイドさんの鏡だと思います。
・色々捨ててしまってすいません…。
・未来ではあまり見た目は気にしないのでしょうか?ある意味素晴らしいことだとは思いますけど…。
ふう…お掃除もしましたし、今日は疲れました。でも、こうして一日を思い返すのも楽しいですね。
流石先輩の観察日記も面白かったです。トソンさんの料理、食べてみたいな…。
〜トソンの一言〜
体育祭の時はすみませんでした。今度、貞子さんに料理をご馳走します。
それから、未来でも見た目は気にしますよ。私のような美少女ロボが人気ですからね。
- 84 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2010/05/06(木) 23:01:20.48 ID:wxde0c3D0
- 〜三日目 火曜日 担当:鬱田ドクオ〜
面倒なので、全部会話文と絵で書く ところどころ注釈を付けておこうと思う
('A`)「今日は俺が日記担当なんだ。よろしく」
(゚、゚トソン「止めちまえ」
(;'A`)「何で!?ひどくね!?」
(゚、゚トソン「というか、私はあなたに怒っているのですよ」
('A`)「…?なんかしたっけ?」
(゚、゚トソン「ドクオさん、部室に卑猥なモノを色々置いていましたよね」
※卑猥って、難しい字だよな 思わず調べちゃったよ
('A`)「…ナニヲオッシャッテイルノヤラ」
- 85 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2010/05/06(木) 23:04:17.15 ID:wxde0c3D0
- (゚、゚トソン「隠しても無駄ですよ。もう見つけて破壊しましたから」
('A`)
('A`)「なん…だと…」
(゚、゚トソン「昨日貞子さんと部室の掃除をしていて色々見つけましてね」
('A`)
(゚、゚トソン「全く非常識にも程がありますよ。後輩の教育に悪いとか、思わないのですか?」
('A`)「…ジェシカ…」
※ジェシカ=俺の最愛のホール
(゚、゚トソン
(;A;)「ジェシカ…!俺の、俺の息子を優しく包み込んでくれたジェシカ…!」
(゚、゚トソン
(;A;)「ごめんよぉ…俺が、ほったらかしにしたばっかりに…」
(゚、゚トソン
- 86 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2010/05/06(木) 23:07:39.85 ID:wxde0c3D0
- ここでトソンさんに強めに叩かれたんだが(ちょっと興奮した)、絵で表現しようと思う
(0ヽ。トソメ
Σ ミつ スパーン!!
( ・∀・)
絵のセンス、結構あると思うんだよな 俺
特に俺の顔の部分な 我ながらかなり忠実に描けたと思うわ
トソンさんの方もなかなかの出来だろ?
あ、トソンさんまだ日記見ちゃダメだって…え、ちょっと?
…つかぬことをおききしますが、そのてにもってるのは もしかし て ち ぇーん そ
.
・:;・ ←これ血痕じゃね? シュー
・ ...
TO SO N ←これダイイングメッセージじゃね? シュー
日記はここで途切れていたので、俺がまとめを書いておく。 兄者
- 88 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2010/05/06(木) 23:10:14.30 ID:wxde0c3D0
- 〜三日目 まとめ〜
・ドクオは本当にどうしようもない
・ドクオは死ぬほどどうしようもない
・っていうか、ドクオは死んだのかな?
・トソンは怒らせるとかなり怖い
しかしどうしよう。シフト担当が一人減ってしまった。
しょうがないから色々と声をかけてみるか。
〜トソンの一言〜
シンプル
たった一つの単純な答えだ、てめーは私を怒らせた
- 89 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2010/05/06(木) 23:12:40.54 ID:wxde0c3D0
- 〜よっかめ すいようび たんとう:みさわみせり〜
とそんさんのかんさつにっきをきゅうにてつだうことになりました、みさわみせりです。
ちょっとびっくりしたけど、たのしそうだし、がんばります!
※ここまで見せてもらってあまりにもがっかりしたので、私が書き直しておきました。 トソン
せっかくなので、トソンさんには購買部のお仕事を手伝ってもらうことにしました!
いやー、ここっていつも私ともう一人ぐらいしかいないから暇だったんですよねー。
(゚、゚トソン「そうなんですか。もう一人は誰が?」
ミセ*゚ー゚)リ「ちょっと年上のおばさんですね。とっても優しいんですよ」
へぇ、と言ってトソンさんはレジの方を見ました。そうだ、使い方を教えてあげないと!
こういうところで、お姉さんっぽさをアピールしなくちゃね!
ミセ*^ー^)リ「えっへん。使い方を教えてあげましょう」
(゚、゚トソン「え、使えるんですか?」
使えるんですか、って…失礼しちゃうなぁ、もう。これでも私、大学は出てるんだからねっ。
って言ったら、トソンさんはものすごい顔をしました。これ言うとみんな驚くんだけど、どうしてだろう。
ともかく…驚いたか!えっへん!なんちゃって。
- 90 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2010/05/06(木) 23:15:30.60 ID:wxde0c3D0
- じゃあ、レジの使い方を教えます。
まずは、えっと…えっと…。
(゚、゚トソン「…あの。お客様がいらっしゃってますが」
ミセ*゚ー゚)リ「あ、いらっしゃいませ!」
※本当は「はわ、いらっしゃいみゃせ!」って言ってました。 トソン
ううう、気付かなかった…こういうところ、直さなくちゃなぁ。
ちゃんとお客さんに対応をして、と。よし、それじゃあレジの使い方!
…ええと…。
(-、-;トソン「…ついさっきちゃんと使えてたじゃないですか…」
…私も、そう思う。うん。
あ、そうだ!ということは、トソンちゃんがお客さん役をやってくれればいいんだ!
(゚、゚トソン「仕方ありませんね。ちゃんと一つずつ、思い出すんですよ」
はーい。
- 91 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2010/05/06(木) 23:17:53.77 ID:wxde0c3D0
- ミセ*゚ー゚)リ「いらっしゃいませー」
(゚、゚トソン「これをお願いします」
ミセ*゚ー゚)リ「いくらおにぎりですね。百五十円になります」
(゚、゚トソン「はい、どうぞ」
ミセ*゚ー゚)リ「ちょうどお預かりします。ありがとうございましたー」
…うん。ちゃんと使えた!
(゚、゚トソン「それで、手順はどうですか?」
…ええと…。
(゚、゚トソン「…もういいです」
そう言って、トソンさんはレジをかちゃかちゃといじり始めちゃいました。
十秒ぐらい(砂時計で数えたので間違いない!)で、トソンさんはすっかり操作を覚えちゃったみたいです。
すごいなぁ。私も見習わなくちゃ!
こうして、今日は二人で店番をしました。売り上げもいつもより伸びて、良かった良かった。
- 92 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2010/05/06(木) 23:20:29.50 ID:wxde0c3D0
- 〜四日目 まとめ〜
まとめ…って、なんですか?
〜トソンの一言〜
お母さんってこんな気持ちなんでしょうね。また一つ、勉強させていただきました。
ミセリさんはずっとこのままでいてほしいです。多分このままでしかいられないと思いますが。
渡した漢字ドリルは来週回収に向かいます。ちゃんとやっておくように。
- 94 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2010/05/06(木) 23:24:52.13 ID:wxde0c3D0
- 〜五日目 木曜日 担当:須尚クー〜
トソンさんの観察日記を書くよう、流石に頼まれた。
もちろんノリノリで引き受けさせてもらった。だからこそこうして文章を書いているわけだ。
それはもう、図面までひいてやる勢いで楽しみにしていたのだが…。
何故か今日一日トソンさんに会えなかった。残念だ。
仕方ないので、ヒートの観察日記を付けておく。
【朝】
ヒートはねぼすけだ。何故か朝に弱いらしい。そんな設定をした覚えはないのだが。
まぁ起きないものは仕方ない。今日はヒートは遅刻だな。
【昼】
まだ学校にこないらしい。様子を見に行こうかと思ったが、止めた。
いつまでも構っていては、自立できないからな。ロボットだけど。
【夜】
ヒートの電池が切れていたことに気付いた。
- 95 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2010/05/06(木) 23:28:11.81 ID:wxde0c3D0
- 〜五日目 まとめ〜
・単三電池を買い溜めしておくこと
・トソンさんの半永久電源を参考にできればあるいは…
・■■したかった
ああ、それにしても…トソンさん、本当に■■したいなぁ。もっと深いところを知りたい。
ヒートの駆動系もまだまだ改善点があるからな…ああ、■■したい、そして■■したい。
どうかよろしく頼む。
※何か書いたあとに塗りつぶしたみたいだな。大体予想できるが。 兄者
〜トソンの一言〜
隣の県まで避難していた甲斐があったようでよかったです。
私の電源の情報は渡すので分解はやめてください。
- 100 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2010/05/07(金) 00:00:35.13 ID:5rLLEUbR0
- 〜六日目 金曜日 担当:長岡ジョルジュ〜
兄者に急に「トソンちゃんの観察日記を書いてくれ」と頼まれたんだが…さて、どうしたもんかな。
とりあえず、仕事を手伝ってもらうことにはしたが。
_
( ゚∀゚)「トソンちゃん、こういう機械仕事ってどうよ?」
(゚、゚トソン「得意ですよ。私自身機械ですし」
ま、そりゃそうか。あんな精密なのをメンテナンスしてんだ、慣れてないわけがない。
でもそうは言っても女の子だしなぁ。あんまり、汚れる仕事は回したくないな。
接客でもしてもらうか。可愛いし、客寄せになるかもしれない。
(゚、゚トソン「了解しました。任務を全うします」
びし、と敬礼をしてトソンちゃんはレジの前に立った。テンションを間違えている気がする。
使い方は知っているらしかったので、俺は裏で仕事をすることにした。今日の修理はシューさんのセグウェイだ。
なんで持ってるのかはともかく、触ったことがない機械だからテンションが上がるぜ。
- 102 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2010/05/07(金) 00:03:34.89 ID:5rLLEUbR0
- それから二時間ほどして。店先が慌しくなっていることに気付いた。
うちにはそんな悪い客はこねぇはずだが…何かあったのか?
_
( ゚∀゚)「どした、トソンちゃん」
様子を見に行くと、トソンちゃんが子供たち(多分小学生)に囲まれていた。
道理で騒がしいわけだ。
(゚、゚トソン「ああ、いえ…この子たちが、離してくれなくて」
腕に六人ほどの子供をぶら下げて、くるくると回転している。…さすがロボット。
そりゃ、こいつらも離さないだろうな。こんな女の子がぐるぐる振り回してくれるんだから。
正直俺もぶら下がりたい。
_
( ゚∀゚)「ま、いいんじゃね。人気があるのはいいことだ」
店の物を壊さないように、とだけ釘を刺して俺はまた修理に戻った。
それからは特に何も起こることなく、通常営業だった。売り上げはちょっと伸びてたな。
…と、まぁ、そんな一日だったわけで。
トソンちゃんよりもセグウェイについてのほうがいっぱい書けそうなんだ。ごめんな兄者。
- 104 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2010/05/07(金) 00:06:28.16 ID:5rLLEUbR0
- 〜六日目 まとめ〜
・やっぱりトソンちゃんは可愛い
・兄者うらやましい、俺にくれ
・胸って大きくなるの?
店番ばっかでつまんなかったかもしれないな。もしそうならごめん。
もし退屈じゃなかったなら、また来てくれると売り上げ的にもありがたいぜ。
〜トソンの一言〜
可愛いと言っていただけるのはありがたいですが胸は大きくなりません。死んでください。
店番は楽しかったですよ。子供たちともお話できましたね。
機会があればまたお邪魔させていただきます。
- 106 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2010/05/07(金) 00:11:08.37 ID:5rLLEUbR0
- 〜七日目 土曜日 担当:須尚シューだぜ!イエス!〜
Yeah!みんな元気にしてたかい?学園のアイドル須尚☆シューだぜ!
今日は待ちに待ったトソっち観察シフトの日!アゲアゲで行くんでシクヨロ!
と、このテンションでトソっちのところに行ったらこう言われたぜ!
(゚、゚トソン「…うざ…」
以降、普通のテンションで行こうと思う。駄洒落じゃないよ。
さて、今日はトソっちに私の買い物に付き合ってもらう予定だ。
トソっちの好みとか全然知らないからねぇ、色々教えてもらいたいのさ。
(゚、゚トソン「好みと言いましても。ロボットですからね」
うむ、予想通りの反応だ。そんなんではテンプレ乙と言われてしまうぞ、トソっち。
トソっちの萌えキャラ的な意味での将来に一抹の不安を覚えつつ、私はまずラーメン屋へ向かった。
やはり最初は食の好みを知るべきだろう。
(゚、゚トソン「いきなりラーメンですか…まぁいいですが」
私が店に入ると、一気に雰囲気が明るくなった。私ほどの美少女ともなれば当然であるな。
言ってみただけ。
- 107 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2010/05/07(金) 00:14:51.68 ID:5rLLEUbR0
- 着席し、いつものねぎラーメン(キムチとチーズ乗せ)を注文する。
さて、トソっちは何を注文するのかな?
(゚、゚トソン「ラー油で」
ああ、ロボットだからね。油が差したいのね。メニューに書いてあるものを頼めよ。
(゚、゚トソン「ラー油で」
やだ、この子頑固!しょうがないから私が奢ってあげよう、ラー油を。
店主の「うわ、何この子…メイド服でラー油注文してきた」という顔を尻目に、トソっちはラー油を飲み始めた。
言っちゃなんだけど、ロボットですって公言したほうがまだ怪しまれないと思う。
(゚、゚トソン「いい油使ってますね、ご主人」
店主は「うわ、何この子…メイド服でラー油注文してきてしかも褒めてきた」という顔をした。
ドン引きしながらしてくれた説明によると、このラー油は自家製の自信作らしい。
へぇ、そう。興味ないので私はねぎをすすった。満足満足。
- 108 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2010/05/07(金) 00:17:01.37 ID:5rLLEUbR0
- さて、ねぎもそこそこに続いて向かったのは洋服屋だ。しかもそこらの汚い店ではない。
しまむらである。
しまむらである。
大切なことなので、二回言いました。テストに出るってことだよ言わせんな恥ずかしい。
(゚、゚トソン「服ですか。そういえばメイド服しか持っていませんし、いい機会かもしれませんね」
多分着ませんが。と付け加えたので、制裁にひざかっくんをしておいた。
おぅふ、というトソっちの声に興奮したのは秘密な。
(゚、゚トソン「色んな服があるんですね」
きょろきょろと店内を見回すトソっちはなかなか新鮮である。
やはり、未来と今では服も違うのだろうな。どんなん着てんだろう。全身タイツかな。
それにしても、いつかの未来までメイド服を滅ぼさなかった人類を私は誇りに思うよ。
で、何を着せようかな。
(゚、゚トソン「…へぇ。それは、私に着せるつもりではありませんよね?」
ふんどしを手に取ったら警戒されてしまった。私が着けるから安心してほしい。
と言ったら五歩ほど後ずさりされた。嘘に決まっとろうにねぇ。まだまだ初心じゃの。
ちなみに今はTバックです。
- 110 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2010/05/07(金) 00:18:50.55 ID:5rLLEUbR0
- 結局、トソっちはワンピースを一着買っただけに留まった。
予算の都合上これ以上は買えないのだとか。流石の兄者はケチだねぇ。
今度部室で会ったらよく言い聞かせておこう。ケチはモテないしハゲるぞ、と。
(゚、゚トソン「シューさんのチョイスがまともな服でよかったです」
今しがた買ったワンピースをひらひらさせるトソっち。
うんうん、やっぱ買ったらその場で着ないとね。女の子としては。
私もさっき買った靴下を早速履いているよ。
(゚、゚トソン「…その靴下の柄はどうかと思いますけどね」
ドクロニーソで何が悪いのか理解しかねる。
(゚、゚トソン「いえ、いいですけどね…そういう人なのはわかってますから…」
その時のトソっちの顔は、ロボットとは思えないほど憂いを含んでいたともっぱらの噂である。
顔の人工筋肉が発達してんだなぁ、未来のロボットは。
現代のロボットは面白い歩き方をするぐらいで精一杯なのにねぇ。
とまぁ、色々とトソっちのことを知れた一日でしたまる。
- 111 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2010/05/07(金) 00:20:30.98 ID:5rLLEUbR0
- 〜七日目 まとめ〜
・ねぎうまー
・未来の人は多分全身タイツ着用。
・ドクロ柄とジョーズモチーフのニーソで三十分悩んだ。で、両方買った。
きのこたけのこの争いってすごく不毛だと思うんだよな。アルフォートが最強だろ。
で、もう十分楽しんだので、このノートの残りは私のらくがき帳として使わせてもらうわ。会長権限で。
〜トソンの一言〜
文章の脈絡をもうちょっと考えて書いてください。ところどころイラッとします。
観察日記終了の件ですが、正直こうなる気がしていました。
シューさんがオチなんだろうな…と。
※この後は何かよくわからない落書きが大量に記されていて解読不能である。
眺めていたら吐き気がしてきたので、本棚の奥のほうに封印しておこう。 兄者
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