- 2 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2009/10/17(土) 23:21:00.01 ID:0qicit0b0
- ( -_ゝ-)「う…おぉ…朝か…」
( ´_ゝ`)「ん」
(゚、゚トソン
( ´_ゝ`)「何故枕元で正座」
(゚、゚トソン「朝になったら起こしてくれと言われたので」
( ´_ゝ`)「まさかずっとそうやって待ってたのか」
(゚、゚トソン「ええ」
( ´_ゝ`)「無駄に律儀だな…」
(゚、゚トソン「メイドかつロボットですから」
( ´_ゝ`)「うん、意味わかんない」
- 3 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2009/10/17(土) 23:22:12.17 ID:0qicit0b0
未来の世界の人型ロボッ(゚、゚トソンのようです
- 6 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2009/10/17(土) 23:23:57.14 ID:0qicit0b0
- ( ´_ゝ`)「さて、朝飯作るか」
(゚、゚トソン「…早速私の存在を蔑ろにしていますね」
(゚、゚トソン「朝食なぞとっくに準備完了ですよ、ずずいと」
つ日と
( ´_ゝ`)
( ´_ゝ`)「それAAものすごいわかりにくいけどカップラーメンだよね」
(゚、゚トソン「ちょっと頭押してください」
つ日と
( ´_ゝ`)「それカップラーメンだよね」
(゚、゚トソン「PLEASE PUSH ME」
つ日と
( ´_ゝ`)
- 8 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2009/10/17(土) 23:25:30.52 ID:0qicit0b0
- ( ´_ゝ`)つ
(゚、゚トソン
つ日と
( ´_ゝ`)つ))
(゚皿゚トソン
つ日と ダバダバ
( ´_ゝ`)つ
(゚、゚トソン
つ日と
( ´_ゝ`)つ))
(゚皿゚トソン
つ日と ダバダバダバダバダバダバ
( ´_ゝ`)つ
(゚、゚トソン
つ日と
- 10 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2009/10/17(土) 23:27:03.53 ID:0qicit0b0
- (゚、゚トソン「そのまま三分お待ちください」
( ´_ゝ`)「押しといてなんだけどそれ食べたくない」
(゚、゚トソン「大丈夫です。私の体内の濾過フィルターとかでものすごい綺麗なお湯になってますから」
( ´_ゝ`)「画の問題だから、水質の問題じゃないから」
(゚、゚トソン「人によっては感涙もののシチュエーションですよ?」
( ´_ゝ`)「君は一体どこの層を狙ったロボットなんだ」
(゚、゚トソン「そりゃまぁ…そういうのが好きな層じゃないですか?」
( ´_ゝ`)「狭い」
(゚、゚トソン「で、これどうしましょう。私は食事しませんし、無駄になってしまいますね」
( ´_ゝ`)
(゚、゚トソン
- 11 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2009/10/17(土) 23:29:09.23 ID:0qicit0b0
- (゚、゚トソン「さぁ通学の準備です」
( ´_ゝ`)←結局食べた
( ´_ゝ`)「明日からは普通の食事を所望する」
(゚、゚トソン「ご主人の命とあらば善処しましょう」
( ´_ゝ`)「遂行はしないのな」
(゚、゚トソン「善処はします」
( ´_ゝ`)
(゚、゚トソン「それより早く着替えないと大学に遅れますよ」
( ´_ゝ`)「ああ…って、大学生だって言ったっけ?」
(゚、゚トソン「洗濯のときに学生証をちらっと見たんです」
- 13 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2009/10/17(土) 23:31:29.00 ID:0qicit0b0
- ( ´_ゝ`)「洗濯までやってくれたのか…あ、ベランダに干してある」
(゚、゚トソン「ええ。昨夜のうちに洗って今朝干しました」
( ´_ゝ`)「でもうち洗濯機ないけど」
(゚、゚トソン「二本の腕は飾りではないのですよ、ご主人」
( ´_ゝ`)「なんでそう妙なところでレトロなんだ」
( ´_ゝ`)「…っていうか、サビたりしないの?」
(゚、゚トソン「完全生活防水加工済みですとも」
( ´_ゝ`)「流石に抜かりないな」
(゚、゚トソン「ただ、カナヅチです」
+(゚、゚トソン
( ´_ゝ`)「胸張るところ違う」
- 14 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2009/10/17(土) 23:33:33.78 ID:0qicit0b0
- (゚、゚トソン「はい、着替えです。どうぞ」
( ´_ゝ`)「サンキュー」
(゚、゚トソン
( ´_ゝ`)
(゚、゚トソン
( ´_ゝ`)「こっち見んな」
(゚、゚トソン「ご心配なく。私に性の概念はインプットされていませんので」
( ´_ゝ`)「俺には生まれながらにインプットされているんですがね?」
(゚、゚トソン「男の娘だと思えばいいじゃないですか」
( ´_ゝ`)「どこで覚えたのそんな言葉」
- 15 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2009/10/17(土) 23:35:35.53 ID:0qicit0b0
- ( ´_ゝ`)「いいからとりあえず俺のテリトリーから離れてくれ」
(゚、゚トソン「ご主人のご子息の状態を確認するのもメイドの勤めですよ」
( ´_ゝ`)「いや何わけわかんない下ネタ口走っちゃってんの君?そういうお話じゃないよこれ?」
(゚、゚トソン
(゚、゚トソン... スタスタ
( ´_ゝ`)「なんなのこの子こわい」
スタスタ
( ´_ゝ`)「…やれやれ」
- 16 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2009/10/17(土) 23:37:15.36 ID:0qicit0b0
- (゚、│
つ
│
♪〜 ( ´_ゝ`) ※ただいま着替え中です そのままお待ちください
(( ( つ ヽ、
〉 と/ ))) 〜♪
(__/^(_)
(゚、│
つ
│
( ´_ゝ`) ……
( つ ヽ、
〉 と/ )
(__/^(_)
│
ミ│サッ
│
( ´_ゝ) クルッ
( つ ヽ、
〉 と/ )
(__/^(_)
- 18 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2009/10/17(土) 23:39:58.94 ID:0qicit0b0
- ( ´_ゝ`)「視線を感じた気がするが準備完了だ」
ガチャ
( ´_ゝ`)「鍵もかけたし、行くか」
(゚、゚トソン「ええ、そうですね」
( ´_ゝ`)
(゚、゚トソン
( ´_ゝ`)「君は留守番な」
(゚、゚トソン「主人の送迎もメイドの仕事ですから」
( ´_ゝ`)「迎はともかく送は違うと思う」
( ´_ゝ`)「大体送るための乗り物がないぞ」
- 19 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2009/10/17(土) 23:42:05.06 ID:0qicit0b0
- (゚、゚トソン「ふ…古今東西ロボットは変形機構を備えているものと相場が決まっているのです」
( ´_ゝ`)「え?マジで?すごいな君」
(゚、゚トソン「まぁ私にはないですけど」
( ´_ゝ`)
( ´_ゝ`)「一瞬のワクワクを返してくれ」
(゚、゚トソン「メイドロボットが変形するわけないでしょう…常識的に考えて…」
ε= ┐(-、-トソン┌ ヤレヤレ
( ´_ゝ`)「俺今なら分解くんになれる気がする」
- 20 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2009/10/17(土) 23:44:05.84 ID:0qicit0b0
- (゚、゚トソン「自転車ぐらいはありますよね?」
( ´_ゝ`)「ああ、あるけど」
(゚、゚トソン「出してください」
( ´_ゝ`)「嫌な予感しかしないんだけどまさか二人乗りとか言わないよね」
(゚、゚トソン
(゚、゚トソン「はははそんなまさか」
( ´_ゝ`)「だよな」
(゚、゚トソン「ダブルライディングするだけですよ」
( ´_ゝ`)「だよな…」
- 21 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2009/10/17(土) 23:46:46.87 ID:0qicit0b0
- (゚、゚トソン「では、しっかりつかまっていてください」
( ´_ゝ`)「ああ…なんか嫌な予感がするからそうする」
(゚、゚トソン「ダーッシュ!!」
ギャルルルルル!!!
(;´_ゝ`)「おいちょっと後輪から火花出てますけ」
ドゥン!!!
(;´_ゝ`)「どおおおおっ!?」
(゚、゚トソン「喋ると舌を引きちぎりますよ!私が!」
(;´_ゝ`)「怖いわ!!」
ギャルルルルルル…
- 22 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2009/10/17(土) 23:49:40.68 ID:0qicit0b0
- キキーッ!!!
(゚、゚トソン「無事到着です、ご主人」
(;´_ゝ`)「無事じゃねーよ…死ぬかと思った…」
(゚、゚トソン「でも死んでないじゃないですか」
(;´_ゝ`)「そういうのを結果論って言うんだよ知ってた?」
(゚、゚トソン「ええ。…あ」
( ´_ゝ`)「?」
(゚、゚トソン「タイヤが磨り減って大変なことに」
( ´_ゝ`)
( ´_ゝ`)「自転車のタイヤって結構高いんだよ知ってた?」
(゚、゚トソン「ええ」
- 23 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2009/10/17(土) 23:51:31.27 ID:0qicit0b0
- (゚、゚トソン「それはそれとして、さっきから妙に視線を感じませんか?」
( ´_ゝ`)「まぁ大分派手な登場だったしな」
(゚、゚トソン「若干引かれている空気も感じられますね」
( ´_ゝ`)「おまけにメイド服着てるしな」
(゚、゚トソン
(゚、゚トソン「ああ、つまりご主人のメイド趣味が引かれている原因だと」
( ´_ゝ`)「ごめん俺別にそういう趣味じゃないから」
(゚、゚トソン「嫌よ嫌よも好きのうちと言いますよね」
( ´_ゝ`)「もういいよ帰ってくれよ」
(゚、゚トソン「いえ、暇なので付いていきます」
( ´_ゝ`)「なんでやねん」
- 24 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2009/10/17(土) 23:53:04.01 ID:0qicit0b0
- (゚、゚トソン「さぁ教室へ行きましょう」
( ´_ゝ`)「うん、話聞け?」
ガシッ
(゚、゚トソンつ< ´_ゝ`)
(゚、゚トソンつ< ´_ゝ`)... ズリズリ…
(゚、゚トソンつ< ´_ゝ`)... ズリズリ…
(゚、゚トソンつ< ´_ゝ`)「痛い」
(゚、゚トソンつ< ´_ゝ`)
(゚、゚トソンつ< ´_ゝ`)... ズリズリ…
(゚、゚トソンつ< ´_ゝ`)... ズリズリ…
- 25 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2009/10/17(土) 23:55:03.32 ID:0qicit0b0
- ガラッ
(゚、゚トソンつ< ´_ゝ`)... ズリズリ…
(゚、゚トソン「着きましたよご主人」
< ´_ゝ`)「なんか俺の後ろ髪<_プー゚)フみたいになってない?」
(゚、゚トソン
(゚、゚トソン「なってます」
(つ´_ゝ`)「何の間だよ…」 ゴシゴシ
(;'A`)「お、おい…兄者?」
( ´_ゝ`)「おっすドクオ」
- 26 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2009/10/17(土) 23:56:53.98 ID:0qicit0b0
- (゚、゚トソン「ご主人…兄者、という名前だったんですね」
( ´_ゝ`)「そういえば言ってなかったな」
(゚、゚トソン「ええ、全くです」
(;'A`)「いやちょっと…何をナチュラルに意味わからん会話してんの」
( ´_ゝ`)「ん?何が?」
('A`)「何がじゃねーよ!誰このメイド!?」
( ´_ゝ`)「あー…まぁ、話せば長くなるんだが」
(゚、゚トソン「トソンと申します。訳あってご主人と『同棲』中です」
('A`)
('A`)「なん…だと…?」
( ´_ゝ`)「一番面倒なところから話すってなんなの?嫌がらせなの?」
- 27 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2009/10/17(土) 23:59:27.20 ID:0qicit0b0
- ('A`)「…一体どんな悪いことをしたら一晩で女の子と同棲できるんだ…」
( ´_ゝ`)「お前第一思考がそれってなんなんだよ」
(゚、゚トソン「そうですよ、ご主人はデリヘルは呼びますが誘拐なんてことはしません」
('A`)
('A`)「え…最近のデリヘルって学校まで出張してくれんの…?」
(゚、゚トソン
('A`)「しかもメイドオプション付きで…?」
(゚、゚トソン「すいません、殴ります」
( ´_ゝ`)「死んじゃうから止めて」
- 28 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2009/10/18(日) 00:01:51.02 ID:VQmWu20H0
- ( ´_ゝ`)「いやな…彼女は色々と訳アリで…」
('A`)「訳なかったらぶち殺してるよ」
( ´_ゝ`)「こえーよ」
(゚、゚トソン「ご主人、百聞は一見に如かずと思うのですが」
( ´_ゝ`)「そうは言っても今は人目が多いし…」
( ´_ゝ`)「あんまり騒ぎになっても困るだろ?」
('A`)「メイド服の人が来てる時点で相当大騒ぎだけどな」
( ´_ゝ`)「今以上の騒ぎになることが容易に想像できてしまうんだよ」
(゚、゚トソン「私としてもそれは望むところですね」
( ´_ゝ`)「日本語おかしいよ」
- 29 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2009/10/18(日) 00:03:58.28 ID:VQmWu20H0
- ( ´_ゝ`)「つーわけで、講義終わってから部室で話すよ」
('A`)「…わかったよ。納得のいく説明じゃなかったら悪即斬だからな」
( ´_ゝ`)「悪なのかよ俺」
('A`)「周りの声聞いてみろや」
アニジャナニシタンダ… サスガクンッテソウイウヒトナンダ… メセンコッチオネガイシマース
(゚、゚トソン「ご主人…人望ないんですね…」 パシャッ パシャッ
( ´_ゝ`)「とりあえずカメラ誰だ」
(゚、゚トソン「着いて来ないように言えばよかったのに」
( ´_ゝ`)「一見正論だけど君無理やり俺のこと引きずってるからね忘れてるよね」
('A`)「何この仲良しっぷり腹立つ」
- 30 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2009/10/18(日) 00:06:49.48 ID:VQmWu20H0
〜授業中〜
( ´_ゝ`)「わざわざ正座せんでも」
_________ / ヽ、 (゚、゚トソン「いえ、メイドですから」
||\ / | | | ∪ ∪ )
||\\ (⌒\|__./ ./ (__(_⊃
|| \\ ~\_____ノ|
|| \\ \| ( 'A`)「理由になってねぇ…」
. \\ \ / ヽ
. \\ / .| | |
. \\ (⌒\.|__./ ./
\\ ~\_____ノ|
- 31 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2009/10/18(日) 00:09:20.38 ID:VQmWu20H0
- 授業終了
( ´_ゝ`)「今日は教授たち驚いてたな」
(゚、゚トソン「人の顔をじろじろと眺め回して失礼です」
('A`)「そりゃ見るって…メイドがいたら…」
( ´_ゝ`)「さっさと部室行くか」
(゚、゚トソン「ご主人たちは何部なんですか?」
( ´_ゝ`)「部っていうかサークルだけどな。SF研究会」
(゚、゚トソン「またそんな夢見がちな」
( ´_ゝ`)「SF的存在が言っていい台詞じゃない」
('A`)「なんのこっちゃ…それにしても」
- 32 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2009/10/18(日) 00:11:05.56 ID:VQmWu20H0
- ざわ…
ざわ…
('A`)「めっちゃ見られてるよーこえーよー」
( ´_ゝ`)
('A`)「よく兄者は平然としてられるよな」
( ´_ゝ`)「変人扱いは毎度のことだろ?今更気にしてもな」
(゚、゚トソン「ああ、やっぱり変人なんですね。ドクオさんも」
('A`)「正直メイド服着てる人に言われたくない」
- 33 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2009/10/18(日) 00:13:19.68 ID:VQmWu20H0
- コンコン
( ´_ゝ`)「流石と鬱田です」
「開いてるよ」
ガチャ
( ´_ゝ`)「どーも、須尚先輩」
('A`)「こんちはっす」
lw´‐ _‐ノv「ん、よく来た我が同胞たちよ」
(゚、゚トソン「初めまして」
lw´‐ _‐ノv
lw´‐ _‐ノv「メイド?」
- 34 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2009/10/18(日) 00:15:43.08 ID:VQmWu20H0
- (゚、゚トソン「はい、メイドです。トソンと申します」
lw´‐ _‐ノv「ああ、はい。私は須尚シューね」
lw´‐ _‐ノv「で、誰のなの?このめんこい子」
('A`)「兄者のです」
( ´_ゝ`)「の、って言い方はどうかと思う」
(゚、゚トソン「ご主人のです」
lw´‐ _‐ノv「やだ、なんか卑猥!」
( ´_ゝ`)「振ったの先輩っすからね」
('A`)「んなこと言ってどうせ卑猥なことしてんだろ…」
lw´‐ _‐ノv「何?デリヘルなの?」
(゚、゚トソン「私そんなデリヘルフェイスしてますか場合によっては自分の顔面破壊しますけど」
( ´_ゝ`)「平然とそういうこと言わないで怖い」
- 36 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2009/10/18(日) 00:17:59.88 ID:VQmWu20H0
- lw´‐ _‐ノv「ほいで?実際何者なの?」
('A`)「そうだ、カカッと説明しろ」
( ´_ゝ`)「んじゃ、百聞は一見に如かずってことで」
(゚、゚トソン「ラジャー」
ガパァ
lw´‐ _‐ノv
('A`)
( ´_ゝ`)
(゚、゚トソン
パカパカ
(゚A゚)
- 37 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2009/10/18(日) 00:20:52.89 ID:VQmWu20H0
- (;゚A゚)「あばばばばばばばばばば!!!」
lw*´‐ _‐ノv「おおおおおすっげ!これすっげ!」
(゚、゚トソン「まぁそうなりますよね」
( ´_ゝ`)「まぁSF研の会長だから」
(;゚A゚)「くぁwせdrftgyふじこlp;@:!!!」
lw*´‐ _‐ノv「どこ製!?オリエント工業!?」
(゚、゚トソン「もうなんかメイドロボットとしての自尊心がぶっ壊れそうなんですけど」
( ´_ゝ`)「オリエント工業知ってんだ…」
(;゚A゚)「ありおりはべりいまそがり!!!」
( ´_ゝ`)「テンパりすぎて意味わかんねぇよ」
- 40 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2009/10/18(日) 00:23:43.54 ID:VQmWu20H0
- lw*´‐ _‐ノv「肌とか触っていいか?いいのか?ええのんか?」
(゚、゚トソン「構いませんが」
lw*´‐ _‐ノv「うおおすげえええラブドール以上にリアル!!」
(゚、゚トソン「もうそっち方面の話はいいですから本当に」
( ´_ゝ`)「つーか須尚先輩なんでラブドールの感触知ってんすか」
lw*´‐ _‐ノv「お胸は!?お胸のほうはどうなの!?どうなのよ!?」
( ´_ゝ`)「時に落ち着け」
lw´‐ _‐ノv「すまん」
(;゚A゚)「めそ( ´_ゝ`)「お前もな」
- 42 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2009/10/18(日) 00:26:06.63 ID:VQmWu20H0
- lw´‐ _‐ノv「んで?何故こんなめんこいロボッ娘が」
(゚、゚トソン「ロボメイドです。ロボッ娘ではなく」
lw´‐ _‐ノv「うん、ロボッ娘が流石くんちに?」
(゚、゚トソン「いい感じに人の話聞きませんねこの人」
( ´_ゝ`)「なんでも未来からタイムスリップしてきたとかで」
('A`)「そりゃまたSFな話だな。わかりやすくていいけど」
( ´_ゝ`)「しかも未来での記憶…メモリーが吹っ飛んでるらしい」
(゚、゚トソン「はい。記憶だけが綺麗さっぱりと」
lw´‐ _‐ノv「なるほどのー。それで、手近な安アパートに転がり込んだと」
( ´_ゝ`)「安アパートとか人に言われるとムカつきますよね」
(゚、゚トソン「事実じゃないですか」
( ´_ゝ`)「だからムカつくんです」
- 45 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2009/10/18(日) 00:28:09.06 ID:VQmWu20H0
- ('A`)「未来に関して何の手がかりもないのか?」
(゚、゚トソン「ありませんね。ペプシの新味に対する期待感ぐらいゼロです」
(;'A`)「現代には妙に詳しいのな…」
(゚、゚トソン「それが不思議なことに、この時代の情報だけはメモリーがあったんです」
( ´_ゝ`)「色々合点がいったよ。ていうかそれ初耳なんですけど」
(゚、゚トソン「言ってませんでしたからね」
( ´_ゝ`)「ああ、じゃあしょうがないな」
(゚、゚トソン「ええ、しょうがありません」
('A`)「いや噛み合ってないから」
lw´‐ _‐ノv「愉快なロボッ娘+一人だねぇ」
- 48 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2009/10/18(日) 00:30:23.95 ID:VQmWu20H0
- lw´‐ _‐ノv「んでさぁ、結構核心聞いちゃうけど」
(゚、゚トソン「どうぞ」
lw´‐ _‐ノv「トソンちゃんは今後どうすんの?」
(゚、゚トソン「どう…と言いますと?」
lw´‐ _‐ノv「未来に帰りたいのか、そうでもないのか、って感じかな」
(゚、゚トソン「…恐らく、後者の気持ちのほうが強いかと」
('A`)「まぁ帰りたくても帰れるもんじゃないだろうしな」
(゚、゚トソン「ええ。未来に未練があるわけでもないですし」
(゚、゚トソン「この時代でご主人もできてしまいましたし」
( ´_ゝ`)「俺?」
- 50 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2009/10/18(日) 00:33:08.42 ID:VQmWu20H0
- (゚、゚トソン「はい。私はメイドロボットですから、人に仕えることが何よりも最優先です」
(゚、゚トソン「今はご主人に仕えることを第一に考えようかと」
lw´‐ _‐ノv「ふんふん。いい心がけだ」
( ´_ゝ`)「ま、君がそうしたいならそうしてくれ」
('∀`)「なんなら俺に仕えてくれてもいいんだぜ!」
(゚、゚トソン「それは全力で遠慮します」
('A`)
( ´_ゝ`)「ドンマイ」
('A`)「俺と兄者の違いはなんなんだちくしょう」
lw´‐ _‐ノv「身の程をわきまえろよな、ゾウリムシ」
(;'A`)「同胞からのランクダウンが著しいんですけど!?」
- 52 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2009/10/18(日) 00:35:18.80 ID:VQmWu20H0
- (゚、゚トソン「オチがついたところで…ここは一体、何をするサークルなのでしょう?」
lw´‐ _‐ノv「SFを研究するサークルに決まっとろうもん」
('A`)「というのは世を忍ぶ仮の姿で、好き勝手遊ぶサークルだ」
lw´‐ _‐ノv「勝手なこと言うんじゃないぜアメーバ」
('A`)「うわまた下がった」
lw´‐ _‐ノv「SFな文献やらを読み漁って考察してレポートにまとめて提出したりしてるんよ」
( ´_ゝ`)「要するに色々小説やら漫画読んで感想文書いてるってことだ」
(゚、゚トソン「よくそんなゆるゆるで許されてますね」
('A`)「世のサークルの90%はまともな活動なんかしてないんだからいいんだよ」
(゚、゚トソン「残り10%に謝ってください」
( ´_ゝ`)「なんか違うよねそれ」
- 53 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2009/10/18(日) 00:37:48.48 ID:VQmWu20H0
- (゚、゚トソン「会員は三人だけなのですか?」
( ´_ゝ`)「一応他にも何人かはいるけど、この三人がメインメンバーだな」
( ´_ゝ`)「後は暇つぶしに来るやつがちらほら」
('A`)「暇つぶしグッズ目白押しのサークルだからな。無駄に部屋広いし」
lw´‐ _‐ノv「私様のおかげだよ、崇めたまえ」
(゚、゚トソン「そうなのですか」
( ´_ゝ`)「妙に顔が利くんだよこの変じn…先輩」
('A`)「俺たちは変じn…先輩のおこぼれに預かってるわけだ」
lw´‐ _‐ノv「おいちょっとお前ら表出ろ、土下座の仕方を教えてやる。見本付きでな」
(゚、゚トソン「確かに面白い人ではありますね」
- 55 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2009/10/18(日) 00:39:56.51 ID:VQmWu20H0
- ('A`)「んじゃ、今日も元気に活動しましょうか」
lw´‐ _‐ノv「その前に見本をだな」
( ´_ゝ`)「いやしなくていいですから」
lw´‐ _‐ノv「あ、そう?じゃあ本でも読むかね」
('A`)「俺はモンハンでも」
(゚、゚トソン「なんというフリーダム」
( ´_ゝ`)「トソンはどうする?」
(゚、゚トソン「眺めてます。メイドですので」
( ´_ゝ`)「相変わらずよくわからん原理だが把握した」
…………………
- 56 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2009/10/18(日) 00:43:05.46 ID:VQmWu20H0
- キーンコーンカーンコーン…
lw´‐ _‐ノv「っと、もうこんな時間かいな」
('A`)「妙に予定調和的に鳴ったような気がする」
( ´_ゝ`)「気のせいだろ」
lw´‐ _‐ノv「ハゲるぞ」
('A`)「ハゲません」
(゚、゚トソン「ハゲてください」
('A`)「何この短時間で俺の立ち位置完璧にマスターしてくれちゃってんのこのロボ」
( ´_ゝ`)「いじられるのは文句ないんだ」
- 58 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2009/10/18(日) 00:45:54.11 ID:VQmWu20H0
- lw´‐ _‐ノv「んーじゃ、今日は解散としますかー」
( ´_ゝ`)「うっす」
('A`)「しかし今日は珍しく誰も来なかったな」
( ´_ゝ`)「確かに…」
(゚、゚トソン「嵐の前の静けさという言葉がありまして」
( ´_ゝ`)「やだ…不吉…」
lw´‐ _‐ノv「こんな非現実的な子がいるんだ。何も起きないわけがないだろう」
lw´‐ _‐ノv「言うまでもないけど、SF研的にはそっちのが面白そうだし」
( ´_ゝ`)「まぁ昨日も既に色々あったんですがね」
('A`)「今聞いた産業」
- 59 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2009/10/18(日) 00:48:41.60 ID:VQmWu20H0
- (゚、゚トソン「デリヘル」
(゚、゚トソン「やくざ」
(゚、゚トソン「頭ゆるゆる」
('A`)「意味ワカラナス」
lw´‐ _‐ノv「不穏ワードしか並んでなくて超面白そうなんだが」
( ´_ゝ`)「色々あったんですよそれはもう色々」
(゚、゚トソン「私をあまり怒らせないほうがいいということを学びましたよね」
( ´_ゝ`)「本当にな」
- 60 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2009/10/18(日) 00:51:25.09 ID:VQmWu20H0
- lw´‐ _‐ノv「んじゃ、しーゆーねくすとたいむ。我が同胞たちよ」
バルバルバルバル…
('A`)「いいなぁバイク。乗れたらかっこいいよな」
(゚、゚トソン「HAHAHAHAHA」
('A`)「無味乾燥笑いとか高度な機能持ってるよねこのロボット」
( ´_ゝ`)「メイドが無味乾燥笑いしちゃいかんと思うがな」
('A`)「じゃ、また」
( ´_ゝ`)「おう、じゃーな」
(゚、゚トソン「ドクオさんは歩きなんですね」
( ´_ゝ`)「電車通学なんだよ」
- 61 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2009/10/18(日) 00:53:29.66 ID:VQmWu20H0
- 自転車置き場
( ´_ゝ`)「おい今俺ものすごい重要なこと思い出した」
(゚、゚トソン「どうぞ」
( ´_ゝ`)「この自転車タイヤ磨り減りすぎて乗れん」
(゚、゚トソン「換えないとだめですねこれは。酷い使い方です」
( ´_ゝ`)「はいはいワロスワロス」
( ´_ゝ`)「仕方ないから歩いて帰るか」
(゚、゚トソン「ご主人、こういうときこそ私を使ってください」
( ´_ゝ`)「えっやだ」
(゚、゚トソン「まぁまぁそうおっしゃらず。初回無料ですから」
( ´_ゝ`)「次回から金取るのかよ余計やだよ」
(゚、゚トソン「そーい!」
- 62 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2009/10/18(日) 00:54:40.59 ID:VQmWu20H0
- ( ´_ゝ`)
(っ(゚、゚トソン
>と )
>^>
( ´_ゝ`)
(っ(゚、゚トソン「さぁ、行きましょうか」
>と )
>^>
( ´_ゝ`)「いやこんな不自然なAAを無視できるほど俺は寛容じゃないよ」
(っ(゚、゚トソン
>と )
>^>
( ´_ゝ`)
(っ(゚、゚トソン
>と )
>^>
トンッ
( ´_ゝ`)「たまには歩くのもいいよね」
(゚、゚トソン「そうですね、そうしましょう」
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