- 3 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2009/11/04(水) 18:48:21.05 ID:PGTcAVTxO
- ( -_ゝ-) zzz
(゚、゚トソン
(゚、゚トソン「あーるーはれたーひーるーさがりー」
( -_ゝ-)
(゚、゚トソン「いちばーへつづーくみちー」
( ´_ゝ`)
(゚、゚トソン「にーばーしゃーがーごーとーごーとー」
( ´_ゝ`)
(゚、゚トソン「こうしーをのせーてゆくー」
( ´_ゝ`)
(゚、゚トソン「あ、おはようございます」
- 4 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2009/11/04(水) 18:49:11.02 ID:PGTcAVTxO
未来の世界の人型ロボッ(゚、゚トソンのようです
- 6 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2009/11/04(水) 18:51:04.50 ID:PGTcAVTxO
- (゚、゚トソン「アラームでは不服だったようですので、メロディーで起こしてみました。美声の」
( ´_ゝ`)
( ´_ゝ`)「それしかラインナップなかったのか」
(゚、゚トソン「ないです」
( ´_ゝ`)
(゚、゚トソン「朝から鬱屈とした気持ちになれたでしょう?」
( ´_ゝ`)「大分鬱屈としたよ」
(゚、゚トソン「私ももう外に出たくないです」
( ´_ゝ`)「自分が鬱屈としてるじゃねーか」
(゚、゚トソン「今日は留守番します…」
( ´_ゝ`)「別にいいけどなぜ歌ったし」
- 10 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2009/11/04(水) 18:52:59.45 ID:PGTcAVTxO
- (゚、゚トソン「それはそうと今日の朝食です」
( ´_ゝ`)「なんで海苔とかひじきとか黒いものばっかりなんだ?」
( ´_ゝ`)「言っとくがハゲの心配なら無用だぞ、親父はハゲてるけど」
(゚、゚トソン「ハゲは知りませんが、鬱屈とした気持ちを表してみました」
( ´_ゝ`)「朝食の仕込みの段階からドナドナかけるつもりだったんだ…」
(゚、゚トソン「何分レパートリーが乏しいものですから」
( ´_ゝ`)「じゃあ俺のiPodでも聞くか?」
(゚、゚トソン「そうですね。ただ留守番していても暇ですし、お願いします」
( ´_ゝ`)「ほい来た。っていうかiPodも知ってんのな」
(゚、゚トソン「もうその注釈いいですよ面倒ですし」
- 12 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2009/11/04(水) 18:55:08.07 ID:PGTcAVTxO
- カチカチ
(゚、゚トソン「予想通りアニメソングばっかりですね」
( ´_ゝ`)「ロボットソングと言ってくれ。もしくは兄尊」
(゚、゚トソン「自分を尊べと言いたいのですか?」
( ´_ゝ`)「兄者の兄じゃないから」
(゚、゚トソン「そうですか」
( ´_ゝ`)「ちなみに俺のおすすめはこの辺だけど…スピーカーどこやったかな」
(゚、゚トソン「あ、でしたら少々お待ちを」
( ´_ゝ`)「ん?」
- 13 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2009/11/04(水) 18:56:41.41 ID:PGTcAVTxO
- (゚、゚トソンと ゴソゴソ
(゚、゚トソン――=- ビローン
( ´_ゝ`)
(゚、゚トソン――=-「繋いでください」
( ´_ゝ`)「本当多目的だよね…」
(゚、゚トソン――=[◎□] グサッ
( ´_ゝ`)「再生っと」
カチッ
- 16 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2009/11/04(水) 18:58:49.29 ID:PGTcAVTxO
- (゚、゚トソン「夜空の星が輝く影で悪の笑いがこだまする」
( ´_ゝ`)
(゚、゚トソン「星から星に泣く人の涙背負って宇宙の始末」
( ´_ゝ`)
(゚、゚トソン「銀河旋風ブライガー お呼びとあらば即参上!」
( ´_ゝ`)「再生しといてなんだけど」
(゚、゚トソン「J9 J9 情け無用」
カチッ
(゚、゚トソン「…?何故止めたんですか?」
( ´_ゝ`)「たいらいさおボイスで歌うメイドは嫌だと気付いた」
- 17 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2009/11/04(水) 19:00:19.21 ID:PGTcAVTxO
- (゚、゚トソン「そうですか…じゃあ次に行きましょう」
カチカチ カチッ
(゚、゚トソン「恋をするように 声を重ねれば KISS」
( ´_ゝ`)「やっぱり女性ボーカルがいいよね」
( ´_ゝ`) モシャモシャ
(゚、゚トソン「あたしのHEARTは ここにあるよいつだって」
( ´_ゝ`) モシャモシャ
カチッ
(゚、゚トソン「あの」
( ´_ゝ`)「ん」
- 18 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2009/11/04(水) 19:01:33.77 ID:PGTcAVTxO
- (゚、゚トソン「これ、原曲わかってる人いるんでしょうか」
( ´_ゝ`)「きっといるよ」
(゚、゚トソン「じゃあいいですけど」
カチッ
(゚、゚トソン「だけど Oh!君の 輝く目は何を」
( ´_ゝ`) モシャモシャ
(゚、゚トソン「さがし続けるの? Oh! MY FRIENDS」
( ´_ゝ`)「(今までで一番役立っている気がする)」
- 22 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2009/11/04(水) 19:03:28.44 ID:PGTcAVTxO
- ( ´_ゝ`)「んじゃ行ってきます」
カチッ
(゚、゚トソン「お供します」
( ´_ゝ`)
( ´_ゝ`)「鬱屈とした気分はどうなった」
(゚、゚トソン「歌の力って偉大ですね」
( ´_ゝ`)「ああ…そう…」
(゚、゚トソン「ヤック・デカルチャー!」
( ´_ゝ`)「俺が言いたいよそれ」
- 23 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2009/11/04(水) 19:05:06.13 ID:PGTcAVTxO
- ( ´_ゝ`)「あー、そういやタイヤ替えてもらわないとな」
(゚、゚トソン「自転車の悲鳴が聞こえるようですね…可哀想に…」
( ´_ゝ`)
(゚、゚トソン
( ´_ゝ`)
(゚、゚トソン「すいません」
( ´_ゝ`)「わかればいい」
(゚、゚トソン「誰がこんなことを…」
( ´_ゝ`)「わかってなかった」
- 39 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2009/11/04(水) 19:23:06.42 ID:PGTcAVTxO
- ( ´_ゝ`)「今何時?」
(゚、゚トソン「おやじ」
( ´_ゝ`)「いつか言おうと思ってたけど君ギャグセンス壊滅してるよね」
(゚、゚トソン「薄々気付いてました」
( ´_ゝ`)「…まだ時間あるな。先に自転車置いてくるか」
(゚、゚トソン「近くに修理屋さんがあるんですか?」
( ´_ゝ`)「ああ、結構世話になってるところなんだ」
(゚、゚トソン「じゃあ行きましょうか」
( ´_ゝ`)「面倒だからロボットは隠すぞ」
(゚、゚トソン「了解です」
- 24 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2009/11/04(水) 19:06:09.37 ID:PGTcAVTxO
- カラカラカラ
( ´_ゝ`)「うぃーっす」
_
( ゚∀゚)「おー、兄者か。久しぶりだな」
(゚、゚トソン「おはようございます」
_
( ゚∀゚)「あ、どーも」
_
( ゚∀゚)
_
(; ゚∀゚)「って誰!?メイド!?っていうか彼女!?」
( ´_ゝ`)
(゚、゚トソン
_
(; ゚∀゚)「え?何固まってんの?」
( ´_ゝ`)「いや…まともな反応だったから逆に何て言っていいかわからなくて…」
- 26 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2009/11/04(水) 19:07:56.96 ID:PGTcAVTxO
- (゚、゚トソン「今まで変人しかいませんでしたからね」
( ´_ゝ`)「こいつはこいつで変人だけどな」
_
( ゚∀゚)「相変わらず失礼なやつだな。俺はただおっぱいを愛しているだけだ」
(゚、゚トソン「変人ですね」
_
( ゚∀゚)「つーか、マジで彼女なの?兄者はそういうのと縁無いと思ってたんだけど」
( ´_ゝ`)「んー…まぁ、説明すると長くなるんだが、とりあえず彼女ではない」
(゚、゚トソン「デリヘルでもありませんよ」
_
(; ゚∀゚)「わかってるよ!そんな勘違いしないって!」
(゚、゚トソン
(゚、゚トソン「変人とか言って本当すいませんでした」
_
( ゚∀゚)「え?ああ、うん」
- 28 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2009/11/04(水) 19:09:41.65 ID:PGTcAVTxO
- (゚、゚トソン「申し遅れました、メイドのトソンと申します」
_
( ゚∀゚)「俺は長岡ジョルジュだ。兄者とは高校の同級生」
(゚、゚トソン「大学生ではないのですか?」
( ´_ゝ`)「大学に入らずに実家を継いだんだよな」
_
( ゚∀゚)「親父の手伝いの延長線で楽だったからな。乗り物も好きだし」
_
( ゚∀゚)「っと、それで思い出した。今日は何の用なんだ?」
( ´_ゝ`)「ああ、自転車のタイヤを替えて欲しいんだ」
_
( ゚∀゚)「パンクでもさせたのか?」
( ´_ゝ`)「ご覧の通り」
_
( ゚∀゚)「どれどれ」
- 29 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2009/11/04(水) 19:12:14.70 ID:PGTcAVTxO
- _
(; ゚∀゚)「ってうっわめっちゃ磨り減ってる!!どんだけ乗り回したんだよ!?」
(゚、゚トソン「五分ぐらいですかね?」
_
(; ゚∀゚)「いやこれ年単位の磨り減り方だぞ!確か半年ぐらい前に替えたばっかだろ!?」
( ´_ゝ`)「色々あったんだよ…」
_
(; ゚∀゚)「色々ありすぎだろ!便利な言葉だな!」
( ´_ゝ`)「まぁともかく頼むわ。通学が面倒で仕方ない」
_
( ゚∀゚)「…わかった、深くは聞かねーよ。どうせ教えてもらえないだろうしな」
(゚、゚トソン「そうしてくださると助かります」
_
( ゚∀゚)「でもせめてこの人のことは教えてくれないか?気になりすぎる」
(゚、゚トソン「私ですか」
- 31 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2009/11/04(水) 19:14:10.76 ID:PGTcAVTxO
- ( ´_ゝ`)「ぼちぼち出ないと講義に間に合わないんだが」
_
( ゚∀゚)「げ、もうそんな時間かよ…しょうがねーな」
_
( ゚∀゚)「タイヤは替えとくから、取りにくるときにでも話聞かせろよ」
( ´_ゝ`)「考えとく。じゃあ頼んだ」
_
( ゚∀゚)「あいよ。んじゃまたな、トソンちゃん」
(゚、゚トソン「はい。失礼します」
_
( ゚∀゚)「…ふむ…サイズは80ギリってとこか…?」
(゚、゚トソン「聞こえてますよ」
_
( ゚∀゚)「サイズは80ギリってとこか!!」
(゚、゚トソン「だからって堂々と言わないでください」
- 33 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2009/11/04(水) 19:15:43.72 ID:PGTcAVTxO
- ( ´_ゝ`)「よし、行くか」
(゚、゚トソン「そうですね」
( ´_ゝ`)「もうタイヤだめにしないでくれよ」
(゚、゚トソン「遅刻しそうな時に限定します」
( ´_ゝ`)「遅刻するほうがマシだから止めて」
(゚、゚トソン「そんな遠慮なさらなくても」
( ´_ゝ`)「してねーよガチ拒否だよ」
(゚、゚トソン「わかりました、無料にしますから」
( ´_ゝ`)「金取る発想も止めろ」
- 35 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2009/11/04(水) 19:18:39.98 ID:PGTcAVTxO
- 教室
('A`)「兄者おせーなー」
ガラッ
(゚、゚トソンつ< ´_ゝ`)「噂をされたところでタイミングよく現われましたよ」
('A`)「その光景を見慣れてる自分が怖い」
(つ´_ゝ`)「髪」 ゴシゴシ
(゚、゚トソン「おはようございます」
('A`)「今日は遅かったな、どうかしたのか?」
( ´_ゝ`)「自転車屋行ってた。タイヤの交換に」
('A`)「へー」
川 ゚ -゚)「パンクでもしたのか?」
- 36 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2009/11/04(水) 19:20:19.54 ID:PGTcAVTxO
- ( ´_ゝ`)「ああ、ちょっとな…っておい」
(゚、゚トソン「何故いる」
川 ゚ -゚)「ファイティングポーズをとらないでくれ」
(゚、゚トソン「そう言いながらドライバー持ってるのはどういうことですか」
川 ゚ -゚)
川 ゚ -゚)「いつの間に…」
( ´_ゝ`)「無意識かよ、こえーよ」
川 ゚ -゚)「まぁ今日は二人と同じ講義を取っているだけで他意はない」
('A`)「そう言いながらスパナを取り出すなよっていうかどこから出した」
川 ゚ -゚)「…いつの間に…」
(゚、゚トソン「わざとやってますよねあなた」
- 40 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[これが>>36の続き] 投稿日:2009/11/04(水) 19:24:55.46 ID:PGTcAVTxO
- 川 ゚ -゚)「とにかく大丈夫だ。今日は朝これを分解してきたからな」
( ´_ゝ`)「っていいながらばらばらになったパーツ見せられてもなんだかわからないから」
川 ゚ -゚)「冷蔵庫だ」
(;'A`)「でかっ!!分解対象でかっ!!」
(゚、゚トソン「これはパーツの一部ですか」
川 ゚ -゚)「粗大ゴミに出てたんでつい…」
( ´_ゝ`)「まぁ不法投棄されっぱなしよりはマシだな」
(;'A`)「なんかもうそういう問題じゃないだろ…」
ヤ
川 ゚ -゚)「くくく…気を抜くと分解ってしまうかもしれないぞ…」
(゚、゚トソン「あなた、最低です」
- 42 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2009/11/04(水) 19:26:25.35 ID:PGTcAVTxO
- 〜講義中〜
「(ドライバー手入れしてるよ…)」
O O 「……」
o o (゚、゚トソン
( ´_ゝ`) ( 'A`) 川 ゚ -゚) 〜♪ ∪ ∪ )
つ[ l ]と つ[ l ]と つ==--と (__(_⊃
l\ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\
l \ \
l l ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄l
l .l l
l .l l
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\l__________________.l
- 44 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2009/11/04(水) 19:28:00.80 ID:PGTcAVTxO
- 川0゚ -゚)「ふー、やっと講義が終わったな」
( ´_ゝ`)「やだ…つやつや…」
('A`)「ってあれ?トソンさんは?」
( ´_ゝ`)「どうやら不穏な空気を察して逃げたらしい」
川0゚ -゚)「何?せっかくの語らいの時間を…MOTTAINAI」
('A`)「語らいたくないから逃げたんだろ」
川0゚ -゚)「まぁそういうことならしょうがないな…」
( ´_ゝ`)「しかしどこ行ったのかねぇ」
- 45 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2009/11/04(水) 19:29:46.88 ID:PGTcAVTxO
- その頃トソン
(゚、゚トソン「ふぅ…危ない危ない。またあんな目に遭っては敵いませんからね」
(゚、゚トソン「せっかくですし、購買でご主人のお昼でも買って帰りましょうか」
(゚、゚トソン「お金は、と…ちゃんとありますね。ご主人の財布」
(゚、゚トソン「隙を見てスっておいて良かったです」
- 46 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2009/11/04(水) 19:32:04.09 ID:PGTcAVTxO
- ミセ*゚ー゚)リ「ふぃらっしゃしゃっしゃせ…せー」
(゚、゚トソン「一から十まで言えてませんから」
ミセ*゚ー゚)リ「トソンさんじゃないですか。今日は流石さんはどうしたんですか?」
(゚、゚トソン「まだ講義中です。時間を見てもらえばわかると思いますが」
ミセ*゚ー゚)リ「あ、本当だ」
(゚、゚トソン「…念のため言っておきます。砂時計では時間はわかりませんよ?」
ミセ*゚ー゚)リ
ミセ*゚ー゚)リ「ですよね」
(゚、゚トソン「(もうだめだこの人)」
- 48 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2009/11/04(水) 19:34:14.97 ID:PGTcAVTxO
- (゚、゚トソン「ご主人のお昼でも買おうかと思いまして」
ミセ*゚ー゚)リ「さすがメイドさん、気が利きますね」
(゚、゚トソン「それほどでもあります」
ミセ*゚ー゚)リ「今日は丁度新しいお弁当が入ったんですよ!」
(゚、゚トソン「それは期待できそうですね。ちなみになんというお弁当ですか?」
ミセ*゚ー゚)リ「『地獄の灼熱マカロニ弁当』です」
(゚、゚トソン
(゚、゚トソン「おにぎり三つください」
ミセ*゚ー゚)リ「かしこまりましたー」
- 49 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2009/11/04(水) 19:36:08.23 ID:PGTcAVTxO
- ガラッ
(゚、゚トソン「ただいま戻りました」
( ´_ゝ`)「お、ちょうどいいところに。俺の財布知らない?」
(゚、゚トソン「どうぞ」
( ´_ゝ`)「なんだ、トソンが持ってたのか。というかその手の袋はなんだ」
(゚、゚トソン「お昼にと思って買ってきたおにぎりです」
('A`)「気が利くなぁ」
(゚、゚トソン「メイドですから」
川 ゚ -゚)「うむ…一体どんなAIが組まれているのか…」
(゚、゚トソン サッ!!
川 ゚ -゚)「だからファイティングポーズは止めてくれ」
- 51 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2009/11/04(水) 19:37:49.89 ID:PGTcAVTxO
- (゚、゚トソン「そういえば、皆さんはお昼はどうなさっているんですか?」
('A`)「俺はこの通り弁当。自炊なんだぜ」
(゚、゚トソン「意外ですね」
('A`)「男の独り暮らしを舐めんなってことよ」
( ´_ゝ`)「須尚は?」
川 ゚ -゚)「コンビニ弁当だ。料理はからきしでな…魚をほぐすのとかは好きなんだが」
(゚、゚トソン「そんなところにまで中毒を持ち込まないでください」
川 ゚ -゚)「小骨を取るのとか心が躍るぞ。全部姉さんに食われるけど」
( ´_ゝ`)「大人げなさすぎるだろあの人」
- 52 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2009/11/04(水) 19:39:10.20 ID:PGTcAVTxO
- 〜午後講義中〜
「(使い回した…)」
O
O O O o
o o o (゚、゚トソン
( ´_ゝ`) ( 'A`) 川 ゚ -゚) ∪ ∪ )
つ[ l ]と つ[ l ]と つ==--と (__(_⊃
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- 59 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2009/11/04(水) 20:09:33.04 ID:PGTcAVTxO
- ('A`)「終わったーい」
川 ゚ -゚)「私はロボ研があるんで失礼するよ」
( ´_ゝ`)「おう、頑張れよ」
川 ゚ -゚)「ああ。目標に向かって邁進するのみだ」
(゚、゚トソン「真面目なのか不真面目なのかわかりませんね本当に」
川 ゚ -゚)「いつだって真面目だとも。じゃあな」
ツカツカ…
('A`)「真面目だから怖いんだけどな」
( ´_ゝ`)「確かに」
('A`)「まぁいいや。俺らもサークル活動と洒落込もうぜ」
(゚、゚トソン「洒落込むって…」
- 61 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2009/11/04(水) 20:11:28.58 ID:PGTcAVTxO
- コンコン
( ´_ゝ`)「俺です俺」
「勝手に入りゃんせ」
('A`)「どんどん適当になってくよねこのやり取り」
ガチャ
lw´‐ _‐ノv「はろー。今詰め将棋してっから用事なら後でな」
( ´_ゝ`)「相変わらず暇なんですね」
('A`)「先輩四年っすよね?大丈夫なんすか?」
lw´‐ _‐ノv「ああ、いざとなりゃ留年するし」
(゚、゚トソン「それは大丈夫と言いません」
- 62 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2009/11/04(水) 20:13:25.30 ID:PGTcAVTxO
- lw´‐ _‐ノv「まぁ私も思うことはあるよ…このままでいいのかって」
('A`)「今日はいつになくナーバスっすね」
lw´‐ _‐ノv「このまま何の思い出もなく卒業していのか…って」
( ´_ゝ`)「おいちょっと今俺たちの存在がっつり否定しましたよ」
lw´‐ _‐ノv「なんかさぁ、こう…ぱーっと盛り上がりたい気分なんだよねぇ」
(゚、゚トソン「ぱーっと、ですか」
lw´‐ _‐ノv「そそ。近いうちなんかイベント開くかもだから、覚えといて」
('A`)「わかりました」
lw´‐ _‐ノv「多分私忘れるだろうから」
( ´_ゝ`)「開く気ないだろあんた」
- 65 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2009/11/04(水) 20:15:43.59 ID:PGTcAVTxO
- lw´‐ _‐ノv「…んー…ここは金か…でもそうするとなぁ…」
('A`)「完全に詰め将棋の世界に入っちまったな」
( ´_ゝ`)「こういうときの集中力だけはハンパないからなぁ先輩」
(゚、゚トソン「変人ですね」
('A`)「どうする?俺らも将棋でも打つか?」
(゚、゚トソン「なんなら私が相手しましょうか」
('A`)「打てるの?」
(゚、゚トソン「メイドですから」
( ´_ゝ`)「相変わらず答えになってないがすげー自信」
('A`)「んじゃ、ちょっと相手してもらおうかね」
- 68 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2009/11/04(水) 20:17:46.08 ID:PGTcAVTxO
- ('A`) パチッ
(゚、゚トソン パチッ
パチッ パチッ パチッ パチッ パチッ パチッ
(゚、゚トソン「王手」
( ´_ゝ`)「はやっ」
('A`)
('A`)「詰み…だと…」
( ´_ゝ`)「よわっ」
('A`)「マジかよ…俺、CPUの弱いなら楽勝で勝てるのに…」
( ´_ゝ`)「ただの弱いものいじめだよそれ」
(゚、゚トソン「今の私は激辛設定ですしね」
- 70 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2009/11/04(水) 20:20:29.57 ID:PGTcAVTxO
- ( ´_ゝ`)「んじゃ、次は俺がやるよ」
(゚、゚トソン「ご主人でも手加減しませんよ」
('A`)「よし、兄者。いつもの必殺技をかましてやれ」
( ´_ゝ`)「将棋ってそういうゲームじゃねーから」
パチッ パチッ パチッ パチッ パチッ
('A`)「そこでアルファベットPをだな」
( ´_ゝ`)「お前が弱い原因がわかったよ…」
パチッ パチッ パチッ パチッ パチッ
(゚、゚トソン「王手」
( ´_ゝ`)
( ´_ゝ`)「詰んでるし…」
('A`)「連コインや!」
( ´_ゝ`)「うるせー、言われんでもそうするわ」
- 71 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2009/11/04(水) 20:22:18.76 ID:PGTcAVTxO
- キーンコーンカーンコーン…
( ´_ゝ`)「…もう時間か。結局一勝もできなかった」
('A`)「くそ、やっぱCPUにゃ勝てないのか?」
( ´_ゝ`)「まぁ現代だってチェスチャンピオンより強いAIが出来てるからな…」
(゚、゚トソン「加えてお二人とも大して強くないですしね」
( ´_ゝ`)「ぐさっと来た」
('A`)「事実だから仕方ないけどな」
lw´‐ _‐ノv「む…ここは香車が肝か…」
('A`)「まだやってる」
- 73 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2009/11/04(水) 20:23:47.98 ID:PGTcAVTxO
- ( ´_ゝ`)「俺は帰るけど、お前はどうする?」
(゚、゚トソン「もちろん帰りますよ」
( ´_ゝ`)「いやお前じゃなく」
('A`)「ちょっとレポートやってから帰るわ。締め切り明日なんだ」
( ´_ゝ`)「何故将棋したし」
('A`)「刹那的に生きてるもんでね」
( ´_ゝ`)「ちっともかっこよくないから」
(゚、゚トソン「同意です。普段もあれですけど余計に」
('A`)「うっせ!俺が泣く前にさっさと帰れ!」
- 76 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2009/11/04(水) 20:26:32.77 ID:PGTcAVTxO
- ( ´_ゝ`)「そんじゃジョルジュんち行くか」
(゚、゚トソン「タイヤ、直ってるといいですね」
( ´_ゝ`)「直ってなかったら預けた意味ないから」
(゚、゚トソン「今のうちにイメージトレーニングをしておかないと」
( ´_ゝ`)「なんのだよ」
(゚、゚トソン「こう、急ブレーキをかけながら横滑りになってですね」
( ´_ゝ`)「磨り減らすイメトレは止めて」
(゚、゚トソン「ご主人の神経も磨り減っちゃいますね」
( ´_ゝ`)「すでに大分磨り減ってるがな」
- 78 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2009/11/04(水) 20:29:04.98 ID:PGTcAVTxO
- ( ´_ゝ`)「うぃーっす」
_
( ゚∀゚)「…っつーわけで、三日ぐらいかかりますかね」
lw´‐ _‐ノv「なるほどのー」
( ´_ゝ`)
( ´_ゝ`)「何かいるー!!」
lw´‐ _‐ノv「そういうリアクションは君には似合わんぞ」
_
( ゚∀゚)「え?こちらさん兄者の知り合い?」
lw´‐ _‐ノv「愛人その3です」
_
( ゚∀゚)
_
( ゚∀゚)「兄者…お前…随分プレイボーイになったな…」
( ´_ゝ`)「堂々とした嘘ぐらい見破ってくれよ…大学の先輩だから」
- 81 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2009/11/04(水) 20:31:24.35 ID:PGTcAVTxO
- (゚、゚トソン「それにしてもいつの間に大学を出たんですか?」
lw´‐ _‐ノv「ふと顔を上げたらアメーバしかいなかったんでな。逃げてきた」
( ´_ゝ`)「ドクオ…強く生きろ…」
(゚、゚トソン「それで、こちらには何故?」
lw´‐ _‐ノv「なんかさー、うちのハニーの調子が悪かったのよ」
_
( ゚∀゚)「とりあえず悪いとこの目処はついたんで、預かって直すって話してたんだ」
lw´‐ _‐ノv「やっぱはちみつぶっかけたのはまずかったかねぇ」
_
( ゚∀゚)「いや、多分それは違うんで…なんでぶっかけたかは気になりますけど」
(゚、゚トソン「…ハニーだけに…?」
( ´_ゝ`)「スルーしろ。怪我するぞ」
- 83 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2009/11/04(水) 20:32:58.29 ID:PGTcAVTxO
- lw´‐ _‐ノv「まっ、しょうがないやね。修理のほど、お頼み申し上げます」
_
( ゚∀゚)「おっけーっす。兄者の知り合いとあっちゃ、手抜きも出来ませんしね」
( ´_ゝ`)「普段はしてんのかよ」
_
( ゚∀゚)「適度に壊れてもらわなきゃ仕事がなくなっちまうからな」
( ´_ゝ`)「汚れてやがる」
_
( ゚∀゚)「先輩のとお前のはちゃんと直してやるからほっとけ」
lw´‐ _‐ノv「ところで美人補正でお安くならない?」
_
( ゚∀゚)「バストは?」
lw´‐ _‐ノv「85」
_
( ゚∀゚)「20%引きで」
( ´_ゝ`)「汚れてやがる」
- 84 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2009/11/04(水) 20:35:19.59 ID:PGTcAVTxO
- lw´‐ _‐ノv「んじゃ、また取りに来るんでシクヨロ」
_
( ゚∀゚)「ありっとしたー」
(゚、゚トソン「しかしまぁ誰とでもすぐ打ち解けますねあの人は」
( ´_ゝ`)「会話は支離滅裂なんだけどな。そこが魅力っちゃ魅力なんだろ」
_
( ゚∀゚)「着やせするタイプだしな」
( ´_ゝ`)「それは関係ない」
( ´_ゝ`)「ってか、うちの自転車は?」
_
( ゚∀゚)「そうだったそうだった」
カラカラカラ
- 86 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2009/11/04(水) 20:37:09.78 ID:PGTcAVTxO
- _
( ゚∀゚)「ほれ。ついでに油も差しといてやったぜ」
( ´_ゝ`)「毎度毎度ありがたい」
_
( ゚∀゚)「しめて4000円ってところだな」
( ´_ゝ`)「美人補正もよろしく」
_
( ゚∀゚)「あ?ぶち殺すぞてめー」
( ´_ゝ`)「俺じゃねーよ、こっち」
(゚、゚トソン「汚いとか言いながらがっつり利用するんですね」
_
( ゚∀゚)「ふむ…バストは?」
(゚、゚トソン「設計によれば、78です」
_
( ゚∀゚)「設計?…まぁいいや、サイズは予想通りか」
- 88 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2009/11/04(水) 20:39:05.77 ID:PGTcAVTxO
- ( ´_ゝ`)「んで、どうよ」
_
( ゚∀゚)「5%引き」
( ´_ゝ`)「露骨〜」
(゚、゚トソン「単純なサイズ比較より敗北感を感じるのですが」
( ´_ゝ`)「まぁ、好みは人それぞれだから…」
_
( ゚∀゚)「ブラの色を教えてくれたらもう10%引くぜ」
( ´_ゝ`)「お前本当汚いな」
(゚、゚トソン「というか完全にセクハラですよ」
( ´_ゝ`)「色ぐらい言ってやれトソン」
(゚、゚トソン「ご主人ですけど死ね」
- 90 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2009/11/04(水) 20:40:30.72 ID:PGTcAVTxO
- ( ´_ゝ`)「ちっ。じゃあ3800円か…5000円で」
_
( ゚∀゚)「毎度あり。1200円の釣りな」
( ´_ゝ`)「んじゃ、また何かあったら来るわ」
_
( ゚∀゚)「おう。おっぱ…先輩にもよろしく伝えといてくれ」
(゚、゚トソン「本当心が汚いですね」
( ´_ゝ`)「一字一句違わず伝えといてやるよ」
_
( ゚∀゚)「逮捕されない程度で頼む」
( ´_ゝ`)「既に逮捕レベルだと思うけどな…じゃあな」
_
( ゚∀゚)「ありっとしたー」
_
( ゚∀゚)
_
( ゚∀゚)「あ、トソンちゃんのこと聞き忘れた」
- 91 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2009/11/04(水) 20:41:36.04 ID:PGTcAVTxO
- カラカラカラ
(゚、゚トソン「しかし見違えましたね」
( ´_ゝ`)「あれで仕事は丁寧だからな」
(゚、゚トソン「人は見かけによらないというか何というか」
( ´_ゝ`)「よっと」
(゚、゚トソン「どうですか?」
( ´_ゝ`)「普通」
(゚、゚トソン「ですよね」
- 93 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2009/11/04(水) 20:42:32.11 ID:PGTcAVTxO
- ( ´_ゝ`)「そんじゃ帰るぞー。トソンはランニングな」
(゚、゚トソン「思いやりのかけらもない」
( ´_ゝ`)「誰のせいで金かかったと思ってんだ」
(゚、゚トソン「その件については反省してます」
( ´_ゝ`)「だといいんだがな」
(゚、゚トソン「とにかくさっさと帰りましょう。ぼやぼやしてると置いていきますよ」
( ´_ゝ`)「ぼやぼやしなくても置いてかれそうな気がする」
(゚、゚トソン「メイドダーッシュ!!」
ダダダダダダダ…
( ´_ゝ`)
( ´_ゝ`)「のんびり帰るかぁ」
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