未来の世界の人型ロボッ(゚、゚トソンのようです

4 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2009/12/17(木) 20:54:41.83 ID:LzUdTCEu0
lw´‐ _‐ノv「っというわけで体育祭や」

( ´_ゝ`)「なんだかんだ長かったっすね」
  _
( ;゚∀゚)「俺マジで参加していいのかなぁ…思いっきり学外の人間なんだけど」

lw´‐ _‐ノv「だいじょぶだいじょぶ。根は回しに回したから」
  _
( ゚∀゚)「はぁ…あと一つ疑問なんすけど

lw´‐ _‐ノv「質問する権利をやろう」
  _
( ゚∀゚)「なんでシューさんは体育着とブルマ着用なんすか?物凄くありがたいんすけど」

lw´‐ _‐ノv「何、フォーマルな格好をしただけさね」

('A`)b「ナイスブルマ」

川;д川「周りの人の視線がすごいですね…」

(゚、゚トソン「…何かこう…敗北感が…」

( ´_ゝ`)「感じないでください」

6 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2009/12/17(木) 20:56:05.68 ID:LzUdTCEu0



未来の世界の人型ロボッ(゚、゚トソンのようです



7 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2009/12/17(木) 20:58:27.41 ID:LzUdTCEu0
( ´_ゝ`)「まぁ先輩のあれな格好はおいといて…まずは情報整理しときますか」

lw´‐ _‐ノv「おーらい。うちらの戦闘力をランキング形式にしてみたよ」


1 (゚、゚トソン 金メダル級
    _
2 ( ゚∀゚) リレーでは毎回アンカー

3 lw´‐ _‐ノv ピンポンダッシュ常連

4 ( ´_ゝ`) 普通

5 川д川 ちょい悪

6 かたつむり 可愛い

7 ('A`) アメーバ


('A`)「いやおかしくない?このランキングおかしくない?」

9 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2009/12/17(木) 21:01:25.40 ID:LzUdTCEu0
lw´‐ _‐ノv「やはりかたつむりさんがネックだな…」

川;д川「か、かたつむりもメンバーなんですか…?」

( ´_ゝ`)「いや本気で心配しなくて大丈夫だから」

('A`)「っていうかおかしくない?俺の戦闘能力過小評価しすぎじゃない?」

(゚、゚トソン「だって、かたつむりですら繁殖するんですよ?」

('A`)「おいちょっと止めろそれ今関係ない」
  _
( ゚∀゚)「っつか、トソンちゃんトップなんだ。すげーな」

( ´_ゝ`)「あーまぁ…これは故あってチートキャラだから…」

川д川「…長岡さんは、トソンさんがロボットだって知らないんですね」

(゚、゚トソン「一応まだ秘密になってます。ご主人が面倒だから、と」

川д川「そうなんですか…」

10 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2009/12/17(木) 21:05:13.93 ID:LzUdTCEu0
ある日の回想

川д川「あの…こないだは聞きそびれちゃいましたけど。結局トソンさんは何者なんですか…?」

(゚、゚トソン「え?ああ、そういえば説明がまだでしたね。よいしょ」

ガパァ

川;д川「そっ、それですそれ!何でお腹が開くんですか!?」

(゚、゚トソン「私はロボットなんです。未来から来た」

川;д川「み、みらいの…ろぼっと…ですか…?」

(゚、゚トソン「はい」

川;д川

(゚、゚トソン

川;д川「(あれ…え…終わり…?)」

回想終わり

11 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2009/12/17(木) 21:09:37.93 ID:LzUdTCEu0
川д川「こうしてお話してても未だに信じられないです」

(゚、゚トソン「精密ですから」

( ´_ゝ`)「よし、それじゃこれに基づいて一人一人に作戦を言い渡す」

( ´_ゝ`)「まずトソン。お前は普通に勝てばいい」

(゚、゚トソン「了解です」

( ´_ゝ`)「ただし世界記録を出すのは止めろ」
  _
(; ゚∀゚)「いやどんだけ凄いんだよ!さらっと言ったけど!」

lw´‐ _‐ノv「(まぁロボットだからねぇ…)」

('A`)「(ロボットだもんなぁ…)」

12 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2009/12/17(木) 21:13:00.49 ID:LzUdTCEu0
( ´_ゝ`)「次ジョルジュと須尚先輩。二人は本気出せば勝てると思う」
  _
( ゚∀゚)「了解。しかし相手が運動部だとシューさんはきついんじゃね?」

lw´‐ _‐ノv「ふっふっふ…そこで我々の根回しが効いてくるわけだねぇ」
  _
( ゚∀゚)「…?どういうことっすか?」

lw´‐ _‐ノv「常識的に考えて私らじゃ運動部に太刀打ちできないっしょ?」

(゚、゚トソン「まぁ確かに」

lw´‐ _‐ノv「だもんで、実行委員にかけあって諸々対戦相手を操作しといた」

川;д川「そんなことやってたんですか…」

( ´_ゝ`)「色々弱み握ってるからな…先輩は」

('A`)「なるたけ俺らが勝てるレベルの相手と当たるようになってる。数少ない文化部とかな」

lw´‐ _‐ノv「そんで、運動部には運動部同士で潰しあってもらうんよ」
  _
(; ゚∀゚)「普通に汚いっすね」

15 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2009/12/17(木) 21:17:01.40 ID:LzUdTCEu0
( ´_ゝ`)「馬鹿野郎…!これは…戦争だ…お遊びじゃないんだよ…!」

('A`)「ゴミ…勝たなきゃ…ゴミッ…!」

(゚、゚トソン「(この人は勝たなくてもゴミでは…)」

lw´‐ _‐ノv「金は…命より重い…!」
  _
(; ゚∀゚)「何この三人!負のオーラ出すぎだろ!ざわざわしてきた!」

川д川「…でも…活動費は確かに重要ですし…」

lw´‐ _‐ノv「そ。相手も必死だからね…こっちも必死に潰していかないと勝てないよ」

('A`)「余った部費は私的に使用してもいいことになってるしな」
  _
( ゚∀゚)「勝者の特権ってわけか」

(゚、゚トソン「それでいいんですかねこの大学」

16 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2009/12/17(木) 21:20:09.40 ID:LzUdTCEu0
( ´_ゝ`)「次俺。まぁ頑張る」

('A`)「基本お前より弱いのしか当たんないから大丈夫だろ」

( ´_ゝ`)「だといいがな…で、土井さんにはとりあえずこのメモを渡しておく」

川д川「これは?」

( ´_ゝ`)「最初の種目…短距離走になったらそれを開いて指示に従ってくれ」

( ´_ゝ`)「そうすれば間違いなく勝てる」

川д川「わかりました」

lw´‐ _‐ノv「さだっちのマッチングはちょい分が悪くなっちゃってね。すまん」

川д川「いえ、私が運動音痴なせいですから…でも、精一杯頑張ります」

lw´‐ _‐ノv「その健気さ…萌え」

川;д川「えと…褒め言葉と受け取っていいんでしょうか…」

17 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2009/12/17(木) 21:24:14.97 ID:LzUdTCEu0
( ´_ゝ`)「そして最後にドクオ…お前への指令はただ一つだ」

('A`)「おう!ばっちこい!」

( ´_ゝ`)b「精一杯楽しめ。誰もお前には期待してない」

('A`)

lw´‐ _‐ノv「そうそう、負けてもああやっぱりなとしか思わないから」

(゚、゚トソン「ドクオさん抜きで勝てるように計算してますしね」

川д川「まさか私より遅いと思わなくて…すみません…」

('A`)
  _
(; ゚∀゚)「いやその…そう落ち込むなよ…な?」

('A`)「ジョルジュ イイヤツ オレ トモダチ」

(゚、゚トソン「壊れた」

19 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2009/12/17(木) 21:29:01.99 ID:LzUdTCEu0
( ´_ゝ`)「んで、次はライバルの確認ってとこか。まず、運動系は全部やばい」

lw´‐ _‐ノv「特に注意はサッカー野球あたりだな…ま、こいつらには潰しあってもらうけど」

( ´_ゝ`)「文化部は出店側が多いが…体力測定のデータを見ると、たまに飛びぬけたやつがいる」

川;д川「…というか、全員分の体力測定データをどこから…」

('A`)「しかし文武両道って意外にいるもんだな。死ねばいいのに」

lw´‐ _‐ノv「ま、トップクラスは眉毛くんが相手すんべ」
  _
( ゚∀゚)「そっすね」

( ´_ゝ`)「あと問題は…ロボ研のこいつだ」

[砂尾ヒート]

('A`)「データが唯一取れなかったやつだな…」

22 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2009/12/17(木) 21:33:03.76 ID:LzUdTCEu0
lw´‐ _‐ノv「妹様に聞いても全く教えてくれんかったんよねぇ」

川д川「すなお、って…先輩と同じ読みですね」

(゚、゚トソン「嫌な予感しかしませんね。ロボ研だけに」

( ´_ゝ`)「須尚のいるところだからな…」
  _
( ゚∀゚)「そっちの字は…今言った妹様?」

lw´‐ _‐ノv「Exactry(その通りでございます)」
  _
( ゚∀゚)「ふむ…これは期待に胸膨らまさざるを得ない。乳だけに」

( ´_ゝ`)「お前相変わらずな」
  _
( ゚∀゚)「当然さ。英国紳士としてはね」

( ´_ゝ`)「教授に謝れ、そしてお前はどっちかというとドイツ系だ」

25 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2009/12/17(木) 21:35:51.27 ID:LzUdTCEu0
lw´‐ _‐ノv「確か…」
  _
( ゚∀゚)「?」

lw´‐ _‐ノv「87だったな。触診だから自信はないが」
  _
(* ゚∀゚)「っしゃあああああ!!!きたこれえええええ!!!」

(*'A`)「触診と申したか!!!申したのか!!!」

lw´‐ _‐ノv「うわ…きめぇ…マジきめぇよ…特に後者…」

川д川「…?何の話ですか?」

( ´_ゝ`)「唯一の良心すぎる」

(゚、゚トソン「貞子さんはそのままでいてくださいね」

27 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2009/12/17(木) 21:38:15.61 ID:LzUdTCEu0
『あーあー、マイテスマイテス。本日は呆れ返るほど晴天なり、太陽死ね』

『ちょ、いきなり恒星に喧嘩売るのはやめて欲しいんです!』

( ´_ゝ`)「放送部も動き出したな…そろそろ始まるぞ」

川;д川「すごいこと言ってますけど…」

('A`)「あいつらも変人だからね」

(゚、゚トソン「本当に変人しかいませんね…貞子さん以外」

『愚かなる学生の皆さん、おはようございます』

『学校単位で喧嘩売るのもやめて下さい!おはようございますなんです!』

『もはや言うまでもありませんが、今日は全校対抗体育祭です』

『待ちに待ったと言っても過言ではないんです!』

29 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2009/12/17(木) 21:42:17.88 ID:LzUdTCEu0
『金の亡者たる皆さんの奮闘に期待します』

『だから喧嘩売らないでください!二人しかいない弱小放送部なんてひねり潰されるんです!』

『ハハッワロス』

( ´_ゝ`)「飛ばしてんなーあいつら」

川д川「先輩のお知り合いですか?」

( ´_ゝ`)「ああ、同学年なんだ」

('A`)「完全に漫才だよなあいつら…」
  _
( ゚∀゚)「面白い大学だなー」

(゚、゚トソン「おかしいの間違いじゃないですか」

30 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2009/12/17(木) 21:46:25.83 ID:LzUdTCEu0
『そういえば申し遅れましたが、今回の司会進行は我々放送部が仕切らせていただきます』

『僕は副部長の若菜ビロードなんです!』

『そして私が部長の那荷茂加茂ワカッテマスです』

( ´_ゝ`)「(苗字なげぇ…)」

('A`)「(相変わらず長すぎだろ…)」

lw´‐ _‐ノv「(コンソメパンチだな…)」

川д川「(長い苗字です…)」

(゚、゚トソン「(苗字長すぎるでしょう…)」
  _
( ゚∀゚)「(長っ!苗字長っ!)」

『今苗字長いとか思ったやつは全員ささくれできろ』

『地味な呪いかけるのはやめてくださ…うわっ痛っ!ささくれできた!』

( ´_ゝ`)「飛ばしてんなー」

32 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2009/12/17(木) 21:49:36.78 ID:LzUdTCEu0
『えー、それでは早速ですが。第一種目、開会式もとい学長の挨拶です』

『種目なんですかこれ!?っていうかささくれ痛っ!』

スタスタ…

/ ,' 3『あー、うっうん』

川д川「あ、出てきました」

/ ,' 3

('A`)「?」

/ ,' 3

/ ,' 3『…あ、喋るの忘れとった』
  _
(; ゚∀゚)「よく忘れられるな…」

33 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2009/12/17(木) 21:53:12.77 ID:LzUdTCEu0
/ ,' 3『えーとそれでなんじゃったっけ?体育祭?だっけかの?』

lw´‐ _‐ノv「相変わらず適当だなあのじじい」

(゚、゚トソン「この学長にしてこの大学あり、というわけですか…」

/ ,' 3『まぁみんな頑張っておくれ。優勝したとこにはあのほら、あれ…部費がいっぱい出るからの』

/ ,' 3『さらに副賞なんかもあったりなかったり…』

川д川「わぁ…豪華なんですね」

/ ,' 3『ない』

『ないのかよ!!あと二十年ぐらい生きて緩やかに自然死しろ!!』

『あれ老人にはちょっと優しいこの人!っていうかささくれ痛っ!』

/ ,' 3『まぁそんな感じで!じゃあの!』

34 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2009/12/17(木) 21:58:02.65 ID:LzUdTCEu0
『はい、第一種目終了です。最後までイライラしなかった部には50点入ります』

『入らないんです!勝手に点数加えないでください!』

『真の第一種目、短距離走が始まるので出場者はさっさと集まるように』

( ´_ゝ`)「そんじゃ行きますか」

('A`)「うちは全員出場か…」

( ´_ゝ`)「一発目の種目、ここで全員一位なら大分余裕が出るはずだ」

lw´‐ _‐ノv「や、無理だろ」

('A`)「こっち見んな」

(゚、゚トソン「五人一位なら大分余裕出ますね」

('A`)「言い直すな」

川;д川「(私も一位前提…地味にプレッシャーが…)」

36 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2009/12/17(木) 22:01:39.59 ID:LzUdTCEu0
※めんどくさいのでダイジェストAAでお送りします


       へ( ´_ゝ)ノ 茶道部にギリギリ勝利
      三( ┐ノ
        /
              _
            へ( ゚∀)ノ サッカー部にブッチギリ勝利
           三( ┐ノ
             /

      三┏lw´‐ _‐ノv┛ 料理部に勝利
          ┛ ┓

                            (゚、゚トソン ムーンウォークで陸上部に圧勝
                         三  ⊂⊂ヽ
      。。                      /⌒_)
   ...@ノ                      し ヽ」

:::(lll'A`)::::   │  ・・  │ │
:::( 」 」::::.    │ ̄       │
 :::> >:::     └─     /

40 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2009/12/17(木) 22:06:31.79 ID:LzUdTCEu0
(lll'A`)「ファー…ブルスコ…ファー…」

lw´‐ _‐ノv「何しにきたんだよこれ」

(゚、゚トソン「さぁ…」

( ´_ゝ`)「っていうかトソン後で説教な。お前に負けた陸上部がorzってなってるから」

川;д川「うう…私が最後ですか…」
  _
( ゚∀゚)「おーし勝ってこい貞子ちゃん!」

川;д川「は、はい…頑張ります…」

スタスタ…

lw´‐ _‐ノv「データを見るに、敵は内藤だけだな。あのふぐり口」

( ^ω^)

( ´_ゝ`)「対策メモは渡しといたんで大丈夫だとおm(lll'A`)「おええ…」

( ´_ゝ`)

41 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2009/12/17(木) 22:10:03.03 ID:LzUdTCEu0
川;д川「(…どうしよう…全然勝てる気がしないよ…)」

( ^ω^)「おっお!短距離走なら僕の得意分野だお!」

川д川「(すごい自信…私じゃとても…あ)」

川д川「(そうだ、さっき流石先輩に貰ったメモ…)」

川 д川
 つ□と ガサガサ

川д川「(指示に従えば勝てる、って…どういうことだろう…)」

42 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2009/12/17(木) 22:13:24.13 ID:LzUdTCEu0
┌──────────────┐
│  自分に負けなければ      ...│
│  津出ツンにショートカットを ......│
│  おすすめすると内藤に言え ....│
└──────────────┘

川д川

川д川「(…???)」

川д川「(よくわからないけど…内藤さんは…あ、さっきの人だ)」

川д川「あの…」

( ^ω^)「お?どうしたんだお?」

川д川「内藤さん、ですよね」

( ^ω^)「そうだお。君は?」

川д川「SF研の土井です」

( ^ω^)「SF…ああ、須尚先輩の…」

43 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2009/12/17(木) 22:17:37.42 ID:LzUdTCEu0
川д川「はい。それで、ですね…できたら私に負けてもらいたいんですけど…」

(; ^ω^)「ちょ!それは無理無理無理無理かたつむりだお!」

川д川「ですよね…えっと…」

川д川「…津出さん?にショートカットをおすすめします…よ?」

(; ^ω^)「…な…」

(; ゚ω゚)「なんですとー!!!!!」

川;д川「え!?」

(; ゚ω゚)「ツンをツインテールにするのにどれだけの月日を費やしたと思ってるんだお!?」

川;д川「え、いや、あの」

(; ゚ω゚)「クソッ!!須尚先輩の差し金とはいえ…汚ぇ!!あんた汚ぇよ!!」

川;д川「ええー…」

44 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2009/12/17(木) 22:21:57.38 ID:LzUdTCEu0
('A`)「内藤はツインテールフェチで彼女もツインテールにさせてるからその髪型を髪質にとったって?」

( ´_ゝ`)

('A`)「どういうことだ?」

( ´_ゝ`)「お前今全部解説しただろうが」

lw´‐ _‐ノv「あの髪型には語るも涙の壮絶な物語があったらしいからねぇ…レス数にして200超」

( ´_ゝ`)「あとは内藤が部活を取るか自分の性癖を取るかって問題だな…」
  _
( ゚∀゚)「俺なら性癖を取るな」

(゚、゚トソン「他三人も確実に性癖取る側ですよね」

( ´_ゝ`)('A`)lw´‐ _‐ノv「うん」

(゚、゚トソン「歪みねぇな」

46 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2009/12/17(木) 22:25:41.21 ID:LzUdTCEu0
( ;ω;)「ちくしょう…ちくしょう…」

川;д川「あの…」

( ;ω;)「わかったよ!!負けりゃいいんだろ負けりゃ!!」

( ;ω;)「その代わり!!ツンの髪型には手を出すな!!」

川;д川「…はい…」

( ;ω;)「鬼!!悪魔!!リング!!」

川;д川「(リング…)」

『はいじゃあキリ良さそうなんで次のレース始めます』

『どこのキリが良かったのか全然わかんないんです!』

『位置について…よーい、ドン!』

パァン!!

49 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2009/12/17(木) 22:28:58.81 ID:LzUdTCEu0
川;д川「はぁ、はぁ、はぁっ…!」

( ;ω;)「うおおおおおあああああう゛ぁぁぁぁぁ!!!」

『はいトップの内藤君ものすごく気持ち悪い!』

『言わなくていいんです!確かにあれですけど!』

川;д川「(うぅ…半端じゃない罪悪感が…)」

『二番手はSF研の土井さんなんです!』

『しかし二番手以降遅いですね』

『ほっといてあげてください!』

( ;ω;)

50 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2009/12/17(木) 22:32:10.75 ID:LzUdTCEu0
ツン あれから色んなことがあったね

初めて僕が 髪型のことを話したとき

君は 顔を真っ赤にして文句を言いながら

髪を結んでくれたね

正直 たまりませんでした

だから

今 僕は 君のために

思いっ切り−

『おーっと内藤君ずっこけたー!!ものっそいずっこけたー!!』

『その隙に土井さんが一着ゴールなんです!続いて起きあがった内藤君がゴール!』

51 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2009/12/17(木) 22:35:21.69 ID:LzUdTCEu0
川;д川「はぁ…はぁ…勝った…けど…」

( ;ω;)「これで…いいのかお…」

川;д川「あ、はい…ありがとうございます…」

( ;ω;)「別にいいお…ただ…約束は守ってもらうお…」

川;д川「も、もちろんです!」

( ;ω;)「…ふふ…陸上部のやつらに…どやされちゃうおね…」

( ;ω;)∩「されど…我が生涯に…一片の悔いなし…」

フラ…フラ…

川;д川「(いいのかなぁ…これで…)」

52 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2009/12/17(木) 22:40:30.02 ID:LzUdTCEu0
lw´‐ _‐ノv「さだっちようやった!いぇーい!」

川д川「あ、ありがとうございます」

( ´_ゝ`)「スタートダッシュはまずますだな。気は抜けないけど」

('A`)「っしゃ!気合い入れていこうぜ!」
  _
( ゚∀゚)「いや、お前が言うかそれ?」

( ´_ゝ`)「トソンは点数計算頼むぞ」

(゚、゚トソン「もう済んでます。…ところで、次のレースですが」

lw´‐ _‐ノv「んむ。うちの愚妹だな」
  _
(* ゚∀゚)「ktkr」

53 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2009/12/17(木) 22:44:39.93 ID:LzUdTCEu0
川 ゚ -゚)

lw´‐ _‐ノv「きたきた」

川д川「(こないだ廊下ではしゃいでた人だ…)」

(゚、゚トソン「ときにあの人はスポーツはどうなんですか?」
  _
( ゚∀゚)「確かに87…なんか、何でもそつなくこなしそうな感じだな」

('A`)「ところがどっこい」
  _
( ゚∀゚)「?」

( ´_ゝ`)「ま、見てればわかる」

パァン!!

54 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2009/12/17(木) 22:49:15.68 ID:LzUdTCEu0
::川  - )::

(゚、゚トソン「ぶっっっっっっっっちぎりでビリでしたね」

('A`)「須尚は俺より運動神経ないからな」

川д川「(廊下で見たときはものすごく速かったような…)」

lw´‐ _‐ノv「我が妹ながら情けなかたい」
  _
( ゚∀゚)「…ギャップ萌えか…」

( ´_ゝ`)「…しかし、気になるな。須尚以外の連中もさして運動できるやつはいないはずなのに」

(゚、゚トソン「なぜわざわざ出場してきたのか、と」

( ´_ゝ`)「ああ…ん?次、砂尾ヒートのレースか」

56 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2009/12/17(木) 22:55:19.69 ID:LzUdTCEu0
ノハ#゚听) =3

('A`)「やたら息巻いてるな。あと可愛い」

( ´_ゝ`)「どう思う?」
  _
( ゚∀゚)「76…AAカップだな…」

( ´_ゝ`)「お前じゃねーわ」

(゚、゚トソン「……」

( ´_ゝ`)「トソン?」

lw´‐ _‐ノv「うん…?なんだ?トソちゃんと同じ匂いがするぞ?」

川;д川「どんな嗅覚なんですか…」

パァン!!

57 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2009/12/17(木) 23:00:52.89 ID:LzUdTCEu0
ノハ#゚听)「ぬ お お お お お!!!」

ダダダダダダッ!!

(;'A`)「はっ、はえぇ!!」
  _
(; ゚∀゚)「人間のスピードじゃねぇぞ!?」

川;д川「世界記録ですよこれ!」

(;´_ゝ`)「トソン並だ…げ、まさか!」

川 ゚ -゚)「ふっ…気づいたようだな」

lw´‐ _‐ノv「ゲゲェーッ!いつの間にーッ!」

川 ゚ -゚)「姉さん、驚くならちゃんと驚いた顔をしてくれ」

lw´゚ _ ゚ノv クワッ!

川 ゚ -゚)「やっぱ怖いから止めてくれ」

60 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2009/12/17(木) 23:03:57.78 ID:LzUdTCEu0
('A`)「で、気づいたって何にだ?」

( ´_ゝ`)「…須尚、こないだミニトソン持ってったろ」

川д川「(廊下で抱えてたあれかな…)」

( ´_ゝ`)「あれ、どうした?」
      ヤ
川 ゚ -゚)「分解りました」
  _
( ゚∀゚)「字おかしくね?」

(゚、゚トソン「…やはり、そうですか。そういうことなのですか」

( ´_ゝ`)「そうらしいな…本当須尚は天才だよ」

('A`)「だから、なんなんだよ?」

64 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2009/12/17(木) 23:05:46.99 ID:LzUdTCEu0
( ´_ゝ`)「…砂尾ヒート…あいつは…」

(゚、゚トソン「クーさんが作った『ロボット』です」

(;'A`)「…な…!」

川;д川「そんな…」

lw´‐ _‐ノv「マジかよ」

lw´゚ _ ゚ノv クワッ!

川 ゚ -゚)「…くくく…その通り…あと顔が怖い」

lw´‐ _‐ノv「しょぼんぬ」

川 ゚ -゚)「彼女は、ミニトソンさんのAIを組み込んで作られた…」

65 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2009/12/17(木) 23:07:59.26 ID:LzUdTCEu0



   ヽノハ*゚听)ノ ヨッシャーカッタゾー!!

ド  「正真正銘の『ロボット』だ」  ンッ!!



67 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2009/12/17(木) 23:09:57.35 ID:LzUdTCEu0
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( ゚∀゚)
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( ゚∀゚)←話についてけない人
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( ゚∀゚)
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( ゚∀゚ )

次回に続く
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( ゚д゚ ) !?


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