- 1 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2009/07/22(水) 13:29:13.00 ID:LaCDL9Py0
- 映画「ジュブナイル」
漫画「がじぇっと!」等をインスパイアしているような気がする。
それでは投下します
- 2 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2009/07/22(水) 13:30:09.84 ID:LaCDL9Py0
一話「∵」
- 4 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2009/07/22(水) 13:32:28.00 ID:LaCDL9Py0
二○××年、七月二十二日
ξ*゚听)ξ「夏休み! だっ!」
( ^ω^)「おっおっおー!!」
ξ*゚听)ξ「夏だ! 花火だ! 私の死体だ!!」
(; ^ω^)「お?!」
ξ*゚听)ξ「あっそぶぞー!!」
ああ、夏がきた。
- 5 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2009/07/22(水) 13:36:40.67 ID:LaCDL9Py0
夏休みだ。夏休みだ。夏休みだ。夏休み、だ!
課題図書の伝記をめくりながら僕らは帰る。
昼間の日差しに足がふわふわする。
ξ゚听)ξ「あ、それ私のおじいちゃん」
( ^ω^)「おっ、そーだお!」
ξ*゚听)ξ「インタビュー受けてあげよっか?」
( ^ω^)「え、いや読書感想文のだし」
ξ゚听)ξ「知ってるけど?」
( ^ω^)「えっ」
ξ゚听)ξ「えっ」
- 6 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2009/07/22(水) 13:41:46.28 ID:LaCDL9Py0
- 終了式は午前で終わって、明日から晴れて念願の夏休みだった。
小学生生活三回目の夏休み。計画なんて何一つないけれど、とにかく楽しみだ。
みぃんみぃん、とがなるセミの声さえ僕を祝福してくれているようで。
( ^ω^)「……お」
電柱にぶつかりかけた。
世界中の機械を特殊な無線回線で繋ぎ、ウンタラカンタラした高岡博士の写真はべえっと舌を出している。
いたずらっぽい笑み。子供っぽいひとだったんだろうな、と僕はなんとなく思った。
この町出身で生まれ、一生この町から出ないままそのイギョウを成遂げたらしい。おお、と意味なく感動する。
用水路に落ちないように気をつけながら、ページをめくる。これで、今週中に読書感想文を済ませてしまえば、ばんざいだ。
ツンと別れて、一人になった通学路。
( ^ω^)「……?」
不意に、
( ∵)
目の端に鈍い銀色が通り過ぎた。
- 7 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2009/07/22(水) 13:46:26.14 ID:LaCDL9Py0
■■■■■■■■■■□■
( ∵)<ジュブナイル の ヨウデス ダイイチワ
「ビコーズ」
□□□□□□□□□□■□
- 8 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2009/07/22(水) 13:49:47.17 ID:LaCDL9Py0
歩いていたら四つ葉のクローバーを見つけたような、そんな感覚。
頭よりも何よりも早く、足が止まってつんのめる。
( ^ω^)「なんだお?」
ショボ兄ちゃんに言わせるとド級の田舎の、田園風景。
反対にはさらさらと冷たい風を吐き出す竹藪。それから用水路。緑がまぶしいその景色に、少しだけある違和感。
( ^ω^)「……ボール? かお?」
それは竹藪の、立派な竹の根本に転がっていた。
伝記を小脇に抱えて用水路を飛び越え、のぞき込む。
- 9 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2009/07/22(水) 13:54:22.59 ID:LaCDL9Py0
(^ω^ )))
( ∵)
⊂(^ω^ )
( ∵)
∩( ∵)∩ガシィイイン
( ^ω^ )?
僕が両手で持てる、バレーボールより少し小さいくらいの銀色の玉。
小さくて丸い模様が三つついている。拾い上げてみると適度に重たい。
- 11 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2009/07/22(水) 13:57:24.29 ID:LaCDL9Py0
よくよく見ると完全な丸ではなくて、底のあたりが凹んでいる。
なんていうか、機械おもちゃチックな継ぎ接ぎや、ねじの感じが見える。
何かの機械かな、と僕はそれを眼の高さまで持ち上げた。
( ∵)+゚ チカッ
『ぴぴぴぴっ、ぴっ、ぴっぴー、ぴっぴーぴっ』
( ^ω^)「おぉっ?!」
光った! 鳴った!
( ∵)+゚ 。* チカチカッ
『ぴぴぴぴっ、ぴっ、ぴっぴー、ぴっぴーぴっ』
- 15 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2009/07/22(水) 14:01:09.77 ID:LaCDL9Py0
(* ^ω^)「……おっ! なんだおこれ! 凄いお!」
ぴっぴこと鳴るそれをだき抱えて、僕は家路を急ぐ。
(^ω^ ) 今日ノゴ飯ハ何デショナー♪
('(∵(^\ ≡3
- 16 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2009/07/22(水) 14:05:22.54 ID:LaCDL9Py0
お父さんとお母さんは『サイコン』らしい。僕が出来たからお父さんとお母さんは結婚したんだそうだ。
だからドクオ兄ちゃんとショボ兄ちゃんは本当の兄弟じゃあ無い、らしい。
だからなのか、僕はショボ兄ちゃんがドクオ兄ちゃんと楽しく話しているところを見たことが無い。
『九年も暮らしてるんだから、打ち解けたっていいのになぁ』
とドクオ兄ちゃんは何時も笑う。
('A`)「お、ホライゾン。おかえりんこ」
(* ^ω^)「ただいまんこー!」
('∀`)「おーう、手ぇ洗ってこいよー。味ご飯冷めんぞー」
- 18 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2009/07/22(水) 14:09:38.22 ID:LaCDL9Py0
勝手口から入ってすぐの台所は、バラエティ番組の声と昼ご飯の匂いでむわりと暑い。
高校の制服のボタンを開いたままの格好のドクオ兄ちゃんが僕を迎えた。
ドクオ兄ちゃんの高校も、ショボ兄ちゃんの中学も、今日から夏休みなのだ。
('A`)「遅かったな、寄り道?」
( ^ω^)「お! 聞いておにいちゃん、さっき途中で」
('A`)「あーちょっと待て、ショボ呼んでくる」
離れにつながる廊下から、ドクオ兄ちゃんがショボ兄ちゃんに呼びかける、けれど、返事は無い。
戻ってきた兄ちゃんはため息を一つついて不満げに口を尖らせた。
('A`)「ま、後で勝手に喰うかね。ホライゾン、一緒に食べようや」
( ^ω^)「おー、味ご飯だけかお?」
('A`)「怪人電子レンジ舐めんなよコラ」
( ^ω^)「怪人すっげぇ!」
- 19 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2009/07/22(水) 14:14:08.07 ID:LaCDL9Py0
怪人電子レンジがちーんと鳴って、出てくるのはお母さん特製お昼のおかず。
朝あわただしく作っていたのはこれなんだろう、と思いながら箸を用意する。
( ^ω^)('A`)「「いただきますかき」」
ドクオ兄ちゃんと向かい合い、両手をあわせて頭を下げる。
お母さんもお父さんも、僕が物心つく頃にはばりばりと働いていて、何時も僕の相手をしてくれるのはドクオ兄ちゃんかショボ兄ちゃんだった。
それが寂しいなんて事は全くないんだけれど。
味ご飯と、出来合いの豆腐ハンバーグと、かぼちゃのサラダ。
もぐもぐとサラダを飲み込んでから、思わずはぁっと溜息が出た。
ドクオ兄ちゃんと遊ぶのも別に楽しくない訳じゃない。けれど、時々はショボ兄ちゃんと遊びたい。
( ´ω`)「最近ショボ兄ちゃん、あんま遊んでくんないおー……」
('A`)「まぁ、中二だからな。お年頃なんだよ、お年頃」
( ´ω`)「オトシゴロ、かお」
- 20 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2009/07/22(水) 14:17:52.94 ID:LaCDL9Py0
('A`)「ちょっと変になる時期なんだ。誰でもある。ホライゾンも何時かそういう感じになるかもわからん」
( ´ω`)「おー? ドクオ兄ちゃんもかお?」
('∀`)「俺はー、んー、多分もう卒業したかなー。出来てたらいいなー」
( ´ω`)?
どっちかってと高二病がやばいかもね! とけらけら笑う。ドクオ兄ちゃんは時々訳のわからない事を言うからイヤだ。
しばらく、バラエティ番組を見て笑ったりなんだりしながらご飯を食べる。
('A`)「あ、そうだ」
- 22 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2009/07/22(水) 14:20:22.94 ID:LaCDL9Py0
不意にドクオ兄ちゃんが箸の手を止めた。
くるくると箸の先で円を描く。
('A`)「ホライゾン、さっき何か言いかけてたよな。何だ?」
( ^ω^)「お?」
('A`)「ほら、途中でーって」
( ^ω^)「あ、そうだお!」
思い出した。
僕は慌てて椅子から立って、玄関先に置いておいたランドセルの元へ駆け寄る。
すっかり机の中身は持ち帰って、からっぽだったランドセルの中には、
- 23 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2009/07/22(水) 14:25:30.33 ID:LaCDL9Py0
( ∵)+゚ チカチカッ
『ぴぴぴぴっ、ぴっ、ぴっぴー、ぴっぴーぴっ』
あの銀色いのが入っている。
抱え出して、そのまま台所へと舞い戻った。ドクオ兄ちゃんは興味深そうに此方を伺っていた。
戻ってきた僕を見て「何を持ってきた」と言わんばかりに盛大に顔をしかめる。
( ^ω^)「にーちゃんにーちゃん、見ておこれ。拾ったんだお!」
('A`)「……なにそれ?」
( ^ω^)「分かんないんだおー。竹藪んとこにあって。にいちゃん、何かわかるお?」
- 24 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2009/07/22(水) 14:28:35.72 ID:LaCDL9Py0
眉をひそめたドクオ兄ちゃんが手を伸ばす。
手渡すと、僕が両手で抱える銀色の玉を片手で持ち上げてしまった。
おお、と何となく歓声をあげる。
('A`;)「にゃんじゃこりゃー……いや、まじで何だこれ。ホライゾン、変なもん拾ってきたなお前」
( ^ω^)「おっお!」
('A`;)「いや、褒めてないよ?」
( ∵)。+* チカッチカチカッ
『ぴぴぴぴっ、ぴっ、ぴっぴー、ぴっぴーぴっ』
('A`;) そ「うわっ!」
ぴっぴこと鳴り出すそれにドクオ兄ちゃんがびくぅっと体を固める。
それから、瞬きを三回。
ちょっと怖いものを見るようにひきつっていたドクオ兄ちゃんの顔が、くすぐったいような、なんだか嬉しい顔になる。
- 25 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2009/07/22(水) 14:31:45.43 ID:LaCDL9Py0
(*'∀`)「なんだこれー! すげー! 光ったぞオイ!」
(* ^ω^)「お! 凄いおー?」
(*'∀`)「すっげ、何なんだろこれ。玩具かな。それにしちゃ重いよな。中に何か入ってんのかな」
(* ^ω^)「タイムカプセル?! タイムカプセルかお?!」
(*'∀`)「ばっかちっせぇよ!」
( ∵)+゚ * ピカッチカッ
『ぴぴぴぴっ、ぴっ、ぴっぴー、ぴっぴーぴっ』
(* ^ω^)(*'∀`)「「また鳴ったぁああ!!」」
(´・ω・`)「何やってんだよ……」
- 26 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2009/07/22(水) 14:33:33.83 ID:LaCDL9Py0
僕とドクオ兄ちゃんが大騒ぎしていると、後ろからけだるげな声がした。
ショボ兄ちゃんだ。
シャツにジーンズと、ちょっと暑苦しい格好でダイニング兼台所に入ってくる。
(* ^ω^)「兄ちゃん兄ちゃんこれ! これ!」
(;´・ω・`)「え、何これ」
(*'∀`)「しらねーわかんねーすげー」
ドクオ兄ちゃんは歌うように言いながら、ショボ兄ちゃんの分のご飯を温め出す。
それをショボ兄ちゃんが少しだけ鬱陶しそうに見たのに気づいて、ちょっとだけ気分が冷めて沈んだ。
ショボ兄ちゃんは膝に手をついて、僕の差し出す銀色ボールをのぞき込む。怪訝そうに垂れた眉がしかめられた。
- 29 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2009/07/22(水) 14:42:56.55 ID:LaCDL9Py0
( ^ω^)「通学路で拾ったんだお」
(;´・ω・`)「ガラクタ拾ってくるなよ」
(; ^ω^)「がっ、ガラクタちゃうわ! 光るお?! 鳴るお?!」
(*'∀`)「光るぞー、鳴るぞー」
(´・ω・`)「……ただの玩具じゃないかよ」
言って、僕の手から銀玉を取り上げる。
のぞき込み、ぴっぴこと鳴るのにも構わずひっくり返したり、爪でひっかいたり。
ちーん、と怪人電子レンジが声高に鳴いた。
- 31 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2009/07/22(水) 14:45:22.78 ID:LaCDL9Py0
と同時に、がしゃんという何かが外れる音。
その音の元の方に僕と兄ちゃんが一斉に振り返った。
(;´・ω・`)「なんか……開いた」
( ∵z ガコーン
状況が飲み込めない表情で、抱えた銀玉を僕に差し出すショボン兄ちゃんと、側面の一部をがしょーんと伸ばした銀玉がいた。
バラエティ番組の笑い声が妙に大きく響いていた。
- 32 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2009/07/22(水) 14:49:28.96 ID:LaCDL9Py0
( ∵z *゚+ ビカッ チカチカッ
『ぴぴぴぴっ、ぴっ、ぴっぴー、ぴっぴーぴっ』
('A`)「……何か、こう、端子をありったけ集めましたみたいな……」
北座の畳に座り込んだ兄ちゃんの背中に乗ると、『おもてぇよ』と押し退けられた。
ボールの内側、半ば辺りからぱかっと開いたそこを見ながらドクオ兄ちゃんは呟く。
タンシって何だろう、とその手元を覗き込みながら僕は思った。
- 33 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2009/07/22(水) 14:52:57.69 ID:LaCDL9Py0
素直に聞いてみる。
( ^ω^)「タンシってなんだお?」
('A`)「ん、……ゲームの赤白黄色ーの愉快な仲間たち、みたいなの」
( ^ω^)?「おー」
分かったような分からないような。
(ω・` ) チラッ
( ^ω^) スゲーオ
⊃( ∵z*+ ゚
(` ) スゲーナ
ショボ兄ちゃんは台所で無関心な風に味ご飯を噛んでいるけれど、それでも気になるのかちらちらとこっちを見ている。
それにドクオ兄ちゃんは気付いていないのか、楽しそうに銀玉を覗き込んでいた。
そのうちに「分解してぇ」とか言い出さないか、僕はすこしだけハラハラしている。
- 36 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2009/07/22(水) 14:56:06.80 ID:LaCDL9Py0
( ∵z +゚ チカチカッ
『ぴぴぴぴっ、ぴっ、ぴっぴー、ぴっぴーぴっ』
('A`)「……鳴ってるなぁ」
( ^ω^)「鳴ってるおー」
正面に着いた三つ着いたまるぽっちりは、『ぴっ』でぴかっと光り『ぴー』でぴっかーと光る。
なんだろうなぁ、と覗き込んでいたドクオ兄ちゃんが「お」と呟いた。
('A`)「ヘッドフォン端子」
畳に銀玉をたんと置き捨てて、ばたばたと走り出す。廊下を踏み抜かんばかりにばたばたと鳴らす足音が聞こえた。
ショボ兄ちゃんがこっちを伺っている。手招きをすると、箸を置いて駆け寄ってきた。
( ∵z +* 。 チッカーッ
『ぴぴぴぴっ、ぴっ、ぴっぴー、ぴっぴーぴっ』
- 38 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2009/07/22(水) 15:00:09.76 ID:LaCDL9Py0
(*´・ω・`)「なぁ、コレなんだと思う?」
(* ^ω^)「分かんないお」
( ∵)+゚ 。* チカチカッ
『ぴぴぴぴっ、ぴっ、ぴっぴー、ぴっぴーぴっ』
(*'∀`)「何が聞けるかなっ」
ドクオ兄ちゃんが息を切らして仏間を横切ってくる。その手には、小さなイヤフォン。
僕がショボ兄ちゃんと一緒に銀玉を覗き込んでいるのを見て、少し嬉しそうに笑ってから、「はいはいどけよー」と押しのけた。
銀玉の内側にいくつもあいた穴の一つにぶつりと突き刺して、耳に押し当てる。
- 40 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2009/07/22(水) 15:04:26.98 ID:LaCDL9Py0
('∀`●「ホライゾン」
(* ^ω^)「お?」
('∀`)「ショボはちょい待ってろ」
(´・ω・`)「……」
●') ^ω^)
渡された丸いイヤフォンを、兄ちゃんに倣って右耳に押し当てる。
銀玉の吐き出す電子音が少しだけ遠くなった。セミの声は依然じわじわと鳴り続いている。
『z…z……zz……be』
- 42 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2009/07/22(水) 15:06:32.67 ID:LaCDL9Py0
『……be…ca、z』
『z』
『zz……ナゼナラバ、我々は、ビコーズ、成長する機械である』
夏の始まる音だ、と僕は思った。
- 43 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2009/07/22(水) 15:07:13.81 ID:LaCDL9Py0
だいいちわ おわり
- 47 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2009/07/22(水) 15:13:46.96 ID:LaCDL9Py0
('A`) 内藤ドクオ
父親の連れ子。高二
長男。
(´・ω・`) 内藤ショボン
母親の連れ子。中二
次男。
( ^ω^) 内藤ホライゾン
普通に生まれた。小三
三男。
- 48 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2009/07/22(水) 15:16:13.66 ID:LaCDL9Py0
以下次回のネタバレでもなんでもない両親の紹介
( ФωФ) 内藤家 父
ショボンと似てるけど別に血のつながりは無い。
J( 'ー`)し 内藤家 母
ドクオに似てるけど別に生んだわけじゃない。
以上
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