- 2 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2009/08/12(水) 15:25:29.07 ID:F52CnJQV0
■■■■■■■■■■□■
( ∵)<ジュブナイル の ヨウデス ダイヨンワ
「せかいきゅうさいけーかく」
□□□□□□□□□□■□
- 3 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2009/08/12(水) 15:27:23.09 ID:F52CnJQV0
`゚ チカチカッ
( ∵z〜回
『外部刺激によるエラーが発生した。危機感を与えたナラバすまない』
ξ゚听)ξ「ううん、こっちこそごめんね、ビコーズ」
スゲェ スゲェオ
ξ*゚听)ξ (^ω^ )
つ( ∵z〜〜〜回⊂
スリープモードからいつもの通りになったビコーズを抱え、ツンはちょっと楽しそうだ。
それを後ろから弟者さんとヒートさんが覗き込んでいる。ショボ兄ちゃんが呼んだらしい。
ちなみにクーさんが持ってきたらしいスピーカーは、僕が抱えている。
- 4 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2009/08/12(水) 15:30:02.17 ID:F52CnJQV0
ノハ*゚听)「世界を救う、か。映画みたいだな!」
(´<_` )「おーう……」
ウワ光ッタ!! オッ!!
ξ*゚听)ξ (^ω^ )
つ( ∵z〜〜〜回⊂
*^゚ チカッ
ノハ*゚听)「乙女のロマンだよな、世界を救う! 重火器を片手に、一斉掃射! 『歯車の都市』だ!」
(´<_` )「いや、そんなコンバットなロマンあんまねぇから」
(´・ω・`)「少なくとも乙女の夢ではないだろ」
(´<_` )「っていうか素奈緒ヒートは世界救ってないし」
ノハ#゚听)「素菜緒ヒートを愚弄するか?!」
- 5 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2009/08/12(水) 15:32:23.03 ID:F52CnJQV0
(´・ω・`)「お前、名前が一緒だからって素菜緒ヒート大好き過ぎだろ」
(´<_` )「そのうち上空五十メートルから五点着地とかしだすんじゃないか」
ノハ*゚听)「やだなそんな、まだ私には荷が重いよ。けど……いつかはっ!」
(´・ω・`)「うわやる気だぞこいつ」
(´<_` )「とんでもねぇな」
ツンは三人の会話を聞きながらくすくすと笑いを堪えている。
いい加減スピーカー下ろして良いかなぁ、と僕は思っていた。
八畳の北座に僕とツンとショボ兄ちゃんとヒートさんと弟者さん。
そして木戸を開け放した隣の納戸にドクオ兄ちゃんとクーさんと兄者さんが居る格好だ。
こんな風に子供が集まるのは年に数回くらいなので、何だか落ち着かない。
('A`)「……ヒート組だとショボの奴良く話すなぁ……」
( ´_ゝ`)「兄弟なんてそんなもんさ。弟者もさぁ、最近ぐんぐん反抗期で、それは別にいいけど身長抜かされそうでさぁ」
('A`)「うぜぇ」
- 7 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2009/08/12(水) 15:34:32.40 ID:F52CnJQV0
ドクオ兄ちゃんが遠い目をして、兄者さんに肩を叩かれている。
ぱしっとその手をはね飛ばして顔をしかめた。
川 ゚ -゚)「しかし過疎化は進むね。三年は二人だけだったか?」
( ^ω^)「おっ」
川 ゚ -゚)「……君らが美府小を卒業できれば御の字って感じだな」
クーさんは何やら悩ましげに呟いて、僕の手からスピーカーをそっと取り上げ、机に置いた。
おんのじ、っていうのはどういう意味だろうか、と僕は考えていた。
ξ*゚听)ξそ
つ( ∵z〜回
+* チカッ
『ドクオ、ショボ、ホライゾン』
- 8 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2009/08/12(水) 15:36:35.95 ID:F52CnJQV0
( ^ω^)「おっ? あ、初めて名前呼ばれたお!」
('∀`)「おぉおおっ、本当だ! すっげぇ、ビコーズすっげぇ!」
( ´_ゝ`)「うわああずりぃ! 俺も呼ばれたい!!」
ノハ*゚听)「うおおおお、喋ったぞこれ! かっけぇぇえええ!!」
(;´・ω・`)「……ぼく、ショボンなんだけど。ショボじゃないんだけど」
ξ*゚听)ξ
つ( ∵z〜回
*~゚ チカッ
『我々が協力を仰げルのは、彼らか』
(´・ω・`)「……ああ、そうだね」
軒の直ぐそばにある木に張り付いているのか、蝉の声はやっぱりうるさい。
その声を遮って『ぴぴぴぴっ、ぴっ、ぴっぴー、ぴっぴーぴっ』とビコーズの電子音が響いた。スピーカーからかすかな雑音がもれる。
一斉にその場にいた八対の瞳が、ツンの抱えるビコーズに向いた。
- 9 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2009/08/12(水) 15:38:47.30 ID:F52CnJQV0
ξ*゚听)ξ
つ( ∵z〜回
*+ チカッチカッ
『ナゼナラバ、我々は、ビコーズ』
川 ゚ -゚)「……」
『貴方達に協力を仰ぎタい。宜シいだろウか?』
首を傾げてそれを見ていたドクオ兄ちゃんが首をのばし、口の端をゆるめる。
情けない感じの笑顔。僕はドクオ兄ちゃんのこの顔が、だけど嫌いではない。
ショボ兄ちゃんだけがふいと顔を逸らしている。
- 10 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2009/08/12(水) 15:42:13.76 ID:F52CnJQV0
(*'∀`)「こんな楽しそうな映画みたいなドラマみたいな事、関わらなくて、どうすんだよ。一生後悔すんじゃねぇか。なぁ?」
(* ^ω^)ξ*゚听)ξ(* ´_ゝ`)ノハ*゚听)川*゚ -゚)(´<_` *)(´・ω・`*)
「勿論!」
その七つの声はバラバラだったけれど、最後の「ん」だけは確かに綺麗にこだました。
- 12 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2009/08/12(水) 15:44:58.64 ID:F52CnJQV0
('A`)「いやぁ、あっついなぁ」
( ´_ゝ`)「夏休みだもの」
('A`)「そこで『夏だもの』って言わない辺りお前馬鹿だよなぁ」
( ´_ゝ`)「まじかよ」
川 ゚ -゚)「……」
『町で一番高いところ』と聞いて飛び出していったヒート組と、それに引き吊られていったツンとブーンを見送ったドクオ達は、テレビをつけてくつろいでいた。
クーが責め立てるような視線を飛ばしてくるが、ドクオは何処吹く風で受け流す。
だってもう若くないもの、と年寄りのような言葉を口走った。
- 13 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2009/08/12(水) 15:47:02.40 ID:F52CnJQV0
`゚ チッカチッカ
( ∵z〜回
( ´_ゝ`)「これでどうだろう」
『インターネットに接続したい』と言ったビコーズに抱えていたノートパソコンを差し出したのは、兄者だった。
( ´_ゝ`)「何か使えたりしないか」
あまり大きく無いその側面には「FMV」と書かれている。
- 14 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2009/08/12(水) 15:49:24.47 ID:F52CnJQV0
川 ゚ -゚)「止めろ、改造してあるPCなんて使ったら、ビコーズに悪影響が及ぶかも知れん」
(# ´_ゝ`)「失礼な、三号たんはまだ魔改造してないわ。ぴっちぴちの処女ですぅ」
('A`)川 ゚ -゚)「「心底気持ち悪い」」
(; ´_ゝ`)「ひっ?!」
『無線LANがあレば良い。アタッチメント型のLANを貸して欲しい』
( ´_ゝ`)「あー、うちにあったかなぁ。俺の部屋……」
兄者がこめかみをかりかりと引っかく。面倒だから弟者に頼もう、と携帯を取り出した。
蝉の声が五月蠅く響く。梁近くにかかった時計は三時を差している。
- 15 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2009/08/12(水) 15:51:32.68 ID:F52CnJQV0
('A`)ウボァ
ドクオは、七歳の時にこの家にやってきた。
父方の祖父母が亡くなってから数ヶ月、半ば放置されていたらしいのだが、家族が増える、と喜び勇んだ父が手入れをして、再婚早々引っ越してきたのだ。
街の小学校でいじめられてふさぎ込んでいた自分を立ち直らせたいという願いもあったのだろうか、とドクオは思う。
その目論見は恐らく成功しすぎた。こんな問題児の題頭になるとは、父だって思っていなかっただろう。
しかしドクオは後悔していなかった。家族が増えて、友達も出来て、これが人生絶頂なのではないかという不安さえある。
('A`)…
『(´・ω・`)』
('∀`;)ウヘァ
一点を除いて。
- 16 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2009/08/12(水) 15:53:32.95 ID:F52CnJQV0
('A`)「……しかしショボンはもう、何なんだあいつ。終わらない反抗期に俺の精神はぼろぼろだよもう」
( ´_ゝ`)「ちっちゃい時はべったりだったのになー」
川 ゚ -゚)「あれが懐きのピークだったんじゃないか?」
( ´_ゝ`)「っていうか中二なんてそんなモンだろ。弟者も、何か最近嫌に俺に辛く当たるよ」
川 ゚ -゚)「それは最近やっとお前のどうしようもなさに気付いたんだろ」
( ´_ゝ`)「何か発症してんだよ、気にすんな気にすんな。っていうかえぇ……、まじで……?」
+* チカチカー
( ∵z〜回
『チュウニビョウか』
( ´_ゝ`)「それだな……えぇえ、なんでそんなの知ってるんだよビコーズ」
『ワタナベ博士が言ってイた。タカオカ博士は永遠のチュウニビョウだ、と』
+゚ チカッ
( ∵z〜回
- 17 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2009/08/12(水) 15:56:09.93 ID:F52CnJQV0
ちかちかと青く目? を光らせながらビコーズは言う。
片手にのるくらいのスピーカーから漏れるその音は、前世紀の産物と言っていいほど歪な合成音声。
川 ゚ -゚)「そんな昔から厨二病って言葉あったのか……」
( ´_ゝ`)「思ったより歴史深いな、厨二病」
('A`)「あ、なぁその、ワタナベって言うのは誰なんだよ。お前作ったらしいけど」
『ワタナベ博士は、タカオカ博士と近シい位置にイた。タカオカ博士のプログラムを知リ、対抗策として我々を作り上ゲた』
じぃい、とビコーズがゲームをローディングする時のような音を上げる。
発熱したりするのかな、と兄者が手を伸ばすが、なんともないらしい。
ハイテクだな、と呟いた。
( ´_ゝ`)「タカオカ博士ってのは、……やっぱツンちゃんのじっさまだよなぁ」
川 ゚ -゚)「まぁ、機械を支配出来そうなタカオカなんてあの人くらいだろ」
- 18 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2009/08/12(水) 15:58:35.94 ID:F52CnJQV0
高岡博士は十三年前に亡くなっている。
この村の片隅に住んでいた博士の事を兄者とクーはうっすらと覚えているらしい。
クールな、良いジジィだったというのが二人の総意見だった。
( ´_ゝ`)「ラジコンとか良く直してくれたしな」
川 ゚ -゚)「その後遊んでくれたしな」
( ´_ゝ`)「其の後ラジコン返してくれなかったけど」
川 ゚ -゚)「三日後に最高時速六十キロになって帰ってきただろ」
( ´_ゝ`)「そのトビ丸は未だに現役です」
('A`;)「……」
それはクールなジジィといえるのだろうかとドクオは思った。
- 19 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2009/08/12(水) 16:00:20.10 ID:F52CnJQV0
兎も角、話を聞いている限りでは『機械に反乱を起こさせて人類社会を崩壊させる』なんてジジィには思えない。
ビコーズも『タカオカ博士の動機は聞かされていない』としか言わない。
テレビの中のお天気アナウンサーが『暫く暑い日が続くと見られます』と言った。
『夜も雲が少ないので、天体観測にはうってつけでしょう。都市部でも天の川が見えるかもしれません』
川 ゚ -゚)「……天体観測かぁ」
クーがぽかんと呟いた。
- 20 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2009/08/12(水) 16:03:02.49 ID:F52CnJQV0
ノハ*゚听)「聞いてきましたー!」
(* ^ω^)「おー!」
がららららっと引き戸を開け、ヒートさんと叫ぶ。
北座に寝転がっていたドクオ兄ちゃんがゆるゆると起きあがった。
クーさんと兄者さんはテレビでゲームをしている。ビコーズはちらちらと目? を光らせた。
ドクオ兄ちゃんがビコーズを抱え、ホールと台所を横切って、此方へやってくる。
後ろからショボ兄ちゃんとツンが家に入る。弟者さんは「用が出来た。後から行くから」と行って一旦家に帰っている。
川 ゚ -゚)「聞いてきたって、誰にだ」
(;*^ω^)「役所まで行くのは面倒だったから、ギコさんに聞きにいったんだお!」ゼーハー
ノハ*゚听)「あんちゃんこの辺に詳しいからな!」
('A`;)「此処からあそこまで、全力疾走……?!」
( ´_ゝ`)「ヒートちゃんは兎も角、ホライゾンくんすげぇなぁ」
- 21 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2009/08/12(水) 16:04:59.97 ID:F52CnJQV0
ξ;*゚听)ξ「……」ゼハー、ゼハー
(;´・ω・`)「ツンちゃん、お茶出すからちょっと待ってな」
ξ;*゚听)ξ「す、すみませ……」ゼハー、ゼハー
(;´・ω・`)「何でヒートとホライゾンはあんな元気なんだよ……」
ギコさんと言うのは、ここら辺の地主の息子さんだ。ドクオ兄ちゃん達より幾つか上の先輩らしい。
聞いた『村で一番高いところ』を伝えると、ああ、と兄者さんとドクオ兄ちゃんは頷いた。
川 ゚ -゚)「まぁ、とりあえずホライゾンくんは落ち着け。ショボくん、私も手伝うぞ!」
暑さでへたったショボ兄ちゃんよりもてきぱきとクーさんがお茶と氷を用意した。
ふぅ、と僕も一息をつく。気がつくと、体中が暑くてしょうがなかった。
汗がたらたらと背中を流れている。
僕もお茶が飲みたいな、と辺りを見回す。
見ると、ツンがへろへろと台所の床に座り込むところだった。
僕よりも顔を真っ赤にして、ふぅふぅと荒く息を吐いている。
- 22 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2009/08/12(水) 16:06:25.78 ID:F52CnJQV0
(;*^ω^)「だっ、大丈夫かお? ていうか、其処まで疲れたのかお」
ξ;*゚听)ξ「うっさいな。あのね、あそこからここまで、どんくらいか知ってる?」
(;*^ω^)「……グランド三周分くらいかお?」
ξ;*゚听)ξ「それを全力疾走したら、ああもーいい、疲れた。今更心配してんじゃないわよー」
(;*^ω^)「おっ? ごめんお?」
('A`)「ほいツンちゃん、落ち着いて飲みな」
運ばれてきたお茶をごくごくと飲み干して、ツンは軽くむせる。
僕が首を傾げると、ドクオ兄ちゃんが呆れたように少し笑った。
ノハ*゚听)オ茶ガ美味イゾォオオオッ!!
川 ゚ -゚)ナイスナ飲ミップリデスネ
- 24 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2009/08/12(水) 16:09:49.25 ID:F52CnJQV0
(´・ω・`)「で」
(´<_` )アニジャ、茶ァ寄越セ
(; ´_ゝ`)エ、何デ俺? オトジャ反抗期?
(´<_` )黙レ、クソアニキガ
(; ´_ゝ`)ナッ、ナニソノ罵倒! 的ヲ射スギテオ兄チャン反論出来ナイ!!
(´<_` ;)ハ、反論シロヨ……
自分の分のお茶を飲んだショボ兄ちゃんがドクオ兄ちゃんの手の中からビコーズを奪って覗き込んだ。
台所では弟者さんがお茶のおかわりを兄者さんに申しつけている。
こっちを見て『飲んでいいか』の問いに僕は頷いた。
- 26 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2009/08/12(水) 16:11:58.75 ID:F52CnJQV0
(´・ω・`)「『村で一番高いところ』は分かった。後は何をすればいい?」
('A`)
( ∵z〜回⊂
+゚ チカッ
『zz……我々は、』
ドクオ兄ちゃんが片手でぶら下げていたスピーカーから音が漏れる。
『タカオカ博士の意志に接触を計りタいと思う』
川 ゚ -゚)「高岡博士の意志?」
『機械に意志を持たせるナラバ、その課程で、ドウあってもタカオカ博士の意志が混入しているハズである。それと接触シタイ』
ぴっ、と小さな電子音が一つ響いた。ビコーズの側面に一つ隙間が出来、きりきりと機械の腕を出す。
- 27 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2009/08/12(水) 16:13:28.41 ID:F52CnJQV0
『我々は、タカオカ博士がこのプログラムを組んだ動機を知ルべきであると考エる』
( ´_ゝ`)「……ふむ、じゃあどうする?」
兄者さんが台所で呟いた。
それに応じてドクオ兄ちゃんが「……とりあえず噛み砕いて説明を」と苦々しく言う。
('A`)「簡単に、産業で」
( ´_ゝ`)「やーいやーいばーかばーか」
('A`)「うぜぇ」
『何故に
高岡博士が人類に氾濫を起こそうとしているか
理解した方が対策を撃ち易いと我々は考える』
('A`;)「なっ……! びこっ、び、ビコーズ……?!」
川;゚ -゚)「ビコーズが産業を、産業を覚えた……っ!!」
- 30 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2009/08/12(水) 16:16:04.29 ID:F52CnJQV0
川;゚ -゚)('A`;)「「兄者の所為かァッ!!」」
(; ´_ゝ`)「おおおお俺?!」
ノパ听)?「産業?」
(´<_` )「ちょっとバランス悪い産業だったな……」
(;´・ω・`)「……嫌な成長しちゃった……」
- 31 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2009/08/12(水) 16:17:55.50 ID:F52CnJQV0
+ ゚ チカッ
( ∵z〜回
『タカオカ博士は、何故彼らを破滅させヨうとシているのか。我々には理解できナい』
僕とツンの隣のスピーカーが、小さく小さく漏らした。
その声は本当に小さかったから、僕とツン以外には、聞こえていなかったのかもしれない。
- 33 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2009/08/12(水) 16:24:46.97 ID:F52CnJQV0
( ´_ゝ`) 流石兄者
ドクオの友達。弟者の兄。
機械オタク。高二
川 ゚ -゚) 素直クール
ドクオの友達その二。別にヒートと親族な訳ではない。
何となくついてきてみた。高二。
ノパ听) 素直ヒート
ショボンの友達。別にクールの親族な訳ではない。
海外ドラマが好き。中二。
(´<_` ) 流石弟者
ショボンの友達その二。兄者の弟。
其処まで機械オタクではない。中二
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