- 1 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2011/08/08(月) 12:42:23.08 ID:gbspki8l0
- ―プロローグ 15年前
「グオオオオオオオオオオオオ!!」
焼け落ちるビル…
崩れゆく山…
まさに世界の終りだったお
「撃て!スパイナーを使っても構わん!」
「発射用意!」
「グオオオオオオオオオオオオ!!」
大乱戦の中、僕は一人 街中を彷徨っていたお
( ;ω;)「母ちゃん…どこにいるんだお?」
「グオオオオオオオオオオオオ!!」
「!!あそこに子供がいます!」
「まずいぞ!怪獣の火炎弾が!」
( ;ω;)「母ちゃん、母ちゃん…」
「だめです!間に合いません!」
「こ、子供に向かって怪獣が!」
- 3 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2011/08/08(月) 12:43:52.11 ID:gbspki8l0
- ゴゴゴゴゴ、と凄い音がして…ものすごい熱気が僕を襲ったお
( ;ω;)「!!!」
「グオオオオオオオオオオオオ!!」
『ヘアッ!!』
「あ!あれは!」
赤い姿の巨人が目の前にあらわれて、巨大な怪獣を…
「デアーッ!!!」
なぎ倒したんだお
「グオオオオオオオオオオオオオオオオオ」ドガアアアアアン
『ふう、倒せたようだな。君、大丈夫かい?』
( ;ω;)「おっ…もう大丈夫だお…あなたは…?」
『…ウルトラマン「おい!子供がいたぞ!」
( ;ω;)「お…?」
『…VIPの人が来たようだな。俺の出る幕じゃなさそうだ。』
( ;ω;)「帰っちゃうのかお…?僕、あなたにお礼を…」
- 4 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2011/08/08(月) 12:44:29.41 ID:gbspki8l0
- 『お礼…?』
( ^ω^)「そうだお!何か、何かさせてくれお!」
『…俺にとっての一番のお礼は地球が平和であることだよ』
( ^ω^)「!!!」
( ^ω^)「…僕決めたお!VIP隊員になって!あなたのような強い人になるお!
そしていつか僕もウルトラマンになって見せるお!」
『それは頼もしいな。君がウルトラマンになったその日には歓迎するよ。』
( ^ω^)「ありがとうお!!」
『いいかい、ウルトラマンになりたいのなら
優しい心を持って悪を憎むんだ。
そうすればいつの日か…必ずウルトラマンになれるよ。
…じゃあもう、お別れだ。』
( ^ω^)「うん!さよならだお!今度は僕、VIPの服を着てあなたに会うお!」
『ああ、約束だ。
じゃあ、さよならだな。
…シュワッチ!』
- 5 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2011/08/08(月) 12:44:48.79 ID:gbspki8l0
- そしてときは流れ…
―第一話 『宇宙に平和が来るまでは』
―怪獣撃退チームVIP 待合室
( ^ω^)「いよいよ今日かお…。
怪獣撃退チームVIPの入隊試験」
(;^ω^)「今日の為にたくさん勉強してきたんだお!
きっと受かるはずだお!」
「受験番号0001のブーンさん、中にお入りください」
( ^ω^)「はいお!」
僕はブーン
怪獣撃退チームVIPの入隊を目指して勉強中の学生だお
幼い時にウルトラマンに助けられた時から
僕はずっとVIPに入隊することを目標にしてきたんだお
まあ、20歳の大人が今もウルトラマンになる夢を捨て切れてないっていうのもアレだけどお…
- 6 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2011/08/08(月) 12:45:34.34 ID:gbspki8l0
- (´・ω・`)「やあ
ようこそ面接会場へ
この椅子はサービスだからまずは座って落ち着いてほしい」
( ^ω^)「失礼しますお」ストッ
(´・ω・`)「まず、名前とVIPに入隊志願をした理由を聞かせてもらいましょうかね
あ、遅くなったけど
俺は隊長のショボンだから。」
( ^ω^)「僕はブーンですお、よろしくお願いしますお!
志願理由は、幼いころVIPとウルトラマンに怪獣の手から助けられて
それ以来ずっとVIPに入隊することを目標にしていたんですお!」
(;^ω^)(実際は何もしてなかった無能チームだったけどお…)
(´・ω・`)「ふむ、感動的な理由だな
では何か資格を持っているか?」
( ^ω^)「はいお
国家試験を受けてGUYSライセンスと
MACライセンスは受け取りましたお」
(´・ω・`)「ほう、ライセンスがあるのにあえてGUYSやMACではなくウチを選択したのか。
なかなか見どころのある青年だな」
(;^ω^)(え?GUYSとかにも入れたのかお?そっちにすればよかtt…いやお!
ウルトラマンとの約束があるお!)
- 7 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2011/08/08(月) 12:46:49.84 ID:gbspki8l0
- (´・ω・`)「これで面接は終わりだ
というかウチ志願したの君だけだからほぼ入隊は確定だけどね。
一応明日実技テストするから。ちゃんと自宅にレーザーガン届いたよね?」
( ^ω^)「ヴィップレーザーですおね!ちゃんと届いてますお!」
(;^ω^)(誰も受験してないから僕の番号が0001だったのかお
何かおかしいと思ってたお 大丈夫かおこの組織…)
(´・ω・`)「よし、今日の面接はこれで終わりだ
明日新宿のVIP射撃練習用広場に来るように 以上!お疲れ様」
( ^ω^)「はいお!!失礼しますお!」ガチャッ
- 8 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2011/08/08(月) 12:47:52.97 ID:gbspki8l0
- (;^ω^)「ブハァッ!緊張したお…!
てか志願したの僕だけって!どういうことだお!!」
( ^ω^)「とにかく明日は新宿で実技試験だお」
( ^ω^)「よし!気合入れていくお!!」
―その頃 M78星雲 光の国
(○||○)「よくぞ集まってくれた 宇宙警備隊長のゾフィーだ」
(〇|〇)(AA手抜きすぎるだろ)
(〇|〇)「ウルトラマンです」
ノ7
(<> <>)「セブンです」
(〇|〇)「ジャックです」
ノ7
(○V○)「エースです」
|_(〇|〇)_|「タロウです」
(○||○)「なぜ急遽お前たち6兄弟を招集したかというと…。この映像を見てくれ」
(〇|〇)「?なんですかこれは。怪獣?」
- 10 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2011/08/08(月) 12:49:36.50 ID:gbspki8l0
- (○||○)「怪獣ではない。」
ノ7
(○V○)「!!!これは!!ちょ、超獣!?」
(○||○)「その通り。だが超獣でもない」
|_(〇|〇)_|(じゃあなんで『その通り』なんだよ 使えないファイヤーヘッドだな)
|_(〇|〇)_|「ではなんなのですか?」
(○||○)「怪獣だ」
(〇|〇)(結局怪獣じゃねーか!!)
(○||○)「地球の平和を守るためいつも遠い宇宙から贈り物…必殺技を怪獣にたたきつけてきた我々だが 今度ばかりはそうはいかない 我々だけでは敵いそうもないのだ」
ノ7
(<> <>)「ではレオやメビウスや80やゼロを行かせては?」
(○||○)「彼らはL77星雲復興作業中だ 向かわせるわけにはいかない」
(〇|〇)(ん?レオ、メビウス、80、ゼロ…
アストラディスられてないか?)
- 12 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2011/08/08(月) 12:50:53.38 ID:gbspki8l0
- (○||○)「とにかくだ、君達には地球人から良い人材を探してもらいたい」
(〇|〇)「それならいい地球人がいますよ。」
(〇|〇)「俺にも案が」
|_(〇|〇)_|「俺にも」
ノ7
(○V○)「俺にも」
ノ7
(<> <>)「俺にも」
(○||○)「全員かよ だれだ?」
「「「「「「ハヤタ/ダン/郷/北斗/東の親戚にあたる地球人・ブーンです」」」」」」
(〇|〇)「…え?」
(;〇|〇)「ちょ、まさか?」
|_(〇|〇)_|「どうやらそのブーンっていう地球人
ウルトラ6兄弟全員の血を引いているようだな」
(;○||○)(どんな家系図になってるんだよ!!)
- 13 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2011/08/08(月) 12:51:38.97 ID:gbspki8l0
- (○||○)「わかった、では私が彼を新生ウルトラマンとして任命しよう。
地球に行ってくる」
(〇|〇)「え?でもゾフィー兄さん
あなた、地球に3分以上いたら頭が炎上してしまうのでは?」
(○||○)「だからお前がいるんだろうウルトラマン
ウルトラ水流ぶちこめよ」
(〇|〇)「えっ」
(○||○)「えっ」
(〇|〇)「………分かりました」ビシュウウウウウ
(///○||○)「ひゃっ、あたし今初代たんにぶっかけられてる…」
(#〇|〇)「八つ裂き光輪しましょうか?」
(○||○)「すぐに地球に行ってきます」
- 15 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2011/08/08(月) 12:52:35.39 ID:gbspki8l0
- ―翌日 地球 新宿
(´・ω・`)「来たかいブーン君
ヴィップレーザーは持ってるだろうね?」
射撃練習場とはいっても大きな空地のようなものだったお
壁に的が貼ってあって、そこにレーザーを当てる試験のようだお
(;^ω^)「よし、じゃあ撃ちますお」
(´・ω・`)「よし、15分以内に30発的のど真ん中に命中させたら合格だ
あ、ど真ん中に当たったら割れる仕組みになってるから」
( ^ω^)(厳しいお…でも身体能力なら自信があるお!!)
( ^ω^)「おーっ!!!!!」ビイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイッ
パリーン!!!
的は粉々に砕け散ったお
(´・ω・`)「ふむ、やるじゃないか
一枚目 後二十九枚」
- 16 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2011/08/08(月) 12:53:22.62 ID:gbspki8l0
- ( ^ω^)「おーっ!」ビイイイイイイイイイイイイイイッ
(´・ω・`)「二枚目 後二十八枚」
(;^ω^)「おーっ!」ビイイイイイイイイイイイイイイイッ
(´・ω・`)「三枚目…四枚目…五枚目…」
(;^ω^)「お、おおおおおおおおお……………」ビイイイイイイイイイイイイイイイイッ
(´・ω・`)「十枚…十五枚…二十枚…」
(;^ω^)「おおおおおおおおおおおおおおおおお!」ビイイイイイイイイイイイイッ
(´・ω・`)「二十九枚 後一枚
制限時間残り5分!凄いじゃないか」
(;^ω^)「ゼェゼェ…さ、最後の一発だお…」
ドゴオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオン!!!!!!
- 18 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2011/08/08(月) 12:54:21.93 ID:gbspki8l0
- 突如爆発音が鳴り響いて、あたりは熱風に包まれたお
(´・ω・`)「これは……!!まさか怪獣…!
こちらショボン!ツン隊員、応答せよ!」
ξ゚听)ξ『こちらツン
怪獣レーダーに怪獣反応を確認
ただちに出動命令を下してください』
(´・ω・`)「うむ!
…VIP!全員出動!」
『了解!』
(´・ω・`)「いったん交信を終わる。
全員ジェットリロードに乗ってくるように」
(;^ω^)「ショボン隊長…?」
(´・ω・`)「いいか、絶対にここを動くんじゃないぞ
状況を簡単に説明すると、怪獣が出現したんだ。
…本当に危険だからここで動くなよ?すぐに俺らが助けに来るからな」
( ^ω^)「わかったお」
(´・ω・`)「よし、じゃあ俺はジェットリロードを待つ
最後にもう一度言うぞ、絶対動くな!!」
- 19 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2011/08/08(月) 12:55:34.15 ID:gbspki8l0
- そう言い残してショボンさんは去って行ったお…だけど
「ゴオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!!」
(;^ω^)「!あれは…!怪獣マミーガ!!!」
マミーガ「グオオオオオオオオオ!ギュルル…グオー!」
怪獣の知識ならあるお
ひたすら勉強したから怪獣の名前と能力なら全部言える自信があるお
(;^ω^)「マミーガ…首に付けている砲台が武器だったお」
マミーガ「ガルルルルルルル…」ガシャンッ
マミーガはこちらを睨みつけ、砲台を向けたお
(;^ω^)(あわわ!!このままじゃ撃たれるお!?)
(;^ω^)(で、でも逃げたらだめだお!ウルトラマンとの約束!
それに僕だって…仮とはいえどもVIP隊員だお!!!)
( ^ω^)「ヴィップレーザーがちょうどあるお…
…隊員さんが来るまで…」
ビイイイイイイイイイイイイイイイイッ
マミーガ「!!!」
( ^ω^)「僕が戦うお!」
- 21 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2011/08/08(月) 12:56:28.48 ID:gbspki8l0
- 銃を乱射してマミーガに何度も当てたお
(;^ω^)(マミーガの弱点は首だお!一番モロいポイントだお!)
マミーガ「ギャオオオオオオオオオオオオオ!!!」ズバン!!
(;^ω^)「う、うわあああああああああああああああああああああああ!!!」
(;メ^ω^)「うう…衝撃波何て出せるのかお…知らなかったお…」
マミーガ「ギャルルルルルルル!!」
(;^ω^)(やっぱりレーザーだけじゃ無理があるお…素直に避難するかお…)
マミーガ「ガオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!!!!」
ガチャッ
直後、砲台がこちらに向けられて
ギュイーン
エネルギーが大砲にたまり…そして
ドオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオン!!!!!!
- 22 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2011/08/08(月) 12:56:56.07 ID:gbspki8l0
- ( ゜ω゜)「えっ?」
凄まじいエネルギーが辺りを襲って…
僕は…
( ゜ω:;.:.ギュオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ
殺されたお
- 23 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2011/08/08(月) 12:58:19.27 ID:gbspki8l0
- キイイイイイイイイイイイイイイイイン
―上空
(´・ω・`)「…!あれは!」
ξ゚听)ξ「どうかしたんですか隊長…きゃあ!」
( ^Д^)「あれは人の…死体?」
(`・ω・´)「うひゃあ、むごいな 黒焦げだ」
<ヽ`∀´>「どうするニダ隊長、救助するニダか?」
(´・ω・`)「当然だ、しかしあれはおそらく…ブーン君…くそっ…」
- 25 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2011/08/08(月) 13:02:58.88 ID:gbspki8l0
- (´・ω・`)「ツン!ジェットリロードとツリスレーを分離しろ!
ツリスレーで彼を救助するんだ!
それまでの間俺たちはジェットリロードでF5キャノンを放ち続ける!」
ξ゚听)ξ「了解!…分離!」
戦闘機『ジェットリロード』
F5キャノンと呼ばれる強力な砲台を搭載しており
全軍突撃の際はVIPの全マシンを合体させ出撃する
単体で出撃することもできるがその時はF5キャノンの威力が劣り、
機体名称も「リロードマシン」に変化する
合体している機体が少なくなるほどF5キャノンの威力は下がる
ツリスレー
地上の物を引き上げることができる
戦闘には向いていないがスピードがあるのでかく乱や救助に向いている
- 27 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2011/08/08(月) 13:05:23.35 ID:gbspki8l0
- キイイイイイイイイイイイイイイイイン
ξ゚听)ξ「…あれね。…隊長!目標を確認!救助します!」
(´・ω・`)『了解 救助が完了したら一度ジェットリロードに戻れ』
ξ゚听)ξ「了解!」
( -ω-)「………」
ξ゚听)ξ「この人ね…。全身に凄いやけど…怪獣にやられたのね」
( -ω-)「………」
ξ゚听)ξ「?これはヴィップレーザー…。
そうか、この人入隊試験の途中だったのね」
- 29 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2011/08/08(月) 13:08:04.16 ID:gbspki8l0
- (´・ω・`)「…ツリスレーが戻ってきたな
よし!F5キャノン発射!」
<ヽ`∀´>「発射用意ニダ!」
(`・ω・´)「Go!」
ドオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオン!!!
マミーガ「ギャアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアゴッ!!!」
(´・ω・`)「やったか!?」
(`・ω・´)「だめだ、命中はしたが致命傷じゃない!」
<ヽ`∀´>「急所を外したニダね…」
ξ゚听)ξ「隊長!」
(´・ω・`)「おお、ツン。……その人は」
ξ゚听)ξ「…脈はすでにありません。
ただ、持ち物からVIP入隊試験中だった『ブーン』という人物だということがわかりました」
(´・ω・`)「…やはり、か。」
- 30 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2011/08/08(月) 13:11:05.19 ID:gbspki8l0
- (´・ω・`)「もう一度F5キャノンだ」
<ヽ`∀´>「だめですニダ!エネルギーが…」
(´・ω・`)「くっ、だったらサブウェポンを使えばいいだろう!」
(`・ω・´)「スペシウムショットですね?分かりました…Go!」
ビイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイッ!!!
マミーガ「ガギャアアアアア…ゴゴゴゴゴゴッ!!!」
(´・ω・`)「…!命中はした…しかし!」
ξ゚听)ξ「逃げられた…か」
武器『スペシウムショット』
火星に存在する物質スペシウムを光線状にしたもの
かつてウルトラマンという戦士が使用していたものの威力には劣るが
十分な安定力である。ジェットリロードおよびリロードマシンが主にサブウェポンとして使用
- 33 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2011/08/08(月) 13:13:46.24 ID:gbspki8l0
- ―VIP本部
(´・ω・`)「いったん遺体安置室にいてもらおうか
いい人材だったのに残念だ」
<ヽ`∀´>「仕方がないニダよ…。ウリも新しい仲間と仕事はしたかったニダけど…」
(`・ω・´)「…では扉を閉めますよ」
バタンッ
( -ω-)「………」
ドクンッ
- 34 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2011/08/08(月) 13:16:27.22 ID:gbspki8l0
- 『……………ブーン』
『…目覚めろ、ブーンよ』
( -ω-)『………』
( -ω-)『………どこだお…ここは…僕…怪獣マミーガに…殺されて…』
『…確かに君は一度死んだ だが…私の手で蘇らせることができる』
( -ω-)『…蘇らせる?……あなたはいったい…』
(○||○)『私はゾフィー。
今君の脳内に直接語りかけている』
( -ω-)『…』
( ゜ω゜)『ゾフィー!?』
- 36 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2011/08/08(月) 13:17:26.40 ID:gbspki8l0
- ( ^ω^)『ええええ!!なんでウルトラマンゾフィーがここに!?』
(○||○)『君を光の戦士にするためだ。』
( ^ω^)『…え?それって』
(○||○)『そう。君にウルトラマンになってもらう。』
(;^ω^)『ええええええええええええ!!!ゆ、夢が叶っちまったお!』
- 37 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2011/08/08(月) 13:21:53.64 ID:gbspki8l0
- (○||○)『夢?…そんなことはどうでも良い
とにかく今大事なのは地球がピンチに晒されているという事実だ』
(;^ω^)『ピンチ…?』
(○||○)『その通り。
今、何者かの手で封印されていた怪獣たちが目覚めようとしている
我々の手に負えないレベルの怪獣が、な』
(;^ω^)『それと僕と何の関係が…!まさか!?』
(○||○)『その通り。君にその怪獣と戦ってほしい
…闇を切裂く光になってほしいのだ』
(;^ω^)『で、でも!どうして僕なんだお?』
(○||○)『君は我らウルトラ兄弟全員の血を引いているからだ』
(;^ω^)『ええええええええええええええ!』
- 39 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2011/08/08(月) 13:26:23.51 ID:gbspki8l0
- (○||○)『頼む、宇宙に平和が来るまでは力を我々と合わせて、戦ってくれ』
(;^ω^)『な、なんか実感がわかないけど…』
( ^ω^)『とにかく夢がかなうんだお…いいお、やってやるお!』
(○||○)『よくぞ言ってくれた、ではこれを授けよう』
( ^ω^)『なんだおこれ、靴?』
(○||○)『ウルトラシューズだ。それを履いて叫びながら全速力ではしれば君は変身できる』
(;^ω^)(うわあ、変身方法面倒だお ジャックみたいに飛び降りて変身ならいいのに)
(○||○)『では私の命を一つ君に授けよう』
- 40 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2011/08/08(月) 13:27:42.21 ID:gbspki8l0
- その頃
―VIP
ξ゚听)ξ「隊長、またマミーガが現れました!」
(´・ω・`)「何!全員出撃!ジェットリロードだ!」
―ジェットリロード
<ヽ`∀´>「まだエネルギーチャージが完了したわけじゃないニダけど、
一発くらいはF5キャノンが撃てるはずニダ」
(´・ω・`)「うむ。分かった。出撃するぞ!」
ギュオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ
- 43 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2011/08/08(月) 13:29:19.95 ID:gbspki8l0
- 新宿 上空
(´・ω・`)「標的を確認した!シャキン、F5キャノンだ!」
(`・ω・´)「了解!Go!!」
ゴオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ
ズバーン!
マミーガ「ギャオー!!ギャオー!!」
(´・ω・`)「やった…!?」
マミーガ「ギャオー!!」
ξ゚听)ξ「…まだ、死んでない…そんな、F5キャノンの直撃を喰らったのに!」
( ^Д^)「こいつは今までの怪獣じゃないな」
- 45 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2011/08/08(月) 13:31:17.31 ID:gbspki8l0
- マミーガ「ギャオオオオオオオオオ!」
ξ゚听)ξ「隊長!!マミーガが!」
(´・ω・`)「マズイ!全員脱出!」
ドオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオン
(´・ω・`)「うわああああああああああああああああああああ!!!」
―遺体安置室
( -ω-)「…」
( ゜ω゜)「ハッ」
(○||○)『命の転送が終わったぞ いいか、新宿に怪獣が出現した
早速だが変身して戦ってくれ 大丈夫 私が脳内に語りかけてアドバイスするさ』
(;^ω^)「さ、早速かお…でもわかったお よし、行くお!」
- 47 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2011/08/08(月) 13:33:06.14 ID:gbspki8l0
- ―新宿
( ^ω^)「…あれかお!」
(○||○)『さあ!!!ブーン!変身するんだ!…上空を見ろ』
(;^ω^)「ああ!ジェットリロードが!」
(○||○)『急げ!隊員さんたちを助けろ!』
( ^ω^)「よ、よし…分かったお」
(;^ω^)「おおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお」
タタタタタ
(;^ω^)「おおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお」
タタタタタ
( ゜ω゜)「おおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお」
カッ…
- 49 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2011/08/08(月) 13:35:42.54 ID:gbspki8l0
- ⊂二二二( ^ω^)二⊃「ブーーーーーーーーーーン!」
ピシュウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウ…
○(⊆⊇ω⊆⊇)oシュワンシュワンシュワンシュワン…
- 52 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2011/08/08(月) 13:38:01.64 ID:gbspki8l0
- ノ7
( ⊆⊇ω⊆⊇)「………」
ノ7
(;⊆⊇ω⊆⊇)「なんだおこれ…」
(○||○)『それが君の変身後の姿だ』
ノ7
(;⊆⊇ω⊆⊇)(もうちょいマシなのないのかお…?)
- 56 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2011/08/08(月) 13:40:43.50 ID:gbspki8l0
- ノ7
( ⊆⊇ω⊆⊇)「とにかく戦うお…マミーガ!覚悟しろお!」
(○||○)『今だ!キックを使え!目だ!』
ノ7
( ⊆⊇ω⊆⊇)「ヘアッ!」
ドゴオッ
マミーガ「ギャオオオオオオオオオオオオオ!!!」
ノ7
( ⊆⊇ω⊆⊇)(す、すげえ威力…本当にウルトラマンになったんだお)
ノ7
( ⊆⊇ω⊆⊇)「シュワッ!」バキィッ
マミーガ「ギャオオオオオオオ!」
- 60 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2011/08/08(月) 13:43:45.52 ID:gbspki8l0
- (○||○)『ちょっと待て、そんな勢い余ってパンチすると…』
マミーガ「ギャオオオオオオオオオオオオオ!!!」
ゴオオオオオオオオオオオオオオオオオ
ノ7
(;⊆⊇ω⊆⊇)「あちちっ!あちっ!あちっ!!」
(○||○)『ほら攻撃喰らった…』
ノ7
(メ⊆⊇ω⊆⊇)「先に言ってくれお!」
ピコンピコンピコン…
ノ7
( ⊆⊇ω⊆⊇)「え…?」
(○||○)『…うそだろ、もう2分たっちまったよ』
ノ7
( ⊆⊇ω⊆⊇)「む、胸がピコピコ鳴ってるお?これって…」
(○||○)『ああ、カラータイマーだ。後1分で敵倒さないとお前死ぬぞ」
ノ7
(;⊆⊇ω⊆⊇)「NOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOO!」
- 61 名前:>>58本スレで考えてくれたのはあなたですか 投稿日:2011/08/08(月) 13:46:09.05 ID:gbspki8l0
- ノ7
( ⊆⊇ω⊆⊇)「ええい!一気に勝負を決めるお!」
マミーガ「ギャルル…」
ノ7
( ⊆⊇ω⊆⊇)「…えっと、光線技…何か技ありませんかお?ゾフィーさん」
焱焱焱
(○||○)『…』
ノ7
(;⊆⊇ω⊆⊇)「燃えてるお…」
- 63 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2011/08/08(月) 13:47:32.35 ID:gbspki8l0
- ノ7
( ⊆⊇ω⊆⊇)「え、えーい、適当に腕を組み合わせて…」
マミーガ「ギャオー!!」
ノ7
( ⊆⊇ω⊆⊇)十バッ
ノ7
(;⊆⊇ω⊆⊇)(なんか発射されろ、なんか発射されろ…!)
ノ7
( ⊆⊇ω⊆⊇)十=======================
ビイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイ
ノ7
(;⊆⊇ω⊆⊇)(出たー!!)
- 67 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2011/08/08(月) 13:48:53.77 ID:gbspki8l0
- マミーガ「ギャルオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!!」
ドガアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアン!!!
ピコンピコンピコンピコン…
ノ7
( ⊆⊇ω⊆⊇)「はぁ、はぁ…勝ったのかお?」
(○||○)『…ふう、収まった 危うく炎上宇宙人ファイヤーヘッドになるところだった』
ノ7
(;⊆⊇ω⊆⊇)「ゾ、ゾフィーさん…」
(○||○)『今の技はヴィリュウム光線 お前の必殺技だ』
- 70 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2011/08/08(月) 13:52:36.76 ID:gbspki8l0
- (○||○)『では、飛び立て
次の戦いからは私はアドバイスしないぞ
自分の力で戦うんだ』
ノ7
( ⊆⊇ω⊆⊇)「分かったお!…世界の為に戦うお!シュワッチ!」
キイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイン
- 71 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2011/08/08(月) 13:55:53.07 ID:gbspki8l0
- ―VIP本部
(´・ω・`)「ゼェ、ゼェ
突然巨人が現れて…怪獣を…あれはいったいなんだったんだ…?」
( ^ω^)「ショボン隊長!」
(´・ω・`)「!!ブーン!生きていたのか!?で、でも、どうして!」
(;^ω^)「え、えーとその…あの、さっきの彼に助けてもらったんですお!」
(´・ω・`)「さっきの彼?巨人の事か?か、彼の名前は?」
(;^ω^)「え?名前…えーと…えーと…」
( ^ω^)「ウ、ウルトラマンMOOBですお!」
- 72 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2011/08/08(月) 13:57:35.55 ID:gbspki8l0
- ドクンッ
(○||○)『おいブーン ちょっと待て』
(;^ω^)『?ゾフィーさんどうかしたんですかお?』
(○||○)『ウルトラマンムーブだって?…MOOB…』
(;^ω^)『もしかしてほかの戦士とかぶっていたかお!?』
(○||○)『かぶってはいない、だが…
MOOBってな、MOOB MOOB←こうして二つ集まると
セッ●スという意味になるんだ』
( ゜ω゜)「」
- 77 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2011/08/08(月) 14:00:27.74 ID:gbspki8l0
- (;^ω^)「う、うう…でもこれで…」
( ^ω^)「あの人との約束、一つ果たせたお!」
(´・ω・`)「?あの人?」
( ^ω^)「お…いえ、なんでもないですお!」
第一話 完
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