- 79 名前:無職四十郎 ◆lTQkQE3XtY 投稿日:2012/05/29(火) 18:32:54 ID:7BzjBTioO
男の服の隙間から黒い触手が伸び、生き物のようにうごめいている。
触手のひとつが男の着ているシャツのボタンを器用にひとつずつ外していく。
(;^ω^)
(;'A`)
男がシャツを脱ぎ捨てると、上半身のあらゆる所が黒い触手に覆われていた。
(;゚A゚)「……!!」
(;^ω^)「体毛……かお?」
- 80 名前:無職四十郎 ◆lTQkQE3XtY 投稿日:2012/05/29(火) 18:36:59 ID:7BzjBTioO
(-@∀@)「そうさ、この触手は全て俺の体の一部だ」
黒い触手はさらに増え、さらに長く、太くなっていく。
(;'A`)「ば、ばけもの……!」
(-@∀@)「そう!俺は化け物!軟弱な人間とは違う!」
(-@∀@)「俺は人間を超えた存在!選ばれし天才だ!」
(-@∀@)「……君も同じなんだろ?」ニタァ
(;'A`)
ブーンは男に拳銃を突き付けた。
(#^ω^)「警察だお!大人しくするお!最近多発している連れ去り事件の犯人はお前だおね!?」
(-@∀@)「そうだけど、それが何?」
(;^ω^)「やはり犯人はスペックの能力者だったかお!」
(-@∀@)「俺の正体に気付くとは警察もなかなかやるねw」
(#^ω^)「何故そんな事を!?動機は何だお!?」
(-@∀@)「何故って……良い女がいたら楽しみたくなるだろ?あんただって」
- 81 名前:無職四十郎 ◆lTQkQE3XtY 投稿日:2012/05/29(火) 18:41:05 ID:7BzjBTioO
(#^ω^)「……大人しく自首すれば殺しはしないお」
(-@∀@)「なあ、君、俺の仲間にならないか?」
(;'A`)「へ?」
(#^ω^)「ドクオ!こいつの話は聞くなお!」
(-@∀@)「ドクオ君っていうのか、君もスペックを使えるんだろ?」
(;'A`)「え、あ……」
ズキューン!
ブーンの拳銃の弾丸が地面にめり込んだ。
(#^ω^)「降伏するお!『うどん体毛』!」
(-@∀@)「へえ……俺は警察にそんなダサイ名前で呼ばれていたんだ」
グワッ!
大量の黒い触手が大きく動き出す。
(#-@∀@)「俺のコードネームは『ヘアー』だ!よく覚えとけ糞デブがああああああ!」
- 82 名前:無職四十郎 ◆lTQkQE3XtY 投稿日:2012/05/29(火) 18:43:09 ID:7BzjBTioO
(;^ω^)「……!」
ズキューン!ズキューン!
ブーンが男に弾丸を撃ち込む。
だが
(#-@∀@)「無駄だああああああ!」
シュッ
(;^ω^)「!!」
バシィイイ!
黒い触手がブーンを叩き飛ばした。
(;'A`)「ブーン!」
- 83 名前:無職四十郎 ◆lTQkQE3XtY 投稿日:2012/05/29(火) 18:46:43 ID:7BzjBTioO
(-@∀@)「俺のスペックは『全身の体毛の操作、巨大化、硬質化』だ!銃なんて聞くかよw」
オオオオオオ…
(;゚A゚)「あ……あ……」ガクブル
(-@∀@)「あんたのスペックはどういう能力なんだい?」
(;゚A゚)「た、助け……」
(-@∀@)「今すぐ殺しはしないよ、今はね……」
黒い触手がドクオの頬を撫でた。
(-@∀@)「仲間にならないんなら殺すけどね」ニタァ
(;゚A゚)「ヒィイイ!」
ズキューン!
ドクオの頬を撫でていた触手に弾丸がめり込んだ。
(#^ω^)「やめるお!」
- 84 名前:無職四十郎 ◆lTQkQE3XtY 投稿日:2012/05/29(火) 19:14:12 ID:7BzjBTioO
ブーンは男に拳銃を構え、ゆっくりと近付いていく。
(#^ω^)「ドクオはお前とは違うお!お前なんかの仲間にはならないお!」
(;'A`)「ブーン……」
(-@∀@)「それはどうかな?」
触手に新しい体毛が覆い、ブーンに撃たれた穴を修復していく。
(-@∀@)「スペックがあればどんな欲望でも満たす事ができるんだ」
(-@∀@)「街で見かけた良い女をオモチャにする事だってできるんだよ?」
(#^ω^)「動くなお!」
(-@∀@)「女と無理矢理ヤルって最高だぜ?男なら誰でも考えてる事だろ?」
(-@∀@)「能力によれば誰にも見つかる事なく……ね」
('A`)「……」
- 85 名前:無職四十郎 ◆lTQkQE3XtY 投稿日:2012/05/29(火) 19:16:18 ID:7BzjBTioO
〜ドクオの回想〜
('A`)「今日はバレンタインか……」
( ´ω`)「僕達には関係のない事だおね……」
「ブーン君!はいこれ!」
(*^ω^)「え!?僕にくれるのかお!?」
「うん!いつも勉強教えてもらってるからね!そのお礼!」
(*^ω^)「おっおっおwww」
('A`)
- 86 名前:無職四十郎 ◆lTQkQE3XtY 投稿日:2012/05/29(火) 19:18:27 ID:7BzjBTioO
〜ドクオの回想〜
('A`)「今日はクリスマス・イヴだな……」
( ^ω^)「そうだおね」
('∀`)「俺達には関係の無い事だがな!なっ!ブーン!www」
(;^ω^)「お、おう」
('A`)
('A`)「ブーン……お前まさか……」
(;^ω^)「……実は隣のクラスのガッキーちゃんとデートする約束があるんだお」
('A`)「え」
( ^ω^)「……ごめんちゃい」
('A`)
- 87 名前:無職四十郎 ◆lTQkQE3XtY 投稿日:2012/05/29(火) 19:20:07 ID:7BzjBTioO
〜ドクオの回想〜
シコシコシコ
('A`)
シコシコシコ
('A`)「……うっ」
('A`)「……ふぅ」
('A`)
フキフキ
('A`)
クンクン
('A`)
('A`)「……くせぇ」
- 88 名前:無職四十郎 ◆lTQkQE3XtY 投稿日:2012/05/29(火) 19:23:28 ID:7BzjBTioO
( A )
(;^ω^)「……ドクオ?」
( A )「……ブーン……お前はいつも……何だかんだで女にモテていたよな……」
(;^ω^)「そ、そんな事ないお!僕は糞デブで……!」
(#゚A゚)「隣のクラスのガッキーちゃんとクリスマスデートなんかしやがって!」
(#゚A゚)「俺がガッキーちゃんの事好きだったの知ってただろ!この裏切り者があああああ!」
(;^ω^)「い、いつの話をしてんだお!?」
(#゚A゚)「ガッキーちゃんで脱童貞したのかあああああ!性の6時間を過ごしたのかああああああ!」
(;^ω^)「ド、ドクオ……落ち着くお……」
(-@∀@)「ひゃひゃひゃひゃひゃ!www」
- 89 名前:無職四十郎 ◆lTQkQE3XtY 投稿日:2012/05/29(火) 19:46:29 ID:7BzjBTioO
(#^ω^)「……この!お前のスペックかお!?」
ブーンは男に向かって拳銃を突き出す。
(-@∀@)「俺は何もしてないよ……彼はこの世のルールに気付いたのさ」
(#^ω^)「ルール?」
(-@∀@)「みんなよりイケメン!みんなより金持ち!」
(-@∀@)「チカラだ!この世はチカラこそが全てなんだ!」
黒い触手が激しくうごめく。
(-@∀@)「スペックを欲望のために使って何が悪い!」
(-@∀@)「今までお前らが散々使ってきた『チカラ』じゃないかああああああああ!」
- 91 名前:無職四十郎 ◆lTQkQE3XtY 投稿日:2012/05/29(火) 19:50:00 ID:7BzjBTioO
黒い触手が見境無く辺りを叩き、ちぎれた雑草と土が周囲に舞っている。
(-@∀@)「俺が付き合っていた女もそうだったさ!」
(-@∀@)「禿げてた俺ではなくフサフサイケメンな男を選びやがった!」
(;^ω^)「……!」
ズキューン!ズキューン!
ブーンは男の顔を狙う。
だが顔からも太く硬い体毛が生え、銃弾を受け止めた。
(;^ω^)「……くっ!」
(#-@∀@)「だから殺してやったのさ……その時だ!このチカラに目覚めたのは!」
- 92 名前:無職四十郎 ◆lTQkQE3XtY 投稿日:2012/05/29(火) 19:52:41 ID:7BzjBTioO
さっきまでとは一転、触手はピタッと止まり、動かない。
(-@∀@)「俺は『チカラ』を手に入れた……」
(-@∀@)「『チカラ』のある者は『チカラ』の無い者に何をしても良いんだ……」
全ての触手がゆっくりと先端をブーンに向けた。
(;^ω^)「……!」
触手の先端が鋭い槍のように変わっていく。
(#-@∀@)「今度は叩くなんて優しい事はしない……この触手全てでお前を貫く……!」
(;^ω^)
(-@∀@)「さらばだ……『チカラ』の無い者よ……」
ビュビュビュンッ!
- 93 名前:無職四十郎 ◆lTQkQE3XtY 投稿日:2012/05/29(火) 19:54:23 ID:7BzjBTioO
('A`)
ピキィイイイイン!
(;^ω^)「!!ドクオ!?」
- 94 名前:無職四十郎 ◆lTQkQE3XtY 投稿日:2012/05/29(火) 19:58:02 ID:7BzjBTioO
ブーンの前に出たドクオが触手を全て受け止めた。
その光りの膜は……強い。
(;^ω^)(!!全力のを出せたのかお!?)
( A )
(-@∀@)「……何の真似だ」
( A )「……な」
(#-@∀@)「あ?」
(#゚A゚)「俺の友達に手を出すなあああああああ!!」
バチィイイイッ!
(;-@∀@)「!!!?」
- 95 名前:無職四十郎 ◆lTQkQE3XtY 投稿日:2012/05/29(火) 20:14:38 ID:7BzjBTioO
触手が全て弾かれた。
先端部はボロボロに破壊されている。
(;-@∀@)「(!!あの時と同じ……!これがこいつのスペックか!)……くっ!」
(#-@∀@)「何の真似だああああああああ!!」
('A`)
(#-@∀@)「綺麗な女とヤリたくないのか!見るだけで射精しそうな女を犯したくないのか!」
('A`)それはぶっちゃけしたい」
(;^ω^)「え」
(#-@∀@)「じゃあ何故だ!?何故そいつを助けた!?」
('A`)「何故って……ブーンは刑事だからだ」
('A`)「犯罪を犯しちまったら……胸を張ってブーンと遊べねえだろ?」
( ^ω^)「ドクオ……」
- 96 名前:無職四十郎 ◆lTQkQE3XtY 投稿日:2012/05/29(火) 20:17:49 ID:7BzjBTioO
(#-@∀@)「そのデブはお前の好きな女を奪ったんじゃないのか!?」
(#-@∀@)「悔しくないのか!?心の奥ではお前を笑っているんだぞ!?」
(#^ω^)「僕はそんな事しないお!」
('A`)「確かに隣のクラスのガッキーちゃんの事は許せない……だがな」
(;^ω^)「いやだからそれいつn」
(#'A`)「女なんてこの世に星の数程いる!だがブーンはこの世に一人しかいないんだ!」
(#'A`)「親友を失うくらいなら一生童貞のままでいい!だから俺はブーンを守るんだ!」
( ^ω^)「ドクオ……」
黒い触手は再び激しく動き、ドクオに向かって突き出された。
(#-@∀@)「星の数程っていっても星に手が届かないから童貞なんじゃねえかああああああ!!」
ピキィイイイイン!
(#゚A゚)「その通りだああああああああああ!!」
- 97 名前:無職四十郎 ◆lTQkQE3XtY 投稿日:2012/05/29(火) 20:21:04 ID:7BzjBTioO
(#-@∀@)「糞があああ!もうお前はいらん!そのデブと一緒に殺してやる!」
黒い触手が激しくドクオとブーンを襲う。だが……
ガキィイン!ガキィイン!
(;-@∀@)(クソ!何だこの硬さは!?俺の毛が突き刺さらないだと!?)
('A`)
ガキィイン!ガキィイン!
(#-@∀@)「どうかしてるぜ!女よりもそんなデブを取るなんて!」
('A`)「あんたには分からないさ……俺とブーンの友情はな」
ガキィイン!ガキィイン!
(#'A`)「ブーンとは一緒に風呂にも入ったし同じオカズでオナニーもした!」
(#'A`)「あんたには絶対に分からないさ!!親友のいない奴にはな!!」
(;-@∀@)「!?」
- 98 名前:無職四十郎 ◆lTQkQE3XtY 投稿日:2012/05/29(火) 20:24:39 ID:7BzjBTioO
ガキィイン!ガキィイン!
親友だと?俺に親友がいないだと?
友達などいて何が良いのだ!一緒にいても『チカラ』で見下されるだけだ!
(#-@∀@)「クソオオオオオオオオ!!」
ガキィイン!ガキィイン!
(;^ω^)(……分かったお!)
( A )「……分からなきゃ分からないで良い……だがな」
(;^ω^)(『拒絶』だお!『拒絶』なんだお!)
('A`)「……でもな、分からないからって」
(;^ω^)(それがドクオのチカラなんだお……!エヴァのATフィールドみたいに他者を『拒絶』する……!)
(#゚A゚)「俺とブーンの友情に手を出すなあああああああああ!!」
(;^ω^)(『フィールド』!それがドクオのスペックなんだお!)
- 99 名前:無職四十郎 ◆lTQkQE3XtY 投稿日:2012/05/29(火) 20:27:36 ID:7BzjBTioO
ガキィイン!ガキィイン!
(#-@∀@)「何だとぉ!!」
「よく言ったわドクオ」
(#-@∀@)「!?」
男は声のした方へ振り向いた。
だがもう遅い。
何故なら茂みの中にいる女はバズーカー砲をかついでいるのだから。
(;-@∀@)「な……」
ξ゚听)ξ「死ね、クズヤロー」
ドオオオオオオオン!
(;-@∀@)「!!!!!!」
バズーカーの一撃は男に直撃し
爆風が男を湖に叩き落とした。
ξ゚听)ξ「……ふぅ」
(;゚A゚)(こえええええええ!!)
- 101 名前:無職四十郎 ◆lTQkQE3XtY 投稿日:2012/05/29(火) 20:42:36 ID:7BzjBTioO
ブーンは急いで車の近くに置いてあったクーラーボックスを掴み、ドクオに押し付けた。
(;^ω^)「ドクオ!これをスペックで奴の頭上に投げてくれお!」
(;'A`)「へ?ビールを?」
ξ#゚听)ξ「早く!!撃ち殺されたいの!!」チャキッ
ツンは拳銃を抜いている。
(;'A`)「はひぃっ!」
バチィイイイ!
クーラーボックスは湖の上に踊り出て、そして
ξ#゚听)ξ
ズキューン!
ツンがクーラーボックスのロックを狙撃。
フタが開き、中に詰まった液体が湖に降り注いだ。
- 102 名前:無職四十郎 ◆lTQkQE3XtY 投稿日:2012/05/29(火) 20:45:36 ID:7BzjBTioO
湖から、黒い塊がゆっくりと現れた。
(#-@∀@)「クソ……!」
(;'A`)「あいつ……!まだ生きて……!」
ξ;゚听)ξ「……しぶといわね」
(#-@∀@)「俺の毛の鎧がそう簡単に破れるかあああああ!!」
ひらりと
(#-@∀@)「ゴミどもがあああああ!!この女はお前らの目の前で犯してやる!!」
またひらりと
(#-@∀@)「お前らの手足を切断した後でなああああ!!ははは……は?」
毛が抜き落ちていく。
(;-@∀@)「な……っ!?!?」
- 103 名前:無職四十郎 ◆lTQkQE3XtY 投稿日:2012/05/29(火) 20:48:45 ID:7BzjBTioO
(;'A`)「へ?」
(;-@∀@)「な、ななな!?何で俺の毛の鎧が……!?毛が落ちていくんだ!?」
( ^ω^)「……永久脱毛剤だお」
(;-@∀@)「!!?」
( ^ω^)「君がいる湖の水には超強力な脱毛剤が混ざっているお」
(;-@∀@)「んな……」
( ^ω^)「君のスペックは強力だお……でも……」
( ^ω^)「どんなに凶暴な毛だって……毛根を潰してしまえばただのゴミだお」
ξ゚听)ξ「あんたはもうスペックを失ったも同然よ、だって……」
(;-@∀@)「俺の毛……俺の……」
「あんたの全身の毛根は、もう全て死んでいるんだから」
(;-@∀@)「うわあああああああああああああああああ!!!」
- 106 名前:無職四十郎 ◆lTQkQE3XtY 投稿日:2012/05/29(火) 20:51:44 ID:7BzjBTioO
(-@∀@)
廃人のようになった男の腕に、手錠がかけられている。
全身つるっぱげだ……
( ^ω^)「念のため脱毛剤を追加でかけた後、中和剤をかけておいたお」
ξ゚听)ξ「これでこいつに触っても脱毛する事はないわけね」
(;'A`)「これからどうすんだ?こいつ……」
( ^ω^)「署に連行するお……もうスペックは失われたも同然だし」
(;'A`)「しかしそんな強力な脱毛剤を湖に……大丈夫なのか?」
( ^ω^)「液剤自体の効力は短時間で無くなるようになっているから大丈夫だお」
(-_-)「それは良かった、泳ぎに来た人が悲しまなくて済むね」
('A`)「そうだな」
(-_-)
('A`)
(;'A`)「……ん?」
- 108 名前:無職四十郎 ◆lTQkQE3XtY 投稿日:2012/05/29(火) 20:54:56 ID:7BzjBTioO
ババッ!
ブーンとツンは突如現れた男に向けて銃を構える。だが……
(;^ω^)(いない!?)
ξ;゚听)ξ(どこにいったの!?)
「ぐがっ……」
(;゚A゚)「!!おいブーン!」
(;-@∀@)「」ピクピク
つるっぱけの男の首から血が噴き出ている。
(;^ω^)「!?誰が!?」
ξ;゚听)ξ「!?」
(;-@∀@)「……が……バーボンハウス……」
ガクリ
- 110 名前:無職四十郎 ◆lTQkQE3XtY 投稿日:2012/05/29(火) 22:03:23 ID:7BzjBTioO
('A`)「……バーボンハウス?」
ξ;゚听)ξ
(;^ω^)
('A`)「?どうしたんだよ?」
(;^ω^)「バーボンハウス……」
ξ;゚听)ξ「まさかバーボンハウスの奴らが……!?」
(;'A`)「え?なに?何の話?」
(;^ω^)「……僕達はずっと前からその組織の存在を確認していたお」
('A`)「組織?」
- 111 名前:無職四十郎 ◆lTQkQE3XtY 投稿日:2012/05/29(火) 22:05:04 ID:7BzjBTioO
〜某所〜
「……『ヘアー』の始末、ご苦労だった」
(-_-)「いえ……」
「それにしてもまさか『ヘアー』がやられるとはな……」
「奴はしょせんは我らの下っ端……いなくなった所でたいした影響はないでしょう……」
「そうだね……どうせ彼は切ろうかと思っていたし……でも」
「興味がわいたな……そのスペック使いに……」
(-_-)「……」
- 112 名前:無職四十郎 ◆lTQkQE3XtY 投稿日:2012/05/29(火) 22:06:41 ID:7BzjBTioO
( ^ω^)「その組織の名は『バーボンハウス』……」
( ^ω^)「大昔から存在する……」
「スペック使いのみで結成された秘密組織だお」
第三話 おわり
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