スクォーク77

1 名前:名も無きAAのようです 投稿日:2011/09/10(土) 00:36:41 ID:Pjf3DtrU0




【注】






この作品は( ^ω^)バローのようですの劇中劇です。

なお、この作品は林田球氏の「ドロヘドロ」をから多くのヒントとインスピレーションを得ました。

「ドロヘドロ」という偉大な作品に対するお粗末なオマージュ作品として受け止めて頂けたら幸いです。

作風としてはパロディー元に基づいて軽めのやんわりめにしてあります。

なお、本スレとはあまりにも内容がかけ離れているため、新スレでの投下をさせていただきます。

こちらのほうはおまけみたいな物ですので期間もゆっくり投下です。






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2 名前:名も無きAAのようです 投稿日:2011/09/10(土) 00:38:46 ID:Pjf3DtrU0
【世界が混沌に陥る】

(;"ゞ)「よせ……」

(;"ゞ)

(;"ゞ)「そうまでして私が憎いか」

(   )

(   )

(;"ゞ)

(;"ゞ)「分かっているのか…? これほどの高純度の魔力を解き放てば混沌が訪れるのだぞ……ッ」

(   )

(   )ゴゴゴゴゴ……

(;"ゞ)、「チィ……ッ、聞く耳持たずめ……」ギリッ

3 名前:名も無きAAのようです 投稿日:2011/09/10(土) 00:39:56 ID:Pjf3DtrU0
(;"ゞ)「……ならば、殺さねばならんな」

(;"ゞ)「私の力で、貴様の全てを喰らい尽くしてくれよう」

(   )ゴゴゴゴゴ……

(;"ゞ)

(;"ゞ)「そして、その魔力を開放させれば、貴様の死が永久の平和を意味する様になる」

(;"ゞ) ゴゴゴゴゴ……

(;"ゞ)「その言葉の意味……、貴様にもわかるだろう?」ゴゴゴゴゴ……

(   )ゴゴゴゴゴ……

(   )「コード……」ゴゴゴゴゴ……

(;"ゞ)「チィッ! 来るかッ!」ゴゴゴゴゴ……

(;"ゞ)「ならば、明けぬ闇の中で悶え苦しめッ!」ゴゴゴゴゴ……

(#;"ゞ)「コードッ!!! 【カース】ッ!!」カッ!

4 名前:名も無きAAのようです 投稿日:2011/09/10(土) 00:40:59 ID:Pjf3DtrU0

























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5 名前:名も無きAAのようです 投稿日:2011/09/10(土) 00:42:02 ID:Pjf3DtrU0






emergency. emergency. emergency. emergency. emergency. emergency. emergency. emergency. emergency.
 emergency. emergency. emergency. emergency. emergency. emergency. emergency. emergency. emergency.
y. emergency. emergency. em || .|.| emergency. emergency. emergency. emergency. emergency. emergency.
cy. emergency. emergency.   | |.| .| gen  |\  emerge    ∧ emergency. emergency. emergency. emergency.
ncy.. emergency.    |ヽ    ||.| | | |. eme  .\\   rge     /∨ emergency. emergency. emergency. emergency.
emergency. emergen  | `,    | | | | | | gency.  \\ em    /∨ emergency. emergency. emergency. emergency.
               l  `、/ ! |j |j         \|      /∨
               l      |                      / /
             |` ,/  ,、/|  |                / /
             |  .,/   |  |                   / /
                 \ \    |  !                / ,/
                    \ ヽ,   | |              < _ /
                 \j   .| .|
                    | .|
emergency. emergency. emer .| | emergency. emergency. emergency. emergency. emergency. emergency. emergency.
 emergency. emergency. emer | | ency. emergency. emergency. emergency. emergency. emergency. emergency.
y. emergency. emergency. e  ..{j rgency. emergency. emergency. emergency. emergency. emergency. emergency.
cy. emergency. emergency. emergency. emergency. emergency. emergency. emergency. emergency. emergency. 
ncy. emergency. emergency. emergency. emergency. emergency. emergency. emergency. emergency. emergency. 
ency. emergency. emergency. emergency. emergency. emergency. emergency. emergency. emergency. emergency.







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6 名前:名も無きAAのようです 投稿日:2011/09/10(土) 00:43:13 ID:Pjf3DtrU0























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7 名前:名も無きAAのようです 投稿日:2011/09/10(土) 00:44:04 ID:Pjf3DtrU0
(  ゝ)

(  ゝ)

(; ゝ)「カハ……ッ!」ボタボタ……

(; ゝ) ボタボタ……

(; ゝ)「腕……、持っていかれたか」ボタボタ……

(; ゝ) ボタボタ……

(; ゝ)「そうだ……、空は……。空の……、空の……」ボタボタ……

(;"ゞ) ボタボタ……

(;"ゞ) 「白い……。やはり起きたか、エマージェンシー……」ボタボタ……

(;"ゞ) ボタボタ……

(;"ゞ) 「だが、呪いは掛かった。貴様の全てを喰らい尽くすまで、呪いは明けぬぞ」ボタボタ……

(;"ゞ)「く、くははは……。私は、生きるぞ……、デュカス」

(;"ゞ)「貴様を骨の髄まで腐らせるその日まで。空が青を取り戻すまで」ボタボタ……

(;*"ゞ)「はははは、、、はははははははは!!!」ボタボタ……

8 名前:名も無きAAのようです 投稿日:2011/09/10(土) 00:45:08 ID:Pjf3DtrU0










エマージェンシー。



その日、空は白く染まった。













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9 名前:名も無きAAのようです 投稿日:2011/09/10(土) 00:45:50 ID:Pjf3DtrU0














          ( ^ω^)バローのようです        特別編













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10 名前:名も無きAAのようです 投稿日:2011/09/10(土) 00:46:44 ID:Pjf3DtrU0





 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄∨\_____∧/ ̄ ̄ ̄^V ̄\/∨\___∧/ ̄ ̄ ̄^V ̄\___________
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                               ∨

       / ̄ ̄ ̄/ / ̄ ̄ ̄/                  / ̄ ̄ ̄/    <ニニ>、 . <ニニ>、   .
        ̄ .フ ./ / / ̄/ /   ___/ ̄/  ____ / / ̄/ /        | |  .    | |   . 
        __/  (___'ー' _/ /   /___     ̄//____/ 'ー' _/ /.    ..     X ...  .   X  ...  
      /___,.ノゝ_/  /___.ノ  /_ノ,___/ ̄          /___.ノ         | |  .    | |   . 
                                             ...    V     .. V  


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                               ∨







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11 名前:名も無きAAのようです 投稿日:2011/09/10(土) 00:47:43 ID:Pjf3DtrU0











Chapter1.














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12 名前:名も無きAAのようです 投稿日:2011/09/10(土) 00:48:45 ID:Pjf3DtrU0
【東部 エマージェンシー発生点 そこには青年が倒れている】

(  ω )

(  ω )

(  ω )

(-_-)

(  ω )

(-_-)「また放浪者かな……」

(-_-)「ほら、起きろ」ペチペチ

(-_-)つ)  ω )ペチペチ

(  ω )

( ´ω`)「んん……」

(-_-)「お、今回はすんなり目が覚めたね」

( ´ω`)「お? おお?」

13 名前:名も無きAAのようです 投稿日:2011/09/10(土) 00:49:39 ID:Pjf3DtrU0
(-_-)「ほら、僕の顔が見えるかい?」

( ´ω`)

( ´ω`)「見えますお」

(-_-)「そう。じゃあ落ち着いて自分の名前を言うんだ」

( ´ω`)「えーっと……」

( ´ω`)「内藤ですお。……ああ、ブーンって呼ばれてましたお」

(-_-)「ほうほう。あだ名みたいな下らない事までしっかりと覚えているようだね」

( ´ω`)

( ´ω`)「さっきから何ですお? というより、ここはどこですお?」

(-_-)「ヴィップさ」

( ´ω`)

( ´ω`)「?」

14 名前:名も無きAAのようです 投稿日:2011/09/10(土) 00:50:26 ID:Pjf3DtrU0
(-_-)「ああ、やっぱり理解できないよね」

( ´ω`)「はいお」

(-_-)「で、君はどこから来たの?」

( ´ω`)「どこからって……。僕は講義が終わって家に帰る途中で……」

( ´ω`)「ああ、そうそう。いきなりトラックが飛び出してきて」

( ^ω^)

( ^ω^)「あれ? 生きてる?」

(-_-)「何か重要な事、思い出したのかい?」

( ^ω^)「いや、うーん。……僕、どこも怪我していないおね?」

(-_-)「うん。見た目は健常だけど」

( ^ω^)「あれ……? あれぇ?」

(;^ω^)「全く意味がわからないお」

(-_-)「まあそうだろうね。こういうのは一気に理解しようとしても難しい。僕と一緒に順を追って話していこう」

15 名前:名も無きAAのようです 投稿日:2011/09/10(土) 00:51:15 ID:Pjf3DtrU0
(-_-)「で、質問に戻るけど、君はどこから来たの? ……いや、質問が悪いね。君はどこに住んでいるの?」

(;^ω^)「あ、僕は高幡不動に……」

(-_-)「タカハタ……?」

(;^ω^)「東京ですお」

(-_-)「トーキョー……。知らないなあ」

(;^ω^)

(-_-)「…どうやら君は僕の睨んだ通り、放浪者で間違いない」

(;^ω^)「放浪者、ですかお? 別に僕は放浪して無いですお」

(-_-)「君にとってはそうかもしれないね」

(;^ω^)「アナタにとっては?」

(-_-)「立派な放浪者だ」

(;´ω`)「そうですかお」

(-_-)「簡単に君の状況を話そう。君は、飛ばされてきたんだ」

(;´ω`)「?」

16 名前:名も無きAAのようです 投稿日:2011/09/10(土) 00:51:58 ID:Pjf3DtrU0
(-_-)「ピンと来ないだろうが、少し話を聞いてくれ」

(-_-)「まず、ココの世界の名前はヴィップ」

(;´ω`)「世界の名前? 意味わかんねーお。高幡不動じゃねーのかお」

(-_-)「えーと、まあ、黙って聞いててくれ」

(;´ω`)「は、はいお」

(-_-)「で、だいたい全体から見て東部に位置する場所だ。エマージェンシーが起こった場所でもある」

(;´ω`)「え、えまー?」

(-_-)「エマージェンシーだ。ほら、空を見てくれ」

(;´ω`)「?」

(;^ω^)スッ

( ^ω^)「あれ、空が白い……。でも太陽は出てるお」

(-_-)「少し前までは青かったんだよ」

( ^ω^)「??」

17 名前:名も無きAAのようです 投稿日:2011/09/10(土) 00:52:56 ID:Pjf3DtrU0
-_-)「意味がわからないかい? まあそうだろうね」

( ^ω^)「もっと分かるように説明してくれお」

(-_-)「さっきも言ったように君は飛ばされてきた。ここはタカハタなんちゃらじゃない」

(-_-)「もっと言えば、ココは違う次元の世界なんだ。君の生きてきた場所とは違う」

( ^ω^)

(-_-)「この辺はエマージェンシーにより空間が不安定なんだ。次元に亀裂が入り……」

( ^ω^)「おーっ、おーっ、もういいお! もういいお!」

( ^ω^)「いやー、面白い話だおー。……でも、これを誰が信じろと」

(-_-)「……うーん」

(-_-)「確かに、こんな話信じろ、というのも酷な話だ。この件は後で話すとして……」

(-_-)σ「まずは服を着ようか」

( ^ω^)ポッコチーン

( ^ω^)「あっ」ポッコチーン

18 名前:名も無きAAのようです 投稿日:2011/09/10(土) 00:53:56 ID:Pjf3DtrU0
【東部 次元歪曲観察小屋】

( ^ω^)「服、ありがとうございますお」

(-_-)「ん? ああ、いいよ。ほら、そこに座って」

( ^ω^)チョコン

(-_-)「さあ、さっきの話をしようか」

( ^ω^)「いや、大丈夫だお」

(-_-)「?」

( ^ω^)「冷静になれば分かる事だったお。確かにここは僕の知っている世界じゃない」ケロッ

(-_-)「ん……うん。少し利口なタイプでよかったよ」

( ^ω^)「しかし、分からない事だらけだお。第一なんで僕だけがここにいるお?」

(-_-)「わからない。だが君みたいなケースは初めてじゃないよ」

( ^ω^)「ということは、僕以外にも……」

(-_-)「ああ。君は三人目だ」

(-_-)つ□「ここに彼らの資料がある。君も目を通してみるといいよ」

19 名前:名も無きAAのようです 投稿日:2011/09/10(土) 00:54:41 ID:Pjf3DtrU0
( ^ω^)つ□ ペラッ

( ^ω^)つ□「……。一人はフランス、もう一人は中国……」

(-_-)「君の知っている世界かい?」

( ^ω^)つ□「世界、というより国の名前だお」

(-_-)「国? 領地みたいなものかい?」

( ^ω^)つ□「まあ、そんなところだお」

( ^ω^)つ□ ペラッ

( ^ω^)つ□ 「あの、」

(-_-)「ん?」

( ^ω^)「すごくストレートに聞くけど、どうやったら元の世界に戻れるお?」

(-_-)「うーん……」

( ^ω^)

(;´ω`)「やっぱり厳しいかお?」シュン

(-_-)「正直、次元の事に関してはわからないことだらけだからね」

20 名前:名も無きAAのようです 投稿日:2011/09/10(土) 00:55:47 ID:Pjf3DtrU0
(-_-)「あー……ちなみにこのエマージェンシー発生点では、行方不明者も発生している」

(;´ω`)「あー、これ以上は言わなくていいお。要するに運ワザなわけだお?」

(-_-)「話が早くて助かるよ」

(;´ω`)「しっかし何で僕なんだお……」

(-_-)

(-_-)「さっきから気になっているけど、あんまり大騒ぎしないんだね」

( ´ω`)「大騒ぎしたってしょうがないお。こういうときは落ち着くにかぎるお」

(-_-)「出来た人間だね」

( ´ω`)「お褒め預かり光栄ですお。……ちなみに、この人たちはどうしたんだお?」

(-_-)「しばらく前に旅に出たよ」

( ´ω`)「旅?」

(-_-)「宝玉を集めるつもりなんだろうね」

( ´ω`)

( ´ω`)「もうちょっと分かるように説明してくれお」

21 名前:名も無きAAのようです 投稿日:2011/09/10(土) 00:56:27 ID:Pjf3DtrU0
(-_-)「この世界には3つの宝玉があって、それを集めると一つだけ願いが叶うんだ」

( ^ω^)「要するにそれを探しに行ったんだおね? ……まるでおとぎ話だお」

(-_-)「君は落ち着いているし、理解も早い。いやぁ助かるなあ」

( ^ω^)「その口ぶりじゃあ、他の二人は大変だったのかお?」

(-_-)「ああ。男の方は暴れだすし、女の方は泣き喚くし……」

( ^ω^)「おー。ご苦労様ですお」

(-_-)「どちらかと言えば彼らの方が正常なんだけどね」

ξ゚听)ξ「よくもまあ、こう落ち着いてられるわね。本当、見た目通りね」

( ^ω^)

(  ゚ω゚)そ「女?!」

ξ゚听)ξつ目「何よ、大声出して。はい、お茶」トンッ

(-_-)「ああ、ありがとう」

22 名前:名も無きAAのようです 投稿日:2011/09/10(土) 00:57:15 ID:Pjf3DtrU0
(-_-)「あ、自己紹介したらどうだい?」

ξ゚听)ξ「用務のツン・デレよ。あなた名前は?」

(;^ω^)「内藤ですお。ブーンって呼ばれてましたお」

ξ゚听)ξ「へぇ……、、。アンタも彼らと同じ世界から来たの?」

(;^ω^)「さっきの資料によるとそのようだお」

(-_-)「ふむ……。三人とも同じ世界か……。そこの世界としか繋がってないのかもしれないね」

ξ゚听)ξ「何かわかったの、ヒッキーさん」

(-_-)「何にも」

(;^ω^)

ξ゚听)ξ「ねぇ、子豚さん」

(  ゚ω゚)そ「子豚?!」ドドドーン!!

ξ^竸)ξ「アンタの世界の事、教えてよ。こことは全然違うんでしょ?」

(-_-)「いいね。それ、僕も気になるなあ。何せ、あの人たちは話も出来ないような状態だったからね」

(;^ω^)

23 名前:名も無きAAのようです 投稿日:2011/09/10(土) 00:58:18 ID:Pjf3DtrU0
【一時間後】

( ^ω^)「そうだお! トイレには全部ウォシュレットがついていて……」

(-_-)「凄いねえ。ここより文明が発達しているんだ!」

ξ^竸)ξ「ねぇねぇ子豚さん」

(;^ω^)「なんだお?(子豚……)」

ξ^竸)ξ「うちらの世界は、あんた達で言う何に似てるの? さっき言ってた中世ってやつ? それとも、原始?」

( ^ω^)「んー……」

( ^ω^)「服装とか見ると西部開拓時代って感じかお。銃もあるみたいだし」

ξ^竸)ξ「へぇ。よくわかんない」

(-_-)「わかんないなあ」

( ^ω^)「まあ、そんなもんだお。変わりにこの世界の事を教えてくれお」

(-_-)「いいねぇ。違う世界との交流かあ。心躍るね」

ξ゚听)ξ「なんか、話吹っかけたの私だけど、あんたのん気ね」

( ^ω^)「そうかお?」

24 名前:名も無きAAのようです 投稿日:2011/09/10(土) 00:59:16 ID:Pjf3DtrU0
ξ゚听)ξ「で、私たちの世界だっけ?」

( ^ω^)「頼むお。生活水準はなんとなくわかったけど、気になるのはここの世界情勢だお」

(-_-)「世界情勢、ねぇ。エマージェンシーが起きてからいろいろ変わったからなぁ」

( ^ω^)「ああ、さっきから聞こうと思ってたけど、エマージェンシーってなんだお」

(-_-)「簡単に言えば空間歪曲が起きたんだよ。一人のコード使いの所為でね」

( ^ω^)「コード使い? なんだおそれ?」

(-_-)「この世界に7人いる魔法使いさ」

(  ゚ω゚)

(  ゚ω゚)「魔法使い」

(-_-)「どうしたんだい?」

(  ゚ω゚)(うん。うん。ココは違う世界だお。何が居てもおかしくないおかしくないおかしくない)

ξ゚听)ξ「珍しく動揺してるわね」

(-_-)「きっと彼らの世界には魔法は無いんだろうね」

25 名前:名も無きAAのようです 投稿日:2011/09/10(土) 01:00:04 ID:Pjf3DtrU0
(;^ω^)「ということは、あなた達も魔法が……」

(-_-)「僕は使えないけど、君は?」

ξ゚听)ξ「私も今は使えないわ」

(;^ω^)「?」

(-_-)「あー……。魔法使いって言うのはね、この世界に7人しかいないんだ」

(;^ω^)「はいお」

(-_-)「で、彼らはそれぞれ【コード】と呼ばれる魔法を持っている」

(;^ω^)「あ、だからコード使いね……。じゃあその七人は有名人なわけだお」

(-_-)「うーん……」

(;^ω^)「?」

ξ゚听)ξ「そういうわけじゃないわね」

(-_-)「そうだね。有名人と呼べるコード使いは一人だけだ。っていうより、一般人はその一人しか知らないよ」

(;^ω^)「???」

26 名前:名も無きAAのようです 投稿日:2011/09/10(土) 01:00:59 ID:Pjf3DtrU0
ξ゚听)ξ「一般人どころか、コード使いたちもお互いの顔知らないんじゃない?」

(;^ω^)「なんだか良く分からないお」

(-_-)「そんなもんさ、我々だってコード使いについては良く分かってないんだから」

( ^ω^)「へぇ……。じゃあその皆に知られている一人って言うのが権力を握ってたり……」

(-_-)「絶大な権力、ってわけではないかもしれないけど、かなりの力を持っているよ」

ξ゚听)ξ「名はギコ。東部の大半を領地にしてるわ。でも、どんなコードまでかは分からないわね」

(-_-)「で、彼の血を腕に打つことで我々一般人も魔法が使えるようになる。本当にしょぼっちいけどね」

( ^ω^)「血? どうやって手に入れるんだお?」

ξ゚听)ξ「その辺の店行けば売ってるわよ」

(;^ω^)「割と流通してるのかお」

(-_-)「君らにとって不思議かもしれないがね」

27 名前:名も無きAAのようです 投稿日:2011/09/10(土) 01:02:10 ID:Pjf3DtrU0
【数分後】

( ^ω^)「で、さっき言ってた戻るための方法の……」

(-_-)「宝玉かい?」

( ^ω^)「そうそうそれそれ。願いが叶うって言うの本当なのかお?」

ξ゚听)ξ「本当よ」

(-_-)「君、集めるつもりかい?」

( ^ω^)「考え中だお」

ξ゚听)ξ「集めるにしたって難しいわよ」

( ^ω^)「そうなのかお? やっぱり洞窟とかを探検して……」

(-_-)「童話じゃないんだからそんなわけないでしょ」

( ^ω^)「えっ、違うのかお?」

ξ゚听)ξ「宝玉の所為で何度戦争が起こってると思ってるのよ」

(-_-)「コード使いの姿が隠されるようになるまで馬鹿みたいに戦争起きたらしいからね」

( ^ω^)「おー……」

28 名前:名も無きAAのようです 投稿日:2011/09/10(土) 01:03:03 ID:Pjf3DtrU0
( ^ω^)「そんな大変なものなんだおね……」

(-_-)「探しに行くったって、在り処は僕の知るところじゃないけどね」

( ^ω^)「やっぱり機密なのかお?」

ξ゚听)ξ「うーん、似たようなもんね」

( ^ω^)「でも、それを探しに行った二人は……」

ξ゚听)ξ「ああ、ジョルジュとデレの事ね」

( ^ω^)「そうそう、ジョルジュとデレ。当ても無く彷徨ってるのかお?」

(-_-)「何もこの世界の事を知らずに出て行ってしまったからねぇ……」

( ´ω`)「……そうかお」

ξ゚听)ξ「そこらのアウトローに捕まってなければいいけどね」

(;´ω`)「アウトローなんているのかお? 本当にウエスタンみたいだお……」

29 名前:名も無きAAのようです 投稿日:2011/09/10(土) 01:04:04 ID:Pjf3DtrU0
【夜 寝床にてブーンは思いにふける】

<リー リー

( ^ω^)「虫が鳴いているお。こういうのを聞くと違う世界っていう実感がないお」

<リー リー

( ^ω^)(元の世界……か)

( ^ω^)(戻りたくないわけでもないけど……)

( ^ω^)(でも、この世界でずっと生きていく事……、分からないことだらけで不安といえば不安だお)

( ^ω^)

( ^ω^)(不安だけど……。何もしないでいると永遠に不安のままだお)

( ^ω^)(宝玉……。すごく気になるのは……エマージェンシー)

( ^ω^)ニヤッ

( ^ω^)「ま、適当にふらついてみるかお」

30 名前:名も無きAAのようです 投稿日:2011/09/10(土) 01:04:54 ID:Pjf3DtrU0
【翌朝】

( ^ω^)「というわけで宝玉とやらを何とかしてかき集めようと思ったわけだお」

(-_-) ポカーン

ξ゚听)ξ ポカーン

(-_-)「いやいや、そう遊び半分で手に入るものじゃなくてね……」

( ^ω^)「わかってるわかってる。そんな本気で手に入れようとは思って無いお」

( ^ω^)「でも、旅に目的はつき物。目的無く彷徨うよりはマシだお」

ξ゚听)ξ

ξ゚听)ξ「おもしろい」ボソッ

(-_-)「えっ」

ξ^听)ξb「その話、私も乗ったわ!!」ビシッ

( ^ω^)「おおっ。乗ってくれるかお?」

(;-_-)「わー。そんな遊び半分で大丈夫かな……」

( ^ω^)「危険だと思ったらまた戻ってくるお」

(;-_-)「うーん……」

31 名前:名も無きAAのようです 投稿日:2011/09/10(土) 01:05:45 ID:Pjf3DtrU0
(;-_-)「見切り発車だけど、大丈夫なのかい? 場合によっては死んだり……」

( ^ω^)「死ぬなんて、んなわけねーお。だって旅だお?」

(;-_-)「ツンちゃん、こんな馬鹿のん気について行って大丈夫?」

ξ゚听)ξ「んー……」チラッ

( ^ω^)

ξ゚听)ξ「まあ、体系は頼りないわね」

(;-_-)「そうじゃなくてさ……」

( ^ω^)「それにもう一つ目的があるお」

(;-_-)「?」

( ^ω^)「そのエマージェンシーを起こしたヤツとやらをとっつかまえて、元の世界に帰せないか聞いてみるんだお」

(;-_-)「ああ、なるほど。そっちの方が宝玉より現実味があるね」

( ^ω^)「そうなのかお?」

32 名前:名も無きAAのようです 投稿日:2011/09/10(土) 01:06:38 ID:Pjf3DtrU0
( ^ω^)「というわけで今から行ってくるお」

(-_-)「行くってどこへ」

( ^ω^)

(;^ω^)「どこに行こうかお」

(;-_-)「童話じゃないんだから……。行くならしっかり計画を立てないと。意外と頭良いかと思ったんだけどなあ」

ξ゚听)ξ「まあいいじゃない。旅なんてものは無計画の方が楽しいわ」

(;-_-)「そうかな……」

(;^ω^)「ツン、どこに行った方が良いのかお?」

ξ゚听)ξ「そうねぇ」

ξ゚听)ξ

ξ゚听)ξ「やっぱりラウンジかしら。武器とか防具とかそろえなきゃね」

( ^ω^)

( ^ω^)「武器、防具……?」

ξ゚听)ξ「当たり前でしょ。自分の身は自分で守らなきゃ」

( ^ω^)「えっ、そんな旅になるの?」

33 名前:名も無きAAのようです 投稿日:2011/09/10(土) 01:07:45 ID:Pjf3DtrU0
( ^ω^)「あっ」


ξ゚听)ξ【そこらのアウトローに捕まってなければいいけどね】

(;´ω`)【アウトローなんているのかお? 本当にウエスタンみたいだお……】


(;^ω^)(そういやそんな事言ってたお……)

ξ゚听)ξ「それにラウンジはギコが納めてる土地でもあるしね」

(-_-)「なるほど、あのやんちゃなら異世界人だと分かれば是が非でも会いたがるだろうね」

ξ゚听)ξ「よし、そうと決まれば行きましょ!」

(;^ω^)ビクビク

ξ゚听)ξ「どうしたの?」

(;^ω^)(ええい、こうなったら行くしかねーお)

(;^ω^)「何でもないお! さあ、行こうお!」

(;-_-)「あー、本当に行くなら、武器があったほうがいいよ。これを持って行くといい。いくらラウンジまでとは言え、手ぶらは危険だよ」

(;-_-)つy= スッ

(;^ω^)(うわ、本物だお)

34 名前:名も無きAAのようです 投稿日:2011/09/10(土) 01:08:39 ID:Pjf3DtrU0
………

ξ゚听)ξ「よし、お金も銃も持ったし、早速行きましょ」

(;´ω`)

(;´ω`)「はいお」

(-_-)「? なんか元気ないね。さっきまでののん気っぷりはどうしたの?」

(;´ω`)b「いや、元気ですお! 未知なる冒険にドキがムネムネですお」ビシッ

ξ^竸)ξ「そうよ、その意気よ!」

(-_-)「ラウンジまでの行き方は分かるね?」

ξ゚听)ξ「うん。何度か行ってるし、大丈夫」

(-_-)「じゃ、何かあったらすぐに戻っておいで」

(;´ω`)「絶対に絶対に戻ってきますお!!」

(-_-)「?」

ξ゚听)ξ「?」

35 名前:名も無きAAのようです 投稿日:2011/09/10(土) 01:09:29 ID:Pjf3DtrU0
【東部 荒野 ラウンジを目指す】

( ^ω^)ケロッ

ξ゚听)ξ「なんか顔色良くなったわね」

( ^ω^)「いや、人間死ぬときは死ぬから、と思ったんだお」

ξ゚听)ξ「?」

( ^ω^)「いいんだお、いいんだお。こっちの話だお」

ξ゚听)ξ「あんた変ねぇ」

( ^ω^)「それより、大丈夫かお? こんな何処の馬の骨だか分からないようなヤツについて来て」

ξ゚听)ξ「私が居なかったらアンタだって困るでしょ?」

(;^ω^)「まあそうだけど……」

ξ゚听)ξ「それに、私一回世界を見て回りたかったの」

( ^ω^)「どうしてだお?」

ξ^竸)ξ「理由なんかないわよ。ただこの腐りきってる世界を全て目に入れたくて」

( ^ω^)「詳しく聞かなかったけど、そんなに駄目駄目なのかお?」

ξ^竸)ξ「駄目駄目よ」

36 名前:名も無きAAのようです 投稿日:2011/09/10(土) 01:10:34 ID:Pjf3DtrU0
ξ゚听)ξσ「だってほら」

(#゚ξ,.`';:.

( ^ω^)「なんだお、あれ?」

ξ゚听)ξ「子供の死体よ」

(  ゚ω゚)

(  ゚ω゚)「なんで死んでるんだお?」

ξ゚听)ξ「そんなの知るわけ無いじゃない。いちいち気にしてたら日が暮れちゃうわ」

(  ゚ω゚)(ああ、やっぱり軽々しく旅なんて言うもんじゃなかったお)

ξ゚听)ξ「東部の荒野と西部にはアウトローが多いしこんな事珍しくないわけ。わかった?」

(;´ω`)「はいお。でも何でこの辺はアウトローが多いのかお?」

ξ゚听)ξ「そうね。この辺は発展してないからね」

(;´ω`)「そうかお」

ξ゚听)ξ「ま、もう少し行けばラウンジに着くわ。そこは大きな都市だからそんな心配はしなくていいの」

(;´ω`)「おーん」

37 名前:名も無きAAのようです 投稿日:2011/09/10(土) 01:11:15 ID:Pjf3DtrU0
ξ゚听)ξ テクトコ

( ^ω^)テクトコ

( ^ω^)「ん? あそこに誰かいるお」

( ´ー`)

ξ゚听)ξ

ξ゚听)ξ「あっ」

( ^ω^)「知り合いかお?」

「隠れて!」ξ;゚听)ξつ<;^ω^)グイグイグイ

ξ;゚听)ξ「都合よく岩があって良かったわ」

(;^ω^)「急にどうしたお?」

ξ;゚听)ξ「アウトローよ」

(;^ω^)「ええええ。言ってるそばからかお」

ξ;゚听)ξつ□「挙句の果てに賞金首。ほら、見て」

(;^ω^)「新聞かお?」

38 名前:名も無きAAのようです 投稿日:2011/09/10(土) 01:12:00 ID:Pjf3DtrU0
(;^ω^)つ□
._____________
|     WANTED!!     |
|                    |
|      【( ´ー`)】 .      |
|                    |
|    シラネーヨ・アンネル .   |    
|        ..           |
|   罪状 強盗・強姦殺人  .  |
|      ..             |
|     賞金 5000$     . |
|_____________ .|

(;^ω^)「うわー。うわー。僕達もう死にそうだお!」

ξ;゚听)ξ「静かにしてればそのうち離れるわ」

(;^ω^)つ□ チラッ

(;^ω^)つ□「すっげー悪そうな顔してるお」

( ^ω^)つ□

ξ;゚听)ξ「どうしたの?」

( ^ω^)つ□「いや……。($……? この世界の通貨だおね? こんな偶然ってあるのかお?)」

( ^ω^)つ□(そもそも、小屋で見せてもらった資料もこの新聞も英語だお)

39 名前:名も無きAAのようです 投稿日:2011/09/10(土) 01:12:48 ID:Pjf3DtrU0
(子分゚□゚)「親分! 無事埋め終わりましたぜ」

( ´ー`)「ご苦労ダーヨ。誰にもみられてネーヨな?」

(子分゚□゚)「ええ。大丈夫かと思いやす」

( ´ー`)「へっへ……」

( ´ー`)

( ´ー`)「おい」

(子分゚□゚)「へぇ」

( ´ー`)「なんか、気配がするなぁ。そこの岩陰、怪しイーヨ」

(子分゚□゚)「そうすか?」

( ´ー`)「見てきな」

(子分゚□゚)「承知しやした」スタスタ

40 名前:名も無きAAのようです 投稿日:2011/09/10(土) 01:13:39 ID:Pjf3DtrU0
ξ;゚听)ξ

岩 │<ザッザッザ

ξ;゚听)ξ「ブーン」

( ^ω^)つ□

ξ;゚听)ξ「ブーン!」

(;^ω^)つ□「おっ! なんだお?」



(子分゚□゚)「……何か声がしたな」

(子分゚□゚)つy= ジャキッ



ξ;゚听)ξ「近づいて来てるわ」

(;^ω^)「えっ、バレたのかお?」

ξ;゚听)ξつy= ジャキッ

(;^ω^)「ええええ、いきなりそういう展開かお?」

41 名前:名も無きAAのようです 投稿日:2011/09/10(土) 01:14:27 ID:Pjf3DtrU0
岩 │<ザッザッザ

岩 │<ザッザッザ

岩 │分゚□゚) ヒョイッ

(子分゚□゚)「いねぇな」

(#´ー`)「ばっきゃろう!! 後ろダーヨ!!!」

ξ゚(子分゚□゚)「えっ」

ξ゚听)ξつy=「意外とすんなり行ったわね」

ξ゚听)ξつy=そ ..,,;;;:::ζ□゚)ターン!

(#´ー`)つy=「……チィ! 子ねずみめ!!」ジェキッ

(;^ω^)「ツン! あのシラネーヨってやつメチャクチャ怒ってるお!」

ξ;゚听)ξ「げっ、……大丈夫。あの距離からじゃ当たらな……」

(#´ー`)つy=そ  バンバン!!バン!!!

(;^ω^)ヒュンヒュン

(メ^ω^)タラー…

(メ;゚ω゚)「のわあああ!! 血が! 血が!!」

42 名前:名も無きAAのようです 投稿日:2011/09/10(土) 01:15:25 ID:Pjf3DtrU0
(#´ー`)つy=「ったく、奴等の動きを恐れて二人で来たのが仇になっターヨ」

(#´ー`)つy= スタスタ

(メ;^ω^)「ツン、近寄ってくるお!」

ξ;゚听)ξ「ブーン」

(メ;^ω^)「どうしたお? さっきみたくバンバンやっちゃってくれお!」

ξ;゚听)ξ「こんな銃じゃ当たるわけないでしょ! さっさとずらがるわよ!」

(#´ー`)つy= スタスタ

(#´ー`)つy=そ バン!!!

ξ;゚听)ξ ヒュン!

ξ;;;;;゚听)ξ ダラダラダラ

ΣΞΞΞΞΞΞΞΞΞΞξ;゚听)ξ ダダダダダダダッシュ!!

(メ;^ω^)「おおっ! ツン置いて行かないでくれお!!」

ΣΞΞΞΞΞΞΞΞΞΞ(メ;^ω^) ダダダダダダダッシュ!!

(#´ー`)つy=「逃げたか!!」

(#´ー`)つy=

(#´ー`)「チィ……。まぁいい。深追いするほどの相手じゃネーヨ」スッ

43 名前:名も無きAAのようです 投稿日:2011/09/10(土) 01:16:11 ID:Pjf3DtrU0
…………

ξ; )ξ「ハァ……、ハァ……」

(;´ω`)「ゼェゼェ……」

(;´ω`)「ツン」

ξ; )ξ「何よ」

(;´ω`)「これ、本当にラウンジとやらに辿り着けるのかお?」

ξ; )ξ

ξ; )ξ「列車に乗りましょう」

(  ゚ω゚)そ「あるのかお?!」












.

44 名前:名も無きAAのようです 投稿日:2011/09/10(土) 01:17:11 ID:Pjf3DtrU0
今日の話で分かった事


・ブーンはヴィップに飛ばされて来た
・ブーンは高幡不動住み
・ヴィップには魔法使いが7人
・ヴィップはウエスタンに似た銃社会
・ヴィップの共通語は英語、通貨はドル
・ブーンはのん気、ツンは好奇心旺盛
・シラネーヨはアウトロー
・エマージェンシーは空間歪曲
・ヴィップには列車が通っている



そして次の話で分かる事……、

それは始まらぬ内にはわからない。

スクォーク77!

全てはスクォーク77から始まる!!


(つづく)


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