- 266 名前:名も無きAAのようです 投稿日:2011/12/23(金) 03:24:55 ID:1BWrvyVA0
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 ̄ .フ ./ / / ̄/ / ___/ ̄/ ____ / / ̄/ / | | . | | .
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... V .. V
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- 267 名前:名も無きAAのようです 投稿日:2011/12/23(金) 03:25:36 ID:1BWrvyVA0
Chapter7.
.
- 268 名前:名も無きAAのようです 投稿日:2011/12/23(金) 03:26:20 ID:1BWrvyVA0
- 【南部 ニューソク バリケード内】
( ´_ゝ`)y-~~ プカプカ
ξ-听)ξ「煙いわね」
( ´_ゝ`)y-~~「ん? ああ、すまん」
ξ--)ξ「謝るんなら消しなさいよ」
(´^_ゝ^`)「まあまあ、いいじゃないの。時にはリフレッシュも大切だ」クスッ
ξ--)ξ「髪に臭いが付くのが嫌なの」
( ^ω^)「え、でもしばらくお風呂入って無い……」
ξ#゚听)ξ キッ!
( ´ω`)「ごめんなさいお」
<おーい! おーい!
( ´_ゝ`)y-~~「ん?」
<伝令ー! 伝令ー!
(´・_ゝ・`)「何かあったのかな……?」
- 269 名前:名も無きAAのようです 投稿日:2011/12/23(金) 03:27:19 ID:1BWrvyVA0
- ( ´_ゝ`)y- ジュッ
( ´_ゝ`)「どうしたー!」
<アニジャさんかー?! とにかく空けてくれー、長話になるー!
( ´_ゝ`)「……どうも重大そうだな」
( ^ω^)「開けて来くるお」
( ´_ゝ`)「頼んだ」
( ^ω^)カツカツ…
(´・_ゝ・`)「反王政派に動きがあったんだろうか……」
( ´_ゝ`)「確かにいつ総攻撃に移ってもおかしくないが、相手も消耗してるだろうし……。何かあったとすれば……」
(´・_ゝ・`)「こちら側か」
( ´_ゝ`)「多分、な」
- 270 名前:名も無きAAのようです 投稿日:2011/12/23(金) 03:28:43 ID:1BWrvyVA0
- <タッタッタ!
(伝令゚□゚)「チチジャさんから伝令です!」ハァハァ
( ´_ゝ`)「どうした」
(伝令゚□゚)「それが、昨夜オトジャさんが屋敷から飛び出したとの話なんです」
(;´_ゝ`)「何……? 馬鹿な……」
(´・_ゝ・`)「オトジャ君はアネジャさんが見ているのではなかったかな?」
(伝令゚□゚)「それがオトジャさんがアネジャさんを撃ち、アネジャさんの声を振り払って向かって行ったと……」
(´・_ゝ・`)、「アネジャさんが撃たれたのか……」
(;´_ゝ`)「あの馬鹿垂れが……、何のつもりだ……」
(´・_ゝ・`)「ハハジャを殺してしまった尻拭い、とでも考えているのかな……」
(;´_ゝ`)「あのガキんちょが考えそうな事だな……。とは言え度が過ぎるぞ。で、アネジャは無事なのか?」
(伝令゚□゚)「はい……。致命傷は無く、イモジャさんが治癒に当たっていると……」
(;´_ゝ`)「良かった……」ホッ
(´・_ゝ・`)「イモジャがついているなら安心かな……」
- 271 名前:名も無きAAのようです 投稿日:2011/12/23(金) 03:30:02 ID:1BWrvyVA0
- (;´_ゝ`)「しかし、あの馬鹿オトジャめ……。身内を撃ってまで死にに行きたいか……」
(´・_ゝ・`)「確かにオトジャ君は強い。が、怒りの勢いに身を任せた状態では……」
(;´_ゝ`)
(´^_ゝ^`)、「心配かい?」
(;´_ゝ`)「そりゃ、まあ。これ以上身内が死ぬのは……、な」
(´^_ゝ^`)「どうやら、オトジャ君は私の知っているオトジャ君では無くなってしまったみたいだけど……」
(´^_ゝ^`)「誰か一人の為に無心で突っ込んで行けるオトジャ君の純粋さ自体は変わって無いみたいだね」
(;´_ゝ`)、
(;´_ゝ`)「すまん俺、オトジャ探してぶっ飛ばしてくる」
(´^_ゝ^`)「傷の経過も悪くないし、それがいい。ここは私たちで守るから」
(;´_ゝ`)「本当に迷惑かけるな……。申し訳ないよ」
(´^_ゝ^`)「なあに。オトジャ君が死んで悲しくなるのは私も同じだ。是非とも君に連れ戻して貰いたい」
- 272 名前:名も無きAAのようです 投稿日:2011/12/23(金) 03:31:27 ID:1BWrvyVA0
- (´^_ゝ^`)「良いよね、君たち」
ξ゚听)ξ「良いも何も、サスガ家の家庭事情じゃない。私には関係無いわ」
(´^_ゝ^`)、「君は相変わらずだな」
( ^ω^)「オトジャって人がどういう人かは分からないけど、アニジャにとって大切な人だってのは良く分かったお」
(;´_ゝ`)「大切っつーか、何て言うか」
( ^ω^)「おっおっ。頑張って弟さん、連れ帰って来てくれお」
(;´_ゝ`)「……本当にアイツは迷惑かけてばっかりだな」
(´・_ゝ・`)「弟って言うのは兄に迷惑かけるものさ」
(;´_ゝ`)「妹にも迷惑かけてるがな」
(´^_ゝ^`)、「そりゃご最もで」クスッ
(;´_ゝ`)「アイツは一回、言って分からせなきゃいけないらしい……。バシッとお説教してくるよ」
(´^_ゝ^`)「戦場でお説教とは、何だかのんびりとした感じだけどね」
(;´_ゝ`)「……複数に出くわして死んでなきゃいいが」
(´^_ゝ^`)「彼は複数くらいじゃ死にはしないさ……。頭が真っ白になってなきゃね」
- 273 名前:名も無きAAのようです 投稿日:2011/12/23(金) 03:32:58 ID:1BWrvyVA0
- (;´_ゝ`)「ふぅー……」
(;´_ゝ`)「と、言う事だ。伝令」
(伝令゚□゚)「はい……」
( ´_ゝ`)「俺が必ずオトジャを連れ戻す。アイツが外で暴れて死んだ事を知れば、市民も不安になる……。腐ってもサスガファミリーだからな」
( ´_ゝ`)「だからアネジャやチチジャには安心してくれと伝えておいてくれ」
(伝令゚□゚)「わかりました……。アニジャさんもご無事で」
( ´_ゝ`)「大丈夫だ。傷を受けても死なない体なのさ。だから行ってくれ」
(伝令゚□゚)「はい。確かに承りました」
( ´_ゝ`)「じゃあ、よろしく頼む」
(伝令゚□゚)タッタッタッタ
ξ゚听)ξ「あんた達の組って伝令が居るのね」
( ´_ゝ`)「いや、彼は組の者じゃないよ。市民が率先してそういう役割にも回ってくれてるんだ」
ξ゚听)ξ「へー」
(´・_ゝ・`)「この街の人たちは自分達で町を守ろうとしている。……それはとても凄い事だよ」
- 274 名前:名も無きAAのようです 投稿日:2011/12/23(金) 03:33:50 ID:1BWrvyVA0
- ( ^ω^)「あの」
(´・_ゝ・`)「ん?」
( ^ω^)「……もし、弟さんが本拠地まで突っ込んでいたら反王政派を逆撫でする事になりませんかお?」
(´・_ゝ・`)「そうだね。その時は大事になるだろう」
( ´_ゝ`)「……だからこそ。だからこそ、いち早くオトジャを捕まえなくてはならない」
( ´_ゝ`)「あのヒヨっ子には自分しか見えてないんだ。周りの人達の事なんて全く考えちゃいない」
(´・_ゝ・`)「純粋と言えば純粋なんだけどね」
( ´_ゝ`)「……子供なのさ」
(´・_ゝ・`)「子供か……」
( ´_ゝ`)「さて。そうと決まれば早く行かなくては……」
(´・_ゝ・`)「外に馬を繋いである。それを使うといい」
( ´_ゝ`)「すまん、何から何まで……」
(´^_ゝ^`)「君の為じゃない。市民のためさ」ニコッ
( ´_ゝ`)、「ありがとう。気が楽になるよ」
- 275 名前:名も無きAAのようです 投稿日:2011/12/23(金) 03:35:11 ID:1BWrvyVA0
- 【バリケード前】
( ´_ゝ`)「では、馬は使わせてもらう」
(´・_ゝ・`)「ああ、構わない。オトジャ君の無事を祈っているよ」
( ´_ゝ`)「必ず、連れて帰ってくる。約束する」
(´^_ゝ^`)「信じてるよ。君もオトジャ君も無事に帰ってくる。君たちはそう簡単に死ぬような男じゃあない」
<ォォォォ……
( ´_ゝ`)
(´・_ゝ・`)
( ´_ゝ`)
( ´_ゝ`)「……なんだ、この感じ」
(´・_ゝ・`)「……君も感じるかい」
<ォォォォォォォ……
( ´_ゝ`)「声だ……、声がする」
(´・_ゝ・`)
(´・_ゝ・`)「アニジャ君。どうやら君は本気で急ぐ必要があるみたいだ」
<オオオオオオオオオオオオオ……
- 276 名前:名も無きAAのようです 投稿日:2011/12/23(金) 03:35:53 ID:1BWrvyVA0
- (´・_ゝ・`)
( ´_ゝ`)「……また、始まるのか」
/ / / /
lー ''''" ̄ ̄"  ̄ ̄`'、 lー ''''" ̄ ̄"  ̄ ̄`'、
∠,,、 -z ,r――― ''" ∠,,、 -z ,r――― ''"
、 '"´,、ィ / 、 '"´,、ィ /
、 '" ,、 '":ツ / |^l 、 '" ,、 '":ツ / |^l
、-' ,、 '´ / / /'''',,,," 彡 、-' ,、 '´ / / /'''',,,," 彡
| ,、 '´ / / `゙^ _,| │ | ,、 '´ / / `゙^ _,| │ |^l
'´ / /l/ .,/,_ | '´ / /l/ .,/,_ | ;‐i /'''',,,," 彡
// .l_,'" | .| lニ ニ// l_,'" | .| lニ ニl ;‐i `゙^ _,| │
{_,l゙ .〈/!_| lニ ニl {_,l゙ .〈/!_| lニ ニl .,/,_ |
〈/!_| 〈/!_| .l_,'" | .|
{_,l゙ .
<ガココ……
ξ;゚听)ξ「な、何事?」
(;^ω^)「何だお? この音は」
(´・_ゝ・`)「声だよ」
(;^ω^)「こ、声かお? この音が?」
- 277 名前:名も無きAAのようです 投稿日:2011/12/23(金) 03:37:42 ID:1BWrvyVA0
- (´・_ゝ・`)「群集が叫んでいるんだ。一つ一つの声は小さいが、重なり合うと波の様に低くうねり始める」
(;^ω^)「この音が……、声……、僕の体中が振動してるお……」
(´・_ゝ・`)「恐ろしいだろう? 馴れた私にさえ、恐ろしく感じる」
( ´_ゝ`)「……つまり、始まるんだ」
ξ;゚听)ξ「……何が?」
( ´_ゝ`)「この声は反王政派の叫び。……始まるんだよ、反王政派の総攻撃が」
(;^ω^)ゾクッ
(;^ω^)「……総攻撃」
(´・_ゝ・`)「アニジャ君。急ぐんだ。もしかすると……」
( ´_ゝ`)「オトジャが……、だとしたらもう……」
(´・_ゝ・`)「そんな事は考えない方がいい。……アネジャさんが撃たれて結界が消えた事も関係しているかもしれない」
( ´_ゝ`)「……、とにかく俺は行く。デミタスさん達は……」
(´・_ゝ・`)「分かってる。チチジャの居る屋敷に向かうよ」
( ´_ゝ`)「……無事で」
(´・_ゝ・`)「君もね。必ず生きて帰ってくるんだ」
- 278 名前:名も無きAAのようです 投稿日:2011/12/23(金) 03:39:32 ID:1BWrvyVA0
- ( ´_ゝ`)「ああ。オトジャと二人でな……」
(´・_ゝ・`)「では屋敷で」
( ´_ゝ`)ノシ「わかった」タッタッタッタ
(;^ω^)
(´・_ゝ・`)「二人とも、空気に飲まれている場合じゃない。屋敷へ向かおう」
(;^ω^)「屋敷、ですかお?」
(´・_ゝ・`)「そうだ」
(;^ω^)「でも、市民の人達は……」
(´・_ゝ・`)「彼らは彼らで戦う。……今危険なのは屋敷が墜とされる事だ」
(´・_ゝ・`)「ニューソクを牛耳るサスガファミリーがやられてしまえば、ニューソクは混乱に陥る」
(´・_ゝ・`)「それだけは、避けなくては……」
ξ;゚听)ξ「……わかったわ。行きましょう、屋敷に」
(´・_ゝ・`)「叫び声の通りが早い……。奴らはほぼ一直線に屋敷へ向かうのかも知れない。急ごう……」
(;^ω^)「……わかりましたお」
- 279 名前:名も無きAAのようです 投稿日:2011/12/23(金) 03:40:31 ID:1BWrvyVA0
(´・_ゝ・`)「馬は二頭。ツンさんは私の後ろに」
ξ゚听)ξ「ええ」
(´・_ゝ・`)「ブーン君、一人で大丈夫だね?」
(;^ω^)「がんばりますお」
(´^_ゝ^`)「よろしい」
(;^ω^)「でも、どうしてこのタイミングなんだお……。先の戦闘で消耗しているはずなのに……」
(´・_ゝ・`)「それは分からない。オトジャ君が触れてしまったのかも知れないし、アネジャさんの結界が解けたからかもしれない」
(´・_ゝ・`)「または何か別の理由があるかも……、だがそんな事を考えている暇は無い」
(´・_ゝ・`)「今この場を生き抜く事、無事でいる事だけを考えるんだ。いいね、ブーン君」
(;^ω^)「はいお」
(´・_ゝ・`)「さあ、早く行こう。手遅れになれば、ニューソクは墜ちるし宝玉や三番目の男に関しても聞けなくなる」
(´^_ゝ^`)「全て事なきを得るために今頑張ろう。不安かもしれないが、私が付いているから安心してよ」
( ^ω^)「……はいお!」
ξ゚听)ξ「こうなったのも何かの運ね。覚悟は出来てるわ」
- 280 名前:名も無きAAのようです 投稿日:2011/12/23(金) 03:41:54 ID:1BWrvyVA0
- 【南部 ニューソク 市内 アニジャはオトジャを探すために駆ける】
( ´_ゝ`彡^・∋ パカラッパカラッ
( ´_ゝ`彡^・∋(前回の戦闘からそこまで日が経ってない。確かにいつ総攻撃が来るか分からない空気ではあったが……)
( ´_ゝ`彡^・∋(……あまりにも早すぎる! オトジャが触れた結果だとしたら納得は出来るが、そうでないとしたら……)
( ´_ゝ`彡^・∋(やはり、アネジャの結界が関係しているのか? しかし、相手にも戦闘準備の時間があるはず)
( ´_ゝ`彡^・∋(それを考慮すれば、このタイミングは早すぎる。結界が崩れる前に準備を始めているとしか思えない)
( ´_ゝ`彡^・∋(しかし、オトジャが触れてこうなったのだとすれば、反王政派はしっかりとした準備は出来ていないはず)
( ´_ゝ`彡^・∋(その場合はすぐに引くだろう……。が、この声……。自信に満ち溢れている……)
( ´_ゝ`彡^・∋(怒りや勢いに身を任せたそれとは違う……)
( ´_ゝ`彡^・∋(ならば、オトジャが無事な可能性も出てきたという事か。喜ばしいやら、そうでないやら、だな)
( ´_ゝ`彡^・∋ パカラッパカラッ
( ´_ゝ`彡^・∋「……ん?」
- 281 名前:名も無きAAのようです 投稿日:2011/12/23(金) 03:42:49 ID:1BWrvyVA0
- ζ'#!i;-゙)
(o,;'゚゙#);;
( ´_ゝ`彡^・∋「市民の死体か……、まだ死んで間もない」
( ´_ゝ`彡^・∋「と言う事は、この当たりを通って行ったということか」
( ´_ゝ`彡^・∋
( ´_ゝ`彡^・∋「オトジャがまだ奴らと出くわしていない方に賭けよう」
( ´_ゝ`彡^・∋「……そしてあいつの事だ。あの声を聞いて頭が真っ白になり、軍勢に突貫するに違いない」
( ´_ゝ`彡^・∋
( ´_ゝ`彡^・∋「よし……。行こう。必ず会える」
( ´_ゝ`彡^・∋「とにかく、軍勢の頭に追いつけば……、会えるはずだ。……恐らくアイツは頭から潰しにかかるだろうからな」
( ´_ゝ`彡^・∋「そら! 走れ!」ビシィ!!
( ´_ゝ`彡^・∋ パカラッパカラッ!
- 282 名前:名も無きAAのようです 投稿日:2011/12/23(金) 03:44:12 ID:1BWrvyVA0
- 【南部 ニューソク 反王政派の小隊の前に一人の男が立ちふさがる】
反`´)「おおおおおおおおおおおおお!!」
(反王`ж´)「この勢いならいける! やはりミルナ様の言う通りだ!」
(反甲冑O||O)「半ば奇襲の攻撃が効いている。市民もほぼ無抵抗に近いな」
( <_ )
(反θθ)「……ん? 正面に誰かが」
(反@ー@)「市民か……? 無抵抗であろうと無かろうと殺せ、と言う話だが……」
( <_ )
( <_ )「五匹か」
反`´)つy=「殺すか……。何されるかわからん」チャキ
( <_;;;::,,,... フッ……
反;`´)つy=「き、消えた?!」
(反@ー@)「何?」
- 283 名前:名も無きAAのようです 投稿日:2011/12/23(金) 03:44:53 ID:1BWrvyVA0
- (反θθ)「ど、何処だ……?」
反;`´)つy=「わからん、確かにそこに……」
(反王`ж´)
(反王`ж´)「お、おい。上……」
反;`´)つy=「あ?」
(反王;`ж´)「真上だああああああああ!!」
(´<_` )バォォオオ!!
(反甲冑O||O)「あ、ありえん! あの間合いを跳躍だけで……ッ!」
煤≠凵シ(´<_` )ドン!!ドン!!
(反王;`ζ';;:,.: カシュッ!
(反;θθ)「う、うわああああああああああああああ!!」
(´<_` )シュタッ!
(´<_` )「一匹」
【(´<_` )】
Name:オトジャ・サスガ【Otoja Sasuga】
Age:19
Occupation:ギャング
- 284 名前:名も無きAAのようです 投稿日:2011/12/23(金) 03:45:34 ID:1BWrvyVA0
- (反@ー@)つy=「んおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!」
(反@ー@)つy=そ パン!!パン!!
ΞΞΞ((((´<_` ) スッ!
(反;θθ)「よ、避けた……?!」
煤≠凵シ(´<_` )ドン!!ドン!!
(反@ー@)ドスッ!
(反;@ー@),;:,':∴「ゴハァアアア!!」
(´<_` )「二匹」
( <_;;;::,,,... フッ……
(反;θθ)「また消えた……!」
(反甲冑O||O)「お、落ち着け。消えてなどいない!」
(反;θθ)「え?」
(反甲冑O||O)「上だ……。化け物並みの跳躍が消えているように見せている。それだけだ……ッ!」
(´<_` )バォォオオ!!
(反甲冑O||O)「真上ッ!! 来るぞ! 散れ!!」
- 285 名前:名も無きAAのようです 投稿日:2011/12/23(金) 03:46:20 ID:1BWrvyVA0
- 煤≠凵シ(´<_` )ドン!!
ΞΞΞΞΞΞ反;`´) タッタッタ!
ΞΞΞΞΞΞ(反;θθ)スタッタッ!
(´<_` )シュタッ!
(´<_` )「避けたか」
(反甲冑O||O)「貴様、何者だ……」
(´<_` )「……答える義理は無いな。母の仇、討たせてもらう」
=y⊂(´<_` )チャキ
反;`´)つy=「うおおおおおおおおおお!!」チャキ!
反;`´)つy=そ パン!!
=y⊂(´<_` )ヒュン!
煤≠凵シ(´<_`メ)ドン!!
反ξ。,@;;´)つy= ボシュッ!!
- 286 名前:名も無きAAのようです 投稿日:2011/12/23(金) 03:47:02 ID:1BWrvyVA0
- (´<_`メ)「チィ……、掠ったか」
( <_;;;::,,,... フッ……
(反甲冑O||O)「また上から来るぞ……。空中なら避けられる事は無い……」
(反甲冑O||O)つy=「……必ず当てろ。そうで無きゃ死ぬぞ」チャキッ
(反;θθ)つy=「ああ……」ゴクリ
(´<_`メ)バォォオオ!!
(反甲冑O||O)つy=「今だッ!!」
(反甲冑O||O)つy=そ パン!!パン!!
(反;θθ)つy=そ パン!!パン!!
(´<_`メ)ヒュンヒュン!!
(´<_`;メ)「くっ……、」ヒュンヒュン!!
(´<_`;メ)ビスッ!!
(´<_`;メ)「ぐあッ!!(右足……ッ)」
( <_ ;メ)ドサッ!
- 287 名前:名も無きAAのようです 投稿日:2011/12/23(金) 03:48:57 ID:1BWrvyVA0
- (反甲冑O||O)「バランスを狂わせたな……ッ! 殺せ……!」
( <_ ;メ)「んぐお、……」
(反;θθ)つy= スッ
=y⊂( <_ ;メ)「うううおおおおおおおおおおおおおおお!!!!」チャキッ!!
(#´_ゝ`)つy=「オトジャアアアアアアアアアアッッ!!!」バッ!!
( <_ ;メ)そ
(#´_ゝ`)つy=そ ドン!!ドン!!
(反;θ゙;、 ;;つy= バシュッ!!
(´<_`;メ)「……ッ! なっ」
(反甲冑O||O)つy=「チィ……、新手か! 万事休すだな!」
(#´_ゝ`)つy=「次はお前だ!」
(´<_`;メ)「……こ、こいつは、俺が……ッ!」
(´<_`;メ)「俺が殺さなきゃ意味が無いんだあああああああああああ!!」
=y⊂(´<_`;メ)「どけえええええええええええええええ!!」
煤≠凵シ(´<_`;メ)パァン!!
- 288 名前:名も無きAAのようです 投稿日:2011/12/23(金) 03:50:07 ID:1BWrvyVA0
- (# ゚_ゝ゚)つy= ドスッ!!
( ゚_ゝ゚)「ん、ぐお……、(……?! オトジャに撃たれた……?)」
(反甲冑O||O)「……?! 仲間割れか……?!」
(´<_`;メ)「ハァ……ッ! ハァ……ッ!」
(反甲冑O||O)(チャンスだ。これ以上二人を相手には戦えない……ッ)
(反甲冑O||O) タッタッタッタ!!
( ゚_ゝ゚)(に、逃げた……、)
( ゚_ゝ゚)「ん、ぐ……」
( <_ メ)
( <_ メ)「貴様、何のつもりだ……」
( ゚_ゝ゚)
(´<_`#メ)「貴様の所為でアイツをッ!!」
( ゚_ゝ゚)「黙れ……、」
(´<_`#メ)
( ゚_ゝ゚)「分からないのか?」
( ゚_ゝ゚)「お前は、俺を撃ったんだぞ……、血の通った兄弟を……撃ったんだぞ……」
- 289 名前:名も無きAAのようです 投稿日:2011/12/23(金) 03:50:50 ID:1BWrvyVA0
- (´<_`メ)
(´<_`メ)「それはアンタが邪魔をするから……」
(# ゚_ゝ゚)「冷静になれぇ!! この青二才がッ!!」クワッ!
(´<_`メ)
(# ゚_ゝ゚)「そうやって、お前は……、自分の感情に生きて周りを殺していくのか?」
(# ゚_ゝ゚)「それが、ハハジャの望んだ事なのか……?」
(# ゚_ゝ゚)「答えろ、オトジャ……」
(´<_`メ)
( <_ メ)
( <_ メ)「糞がッ……」
(;´_ゝ`)「……気持ちはわかるが、少しは冷静になれ」
( <_ メ)
(;´_ゝ`)「ん、ぐあ……」ドクンッ
(;´_ゝ`)(致命傷では無い様だが……、少々痛いな)
- 290 名前:名も無きAAのようです 投稿日:2011/12/23(金) 03:51:32 ID:1BWrvyVA0
- (;´_ゝ`)「ハァ……、ハァ……」
(;´_ゝ`)「このまま此処に突っ伏していても危険だ。近くに使われていないバリケードがあった、そこまで……」
( <_ メ)
(;´_ゝ`)「お前、足を怪我しているのか?」
( <_ メ)
(;´_ゝ`)スッ
(;´_ゝ`)「いてて……」ドクンッ
(´<_`メ)「何をする気だ……」
(;´_ゝ`)「何って、お前その足じゃ歩けないだろう」
(´<_`#メ)「……余計なお世話だッ」
(;´_ゝ`)「ならば、死ぬか? ここで」
(´<_`#メ)
(´<_`#メ)「チィ……」
- 291 名前:名も無きAAのようです 投稿日:2011/12/23(金) 03:53:00 ID:1BWrvyVA0
- 【南部 ニューソク サスガファミリーの屋敷 一向は屋敷に着き、案内を受けてサスガファミリーと対面する】
(´・_ゝ・`)「大丈夫かい……?」
∬´_ゝ`)「ええ……。イモジャが治してくれたから。それにしても、デミタスさんがニューソクに来ていたなんてね」
【∬´_ゝ`)】
Name:アネジャ・サスガ【Aneja Sasuga】
Age:30
Occupation:ギャング
( ^ω^)「な、治す……?」
ξ゚听)ξ「治癒能力の事よ」
( ^ω^)「そんな魔法まであるのかお……」
l从・∀・ノ!リ「そうなのじゃ! イモジャの力なのじゃ!」
【l从・∀・ノ!リ】
Name:イモジャ・サスガ【Imoja Sasuga】
Age:17
Occupation:ギャング
- 292 名前:名も無きAAのようです 投稿日:2011/12/23(金) 03:54:00 ID:1BWrvyVA0
- (´・_ゝ・`)「でも、まだ安静にしておいた方がいいんじゃないかな」
∬´_ゝ`)「分かってるわ。相変わらず優しいのね」
(´^_ゝ^`)「ギコには生温いって怒られるけどね」
<カツカツ……
(´・_ゝ・`)「……ん?」
彡⌒ミ
( ´_ゝ`)「デミタス……。久しぶり」
(´・_ゝ・`)「チチジャ……」
( ^ω^)(この人がサスガファミリーのボス……)
ξ゚听)ξ(なーんか、想像してたより地味ね)
(´・_ゝ・`)「……ハハジャの件、聞いたよ」
彡⌒ミ
( ´_ゝ`)、「言わないでおくれ。悲しみに暮れるのは事が終わってからにしよう」
彡⌒ミ
【( ´_ゝ`)】
Name:チチジャ・サスガ【Titija Sasuga】
Age:52
Occupation:ギャング頭領(コード使い)
- 293 名前:名も無きAAのようです 投稿日:2011/12/23(金) 03:54:53 ID:1BWrvyVA0
- (´・_ゝ・`)「すまない……」
彡⌒ミ
( ´_ゝ`)「いいんだ。それより、アニジャとオトジャが君に迷惑をかけたらしいね」
(´・_ゝ・`)「いや、迷惑なんて思ってないよ。それより、反王政派の動きが……」
彡⌒ミ
( ´_ゝ`)「分かっている。そして、もうすぐこの屋敷に攻め込んで来るだろう」
∬´_ゝ`)「……ゴメン。私の魔法が使えれば」
彡⌒ミ
( ´_ゝ`)「いや、総攻撃に移った場合は君に結界を解いて貰うつもりだったから」
彡⌒ミ
( ´_ゝ`)「結界を張って戦闘が長引き、市民が危険にさらされても困る」
(´・_ゝ・`)「……チチジャ。それって……」
彡⌒ミ
( ´_ゝ`)「ああ。この総攻撃で私は散ろうと思う」
(´・_ゝ・`)
∬;´_ゝ`)
∬;´_ゝ`)「えっ……」
l从;・∀・ノ!リ「そ、そんなの聞いてないのじゃ……」
- 294 名前:名も無きAAのようです 投稿日:2011/12/23(金) 03:55:55 ID:1BWrvyVA0
- (´・_ゝ・`)
彡⌒ミ
( ´_ゝ`)「その方が……、この街の平和に近づけるのかもしれん」
∬;´_ゝ`)「チチジャ……」
彡⌒ミ
( ´_ゝ`)「言うな」
∬;´_ゝ`)、
彡⌒ミ
( ´_ゝ`)「タダでは散りはしない。せめてミルナを倒して……」
(´・_ゝ・`)「チチジャ。そんな悲しい台詞は君に似合わないよ」
彡⌒ミ
( ´_ゝ`)
(´・_ゝ・`)「考え直せないのかい? ……世界もコード使いとしての君を失う意味は大きい」
(´・_ゝ・`)「君の家族はそれ以上の意味だよ。違うかい?」
彡⌒ミ
( ´_ゝ`)「……揺らがせてくれるな、デミタス」
(´^_ゝ^`)、「だって揺らがせているんだもの」クスッ
- 295 名前:名も無きAAのようです 投稿日:2011/12/23(金) 03:56:50 ID:1BWrvyVA0
- 彡⌒ミ
( ´_ゝ`)「……まあいい。この話は置いておこう」
l从;-∀-ノ!リ、 シュン…
彡⌒ミ
( ´_ゝ`)「イモジャ」
l从;・∀・ノ!リ「はい……」
彡⌒ミ
( ´_ゝ`)「明日、街に下りてオトジャとアニジャの様子を見てきてくれ。君の力が必要とされているかもしれん」
l从;・∀・ノ!リ「……分かったのじゃ」
彡⌒ミ
( ´_ゝ`)「アネジャは明日一番で街の人々のサポートを頼む。君の力が必ず励みになるはずだ」
∬;´_ゝ`)「……ええ」
(´・_ゝ・`)(……明日。明日か。チチジャは明日に反王政派が屋敷に突入すると踏んでいるのか)
(´・_ゝ・`)(……わざと家族を追い出す様な真似をして)
- 296 名前:名も無きAAのようです 投稿日:2011/12/23(金) 03:57:58 ID:1BWrvyVA0
- (;´ω`)
ξ゚听)ξ「どうしたのよ、ブーン…。だまちゃって」
(;´ω`)「い、いや。……争いごとって言うのは悲しい事なんだなって」
ξ゚听)ξ「……いちいち考えてられないわよ。人の事なんて」
(;´ω`)「僕もツンくらいの図太さが欲しいお」
ξ゚听)ξ
ξ゚听)ξ「図太い訳じゃないんだから。私だって、悲しいわよ」
(;´ω`)「ツン……?」
ξ゚听)ξ「だってアネジャって人もイモジャって人も目に涙を溜めてるじゃない」
ξ゚听)ξ「あんなの見せられれば私だって悲しいわ。でも、構ってられないの」
ξ゚听)ξ「人の悲しみに影響されっぱなしじゃ生きていけないから」
( ´ω`)「……ツン、どうしたお?」
ξ゚听)ξ「……何でも無いわ。忘れてちょうだい」
( ´ω`)「……うんお」
- 297 名前:名も無きAAのようです 投稿日:2011/12/23(金) 03:58:48 ID:1BWrvyVA0
- 【南部 ニューソク 使われていないバリケード内 夜】
( ´_ゝ`)「大丈夫か、オトジャ」
(´<_` )「……人の心配するより自分の心配をしたらどうだ?」
( ´_ゝ`)「俺の方はもう大丈夫だ。薬も打った」
(´<_` )「……そうか。俺はほっといてくれ」
( ´_ゝ`)「大丈夫ならいいんだが……」
(´<_` )
( ´_ゝ`)
(´<_` )
( ´_ゝ`)「なあ、オトジャ」
(´<_` )
( ´_ゝ`)「お前さ、お前が死んで悲しむ奴とかいるか?」
(´<_` )
( ´_ゝ`)「あ、ちなみに家族以外な」
- 298 名前:名も無きAAのようです 投稿日:2011/12/23(金) 03:59:52 ID:1BWrvyVA0
- (´<_` )「……さあな」
( ´_ゝ`)「俺はよお、いるぜ」
(´<_` )
( ´_ゝ`)「ニューソクの北の牧場によお、女がいるんだよ」
( ´_ゝ`)「でな、すんげー可愛くて、ケツも小さくて、胸なんてボーンだぜ」
(´<_` )
( ´_ゝ`)「気立てが良くてよ、優しくて」
( ´_ゝ`)「そうだなー、横顔なんてシュッとしててさ。睫毛もピーンてしてて」
( ´_ゝ`)「んでよ、良い匂いがするんだそれが。もうすっごい良い匂い」
(´<_` )「……フン」
( ´_ゝ`)「……ま、旦那がいるから俺の事なんかこれっぽっちも頭にねーけどな!」
(´<_` )ニヤリ
(*´_ゝ`)「あ! お前笑ったろ!」
(´<_` )「知らん」
(*´_ゝ`)「……そうか、知らんならしょうがないな」
- 299 名前:名も無きAAのようです 投稿日:2011/12/23(金) 04:01:03 ID:1BWrvyVA0
- (´<_` )
(´<_` )「おい」
( ´_ゝ`)「……ん?」
(´<_` )「お前、俺に撃たれたんだぞ。何故俺と普通に話せる」
( ´_ゝ`)「……お前を理解してるからだよ」
(´<_` )
( ´_ゝ`)「……きっとアネジャもお前の事を嫌いになんかなっちゃいない」
( ´_ゝ`)「それは、お前を理解してるからだ」
(´<_` )
( ´_ゝ`)「理解……、と言うかなんて言うかな……」
(´<_` )
( ´_ゝ`)「みんなお前を分かってるんだよ。分かっていて兄弟やってるんだ」
(´<_` )
( ´_ゝ`)「……どうした、今更反省か?」
(´<_` )
( ´_ゝ`)、(オトジャ……)
- 300 名前:名も無きAAのようです 投稿日:2011/12/23(金) 04:02:51 ID:1BWrvyVA0
- 【翌日 二人はバリケードを出る】
(;´_ゝ`)「ぐっ……」
(;´_ゝ`)(薬は打っているとはいえ、痛むな……)
( ´_ゝ`)「オトジャ、屋敷に戻ろう。イモジャに傷を治して貰わなくては…」
(´<_` )
( ´_ゝ`)「オトジャ」
(´<_` )
( ´_ゝ`)「それとも、その傷で戦闘する気か?」
(´<_` )「……いや、戻ろう」
( ´_ゝ`)「ああ。しかし、ここから屋敷までしばらくかかるぞ」
(´<_` )「そんな余裕は……」
( ´_ゝ`)「安心してくれ。馬がある。……殺されていなければだが」
(´<_` )「馬で此処からどのくらいだ」
( ´_ゝ`)「……大体15分はかかるだろう」
- 301 名前:名も無きAAのようです 投稿日:2011/12/23(金) 04:03:35 ID:1BWrvyVA0
- (´<_` )「15分か……」
( ´_ゝ`)
( ゚_ゝ゚)
(#゚(´<_` )
( ゚_ゝ゚)「オトジャ……ッ!」
(#゚;;(´<_` )「……ん?」
( ゚_ゝ゚)つy=「よけろッ!!」チャキッ
ΞΞΞΞ(´<_`;)(後ろか?!)スッ!
( ゚_ゝ゚)つy=そ ドン!!
(((((#゚;;-゚) ヒュン!
(;´_ゝ`)つy=~~~
(#゚;;-゚)
(;´_ゝ`)
(;´_ゝ`)「D……ッ!」
- 302 名前:名も無きAAのようです 投稿日:2011/12/23(金) 04:04:32 ID:1BWrvyVA0
- (#゚;;-゚)「……久しいな、二人とも」
(;´_ゝ`)「……こんな所で」
(´<_` )
(´<_` )「D……」
( <_ )「D……ッ、ハハジャの仇……ッ」
( <_ #)「フゥ……ッ、フゥ……ッ!!」ブルブル
(;´_ゝ`)「オトジャ、落ち着け」
( <_ #)
(;´_ゝ`)「冷静さを失えば死ぬぞ」
(#゚;;-゚)「ふん。出て来い」
(反甲冑O||O) ザッ
|反 ━◎┥ザッ
モブ бб)ザッ
(;´_ゝ`)(! しまった、囲まれている……)
(;´_ゝ`)(……当然か。昨日逃がした甲冑……。アイツが居場所を……)
- 303 名前:名も無きAAのようです 投稿日:2011/12/23(金) 04:06:12 ID:1BWrvyVA0
- (#゚;;-゚)「いいか、お前らは手を出すなよ……」
(反甲冑O||O)「ハッ」
(#゚;;-゚)「今日此処に来たのは他でもない。アニジャ・サスガ、それとオトジャ・サスガ」
(#゚;;-゚)「貴様らを殺しに来た」
(;´_ゝ`)
( <_ #)「ウゥ……ッ、ウゥ……ッ!!」ブルブル
(#゚;;-゚)「どうも、君につけられた傷が疼いて疼いて仕様がないのでな……」
(#゚;;-゚)つy=「殺さねば、収まらない。そう思ったのだ」ガチャ
(´<_`#)「く、ああああ!!」
=y⊂(´<_`#)ガチャ
(;´_ゝ`)「オトジャ!」
(((((((#゚;;-゚) ユラ……
煤≠凵シ(´<_`#)パァン!!
(#゚;;-゚))))) ヒュン!
煤≠凵シ(´<_`#)「チィ!! 何故だ、何故当たらない!!」パァン!!
(((((((#゚;;-゚) ヒュン!
(;´_ゝ`)「落ち着け……ッ! がむしゃら撃っても避けられるだけだぞ!!」
- 304 名前:名も無きAAのようです 投稿日:2011/12/23(金) 04:07:19 ID:1BWrvyVA0
- =y⊂(´<_`#)「黙れ! この距離で当たらない訳が無い!!」
(;´_ゝ`)「この距離で避けられるのがDなんだ!! 忘れたのか! お前はもう、奴の術中に……」
煤≠凵シ(´<_`#)「ううおおおおおああああああ!!」パン!パン!!
ΞΞΞΞΞΞΞ(#゚;;-゚) グンッ!!
(;´_ゝ`)(は、早い……ッ)
(´<_`;#)(馬鹿な! また避けられた?!)
⊂(#゚;;-゚)つ バッ!
(;´_ゝ`)(魔法……ッ?)
⊂(#゚;;-゚)つ「手負いだからか……? 弱すぎるぞ貴様ら。私の見込み違いだったか?」
キィィィーーーーーーーーーーン………
(;´_ゝ`)「ぐ、ぐああ……」
(´<_`;)「あああ……、耳が……」
⊂(#゚;;-゚)つ「音波が脳を廻りまわる気分はどうかな? 何も思考出来なくなるだろう」
- 305 名前:名も無きAAのようです 投稿日:2011/12/23(金) 04:08:37 ID:1BWrvyVA0
- (´<_`;)「んぐ、、あああ……」
⊂(#゚;;-゚)つ「冥途の土産だ。面白いものを見せてやる」
キィィィーーーーーーーーーーン………
(;´_ゝ`)「……? 音が消えた……?」
(゚<_゚ ;)「く、くあああああああああああああああああ!!」ガクッ!!
キィィィーーーーーーーーーーン………
⊂(#゚;;-゚)つ「空間全ての音を弟に集めた。凄まじいだろう? このまま続ければ、間違い無く脳が破壊されるな」
⊂(#゚;;-゚)つ「ふふははは……」
(;´_ゝ`)「オトジャ……!」
(#゚;;-゚)つy=そ パン!!
( ゚_ゝ゚)ドスッ
( ゚_ゝ゚),;:,':∴ カハァッ!!
(; ゚_ゝ゚)バタッ…
(; ゚_ゝ゚)「ぐ、ああ……」
(#゚;;-゚)つy=「余所見とは随分余裕だな、アニジャ・サスガ」
- 306 名前:名も無きAAのようです 投稿日:2011/12/23(金) 04:09:19 ID:1BWrvyVA0
- (゚<_゚ ;)「ぬああああああぐがが……」ガクガク
キィィィーーーーーーーーーーン………
(#゚;;-゚)「ははっ! 目が血走って唾塗れだ! 滑稽な顔立ちだぞ」
(#゚;;-゚)「だがその顔立ちも見飽きた」
(#゚;;-゚)つy= チャキッ
(; ゚_ゝ゚)「や、やめ……」ドクドク…
(#゚;;-゚)つy=「左腕」
(#゚;;-゚)つy=そ パン!!
(゚<_゚ ;)「ガッ!!」ビスッ
(#゚;;-゚)つy=「右腕」
(#゚;;-゚)つy=そ パン!!
(゚<_゚ ;)「ガアアッ!!」ビスッ
(#゚;;-゚)つy=「左足」
(#゚;;-゚)つy=そ パン!!
(゚<_゚ ;)「ぐ、が……」ビスッ
(; ゚_ゝ゚)「やめろ…、頼む……、やめてくれ……」ドクドク…
- 307 名前:名も無きAAのようです 投稿日:2011/12/23(金) 04:10:12 ID:1BWrvyVA0
- (#゚;;-゚)つy=「右足」
(#゚;;-゚)つy=そ パン!!
(゚<_゚ ;)「ン、だ……」ビスッ
( <_ ;) バタッ
(#゚;;-゚)「ははは……。五体不満足とは良く言った物だ。身動きの取れない二人を眺めるのは気持ちがいいぞ」
(; ゚_ゝ゚)「オトジャ……」
(#゚;;-゚)「安心しろ。今魔法を解いてやる」スッ…
( <_ ;)「ハァ……ハァ……」
キィィ……
(#゚;;-゚)「私の声が聞こえるかな? オトジャ・サスガ」
( <_ ;)「き、きさ、ま……」
(#゚;;-゚)「魔法を解いたのは他でもない。お前に聞いて貰いたい物があるのでな」
( <_ ;)「ぐが……」
(#゚;;-゚)「それはな……」
(#゚;;-゚)つy= ガチャ
(; ゚_ゝ゚)
(#゚;;-゚)つy=「アニジャ・サスガの断末魔だ」
- 308 名前:名も無きAAのようです 投稿日:2011/12/23(金) 04:11:03 ID:1BWrvyVA0
- ( <_ ;)「?!」
(; ゚_ゝ゚)「……ッ!!」
(#゚;;-゚)つy=「ふ、ふははは……」
( <_ ;)「んぎ! んぎ!!」ジタバタジタバタ
(#゚;;-゚)つy=「あはははは!! なんだその動きは!!」
(; ゚_ゝ゚)(……ダメだ! 逃げ出せない……。体が動かん……、力が入らない……)バタバタ
(#゚;;-゚)つy=「諦めろ。アニジャ・サスガ、お前は死ぬ」
(; ゚_ゝ゚)
(#゚;;-゚)つy=「さあ、愛する弟に何か言う事は無いのか?」
(; ゚_ゝ゚)
(#゚;;-゚)つy=「最期の一言だ。感情の篭った一言を頼むぞ」
(; ゚_ゝ゚)「オトジャ……、ダメだ」
(; ゚_ゝ゚)「俺、う、ごけない」
( <_ ;)「ああああ、ああ!!」ジタバタジタバタ
- 309 名前:名も無きAAのようです 投稿日:2011/12/23(金) 04:11:44 ID:1BWrvyVA0
- (; ゚_ゝ゚)「見るな。見るんじゃ、な、い」
(; ゚_ゝ゚)「見て、しまえ、ば……、お前は」
(; ゚_ゝ゚)「もっと、もっと……苦しんで」
(; ゚_ゝ゚)「……だから、見るな……。見るな」
(; ゚_ゝ゚)「見」
(#゚;;-゚)つy=そ パン!!
(; ゚_ξ。,@;;ζゝ゚) ボシュ!!
(; ゚_ξ。,@;;ζゝ゚)
- 310 名前:名も無きAAのようです 投稿日:2011/12/23(金) 04:12:25 ID:1BWrvyVA0
- ( <_ )「あ……」
(#゚;;-゚)つy=~~~ シュー……
(#゚;;-゚)つy=「断末魔など、聞こえなかったな」
( <_ )「アニジャ……?」
(#゚;;-゚)つy=「ハハハ……ハハハハハハ!!」
(#゚;;-゚)つy=「笑いが止まらん……、ははは……」
( <_ )
( <_ )
( <_ )
( <_ )
( <_ )
( <_ )
( <_ )
( <_ )
―――――――――――――――――――――――ドクンッ
- 311 名前:名も無きAAのようです 投稿日:2011/12/23(金) 04:13:16 ID:1BWrvyVA0
- ( <_ )
―――――――――――――――――――――――ドクンッ
(#゚;;-゚)「実に汚い死に様だ! そうは思わないか、オトジャ・サスガ!」
―――――――――――――――――――――――ドクンッ
( ゚_ξ。,@;;ζゝ゚)
―――――――――――――――――――――――ドクンッ
( <_ )
―――――――――――――――――――――――ドクンッ
(#゚;;-゚)つy=「次は貴様の番だな、オトジャ・サスガ。それとももっと余韻を味わっておきたいか?」
―――――――――――――――――――――――ドクンッ
( <_ )
―――――――――――――――――――――――ドクンッ
(#゚;;-゚)つy=「答えろ。……答えられないほどの感動だったか。ははは……」
―――――――――――――――――――――――ドクンッ
( ゚_ξ。,@;;ζゝ゚)
- 312 名前:名も無きAAのようです 投稿日:2011/12/23(金) 04:13:57 ID:1BWrvyVA0
- ドクンッ ドクンッ ドクンッ ドクンッ ドクンッ ドクンッ ドクンッ ドクンッ ドクンッ ドクンッ ドクンッ ドクンッ ド
クンッ ドクンッ ドクンッ ドクンッ ドクンッ ドクンッ ドクンッ ドクンッ ドクンッ ドクンッ ドクンッ ドクンッ ドク
ンッ ドクンッ ドクンッ ドクンッ ドクンッ ドクンッ ドクンッ ドクンッ ドクンッ ドクンッ ドクンッ ドクンッ ドクン
ッ ドクンッ ドクンッ ドクンッ ドクンッ ドクンッ ドクンッ ドクンッ ドクンッ ドクンッ ドクンッ ドクンッ ドクンッ
ドクンッ ドクンッ ドクンッ ドクンッ ドクンッ ドクンッ ドクンッ ドクンッ ドクンッ ドクンッ ドクンッ ドクンッ ド
クンッ ドクンッ ドクンッ ドクンッ ドクンッ ドクンッ ドクンッ ドクンッ ドクンッ ドクンッ ドクンッ ドクンッ ドク
ンッ ドクンッ ドクンッ ドクンッ ( ゚_ξ。,@;;ζゝ゚) ンッ ドクンッ ドクンッ ドクンッ ドクン
ッ ドクンッ ドクンッ ドクンッ ドクンッ ドクンッ ドクンッ ドクンッ ドクンッ ドクンッ ドクンッ ドクンッ ドクンッ
ドクンッ ドクンッ ドクンッ ドクンッ ドクンッ ドクンッ ドクンッ ドクンッ ドクンッ ドクンッ ドクンッ ドクンッ ド
クンッ ドクンッ ドクンッ ドクンッ ドクンッ ドクンッ ドクンッ ドクンッ ドクンッ ドクンッ ドクンッ ドクンッ ドク
ンッ ドクンッ ドクンッ ドクンッ ドクンッ ドクンッ ドクンッ ドクンッ ドクンッ ドクンッ ドクンッ ドクンッ ドクン
ッ ドクンッ ドクンッ ドクンッ ドクンッ ドクンッ ドクンッ ドクンッ ドクンッ ドクンッ ドクンッ ドクンッ ドクンッ
- 313 名前:名も無きAAのようです 投稿日:2011/12/23(金) 04:14:38 ID:1BWrvyVA0
/ヽ i⌒yヽ、 ┌─┐
ヽ ゝ_ノ i / │ |
ヽ ヽ、 │ | ┌┐┌┐
r-‐‐f/ ヽ │ | └┘└┘
i il i __/ `y | \
i il i⌒ー⌒ ̄ 乃 | \
i il il/ ___〈__) | |\ \
il ヽ / il ,./ヽ . | | \/
il > ー y/ (二ヽ ilY'"´ メ__ | | _____
il ノノ 〉 ヽヽil < `ヽ└─┘ / ___ |
il i 〃__/ ヽヽ、 ヽ`ヽ((_)) / / / .|
il V // ヽ、 〃ヽヽ ヽ \/ / /
il ヽy〃 i`ヽ 〃 ヽヽ ヽ / /
il 〉Λヽ Λ ` 〃 i i li / /
il // ヽヽ ii ii li \/ /\
il i i \\ Λ iミヽ、 li \ \
il i i /ハヽ '"´i ヽ ii ヽヾ li \/ _
V i i イ ヾ、 ハ '"´ii ヽli / /
ヽ|| / Y ノ`ヽ i i ii li / /
iミ i i li / /
ヽ ヾ li /\ / /
弋 / ヾ li \ \_/ / .
` ` ヽ _ _ _li \___ノ
>‐ --‐ <
.
- 314 名前:名も無きAAのようです 投稿日:2011/12/23(金) 04:15:35 ID:1BWrvyVA0
゙,,;;;;/ ! .| ヾヽ
:,,;;;;;;;/`; /ヾ;、
,,;;;;;;;/ ヾ
. ヾ;i ,,;;;;;;;;;;/ー- , .、 ‐‐
i;;;;;;;;;;イ;;i___ .i.。i -
ヾ/ l;;l .゙、ソ ---
! ‐-
/i ミ
.i .i ', / ミ
,,,___| .| ヾ、;;,,,,,______ ソ
‐-; .`''ー、__ ゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙ヾ、;;;;;;;;;;;;;;;;;;/´
i /''ー、 | ヾ;;;;;;;;;;;/
|. i ', .| ヾ、;;;;i
| .l ', .i i'、 _ ヾ;;i
i .i i | i/ iッ/'゙i i;;i
l_.| |.| .// . i;;i
.
- 315 名前:名も無きAAのようです 投稿日:2011/12/23(金) 04:17:23 ID:1BWrvyVA0
- ( <_ )
(#゚;;-゚)つy=「もういい加減遊び飽きたな……」
( <_ )スクッ
(#;゚;;-゚)つy=「……何? 立っただと……?」
( <_ )「うぅ……おぉ……」
(#;゚;;-゚)つy=
(゚<_゚ )「う゛お゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!!!!」ギンッ!!
(#;゚;;-゚)そ ビクッ!
⊂(゚<_゚ )つ バッ!
(#;゚;;-゚)(魔法……ッ)
(#;゚;;-゚)「何が起き」
(#;゚;;-゚)「?!?!」ズブリ
(#;゚;;-゚)「な、なんだ……? 急に足元がぬかるんで……、」ズブリズブリ
(#;゚;;-゚)(足に力が入らない……?! まるで、沼……?!)
(反甲冑O||O) 「ぬ、お……、足が取られ……」ズブリズブリ
|反 ━◎┥「どういう事だ……?」ズブリズブリ
- 316 名前:名も無きAAのようです 投稿日:2011/12/23(金) 04:18:23 ID:1BWrvyVA0
- (゚<_゚ )
(#;゚;;-゚)(くっ……抜け出せない……! 足が徐々に、、)ズブリズブリ
(#;゚;;-゚)(以前会った時、奴はこんな魔法使えたか……?)ズブリズブリ
(#;゚;;-゚)「ぬぅ……、足が……! 動けんッ!」
(゚<_゚ )
(#;゚;;-゚)(……地形を変える魔法? 馬鹿な! 存在しない!)ズブリズブリ
(#;゚;;-゚)(ならば、錯覚。神経系の魔法……)ズブリズブリ
(#;゚;;-゚)(……それに、なんだ。何か。何かに支配されて行く)
(#;゚;;-゚) ガクガク
(#;゚;;-゚)(足が震え始めた……? なんだこの気持ち悪い感覚。どす黒い何かが……)ガクガク
(#;゚;;-゚)(何に? 何で? 何を……、混乱? 自分が? 何故? どこから? いつから?)ガクガク
(゚<_゚ )
(#;゚;;-゚)(体中に、得体の知れない何かが……支配をして、、……何に? 何に……?)
―――――――――――――――――――――――恐怖に。
- 317 名前:名も無きAAのようです 投稿日:2011/12/23(金) 04:19:07 ID:1BWrvyVA0
- (゚<_゚ )
(#;゚;;-゚)(落ち着け、これは錯覚だ。現実に起こっているものではない)ズブリズブリ
(#;゚;;-゚)(精神を集中させろ)ズブリズブリ
(#;゚;;-゚)
(#;゚;;-゚)(ほら……。足の泥濘が消えてきた。馬鹿め。下等魔法よ)
(゚<_゚ )
(#;゚;;-゚)(落ち着いて一歩目)
(#;゚;;-゚) ザッ
(#;゚;;-゚)(続けて二歩目)
(#;゚;;-゚) ザッ
(#;゚;;-゚)(いいぞ、三歩目)
(#;゚;;-゚) ザッ
(#;゚;;-゚)(この調子だ)
(#;゚;;-゚) ザッ
(#;゚;;-゚) ザッザッ
(#;゚;;-゚) ザッザッザッザッザッザッザッザッザッザッ
(#;゚;;-゚)つ+--「うおおおおああああああああ!!」ザッザッザッザッザッザッザッザッザッザッ
- 318 名前:名も無きAAのようです 投稿日:2011/12/23(金) 04:19:58 ID:1BWrvyVA0
- (((((゚<_゚ )スッ
(#;゚;;-゚)つ+-- スカッ
(#;゚;;-゚)「よ、避けられた……?」
(#;゚;;-゚)そ ズブリ
(#;゚;;-゚)「ま、また足がぬかるんで……ッ!」ズブリ
(#; ;;- )「あ、あああああ……」ズブリズブリズブリ
(#; ;;- )(怖い、怖い、怖い)ズブリズブリ
(#; ;;- )(死ぬ? ここで、死ぬ?)ズブリズブリ
―――――――――――――――――――――――とても叶わない。
(#; ;;- ) ガクガクガクガクガクガクガク
(#; ;;- ) 「ふるえ、お、、とめ、て」ガクガクガクガクガクガクガク
=y⊂(゚<_゚ )スッ
煤≠凵シ(゚<_゚ )ドン!
(#; ;;- ) ドスッ!!
(#; ;;- ) ,;:,':∴ カハァッ!!
- 319 名前:名も無きAAのようです 投稿日:2011/12/23(金) 04:21:22 ID:1BWrvyVA0
- (#; ;;- ) 「ひ、ひぎ!!」ジタバタ
(゚<_゚ )「貴様だけは、許さん」
(#; ;;- ) 「あああああああああああああああああああああ」
(゚<_゚ )「生まれてきた事を後悔させてやる」
(#; ;;- ) 「あああああああああああああああああああああ」
(゚<_゚ )「じっくりと、ゆっくりと殺してやるよ」
(#; ;;- ) 「あああああああああああああああああああああ」
(゚<_゚ )「どうだ、殺される側に回るのは? 最高だな」
(#; ;;- ) 「あああああああああああああああああああああ」
=y⊂(゚<_゚ )スッ
煤≠凵シ(゚<_゚ )ドン!
(#; ;;- ) ビスッ!!
(#; ;;- ) 「んああああああああああああ!!!」
~~~~=y⊂(゚<_゚ )「鳴けよ。もっと出んだろ? 声」
.
- 320 名前:名も無きAAのようです 投稿日:2011/12/23(金) 04:22:04 ID:1BWrvyVA0
- 今日の話で分かった事
・イモジャは治癒能力!
・アネジャは傷も癒えて無事みたい
・オトジャはヤンキー
・チチジャは何か思いつめてるみたい?
・反王政派、総攻撃開始!
・ディこわいお
・ディの神経系の魔法はコントロール可能!
そして次の話で分かる事……、
それは始まらぬ内にはわからない。
スクォーク77!
全てはスクォーク77から始まる!!
(つづく)
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