- 60 名前:名も無きAAのようです 投稿日:2011/11/20(日) 23:42:44 ID:tmOV6HU.0
- やあ (´・ω・`)
ようこそ、『トル゚〜゚)雷電霹靂、素トールのようです』へ。
このキュウリはサービスだから、まず突っ込んで落ち着いて欲しい。
ξ
∩
{:::}
{::::}
{::::}
{::::}
{:::}
{:::}
v
うん、「こんな時間」なんだ。済まない。
明日は月曜日だしね、謝って許してもらおうとも思っていない。
でも、このスレがあがったを見たとき、君は、きっと言葉では言い表せない
「違和感」みたいなものを感じてくれたと思う。
良作が多い創作板の中で、そういう気持ちを忘れないで欲しい、そう思って
このスレをageたんだ。
じゃあ、投下を始めようか。
- 61 名前:名も無きAAのようです 投稿日:2011/11/20(日) 23:43:41 ID:tmOV6HU.0
- J( '-`)し 『ドクオ、大事な話があるの…』
('A`) 『何だよかーちゃん。そんなに改まって』
J( '-`)し 『うちのとーちゃんは若い頃に死んだ。あんたにはそう言って来たけど…
あれ、嘘なんだよ』
(;'A`) 『え?え?』
J( '-`)し 『実はあんたもよく知ってる人なのよ』
(;'A`) 『え?!誰だよ!』
J( '-`)し 『素直クールは、クーちゃん。素直ヒートは、ヒーちゃん
素直シュールは、シューちゃん。素直キュートは、キューちゃん
…じゃあ、素直トールは?』
(;'A`) 『トー…ちゃん……?』
(;'A`) 『ま、まさか!!!』
トル゚〜゚) 『そう!私はお前のとーちゃんだったのさ!!』
(;'A`) 『そ、そんな』
トル゚〜゚) 『さあドクオ!男同士裸で語り合おうじゃないか!!』
(゚A゚) 『嘘だああああああああああああああああああああああああああああああああ」
('A゚) 「はっ…。ゆ、夢か」
【おかーさんはみぼーじん】
- 62 名前:名も無きAAのようです 投稿日:2011/11/20(日) 23:44:36 ID:tmOV6HU.0
- 朝:
('A`) 「おはよー」
( ^ω^)「おはおー」
( ・∀・)「あ、ドクオー。昨日大丈夫だったの?」
('A`) 「え?ああ。この通り腫れも引いてばっちりだよ」
( ・∀・)「いや、それもなんだけどさ、昨日保健室にバイクが突っ込んできたらしいじゃん」
('A`)
( ^ω^)「そうなのかお?」
( ・∀・)「うん。渡辺先生が湿布買って帰ってきたら保健室めちゃくちゃで
壊れたバイクが乗り捨ててあったんだって」
('A`)
【被害増加の新事実】
- 63 名前:名も無きAAのようです 投稿日:2011/11/20(日) 23:45:17 ID:tmOV6HU.0
- 休み時間:屋上
トル゚〜゚) 「なるほど、そういうことになっていたのか」
('A`) 「これが、トールさんの仲間の?」
トル゚〜゚) 「おそらく。本来なら直すことも出来るはずだが時間がなかったんだろう
近場で見つけたバイクをぶち込んでごまかしたんだ。何回か似たようなことがあった」
('A`) 「とりあえず俺は怪我が軽かったのと用事があったから勝手に帰ったってことにしといた」
トル゚〜゚) 「それで問題ない。私もそれに付き添って帰ったってことにしておく」
('A`) (ああ、まさかこうしてトールたんとヒソヒソ話す日が来るとは)
(*'∀`) 「フヒッ」
トル゚〜゚) (心底きめえ)
【近づけど縮まらない距離】
- 64 名前:名も無きAAのようです 投稿日:2011/11/20(日) 23:46:55 ID:tmOV6HU.0
- 屋上入り口前階段
ζ(゚ー゚*ζ 「これってさ、やっぱりあれだよね」ヒソヒソ
ミセ*゚ー゚)リ 「うーん、そうなのかなあ」
('、`*川 「デレの期待してるものかは別として何かしらの進展があったのは間違いないわね」
ζ(゚ー゚*ζ 「そうだよ!絶対何かあったんだよ!」
ζ(゚ー゚*ζ 「荒れ果てた保健室、忽然と姿を消した男女…
それが次の日屋上で人目をさけて密会している…燃える!燃えるよ!トールちゃん!」
ミセ*゚ー゚)リ (この子、見た目はいいのに残念だよなぁ) ('、`*川
【中身も大事だよね】
- 65 名前:名も無きAAのようです 投稿日:2011/11/20(日) 23:47:40 ID:tmOV6HU.0
- 从 ゚∀从 「お前ら何やってんだ?」
ζ(゚ー゚*ζ 「ハインちゃん、今いいとこなの!ちょっと静かにしてて!」
从 ゚∀从 「なんだよ?なんかやってんのか?」
('、`*川 「かくかくしかじか」
从 ゚∀从 「へー。あの蛆虫が転校生とねえ」
('、`*川 「ハインさんはなんで屋上に?」
ζ(*゚Д゚*ζ 「きゃぁぁぁ!近いわ!二人の距離が近いわ!」
ミセ*゚ -゚)リ (うっせぇなこいつ) ('、`*川
从 ゚∀从 「アタシはモナーにゴキブリと転校生を職員室に呼んで来いって言われただけ」
丁度いいや。あんたら伝えといて」
ミセ*゚ -゚)リ 「呼び出し…」
('、`;川 「やっぱり例のアレよね…」
ζ(゚ー゚*ζ 「謎の事故とその現場にいたはずの二人…疑いの目を向ける権力者…!」
ζ(*゚Д゚*ζ 「来た来た来たァァァァァ!!サスペンスでミステリーで火曜日でヒルヒルメロメロよ!!」
从 ゚∀从 ミセ*゚ー゚)リ (やっぱうっせえなこいつ) ('、`*川
【妄想と現実の境界がガバガバ】
- 66 名前:名も無きAAのようです 投稿日:2011/11/20(日) 23:48:24 ID:tmOV6HU.0
- ('、`*川 「とりあえず伝言はちゃんと伝えておくね」
从 ゚∀从 「おう、頼む」
ミセ*゚ー゚)リ 「でもハインさんが先生の伝言なんて珍しいね」
ζ(゚ー゚*ζ ピクッ
从 ゚∀从 「あ?そうでもねーよ。たまたま職員室の前に通ったら頼まれたんだ
さすがにあの事故があった次の日だし、放送で呼び出すのは控えたんだろ」
ζ(゚ー゚*ζ 「でもでも〜、職員室って行こうと思わないと行かないよね〜?」
从;゚∀从 「え?いや、それは…」
ζ(゚ー゚*ζ ………思考中………
ζ(゚ー゚*ζ 「…身分やルールなんて関係ないよ!私、ハインさんの恋応援してるから」
从;゚∀从 「え?え?」
ζ(゚ー゚*ζ 「モナー先生独身だし、ハインさんならいけるよ!」
【もはや病気】
- 67 名前:名も無きAAのようです 投稿日:2011/11/20(日) 23:49:20 ID:tmOV6HU.0
- 職員室:
( ´∀`)「お、来たかもな」
(´・ω・`) 「何で呼ばれたか分るね?」
('A`) 「昨日あったっていう保健室の事故のことですか?」
(´・ω・`) 「ああ。養護教諭の渡辺先生が湿布を買って戻ると君たちの姿は無く
代わりにひどい有様の保健室があったというわわけだ」
( ´∀`)「二人のところに電話しても出ないし、心配してたんだモナ」
('A`) 「(かーちゃん昨日夜勤だったな)昨日は用事があったので帰ったんです
そのあともだるくて眠ってしまったので…挨拶もせずにすいません」
(´・ω・`) 「…まあ、ドクオは真面目だし、転校生の素直がいきなり問題を起こすとも思えない。
君たちを疑うつもりではないんだ。もし君たちが何か目撃していなかったかなと思ってね」
( ´∀`)「まあ帰っちゃってたなら何も見てないモナね」
トル゚〜゚) 「…すみません。事故のことも今日来て友達から聞いて知ったくらいなので」
( ´∀`)「いいのいいの。君たちまで巻き込まれてなくて安心モナ」
('A`) 「「まで」?だれか被害者がいたんですか?
(´・ω・`) 「保健室に突っ込んでたバイク」
(´・ω・`) 「僕のバイクなんだよね」
トル゚〜゚)
('A`)
【二次被害者】
- 68 名前:名も無きAAのようです 投稿日:2011/11/20(日) 23:50:15 ID:tmOV6HU.0
- (´・ω・`) 「まあさ、まあさ、僕自身はその時文化祭の会議を監督してたからさ容疑者から外れたけどさ」
(´・ω・`) 「ボーナスをさあ、コツコツへそくりしてさあ」
(´・ω・`) 「奥さんに頭下げまくってさあ、子供生まれたら売って車買うって約束してさあ」
(´・ω・`) 「五回だよ。乗ったの。五回。来て帰って来て帰って来て帰ろうとしたらガシャァだよ」
(´・ω・`) 「夢だったんだよ。ほんとに。「今度の休みにはツーリングに行こう(キリッ)」とか妻にいってさ」
(´・ω・`) 「僕が昨日、どんな、どんな気持ちで妻に事故のことを告げたかわかる?わかる?」
(´・ω・`) 「妻はさあ、僕を慰めてくたんだよ。しょうがないわって。そういうこともあるわって」
(´・ω・`) 「でもさあ、キッチンにさ、今までは無かったお弁当の料理本があったりするわけじゃん」
(´・ω・`) 「ベッドサイドにさオススメ野外デートスポットが載ってる雑誌とかがあるわけじゃん」
(´・ω・`) 「保険が降りて新しいバイクが届いたらねっていう妻の方がすごくがっかりしてるわけじゃん」
(´・ω・`) 「夜にベッドに入ったらすごくか弱い声で「本当はちょっと残念」とか言ってくるわけじゃん」
(´・ω・`) 「君たちに分る?この僕の心苦しさが。妻の落胆が。わかる?わかる?」
(´・ω・`) 「わからないよね。失うことよりも手に入らないことが怖い年頃だもんね。しかたないよ」
(´・ω・`) 「もうじき寒くなるし来週は文化祭だし今週末が今年最後のチャンスだったんだけどなあ」
(´・ω・`) 「ねー」
('A`)
トル゚〜゚)
【本当にごめんなさい】
- 69 名前:名も無きAAのようです 投稿日:2011/11/20(日) 23:51:00 ID:tmOV6HU.0
( ^ω^)「どくおー」
('A`) 「どしたー?」
( ^ω^)「呼び出しって昨日の?」
('A`) 「おう。ほぼショボン先生の愚痴を聞いてただけだけどな」
( ^ω^)「…そうか。本当になんとも無いのかお?」
('A`) 「もちろんだ。トールちゃんとの仲が進展したという意味ではいろいろあったけど」
( ^ω^)(それが一番おかしいんだけど)
('A`) 「でも、トールちゃんと一緒に呼び出されて事情を聞かれるなんて、
これはもう先生公認のカポーと言っても過言ではないな」
( ^ω^)(いつもどおりだったわ)
【なんだかんだで平常運行】
- 70 名前:名も無きAAのようです 投稿日:2011/11/20(日) 23:51:56 ID:tmOV6HU.0
( ^ω^)「ところで」
('A`) 「なんだよ」
( ^ω^)「トールさんのどこが好きなんだお?」
('A`) 「あ?トールちゃんディスってんのか?」
('A`) 「癖っ毛全開の赤髪とか気難しそうな口元とか可愛いだろ糞が」
( ^ω^)「いや、トールさんが可愛いかどうかというより
博愛主義のドクオが一人の女の子に入れ込むのは珍しいお」
('A`) 「…いわれてみればそうかもしれん。最近俺のハートはトールちゃんで溢れている」
( ^ω^)「だお?デレちゃんとかミセリとかペニサスとか可愛い子はいっぱいいるのに」
('A`) 「だが安心しろ。クラスの女子は全員既に(妄想で)抱いた」
( ^ω^)「貞子もか」
('A`) 「貞子も、レモナもだ」
( ^ω^)「レモナは…」
('A`) 「ああ」
( ^ω^)「僕は改めておまえが怖い」
('A`) 「褒めるなよ」
【紳士は差別などしないのだよ】
- 71 名前:名も無きAAのようです 投稿日:2011/11/20(日) 23:52:39 ID:tmOV6HU.0
('A`) 「お前に言われて気付いたよ。俺はトールちゃんに恋をしているんだ」
('A`) 「愛し慈しむことはあっても、恋をしたのは初めてかもしれない」
( ^ω^)「お前の場合愛も恋も下心まみれだお」
('A`) 「忍ばせた心が押しつぶされそう、それが下心さブーン」
( ^ω^)「ものは言いようだな」
('A`) 「今思えば一目惚れだったのかもしれない」
('A`) 「出会ったその瞬間に稲妻のうな衝撃が体を貫いた」
( ^ω^)「俗に言うビビっと来ってやつかお」
('A`) 「そんなもんじゃ無かったさ。
肉が焼け血が沸騰し内臓が爆ぜる、そんな衝撃だった」
【吊り橋ならぬ落雷効果】
- 72 名前:名も無きAAのようです 投稿日:2011/11/20(日) 23:53:31 ID:tmOV6HU.0
- 昼休み:廊下
从'ー'从 「よいしょ、よいしょ」
('A`) 「渡辺先生、重そうですね。手伝いますよ」
从'ー'从 「お、ドッくんじゃーん。さんきゅー」
('A`) 「これ、どこに運ぶんですか?」
从'ー'从 「二階の空き教室だよー。臨時の保健室にすんの」
('A`) 「ああ、あそこ使えないですもんね」
从'ー'从 「ふざけんな、とは思うけどとりあえず怪我人とか出なくてよかったよ」
('A`) 「はは」
从'ー'从 「でもさー、本当に何もなかったの?帰っちゃったの?」
('A`) 「はい。帰りました」
从'ー'从 「なーんだ。保健室に女子と二人っきりなんだからなんかしろよー。
キスとかセックスとかさー。お約束でしょー」
('A`) 「先生、漫画の読みすぎです」
【エロに寛大な養護教諭って、いいよね】
- 73 名前:名も無きAAのようです 投稿日:2011/11/20(日) 23:54:32 ID:tmOV6HU.0
从'ー'从 「でさー。ドッくんはさ、見た目はともかく中身はいいわけじゃん?」
('A`) 「女って生き物は見た目に触れないと気が済まないのか」
从'ー'从 「隠したところで事実はかわらないよドッくーん」
('A`) 「慣れたんでいいです。で、なんですか」
从'ー'从 「彼女とかいねーの?」
('A`) 「俺が彼女作ったら他の女が不幸になるんで」
从'ー'从 「ははは。お前夢遊病だったのか」
【寝言は寝て言え】
- 74 名前:名も無きAAのようです 投稿日:2011/11/20(日) 23:55:17 ID:tmOV6HU.0
- ('A`) 「先生はどうなんすか。人のこと偉そうに」
从'ー'从 「あたしは付き合ってる人いるし」
('A`) 「やっぱり。今年の春からですよね」
从'ー'从 「お?もしかして噂とかされてた?誰にも言ってねーんだけど」
('A`) 「いや、春から先生の身の回りの小物の趣味が変わったんでそうかなーと勝手に」
从'ー'从 「この虚弱体質が。二度と保健室くんな。女子か。その観察と発想きめーわ」
('A`) 「きめーとか言わないで心が折れる」
从'ー'从 「きめーきめーきめーきめーきめーきめーきめーきめーきめー」
(*'A`) (これは、これでっ)
【我々の業界ではご褒美です】
- 75 名前:名も無きAAのようです 投稿日:2011/11/20(日) 23:55:59 ID:tmOV6HU.0
- ('A`) 「で、どんな人なんですか?」
('A`) 「結構歳上と見ますが」
从'ー'从 「本当にきめーぞお前。なんでわかんだよ」
('A`) 「においで」
从'ー'从 「犬かよ」
('A`) 「わんっ」
从'ー'从 「ぶさ可愛くない」
('A`) 「良いところが、無いじゃないか」
从'ー'从 「はは………なぁ犬」
('A`) 「わぅん?」
从'ー'从 「あたし、不倫してんだ」
('A`)
【軽い気持ちで振った話題が重い話に繋がった時のやっちまった感は異常】
- 76 名前:名も無きAAのようです 投稿日:2011/11/20(日) 23:56:42 ID:tmOV6HU.0
从'ー'从 「奥さんもいて、子供もいて、あたし以外の愛人も何人かいる人なのよ」
从'ー'从 「逢えるのも月一くらい」
从'ー'从 「愛してるとか言われても信用でないってね」
('A`) 「先生…」
从'ー'从 「どうせ弄ばれてるのは分かってるんだけどさ」
从'ー'从 「結局、会ったら嬉しくて、どうでもよくなっちゃうんだよねー……」
从'ー'从 「……荷物、そこに置いといて。さんきゅー」
('A`)、
从'ー'从 「ごめんなー、愚痴っちゃって。内緒にしといて貰えると助かる」
('A`) 「……わん」
【言葉がありません】
- 77 名前:名も無きAAのようです 投稿日:2011/11/20(日) 23:57:36 ID:tmOV6HU.0
- 少し前:昼休み
ζ(゚ー゚*ζ 「で、トールちゃん!」
トル゚〜゚) 「はいはい」
ζ(゚ー゚*ζ 「ドクオくんとはどうなんです?」
トル゚〜゚) っ中
ミセ*゚ー゚)リ 「はーいどうどう」
('、`*川 「デレももう少しクッション置きなさいクッション」
ζ(゚ー゚*ζ 「まどろっこしいのは嫌いなの!観念しなさいトールちゃん!
屋上でこっそり話していたのはしってるんだから!
トル゚〜゚) 「…何話してるかも聞こえたの?」ピリッ
ミセ;゚ー゚)リ (すごいプレッシャーだ) ('、`;川
ζ(゚、゚;ζ 「そ、それは聞こえ無かったけど」
トル゚〜゚) 「…特に大した話はしてないよー。事故があったんだってー、くらい」
ζ(゚ー゚*ζ 「それなら別に屋じモガ
ミセ;゚ー゚)リ (病気かお前!)
('、`;川 (聞いて欲しくないオーラ出まくってんだろ!)
ζ(゚、゚*ζ 「ちぇー」
【超えちゃいけないライン、考えて】
- 78 名前:名も無きAAのようです 投稿日:2011/11/20(日) 23:58:16 ID:tmOV6HU.0
- トル゚〜゚) 「むしろデレちゃんたちはそういう話は無いの?」
ζ(゚ー゚*ζ 「私は他人の恋愛を見るのが楽しくて興味ありません」
トル゚〜゚) 「なんてはた迷惑なやつだ」
ζ(゚、゚*ζ 「ぶー。別にいいじゃーん」
ミセ*゚ー゚)リ 「いや、デレは結構恋の渦の中にいるよ」
('、`*川 「お、隠れ事情通のミセリは何を知ってるのかしら」
トル゚〜゚) 「まあデレちゃん見た目は可愛いもんね」
ζ(*゚д゚*ζ 「やめて!恥ずかしいからそういうの言わないで」
【やられて嫌なことをやってはいけません】
- 79 名前:名も無きAAのようです 投稿日:2011/11/20(日) 23:58:56 ID:tmOV6HU.0
- トル゚〜゚) 「ミセリは男子とも結構仲いいよね」
ミセ*゚ー゚)リ 「え、うんまぁ。男兄弟多かったからね」
ζ(゚ー゚*ζ 「そのせいで男子側の情報はミセちゃんがすごい」
トル゚〜゚) 「ミセリには浮いた話無いの?」
ミセ*゚ー゚)リ 「無い無い。私年下好きだもん。
私を好きな人が居るって話聞いたことないし」
('、`*川 「わからないよー?自分の情報は入ってこないものだし」
ζ(゚ー゚*ζ 「わたしミセちゃんが関わる話聞いたよー」
ミセ*゚ー゚)リ 「なん…だと…?」
ζ(^ー^*ζ 「安心して、口が裂けても教えないから」
ミセ*゚─゚)リ 「えっ、でも、え?」
トル゚〜゚) (動揺してるな) ('、`*川
【ガールズトークはMP大量消費】
- 80 名前:名も無きAAのようです 投稿日:2011/11/20(日) 23:59:36 ID:tmOV6HU.0
トル゚〜゚) 「ペニサスは恋人いるだろ」
ζ(゚ー゚*ζ 「あったりー」
ミセ*゚ー゚)リ 「中学から付き合ってる歳上の彼氏いるんだよ」
('、`*川 「ちくしょうわたしまで巻き込むな」
トル゚〜゚) 「この学校?」
ミセ*゚ー゚)リ 「去年までね。今は大学生」
ζ(゚ー゚*ζ 「プラトニックでキスもまだなんだよね?」
トル゚〜゚) 「それは逆に大丈夫なのか」
ミセ*゚ー゚)リ 「ねー、キスもまだってのは珍しいよね」
トル゚〜゚) 「ペニサスなのに不能なの?」
('、`;*川 「うっせ!キスはもうしたわ!!」
ミセ*゚ー゚)リ 「え?」 ζ(゚ー゚*ζ
トル゚〜゚) 「ほぉー」
('、`;*川 「ぁぁ…しまった…」
【事情聴取は放課後まで行われた】
- 81 名前:名も無きAAのようです 投稿日:2011/11/21(月) 00:00:17 ID:2CIrx2hc0
(///*川 「だから、先週末遊園地に行って…」
トル゚〜゚) (ん?)
トル゚〜゚) (この気配は…巨人か!)
ζ(゚ー゚*ζ 「それで?それで?」
トル゚〜゚) (巻き込むと後が厄介だ…)
─wwヘ√レvv~ パシン ─wwヘ√レvv~─
('、`*川 「ん?」
ζ(゚ー゚*ζ 「あり?」
ミセ*゚ー゚)リ 「え?」
ミセ*゚ー゚)リ (今一瞬、ピリッとした) ζ(゚ー゚*ζ ('、`*川
トル゚〜゚) (これでしばらくは大丈夫)ダッシュ
【人除けの術(必修)】
- 82 名前:名も無きAAのようです 投稿日:2011/11/21(月) 00:01:00 ID:2CIrx2hc0
臨時保健室前:
('A`) (今なんかピリッとした…)
('A`) (まぁいいや、色々あって混乱してるからトイレで賢者になってこよう)
('A`) (ん?)
( ゚∋゚)ノ
(;'A`) 「きょ、巨人?なんで廊下に!」
トル#゚〜゚) 「ドクオ!伏せろ!!」
三 ミミヾソ, キャオラッ!!
三 イル#゚д゚)
三 と と ヽ ノノノノ
三 ヽ つ#)∋), ; ゙∴ , ゴスゥッ
三 し´と と )
/ / /
(__)_)
【エコブームにのってAAリサイクル】
- 83 名前:名も無きAAのようです 投稿日:2011/11/21(月) 00:01:43 ID:2CIrx2hc0
(;'A`) 「トールさん!」
トル゚〜゚) 「やっぱり直接認識したお前には効き目が弱いか…」
(;'A`) 「え?」
(#゚∋゚) フシュルルル
トル#゚〜゚) 「よじ登って窓から来たか…」
トル#゚〜゚) (ここをピンポイントで?やっぱり何かあるな)
【1分後バトル入りまーす】
- 84 名前:名も無きAAのようです 投稿日:2011/11/21(月) 00:02:37 ID:2CIrx2hc0
- トル#゚〜゚) (とにかく学校から引き離さねえと!!)
トル#゚〜゚) 「うらぁッ!!」 ガシッ
(#゚∋゚) !?!
(;'A`) (掴んだァ!)
トル#゚〜゚) 「ダラァ!!」グオッ
(;#゚∋゚) !?
(;'A`) (窓から外に投げたァ!)
トル゚〜゚) 「ドクオ、今見たことは誰にも言うな。どうせ誰も気付いてない」
(;'A`) 「え?え?」
トル#゚〜゚) 「じゃあな!」バッ
┌ ┌ |
┌ ┌ |
┌ ┌ | ミ
┌ ┌ | ζ゚
┌ ┌ |
(;'A`) 「ちょッ!」
【バトルに入るといったな。嘘だ】
- 85 名前:名も無きAAのようです 投稿日:2011/11/21(月) 00:03:21 ID:2CIrx2hc0
- ('A`) (あの後トールたんは巨人と共に姿を消した)
('A`) (クラスの皆は巨人がいたことはおろか、トールちゃんがいないことにすら気付いていない)
('A`) (……大丈夫かな、トールたん)
('A`) (俺は付き纏って見るしか出来ないのか…)
( ^ω^)「どくお?どした?」
('A`) 「いや、トールたんにナニか出来ないかなと思ってただけだ」
( ^ω^)(こいつ、ついに犯罪を…!)
【日ごろの行いの大切さ】
- 87 名前:名も無きAAのようです 投稿日:2011/11/21(月) 00:04:03 ID:2CIrx2hc0
<…ゴロゴロ…ドギャァァァァアアアアアア!!
ζ(゚ー゚*ζ 「うわ、すごい雷…」
('、`*川 「晴れてるのに」
ミセ*゚ー゚)リ 「最近多いねー」
( ・∀・)「裏山の方だね、こわいなぁ」
('A`) 「……」
( ^ω^)「ドクオ?」
( ´∀`)「皆静かにするモナー。停電もしてないし授業続行モナー」
('A`) (…好きな女一人も救えない奴が、愛を語れるかよ!!)
('A`)ノ 「先生、トイレ行ってきます」キリッ
( ^ω^)(何だオナニーか)
【少年の決意】
- 88 名前:名も無きAAのようです 投稿日:2011/11/21(月) 00:04:47 ID:2CIrx2hc0
廊下
('A`) (雷からして裏山だ…!)ダッシュ
…ドギャアアアアアアアアア!!
(;'A`) (クソッ、やっぱり昨日より苦戦してるんだ!)
_
( ゚ ) 「しょうねーん、どこに行くんだー?」
(;'A`) 「え?」
_
( ゚∀゚) 「チミがいっても邪魔なだけでしょーん」 ヒュッ
(;'A`)_「あんた、何もn…ドスンッ
(;゚A_) 「が、ぼっ」
_
( ゚∀゚) 「己の無力を知ってなお駆けつけようとするその男気には敬服するけどさ」
( A ) 「く、そぉ」 ドサッ
_
( ゚∀゚) 「気持ちだけじゃ女は捕まえられねーよ。お前に死なれても面白くないし」
_
( ゚∀゚) 「お前もそう思うだろ?」
| ^o^ | フシュルルル
_
( ゚∀゚) 「巨人に何言っても、無駄かぁ」
【眉毛を飛ばす謎の男】
- 89 名前:名も無きAAのようです 投稿日:2011/11/21(月) 00:05:29 ID:2CIrx2hc0
裏山:すこし前
トル;゚〜゚) (学校の方から巨人と…この気配は…!!)
(#゚дメ) !!
(゚∈`#) !!
(#・,,3・) !!
トル#゚〜゚) 「だぁ、畜生!!ワラワラしてるわしつこいわなんか絶不調だわ!!!」
トル#゚〜゚) 「イラつくんだよ巨人共がッ!!」
_ー ̄_ ̄]', ・ ∴.' , .. ∵ ’, ∴.'.' , .
ミ ミミヾソ, --_- ― = ̄  ̄ 》 .∴ ' ((( #)、∋) .∴ '
ミ イル#゚〜゚),-'' ̄ = __――=', ・,' .r⌒> _/ ノノノノ ,. ・,‘
ミ (っ , _,-- _-―  ̄=_ ]":" .' | y'⌒ ⌒i .' . ’
ミ / ) ―  ̄_=_ ` ,》,∴. ]. | / ノ | ∴.'∴.'
ミ ( / ̄∪ ―= _ ] ̄, , ー' /´ヾ_ノ
, ,./ , ノ '
/ / / , ・,‘
/ / ,' , ・,‘
/ /| |
!、_/ / )
|_/
トル#゚Д゚) 「ッシャオラァ!!!まず一体!!!」
【※このAAには再生紙を利用しています】
- 90 名前:名も無きAAのようです 投稿日:2011/11/21(月) 00:06:13 ID:2CIrx2hc0
トル#゚〜゚) 「次は、貴様だァァァァァァ!!
(#゚дメ) !!!!
ズドドドドドドドドドド!!!
゜ヾ´ ″
ハンマーラッシュ !! =―≡゙:┐;∵ , .∵ ´‘
_ ミミミ`≡ ―,,┘ ( #Д)∴゚∵゛、゚¨
, ≡ ]トル゜〜゜r⌒) _/ / ̄ _
´∴‘≡く / ∧ | y'⌒ ⌒ ヽ ;ミミ);[ ≡―=‥、,、
″″ \/ ,ミミ;, | / `| | ゜〜゜ )`=―≡―
“ トル゜Дー' | | ヾ ノ //
=―≡`¬:, | , | [ ̄=―≒‥,,
,゛“=―≡―=',/ ノ )∵`=≡―=
∴/´/ / | | ,'ゞ ハンマーラッシュ !!
゛〃 // / \ | | ヾ
/( | |( <
/ | | | \ \
/ / | | | ヽ/⌒〉
(_ 「 _) (__〈_/
トル#゚д゚) 「ダァラッシャァ!!」
【本来は風神のAA】
- 91 名前:名も無きAAのようです 投稿日:2011/11/21(月) 00:06:58 ID:2CIrx2hc0
トル;゚〜゚) 「ハァ、ハァ…あークッソ!」
トル;゚〜゚) (最初三体にかき回されたせいで消耗がやばい…)
(#・,,3・) !!!!! ビュンッ
トル#゚〜゚) 「チィッ!!」 ガシィッ
トル;゚〜゚) (コイツはまだまだ元気か…!)
(#・,,3・)。彡゚ !!!!! ブンブンブンッ!!!!
トル#゚〜゚)。彡゚ 「オララララ!!!」 ガガガッ
トル#゚〜゚) (クッソ情けねえ!道具揃えて苦戦するなんて!)
トル#゚〜゚) (学校の気配だって気になってんのに!!)
(#・,,3・)≡⊃ !!! ブゥン!!
トル#゚〜゚)∩ 「調子に乗ってんじゃ」
トル#゚〜゚) 「NEEEEEEEEEEEEEEEEE!!!!」 ゴキャッ
日-⊂彡 , , ; "∴
※)#),,3 ) . ;∴ , !!!!!!!!!!
【雷神怒りのハンマー】
- 92 名前:名も無きAAのようです 投稿日:2011/11/21(月) 00:07:44 ID:2CIrx2hc0
トル#゚〜゚) 「これでトドメだ!!」
トル#゚Д゚) 「サンダーロケットハンマァァァァァァアアアアアア!!!」
ミミヾソ, - ― -─── .─;─.────────━━Λ━,━∴━━━
__ イル#゚Д゚) --,──.──∴─,,────────━━*━ . .; ・
─── r/ (⌒y〜イ,,,ノ __ ヽ, 、 ・,‘ . ,ノ ; ; ; ,Λ.
,;; / /ヾ,r'”イj` y'⌒Y⌒´;;`ソヾ,、r X´_,,-‐‐'´〜;..u、ル'、ソ⌒h'";,t, y_ ・;・
(曲/ ,f ミ--‐'リ"''‐--''t){"人,;'"r~~`´ ヽ";;,,:リ、゙j"=-,1xハ:''ヘ,,jミ《' シ;#・3 )`j・..∴
l _, I jヽノヽ、t`;,.Aヽ、_;;-'''i,ア~'';,,y´ 入ソヽ‐-,,}`'j゙′イ '゙i y’〕、.イ′*つ
i ハ f ‐-t"'"二==ミ ,,_'-'‐ヾ、 '"゙゙彡 '゙゙゙`⌒ヽニ三,, `,, Y.:;'
/ / '; ヾ - -j―── ヾ───ソ──────━━━ゞ 〆) ・: ヽ━━━
/ ノ ヽ、 ヽ - ―─────ゝ────────━━・━━/ /( /━∵,
─/ _,/─ 丶, ヽ ― --─── ノ─────────━━━( / ) /━━━
─/ j'──── .〉 ,i ‐- ―────'─────────━━━..し' ━し━.━━
(__,ノ (__j ―─────────────━━━━
【Q.トールが巨人より大きくない? A.錯覚です】
- 93 名前:名も無きAAのようです 投稿日:2011/11/21(月) 00:08:25 ID:2CIrx2hc0
トル;゚〜゚) 「…ッシャァ、とりあえず、これで、お終いだ」
トル;゚〜゚) 「早く、戻らないと…」
トル;゚〜゚) (?学校の巨人の気配が、消えてる?)
トル;゚〜゚) (やっぱりさっきの気配は…!)
ガサッ
トル;゚〜゚) (?!巨人の気配?!近い!)
(ヽ´W`) … フシュルルル
トル;゚〜゚) 「…マジかよ、やっぱりおかしいぞ、この街!!」
【乙女(?)のピンチ】
- 94 名前:名も無きAAのようです 投稿日:2011/11/21(月) 00:09:06 ID:2CIrx2hc0
学校屋上:
Set mayuge...
( ゚∀(ニ0=ニ(()____.
( 、つヮっ―'''''''''' ̄ ̄ ̄
⊂_)/ 〉:: :::\
''''''''''''''/:: 〈 /
|||||||||||||||||||||||||||| ....┳ ::||||||||||||||||||||||||||||||
||||||||||||||||| ..┠ +20 ::||||||||||||||||||||
||||||||||||| . .┃ :|||||||||||||||
||||||||| ┠ +10 ||||||||||||
|||||||: ┸ |||||||
||||||: ┣┿┿┿┿┥(ヽ´W`)┝┿┿┿┿┫ :||||
||||||||: / `┰\ :|||||||
||||||||||||, ⊂ ) ┠ -10つ :|||||||||
||||||||||||||, (_.┃⌒ヽ |||||||||||||||
||||||||||||||||||: ..┠ -20} ||||||||||||||||||||||
||||||||||||||||||||||||||||| ..ノ┻ :||||||||||||||||||||||||||||
...Fire !!!!!!
( ゚∀(ニ0=ニ(()____. そ'.ゞ ド ュ
( 、つヮっ―'''''''''' ̄ ̄ ̄ , (;ヾ シ ッ
⊂_)/ 〉:: :::\
''''''''''''''/:: 〈 /
【眉毛を撃ち出す謎の男】
- 95 名前:名も無きAAのようです 投稿日:2011/11/21(月) 00:09:48 ID:2CIrx2hc0
!?
_
/ jjjj _
/ タ {!!! _ ヽ、
,/ ノ ~ `、 \
`、 `ヽ. !? , ‐'` ノ
\ `ヽ(ヽ゚゙W゚,)" .ノ/
i. 、 '∵,¥゙●,゙ノ そ;∴ パチュンッ!!!
`、.` -‐´;`ー イ
i 彡 i ミ/
} {
/ ) `\
/ /ヽ、 ヽ.
/ ノ ヽ. )
\ `ヽ { f
\ \ | i
ノ _> j キ
<.,,_/~ 〈 `、
`ー-‐'
( W )そ; !!!!!
トル;゚〜゚) 「!?」
【心臓一閃】
- 96 名前:名も無きAAのようです 投稿日:2011/11/21(月) 00:10:30 ID:2CIrx2hc0
トル;゚〜゚)っ- 「巨人の体を撃ち抜いたこれは…」
<マァァァァァァァァ…イ………
トル;゚〜゚) そ
<スイィィィィィィィト……
トル;゚〜゚) 「これはやっぱり!」
「トォォォォォオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオル!!!!!!!」
⊂二 ̄⌒\ ノ)
)\ ( / \
/__ )*゚∀゚ ) _/ /^\)
//// / ⌒ ̄_/
/ / / // ̄\ | ̄ ̄
/ / / (/ \ \___
((/ ( _ )
/ / ̄ ̄/ /
/ / / /
/ / ( /
/ / ) /
/ / し′
( /
) /
し′
トル;゚〜゚) 「うわぁ」 ゴキャッ
日-⊂彡 , , ; "∴
※)#),,∀ ) . ;∴ , 「ひでぶっ!!」
【とりあえず一撃】
- 97 名前:名も無きAAのようです 投稿日:2011/11/21(月) 00:11:10 ID:2CIrx2hc0
( #)∀゚) 「疲労困憊とは思えない見事な一撃だなトール」
トル゚〜゚) 「…何しに来たんだよ」
( #)∀゚) 「何しにって…あ、まず先に槍返して」
トル゚〜゚)っ-
_
( #)∀゚) 「やっぱこれがないと顔が締まらないね」
トル゚〜゚) 「もともと緩みきってんだろ」
_
( #)∀゚) 「おいおい、パパに向かってその言い草はないだろ」
トル゚〜゚) 「我が父にして最高神様がこんな東の果てに何の用だって聞いてんだよ、オーディン」
【眉毛=グングニル】
- 98 名前:名も無きAAのようです 投稿日:2011/11/21(月) 00:11:53 ID:2CIrx2hc0
- _
( ゚∀゚) 「まあ幾つか用事はあるんだけど。そろそろ聞きたいことがあるんじゃないかと思ってさ」
トル゚〜゚) 「…巨人たちは、あの学校にある何かを狙ってる。そうだな?」
_
( ゚∀゚) 「うん。まあ正確には誰か、だけどね」
トル゚〜゚) 「…それでなんだかんだ理由つけて私をこの学校に入れたのか。そいつの傍で守れるように」
_
( ゚∀゚) 「そ。人間には人間の生活がある。たとえどんな理由があっても、それを守ってやらなきゃならん」
_
( ゚∀゚) 「……もしかして、もう誰のことか目星付いてる?」
トル゚〜゚) 「……あいつは、何なんだ?なんで巨人はあいつを狙う」
_
( ゚∀゚) 「…あれは、特別なんだ」
トル゚〜゚) 「……」
_
( ゚∀゚) 「……あんまり大っぴらにしたい話じゃない。詳しいことは後でちゃんと話す。だから…」
トル゚〜゚) 「分ってる。私は今までと何もかわらねえ。巨人を倒して人間を守るだけだ」
【核心のチラリズム】
- 99 名前:名も無きAAのようです 投稿日:2011/11/21(月) 00:12:34 ID:2CIrx2hc0
- 学校:
_
『( ゚∀゚)∩ 「じゃ、後よろしこ。帰るのは明日だけど、今日は用事あるから巨人は任せた!」』
トル゚〜゚) 「あのクソ親父、結局詳しいことはうやむやのまんま繁華街に消えやがって」
トル゚〜゚) (私の雷撃食らってピンピンしてたり、認識阻害の電磁波が効かなかったり)
トル゚〜゚) (それでいて巨人に狙われ、北欧の最高神が守ろうとしている)
トル゚〜゚) 「ドクオ、お前は一体何なんだ」
【ただの変態だよ】
- 100 名前:名も無きAAのようです 投稿日:2011/11/21(月) 00:13:15 ID:2CIrx2hc0
−−−−−−−−−−−−−−−−−−
ミセ*゚ー゚)リ トル゚〜゚)
ミセ*゚ー゚)リ トル゚〜゚)
ミセ*゚ー゚)リトル゚〜゚)
フュージョンッ!!
ミセ*゚ー゚)リトル゚〜゚)
ミセ*゚─゚) リトル゚〜゚)
ミセ ゚д゚ ) リトル^〜^)<Hey little boy !!!
('A゚) 「うわぁぁぁぁぁああああああああああああああああああああああ!!」
(;'A`) 「はぁ、はぁ、ゆ、夢か……」
【今回二回目の夢オチ】
- 101 名前:名も無きAAのようです 投稿日:2011/11/21(月) 00:13:56 ID:2CIrx2hc0
('A`) 「ここは、臨時保健室…?」
从'ー'从 「どうしたどっくんマンドラゴラみたいな声して」
('A`) 「渡辺先生…」
从'ー'从 「おっとマンドラゴラみたいなのは顔もか」
('A`) 「ハハハいきなりかこの野郎」
【Mにだって苦しむ心はあるんだ】
- 102 名前:名も無きAAのようです 投稿日:2011/11/21(月) 00:14:37 ID:2CIrx2hc0
从'ー'从 「まあ真実は置いといて、具合はどうだい?」
('A`) 「俺、どうしたんですか?」
从'ー'从 「なんだい覚えてないの?二階階段付近の廊下で気絶してたんだよ」
('A`) 「…あ!」
('A`) (そうだ、あの男に何か打ち込まれて…それで…!)
(;'A`) (トールちゃんのとこに急がないと!) バッ
从;'ー'从 「おい、どうしたんだよいきなり!」
('A`) (あれも巨人の仲間だとしたら、トールちゃんが!!)
('A`) 「おれ、行かなきゃ行けないとこが…」
トル゚〜゚)っ|扉 「すいませーん、傷薬くださーい」 ガラッ
('A`)
トル゚〜゚) 「どうした?ドクオ。血相変えて」
('A`) 「……なんでも、ない」
【「チミがいっても邪魔なだけでしょーん」】
- 103 名前:名も無きAAのようです 投稿日:2011/11/21(月) 00:15:25 ID:2CIrx2hc0
夜:トール宅:
トル゚〜゚) (ドクオには伝えないでおいたが、これでいいんだよな)
トル゚〜゚) (親父も「人間には人間の生活がある」って言ってたし)
トル゚〜゚) (できるだけ、巨人をドクオから引き離して戦おう)
トル゚〜゚) (あいつが特別な何かだからって人間の生活を失う必要は無いしな)
――───────────────────────────────
ドクオ宅:
('A`) (トールちゃんは何があったのか教えてくれなかった)
('A`) (当然だ。俺はただトールちゃんの“正体を知っているだけ”の人間なんだから)
('A`) (勝手に盛り上がったところで、役立たずには変わらない)
('A`) (俺は所詮ただの人間でトールちゃんの仲間でもなんでもないんだ)
【おもい違い】
- 104 名前:名も無きAAのようです 投稿日:2011/11/21(月) 00:16:08 ID:2CIrx2hc0
(゚A゚) 「トール!!!トール!!!トール!!!トォォォルぅぅうううわぁあああああああああああああああああああん!!!!!!!!!
あぁああああ!!!ああ!!!あっあっー!!!あぁああああああ!!!!!!!!!トールトールトールぅううぁわぁああああ!!!!!!!!!
あぁクンカクンカ!!!クンカクンカ!!!スーハースーハー!!!スーハースーハー!!!いい匂いだなぁ!!!くんくん
んはぁっ!!!素直トールたんの朱色癖ッ毛の髪をクンカクンカしたいお!!!クンカクンカ!!!あぁあ!!!!!!
間違えた!!!モフモフしたいお!!!モフモフ!!!モフモフ!!!髪髪モフモフ!!!カリカリモフモフ!!!きゅんきゅんきゅい!!!!!!
屋上で風に吹かれるトールたんかわいかったよぅ!!!!!!あぁぁああ!!!あああ!!!あっあぁああああ!!!!!!ふぁぁあああんんっ!!!!!!
正体ばれなくて良かったねトールたん!!!あぁあああああ!!!かわいい!!!トールたん!!!かわいい!!!あっああぁああ!!!
一緒に呼び出されて嬉し!!!いやぁあああああ!!!!!!!!!にゃあああああああん!!!!!!ぎゃあああああああ!!!!!!
ぐあああああああああああ!!!!!!!!!知っているだけじゃ仲間じゃない!!!!!!!!!!!!あ…屋上も呼び出しもよく考えたら!!!
ボ ク は 必要 じ ゃ な い?にゃあああああああああああぁぁぁ!!!!!!うぁあああああぁぁぁぁ!!!!!!
そんなぁあああぁぁぁ!!!!!!いやぁぁぁあああぁぁぁぁ!!!!!!はぁああああああん!!!!!!ビルスキルニルぅうううう!!!!!!
この!!!ちきしょー!!!やめてやる!!!!!!トールファンなんかやめ!!!て!!!え!!!?残っ!!!てる?トールちゃんの温もりが残ってる?
握手の時のぬくもりが残ってるぞ!!!トールちゃんの手の感触が残ってるぞ!!!あの時の電流がまだまだ残ってるぞ!!!!!!
ヒソヒソ話のときの吐息が耳に残ってるぞ!!!!!!!!!よかった!!!世の中まだまだ捨てたモンじゃないんだねっ!!!
いやっほぉおおおおおおお!!!!!!!!!僕にはトールちゃんがいる!!!!!!やったよ!!!メギンギョルズ!!!!!!ひとりでできるもん!!!!!!!!!
あ、雷神のトールちゃああああああああああああああん!!!!!!いやぁあああああああああああああああ!!!!!!!!!!!!
あっあんああっああんあミセリぃい!!!!!!ぺ、ペニサス!!!!!!デレぇええええ!!!!!!ハインリッヒぃいいいいい!!!!!!
ううっうぅうう!!!!!!俺の想いよトールへ届け!!!!!!ビルスキルニルのトールへ届けえええええええ!!!!」
【悲痛な叫び】
- 105 名前:名も無きAAのようです 投稿日:2011/11/21(月) 00:16:57 ID:2CIrx2hc0
- / | | |
| | | |
|ー | l ー- l
/⌒ヽ | | l l
l l | | | 0 |
| l | ー- | l⌒) - l
| -‐| | | | 丿 | /⌒ヽ
| | | | |ノ l | ヽ
l _! | !__,! ‐ 一 | l ヽ、
/⌒ヽ l ‐ \ |, ノ⌒) () l 〉-‐ l
l〉 )ヽ、 ヽノ (ノO (ノ (つ ヽ、 | ノ) |
/ 人 ヽ、 (⌒) ヽノ (ノ |
l ヽ、\, )丿 / ノ/ o l
ヽ ノ \,/ / (ノ () ヽ l
\ / / (⌒ヽ |
ヽ、 / / l しノ |
ヽ、 / / | l
ヽ、 l /
ヽ、 | /
ヽ l /
('A`) 「俺は、オナニーしか出来ない役立たずの猿だ…」
('A`) 「欝だ。死にたい」
ボーイアンドトール
【第二話:人間と神様 おわり】
- 106 名前:名も無きAAのようです 投稿日:2011/11/21(月) 00:17:39 ID:2CIrx2hc0
- 【おまけ 登場人物追加まとめ】
トル゚〜゚) :トール。中身はおっさん。好きなマンガはグラップラーバキ。
('A`) :ドクオ。虚弱体質気味。好きなマンガは電撃ピカチュウ
( ^ω^) :ブーン。ゴキブリに容赦しない。好きなマンガはPSYREN
ζ(゚ー゚*ζ :デレ。もはや病気。好きなマンガは砂時計。
ミセ*゚ー゚)リ :ミセリ。男慣れしている。好きなマンガはソウルイーター。
('、`*川 :ペニサス。年上の恋人有。好きなマンガは土星マンション。
从 ゚∀从 :ハインリッヒ。デレの被害者。おやすみプンプン。
( ´∀`) :モナー。見た目の安心感が異常。好きなマンガはかりあげくん。
(´・ω・`) :ショボン。新キャラ。既婚者。ネチネチ系教師。柿好き。好きなマンガは三月のライオン。
从'ー'从 渡辺さん。新キャラ。独身。保健室のフランクなお姉さん。ラフランス好き。好きなマンガはNANA。
_
( ゚∀゚) オーディン(ジョルジュ)。オリAAは無闇に増やすなってお母さんに言われた。梨好き。好きなマンガはゴルゴ13。
( ゚∋゚)( ・3・)( ´W`)( ゚д゚ ):巨人ズ。無口。好きなマンガははじめ人間ギャートルズ。
J( '-`)し カーチャン。ドクオの母。病院勤務。リンゴ好き。好きなマンガは火の鳥。
- 107 名前:名も無きAAのようです 投稿日:2011/11/21(月) 00:18:25 ID:2CIrx2hc0
- 【出番の無かった方々 まとめ】
( ・∀・) :モララー。今回出番無し。好きなマンガはブリーチ。
ξ゚听)ξ :ツン。今回出番無し。好きなマンガは夏目友人帳
( ^Д^) :プギャー。好きなマンガはタフ。
(,,゚Д゚) :ギコ。三年に宣戦布告したギコたち二年だったが、戦況は思いのほか芳しくは無かった。
当初仲間として吸収するするつもりだった一年が謎の番の元に集結し。
二年とも三年とも手を組まない完全中立を両トップに告げたことが大きな原因であった。
一年とはいえ名を馳せた不良たちの塊、ギコも鬼沢も下手に手を出すことが出来なかったのだ。
こうして圧倒的不利の状況からギコと鬼沢の学内抗争は始まった。
一年勢を戦力として期待していた二年勢は戦力不足に喘ぎ、徐々に勢力を削られていく。
対する三年勢は弱肉強食の夜ン鬼威高校で生き抜いた猛者揃い。
戦力の差は明らかだった。ギコの機転で何とか凌ぐも限界は見え初めていた。
そして7月を前にギコは大将同士の一騎討ちを鬼沢に申し込む。
仲間の犠牲を増やしたくないギコの苦渋の選択だった。
鬼沢はギコの提案を意外にも快諾。こうして抗争は大きな局面を迎えた。
こうして行われた一騎討ち。真っ向勝負ならば勝てるというギコの考えを鬼沢は一撃の下に粉砕した。
ギコが鬼沢に下されたことにより二年勢力は三年勢力に吸収、実質的な消滅となった。
すべてを失い呆然自失するギコ。
勢力を立て直そうと説得するプギャーに耳を貸さずそのまま不登校になってしまう。
家にいることも出来ずゲームセンターを隠れるように梯子する日々。決闘からはすでに半月が過ぎていた。
ゲームセンターの長椅子で昼寝するギコの前に近づく少女が一人。
いぶかしげに睨むギコに対し、彼女は一年勢のトップを自称した。
か細い少女が一年の頭であるということ以上に、その姿を見たことでギコは驚愕した。
彼女はかつてギコが不良から救った、あの少女だったのだ。
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