- 1 名前：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日：2009/10/05(月) 20:40:42.70 ID:iroqJp6g0
ﾀﾞｯﾀﾞｯﾀﾞｯﾀﾞ
（；＾ω＾）「やっべぇお！！ ツンとのデートに遅れちまうお！！！」
ﾌﾞｩｩｰﾝ
（* ＾ω＾）「いきなり会いたいなんて……まったくあの女には困っちまうお」
ﾌﾟｯﾌﾟｰｯ!!!!
（ ＾ω＾）「え？」
- 2 名前：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日：2009/10/05(月) 20:44:19.45 ID:iroqJp6g0
＿＿ ＿＿＿＿＿＿＿__
r | |――┐ r―― ヽ ｷｷｨｨｨｲｲｰ!!
L.! !__.／⌒ヽ Li＿＿ ＼
.＿| | (； 'A` ） ||＿＿__ ＼＿ （~ヽ .. .
（＿| | | ／⊃⌒ヽ i ＼） ／⌒ヾ .＼＼＿ :・:∵:
＼￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣"''' - ..,, 人 ／⌒ヾ ／ ＼＼ヽ∴: ぐええええええええ
＿ ＼＿／⌒ヽ＿＿＿＿＿＿＿＿／⌒ヽ て ／ ノﾃ-ヽ（。ω。）二二つ
ヽ ＿ﾉ r―――─―――┐ ＿ﾉ ドカッ／ ／ / ∨￣∨
| ＿＿＿＿| 三三三三三三三.|＿＿l__ / / | |
| .＿|--[＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿] ／ __) ﾉ )
ﾉ.| | ===========[＿＿＿]=======' ー' し'
ヽ＿ﾉ＿ノ ヽ__ﾉ＿ノ
- 7 名前：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日：2009/10/05(月) 20:47:10.64 ID:iroqJp6g0
ｷｷｨｰ!!
ﾊﾞﾀﾝ
(；'A`)「お、おい、きみ！ 大丈夫かね！？」
川 ﾟ -ﾟ)「あーあ、出所あけでうかれてゆから」
(；ﾟAﾟ)「うるさいわい！！ お前は黙ってろ！！」
川 ﾟ -ﾟ)「じゃあどうすゆの？ またケームショはいゆ？」
(；'A`)「………………」
(；'A`)「……彼を車に乗せる。手伝ってくれ」
川 ﾟ -ﾟ)「げんけーとどめてないけど」
('A`)「ふん、体がバラバラになった程度だ。何とかしてみせるさ」
ﾌﾞﾛﾛﾛｫｰﾝ
- 13 名前：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日：2009/10/05(月) 20:50:47.90 ID:iroqJp6g0
＊
（ ）「う、ううん……」
ｾﾝｾｰ､ｵｷﾀ
ﾖｰｼ､ｼﾞｬｱﾁｮｯﾄﾍﾔﾆﾓﾄﾞｯﾃﾛ｡ﾜﾀｼｶﾞｼﾞｼﾞｮｳｦｾﾂﾒｲｼﾖｳ｡
（ ）「ここは……どこだお？」
('A`)「気が着いたかね？」
（； ）「っ！！ あ、アンタ誰だお！！」
('A`)「そう構えるんじゃない。私は医者だ」
（ ）「医者…………？ じゃあここは病院かお？ どうして、僕が……」
(：'∀`)「…………あれ？ あれあれ？ もしかして、憶えてない？」
（ ）「お？」
(：'∀`)「あ、そうなの！ そうかー、そりゃー大変だねー！ デュフ、デュフフ！！」
- 14 名前：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日：2009/10/05(月) 20:54:40.67 ID:iroqJp6g0
('A`)ｷﾘｯ 「私も全てを目撃した訳ではないのだがね。
端的に言うのならば、君は轢かれたのだ。そりゃあもう見事に、グチャっと」
（； ）「そんな……！ ぼ、僕を轢いた車は！？」
('A`)「すぐに走り去ってしまったよ。ただ、運転手の顔だけはハッキリと覚えている。
絶世のイケメンだったな。水嶋ヒロも裸足で逃げ出すレベルだ。間違いなく、めちゃモテ委員長だよ」
（ ）「……」
（ ）ｼﾞｰ ('A`)
('A`)「なんだね？」
（； ）「いえ。何でもないですお」
（ ）（絶対に犯人じゃないお。有り得ないお）
- 16 名前：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日：2009/10/05(月) 20:58:33.19 ID:iroqJp6g0
('A`)「さて、君の怪我の具合だが。あれだけの事故だったと言うのに、奇跡的な軽傷でね。
ちょっとした整形手術を行うだけで済んだ。すぐにでも退院できるぞ」
（ ）「ほ、本当ですかお！」
('A`)「もちろん、料金もタダだ。
困っている人間から搾取するなんて真似、私には出来んからな」
（ ）「ああ……まるで神様みたいなお医者さまだお！！」
(：'∀`)「うん、うん。分かった。分かったから、ここからさっさと出よう、ね？」
（ ）「あ、そうだお。先生、どこかに鏡はありませんかお？」
ｶﾞﾀﾝ!
((((ﾟAﾟ；))))「かがみん！！」
- 17 名前：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日：2009/10/05(月) 21:02:25.30 ID:iroqJp6g0
（* ）「実はこれから大切な人に会いに行くんですお」
(：'∀`)「へえ、そうなんだだだ。ととと、とにかく、うちに鏡は置いてないんだ。
見ての通りのボロ家でね。ははは、こりゃ残念だ。せっかくのイケメンが勿体ない」
（ ）「そうですかお……」
(：'∀`)「そうそう、それじゃ、ね。うん、ばいばいしようか、ね？ ん？」
ﾊﾞﾀﾝ!
川 ﾟ -ﾟ)っ「センセー！ ちゅーもんちてた三面鏡とどいたよー！！」
(ﾟAﾟ；)「ゲェエエエェエー！！！ そんなモン頼んだっけェェー！？」
（ ）「！！」
- 18 名前：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日：2009/10/05(月) 21:03:30.65 ID:iroqJp6g0
＿＿＿＿＿＿
||// ｨ'ト―-ｲ、|ｨ'ト―-ｲ、
||/ 以`ﾟ益ﾟ以 以 以
|| （ ） |（ ）
￣￣￣￣￣￣ ｕ―ｕ'
(；'A) 川川 ﾟ)
- 22 名前：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日：2009/10/05(月) 21:07:02.20 ID:iroqJp6g0
ｨ'ト―-ｲ、 ｨ'ト―-ｲ、
以`ﾟ益ﾟ以 ｨ'ト―-ｲ、 ｨ'ト―-ｲ、 以ﾟ益ﾟ´以
以`ﾟ益ﾟ以 以ﾟ益ﾟ´以
ｨ'ト―-ｲ、
以 ﾟ益ﾟ 以
ｨ'ト―-ｲ、 ｨ'ト―-ｲ、 ｨ'ト―-ｲ、 ｨ'ト―-ｲ、
以`ﾟ益ﾟ以 以`ﾟ益ﾟ以 以ﾟ益ﾟ´以 以ﾟ益ﾟ´以
- 27 名前：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日：2009/10/05(月) 21:11:38.22 ID:iroqJp6g0
,;;,;''''''彡
('∀`；彡「じゃ、じゃあ私はちょっと出張に……」
ｨ'ト―-ｲ、 /フ┃フ
∪以`ﾟ益ﾟ以∪…… /| | ┃|｝
V| |V |,∪、 | (
|:日 日:| |￣￣| |
└┬┬┘ |＿＿|Lつ
亠亠
- 28 名前：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日：2009/10/05(月) 21:12:46.54 ID:iroqJp6g0
___
| | ぐえええええ！！
| |┐ ＼从/ ＿ ＿ ＿ _─*′＿
|__|⊆旦∈(二(@ ＞ ‐― ‐ ― ＿ -＿ （ﾟAﾟ# ,）ﾞﾟ ─_-＿
∪以`；益；以 W'ヽ ＝ ⊂ ））ﾟ*ﾞ ──
V| |─C ⊂ ⊂ ,ノ ﾟ*
|:日 日:|
└┬┬┘
亠亠
- 29 名前：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日：2009/10/05(月) 21:17:11.07 ID:iroqJp6g0
(#'A`)「命の恩人になんてことをするんだキミは！」
ｨ'ト―-ｲ、
以`；益；以「うるせーお！！ 何だおこの顔は！！
こんな不細工顔に誰がしろと言ったお！！」
(#'A`)「命が助かっただけありがたいと思いやがれ、この超絶ブサイクが！！」
ｨ'ト―-ｲ、
以`；益；以「黙れお！ この顔面悪性腫瘍ヤロウ！！ ゴーヤと見比べが付かんお！！
こんな顔で彼女にどう会えって言うんだお！！ 今日はデートなんだお！！」
( A )「彼……女……？ デート……？」
川 ﾟ -ﾟ)（うわ）
(##'Aﾟ)「気が変わった。今すぐ治療費一千億万円出してもらおうか！！」
- 32 名前：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日：2009/10/05(月) 21:22:41.73 ID:iroqJp6g0
ｨ'ト―-ｲ、
以；`ﾟ益ﾟ以「なっ！ いきなり、何を言い出すんだお！！」
(###'∀`)「それが嫌ならとっとと帰る事だな。僕の手術はねぇ、君みたいな底辺じゃ分からないくらい高度なんだよ？
分かる？ 分かるわけないよねぇ？ キミさ、見たところ、三流大学の文系（笑）ってとこだろ？
あー、やだやだ。遊んでばかりの金喰い虫はこれだから困る。してもらうのが当たり前とか思ってるんだろ？ ン？」
ｨ'ト―-ｲ、
以；`ﾟ益ﾟ以「こっ、この外道が！！」
(###'∀`)「ふん、何とでも言うがいいさ。だいたい、そんな顔で女に会いに行けると思うのか？
まあどうせ、貴様のような奴に惚れる女はブサイクを更に超えたスーパーブサイク人なんだろうがな！！」
ｨ'ト―-ｲ、
以`；益；以「っ！」
(###'∀`)「はい論破（笑）現実を突きつけてやると途端にこれだよ、最近のリアみつるときたら」
ｨ'ト―-ｲ、
以` 益 以「………かっ」
(###'∀`)「ん？」
＿ ― ｨ'ト―-ｲ、
(ﾟA（⊂ニ三以`；益；以 彼女のことを悪く言うなおーーー！！
。ﾟ・ ――￣＿―＝
- 33 名前：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日：2009/10/05(月) 21:26:58.96 ID:iroqJp6g0
(((ﾟA（＃))) ﾋﾟｸﾋﾟｸ
ｨ'ト―-ｲ、
以；`ﾟ益ﾟ以「あ、あれ……？ 強すぎた……？」
川 ﾟ -ﾟ)「もーまんたい。このセンセーはとくぇつなくんえんを受けてゆの」
(((ﾟA（＃)))「し、手術を施したのは全身……機械で大部分を補い……
アーマーで覆い……今の貴様はサイボーグ状態だ……
その気になれば、ビルくらい木端微塵に出来るほどの力がある……せいぜい、気を付けることだな……」
ｨ'ト―-ｲ、
以`ﾟ益ﾟ以「先生……」
(((ﾟA（＃)))「分かったらとっとと出ていけ……何か不具合が起こったら、また、来い……」
ｨ'ト―-ｲ、
以`ﾟ益ﾟ以「………すみませんでしたお………そんで、ありがとう、ございましたお」
ﾍﾟｺﾘ
- 34 名前：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日：2009/10/05(月) 21:30:08.70 ID:iroqJp6g0
ﾊﾞﾀﾝ
(((ﾟA（＃)))「あ、あ、あ、あう、あうう」
川 ﾟ -ﾟ)「よちよち、ちっとカッコよかった、センセー」
((('∀`（＃)))「うひ、うひひ。ならこの傷に、ピノクーちゃんの消毒液を塗ってもらえるかな？
よだれかな？ どうせなら、下の口からでも――――」
ｨ'ト―-ｲ、
以`ﾟ益ﾟ以 ﾄｺﾄｺ
ｷﾞｴﾋﾟｰ
！？
ｨ'ト―-ｲ、彡
以ﾟ益ﾟ；以彡
- 37 名前：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日：2009/10/05(月) 21:35:21.02 ID:iroqJp6g0
ｨ'ト―-ｲ、
以`ﾟ益ﾟ以（こんな姿で、ツンは僕を嫌いにならないだろうか……）
ｷｬｰ!!
ｨ'ト―-ｲ、
以；`ﾟ益ﾟ以「！ こ、この声は！？」
ｶﾞﾔｶﾞﾔ
ξ；ﾟ⊿ﾟ)ξ「やだ！ 放して！！」
(；//‰ﾟ)「ヘッヘッヘ、イイダロ？ コチトラ整形失敗デ、コンナ面ニナッチマッタンダ。
モウ、レイープスルシカ童貞卒業ノ方法ガネェンダヨ！！」
ξ；ﾟ⊿ﾟ)ξ「いやぁぁああ！ 助けて、助けてブーン！！」
(；//‰ﾟ)「ホーラ、股間のセカンドウィルスヲ注入シチャウゾ～、グフ、グフフ！！」
- 39 名前：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日：2009/10/05(月) 21:40:17.44 ID:iroqJp6g0
待てお！！！
(；//‰ﾟ)「ナニ！？」
ξﾟ⊿ﾟ)ξ「そ、その声は……！」
- 41 名前：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日：2009/10/05(月) 21:41:26.46 ID:iroqJp6g0
ｨ'ト―-ｲ、 /＼ ／ヽ
以`ﾟ益ﾟ以 ヽ､ lヽ' ｀ ´ ＼/l
,ﾉ ヽ､_,,, ヽ ｀' /
/´`''" '"´｀`Y'""｀`'j ヽ | _ノ￣/ l
{ ,ﾉ' i| ,. ,､ ,,|,,. ､_/´ ,-,,.;;l .l /￣ ／ |
'､ ヾ ,`''-‐‐'''"￣_{ ,ﾉi,､;;;ﾉ l ￣/ / |
ヽ､, ,.- ,.,'／`''｀,,_ ,,/ ヽ. /__/ .|
`''ゞ-‐'" `'ヽ､,,､,､,,r' |. ﾚ
,ﾉ ヾ ,, ''";l | /￣/ l
./ ;ヽ .|. / ﾞー-; l
.l ヽ,, ,/ ;;;l | / /ｰ--'ﾞ |
| ,ヽ,, / ;;;| .|. /＿/ |
| ,' ;;;l l ;;'i, ;| |. ＿ |
li / / l `'ヽ, ､;| / / / l
l jヾノ ,ノ ヽ l ,i| / / / ヽ
l`'''" ヽ `l: `''"`i ｀l / / l
.l ,. i,' } li '､ ;;' | | ￣ ヽ
l ; j / _, -― '￣￣｀ー‐-､_ | ノ￣/ /´
, .--､,,＿_,,-'￣;;"`´ ;; __ __, -―- ､;;￣｀l /￣ ／ |
;; ,__ ;;' r ' ´;;; ヽ_ゝ_;;| lヽ, / . ￣/ / |
;, Y´| l __ ／`'| | | l l;| l ヽ l . /__/ /
| |.;;l_,-'l | V | |.l .| .| l i i | ;lヽ| l
|.| ''.|/ l |;;;| | | | ;| | | ;l l| i ;;;; l | l ！！ ／ヽ │
;; i / .il /| |.| | | i | | l i '`i l / ￣＼／￣ ヽﾉ
- 44 名前：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日：2009/10/05(月) 21:45:21.12 ID:iroqJp6g0
ｨ'ト―-ｲ、
以`ﾟ益ﾟ以「ツンから手を離すお！！」
(；//‰ )「……」
ξ ⊿ )ξ「……」
ｨ'ト―-ｲ、
以`ﾟ益ﾟ以「ツ、ツン……僕だお、ブー――――」
ξ；∀；)ξ(；//‰；)「ぶひゃひゃひゃひゃｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ」
- 50 名前：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日：2009/10/05(月) 21:49:47.87 ID:iroqJp6g0
(；//‰；)「これはダセェだろｗｗｗｗｗブチキレた市松人形みてーだｗｗｗｗｗ」
ξ；∀；)ξ「ブチキレたｗｗｗｗｗｗ市松人形ｗｗｗｗｗｗｗｗ」
ｨ'ト―-ｲ、
以；`ﾟ益ﾟ以「ま、待ってくれお。僕は、僕は」
ξ；∀；)ξ「あははははｗｗｗｗイトーイｗｗｗｗｗｗｗｗ」
(；//‰；)「はーｗｗｗｗｗこんなブサイクが世の中に居るならｗｗｗｗ俺も大丈夫だわｗｗｗｗｗ
ナンパに戻るとすっかｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗばいばーいｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ」
ｨ'ト―-ｲ、
以` 益 以「…………」
ﾀﾞｯ
ξﾟ⊿ﾟ)ξ「あっ」
- 56 名前：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日：2009/10/05(月) 21:55:15.37 ID:iroqJp6g0
ξﾟ⊿ﾟ)ξ「なんか顔がマジ勘弁な事になってたけど、もしかして、あれは――――」
「次のニュースです。今日未明、正体不明の隕石が――――」
ξﾟ⊿ﾟ)ξ「え？」
ﾄﾎﾞﾄﾎﾞ
ｨ'ト―-ｲ、
以` 益 以「やっぱり、こんな姿じゃツンには会えないお……」
ｷｬｰ､ｸﾞﾜｰ、ﾋｴｴｰ!!
ｨ'ト―-ｲ、
以`ﾟ益ﾟ以「なんだお？ みんな逃げて……」
- 57 名前：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日：2009/10/05(月) 21:55:58.62 ID:iroqJp6g0
- ,,
ﾟ
,,,
o" ＜ ｵｰｲ
/ ／
○ ＜ 巨大隕石だよー
/
／
",,
/ ／
/ ,,"
,/ ヽ" ／
l＾ω＾ l ／
ヽ＿ノ" ＜ ここから感動パート！ ハンカチの用意を忘れずにね！
- 61 名前：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日：2009/10/05(月) 22:00:41.29 ID:iroqJp6g0
ｨ'ト―-ｲ、
以；`ﾟ益ﾟ以「あ、あれは……」
「巨大隕石の撃墜には失敗し、落下予測地点である東京には、甚大な被害が予想され――――」
ｨ'ト―-ｲ、
以；`ﾟ益ﾟ以「そんな！！」
――――その気になれば、ビルくらい木端微塵に――――
ｨ'ト―-ｲ、
以；`ﾟ益ﾟ以「！」
ｨ'ト―-ｲ、
以；`ﾟ益ﾟ以（どうするお……あれは明らかに規模が違うお……でも、でも……！！）
ｨ'ト―-ｲ、
以` 益 以「………………」
- 64 名前：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日：2009/10/05(月) 22:05:54.01 ID:iroqJp6g0
[警]__
(； ) 「そこのキミ！ ここは危ない！ 早く避難、を…………！？」
黒い鎧が、数メートル離れた地点から、こちらを見ている。
２メートルを大きく越えた、黒尽くめの長身。
その全身が漆黒の金属に固められ、
「元の姿形」をイメージさせる鋭利なフォルムを、頭部から爪先まで施されている。
頭部は「バイクのフロントボディ」を想起せざるを得ない、
犬科のような尖った口先を持っているように見え。
こめかみから後頭部に伸びた突起は、その耳のようである。
両肩に、巨大な砲門を搭載している。
背、腰の辺りから、長い柄のような物が４本伸びている――尾のように見える。
何故、立っている。
心は破壊されたはずだ、なのに何故その脚を地に下ろしているのだ！？
銀色の鋭き眼光と共に、動かないはずの左腕を動かし、
ｨ'ト―-ｲ、
以`ﾟ益ﾟ以「隕石を、止める！」
空に指を差し向け。
そして、僅かに開けられた口元から、紛れも無いブーンの声を漏らした。
- 68 名前：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日：2009/10/05(月) 22:11:10.24 ID:iroqJp6g0
ｨ'ト―-ｲ、
以#`ﾟ益ﾟ以「うおおおおおおおおおおおおおお！！！」
ｶｯ!!
,ｲ
/ |
,r‐､λノ ﾞi､_,､ﾉゝ
ﾞl ﾞ､_
.j´ . ｨ'ト―-ｲ、 （.
{ 以#`ﾟ益ﾟ以 /
). c/ ,つ ,l~
´y ｛ ,、 ｛ <
ゝ lﾉ ヽ,) ,/
- 71 名前：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日：2009/10/05(月) 22:12:49.67 ID:iroqJp6g0
- ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;
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''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''
⊂⊃
⊂⊃ ｨ'ト―-ｲ、 ／￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
以#`ﾟ益ﾟ以＜ うおおおおおおおおおお！！
⊂⊃ ⊂ つ ＼＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
ﾉ ﾉ ﾉ
（_ノ _ノ ⊂⊃
彡 ﾋﾞｭｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰﾝ!!!
⊂⊃
⊂⊃
／￣＼＿＿／￣￣＼ ／￣￣＼＿＿／￣￣＼ ／￣￣＼＿＿／￣￣＼ ／￣￣
|::::[][]::::::::::::::::::::[]::::[][]::|＿|:::[][]:::::::::::::::::::::::::[][][]:::::: |＿|::::[]::[]:::::::::::::::::::::::[][]::::[]:::|＿|:::::[]::::[]::
ξ；ﾟ⊿ﾟ)ξ「イ、イトーイ！！ ダメ！！ だめええええええ！！！！」
- 74 名前：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日：2009/10/05(月) 22:14:38.98 ID:iroqJp6g0
. .:;:;:;:;:;:;:;:;:;:.:;:..;:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:;..:;:.:;:;:;:;:;:;:;:;:;:. .
,:;:;:;:;:;:;:;:;:.:.:.:.:.. .:. .:. .:. .:. .:. .:. .:. .:. .:. .:. .:. .:. .:. .:. .:. .:. .:. .:. .:. .:. .:. .:. .:. ..:.:.:.:.:;:;:;:;:;:;:;:;:.
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:゜
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.*:゜
ﾟ・:｡
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ﾟ・*:｡..
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. .. ... . .. ..... .. . . .:*. .:.:::.:..:.... . . . .. ..... .. . ... .. .
ξ；⊿；)ξ「イトーーーーーーーイ！！！！！！」
- 80 名前：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日：2009/10/05(月) 22:18:01.39 ID:iroqJp6g0
.. ..: ,,.::..,.,,::,;;::,::,,;;,::;;:;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;
.. ., .. ..:. ... ,.. .. . ..,...::,,::.:;:;;:..:;:.;:;;:,.,,,:;;:;:;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;
.. .:..::..,....::.,.;:;..,:.:;;:,,.;.;::;:;;:;;:,;,,;:;:;;;;;;;;;;;;;;,;,;;;;;;;;;;
..;.: ..,,:;:.,,;:;.:;.;.:;::,.:;:;.:;:;:;;;:;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;
―――この世はなんと悲しい .. .,..::,:,:,,;:;::,,:;.:,,;:;:.:;:;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;
.,.,,....::;:;;.,:;:;;.,::;;:;;;;;;;;;;;;;;;
そう思うだろう？―――..,,.::.:;:;;:.:;,;;:;;;;;;;;;;;;;;;
.. ., .. ..:. . .. ,,.. .,...,,,..,,::.:;:.:,:;;:;;;;;;;;;;;;;;;;
.. . .. , .. .. .,,.. ..;:..,,.::;..,,;:.:;.,.;:,.:;,;;;;;;;;;;;;;;;;
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.. ..: ,,.::..,.,,::,;;::,::,,;;,::;;:;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;
:;; :; :::.. .,.,,.;.:;..,:.:;.:;,.:;;:;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;
- 83 名前：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日：2009/10/05(月) 22:22:47.18 ID:iroqJp6g0
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￣~"'''‐-,.､::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::彡⊂二⊃::::::::::::::::::::: ｨ'ト―-ｲ、
:.:.:＼､.:.:.:.:.:.:.:~"'‐-､:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: 以#`ﾟ益ﾟ以 イトーイ増井 … … ブーン/イトーイ増井
:::::::::::"'''''＼"''--､.:.:.ﾞ''‐.､:::::::::::::::::::::::::::::::::::+::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
ｌ:::::__,....-‐'''" ''.:.:.:::ﾞ'ヽ、:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::。:::::::::::: ξﾟ⊿ﾟ)ξ ツン … … ツンデレ
"‐--‐‐, ''.:.:.:. ＼:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
:::::::::::::/" .:.:.:. ﾞ‐、:・::::::::::::::::::::::::::::::::::::o::::::::::::::::::::: (；//‰ﾟ) チンピラ … … イボ太郎
:::::::／ .:ﾞ‐､::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::。::::::::
／~ :`､:::::::::::::::::::::::::o::::::::::::::::::::::::::::::
ﾞ､:::::::::::::::＋::::::::::::::::::::::::::::::::::
ﾞ、::::::::::::::::::+:::::::::::::::::::::::::::::
ﾞ;::::::::::::::::::::::::::::::::::+::::::::::::::
） __ ﾞ;:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: スペシャルサンクス（パクリ元）
(:::::::/ :,:::::::::::::::::::::::::::::::::o::::::::::
ﾉ::::/ ;:::::+::::。::::::::::::::::::::::::::::: 一家とかなんかもういろいろ
|::::| i::::::::::::::::::::::::::::::::::::・:::::
- 86 名前：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日：2009/10/05(月) 22:26:33.60 ID:iroqJp6g0
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THANK YOU!! FOR THE MACHIGARI!!!
制作 熱狂的街狩り信者
- 89 名前：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日：2009/10/05(月) 22:30:38.45 ID:iroqJp6g0
――――、十数年後
「誕生日おめでとう、モララー」
「モララーちゃん、いくつになったの？ ママに教えてちょうだい」
（ ･∀･）「えとね、うんとね、よっつ！！」
「ははは。モララーは賢いな。こりゃ、末は博士か大臣かな？」
「あなたったら……親バカもいいところですよ」
「はは、すまんすまん。ところでモララー、お前にプレゼントがあるんだ」
（* ･∀･）「ぷれぜんと！？」
パパとママはにっこりわらって、ぼくに、はこをくれた！
なんだろう？ ぼくはわくわくしながら、あけた。
そこには、
（ ･∀･）「…………なに、これ」
- 92 名前：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日：2009/10/05(月) 22:32:06.89 ID:iroqJp6g0
ﾊﾟｶｯ
ｨ'ト―-ｲ、
∪以`ﾟ益ﾟ以∪
V| |V
|:日 日:|
└┬┬┘
亠亠
なんか、すんごい、きもちわるいロボットがあった。
（ ；∀；）「……コレジャナイ！！ コレジャナイロボ！！！」
「おいおいモララー。これは大人気のオモチャでな、むかし地球を救ったという――――」
パパのいうことは、なにもきこえなかった。
そのかわりに、ママのわらったこえが、いつまでもぼくのみみにのこっていた。
ξ；∀；)ξ「あははｗｗｗｗｗｗｗイトーイｗｗｗｗｗｗｗ」
終わり
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