( ・∀・)渇いた私の可愛い眼球のようです

1 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2009/08/09(日) 15:01:36.10 ID:BkXrGSx6O
ころころころころ

ころころころころ

ころころ転がる私の眼球


ころころころころ

ころころころころ

私の可愛い渇いた眼球

2 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2009/08/09(日) 15:03:47.76 ID:BkXrGSx6O
ゆらりゆらり

ゆらりゆらり

陽炎みたいにゆらめく眼球

ゆらりゆらり

ゆらりゆらり

私の可愛い渇いた眼球

3 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2009/08/09(日) 15:06:58.10 ID:BkXrGSx6O
( ・∀・) 止まらない

( ・∀・) 止まらない

( ・∀・) 私の眼球

( ・∀・) 赤い衣に包まれて

( ・∀・) ころころころころ

( ・∀・) 転がる私の眼球

5 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2009/08/09(日) 15:09:51.22 ID:BkXrGSx6O
( ・∀・) ぐちゅり

( ・∀・) ぐちゃり

( ・∀・) えぐれた眼孔

( ・∀・) 絶え間無く

( ・∀・) 溢れる鮮血

( ・∀・) やがて

( ・∀・) 酸化し

( ・∀・) 全ては黒になる

8 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2009/08/09(日) 15:13:32.06 ID:BkXrGSx6O
( ´∀`) 相変わらずだ

( ・∀・) 変わらぬ友人

( ´∀`) 移り行く時の中

( ・∀・) 渇いた眼球を探してる

( ´∀`) 砂漠で見たぞ

( ・∀・) 彼は言う

( ´∀`) 渇いた大地に

( ・∀・) 転がる眼球

11 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2009/08/09(日) 15:18:22.43 ID:BkXrGSx6O
( ・∀・) 渇いた大地は

( ´∀`) 怨嗟を吐き出し

( ・∀・) 空を緋色に染め上げた

( ´∀`) 私の×××を知らないか?

( ・∀・) 裂かれた腹部

( ´∀`) いつ失ったかすら、覚えていない

( ・∀・) 見た事はない

( ´∀`) なら、共に行くか

12 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2009/08/09(日) 15:21:56.90 ID:BkXrGSx6O
( ・∀・) ああ

( ´∀`) 旅は道連れ

( ・∀・) 世は情け

( ´∀`) 進もう

( ・∀・) 怨嗟の下へ

( ´∀`) 渇いた大地に

( ・∀・) 行き先定め

( ´∀`) 砕けた脚を踏み出した

14 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2009/08/09(日) 15:26:09.43 ID:BkXrGSx6O
( ・∀・) 緋色の空は未だ見えず

( ´∀`) 茜色が目を染める

( ・∀・) 砕けた脚は辛うじて

( ´∀`) 皮一枚で繋がった

( ・∀・) ひしゃげた腕は

( ´∀`) 鼓膜を貫く

( ・∀・) ころころころころ

( ´∀`) ころころ転がる

( ・∀・) 私の可愛い渇いた眼球

16 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2009/08/09(日) 15:30:03.17 ID:BkXrGSx6O
( ・∀・) やうやうにして

( ´∀`) 僅かばかりの星が光る

( ・∀・) 緑青色の天の輝き

( ´∀`) まだ、足りない

( ・∀・) まだまだ足りない

( ´∀`) 飛んだ

( ・∀・) 弾けた頭蓋

( ´∀`) 遥か先

( ・∀・) 点々と浮かぶ

( ´∀`) 彼の

( ・∀・) 私の

( ´∀`) 頭蓋

18 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2009/08/09(日) 15:33:29.13 ID:BkXrGSx6O
( ´∀`) とりあえず先に

( ・∀・) あれを回収するべきか

( ´∀`) ころころころころ

( ・∀・) しかし

( ´∀`) 沈黙に包まれた

( ・∀・) ゆらりゆらり

( ´∀`) 朝、朝が起きた

( ・∀・) 構わず歩こう

20 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2009/08/09(日) 15:37:39.80 ID:BkXrGSx6O
( ・∀・) ぐちゅり

( ´∀`) ぐちゃり

( ・∀・) 腐り落ちた、脚

( ´∀`) ここでお別れだ

( ・∀・) 私は停滞

( ´∀`) 私は進もう


( ・∀・) 黄金色の三本脚は、やがて消えた

( ・∀・) ころころころころ

( ・∀・) ころころ転がる

( ・∀・) 私の眼球

21 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2009/08/09(日) 15:42:15.99 ID:BkXrGSx6O
( ・∀・) 七十七度

( ・∀・) 朝が起きて

( ・∀・) 夜が寝た

( ・∀・) ゆらりゆらり

( ・∀・) 鳥が見えた

( ・∀・) 少し待て、そこの鳥

(*゚ー゚) そこの鳥はどんな鳥?

( ・∀・) 雪色のお前さん

(*゚ー゚) 雪雪雪、雪って鳥はここにはいない

23 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2009/08/09(日) 15:45:46.61 ID:BkXrGSx6O
( ・∀・) 渇いた大地に

(*゚ー゚) 運べというの?

( ・∀・) ころころころころ

(*゚ー゚) いいでしょう

( ・∀・) ころころ転がる

(*゚ー゚) ただし、その橙色の左目をいただきます

( ・∀・) ぐちゅり

( ・∀・) ぐちゃり

( ・∀・) 啄む鳥が顔で舞う

(*゚ー゚) さあ、行きましょう

( ・∀・) 鳥に手を借り

(*゚ー゚) 渇いた大地へ

24 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2009/08/09(日) 15:49:09.83 ID:BkXrGSx6O
( ・∀・) 速い速い

(*゚ー゚) 冷たい風に流されて

( ・∀・) 進む進む

(*゚ー゚) 空が緋色に染まったわ

( ・∀・) 渇いた大地はすぐそこだ

(*゚ー゚) さあ、行きなさい

( ・∀・) どさり

( ・∀・) 鳥から落ちた

(*゚ー゚) 疲れたわ

(*゚ー゚) 休憩しましょう

( ・∀・) 鳥は歌う

25 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2009/08/09(日) 15:53:20.54 ID:BkXrGSx6O
(*゚ー゚) 歌歌歌

( ・∀・) 鳥は歌う

( ・∀・) 嘆きを歌う

(*゚ー゚) 歌歌歌、歌歌歌

( ・∀・) 何故、人に生まれなかったか

( ・∀・) 嘆きを孕んだ歌が響く

( ・∀・) ふと、鳥が歌を止めた

(*゚ー゚) 子を宿したわ

( ・∀・) 鳥の腹は膨れていた

26 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2009/08/09(日) 15:56:23.39 ID:BkXrGSx6O
( ・∀・) 子を宿した鳥は

(*゚ー゚) 羽が抜け落ちた

(*゚ー゚) ごめんなさい

(*゚ー゚) もう、アナタを運べない

( ・∀・)宿した子に運んでもらうさ

(*゚ー゚) 歌歌歌

( ・∀・) 久しぶりに、鳥の歌を聴いた

(*゚ー゚) 歌歌歌

27 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2009/08/09(日) 16:01:16.83 ID:BkXrGSx6O
( ・∀・) 朝が起きた

(*゚ー゚) 夜が寝たわ

( ・∀・) 百と数十程

( ・∀・) 鳥は雪色の子を産んだ

(*゚∀゚) さあ、行こう

(*゚ー゚) 勇ましい子ね

( ・∀・) ゆらりゆらり

(*゚∀゚) 唄唄唄

( ・∀・) 子も歌った

( ・∀・) 親とは違う

( ・∀・) 鈍色の歌

(*゚∀゚) 唄唄唄

(*゚ー゚) さあ、行きましょう

( ・∀・) やがて、冬がくる

28 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2009/08/09(日) 16:05:33.34 ID:BkXrGSx6O
( ・∀・) たん

( ・∀・) 短い音

( ・∀・) 小さな鋼に貫かれ

( ・∀・) 親は死へと向かった

(*゚ー゚)

(*゚∀゚) ぐちゅり

(*゚∀゚) ぐちゃり

( ・∀・) 地に墜ちた親を啄む子

(*゚∀゚) ぐちゅり

(*゚∀゚) ぐちゃり

( ・∀・) 骨まで残らず

( ・∀・) 全てが消えた

(*゚∀゚) 唄唄唄

( ・∀・) 子は歌う

30 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2009/08/09(日) 16:09:53.22 ID:BkXrGSx6O
(*゚∀゚) もう少し

( ・∀・) 渇いた大地の

(*゚∀゚) 怨嗟が見えた

( ・∀・) どこだ

( ・∀・) どこにある

( ・∀・) 私の可愛い渇いた眼球

(*゚∀゚) 何かいる

( ・∀・) 子が何かを見つけた

( ´∀`) 来たか

( ・∀・) 腹を無くしたそれは

( ・∀・) いつかの、三本脚だった

( ´∀`) よく着いた

( ・∀・) お前こそ

32 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2009/08/09(日) 16:13:57.43 ID:BkXrGSx6O
( ・∀・) 彼は笑う

( ・∀・) ひしゃげた腕が貫いた

( ・∀・) 頭を揺らして

(*゚∀゚) 唄歌唄

( ´∀`) 鳥が歌った

( ・∀・) 知らない音色

( ・∀・) なあ

( ´∀`) どうした

( ・∀・) あんたの×××見付かったか

( ´∀`) 鳥に食い尽くされてたよ

(*゚∀゚) ぐちゅり

(*゚∀゚) ぐちゃり

33 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2009/08/09(日) 16:17:12.46 ID:BkXrGSx6O
( ・∀・) そう言って

( ´∀`) 私は鳥を殺した

(*゚∀゚)

( ´∀`) ぐちゅり

( ´∀`) ぐちゃり

( ・∀・) ああ、脚が無くなった

( ´∀`) また、一緒に行けばいいさ

( ・∀・) ああ、そうしよう

( ´∀`) 謳謳謳

( ・∀・) 初めて聴いた、彼の歌

( ´∀`) 謳謳謳

( ・∀・) さあ、行こう

34 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2009/08/09(日) 16:22:05.93 ID:BkXrGSx6O
( ・∀・) やがて

( ´∀`) 着いた

( ・∀・) 渇いた大地

( ´∀`) されど

( ・∀・) 無い

( ・∀・) 私の眼球が無い

( ´∀`) 狂乱に叫ぶ彼

( ´∀`) 叫び疲れて地に伏す彼が

( ´∀`) 見つけた

( ・∀・) これは

( ・∀・) 私の可愛い渇いた眼球

( ´∀`) それは

( ´∀`) 渇いた大地そのもの

( ・∀・) 怨嗟を吐き出す私の眼球

35 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2009/08/09(日) 16:25:19.04 ID:BkXrGSx6O
( ・∀・) ころころころころ

( ・∀・) ころころころころ

( ´∀`)ころころ転がる

( ・∀・) 私の眼球

( ´∀`) ころころころころ

( ´∀`) ころころころころ

( ・∀・) 私の可愛い

( ´∀`) 渇いた眼球

36 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2009/08/09(日) 16:26:21.37 ID:BkXrGSx6O
終り

37 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2009/08/09(日) 16:47:41.98 ID:BkXrGSx6O
20時まで残ってたら続き書こ

48 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2009/08/09(日) 20:11:03.76 ID:BkXrGSx6O
保守サンクス

が、今の地震で祖母様転んで怪我したかもしれんから病院に連れてく
落としてくれ

55 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2009/08/09(日) 21:32:11.84 ID:BkXrGSx6O
( ・∀・) 詩詩詩

( ´∀`) 彼は歌う

( ・∀・) 拙い声を響かせて

( ・∀・) 詩詩詩

( ´∀`) 怨嗟の大地で

( ・∀・) 彼と二人

( ´∀`) 謳謳謳

( ・∀・)詩詩詩

( ・∀・) 歌う歌う歌う

( ´∀`) 生を忘れたカバネと共に

( ・∀・) 詩詩詩

( ´∀`) 謳謳謳

( ・∀・) ただ、歌い続ける

57 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2009/08/09(日) 21:40:19.63 ID:BkXrGSx6O
( ´∀`) 歌につられて

( ・∀・) 獣が現れた

(,,゚Д゚) 怨嗟の果てで何を歌う

( ・∀・) 獣の声は怒りを帯び

( ´∀`) 牙が我らに襲い来る

(,,゚Д゚) 怨嗟に呑まれぬ者共よ

(,,゚Д゚) 去れ

(,,゚Д゚) 去らぬと言うのなら

(,,゚Д゚) 永久に朝は来ぬ

( ・∀・) 詩詩詩

( ´∀`) それでも彼は

( ・∀・) 詩詩詩

( ´∀`) 歌を歌う

58 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2009/08/09(日) 21:45:48.08 ID:BkXrGSx6O
(,,゚Д゚) ぐちゅり

(,,゚Д゚) ぐちゃり

( ´∀`) 獣の牙が四度程

( ・∀・) 私の体を貫いた

(,,゚Д゚) ぐちゃり

(,,゚Д゚) ぐちゅり

( ´∀`) ころころ

( ・∀・) 怨嗟を殺すか

( ・∀・) 畜生如きが

(,,゚Д゚)

( ・∀・) 緋色が獣を包み込む

( ´∀`) ぐちゅり

( ・∀・) ぐちゃり

( ・∀・) 緋色が晴れた

( ´∀`) その場所に

59 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2009/08/09(日) 21:51:43.10 ID:BkXrGSx6O
(,,゚Д゚)

( ´∀`) ころりと転がる

( ・∀・) 小さな獣

( ・∀・) ぐちゅり

( ´∀`) ぐちゃり

( ・∀・) 全てを残さず獣は消えた

( ・∀・) ゆらりゆらり

( ・∀・) ゆらりゆらり

( ´∀`) 陽炎みたいに

( ´∀`) ゆらめく

( ・∀・) 私の眼球

( ・∀・) 怨嗟はやがて

( ´∀`) 西へと向かう

61 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2009/08/09(日) 21:57:22.40 ID:BkXrGSx6O
( ´∀`) 私は行くぞ

( ・∀・) 三本脚は言った

( ´∀`) 代わりにこれを置いてゆく

( ・∀・) 己の足を引きちぎり

( ・∀・) 二本脚は歩き去る

( ・∀・) 怨嗟の土地には

( ・∀・) 脚と私がただ、残る

( ・∀・) 咏咏咏

( ・∀・) 歪めた歌を

( ・∀・) 私は歌う

62 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2009/08/09(日) 22:02:06.21 ID:BkXrGSx6O
( ・∀・) 謌

( ・∀・) 歌

( ・∀・) 謳

( ・∀・) 唄

( ・∀・) 咏

( ・∀・) 哥

( ・∀・) どれだけ謡えば

( ・∀・) 怨嗟は止むのか

( ・∀・) 鎮魂歌とも取れる

( ・∀・) 歌を続ける

( ・∀・) 突然

( ・∀・) 音が死んだ

( ・∀・) ただ、無音のみが

( ・∀・) そこにある

63 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2009/08/09(日) 22:08:11.13 ID:BkXrGSx6O
( ・∀・) 朝が眠った

( ・∀・) 夜が起きた

( ・∀・) 八万と六千と二十四程

( ・∀・) 珍しく

( ・∀・) 人が来た

( ^ω^) 怨嗟の大地に住まう神よ

( ^ω^) その命、貰い受ける

( ・∀・) 白刃が煌めいた

( ・∀・) ただ、それだけ

( ^ω^) くっ

( ・∀・) 神

( ・∀・) いつから、私は神になった

( ・∀・) ただ流れさる時に

( ・∀・) 私は

( ・∀・) いつしか人を辞めたようだ

64 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2009/08/09(日) 22:14:00.63 ID:BkXrGSx6O
( ・∀・) 歌え、傀儡

( ^ω^) 謡謡謡

( ・∀・) 無様な歌が

( ・∀・) 怨嗟と揺らぐ

( ^ω^) 謡謡謡

( ・∀・) いつしか

( ・∀・) 歌は消えていき

( ・∀・) 白骨が残った

( ・∀・) 謡謡謡、歌歌歌

( ・∀・) 哥哥哥、謌謌謌

( ・∀・) 唄唄唄、咏咏咏

( ・∀・) 謳謳謳、詩詩詩

( ・∀・) 歌が響く

65 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2009/08/09(日) 22:17:44.89 ID:BkXrGSx6O
渇いた大地で神は歌う

永に、怨嗟を吐き出して

緋色の空を見上げて歌う

永久に、眼球を想って

ころころころころ

ころころころころ

ころころ転がる私の眼球

ころころころころ

ころころころころ

私の可愛い渇いた眼球


終り


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