lw´‐ _‐ノvラブレターのようです( ´_ゝ`)

4 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2009/09/23(水) 18:31:51.95 ID:y9AXgb93O







lw´‐ _‐ノvラブレターのようです( ´_ゝ`)



7 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2009/09/23(水) 18:34:18.38 ID:y9AXgb93O
終礼の終わりを告げる号令が響く。
さようならの号令が掛かった瞬間、ドクオは教室を飛び出し、先に帰ろうとしているであろうお目当ての三人を見つけ、窓から顔を出して大声で呼ぶ。

(#'A`)「おーい兄者、ヒッキー、モナー!先に帰るんじゃねーよ!」

( ´_ゝ`)ノシ「おー、ドクオー!」

兄者とモナーと呼ばれた二人は、ドクオを見上げて呑気に手を振る。
その隣で、ヒッキーと呼ばれた青白い少年が、これまた呑気に野菜ジュースを啜りながらニコニコと笑う。

掃除をサボっておきながら、呑気な奴らだ、とドクオは思う。

8 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2009/09/23(水) 18:35:18.66 ID:y9AXgb93O
ゲラゲラと笑い合う四人。

そしてその数メートル後ろで、三人を観察している二人の女子がいた。

彼らの一年後輩である、素直シュールと、親友のレモナである。

lw´‐ _‐ノv「……………………………」
|゚ノ ^∀^)「………………いや、見すぎじゃね?」

シューのガン見と称してもおかしくない程のその観察の熱中ぶりに、遂にレモナはポソリとツッこみ、牛乳のパックにストローを刺して豪快に啜る。

シューはといえば、そんな親友をチラリと一瞥しただけで、またガン見という名の観察に戻った。興味の対象は、飽くまでも彼一人らしい。


10 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2009/09/23(水) 18:36:26.67 ID:y9AXgb93O
レモナも、改めて三人を観察する。
いや、正確には、シューの視線の先にいる、モナーとヒッキーに挟まれている兄者を、である。

( ´_ゝ`)「やべっ、レポート提出すんの忘れてたし」

( ´∀`)9m「あーあ、デルタセンセー直々説教コースモナw」

( ´_ゝ`)「…………ヒッキー」

(-_-)「や、見せないよ?」

( ;_ゝ;)「ヒッキー酷いや!鬼!鬼畜!」

ドクオはいつの間にか消え、ギャアギャアと口論する三人。

12 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2009/09/23(水) 18:38:12.67 ID:y9AXgb93O
やや涙目になった兄者を見て、シューはポツリと呟く。

lw´*‐ _‐ノv「……いい」
|゚ノ ;^∀^)「そう?良いトコあった、今?」




|゚ノ ^∀^)「なーんか、抜けてるっていうか、ぼやっとした人じゃない、兄者先輩って」

レモナは呆れたようにシューと兄者を交互に見やる。

シューは、今度はレモナに視線も向けぬまま、はっきりと言う。


lw´‐ _‐ノv「すてき、だと思う」


ザアッ、と強い風が吹く。
レモナは目を見開き、シューに釘付けになった。


13 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2009/09/23(水) 18:40:31.02 ID:y9AXgb93O
|゚ノ ^∀^)「…シュー、アンタ………」







|゚ノ ^∀^)「それ、おんなじ言葉を、おんなじ顔で、ハトにも言ってたよね?」


沈黙。



lw´‐ _‐ノv「……だって、本当に、そう思ったから」


シューは、夕焼け空を見上げた。

カレーを焦がしたような、それでいて美味しそうな匂いがした。

14 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2009/09/23(水) 18:43:48.75 ID:y9AXgb93O
lw´‐ _‐ノv「こんな、いい天気だった」

lw´‐ _‐ノv「兄者先輩に、出会ったのは」



その日、シューは気まぐれでショコラを買った。

寒い廊下に座り込んで、温かくて濃くて甘いそれに、優しく息を吹きかけた時だった。



「あまい」

「匂いがする」


ふ、と横切った影。
シューの目の前を通り過ぎようとしたその長い影は、ピタリと止まって、シューを一瞥した。



16 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2009/09/23(水) 18:45:06.04 ID:y9AXgb93O




( ´_ゝ`)



ゴォ━━━lw´‐ _‐ノv━━━ン!


lw´‐ _‐ノv「あの日あの時から先輩のことを…」
|゚ノ ;^∀^)そ「ごめんちょっと今の、どこで惚れた!?」

ゴォーンてアンタ、とツッコミまくるレモナを余所に、シューはどんどん自分の世界へのめりこんでいく。

どこで惚れたのか。
一目惚れ?
ああ、あのスッキリした目元がいい。


17 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2009/09/23(水) 18:45:49.18 ID:y9AXgb93O
外見がいい?
いや、ふいんき(←何故かry)もイイ。


|゚ノ ;^∀^)「……結局、何が琴線に触れたのやら…」

分からんわ。

レモナの最大のツッコミは、秋の風に乗って消えた。



翌日早朝


lw´‐ _‐ノv「(先輩とお近づきになりたい………)」

ほんの、些細な願い。
だが、女子なら一度は願う、願望。

シューは、兄者の発する、周りに流れる、まったりとした、ゆるやかに流れるような空気が、好きだった。

考えている内に、シューは自分の鞄の中に、使われていない便箋があるのを発見した。


19 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2009/09/23(水) 18:47:51.43 ID:y9AXgb93O
lw´‐ _‐ノv「!」
その瞬間、彼女に天啓が下ったのである。

ラブレターを書け、と。



放課後


( ´_ゝ`)「…………何じゃ、こりゃ」

帰ろうと荷支度をしようとして、机の中から出てきた、くしゃくしゃになった一つの手紙。

( ´_ゝ`)「………後で、読むか」

兄者は乱暴に、ズボンの尻ポケットの中に手紙をつっこみ、そのまま読まずに帰ってしまった。



20 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2009/09/23(水) 18:50:22.00 ID:y9AXgb93O


同時刻。


lw´‐ _‐ノv「(今日放課後、第一選択教室って…急すぎたかな)」

待てども待てども、兄者は来ない。
そりゃあそうだ、兄者は折角のラブレターを、あろうことか尻ポケットに突っ込んだまま、読んですらいないのだから。
勿論、シューが知る由も無いのだが。

lw´‐ _‐ノv「(…6時半まで待ってみようか)」

幸い、家族は門限に極端に緩い方だし、もしかしたら部活かもしれない。
シューは、使われていない椅子に座って、ただただ待つことを決めた。



22 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2009/09/23(水) 18:52:29.40 ID:y9AXgb93O




(´<_` )「兄者、それ、ラブレター?」

帰ってきて開口一番に、兄者の双子の弟の弟者は、兄者の尻ポケットの手紙を指差した。


( ´_ゝ`)「ん?ああ……」

( ´∀`)「ちょwwwwww隅に置けないモナねーwww」

(#'A`)「兄者テメエエエエエ!」

(-_-)「ドクオ煩い…」

兄者が尻ポケットから手紙を出したのを見て、兄者の家に(半分強制的に)押し掛けてきた友人達は、三者三様の反応を見せる。


24 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2009/09/23(水) 18:54:09.90 ID:y9AXgb93O
( *´∀`)「早く!兄者早く開けるモナ!」

(*-_-)「ちょ、モナーってば…wktk」

((*'A`))「お、お前等コーフンしてんじゃねえよ!」

( #´∀`)「「お前が言うな」」(-_-#)
( ;´_ゝ`)「(煩い…)」

むさ苦しい男四人に挟まれながら、兄者は封を開く。
何だかんだで、彼らも思春期の男子である。

冴えない友人に、ラブレター。気にならない方がおかしい。

( ;´_ゝ`)「ええっと…。

『今日放課後、二階の第一選択教室でお待ちしています
一年三組 素直シュール』

…って…」


25 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2009/09/23(水) 18:55:19.92 ID:y9AXgb93O





( ;´_ゝ`)「……………………」


(´<_` )「………………………」

( ;´∀`)「………………………」

(;'A`)「…………………………」

(;-_-)「……………………兄者」


( ;´_ゝ`)「………あ、あちゃー…」

(#'A`)「早く行ってこいやァア!何、後輩待たせてんだよ!しかも女の子!」

( ;´_ゝ`)そ「え、ええ………でも知らない子だし、もう帰ったんじゃね?」

( ;´∀`)「ま、まだ5時だし、いるんじゃないかモナ?モナーも一緒に行ってあげるモナ」

(-_-)「僕も行くよ。どんな子か気になるし」


27 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2009/09/23(水) 18:57:12.90 ID:y9AXgb93O
(´<_` )「………………………」

(#'A`)「……ったく……、あれ?弟者来ねえの?」

(´<_` )「ん、ああ……俺は待っとくよ」

まるで、先程まで上の空だったかのように反応が曖昧な弟者。

ドクオは一瞬不信感を感じつつも、兄者達の後を追った。





lw´‐ _‐ノv「……む、もうこんな時間か…」

時刻を確認すると、もう6時30分になっていた。
まだ空は少し明るく、夕日が窓から差している。

lw´‐ _‐ノv「………結局、来なかったな…」

夕日の眩しさに目を細める。
胸が少し痛いのは、無理な体勢で眠りこけていたからだろうか、それとも。


小さく溜め息をつき、椅子を片付ける。
帰って夕食を作らねば、妹達が腹を空かして待っている筈だ。

29 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2009/09/23(水) 19:00:40.92 ID:y9AXgb93O

その頃、兄者達は学校に着いていた。

( ;´_ゝ`)「ハァッ…ハァッ……!」

(;'A`)「せ、選択教室はどっちだ!?」

(;-_-)「ドクオ、『第一』選択教室だよ…ゼェ…ハァ…!」

( ;´∀`)「兄者達、体力なさすぎだモナ!
ほら、コッチだモナ!」

モナーは、おぼつかない兄者の腕を取り、シューの待つ第一選択教室へ向かおうとしたとき。

|゚ノ ^∀^)「ちょっと良いかしら」

モナーと兄者の目の前に、見知らぬ少女が現れる。
レモナだ。

|゚ノ ^∀^)「流石先輩、借りてくわよ」

( ;´_ゝ`)そ「うぐえっ!?」


36 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2009/09/23(水) 19:32:37.91 ID:y9AXgb93O
( ;´∀`)そ「え、ちょっ兄者ァァアアア!?」

レモナは、言うが早いが兄者の襟首を掴むと、物凄い勢いで連れ去っていく。

( ;´∀`)「………」

(;'A`)「………」

(;-_-)「………」

余りにもの早業に、モナー達は呆然と立ち尽くすしかなかった。




( ;´_ゝ`)「あ痛だだだだっ痛いっ痛い!」

|゚ノ#^∀^)「…………………」

広い中庭を、レモナは兄者を引き摺りながら無言で歩く。
兄者は引き摺られる痛みで悲鳴を上げるが、レモナは一切無視する気でいるらしい。



38 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2009/09/23(水) 19:33:43.95 ID:y9AXgb93O
やがて、正面入り口の下駄箱に着き、レモナは自分の身長よりもある兄者を、文字通り投げ捨てた。
( ;´_ゝ`)そ「ひぎゃんっ!」

|゚ノ ^∀^)「ホラ、連れてきたよ」

兄者は、未だに痛む尻を撫でながら起き上がり、気づいた。
無言で、少し驚いたようにこちらを見つめる少女の存在に。
lw´‐ _‐ノv「…………………」

|゚ノ ^∀^)「…んじゃ、後は仲良くやんなよ」

レモナは踵を返すと、あっという間に姿を消した。


39 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2009/09/23(水) 19:35:02.43 ID:y9AXgb93O
lw´‐ _‐ノv「……………………」

( ;´_ゝ`)「…………えっと、素直シュールさん?」


lw´‐ _‐ノv「シュー」

( ;´_ゝ`)「?」

lw´‐ _‐ノv「皆、そう呼んでます」

( ;´_ゝ`)「…あ、ああ、シューさんね」


( ´_ゝ`)「で、この手紙は?」

ぴらっ、と目の前に、くしゃくしゃの手紙を見せる。
目的も何もなく、ただ呼び出された。
疑問に思って、当然なのである。

40 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2009/09/23(水) 19:36:57.43 ID:y9AXgb93O


lw´‐ _‐ノv「…ああ、それは……」

lw´‐ _‐ノv「面白そうだったから……」

( ;´_ゝ`)そ「いたずらーーーーーッ!?」

ガクーッ、とorzのポーズで項垂れる兄者。
無理もない、しんどい思いをしてここまで来たのに、悪戯だったなんて。


42 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2009/09/23(水) 19:38:54.57 ID:y9AXgb93O
lw´‐ _‐ノv「…あ、いや…先輩に近づきたくて。
好意を持って、です」


lw´‐ _‐ノv「………」


lw´‐ _‐ノv「ああ」


lw´‐ _‐ノv「ラブレターというものなのかもしれません」


lw´‐ _‐ノv「……………多分」

( ;´_ゝ`)「はぁ」
不明瞭だなぁ、と兄者は心の中で呟く。勿論、口には出さない。兄者は頭は良くないが、空気は読めるタイプだ。



尚も、シューの『告白』は続く。



43 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2009/09/23(水) 19:41:05.62 ID:y9AXgb93O

lw´‐ _‐ノv「鐘が鳴って、先輩のふいんき(←何故ry)とか好きだなぁとか思って」

( ;´_ゝ`)「はぁ(鐘?)」


lw´‐ _‐ノv「先輩のことをもっと………」


lw´‐ _‐ノv「………そう、そうです」


lw´‐ _‐ノv「もっと、知りたいと思って」



素直シュールの、『告白』が終わった。




45 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2009/09/23(水) 19:44:05.25 ID:y9AXgb93O
( ´_ゝ`)「………………ふむ」


兄者は考える素振りを見せると、暫く黙りこんだ。

そして。


( ´_ゝ`)「これがラブレターなら」




( ´_ゝ`)「俺は、答えられない」


( ´_ゝ`)「あんまり興味が沸かなかったから」

( ´_ゝ`)「俺はこの手紙の存在をすっかり忘れてたんだ」


lw´‐ _‐ノv「……………………」

( ´_ゝ`)「遅れてすまなかったってことだけを伝えたかった」


( ´_ゝ`)「それだけだ」

lw´‐ _‐ノv「………………そう、ですか」

46 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2009/09/23(水) 19:46:07.06 ID:y9AXgb93O
チクリ、とまた心が傷んだ。
来てくれて嬉しかったのと、このチクリ、とした痛みが混じりあって、不思議な気持ちになった。


( ´_ゝ`)「……………………」


( ´_ゝ`)「遅くなったし、送っていくよ」

lw´‐ _‐ノv「え?」

( ´_ゝ`)「シューさんの家に着くまで、俺のこと、教えてあげる」

( ´_ゝ`)「勿論、君の事も教えて欲しい」

( ´_ゝ`)「いきなり恋人とかじゃなくて、友達から始めよう」



48 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2009/09/23(水) 19:47:50.37 ID:y9AXgb93O
lw´‐ _‐ノv「……友、達」

( ´_ゝ`)「そう、友達」

( ´_ゝ`)「もしかしたら、友達になって、一緒に過ごす過程で」

( ´_ゝ`)「俺が君の事を好きになるかもしれないし」

( ´_ゝ`)「その時は、俺から告白するよ」

( ´_ゝ`)「だから、まずは友達になろう」

( ´_ゝ`)「仲良くしよう」

( ´_ゝ`)「な?」


すっ、とシューの前に差し出された左手。
シューは戸惑いながらも、自分の右手でそれを掴んだ。

lw´‐ _‐ノv「…………はい」





49 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2009/09/23(水) 19:49:58.30 ID:y9AXgb93O




|゚ノ ^∀^)「…………いいんですか?シュー、お兄さんに取られちゃいますよ?」
(´<_` )「……………………ああ」

数メートル後ろの扉の影で、レモナと弟者が聞き耳を立てている。
家で待っていると言っていた弟者だが、やはり気になって来てしまった、といった所だ。

|゚ノ ^∀^)「……好きだったんでしょう、シューの事?
入学式の時から、ずっと」
(´<_` )「…良いんだよ。
好きな人には、幸せになって欲しいし」

51 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2009/09/23(水) 19:58:26.85 ID:y9AXgb93O
( <_  )「それに、俺にもまだ、チャンスはあるから」

俯いた弟者の頬を、透明な悔し涙が滴り落ちた。

|゚ノ ^∀^)「……そう、ですか」

ギシリ、と古びた扉にもたれ掛かり、小さな嗚咽を聞きながら、レモナは夕焼け空を見上げた。

昨日どこかで嗅いだ、あのカレーの匂いがした。




終わり。


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