- 1 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2010/04/13(火) 22:34:24.30 ID:TFlf5dJg0
- ξ゚听)ξ
私はツン。内藤ホライゾン、ブーンの幼馴染だ。
幼いときに引越しで泣く泣くブーンと別れた私だが高校生となりこの地に帰ってこれた。
これは
私の人生をかけた!
王道的恋愛プロジェクトである!!
- 2 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2010/04/13(火) 22:38:25.07 ID:TFlf5dJg0
- ξ゚听)ξ「王道とは!!」
ξ゚听)ξ「出会い頭に食パンをくわえて衝突!!」
ξ゚听)ξ
ξ ー )ξフッ
ξ゚听)ξ「完璧・・・完璧だわ・・・!」
大変だ。もう世界は私の物になってしまった。
ああ、罪だわ!!フラグだもの!運命だもの!!
- 3 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2010/04/13(火) 22:42:20.61 ID:TFlf5dJg0
- (;^ω^)「ああ!遅刻しちゃうお!」
きたな!未来の永久就職先!!
ξ ー )ξ(ふっ・・・食パンまでご丁寧にくわえてやがる・・・)
ドタドタドタドタ←ブーンが走る音
ξ ー )ξ(タイミングは間違えない・・・)
ξ ー )ξ(3、2、1)
私はスタートを切った。
- 5 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2010/04/13(火) 22:44:53.45 ID:TFlf5dJg0
- ───── -─
,、 ゙、′∵
─ / ξ#゚听)ξヽ ──-─,,--・,,,、∴ 、 ( )
--( ∧ j i ̄ ̄ ゙゙゙゙̄ --∴・ ∵rニ-/⌒ ヽ
-- 勿 ,_ / / __,,,--- ̄ ″″・ i y ノ ノ |
丶ノ ノイ i,,_ノ /
─── / / ヽ ─── ,′ y i
/ /ヽ__ノ / / /
─── 巛 ─── ─ / < /
丶 \
───── _ _ 巛 ==┐ /ヽ )
// `` || | (_ノ
──── // ヽヽ ==┘ / /
~ ~~ (~,,_ノ
....... ....................... ............... . ................
(; ω ):∵ 「グフッ!!」
ξ゚听)ξ「殺ったっ!!」
成功!再会はパーフェクト!!
ここから私の青春は始まるッッッッッッッッッ!!!!
- 7 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2010/04/13(火) 22:48:45.64 ID:TFlf5dJg0
- ξ*゚听)ξ「よしっ!!」
まだだ。まだ安心してはいけない。
ここからあえて突き放す一言がひつようなのだ!
そしてフラグが・・・!
ξ゚听)ξ「いたたたた危ないじゃない!」
完璧・・・パーフェクトっ!
( ω )
ξ゚听)ξ「・・・・・・あれ?」
もう一回!
ξ゚听)ξ「いたたたた危ないじゃない!」
( ω )
ξ゚听)ξ「・・・・・・」
( ω )
- 8 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2010/04/13(火) 22:53:57.95 ID:TFlf5dJg0
- ξ゚听)ξ「・・・・・・」
( ω )
ξ;゚听)ξ「・・・・・・」
( ω )
どうやら失敗したらしい。いやまだだ。
ξ゚听)ξ「王道ってのの最初は失敗よ!!」
そうだ!王道の神はまだ私に微笑んでいるわ!!
ξ゚听)ξ(ブーン・・・また後で会いましょう)
そう胸に思いを秘め私はその場を後にした。
ああ、愛は真珠湾。明日は見えない走れ。
ドタドタドタドタ←ツンが走り去る音
( ω )
( ω )←絶賛気絶中
(;'A`)「うわあ!俺の小学校からの親友のブーンがなにか暴力を受けて気絶してる!!」
- 9 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2010/04/13(火) 22:58:12.16 ID:TFlf5dJg0
- ξ゚听)ξ
朝は失敗に終わった。
ξ゚听)ξ「まぁいいわ・・・」
なぜなら今日は・・・
ξ゚听)ξ「転校初日だから」
そう!これから私に青春(マイレジェンドヒストリー)は始まるっっ!!
ξ )ξフフフフフフフフフフ
(;・∀・)(新しく転校してきた生徒が怖い!なにこいつこわっ!!)
- 10 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2010/04/13(火) 23:02:44.57 ID:TFlf5dJg0
- (;'A`)「お、おい大丈夫か?」
(;^ω^)「だ、大丈夫だお・・・」
(;'A`)「全然大丈夫にみえないが・・・」
(;^ω^)「なんだか朝いきなり衝撃を食らってなにがなんだか・・・」
(;'A`)「そ、そうなのか・・・」
(;・∀・)「みんなーおはよう」
- 13 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2010/04/13(火) 23:08:48.53 ID:TFlf5dJg0
- (;^ω^)「お?先生の顔色が悪いお」
('A`)「あーなんか変だよな」
(;・∀・)「じ、実は・・・」
ξ(;・∀・)「今日は」
ξ゚(;・∀・)「転校生が・・・」
ウフフフフフフフξ 凵i;・∀・)「来ていて・・・」フフフフフフフフフ
(;^ω^);'A`)(なんかいる・・・っ!めっちゃいる!!!)
- 17 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2010/04/13(火) 23:14:37.48 ID:TFlf5dJg0
- ξ゚听)ξ(;・∀・)「・・・・・・」
ξ゚听)ξ(;・∀・)(なぜ僕はこんなにプレッシャーを感じているんだろう・・・)
ξ゚听)ξ(;・∀・)「・・・・・・」
(;^ω^);'A`)「・・・・・・」
ξ゚听)ξ(;・∀・)「転校生のツンデレさんです・・・」
ξ゚听)ξ(;・∀・)「みんな・・・そこはかとなく仲良くしてね・・・」
(;^ω^);'A`)「は、はい・・・」
- 19 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2010/04/13(火) 23:18:33.57 ID:TFlf5dJg0
- ξ゚听)ξ
OK 自己紹介は完璧だわ。すばらしいインパクト。
でもここでデレてはいけない。そう・・・
情熱と冷静とかをねじこみつつある・・・
―――ツンでいかなくては
- 22 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2010/04/13(火) 23:24:15.71 ID:TFlf5dJg0
- ξ゚听)ξツカツカ
(;^ω^);'A`)
ξ゚听)ξツカツカ
(;^ω^);'A`)(な ぜ 近 づ く )
ξ゚听)ξツカツカ
ξ゚听)ξ (^ω^;)('A`;)
( ( ξ゚听)ξスス ( ( (^ω^;)('A`;)ススス
( ( ξ゚听)ξスススス ( ( (^ω^;)('A`;)ススススススス
ξ゚听)ξ「なぜ逃げる・・・」
(;^ω^);'A`)「なんででしょう・・・」
ξ゚听)ξ「・・・・・・」
(;^ω^);'A`)「・・・・・・」
- 24 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2010/04/13(火) 23:28:52.67 ID:TFlf5dJg0
- ξ゚听)ξ
なぜ逃げるのか・・・
まぁいい。これから私はあえて!あえて突き放さなくてはいけないのだから!!
ξ゚听)ξ「まぁいいわ・・・」
二回言う。強調よ。
(;^ω^);'A`)(いいのか・・・)
ξ゚听)ξ「ブーン・・・」
(;^ω^)(え、俺?)
ξ゚听)ξ「私・・・あなたのこと・・・」
「心の底から嫌いよ」
- 26 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2010/04/13(火) 23:32:25.55 ID:TFlf5dJg0
- ξ゚听)ξ「じゃ・・・」
スタスタスタスタ
(;^ω^)「・・・・・・」
(;'A`)「・・・・・・」
(;^ω^)「・・・・・・えっ」
(;'A`)
- 29 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2010/04/13(火) 23:45:57.77 ID:TFlf5dJg0
- (;^ω^)「あ、あのー」
(;'A`)「・・・・・・ごめんな、ブーン・・・・・・」
(;^ω^)「えっ」
( ( (;^ω^)スス ( ( ('A`;)ススス
( ( (;^ω^)スススス ( ( ('A`;)ススススススス
(;^ω^) ('A`;)
(;^ω^)「ははは」
(;'A`)「あはは」
- 30 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2010/04/13(火) 23:51:33.59 ID:TFlf5dJg0
- ( ;ω:)「なんではなれるんだおおおお!!!」
(;A;)「俺だってこわいんだよおおおおお!!!」
( ;ω:)「見捨てるのかおおおおお!!!」
(;A;)「ちげーよ!期をみて助けるって!!・・・・・・デキタラ」
( ;ω:)「できたらっていった!できたらっていったお!!!」
(;A;)「いってねーよ!できそうだなータラっていったんだよ!!」
( ;ω:)「うそをつくなおおおお!!」
(;・∀・)(ああ・・・早くも仲間同士に亀裂がッッッ!!)
- 32 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2010/04/13(火) 23:55:13.16 ID:TFlf5dJg0
- ξ゚听)ξ
第一段階は完璧だ。
それなりにインパクトのある出会いだったと思う。
そして、これから攻略がはじまる!!!
- 33 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2010/04/14(水) 00:01:13.63 ID:6gqDExnV0
- ケース1 授業中
( ^ω^)「・・・・・・」
ξ゚听)ξ「・・・・・・」
(;^ω^)「・・・・・・」
ξ゚听)ξ「・・・・・・」
(;^ω^)(視線を感じる・・・)
- 35 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2010/04/14(水) 00:05:02.76 ID:6gqDExnV0
- ξ )ξフフフフフフフ
(;^ω^)(コワッ!怖い!)
(;・∀・)「ええっとじゃフフフ教科書フフフの36フフフPをフフフ」
(;・∀・)
(;・∀・)「ツンさんちょっとその笑いを控えてね・・・」
ξ )ξ
ξ )ξグフッグフウウ・・・グフッ・・・・・
(;^ω^)(抑えてる・・・!)
(;・∀・)(すっげえ我慢してる!!)
- 37 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2010/04/14(水) 00:10:51.38 ID:6gqDExnV0
- ケース2 体育
ξ゚听)ξ
(;^ω^)
(;^ω^)「先生・・・彼女一人なんですが・・・」
(;・∀・)「内藤・・・・・・」
(; ∀ )「ペアに・・・ペアになってあげなさい・・・」
(; ω )「はい・・・」
- 39 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2010/04/14(水) 00:16:14.07 ID:6gqDExnV0
- ξ゚听)ξ
ちょっとツンツンしすぎたらしい。
一週間たったが少し友達ができない。
ξ゚听)ξ「あの・・・」
(;'A`)ビクッゥッゥ!!
(;'A`)アアノエトアノエトボクヨウジガアルンデ!!!
ξ;゚听)ξ「ああっ!」
- 40 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2010/04/14(水) 00:21:29.10 ID:6gqDExnV0
- ξ;゚听)ξ
しまった。すこし浮きすぎたかもしれない。
ξ;゚听)ξ「ねえどうしたらいいいと思う?」
(;^ω^)「そのまえにだお・・・」
(^ω^ ) 「まずここからおろしてもらおうか・・・」
(=====)
__ (⌒(⌒ )
/\ ̄ ̄し' ̄ ̄ ̄\
 ̄ ̄ ̄ ̄| | ̄ ̄ ̄ ̄
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ξ;゚听)ξ「あら、つい縛ってたわ」
- 41 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2010/04/14(水) 00:29:18.21 ID:6gqDExnV0
- ξ;゚听)ξ「そ、そうね・・・」
本当のうっかりしていたわ。
ξ;゚听)ξつ#)ω゜)ボカアツ!!
ξ;゚听)ξ「ああっ!ッ手が勝手に・・・」
( ω )
ξ;゚听)ξ「ご、ごめんなさいっ!」
( ω )「・・・・・・モット」
ξ;゚听)ξ「え?」
- 44 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2010/04/14(水) 00:33:41.87 ID:6gqDExnV0
- ( ゚ω゚)「もっと強くううう!!しなやかにいいいお!!」
ξ;゚听)ξ「ええ・・・」
( ゚ω゚)「ほい!!右手握って!!」
ξ;゚听)ξつ
( ゚ω゚)「こおおおおおいい!!!」
- 45 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2010/04/14(水) 00:35:54.60 ID:6gqDExnV0
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- ― -─── .─;─.────────━━━,━∴━━━
__ ξ;゚听)ξ --,──.──∴─,,────────━━*━ . .; ・
─── r/ (⌒y〜イ,,,ノ __ ヽ, 、 ・,‘ . ,ノ ; ; ; ,Λ.
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(曲/ ,f ミ--‐'リ"''‐--''t){"人,;'"r~~`´ ヽ";;,,:リ、゙j"=-,1xハ:''ヘ,,jミ《' シ`j・..∴
l _, I jヽノヽ、t`;,.Aヽ、_;;-'''i,ア~'';,,y´ 入ソヽ‐-,,}`'j゙′イ '゙i y’〕、.イ′*つ
i ハ f ‐-t"'"二==ミ ,,_'-'‐ヾ、 '"゙゙彡 '゙゙゙`⌒ヽニ三,, `,, Y.:;'
/ / '; ヾ - -j―── ヾ───ソ──────━━━ゞ 〆) ・: ヽ━━━
/ ノ ヽ、 ヽ - ―─────ゝ────────━━・━━/ /( /━∵,
─/ _,/─ 丶, ヽ ― --─── ノ─────────━━━( / ) /━━━
─/ j'──── .〉 ,i ‐- ―────'─────────━━━..し' ━し━.━━
(__,ノ (__j ―─────────────━━━━
- 50 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2010/04/14(水) 00:40:44.05 ID:6gqDExnV0
- ( ##ω#)
ξ;゚听)ξ
私の相手をしているうちにブーンから告白された。
三日目のことだった。
( ω )「ツン・・・思い出したお・・・」
ξ*゚听)ξ「本当っ!?」
( ω )「僕は・・・」
( ゚ω゚)「ドMだったんだお・・・」
ξ;゚听)ξ
( ゚ω゚)「ドM・・・だったんだお・・・」
- 55 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2010/04/14(水) 00:46:04.47 ID:6gqDExnV0
- ( ゚ω゚)「ほら!!ほら!!」
ξ;゚听)ξ
私、思ったんです。
人の秘密に触れてはいけない。
忘れていたほうがいいこともあるって
(^ω^*) 「おいうふwwおうふww」
(=====)
__ (⌒(⌒ )
/\ ̄ ̄し' ̄ ̄ ̄\
 ̄ ̄ ̄ ̄| | ̄ ̄ ̄ ̄
| |
/ \
ξ*゚听)ξ「次はM字開脚ね!!」
ああ、過去にふれるんじゃなかった・・・
ξ*゚听)ξ「豚のように鳴きなさい!!」
(*^ω^)「ぶひいいいいいい!!」
私はまじめな恋愛がしたいのです!
ξ*゚∀゚)ξ「あっはははははは!!!」
- 56 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2010/04/14(水) 00:48:10.97 ID:6gqDExnV0
ξ゚听)ξは王道的恋愛をめざすようです
完
(;・∀・)「みんなは普通に恋愛しようね!」
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