スクォーク77

769 名前:名も無きAAのようです 投稿日:2012/01/13(金) 23:26:12 ID:oc/PiglY0








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770 名前:名も無きAAのようです 投稿日:2012/01/13(金) 23:27:01 ID:oc/PiglY0















Chapter15.














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771 名前:名も無きAAのようです 投稿日:2012/01/13(金) 23:28:25 ID:oc/PiglY0
【中央部 王都ヴィップ 城内 一室】

( ^ω^)「……此処で日記は終わってるお」

ξ゚听)ξ「ふーん……」

( ^ω^)「こっちの世界の事を全く書いていない所を見ると、この世界に来る前の事だけ書いてやめてしまったみたいだお」

( ^ω^)「……現に、最終日はラテン語ではなく、英語で書かれているお」

ξ゚听)ξ「……なるほどね」

( ^ω^)「そこからどうなったのかは謎に包まれているのが残念だお……」

( ^ω^)「まあ、とにかく。この日記で得られた事は大きかったお」

ξ゚听)ξ「……この世界が元はアンタの世界だったって事?」

( ^ω^)「うーん、ちょっとニュアンスは違うけど……。僕の世界の人間が先祖と言うか……」

ξ゚听)ξ「……なんかピンと来ないわね」

( ´ω`)「ぶっちゃけ、僕もだお」

772 名前:名も無きAAのようです 投稿日:2012/01/13(金) 23:30:09 ID:oc/PiglY0
( ´ω`)「……でも、なんでこの世界に来てからの事は書いてないんだろう」

( ´ω`)「此処の大元は僕の世界の人里だった、って事は魔法なんか無かった訳で……」

ξ゚听)ξ「分かんないわね」

( ´ω`)「ツンもちゃんと考えてるのかお?」

ξ゚听)ξ「それなりに」

( ´ω`)「……それなりじゃ、ちょっと困るお」

ξ゚听)ξ「だって、考えたって今どうなる訳でもないし……」

( ´ω`)「御もっともだけど……。なんか、こう、気になるとか……」

ξ゚听)ξ「あんまり無いわね」

( ´ω`)「そうかお」

ξ゚听)ξ「何でそんなに気になるのよ」

773 名前:名も無きAAのようです 投稿日:2012/01/13(金) 23:31:21 ID:oc/PiglY0
( ´ω`)「だって、気にならないかお?」

ξ゚听)ξ「何が」

( ´ω`)「何がって……。さっき言ったじゃないかお」

ξ゚听)ξ「魔法の事?」

( ´ω`)「うん。だって、僕の世界には魔法は無いんだお? それと、宝玉の存在」

ξ゚听)ξ「宝玉?」

( ´ω`)「宝玉だって無かったお。集めて願いを叶えるなんてフィクションも良い所だお……」

ξ゚听)ξ「じゃあ、こっちの世界の誰かが作ったんじゃない?」

( ´ω`)「一体誰が」

ξ゚听)ξ「知らないわよ……」

( ´ω`)「……うーん」

ξ゚听)ξ

( ´ω`)

ξ゚听)ξ「ちょっとー」

774 名前:名も無きAAのようです 投稿日:2012/01/13(金) 23:32:43 ID:oc/PiglY0
( ´ω`)

ξ゚听)ξ「おーい、おーい」

( ´ω`)

ξ゚听)ξ「起きてるー?」

( ´ω`)「起きてるお。ただ……」

ξ゚听)ξ「ただ?」

( ´ω`)「この世界が僕の世界と深い関わりがあるって言うのは分かってたから、この事に関してはショック薄いんだけど……」

( ´ω`)「今度は、魔法とか宝玉とか、考えなきゃいけない壁が……。ああ、しんどい」

ξ゚听)ξ「考えなきゃ良いじゃない」

( ´ω`)「そういう訳には行くかお」

ξ゚听)ξ「何で」

( ´ω`)

ξ゚听)ξ

( ´ω`)「僕もツンみたいに頭空っぽになりたいお」

775 名前:名も無きAAのようです 投稿日:2012/01/13(金) 23:33:43 ID:oc/PiglY0
ξ#゚听)ξ「どういう意味よ」ムカッ!

(;^ω^)「あ、忘れてくださいお」

ξ#゚听)ξ「全く……」

(;^ω^)

ξ#゚听)ξ

(;´ω`)

ξ゚听)ξ

( ´ω`)

( ´ω`) ウーンウーン…

ξ;゚听)ξ「……また考え事?」

( ´ω`)「つーか、良く分からんお。そもそも、スクォーク77って何だお?」

ξ;゚听)ξ「魔法なんじゃなくて?」

( ´ω`)「んな馬鹿な。だから、僕の世界に魔法なんか無いお」

( ´ω`) ウーンウーン…

ξ;゚听)ξ

776 名前:名も無きAAのようです 投稿日:2012/01/13(金) 23:34:42 ID:oc/PiglY0
( ´ω`)

( ´ω`)「本当に無意味な文字列? フィレンクト・サザーランドの聞き間違え? 妄想?」

( ´ω`)「……あっ」

ξ;゚听)ξ「今度は何?」

( ´ω`)「サザーランド」

ξ;゚听)ξ「え?」

( ´ω`)「三番目の男、デュカス・サザーランドとの関係は?」

ξ;゚听)ξ「し、知らないわよ……。子孫か何かじゃないの?」

( ´ω`)「本当にそれだけ?」

ξ;゚听)ξ「……そうでしょ。普通に考えて」

( ´ω`)

( ´ω`)「本当かお〜?」

ξ;゚听)ξ「分かんない」

777 名前:名も無きAAのようです 投稿日:2012/01/13(金) 23:35:48 ID:oc/PiglY0
( ´ω`)「あー……。確かに、ちょっとはこの世界について分かったけど……」

( ´ω`)「余計謎が深まってしまったような気が……」

ξ゚听)ξ「気にしすぎよ」

( ´ω`)「そうかお?」

ξ゚听)ξ「そうよ」

<ガチャッ

(´^ω^`)「お早う、お二人とも!」

ξ゚听)ξ「あら、お早う」

( ´ω`)「お早う御座いますお」

(´・ω・`)「……まあ、ブーンちゃん。凄いクマね」

(;^ω^)「あ……。昨日寝てなかったから……」

(´・ω・`)「それはいけない! 健康と美肌の為に、睡眠はしっかり取らないと」

(;´ω`)「はいお」

778 名前:名も無きAAのようです 投稿日:2012/01/13(金) 23:36:38 ID:oc/PiglY0
(´・ω・`)「それはそうと、二人共。朝ごはんの時間よ!」

ξ*゚听)ξ「あら。朝ごはんまで出るの?」

(´^ω^`)「ええ。私が腕に縒りを掛けて作ったのよ。沢山お食べ」

(`・ω・´)「はい。どうぞ」カチャカチャ

ξ*゚听)ξ「凄い……。滅茶苦茶ゴージャスじゃない!」

( ^ω^)「おお……」

(*^ω^)「おお!」

(´^ω^`)「ふふ……。喜んで貰えたかしら」

ξ*゚听)ξ「当然よ……。夢みたい……」

( ^ω^)「で、でも。何でシャキンさんが……」

(`・ω・´)「ん……? 私は朝は仕事は無いからな。こうしてショボンの手伝いをしている訳だ」

( ^ω^)「おお……。大変ですお」

(`^ω^´)「なあに、自ら進んでやっているんだ。何かしてないと、ソワソワする性格なのでな」

779 名前:名も無きAAのようです 投稿日:2012/01/13(金) 23:37:41 ID:oc/PiglY0
(´^ω^`)「それで、今日はね。是非、あなたたちと一緒にご飯を食べたいと思って」

(`^ω^´)「邪魔だったかな……」

( ^ω^)「そんなそんな。邪魔なもんですかお」

ξ*゚听)ξ「そうよ。一緒に食べましょう」

(´^ω^`)「うふふ……。ありがとう」

(`^ω^´)「よし! 取り分けるか! 君達は座っていてくれ!」

(;^ω^)「いやいや。僕も手伝いますお」

(´^ω^`)「良いのよ。座ってなさいな」

(;^ω^)「でも……」

(`^ω^´)「何度も言わせる物では無いぞ、ブーン君」

(;^ω^)「あ……。じゃあ、お願いしますお」



……

780 名前:名も無きAAのようです 投稿日:2012/01/13(金) 23:38:59 ID:oc/PiglY0
【数分後 ショボンとシャキンによって、二人の前には朝食が並べられた】

( ^ω^)「で、では頂きますお」

( ^ω^)パクッ

( ^ω^)モグモグ

(´・ω・`) ジー…

( ^ω^)「……うまい」

(*^ω^)「うまいお!」

(´^ω^`)「あー、良かった! マズイなんて言われたらどうしようかと思ったわ!」

ξ*゚听)ξ「こんなのマズイなんて言う方が可笑しいわよ」モグモグ

(´^ω^`)「まあ! お世辞が上手ね」

(`^ω^´)「はっはっは。素直に喜んだらどうだ?」

(´^ω^`)「やあねぇ。照れ臭いわ」

781 名前:名も無きAAのようです 投稿日:2012/01/13(金) 23:40:09 ID:oc/PiglY0
(*^ω^)モグモグ

(`^ω^´)「うん。確かに、うまい。ショボンは料理の天才だな」モグモグ

(´^ω^`)「そんな事言われると天狗になっちゃうわ」

(*^ω^)「天狗になっても良い位だと思いますお」

(´^ω^`)「そう? でも、炊事場がもうちょっと大きかったら、もっともっと上手に出来るわよ」

ξ*゚听)ξ「炊事場が小さいの?」

(´^ω^`)「あたしにとってはね」

(;^ω^)「なるほどお」

(´・ω・`)「で、どうだったの?」

( ^ω^)「? 何がですかお?」

(´・ω・`)「昨日の本よ」

( ^ω^)「……ああ。解読出来ましたお」

782 名前:名も無きAAのようです 投稿日:2012/01/13(金) 23:41:00 ID:oc/PiglY0
(`・ω・´)「昨日の本?」

(´・ω・`)「ああ。兄さんには言ってなかったわね」

(`・ω・´)「うん?」

(´・ω・`)「昨日、ブーンちゃんにね。貸したのよ。図書館の倉庫にある、全く読めない本」

(`・ω・´)「あの意味の分からない文字の本か?」

(´・ω・`)「ええ」

(`・ω・´)「それをブーン君が読んだ、と?」

( ^ω^)「お陰で徹夜でしたお」

(;`・ω・)「す、凄いな君は」

(;^ω^)「いや、それが……。あの本は元々僕の世界の言葉で……」

(;`・ω・)「ええっ?」

(;^ω^)「とは言え、僕の世界の言葉と言っても、容易に読める言葉じゃなかったんですけど」

ξ゚听)ξ「ブーンの世界には言葉がいっぱいあるのよね」

783 名前:名も無きAAのようです 投稿日:2012/01/13(金) 23:41:54 ID:oc/PiglY0
(´・ω・`)「で、……どんな事が書いてあったの?」

( ^ω^)「どんな事……。簡単に言えば、ある男が奇妙な人里に辿り着いてから、その人里諸共この世界に来るまで、って所ですかお」

(´・ω・`)「この世界に来るまで?」

(`・ω・´)「……でも、その本はエマージェンシーの起こる前の物だろう。なのに……」

( ^ω^)「えーっと、違いますお」

(`・ω・´)「えっ?」

( ^ω^)「何て言えば良いのか……」

( ^ω^)

( ^ω^)「恐らく……、彼らはこの世界で一番最初の人間なのでは無いか、と」

(`・ω・´)

(´・ω・`)

(´・ω・`)「ピンと来ないわね」

(`・ω・´)「ああ」

(;^ω^)「そんなもんだと思いますお」

784 名前:名も無きAAのようです 投稿日:2012/01/13(金) 23:42:58 ID:oc/PiglY0
(`・ω・´)「いまいち把握しきれていないのだが……、要するに私達の先祖は君達の世界の人間、だという事かな?」

( ^ω^)「ほぼ確定で間違い無いですお」

(`・ω・´)「ほー……」

(`・ω・´)

(`・ω・´)「やっぱり、ピンと来ないな」

(´・ω・`)「ピンと来ないわね」

(;^ω^)「説明下手でごめんなさいお」

(´・ω・`)「でも、ブーンちゃんの世界には魔法なんて無いんでしょ?」

( ^ω^)「そう。そこですお。そこなんですお」

( ^ω^)「僕の世界の一部分がそっくりそのまま飛ばされて来た、と言うとこの世界に魔法が存在する事の説明が付かないんですお」

(´・ω・`)「そうねぇ……」

( ´ω`)「謎が謎を呼ぶって奴ですお」

( ´ω`)ウーンウーン…

ξ゚听)ξ「また始まった……」

785 名前:名も無きAAのようです 投稿日:2012/01/13(金) 23:45:39 ID:oc/PiglY0
(`・ω・´)「で、どうやって彼らはこの世界に?」

( ´ω`)「……ぶっちゃけ良く分かってないんですお」

(´・ω・`)「あら」

( ´ω`)「スクォーク77って言葉が関係しているらしいんですけど……。何の事かさっぱりですお」

( ´ω`)「書くならもっともっと詳しく書いてくれないと困りますお。フィレンクトさん」

(`・ω・´)「ふむ。……もしかしたら、その本を書いた人にも分からなかったんじゃないか?」

( ´ω`)「その可能性もありますおね」

(´・ω・`)「たしか、日記だったんだっけ。その本は」

( ´ω`)「そうですお」

(´・ω・`)「その、この世界に来た日は何があったの? 何かしらのきっかけとか……」

( ´ω`)「さあ……。インディアンが人里を襲ったとか何とか。……その日だけ表現が詩的すぎて謎だらけですお」

(´・ω・`)「インディアン?」

( ´ω`)「僕の世界の一民族の呼称ですお」

786 名前:名も無きAAのようです 投稿日:2012/01/13(金) 23:49:04 ID:oc/PiglY0
(`・ω・´)「では、そのインディアンと言う人たちが人里を襲った事が何かしらのスイッチとなったんだろうか」

( ´ω`)「その可能性は十分ですお。そして……」

(´・ω・`)「そして?」

( ´ω`)「スクォーク77って言葉の後に、エルドラドが出現した、って事も気にかかりますお」

( ´ω`)「そもそも、誰がスクォーク77何て言ったのか……。何でエルドラドが出現したのか……」

( ´ω`)「まあ、出現したってよりは、その人里がエルドラドに変わったと言うべきか……」

(;`・ω・)「エ、エルドラドが……?」

(;´・ω・)「……まあ! とても信じられないわ」

( ´ω`)「……そうなんですお。それが、この世界の王の名に含まれているエルドラドとどう関係しているのか……」

(;`・ω・)

(;`・ω・)「と、すると……。ブーン君の世界でエルドラドが存在した、と?」

( ´ω`)「存在したかは分かりませんけど……。少なくとも、日記を書いた彼がエルドラドを見た、としているのは……」

( ´ω`)「僕の世界での事ですお」

787 名前:名も無きAAのようです 投稿日:2012/01/13(金) 23:50:17 ID:oc/PiglY0
(;`・ω・)「な、なんと……」

( ´ω`)「どうかしましたかお?」

(;`・ω・)「……ブーン君」

( ´ω`)「はいお」

(;`・ω・)「もう一度聞く。エルドラドは君の世界の……」

( ´ω`)「この日記を書いたフィレンクト・サザーランドがエルドラドを見た、としているのは僕の世界の話ですお」

( ´ω`)「そもそも彼は一日目の日記で、自分はエルドラドを探して旅を続けている、と書いてあるお」

(;`・ω・)

(;´・ω・)

( ´ω`)「僕の世界でも、エルドラドという言葉は存在してましたお」

( ´ω`)「存在する事の無い、黄金郷として……。一種の理想郷ですおね」

( ´ω`)「もしかしたら、この世界で言うエルドラドとはニュアンスが違うかも知れないですけど……」

788 名前:名も無きAAのようです 投稿日:2012/01/13(金) 23:51:07 ID:oc/PiglY0
(;`・ω・)

(;`・ω・)「ブーン君」

( ´ω`)「何ですかお?」

(;`・ω・)「この事は……」

<ガチャッ!

(護衛;`ж´)「シャキン様!」

(;`・ω・)「……ん?」

(護衛;`ж´)「あの……、城内の厠にて、レイバイの死体が……」

(;`・ω・)「レイバイ……、あの新入りか!!」

(護衛;`ж´)「はい! 最近フラフラして様子が可笑しいと思っていたら……」

(;`・ω・)「分かった、今行く!」

(;´・ω・)「兄さん……?」

(;`・ω・)「すまん。そういう訳だ。行って来る!」

(;´・ω・)「え、ええ。頑張ってね」

789 名前:名も無きAAのようです 投稿日:2012/01/13(金) 23:51:56 ID:oc/PiglY0
<バタンッ

ξ゚听)ξ「行っちゃった……」

(;^ω^)「何か事件ですかお?」

(;´・ω・)「死人が出ちゃったみたいね……。大丈夫かしら」

(;^ω^)「おー……」

(;´・ω・)

(;´・ω・)「ブーンちゃん」

( ^ω^)「お……?」

(;´・ω・)「さっきの話……、あんまりペラペラ喋っちゃ駄目よ」

( ^ω^)「さっきの話って言うと……、エルドラドの事ですかお?」

(;´・ω・)「そうよ」

( ^ω^)「まあ、そんなにペラペラ喋るつもりはありませんけど……」

790 名前:名も無きAAのようです 投稿日:2012/01/13(金) 23:52:53 ID:oc/PiglY0
(;´・ω・)「……エルドラドがこの世界では無い場所に存在した、なんて事実が知れたら……」

(;^ω^)「やっぱりマズイですかお?」

(;´・ω・)「マズイも良い所よ……」

(;^ω^)「お、おお……」

ξ゚听)ξ「そんなの、私でも分かるわよ」

(;^ω^)「ツンでも?」

ξ゚听)ξ「王家がエルドラドで生まれたって言うのはこの世界じゃ常識なのよ」

( ^ω^)「エルドラドで生まれた……。だから、名前にエルドラドが……」

(;´・ω・)「大臣から聞かなかった? 黄金を意味する名前だって」

( ^ω^)「聞きましたお……。……要するに、黄金郷から黄金が生まれたって意味ですかお」

(;´・ω・)「そうよ」

(;^ω^)「で、でも……。この日記に書かれている事が事実であるとは限らないような……」

791 名前:名も無きAAのようです 投稿日:2012/01/13(金) 23:53:36 ID:oc/PiglY0
(;´・ω・)「それでもよ。気をつけてね」

(;^ω^)「は、はいお」

(;´・ω・)「言わなければ大丈夫だと思うけど……」

<ガチャッ

( <●><●>)「失礼」

(;´・ω・)そ

(;´・ω・)「だ、大臣……」

( <●><●>)「おや、ショボン。アナタも此処にいたのですか」

(;´・ω・)「彼らと一緒に食事を、と思いまして……」

( <●><●>)「そうですか……」

(;´・ω・)「……何か御用でございまして?」

( <●><●>)「ええ。ブーン君に」

(;^ω^)「ぼ、僕ですかお?」

792 名前:名も無きAAのようです 投稿日:2012/01/13(金) 23:54:49 ID:oc/PiglY0
( <●><●>)「ブーン君」

(;^ω^)「はいお」

( <●><●>)「申し訳ありませんが……、もう一度王様に会っては頂けないでしょうか?」

( ^ω^)

( ^ω^)(えっ)

( <●><●>)

(  ゚ω゚)(ええええええええええええええええええええええええええええ)ドドドドドドーン!!!

( <●><●>)「どうでしょうか……」

(  ゚ω゚)「い、いや……。しかし……、昨日は興味が無い、と追い返された訳でして……」

( <●><●>)「確かに。しかし、私としては王にもっと世界観を広げて頂きたいのです」

( <●><●>)「そして、教養を深めて頂き、お心も成長して頂きたいと」

(  ゚ω゚)「え、ええ。言ってる事は分かるのですが……」

( <●><●>)「それに、昨日はご機嫌が優れなった様でした……。あの後、私も王様と少々話しましたが、あの件に関しては反省している様です」

( <●><●>)「ですので、昨日の様な事は無いかと思うのですが……」

793 名前:名も無きAAのようです 投稿日:2012/01/13(金) 23:55:50 ID:oc/PiglY0
(  ゚ω゚)(……ああ。ああ。ああ!!)

(  ゚ω゚)(もう、勘弁だお……。地獄でしか無いお……)

( <●><●>)「どうか協力して頂きたいのです。またと無い、貴重な機会ですので……」

( <●><●>)「よろしくお願い致します」

(  ゚ω゚)

(  ゚ω゚)「分かりましたお。もう一度、王様とお話をさせて頂きますお」

( <●><●>)「おお! 左様ですか!」

(  ゚ω゚)「ええ。大臣がそこまで言うのなら、断る理由などはありませんお」

( <●><●>)「ありがとう御座います……。では、準備が出来次第、お呼び致します」

<バタンッ

(  ゚ω゚)(胃が足りない……)

( ´ω`)(……牛みたいに四つは必要だお)

794 名前:名も無きAAのようです 投稿日:2012/01/13(金) 23:57:30 ID:oc/PiglY0
ξ;゚听)ξ「何で断らなかったのよ」

( ´ω`)「だって、あんなに深々と頭を下げられたら断れないお」

(´・ω・`)「……ごめんなさいね」

( ´ω`)「ショボンさんが謝る必要は無いですお」

(´・ω・`)「今日はあんな事にならないと良いけど……」

( ´ω`)「願うしかありませんお」

ξ;゚听)ξ「が、頑張ってね」

ξ;゚听)ξb グッ

( ´ω`)グルグルルルグルルルル

( ´ω`)「お腹痛い……」




……

795 名前:名も無きAAのようです 投稿日:2012/01/13(金) 23:58:44 ID:oc/PiglY0
【数分後 謁見の間前にて】

( <●><●>)「では、お入りください。私は王様を呼んで参ります」

( ´ω`)「はいお」

<タッタッタッタ……

ξ;゚听)ξ「あ、あの」ハァハァ

( <●><●>)「ん?」

( ^ω^)「あれ、ツン……。客間で待ってるんじゃ無かったかお?」

( <●><●>)「どうされました?」

ξ;゚听)ξ「……私も、ブーンの話を聞きたいな、と」

( <●><●>)「? しかし、君は彼と共に旅を続けている身。話など、いつでも聞けるのでは?」

ξ;゚听)ξ「あー、そうなんですけど……。王様の様な方の前で話す物と私の前で話す物は違うかと……」

( <●><●>)「違わないと思いますが……」

796 名前:名も無きAAのようです 投稿日:2012/01/14(土) 00:00:07 ID:H.jq0HeA0
ξ;゚听)ξ「と、とにかく。私も共に謁見の間に入れてはくれないでしょうか……」

( <●><●>)

( <●><●>)「ふむ。まあ宜しいでしょう」

ξ;゚听)ξ「ありがとう御座います」

( <●><●>)「では、二人共。王様に粗相の無いように」

( ^ω^)「分かりましたお」

( <●><●>)「王様を呼んで参ります。先に入っておいてください」

( <●><●>) カツカツ

ξ;゚听)ξ

ξ;゚听)ξ「っひょー……。結構、勇気出したと思わない?」

( ^ω^)「ツン、どうして……」

ξ;゚ー゚)ξ「……だって、アンタ一人より私が居た方が多少は楽でしょう?」

( ^ω^)「……助けてくれたのかお?」

ξ;゚ー゚)ξ「感謝しなさい」

797 名前:名も無きAAのようです 投稿日:2012/01/14(土) 00:01:19 ID:H.jq0HeA0
( ^ω^)

( ´ω`)ジワッ

( ´ω`)「ツン……。ありがとうお……」

ξ゚ー゚)ξ「まあ居るだけだけどね」

( ´ω`)「十分だお。十分だお……」

ξ゚ー゚)ξ「でも、粗相だけはしないでね。アンタが失敗すると私まで危ないわ」

(;´ω`)「プレッシャーかけないでお」

ξ゚听)ξ「だって命かかってるもの。優しさ見せて私の首が飛んだら化けて出るわよ」

(;´ω`)「ツンの首が飛ぶ時って……、恐らくもう僕、死んでるんじゃないかお?」

ξ゚听)ξ「じゃ、そん時は二人で化けて出ましょうか」

ξ゚ー゚)ξ「楽しみじゃない。空とか飛び放題よ」

(;´ω`)「発想が小学生だお」

ξ゚ー゚)ξ「? 小学生?」

(;´ω`)「何でも無いお」

798 名前:名も無きAAのようです 投稿日:2012/01/14(土) 00:02:36 ID:H.jq0HeA0
【城内 謁見の間にて ブーンとツンは王を前にする】

( ><)

ξ;゚听)ξ ドキドキ

(;‐ω‐)ドキドキ

( <●><●>)「では、改めて。此方にお座りになっているのが、ビロード・エルドラド・ワカンナイデス王です」

( ><)「顔を上げてください」

(;^ω^)スッ…

( <●><●>)「王様。昨日も言いましたが、此方が異世界の者。ブーンに御座います」

( <●><●>)「そして、その隣の女性が、この世界を旅するに当たり付き人をしている女性。ツン・デレに御座います」

( ><)

(;^ω^)

ξ;゚听)ξ

( ><)

(;´ω`)(……出た。この気まずい感じ)

799 名前:名も無きAAのようです 投稿日:2012/01/14(土) 00:03:49 ID:H.jq0HeA0
( ><)

( <●><●>)「では、ブーン君。お話していただきましょう。アナタの世界の事を」

(;^ω^)(……この空気で?)

(;^ω^)「は、はいお。……しかし、何から話せば良いのか」

( <●><●>)「……ふむ。確かに」

( <●><●>)

( <●><●>)「王様。彼のいた世界とこの世界とは大きな違いが御座います」

( ><)

( <●><●>)「特に文化、技術。その辺を話していただきましょう。よろしいですか?」

( ><)

(;^ω^)

( <●><●>)「では、ブーン君。お願い致します」

(;^ω^)「……はいお。まず、僕の世界とこの世界で違うのは魔法の存在ですお」

(;^ω^)「僕の世界には魔法なんて存在しないですし……」

( ><)


……

801 名前:名も無きAAのようです 投稿日:2012/01/14(土) 00:04:47 ID:H.jq0HeA0
【数十分後】

( ^ω^)「……それを僕の世界ではウォシュレットと呼んでますお」

( <●><●>)「ふむ。素晴らしい。厠にまで文化と技術の違いが現れるなんて、驚きですな、王様」

( ><)

( ><)「全然面白くありません」

(;^ω^)そ

ξ;゚听)ξ

(;<●><●>)

( ><)

( ><)「何処が面白いんでしょうか?」

(;<●><●>)「お、王様?」

(;^ω^)

(;^ω^)(あれ? もしかして、人生詰んだかお?)

802 名前:名も無きAAのようです 投稿日:2012/01/14(土) 00:05:46 ID:H.jq0HeA0
( ><)「異世界とこの世界の違いを説明されたところで、大した興奮は覚えません」

(;<●><●>)「そうで御座いますか? 私は大変興味を惹かれたので御座いますが……」

( ><)

( ><)「ブーン、と言いましたね」

(;^ω^)「……はいお」

( ><)「あなたは私の興味の引く話の一つも出来ないのですか?」

(;^ω^)「あ、す、すみませんお……」

( ><)「無理やり私を此処に連れてきた挙句、この様な話しか出来ないとは……」

(;<●><●>)「い、いや。彼が王様と話をしたいと言った訳ではなく、私が……」

( ><)「大臣は黙っていて下さい」

(;<●><●>)

(;^ω^)

ξ;゚听)ξ(あれ? もしかして、私の人生も詰み始めてる?)

803 名前:名も無きAAのようです 投稿日:2012/01/14(土) 00:07:26 ID:H.jq0HeA0
( ><)「何か、他に面白い話は無いのですか」

(;^ω^)「あ、その……」ドキドキ

( ><)「無いのかと聞いているんです」

(;^ω^)(面白い話……? ど、どうすれば?)ドキドキ

(;^ω^)(えっと、……何なら聞いてくれる? ってかこのままじゃ、ヤバイおね?)ドキドキ

( ><)

(;^ω^)(と、とにかく頭をフル回転させなくちゃ……)ドキドキ

(;^ω^)

( ^ω^)「あっ」

ξ;゚听)ξ(な、何?)

( ^ω^)「……王様」

( ><)

( ^ω^)「確か、昨日仰っていましたよね。真実の話がしたいと」

( ><)

( ^ω^)「エルドラドの話はどうでしょうかお」

804 名前:名も無きAAのようです 投稿日:2012/01/14(土) 00:08:51 ID:H.jq0HeA0
( ><)「ほう……」

(;<●><●>)「……エルドラドの?」

ξ;--)ξ(……、考え出した苦肉の策がそれ?)

ξ;--)ξ(……軽い気持ちで助け舟を渡すんじゃ無かった)

( ><)「それは、どういった……?」

( ^ω^)「僕はエルドラドの事を黄金郷だと認識しているのですが、それは間違いありませんかお?」

( <●><●>)「ええ。確かに。王の生まれし都であり、王は黄金で在らせられるのです」

( ^ω^)「そうですかお。……実は僕の世界にもエルドラドと言う言葉は存在したんですお」

( <●><●>)「……なんと」

( ^ω^)「僕の世界でもエルドラドと言うのは黄金郷と言う意味でしたお」

( <●><●>)「……奇妙な奇遇ですね」

( ><)

806 名前:名も無きAAのようです 投稿日:2012/01/14(土) 00:13:56 ID:H.jq0HeA0
( ^ω^)「……少し話は変わりますが、昨日ショボンさんに頼んでこの城にある意味の分からない本をお借りしましたお」

( <●><●>)「意味の分からない本……。あの不思議な言葉の?」

( ^ω^)「そうですお。その内の一つに、フィレンクト・サザーランドの日記と言う物がありましたお」

( ^ω^)「僕は、昨日の夜から今朝に掛けて、それを解読しましたお」

( <●><●>)「ほう……」

( ><)

( ^ω^)「そこには彼が、僕の世界からこの世界に来る事までが、彼の視点で書かれていましたお」

( ^ω^)「……その日記によると、どうやら彼は彼の滞在していた人里諸共この世界に飛ばされてきたらしいですお」

(;<●><●>)「ふむ……」

(;<●><●>)「……しかし、あれは私が生まれる前からある書物。エマージェンシーの起こるずっと前の物のはず」

( ^ω^)「……ええ。そうですお。むしろ、この世界で始めての書物と言っても良いかも知れない」

( ^ω^)「なぜなら、この世界に初めて足を踏み入れたのはフィレンクト・サザーランドを含む異世界人」

( ^ω^)「そして、この世界で始めての街が僕の世界の存在していたレッドホース・キルと言う名の人里がそっくりそのまま飛ばされて来た物」

( ><)

( ^ω^)「……つまり、この世界は僕の世界の一部から始まったって事ですお」

807 名前:名も無きAAのようです 投稿日:2012/01/14(土) 00:16:27 ID:H.jq0HeA0
(;<●><●>)「……ほう」

( ><)

( ><)「面白いです」

(;<●><●>)「王様……」

( ><)「つまり、君の世界の人間が私達の先祖な訳ですね?」

( ^ω^)「恐らくは」

( ><)「なるほど……。確かに、姿形、言語、共に同じ……。納得しました。大変面白いです」

( ^ω^)「お喜び頂けて良かったですお」

( ><)「……そして、エルドラドの話と言うのは?」

( ^ω^)「……そのフィレンクト・サザーランドの日記にこう言う一節がありましたお」

( ^ω^)「『スクォーク77。その無意味と思われる言葉の羅列を最後に、レッドホース・キルはエルドラドと化した。』」

( ^ω^)「スクォーク77と言う言葉の意味する事は分からないけど、フィレンクトはその言葉を最後にエルドラドを見ていた、としているお」

( ><)

( ^ω^)「その後に、周りを光が包んだと言った様な事も記述してあったから、このエルドラドは僕達の認識しているエルドラドで間違いないと思いますお」

( ^ω^)「……そして彼は、エルドラドを見た後気を失い、この世界にやって来たみたいですお」

808 名前:名も無きAAのようです 投稿日:2012/01/14(土) 00:17:49 ID:H.jq0HeA0
(;<●><●>)「し、しかし……。それだと、フィレンクトと言う者がエルドラドを見たのはアナタの世界での事」

(;<●><●>)「……ありえないのでは? エルドラドはこの世界に存在するのです」

( ^ω^)「でも、その日記にはしっかりとエルドラドを見た、と書いてありますお」

( ><)

( ><)「ふふっ」

(;<●><●>)「王様?」

( ><)「非常に面白いです。……ブーン」

(;^ω^)「なんですかお?」

( ><)「つまり、アナタの世界にエルドラドは存在する、と」

(;^ω^)「……存在するかどうかは分かりませんが、フィレンクトは見た、との事ですお」

( ><)

( ><)「ふふっ、ふふっ」

(;<●><●>)

809 名前:名も無きAAのようです 投稿日:2012/01/14(土) 00:18:54 ID:H.jq0HeA0
( ><)「ああ……。これは素晴らしい真実の話です」

(;^ω^)

ξ;--)ξ

( ><)「やはり、僕はエルドラドで生まれてなんか無かったんだ……」

( ><)「だって、フィレンクトとやらが見たのは僕が生まれるずっとずっと前の話」

( ><)「王族がエルドラドで生まれたなんて……」

(;<●><●>)

( ><)「……それに、ただの人里がエルドラドに変わったと言う訳ですよね?」

(;^ω^)「……そう言う意味かと」

( ><)「それはどうも可笑しな話ですね」

( ><)

( ><)「……偽りだったのでは?」

(;^ω^)「偽り?」

810 名前:名も無きAAのようです 投稿日:2012/01/14(土) 00:19:56 ID:H.jq0HeA0
( ><)「ええ。何らかの魔法が人里全体に掛けられて、まるで黄金の中に居る様に感じた」

( ><)「……だとすると初めからエルドラドなんて無かった。即ち、偽りのエルドラド」

(;^ω^)「で、でも僕の世界に魔法は……」

( ><)「あはっ」

(;<●><●>)

(;^ω^)

( ><)「あはははっ!」

( ><)「そうだ、そうに違いない! やっぱりエルドラドなんて無かったんだ!!」

( ><)「あはははははははっ!! これは傑作です!」

(;<●><●>)

(;^ω^)

(;<●><●>)「……侮辱罪です」

(;^ω^)「え?」

811 名前:名も無きAAのようです 投稿日:2012/01/14(土) 00:21:01 ID:H.jq0HeA0
(;<●><●>)「エルドラドが存在しない……、偽りである、と言うのですね?」

(;^ω^)「い、いや、そんな事は言って……」

(;<●><●>)「それは王族の存在を否定する事。王族の歴史ごと抹消するような事」

(;<●><●>)「許されません」

(;^ω^)「え、あ、ちょっ……」

(;<●><●>)

(;<●><●>)「誰かぁ!! この者を捕まえぇいッ!!」

(;^ω^)「……お、ちょっと待って」

ξ;゚听)ξつ「ブーン!!」グイッ!

<;^ω^)「お?」グイイ!

ξ;゚听)ξ「逃げるわよ! 全速力で!!」

(;^ω^)「やっぱり……?」

ξ;゚听)ξ「いいから早くッ!」



.

812 名前:名も無きAAのようです 投稿日:2012/01/14(土) 00:21:59 ID:H.jq0HeA0
今日の話で分かった事


・最終日の日記には詳しい事は書かれていない様子
・スクォーク77に関しても詳しい記述は無し
・ショボンは料理上手!
・シャキンはお世話好き?
・エルドラドを否定する事は侮辱罪
・全ての王族がエルドラドから生まれたと言うのはツンでも知っている常識のレベル
・ブーンはストレスがお腹に来るタイプ



そして次の話で分かる事……、

それは始まらぬ内にはわからない。

スクォーク77!

全てはスクォーク77から始まる!!


(つづく)


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