- 324 名前:名も無きAAのようです 投稿日:2011/12/23(金) 19:48:14 ID:/DlNPKPI0
- 【南部 ニューソク 市街戦はより激化する】
<ドゴォ!!
ゴォン!!>
<ゴォォォ……
(*^Д^)「ギコハハハハハ!! 良い空気だ! 最高だなあ!」
( ∵)
(*^Д^)「そしてこの火薬と人の肝の臭い……。う〜ん! たまんねーなぁ! だろ? ビコーズ」
( ∵)
( ∵)「いや」
(,,゚Д゚)「わかってねぇなー」
<ドゴォォ……!!
チュドォオン!!>
(,,^Д^)「お〜……、今のはでかいぞ〜」ワクワク
- 325 名前:名も無きAAのようです 投稿日:2011/12/23(金) 19:49:41 ID:/DlNPKPI0
- ( ∵)
( ∵)「どうするんだ、ギコ」
(,,゚Д゚)「お……。そうだな……、そのまま祭りの空気に浸っていたい気持ちもあるんだが……」
( ∵)
( ∵)「ちなみに、三時の方向から武器を所持した多数の人間が来る。恐らく反王政派本隊だと思われるが……」
(,,゚Д゚)「へ? 本隊? こんな所でウロウロしてんの?」
( ∵)
( ∵)「思われる、と言った。我々の思う以上に反王政派の戦力が多く、それが分散した結果なのかもしれん」
(,,^Д^)「……ひっひっひ。そいつぁ後者であって欲しいなあ」
( ∵)
( ∵)「何故だ」
(,,^Д^)「そっちの方が派手だからに決まってんだろ。トンデモねぇ数が押し寄せて来る方が楽しいぜ」
( ∵)
( ∵)「勝手な奴だ」
- 326 名前:名も無きAAのようです 投稿日:2011/12/23(金) 19:50:39 ID:/DlNPKPI0
- (,,^Д^)「大丈夫だって! ある程度俺が戦力削ってやるから」
( ∵)
( ∵)「戯れの感覚だな」
(,,^Д^)「あったりめーだろ! ミルナかシラヒーゲが相手じゃなきゃ、こんなの戯れに過ぎねーよ」
<パァン!! パァン!!
(,,゚Д゚)「お……?」ヒュンヒュン
( ∵) ヒュンヒュン
( ∵)「どうやら狙われている様だ」
(モブσσ)つy=そ パァン!!
(反王`⊇´)つy=そ パァン!!
(,,゚Д゚)「うわー、バッカでぇ。あんな遠くから……。そんなチンケなリボルバーで当てられるわけねーだろ」ヒュンヒュン
( ∵)
( ∵)「どうする」ヒュンヒュン
(,,゚Д゚)「そりゃあ、まあ……」ヒュンヒュン
- 327 名前:名も無きAAのようです 投稿日:2011/12/23(金) 19:51:46 ID:/DlNPKPI0
- ΞΞΞΞΞΞΞΞ(,,^Д^)「こうするだろ!」バッ!
(モブσσ)つy=「?!」
(反王`⊇´)つy=そ「来るか!」 パァン!!
(,,゚Д゚)つん/ バォ!!
(反王;`⊇ん/「のわっ!」ファサッ
(モブσσ)つy=「ジャケットを被せた……?」
(,,゚Д゚)つy=「タダの目暗ましだよ。つーか、冷静に分析してる暇なんてねーんじゃねーの?」チャキッ
(,,゚Д゚)つy=そ パァン!
(モブσξ∝;;..σ)つy= バチュッ!
(反王;`⊇ん/「くっ、おお! 何が起きて……」
(,,゚Д゚)つy=「ほーら、落ち着いて取ろうと思わないと焦るだけだぞ」
(,,゚Д゚)つy=そ パァン!
(反王;,;;∝ξ゚'⊇ん/ カシュ!!
(,,^Д^)つy=~~~「……いやー、弱ええ!」
- 328 名前:名も無きAAのようです 投稿日:2011/12/23(金) 19:52:55 ID:/DlNPKPI0
- ( ∵)
( ∵)「秒殺だな」
(,,゚Д゚)「……あーあ、俺のジャケットが血まみれだ」
( ∵)
( ∵)「お前の所為だろう」
(,,゚Д゚)「そうなんだけどよぉ……」
<ワァァァァアアア!!
(,,゚Д゚)「んあ?」
( ∵)
( ∵)「暴れすぎた様だぞ。多人数が此方に向かって来ている」
(,,゚Д゚)「たった二人ぽっち殺しただけじゃねーかよ。どんだけ仲間思いなんだ」
( ∵)
( ∵)「数は50程度だ。どうする」
(,,^Д^)「50かー! 二人に対して50! コイツは危ねえなー」
- 329 名前:名も無きAAのようです 投稿日:2011/12/23(金) 19:54:19 ID:/DlNPKPI0
- ( ∵)
( ∵)「逃げるのか?」
(,,゚Д゚)「まさか。俺に逃亡って言う言葉は似合わない。そうだろ?」
<ワァァァアアアアア!!!
(反 ゚ж゚)「こっちだ、いたぞ!! コイツがあいつらを殺したんだ!」
(反´o`)「計画は狂うが、二人の仇は討て! これが反王政派のやり方だ!!」
<ワァァァァアアアアア!!
(,,゚Д゚)「おっ、見つかっちまった。てかよ、計画狂わしちゃって良いわけ?」
( ∵)
( ∵)「ふん。逃げようにも逃げられなくなったな」
(,,゚Д゚)「元々頭にねーって。それに計画狂わしてまで俺に向かってくるんだ」
(,,^Д^)「殺してやんなきゃ、なあ?」
( ∵)
( ∵)「フッ。そうだな」
(,,゚Д゚)「じゃあ、行くぜ……」
⊂(,,゚Д゚)つ バッ!!
⊂(,,゚Д゚)つ「コード……、【メタリカ】!!」
- 330 名前:名も無きAAのようです 投稿日:2011/12/23(金) 19:55:55 ID:/DlNPKPI0
.
- 331 名前:名も無きAAのようです 投稿日:2011/12/23(金) 19:56:51 ID:/DlNPKPI0
mechanize. mechanize. mechanize. mechanize. mechanize. mechanize. mechanize. mechanize. mechanize. mechanize. mechanize.
chanize. mechanize. mechanize. mechanize. mechanize. mechanize. mechanize. mechanize. mechanize. mechanize. mechanize. m
anize. mechanize. mechanize. mec .. ___ nize. mechanize. mechanize. mechanize. mechanize. mechanize. mechanize. mec
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mechanize. mechanize. mechanize. mechanize. mechanize. mechanize. mechanize. mechanize. mechanize. mechanize. mechanize. mecha
.
- 332 名前:名も無きAAのようです 投稿日:2011/12/23(金) 19:59:29 ID:/DlNPKPI0
- (,, Д )
(,, Д )「う、ぐ……オォォ……ッ」ガクガク
( ∵)
( ∵)「始まったか」
(,, Д )「オォォ……、アァ……」ピシッ……
(,, Д 〕ビキッビキッ
(反 ゚ж゚)「な、何だ……?」
(反´o`)「……、魔力。凄い魔力だ……。体中が……痺れて……」
(反;゚ж゚)「……分からん。嫌な予感がする。撃つか……」
(反;゚ж゚)
(反;゚ж゚)(う、腕が上がらない……?、痺れだ……! 魔力そのものが体を抑制しているのか?!)
〔,, Д 〕ビキッビキッ
〔0゜ Д 〕ピキッピキキッ!
(反´o`)「……? 体が変化していく……?」
(反;゚ж゚)「何だ…、こいつ、こんな魔法って……。体が鉄になっている、のか……?」
〔0゜゚Д゚〕ギンッ!!
- 333 名前:名も無きAAのようです 投稿日:2011/12/23(金) 20:00:14 ID:/DlNPKPI0
> ' ´  ̄` <
/ ミュ ヽ、
/ !ミt ハ _ l'''l _ l'''l /:l
/ ≧=- 、 i! |;;,,. /;, | ,|::|_,、 ,_ ,| ,|::|_,、 ,、|:::L
i , ィ-−y | |;;,,. ヽ;;l ソ/;, |::;――-;::/ ,.、_|::/_ |::;――-;::/ |/7:/
! <´ ̄,≧ ト、" ̄k_ik ! ヽ;;l _、-''7 ソ ヽl /,;/ /:;.―-;::::/ ..ヽl /,;/ !/
| / ̄ / i!;, ヾt=三! irヽ ___、-'''゙´:::,、-゙、;:::::''7 ∠-' ` ´ /::/ ∠-'
__! / i ヽ' }三ツ t | |:::::::::::;;、-''´ _ニコ::!―i / ´
i .| 〃 丶、ノ三ノ i ! i! |;;、-''´ |,,;;;,、-''''゙゙´
} ! ィt-==-、三{" //
|ハ, "__jユ- 彡 ト-'
ヽ-! 、 )三彡 /!
!、ヽ =三― ´. |
ハ`=k― イy ハ__
| 气≧'' !ヒ刈 ` >ー-----<_
| kーァ≧ | |斧笊 ,,ィz,, ` ヽ
//笊从! . | |斗刈}y=彡斥笊昨少>-、 \
/ /彡斗! 弋==≦――升小壬れフ≧ ーゞ、 ヾ、
/ /斧气ノ _,,ィ≧< <三三廴≦ | rMュ ! \ヽ、
/ ィ≦===三彡≧斥/ t=三!|三三斥 t-、j__y三斗、 ハ ヾ! i
. / ,,ィ≦==k==フ !|||辷 /斥" )彡笊 |卅| ハ气レ圦 ヽ |i |
>''"/彡斥ーt- / !ト==7 ´ //三斧 !災| ノ \ ヾ、 i i!! i!
/´ >≦ク ! / i!====! //ツシ昨  ̄=ツ \ ヾ \__ノノ |
/ 吻/ /笊!t ハ / i! ii|! '.|斧斥ツ /ミツ \ !
/ / /ニ)/ | ! |"⌒"! !弋笊. / ヾ . \ |
. / /. / /爪乂 i | !===/ t ィクi V / /丶/// \\ \ |
- 334 名前:名も無きAAのようです 投稿日:2011/12/23(金) 20:01:27 ID:/DlNPKPI0
- 〔0゜゚Д゚〕シュゥゥゥ
〔0゜゚Д゚〕「準備完了。さあて、始めようか」
(反;゚ж゚)
〔0゜゚Д゚〕「どうだい? イカした体だろう? まあツルツルになっちまうのは悲しいがな!」
(反;´o`)
〔0゜゚Д゚〕「ん? もう体は動くだろう? さあ、始めようぜ。 50数人で黙られると何だか怖ええよ」
(反;゚ж゚)つy=「う、う……」チャキッ
(反;゚ж゚)つy=そ「うおおおおおおおおおおお!!!」パァン!パァン!
(反;´o`)つy=そ「うわあああああああああああ!!」パァン!パァン!
__ __ _ __
/::ヽ. 「::::l /} /:::/ /´::::/ /´::::> ,.-.、_ __,,..、
〈:::::::ハ |:::::j '´ |:::::/ /:::::::/./! /:::::/ /:::::/ /::::::::j__
';:::::::l l/ _ l::::i /:::::::://:::/ /:::::/ /::::://::7 ,:'::::::::/::::::〉 __
V:::::l /::::}. l:::::!ヽ一' l/ /::::::< └-' 〈_:/ /::::://:::::::/,.ヘ. /:::::/
V:::レ::::::::r' .l:::::l /:::;へ::::\ /:::::< ー-'<:://::::::://:ヽ
.';:::::::::/ ;:::::└‐:::ァ ∨ 丶;::::>. ,'::::;ヘ::丶、 ´ /::::::::/':::::::/
.';::::〈 !::::;_:::::::/ ` レ' `¨ /:::::::< ヽ;;/::::>
ヽ::::〉 |::/  ̄ /::::;::::::::\ ヽ'
.V U 〈:::/ \/
- 335 名前:名も無きAAのようです 投稿日:2011/12/23(金) 20:03:42 ID:/DlNPKPI0
- 〔0゜゚Д゚〕カン!カン!!
〔0゜゚Д゚〕「効かねーなあ」カン!カン!!
〔0゜゚Д゚〕「見ろよ。全員で撃ったって俺の体にゃ、傷一つ付かねーんだ」カン!カン!!
〔0゜゚Д゚〕「俺に傷でも付けたかったら、爆弾なり大砲なり持って来るんだな」カン!カン!!
(反;゚ж゚)「ほ、本当に効かない……、何者なんだ、あんた」
〔0゜゚Д゚〕「俺か? 俺はよぉ、ラウンジのギコ。ギコ・アダムズ」
(反;゚ж゚)「ギコ……だと……?! 馬鹿なッ!」
〔0゜゚Д゚〕「ようやく気づいたか?」
(反;゚ж゚)「コード使い……ッ! 勝てる道理が無い!」
〔0゜゚Д゚〕「ま、そういう事だ。死んでもらうぜ」
〔0゜゚Д゚〕カツカツ…
(反;゚ж゚)「く、来るな!!」
〔0゜゚Д゚〕カツカツ…
(反;゚ж゚)「やめろ、来るな!!」
- 336 名前:名も無きAAのようです 投稿日:2011/12/23(金) 20:08:25 ID:/DlNPKPI0
- ○〔0゜゚Д゚〕スッ…
○〔0゜゚Д゚〕「見せてやるよ。文字通り、鉄拳ってやつをよ」
(反;゚ж゚)
〔 0゜゚Д〕ΞΞΞΞ○;∝ξж゚;反) ボチュ!!
(反;´o`)「こ、拳で……、頭が……?!」
○〔0゜゚Д゚〕「一人目……。次はどいつだ? 志望者は前に出てくれ」
(反;´o`)「う、うわわああ!!」
<うわああああああああああああああ!!!
にげろおおおおおおおおおおお!!!>
○〔0゜゚Д゚〕「お……? もう散り散り?」
( ∵)
( ∵)「遊びすぎたな、ギコ」
〔0゜゚Д゚〕「……ケッ!」
- 337 名前:名も無きAAのようです 投稿日:2011/12/23(金) 20:09:11 ID:/DlNPKPI0
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄∨\_____∧/ ̄ ̄ ̄^V ̄\/∨\___∧/ ̄ ̄ ̄^V ̄\___________
───────ww─────────────────wwv─√レ─ww──────www───────
___________________,,∧,,, ∧______________,,∧,,, ∧________
∨
/ ̄ ̄ ̄/ / ̄ ̄ ̄/ / ̄ ̄ ̄/ <ニニ>、 . <ニニ>、 .
 ̄ .フ ./ / / ̄/ / ___/ ̄/ ____ / / ̄/ / | | . | | .
__/ (___'ー' _/ / /___  ̄//____/ 'ー' _/ /. .. X ... . X ...
/___,.ノゝ_/ /___.ノ /_ノ,___/ ̄ /___.ノ | | . | | .
... V .. V
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄∨\_____∧/ ̄ ̄ ̄^V ̄\/∨\___∧/ ̄ ̄ ̄^V ̄\___________
───────ww─────────────────wwv─√レ─ww──────www───────
___________________,,∧,,, ∧______________,,∧,,, ∧________
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.
- 338 名前:名も無きAAのようです 投稿日:2011/12/23(金) 20:10:05 ID:/DlNPKPI0
Chapter8.
.
- 340 名前:名も無きAAのようです 投稿日:2011/12/23(金) 20:12:52 ID:/DlNPKPI0
- 【南部 ニューソク 市街地】
l从;・∀・ノ彡^・∋ パカラッパカラッ
l从;・∀・ノ彡^・∋「アニジャとオトジャは何処なのじゃ……」パカラッパカラッ
<ドゴォ!!
l从;・∀・ノ彡^・∋「わっ!」パカラッパカラッ
<ドゴォォオ!!
l从;・∀・ノ彡^・∋「昨日に比べて攻撃が激しくなってるのじゃ……」パカラッパカラッ
l从;・∀・ノ彡^・∋「……なんだか不安になって来たのじゃ」パカラッパカラッ
l从;・∀・ノ彡^・∋「確かに、ちょっとやそっとの事じゃやられる二人じゃないけど……」
<ドゴオオオオン!!
l从;-∀・ノ彡^・∋「!! ……そうドンパチやられると、粉塵で前が」
l从;・∀・ノ彡^・∋ パカラッパカラッ
l从;-∀・ノ彡^・∋「アニジャ、オトジャ……無事でいて欲しいのじゃ!」
- 341 名前:VIPの総合に誤爆した死のう 投稿日:2011/12/23(金) 20:14:34 ID:/DlNPKPI0
- l从;・∀・ノ彡^・∋ パカラッパカラッ
l从;・∀・ノ彡^・∋「……何か感じるのじゃ。何じゃ……? この感じは」
l从;・∀・ノ彡^・∋ ズブリ……
l从;・∀・ノ彡^・∋『ヒヒーン!!』ズブリズブリ
l从;・∀・ノ彡^・∋「どうしたのじゃ……?」
l从;・∀・ノ彡^・∋『ヒヒーン!! ヒヒーン!!』ズブリズブリ
l从;・∀・ノ彡^・∋「馬の足元がぬかるんでる……? どういう事なのじゃ……?」
l从;・∀・ノ彡^・∋「下りた方が良さそうなのじゃ……」
l从・∀・ノ!リ シュタッ!
l从・∀・ノ!リ「沼地でもあるまいし……」
l从・∀・ノ!リ ズブリ……
l从;・∀・ノ!リ「?!」ズブリズブリ
l从;・∀・ノ!リ「イモジャの足もぬかるんで来たのじゃ……!」ズブリ
- 342 名前:名も無きAAのようです 投稿日:2011/12/23(金) 20:15:44 ID:/DlNPKPI0
- l从;・∀・ノ!リ ズブリズブリ
l从;・∀・ノ!リ「……何じゃ? 魔法……? 魔法だとしたら、錯覚?」
l从;・∀・ノ!リ「……魔力を感じるのは、そこの路地を曲がった所」
l从;・∀・ノ!リ「行ってみるのじゃ……、何かあるかもしれない……」
l从;-∀-ノ!リ「……気を強く持てば錯角なんて」
l从;-∀-ノ!リ
l从;-∀-ノ!リ
l从;-∀-ノ!リ(一歩)
l从;-∀-ノ!リ ザッ
l从;-∀-ノ!リ(二歩)
l从;-∀-ノ!リ ザッ
l从;-∀-ノ!リ(馴れてきたのじゃ)
l从;-∀-ノ!リ ザッザッザッ
- 343 名前:名も無きAAのようです 投稿日:2011/12/23(金) 20:18:05 ID:/DlNPKPI0
- l从;・∀・ノ!リ ザッザッザッザッ
l从;・∀・ノ!リ「此処を曲がった所に……」ザッザッ
l从;・∀・ノ!リ ザッ
l从;・∀・ノ!リ
(゚<_゚ )
l从;・∀・ノ!リ「オ、オトジャ……? オトジャなのじゃ! 生きていて……」
(#; ;;- ) 「ヒュー……ヒュー……」ビクンビクンビクン
(#; ;;- ) ,;:,':∴「ゴハァ!!」
(#; ;;- ) 「も、もう……、ヒュー……ヒュー……、やべで……、ごほっ!」ビクンビクンビクン
l从;・∀・ノ!リ「……これは、D?」
(゚<_゚ )
l从;・∀・ノ!リ「オトジャ……?」ザッザッ
l从;・∀・ノ!リ「こんな所で立って、何してるのじゃ……? それに血まみれなのじゃ」ザッザッ
l从;・∀・ノ!リ「今、治して……」ベチャ
l从;・∀・ノ!リ「……何か踏んだ?」
( ゚_ξ。,@;;ζゝ゚)
- 344 名前:名も無きAAのようです 投稿日:2011/12/23(金) 20:19:33 ID:/DlNPKPI0
- l从;・∀・ノ!リ
( ゚_ξ。,@;;ζゝ゚)
l从;・∀・ノ!リ ズブリ
l从;・∀・ノ!リ「アニジャ?」ズブリズブリ
( ゚_ξ。,@;;ζゝ゚)
l从; ∀ ノ!リ ブルッ
l从; ∀ ノ!リ ガクガクガクガク
(゚<_゚ )
l从; ∀ ノ!リ「アニジャ? アニジャ?」ガクガクガクガク
(゚<_゚ )
l从; ∀ ノ!リ「オトジャ……、どういう事なのじゃ?」ガクガクガクガク
(゚<_゚ )「イモジャ」
l从; ∀ ノ!リ ガクガクガクガク
(゚<_゚ )「恐怖だよ」
l从; ∀ ノ!リ ゾクッ……
- 345 名前:名も無きAAのようです 投稿日:2011/12/23(金) 20:20:38 ID:/DlNPKPI0
- (#; ;;- ) 「ぐは、あ……」ビクンビクンビクン
(゚<_゚ )「もう、戻れない」
=y⊂(゚<_゚ )チャキッ
煤≠凵シ(゚<_゚ )ドン!
(#; ;;- ) 「?!」ビスッ!
(#; ;;- ) 「んんぐああああああああああああ!!!」ジタバタ
l从; ∀ ノ!リ「……オトジャ、どうしたのじゃ?」
(゚<_゚ )
l从; ∀ ノ!リ「それに、その傷……。血が、あふれ出てるのじゃ……」
l从; ∀ ノ!リ「こんな状態で戦ってたら、オトジャも死んじゃうのじゃ……」
(゚<_゚ )「もう、痛みは無い」
l从; ∀ ノ!リ
(゚<_゚ )「自分でも、不思議なんだ。生きている感じがしないんだ」
l从; ∀ ノ!リ「……今、治すのじゃ。そこでジッとしてるのじゃ」ザッザッ
- 346 名前:名も無きAAのようです 投稿日:2011/12/23(金) 20:21:49 ID:/DlNPKPI0
- <これは……、何という事だ……
(゚<_゚ )
l从;・∀・ノ!リ「あ、新手……?」
(゚<_゚ )
( ´W`) 「おお……、おお……、何と残虐な……」
(ξ。;;::,'冑O||O)
|反 ;@::/,,◎┥
モブ б;;`@,,..
( ´W`) 「信じられん。屈強な戦士達だぞ……」
l从;・∀・ノ!リ「な、何で……? 何で、あの人の足はぬかるんでないのじゃ……? 何で無事なのじゃ?」
( ´W`) 「ディ。お前までやられたと言うのか」
(#; ;;- ) 「が、があ……」ドクドク
( ´W`)
( ´W`) 「そうか、貴様か……。貴様がやったのか……」
(゚<_゚ )
- 347 名前:名も無きAAのようです 投稿日:2011/12/23(金) 20:22:46 ID:/DlNPKPI0
- ( ´W`) 「残忍な男よ……。その飢えた魔力が訴えかけておるわ」
(゚<_゚ )
<シラヒーゲ様ッ!!
( ´W`) 「近寄るな!」
(反王^#^)「え?」タッタッタッタ!
(反王;^#^)「?!」ズブリッ!!
(反王;^#^)「わ、あああ!!」ズブリズブリ
( ´W`) 「飲み込まれるぞ、恐怖に」
(反王;^#^)「な、何だこれは……!」ズブリズブリ
( ´W`) 「……恐怖の具現だ」
<ぬわぁ! なんだぁ!!
足が、足がぬかるんで!!>
( ´W`) 「後続の隊まで飲み込み始めたか……。悪魔め」
(゚<_゚ )
l从;・∀・ノ!リ「オトジャ……、この人……強すぎる……」
(゚<_゚ )
- 348 名前:名も無きAAのようです 投稿日:2011/12/23(金) 20:24:14 ID:/DlNPKPI0
- ( ´W`) 「同士よ!! 良く聞けぇい!!」
(反王;^#^)
(後続;´`)
(後続;@ー@)
( ´W`) 「主らの泥濘、彼奴の恐怖の具現じゃ!!」
( ´W`) 「私が奴を打ち砕き、同士らを救ってみせる。安心せぇい!!」
(反王;^#^)「シ、シラヒーゲ様……!」
(後続;@ー@)「シラヒーゲ様ッ!!」
( ´W`) 「……貴様、名は」
(゚<_゚ )「オトジャ・サスガ」
( ´W`) 「サスガファミリーの者か……。貴様は危険だ。私が殺す」
(゚<_゚ )
( ´W`) Φ「この聖斧にて、葬ってみせる」スッ…
l从;・∀・ノ!リ(な、何じゃ、あの斧……ッ! とんでもない魔力を帯びている……?)
(゚<_゚ )
- 349 名前:名も無きAAのようです 投稿日:2011/12/23(金) 20:25:02 ID:/DlNPKPI0
- l从;・∀・ノ!リ(違う、違うのじゃ。魔力を帯びているんじゃない……)
l从;・∀・ノ!リ(あれは、あの人が具現化している……、魔力を具現化しているのじゃ!)
l从;・∀・ノ!リ(あの光る斧を作り出す事が……、あの人の魔法……)
( ´W`) Φ「……同士の仇、討たせてもらうぞ」
(゚<_゚ )
( <_ )「仇? 仇だと?」
( ´W`) Φ
( <_ )「よくそんな事を言えたもんだな……。俺はハハジャもアニジャも……」
( <_ )
(゚<_゚ )「う゛お゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!!!!」
( ´W`) Φ「来るか……ッ!」ザッ!
l从;・∀・ノ!リ「オトジャ!! ダメなのじゃ!!」
l从;・∀・ノ!リ「そんな傷だらけの体じゃ、……オトジャ!!」
(゚<_゚ )「あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!!!!」
l从;;∀;ノ!リ「オトジャッ!!」ブワッ
- 350 名前:名も無きAAのようです 投稿日:2011/12/23(金) 20:26:25 ID:/DlNPKPI0
- 【南部 ニューソク サスガファミリーの屋敷 チチジャは窓を見る】
彡⌒ミ
( ´_ゝ`)
(´・_ゝ・`)「……チチジャ。どうしたんだい、外なんか眺めて」
彡⌒ミ
( ´_ゝ`)「いや、良い具合で屋敷に近づいて来ている思ってな」
(´・_ゝ・`)「そして、……君の思う通りにこの屋敷から家族は居なくなった」
彡⌒ミ
( ´_ゝ`)「家族だけじゃない。もう使用人でさえ、この屋敷には……」
(´・_ゝ・`)「本当に死ぬつもりなのかい?」
彡⌒ミ
( ´_ゝ`)「その方が、良い」
(´‐_ゝ‐`)「私は……、」
(´‐_ゝ‐`)「……いや、何も言えないよ」
彡⌒ミ
( ´_ゝ`)「すまんな」
(´‐_ゝ‐`)
- 351 名前:名も無きAAのようです 投稿日:2011/12/23(金) 20:28:15 ID:/DlNPKPI0
- 彡⌒ミ
( ´_ゝ`)「どう、思う?」
(´・_ゝ・`)「ん?」
彡⌒ミ
( ´_ゝ`)「生きていると思うか? アニジャとオトジャは」
(´・_ゝ・`)「ああ。私は彼らを信じているよ。チチジャは違うのかい?」
彡⌒ミ
( ´_ゝ`)「私も生きていると思いたい。だが、今回に限っては総攻撃だ」
(´・_ゝ・`)「……シラヒーゲとミルナが出てくる、と」
彡⌒ミ
( ´_ゝ`)「恐らくミルナはこの屋敷に進んでくるだろう。そしてシラヒーゲは後方……、つまり市街戦を指揮している事だと思う」
彡⌒ミ
( ´_ゝ`)「当たるとしたら、シラヒーゲ。奴はバケモノだ」
(´・_ゝ・`)「元王家警備隊シラヒーゲ・ユニット。光る斧が空を割ったと言う伝説さえ残しているな」
彡⌒ミ
( ´_ゝ`)「幾多の危機を警備隊として払いのけてきた男だ。若い頃は一人で中都市を墜としたと聞く」
(´・_ゝ・`)「彼の伝説は数え切れないくらいだ。……しかし、何故そんな人が反王政派についているんだろう」
- 352 名前:名も無きAAのようです 投稿日:2011/12/23(金) 20:29:10 ID:/DlNPKPI0
- 彡⌒ミ
( ´_ゝ`)「嫌になったんだよ。一向に良くならない世界に」
(´・_ゝ・`)
彡⌒ミ
( ´_ゝ`)「何もしようとしない王都に、何も出来ない王に。ならば自分が変えようと踏んだんだろう」
(´・_ゝ・`)「……そうか」
彡⌒ミ
( ´_ゝ`)「……シラヒーゲに当たって無ければ良いのだが」
(´・_ゝ・`)「当たっていたら二人は死ぬ、と」
彡⌒ミ
( ´_ゝ`)「それは間違い無い。あの二人の力では到底叶わないだろう。体に触れさせても貰えない」
(´・_ゝ・`)「それほどまで実力に差が……」
彡⌒ミ
( ´_ゝ`)「ああ。それ位の差があると私は踏んでいる」
(´・_ゝ・`)「心配かい?」
彡⌒ミ
( ´_ゝ`)「わが子の心配をしない親なんているものか」
- 353 名前:名も無きAAのようです 投稿日:2011/12/23(金) 20:30:34 ID:/DlNPKPI0
- (´・_ゝ・`)「それは子供にも言えることだよ」
彡⌒ミ
( ´_ゝ`)「ん……?」
(´・_ゝ・`)「親の心配をしない子供なんていない。そうだろう?」
(´・_ゝ・`)「君の話を聞いた彼女達の顔。あんな悲しい顔なんてそうそう無いよ」
彡⌒ミ
( ´_ゝ`)
(´・_ゝ・`)「もし君が死んだら、ハハジャが死んだ悲しみに加えて、君が死ぬ悲しみを背負っていく事になる」
(´・_ゝ・`)「あまりにも辛すぎるよ。……辛すぎる」
彡⌒ミ
( ´_ゝ`)「だが……」
(´・_ゝ・`)「君の考えも悩んだ結果だとは思う。少しだけでも良いから、彼らの為にも考え直してくれないかい?」
彡⌒ミ
( ´_ゝ`)「……優しいな、君は」
(´^_ゝ^`)「そうかな」
- 354 名前:名も無きAAのようです 投稿日:2011/12/23(金) 20:31:29 ID:/DlNPKPI0
- 【屋敷 別室】
( ^ω^)「凄い攻撃だお……」
ξ゚听)ξ「窓から見えるの?」
( ^ω^)「まあ割りと」
ξ゚听)ξ「……そう。戦闘の準備、しとかないとね」
(;^ω^)「やっぱり此処に攻め込んで来る訳だおね?」
ξ゚听)ξ「当たり前でしょ。此処に攻め込むのが目的なんだから」
(;^ω^)「でも、この屋敷はもう僕達しか居ないみたいだお」
ξ゚听)ξ「きっとチチジャさんが逃がしたのよ」
(;^ω^)「……チチジャさん、やっぱり死ぬ気なのかお?」
ξ゚听)ξ「恐らくね。もしかしたら私たちにも逃げろって言うかもしれないわ」
(;^ω^)「ううむ……」
ξ゚听)ξ「その時はしょうがないわね」
- 355 名前:名も無きAAのようです 投稿日:2011/12/23(金) 20:33:06 ID:/DlNPKPI0
- ξ゚听)ξ ガサゴソ
ξ゚听)ξつθ スッ
( ^ω^)「打つのかお? 血」
ξ゚听)ξ「どうしようかしらね……。念のため打っておいても悪くは無いけど……」
ξ゚ー゚)ξ「まあ、迷う所ね」
( ^ω^)「……ツン」
ξ゚ー゚)ξ「何?」
( ^ω^)「ツンは何処で生まれたのかお?」
ξ゚听)ξ「私はね、ユニックス出身なの」
( ^ω^)「ユニックス?」
ξ゚听)ξ「北部の都市よ。ニューソクと同じくらいの都市ね」
( ^ω^)「と言う事は割りと大きい街な訳かお」
ξ゚ー゚)ξ「ええ。良い街よ」
- 356 名前:名も無きAAのようです 投稿日:2011/12/23(金) 20:34:44 ID:/DlNPKPI0
- ( ^ω^)「そうかお……」
ξ゚ー゚)ξ「このまま旅を続けるなら、その内ユニックスを案内してあげても良いわよ」
( ^ω^)「是非お願いするお。でも、何でツンはユニックスを出たのかお?」
ξ゚听)ξ「何故、ねぇ……。特に嫌な事があった訳でもないし……」
ξ゚听)ξ「やっぱり、好奇心ね」
( ^ω^)「好奇心?」
ξ゚听)ξ「アンタと出会う前から色んな街を見て歩きたいと思ってたの。世界の全てを見たいと言うか……」
ξ゚听)ξ「だからまずはエマージェンシーについて調べようと思って。だって世界を揺るがせた事件な訳じゃない?」
ξ゚听)ξ「で、そこから派生していければって思ったのよ。浅はかな考えだけどね」
( ^ω^)「へー……」
ξ#゚听)ξ「へーとは何よ。折角人が話してるのに」キッ!
(;^ω^)「いや、違くて、そういう意味じゃ」
ξ゚ー゚)ξ「分かってるわよ」
(;´ω`)ホッ
- 357 名前:名も無きAAのようです 投稿日:2011/12/23(金) 20:35:56 ID:/DlNPKPI0
- ξ゚听)ξ「で、どうするのよ」
( ^ω^)「何がだお……?」
ξ゚听)ξ「これからよ。ずっとニューソクにいる訳じゃないんでしょ?」
( ^ω^)「そうだけど……」
ξ゚听)ξ「チチジャさんから聞ける事聞いたら、次の街に行かない?」
( ^ω^)「うん。チチジャさんからの情報で次の目的地は決めようかと」
ξ゚听)ξ「それがいいわね」
( ^ω^)「……ツンは、いつまで旅を続けるのかお?」
ξ゚听)ξ「え?」
( ^ω^)「いや、ふと気になっただけだお。もし帰りたかったらユニックスを目指して……」
ξ゚听)ξ「良いわよ。アンタに着いて行くわ」
( ^ω^)「いいのかお?」
ξ゚听)ξ「良いって言ってるの。しつこいわよ」
( ^ω^)「……ありがとうお」
ξ゚听)ξ「アンタと居ると飽きなくていいからね」
- 358 名前:名も無きAAのようです 投稿日:2011/12/23(金) 20:37:21 ID:/DlNPKPI0
- ( ^ω^)「これからもこんな感じで危険に晒されたりする事もあるのかお……?」
ξ゚听)ξ「さあ、ね。でもこんな紛争が起きてるのはニューソクぐらいよ」
( ^ω^)「じゃあニューソク以外はもうちょっと平和って事かお……」
ξ゚听)ξ「多分ね。また色々トラブルはあるだろうけど」
( ^ω^)「そうだおね……」
ξ゚听)ξ「ま、後の事は後で考えれば良いわ」
( ^ω^)「今はニューソクの事、かお」
ξ゚听)ξ「ええ。この戦いももうすぐ一段落よ」
( ^ω^)「ニューソクの陥落と言う形でかお?」
ξ゚听)ξ「……チチジャさんはそれを望んでいるから、そうなるでしょうね」
( ^ω^)「やっぱり、そうかお……」
ξ゚听)ξ「でも、まだ決まった訳じゃないわ。アニジャと弟さんが戻ってくるのを待ちましょう」
ξ゚听)ξ「きっとアニジャなら最後まで反王政派に抗うと思う。アニジャならチチジャさんを納得させて、それで……」
( ^ω^)「うん……、信じようお。きっとアニジャは帰ってくるお」
ξ゚ー゚)ξ、「そう、ね」
- 359 名前:名も無きAAのようです 投稿日:2011/12/23(金) 20:39:10 ID:/DlNPKPI0
- 【南部 ニューソク サスガファミリーの屋敷を目視できる位置】
( `ー´)「よしっ、屋敷突入準備!」
(反ΦжΦ)「ハッ!」
( `ー´)(……思ったより、市民の抵抗が激しかったな。お陰で我々の戦力が分散された)
( `ー´)(だが、この勢いならニューソクは墜ちる。そうなれば間接的にではあるが、王都に大打撃を与えたも同然)
( `ー´)(長かったニューソクの戦いにも、ようやく終止符を打つことが出来るのか……)
( ゚д゚ )「ネーノ・グレイ」
( `ー´)「ハッ!」
( ゚д゚ )「チチジャ・サスガはコード使い。私が奴を倒す」
(;`ー´)「ハッ! しかし、ミルナ様に万が一の事があれば反王政派は……」
( ゚д゚ )「余計な心配はするな。準備を続けろ」
(;`ー´)「ハッ!」
(;`ー´)(……ふむ。ミルナ様は自ら危険を買って出るタイプだったか?)
(;`ー´)(それに、ミルナ様に何かあれば……、反王政派は崩れる)
(;`ー´)(どうも今回は市民の攻撃も激しい……、ミルナ様が討たれるだけで壊滅の危機……)
- 360 名前:名も無きAAのようです 投稿日:2011/12/23(金) 20:40:07 ID:/DlNPKPI0
- (;`ー´)(だが、そんな事はミルナ様も重々承知しているはず)
(;`ー´)(何だ……? ミルナ様の考えが読めない)
(;`ー´)(シラヒーゲ様がいるからか? 確かにシラヒーゲ様なら反王政派を纏め上げる実力がある)
(;`ー´)(この戦いでは既に同士を鼓舞し、凄まじい勢いで市民を制圧している……。凄まじい実力だ)
(;`ー´)(しかし、お年を召していらっしゃるシラヒーゲ様に任せると言う話もおかしい)
(;`ー´)
(反ΦжΦ)「ネーノ様。突入の際なんですが……」
(;`ー´)そ ビクッ
(;`ー´)「ん? あ、ああ……」
(;`ー´)(……まあいい。ミルナ様が危険になれば自分が盾になるのみ)
( `ー´)(あの人は……、絶対に死んではいけない人なんだッ)
- 361 名前:名も無きAAのようです 投稿日:2011/12/23(金) 20:41:04 ID:/DlNPKPI0
- 【南部 ニューソク 市街地】
l从 ∀ ノ!リ
l从 ∀ ノ!リ「オトジャ……」
( <_ )
l从;∀;ノ!リ「オトジャ……、もう……」ポロポロ
( <_ )
l从;∀;ノ!リ ポロポロ
l从;∀;ノ!リ「もう……、そんな事……」ポロポロ
( <_ )
l从;∀;ノ!リ「血が、止まらないのじゃ……、」ポロポロ
(反王;^#^)「あ、ああ……」
( <_ )
(後続;´`)「し、信じられない……」
- 362 名前:名も無きAAのようです 投稿日:2011/12/23(金) 20:41:46 ID:/DlNPKPI0
- ( <_ )
( <_ )「フゥ……ッ、フゥ……ッ」
(後続;´`)
(後続;´`)「シラヒーゲ様が……、シラヒーゲ様が……」
(反王;^#^)「シラヒーゲ様が殺されるなんてッ!!」
( ´W;;∝ξ`) グシャ
l从;∀;ノ!リ「オトジャ……、もう……ッ! もう……ッ、休んで……ッ!」
(゚<_゚ )ギンッ!!
(゚<_゚ )「次の相手はどいつだああああ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!!!」ドクンッ!!
(反王;^#^)「う、うわああああああああ!!」
(後続;@ー@)「ひ、ひぃぃぃいぃぃいいい!!」
l从;∀;ノ!リ「オトジャが……ッ」
l从;∀;ノ!リ「オトジャが……死んでしまうッ!!」
- 363 名前:名も無きAAのようです 投稿日:2011/12/23(金) 20:42:29 ID:/DlNPKPI0
今日の話で分かった事
・ギコ、ニューソクに到着!
・ツンの出身はユニックス
・チチジャは死ぬ気……?
・ギコのコード【メタリカ】、体は鋼鉄と化す
・シラヒーゲの能力は武器具現化!
・市民の抵抗は激しい様子
・戦いは激化! ニューソク陥落寸前?
そして次の話で分かる事……、
それは始まらぬ内にはわからない。
スクォーク77!
全てはスクォーク77から始まる!!
(つづく)
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